JP2989309B2 - 間欠記録再生用の記憶制御回路 - Google Patents

間欠記録再生用の記憶制御回路

Info

Publication number
JP2989309B2
JP2989309B2 JP3121117A JP12111791A JP2989309B2 JP 2989309 B2 JP2989309 B2 JP 2989309B2 JP 3121117 A JP3121117 A JP 3121117A JP 12111791 A JP12111791 A JP 12111791A JP 2989309 B2 JP2989309 B2 JP 2989309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
reproduction
address
intermittent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3121117A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04349272A (ja
Inventor
研示 虎沢
泰弘 石井
建夫 外山
眞一郎 富澤
長利 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP3121117A priority Critical patent/JP2989309B2/ja
Publication of JPH04349272A publication Critical patent/JPH04349272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2989309B2 publication Critical patent/JP2989309B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮音声データを間欠
記録して成る記録ディスクレコードを再生する間欠記録
再生用の記憶制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】書換可能な光磁気ディスクレコーダはC
Dフォーマットの音声データを連続的に録再生可能にし
ており、12センチのディスクで最大74分の記録再生
時間を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の直径1
2センチのディスクレコードを再生するプレーヤは、大
型であり持ち運びに不便であった。しかし、ディスクレ
コードの直径を小さくしてプレーヤを小型にした場合、
再生時間が短くなる。再生時間を長くするためにディス
クレコードの記録線速度を落して記録密度をアップすこ
とも考えられるが、再生時間を何倍にも増やすことは現
状の技術レベルでは不可能である。
【0004】そこで、音声データを数分の1にデータ圧
縮して圧縮音声データを1データブロック毎に間欠的に
記録し、この間欠記録トラックを繋ぎながら1本の記録
トラックを形成することが考えられる。
【0005】この様に間欠的な記録再生をすればディス
クレコードの回転速度を変更することなく記録再期間以
外の待機期間に再記録や再再生をすることができる。
【0006】この間欠記録と間欠再生は、メモリの書込
速度や読出速度を変更することにより実現されるが、そ
のメモリは記録と再生で兼用出来る。この様にメモリを
兼用する場合、そのメモリの容量は再書き込みに要する
時間や再再生に要する時間を考慮するとその記録容量は
1データブロック長より十分大きくしたほうが有利であ
リ、余分な記憶エリアを再記録と再再生に最大限有効に
利用することが必要になる。
【0007】そこで本発明は、大容量のメモリを最大限
有効に利用する間欠記録再生装置の記憶制御回路を提案
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】圧縮音声データを再記録
及び再再生可能にして間欠記録再生する方式の光磁気デ
ィスクレコーダに於て、記録時にデータ圧縮した音声デ
ータを書込アドレスに従って低速記憶し記憶データを読
出アドレスに従って高速で読み出し、再生時に時間軸圧
縮した音声データを書込アドレスに従って高速記憶し記
憶データを読出アドレスに従って低速で読み出す記憶手
段と、書込アドレスと読出アドレスとを比較して記憶デ
ータ量または空データ量を検出し、1データブロック長
より短い読出開始閾値または書込開始閾値を設定記憶
し、記録時は低速で常時書込アドレスを更新供給しつつ
前記記憶データ量が前記読出開始閾値以上となったとき
に読出アドレスを更新供給すると共に、再生時は低速で
常時読出アドレスを更新供給しつつ空データ量が前記書
込開始閾値以上となったときに書込アドレスを更新供給
するアドレス制御手段とを、設けることを特徴とする。
【0009】
【作用】よって、本発明によれば、記録時には、記憶手
段の記憶データ量が読出閾値以上となった直後に間欠記
録のための記憶データの読出しが為され、再生時には、
記憶手段の記憶データ量が書込閾値以下となった直後に
間欠再生のための記憶データの読出しが為される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を光磁気ディスク記録再生シス
テムに採用した1実施例に従い説明する。
【0011】図1は本実施例の要部回路ブロック図、図
2は本実施例の記録再生装置の記録再生回路ブロック
図、図3は本実施例の信号処理原理説明図、図4は本実
施例の記録時のアドレス発生原理説明図、図5は本実施
例の再生時のアドレス発生原理説明図をそれぞれ顕す。
【0012】まず本実施例は、従来と同様にディスクレ
コードの記録面に予めガイドトラックを形成しており、
記録や再生に際してトラッキングエラー信号を取り出
す。このガイドトラックはATIPコードでFM変調さ
れた信号で蛇行せしめられている。FM信号のキャリア
の中心周波数は22.05KHzに設定されており、記
録や再生に際してディスクサーボのパイロット信号とし
て利用される。更に、ATIPコードは、ガイドトラッ
クの記録始端から記録終端迄の絶対アドレスを示し、分
と秒と1/75秒のサブコードフレーム番号の情報で構
成され、サブコードフレーム周期でガイドトラックに記
録されている。上述する構成は、書換型のディスクレコ
ードのフォーマットとして周知の構成である。
【0013】以下、本実施例の信号処理原理について図
3に従い説明する。本実施例では2チャンネルの音声信
号を、44.1KHzで16ビットにAD変換して1.
