JP3036886B2 - 圧縮音声データの間欠記録装置 - Google Patents

圧縮音声データの間欠記録装置

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JP3036886B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、省電力を可能にした圧
縮音声データの間欠再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録ディスクレコーダは、CDフ
ォーマットの音声データの記録を可能にしているが、記
録時間を確保するためにディスク径を大きくしており、
レコーダ本体も大型となるために携帯することは困難で
あった。そこで、最近音声データをデータ圧縮して小型
のディスクに記録すると云う規格が提案されている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光磁気記録装
置を電池で光磁気記録をする場合、特に記録電流に相当
大きな電力を消費する為に、電池の消耗によって1枚の
ディスク全域に音声を一度に連続記録することが困難と
なることも予測される。そこで、圧縮音声データを時間
軸圧縮してブロック単位で間欠記録することにより記録
時間を削減することが考えられるが、記録前や記録ポー
ズの期間中にディスクモータやピックアップを駆動状態
として放置することは記録時ほど電力消費を生じない
が、電力浪費ともなり、望ましくない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、圧縮
音声データの記憶手段への記憶と記録機構の起動とを記
録操作に連動させ、起動完了後に記憶データを高速で読
み出し間欠記録させることを第1の特徴とし、記憶手段
に圧縮音声データを循環的に記憶させておき記録操作に
連動して、記録機構の記録開始時に操作時点以降の記憶
データを読み出して記録することを第2の特徴とし、記
憶手段に圧縮音声データを循環的に記憶させておき記録
操作に連動して、記録機構の記録開始時に操作前の記憶
データを含めて記憶データの読み出しを為し記録するこ
とを第3の特徴とする。
【0005】
【作用】よって、第1の発明によれば、記録操作に連動
して記憶手段及び記録機構が作動し、記録機構の起動期
間中に蓄積された記憶データが記録機構の記録開始に連
動して高速間欠記録される。また、第2の発明によれ
ば、記録操作に連動して記録機構が作動し、記録機構の
記録操作以降に蓄積された記憶データが記録機構の記録
開始に連動して高速間欠記録される。更に、第3の発明
によれば、記録操作に連動して記録機構が作動し、記録
機構の記録操作以前より蓄積された記憶データが記録機
構の記録開始に連動して高速間欠記録される。
【0006】
【実施例】以下、本発明を光磁気ディスク記録システム
に採用した1実施例について説明する。
【0007】まず本実施例は、従来と同様にディスクレ
コードの記録面に予めガイドトラックを形成しており、
このガイドトラックはATIPコードでFM変調された
信号で蛇行せしめられており、記録や再生に際してトラ
ッキングエラー信号として再生される。また、FM信号
のキャリアの中心周波数は22.05KHzに設定され
ており、記録や再生に際してディスクサーボのパイロッ
ト信号として利用される。更に、ATIPコードは、ガ
イドトラックの記録始端から記録終端迄の絶対アドレス
を示し、分と秒と1/75秒のサブコードフレーム番号
の情報で構成され、サブコードフレーム周期でガイドト
ラックに記録されている。上述する構成は、書き換え型
のディスクレコードのフォーマットとして周知の構成で
ある。
【0008】以下、本実施例の信号処理原理に付いて図
2に従い説明する。本実施例では2チャンネルの音声信
号を、44.1KHzで16ビットにAD変換して1.