4112ビット/秒の音声データを形成する。このデー
タは、図示する様に1サブコードフレーム当り2352
バイトになる。このAD変換データを本実施例では1/
5にデータ圧縮している。その結果得られる圧縮音声デ
ータは、CD−DAエンコード処理されて、1サブコー
ドフレーム当り3136バイトのデータに変換される。
尚、1サブコードフレームは、98EFMフレームで構
成されており、CD−DAのエンコードに際して、この
EFMフレームを単位としたインターリーブ処理が為さ
れる。また、本実施例では、3秒分の圧縮音声データ約
104Kバイトを連続してメモリより読み出し、得られ
る連続データを図示する様に45(=75×3÷5)サ
ブコードフレームのデータに変換し、この連続データに
前後して1サブコードフレームづつのリンクブロックを
設けている。従って、本実施例では、47(=1+45
+1)サブコードフレームを記録単位とする約0.6秒
の記録データが約3秒毎に間欠記録トラックとして形成
され、間欠記録トラックの始終端には、リンクブロック
が始終端識別データとしてそれぞれ記録される。 〔間欠記録動作〕 以下、本発明の記録再生動作について、図2に従い説明
する。まず、本実施例では、2チャンネルのアナログ音
声入力をA/D変換手段に入力して得られるAD変換デ
ータまたはディジタル音声入力をデータ圧縮手段2Aに
入力してメモリ3に供給している。このメモリ3は記憶
容量を3データブロック分有するRAMにて構成されて
おり、記録再生制御手段10より連続的に順次発せられ
る書込アドレスに従って圧縮音声データを低速記憶して
いる。この記憶データが一定量蓄積される迄ピックアッ
プ8は、先に記録した間欠記録トラックの記録終端のA
TIPコードを再生し続けるべくトラックジャンプを繰
り返し、記録待機を保つ。記憶データが1データブロッ
ク(3秒分)蓄積される直前、即ち4/5データブロッ
ク長(2.4秒分)に達するとトラックジャンプを禁止
して記録準備状態に陥る。その結果、記録始端のATI
Pコードが検出された後、まず記録始終端識別データ付
加手段4Aより記録始端識別データが発生され、続いて
前記メモリ3に高速読み出しアドレスを入力することに
よって読み出された記憶データが1データブロック長分
高速で導出され、読み出し終了後、前記記録始終端識別
データ付加手段4Aより記録終端識別データが導出され
る。導出されるデータはCD−DAエンコーダ5Aにて
サブコードと共にエンコードされ、磁気ヘッドドライブ
手段6に供給される。記録状態では、前記ピックアップ
8が高出力のビームを発生しており、磁気ヘッドドライ
ブ回路6も駆動状態にあり、磁気ヘッド7によって磁界
変調が為される。その結果、エンコードされた47サブ
コードフレーム分の記録データは、間欠記録トラックと
してディスクレコードのガイドトラックに沿って形成さ
れる。
【0014】本実施例では、1度記録が終了すると記録
状態の確認のための確認再生動作に陥る。この確認再生
状態では、前記ピックアップ8が待機していた前の間欠
記録トラックの記録始端端迄トラックを逆上り、記録し
た間欠記録トラックをその記録始端より再生し、再生出
力を再生アンプ14にて増幅して増幅出力をCD−DA
デコーダ5Bに入力する。その結果、正しくデコードが
出来れば、記録状態が正しいと看做して確認再生が終了
した間欠記録トラックの記録終端に於て記録待機状態に
陥る。しかし、デコードによってエラーが検出されれ
ば、トラックジャンプにより先の間欠記録トラックの記
録終端に戻って再記録状態に陥る。この再記録は、先の
記録期間中にトラッキングミスを起こした場合にも実行
される。
【0015】再記録は、先の記録と全く同様の手順で実
行され、正しい再記録が為されたことが確認された場合
には、記録待機状態に陥る。しかし、再記録中にトラッ
ク飛越が発生したり、記録後の確認再生中にエラーが検
出されたときに記録待機状態となることなく再記録が繰
り返される。
【0016】2回の確認再記録が為されても正しい記録
ができない場合は記録困難であるとみなして、記録位置
を更新して最大2回迄記録を繰り返し、正しい記録が為
されたことを検出したとき、この間欠記録トラックの記
録終端に於て記録待機状態に陥る。この記録待機状態で
は前記ピックアップ8のビーム強度が低下し、前記磁気
ヘッドドライブ手段6も休止して再生待機と同じ状態と
なり、記録終端のATIPコードを再生し続けるための
トラックジャンプを繰り返す。
【0017】そして、記憶データが4/5データブロッ
ク長以上蓄積されると記録準備状態に陥り、再び間欠記
録を実行する。尚、本実施例に於て記憶データの記憶量
が4/5蓄積された時点で記録開始準備をする理由は、
記録期間中に残る1/5のデータブロックが蓄積される
為である。
【0018】上述する実施例では、間欠記録を最大2回
行った後に記録位置を更新して更に2回の間欠記録を実
行したが、各再記録の回数はメモリ3内の記憶データが
飽和しないことを限度として適宜設定されるものとする
が、その様な信頼性の高い記録をするためには、メモリ
3の記憶容量を十分確保すると共に、記憶データを出来
得る限り蓄積しない様に(本実施例の場合4/5データ
ブロック長)記録をすることが重要である。 〔間欠再生動作〕以下、間欠再生動作について説明す
る。まず、再生時にはピックアップ8の再生出力を再生
アンプ14にて増幅し、増幅出力をCD−DAエンコー
ダ5Bに供給してエラー訂正等の信号処理を施す。この
CD−DAデコーダ5Bは、訂正出来ないエラーが発生
したときに、エラー検出出力を前記記録再生制御手段1
0に供給すると共に、処理したデコードデータを記録始
終端識別データ検出手段4Bを介して前記メモリ3に供
給している。前記記録始終端識別データ検出手段4B
は、記録始端識別データや記録終端識別データを検出し
てその検出出力を録再制御手段10に入力している。ま
た前記メモリ3に供給されるデコードデータ(再生圧縮
音声データ)は、前記録再制御手段10が記録始端検出
データ検出直後に発生する高速書込アドレスに従って書
き込まれる。1データブロック長分のデータが正しく再
生されると、この間欠再生は、記録終端検出データの検
出に同期して再生待機状態に陥るが、再生途中にエラー
が検出されたり、トラック飛越が為されると再再生状態
に陥る。
【0019】この再再生状態は、まずトラックジャンプ
制御手段12が発生するトラックジャンプパルスによっ
て先に再生待機していた間欠記録トラックの記録終端迄
ピックアップ8の再生ビームの照射位置を遡及させ、そ
の記録終端より連続走査を開始することにより実現され
る。再生走査によって得られる再生出力は、前述する手
順でデコードされ記憶される。エラー発生やトラック飛
越によってこの再再生が正しく実行できない場合は、4
回繰り返して再生が為される。
【0020】1ブロック長分のデータが正しく再生され
てメモリ3に記憶された場合、または、再生を4度も繰
り返しても正しくデータが再生できない場合は、再生待
機状態に陥るが、この再生待機状態では再生済みの間欠
記録トラックの記録終端のATIPコードを再生し続け
る。
【0021】この再生待機状態で前記メモリ3の記憶可
能な空領域が4/5データブロック長以上となった時点
で、再生待機状態が解除される。この再生待機解除によ
って連続再生走査状態となり、次の間欠記録トラックの
再生が開始される。この再生も前述と同様に再生ミスが
生ずれば、5回を限度に再生が繰り返される。
【0022】前記メモリ3の記憶データは読出アドレス
に従って順次低速で読み出され、データ伸長手段2Bに
供給される。このデータ伸長手段2Bは、データを元通
り5倍に伸長する。伸長されたディジタル音声出力は、
そのまま導出されるかD/A変換手段9に供給されてア
ナログ音声出力として導出される。 〔光磁気記録再生装置の動作〕上述する記録と再生を為
す光磁気記録再生装置は、ディスクレコードDを線速度
一定で駆動する為、基準発振器21の基準信号22.0
5KHzとトラッキングエラー検出手段16より導出さ
れる高域トラッキングエラー信号とを位相比較20にて
位相比較しており、位相比較出力をディスクドライブ手
段19に供給しディスクDを駆動するディスクモータ1
8の回転を制御している。この回転線速度は通常のコン
パクトディスクプレーヤと共通である。
【0023】また、トラッキング制御は、トラッキング
エラー検出手段16の低域のエラー信号をトラッキング
コイルドライブ手段17に供給することによりピックア
ップ8内の対物レンズの光軸をトラックと直行する方向
に変位させることにより実現される。
【0024】更に、ガイドトラックの蛇行により再生さ
れるATIPコードは、ATIPデコード手段13にて
FM復調されてデコードされ、トラックジャンプ制御手
段12に入力されてトラックジャンプに利用されると共
に、サブコード発生手段11に入力されてサブコードに