4112ビット/秒の音声データを形成する。このデー
タは、図示する様に1サブコードフレーム当り2352
バイトになる。このAD変換データを本実施例では1/
5にデータ圧縮している。このデータ圧縮により1/1
5秒分の音声データは、図示する様に丁度1サブコード
フレーム分の2325バイトに圧縮される。この圧縮デ
ータは順次メモリに低速記憶される。記憶データは3秒
分の記憶データを1ブロックデータとして高速で読み出
される。図示する様に、このデータブロックは、前後に
それぞれ1サブコードフレーム分のリンクブロックと称
する始終端識別データを付加されて記録され、間欠記録
データの記録期間は47(=1+45+1)サブコード
フレームとなる。
【0009】以下、光磁気記録記録原理についても本実
施例は共通であり、図1に示す様に、まず、2チャンネ
ルのアナログ音声は記録信号としてAD変換手段1に供
給される。このAD変換手段1は、CDフォーマットと
同様の44.1KHzの変換クロックで各サンプルを1
6ビットに変換している。このAD変換データまたは別
途入力されるディジタル音声は、次段のデータ圧縮手段
2に供給され、1/5に圧縮処理される。この圧縮音声
データは順次メモリ3に記憶される。このメモリ3は、
記録に際して記憶データ3秒分を単位として高速で読み
出しており、読出データは、ブロックエンコード手段8
に入力されてリンクブロックを付加されて、CD−DA
エンコード手段9に入力され、CDフォーマットの間欠
記録データとしてヘッドドライブ手段10に入力され
る。その結果、記録期間中ピックアップ16が発生する
高出力ビームにより集中的に過熱された部分が磁界変調
され、間欠記録トラックが形成される。
【0010】尚、図1中のアドレス発生手段4は、前記
メモリ3に対する書込アドレスと読出アドレスを発生し
て書込位置と読出位置を特定するものである。また、デ
ータ量検出手段5は、書込アドレスより読出アドレスを
減じてその差が、1データブロック長より大きい場合、
記録準備指令を発生するものである。また、アクセス制
御手段15は、再生アンプ14の出力よりトラッキング
エラー信号を入力すると共に、システムコントロール手
段11よりトラックジャンプパルスを入力してピックア
ップ16及びピックアップ16内の対物レンズを移動し
て、ピックアップ16を所定の走査位置に移動してい
る。また、ディスクサーボ手段18は、再生アンプ出力
より高域のトラッキングエラー信号を分離し、その平均
周波数が22.05KHzとなる様に、ディスクモータ
17の回転を制御して線速一定に保っている。更に、A
TIPデコード手段13は、再生アンプ出力の高域トラ
ッキングエラー信号をFM復調してATIPコードをデ
コードしてシステムコントロール手段11に供給してい
る。システムコントロール手段11は、記録準備指令に
従ってピックアップ16を、所定アドレスにアクセスさ
せるためのトラックジャンプパルスを発生し、前記ピッ
クアップ16が所定アドレスにアクセスしたことをデコ
ードされたATIPコードを参照して検出し、記録指令
をアドレス発生手段4、ブロックエンコード手段8、C
D−DAエンコード手段9、ヘッドドライブ手段10に
それぞれ供給をし、高速で読み出された記憶データ1デ
ータブロック長分を間欠記録している。更に、モード設
定手段7は、少なくとも電源を消勢させるOFF釦と、
電源ONとストップの設定を兼ねるON/STOP操作
釦と、記録の設定をするREC釦が設けられており、各
操作釦の操作出力をシステムコントロール手段11と電
源供給制御手段6に入力するものである。
【0011】本実施例は、電源消勢状態から記録操作す
る場合に記録機構の起動期間中の圧縮音声データをメモ
リに記憶し記録時に記録操作直後から圧縮音声データを
記録すると共に、電源投入後に圧縮音声データを記憶さ
せた状態で記録操作に連動して記録機構を起動し記録操
作以降若しくは記録操作より一定時間前からの圧縮音声
データを記録している。
【0012】そこで、前記電源供給制御手段6は、図4
に表で示す様にOFF釦が操作に連動して電源供給を停
止し、またON/STOP釦が操作されるとデータ圧縮
記憶手段のみに電源供給がなされ、REC釦が操作され
るとデータ圧縮記憶手段と記録機構の両方に電源供給を
する。
【0013】また、アドレス発生手段4はマイクロコン
ピュータのソフトウエアで構成されており図3の機能ブ
ロック図に示す様に、電源の入力直後にリセットパルス
発生手段4Dより発せられるリセットパルスにより書込
アドレス発生手段4Aと読出アドレス発生手段4Cをリ
セットして初期化している。
【0014】初期化された書込アドレス発生手段4A
は、電源投入直後よりクロック発生手段4Bが発生する
低速クロックを計数して初期アドレスから順に書込アド
レスを更新し、前記メモリ3に圧縮音声データを順次記
憶させる。
【0015】一方、初期化された読出アドレス発生手段
4Cは、電源消勢状態でREC釦が押されて前記記録機
構も同時に電源投入されると、前記記録機構が記録可能
な状態に達したときに発せられる記録指令に同期して、
クロック発生手段4Bが発生する高速クロックを計数し
初期アドレスより記憶データをデータブロック単位で高
速で読み出す読出アドレスを発生する。その結果、記録
操作時点からの音声記録が可能になる。
【0016】次に、ON/STOP釦が押されてデータ
圧縮記記憶手段が駆動状態にある期間にREC釦が押さ
れると、記録モード設定出力に連動してラッチパルス発
生手段4Hがデータラッチ手段4Eに第1ラッチパルス