変換され、CD−DAエンコーダ5Aに供給されて記録
される。
【0025】また更に、トラックジャンプ制御手段12
より得られるトラックジャンプパルスは、トラッキング
コイルドライブ手段17に入力されて、対物レンズをト
ラックと直交する遡及方向に駆動している。又更に、飛
越検出手段15は、トラックジャンプパルスとトラッキ
ングエラー出力を入力してトラックジャンプパルス発生
時以外のタイミングで大きなトラッキングエラー信号を
検出して不所望なトラック飛び越しが発生したものと看
做し検出出力を録再制御手段10に供給している。 〔間欠記録再生制御動作〕図1は、マイクロコンピュー
タで構成された録再制御手段10とトラックジャンプ制
御手段12の具体的な機能ブロック図を示す。この図よ
り明らかな様にアドレスは、クロック発生手段24の低
周波クロックを常時計数する低速アドレス発生手段23
と、高速アドレスの起点となる基準アドレスに対して間
欠的に高周波クロックを加算計数する高速アドレス発生
手段25とによって形成される。前記高速アドレス発生
手段25は、基準アドレスに対して高速クロックの計数
値を加えた値を高速アドレスとして発生しており、その
計数期間は記録始端識別データ検出直後により記録終端
識別データ検出迄の期間に間欠制御手段30より発生さ
れる高速アドレス発生指令が入力されている期間に限ら
れる。
【0026】この高速アドレスと低速アドレスはアドレ
ス切換手段22に供給され、記録モードでは高速アドレ
スを読出アドレスとし低速アドレスを書込アドレスと
し、再生モードではその逆に切り換えて導出している。
【0027】前記基準アドレス発生手段27が発生する
基準アドレスは、次の間欠記録トラックのデータを再生
する前に発生されるアドレス更新指令によって1データ
ブロック長分更新され、次の間欠読出または間欠書込に
備える。
【0028】また、この基準アドレスと低速アドレス
は、データ量検出手段26に供給され、低速アドレスよ
り基準アドレスを減じた差の値を、記録モードでは蓄積
された記憶データ量として、また、再生モードでは空デ
ータ量として求める。このデータ量は、低速アドレスよ
り基準アドレスを減算して求められる。本実施例では、
1データブロック長をT、メモリ容量をMとすると、記
録モード及び再生モードの閾値を4T/5として閾値設
定手段に記憶している。
【0029】間欠動作指令手段28は、記録モードで記
憶データ量Rと閾値4T/5を比較し、R>4T/5と
いう条件が満されている時に間欠指令を間欠制御手段3
0に供給する。この間欠制御手段30は、ゲート制限パ
ルスをゲート手段33に供給してトラックジャンプパル
スの導出を阻止している。更に、間欠記録再生制御手段
30は、記録終端検出データ検出出力が入力された後、
記録切換指令を発生し前記磁気ヘッドドライブ手段6等
を記録可能な状態に切り換え、記録データを記録する。
【0030】また、前記間欠動作指令手段28は、再生
モードで空データ量Pと閾値4T/5を比較し、P>4
T/5という条件が満されている時に間欠指令を間欠記
録再生手段30に供給する。前記間欠記録再生制御手段
30は、ゲート制限パルスをゲート手段34に供給して
トラックジャンプパルスの導出を阻止して次の間欠記録
トラックの再生を許容する。
【0031】更に、間欠制御手段30は、記録モードに
於て記録始端に於けるATIPコードが検出されたとき
記録期間中記録切換指令を発生し、1サブフレーム期間
だけ記録始端識別データ発生指令を発生し、記録終端の
1サブコードフレーム期間に記録終端識別データ発生指
令を発生している。
【0032】一方、ATIPコードラッチ手段31は、
間欠記録トラック終端のATIPコードをラッチしてお
り、ジャンプパルス発生手段32は、デコードされたA
TIPコードとラッチされたATIPコードを比較し、
ラッチされたATIPコードを連続再生するためのトラ
ックジャンプパルスを発生し続ける。従って、記録終端
検出データ検出出力の発生時及び終端検出データ付加指
令の消勢時にゲート制限パルスが消勢されたとき、ピッ
クアップは待機していた前の間欠記録トラックの記録終
端に逆上る。
【0033】しかし、当該位置に於ける間欠記録または
間欠再生が終了して待機位置を更新する場合には、間欠
記録再生制御手段30より間欠記録トラックの記録終端
通過直後にラッチパルスが前記ATIPコードラッチ手
段31に供給され、記録または再生待機位置の更新が為
される。
【0034】上述する様に本実施例の記録モードでは、
間欠記録に際して記憶データが1データブロク長の4/
5以上蓄積された状態で記録待機状態より間欠記録準備
状態に入り、先の間欠記録トラックの終端に続けて間欠
記録を最大2回繰り返し、記録困難な場合には記録位置
を更新して最大2回の間欠記録を実行して、1回分の間
欠記録を実行している。また、再生モードでは間欠再生
に際して空きデータ量が1データブロク長の4/5以上
蓄積された状態で再生待機状態より間欠再生準備状態に
入り、次の間欠記録トラックの再生を最大5回繰り返し
て1回分の間欠再生を実行している。
【0035】図4は、記録モードに於ける書込アドレス
と読出アドレスの関係を図示するものであり、低速で変
化する書込アドレスに対し、読出アドレスは待機期間中
変化せず記憶データ量Rが4/5データブロック長以上
に達した後に高速で変化し、確認再生の結果正しく記録
が為されていない場合は、最大4回の高速読み出しを実
行することを示している。
【0036】図5は、再生モードに於ける書込アドレス
と読出アドレスの関係を図示するものであり、低速で変
化する読出アドレスに対し、書込アドレスは待機期間中
変化せず、空データ量Pが4/5データブロック長以上
に達した後に高速で変化し、再生ミスが生ずれば、最大
5回の高速書き込みを実行することを示している。尚、
一点鎖線はそれと並行な実線で表示した読出アドレス変
化と等価であり、この一点鎖線とこの実線の垂直方向の
距離が記憶容量に相当し、一点鎖線と読出アドレス変化
の実線との垂直方向の距離Pが空データ量を示す。
【0037】尚、図1に於て、データ圧縮手段とデータ
伸長手段、CD−DAエンコーダとデコーダはいずれも
回路を共用して単一の回路で構成することができる。
【0038】
【発明の効果】よって、本発明によれば、記録モード設
定期間中はメモリの記憶データを最小限に留めて空エリ
アを記録ミスによるデータ蓄積エリアとして利用し、再
生モード設定期間中はメモリの記憶データを最大限蓄え
て再生ミスによる補償エリアとして利用するため、メモ
リの記憶容量を間欠記録再生の為に最大限有効利用出来
その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の要部回路ブロック図である。
【図2】本実施例の記録再生回路ブロック図である。
【図3】本実施例の信号処理原理説明図である。
【図4】本実施例の記録時のアドレス変化説明図であ
る。
【図5】本実施例の再生時のアドレス変化説明図であ
る。
【符号の説明】
D ディスクレコード 3 メモリ 8 ピックアップ 12 トラックジャンプ制御手段 26 データ量検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富澤 眞一郎 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (72)発明者 杉原 長利 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−301264(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録に際してデータ圧縮した音声データ
    を所定量のデータブロック毎に時間軸圧縮して間欠記録
    すると共に間欠記録ミスの発生時に再記録を為し、間欠
    記録トラックを連続的に形成して1本のスパイラル状の
    記録トラックを形成し、再生時に記録トラックを前記間
    欠記録トラック毎に間欠的に再生すると共に再生ミスの
    発生時に前記間欠記録トラックの再再生を為し、間欠再
    生データを時間軸伸長し更にデータ伸長とをすることに
    より音声データを発生する光磁気ディスクレコーダにお
    いて、記録時にデータ圧縮した音声データを書込アドレ
    スに従って低速記憶し記憶データを読出アドレスに従っ
    て高速で読み出し、再生時に時間軸圧縮した音声データ
    を書込アドレスに従って高速記憶し記憶データを読出ア
    ドレスに従って低速で読み出す記憶手段と、書込アドレ
    スと読出アドレスとを比較して記憶データ量または空デ
    ータ量を検出し、データブロック長より短い読出開始閾
    値または書込開始閾値を設定記憶し、記録時は低速で常
    時書込アドレスを更新供給しつつ前記記憶データ量が前