を供給し書込アドレスをラッチさせる。ラッチデータ
は、定数減算手段4Gに供給され一定数を減じられる。
データ選択手段4Fは、ラッチデータと減算データを入
力しており、遡及記録側と通常記録側の2位置に設定可
能な記録モード設定手段4Iからの設定出力に従って、
入力データを選択しており選択データを読出アドレス発
生手段4Cに供給している。供給されたデータはラッチ
パルス発生手段4Hが発生する第2ラッチパルスによっ
て前記読出アドレス発生手段4Cにラッチされる。前記
読出アドレス発生手段4Cは、記録機構の記録指令を受
けたときプリセットデータを開始アドレスとする読出ア
ドレスを発生し選択されたモードに従って、記憶データ
を前記メモリ3より高速で読み出す。
【0017】その結果、読出アドレス発生手段4Cは、
記録モードが遡及記録側に設定されているときに記録操
作より一定期間前の記憶データを遡及して読み出すアド
レス指定を為し、記録モードが通常記録側に設定されて
いるときに記録操作時点以降の記憶データを遡及して読
み出すアドレス指定を為す。
【0018】また、データ量検出手段5は、書込アドレ
スと読み出しアドレスの差が1データブロック長以上と
なった時点で記録機構に記録準備指令を発生しており、
記録機構はこの記録準備指令を受けて、書込開始位置に
ピックアップをアクセスし、目標とする位置のATIP
コードが検出された時点で記録指令をこのアドレス発生
手段4にも供給しており、記憶データが十分蓄れれてい
ない状態で記録指令が為されることはない。
【0019】また、本実施例では記録機構を消勢状態に
した状態で記録操作を為し、圧縮音声データを逆上って
記録したが、記録機構の起動期間が長くメモリ容量が比
較的小さい場合には、遡及時間が十分確保できないこと
が予想される。そこで、電池の消耗を犠牲にしても十分
な遡及期間を確保したい場合には、停止モードで記録機
構を駆動状態としたままで記録待機状態すれば、記録操
作に連動して書き込みの開始を迅速に行うことが可能と
なる。
【0020】
【発明の効果】よって、本発明によれば、記録機構が作
動していない状態で記録機構を起動しても記録操作時点
またはそれ以前の音声が記憶でき、その効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体の回路ブロック図である。
【図2】本実施例のデータ処理原理説明図である。
【図3】本実施例の要部機能ブロック図である。
【図4】本実施例のモードの切換説明図である。
【符号の説明】
D ディスクレコード 3 メモリ 4 アドレス発生手段 5 データ量検出手段 6 電源供給制御手段 7 モード設定手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録操作に連動して、音声データデー
    タ圧縮して書込アドレスに従って順次更新記憶し、記憶
    データを読出アドレスに従って所定量づつ高速で読み出
    す記憶手段と、 記録操作に連動して起動され、記録可能な状態となった
    後に記憶手段からの読出データをブロック単位で間欠的
    にディスクに記録する記録機構と、 記録操作に合わせて書込アドレスを発生し、前記記録機
    構の記録開始タイミングに合わせて読出アドレスを発生
    するアドレス発生手段とを、 配して成る圧縮音声データの間欠記録装置。
  2. 【請求項2】 音声データをデータ圧縮し書込アドレス
    に従って順次更新記憶し、記憶データを読出アドレスに
    従って所定量高速で読み出す記憶手段と、 記録操作に連動して起動され、記録可能な状態となった
    後に記憶手段からの読出データをブロック単位で間欠的
    にディスクに記録する記録機構と、 記録操作に連動して操作タイミングに対応する書込アド
    レスに基づき読出開始アドレスを設定し、前記記録機構
    の記録開始タイミングに合わせて前記読出開始アドレス
    に基づき読出アドレスを形成するアドレス発生手段と
    を、 配して成る圧縮音声データの間欠記録装置。
  3. 【請求項3】 音声データをデータ圧縮し書込アドレス
    に従って順次更新記憶し、記憶データを読出アドレスに
    従って所定量高速で読み出す記憶手段と、 記録操作に連動して起動され、記録可能な状態となった
    後に記憶手段からの読出データをブロック単位で間欠的
    にディスクに記録する記録機構と、 記録操作に連動して操作タイミングに対応する書込アド
    レスをラッチし、そのラッチした第1の書込アドレスか
    ら一定数減じた第2の書込アドレスを生成し、前記記録
    機構の記録開始タイミングに合わせて前記第2の書込ア
    ドレスを読出開始アドレスとして高速の読出アドレスを
    間欠的に発生するアドレス発生手段とを、 配して成る圧縮音声データの間欠記録装置。
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US5418762A (en) * 1992-12-09 1995-05-23 Sony Corporation Optical disk recording device having a pre-recording mode
JP3560074B2 (ja) * 1994-07-29 2004-09-02 ソニー株式会社 記録再生装置、及びメモリ制御装置

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