    記読出開始閾値以上となる直後に読出アドレスを更新供
    給すると共に、再生時は低速で常時読出アドレスを更新
    供給しつつ空データ量が前記書込開始閾値以上となった
    直後に書込アドレスを更新供給するアドレス制御手段と
    を、配することを特徴とする間欠記録再生用の記憶制御
    回路。
JP3121117A 1991-05-27 1991-05-27 間欠記録再生用の記憶制御回路 Expired - Fee Related JP2989309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3121117A JP2989309B2 (ja) 1991-05-27 1991-05-27 間欠記録再生用の記憶制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3121117A JP2989309B2 (ja) 1991-05-27 1991-05-27 間欠記録再生用の記憶制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04349272A JPH04349272A (ja) 1992-12-03
JP2989309B2 true JP2989309B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=14803309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3121117A Expired - Fee Related JP2989309B2 (ja) 1991-05-27 1991-05-27 間欠記録再生用の記憶制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2989309B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04349272A (ja) 1992-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2940196B2 (ja) 記録再生装置
JP3199082B2 (ja) オーディオデータの区切り位置調整方法および装置
JP3431030B2 (ja) 再生装置および再生方法
US6388959B1 (en) Recording and reproduction apparatus, reproduction apparatus, recording and reproduction method, and reproduction method
JP3393300B2 (ja) 光ディスク記録装置及び目録情報の記録方法
JPH04332960A (ja) ディジタル高速ダビング回路
JP2989309B2 (ja) 間欠記録再生用の記憶制御回路
JP4000425B2 (ja) データ再生装置およびデータ再生方法
JP3143139B2 (ja) 圧縮音声データの間欠再生回路
JP2901439B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2957776B2 (ja) 編集データ記録又は再生回路
JP3036886B2 (ja) 圧縮音声データの間欠記録装置
JP3513186B2 (ja) 情報記録再生装置
JP3064707B2 (ja) ディスク記録再生装置
JP3022146B2 (ja) 複合型記録再生装置
JP3085183B2 (ja) Mdシステム
JP3749039B2 (ja) 情報再生装置及び情報記録装置
JP2604288B2 (ja) 飛越記録または再生回路
JP3395781B2 (ja) ディスク再生装置の再生制御回路
JP3791070B2 (ja) 光ディスク再生装置及びディスク状記録媒体再生装置
JP3563551B2 (ja) ディスク記録再生装置
JPH06215493A (ja) ディスク記録再生装置
JP3405358B2 (ja) 光ディスク記録装置及び光ディスク再生装置
JP2948445B2 (ja) 回転ヘッド式デジタルデータ記録/再生方法及び装置
JP3276803B2 (ja) ディスク記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees