JP2969187B2 - デジタルレコーダ - Google Patents

デジタルレコーダ

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JP2969187B2 JP2416544A JP41654490A JP2969187B2 JP 2969187 B2 JP2969187 B2 JP 2969187B2 JP 2416544 A JP2416544 A JP 2416544A JP 41654490 A JP41654490 A JP 41654490A JP 2969187 B2 JP2969187 B2 JP 2969187B2
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    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号をデジタル的
に記録、再生、更には編集することが可能なデジタルレ
コーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から音声信号を記録(録音)、再
生、編集する方法としては、磁気テープにアナログ音声
信号を磁気記録し、それを再生、編集することが行われ
ている。しかし、このような従来技術は、アナログ記録
再生によっている為、音質の劣化がさけられず、特に一
度録音した音声信号をダビングすると劣化が顕著とな
る。
【0003】また、磁気テープを記録媒体としているの
で、目的の編集ポイントに到達するのに時間がかかって
しまうという問題や、磁気テープの当該録音部分を物理
的に切り貼りしたり、編集部分を他の場所に一度コピー
した上でなければ編集作業を行えないという問題もあ
る。
【0004】音質劣化の問題に対しては、磁気テープへ
の記録方法をデジタル化することで対応できるものの、
シーケンシャルアクセスの記録媒体を用いるために生じ
る頭出しや編集の自由度に関する欠点は、単なるデジタ
ル化によっては除去することができない。
【0005】そこで、近年では、記録媒体としてウィン
チェスター型のハードディスクを用いてディスクレコー
ディングを行うことにより従来の問題点を解消する提案
がなされている(例えば、JAS Journal’8
9・4月号、第16頁乃至第22頁「ディジタル・オー
ディオ・ワークステーション(DAW)の動向〜AES
日本支部1月例会より〜」を参照)。また、本件出願人
も、特願平2−123788号等にてこの種のデジタル
マルチトラックレコーダを提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなハードディ
スク、あるいは光磁気ディスク等の外部記録媒体手段に
記録された音声データを再生する場合、任意の部分にア
クセスし、再生するのにディスクアクセスの遅延などに
より、若干の時間を必要とし、再生指示に対し即時に応
答することはむずかしく、迅速な再生ができないという
課題があった。
【0007】本発明は、上述の従来の問題点を解決し、
ハードディスクや光磁気ディスク等の外部記録媒体手段
に記憶されている音声データを登録された任意の部分か
ら迅速に再生することができるデジタルレコーダを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルレコー
ダは、音声データを記録する外部記録媒体手段と、音声
データを再生する以前に、前記外部記録媒体手段に記録
される音声データを複数の区間に区切り、その内で再生
しようとする音声データの区間を指定する指定手段と、
この指定手段により指定される各指定区間の音声データ
を、先頭部データとこれに続く後続部データとに区別
し、先頭部データおよび後続部データの記録位置を表す
先頭部アドレスおよび後続部アドレスを各指定区間毎に
記憶するアドレス記憶手段と、再生指示に先立って、前
記アドレス記憶手段に記憶される先頭部アドレスに従っ
て、各指定区間の先頭部データを前記外部記録媒体手段
から先読み出しして先頭部データ記憶手段に記憶する先
読み出し手段と、再生指示に応じて、先読み出しされた
先頭部データを前記先頭部データ記憶手段から読み出し
て再生しつつ、前記アドレス記憶手段に記憶される後続
部アドレスを参照して現在再生中の先頭部データに続く
後続部データを前記外部記録媒体手段から読み出して後
続部データ記憶手段に記憶する第1の再生手段と、この
第1の再生手段が先頭部データの再生を完了した時点
で、後続部データ記憶手段から後続部データを読み出し
て再生する一方、次指定区間の先頭部データの再生を前
記第1の再生手段に指示する第2の再生手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、ヘッダを持たず外部記録媒体手段
に記録された音声データを、再生に先立って、複数の区
間に区切り、その複数の区間の内から再生しようとする
音声データの区間を指定し、指定された各区間の音声デ
ータを先頭部データとこれに続く後続部データとに区別
し、その内の先頭部データをヘッダと見做し、再生指示
に先立って、このヘッダ(先頭部データ)を外部記録媒
体手段から先読み出ししておく為、再生動作時における
外部記録媒体手段でのディスクアクセス回数が減り、実
効的にシーク時間を短縮する結果、外部記録媒体手段に
記録された音声データの任意部分を迅速に再生すること
が可能になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明のデジタルレコーダの好適な
実施例を図面を参照して説明する。
【0011】〈全体構成〉図1は、本発明のデジタルレ
コーダの一実施例の全体構成を示しており、この実施例
においては、同時に3トラックまでの録音、再生動作が
出来るようになっている。全体は、図示のとおり、CP
U部(図中左側の部分)と、DMAユニット(音声記録
再生処理装置)(図中右側の部分)とにわかれる。
【0012】CPU部は、CPU1と、このCPU1の
動作を規定するプログラム(詳細は後述)を記憶したプ
ログラムROM2と、各種データを記憶するエリア、3
トラックのカレントポインタを記憶するエリア、ハード
ディスク12に記憶されている音声データを手動もしく
は自動にて、複数に区切ったときの各区切られた音声デ
ータ(以下、“イベント”と指称する)の識別情報(イ
ベント番号)および記憶位置とその冒頭部(ヘッダ)の
アドレスを記憶するアクセスデータテーブル、ならびに
ワークエリア等を含むRAM3と、CPU1のI/Oポ
ートに接続された周辺機器である各種ファンクションキ
ー、データ入力キー等を含むキーボード4、CRTある
いはLCDとそのドライバを含み各種表示を行う表示装
置5とを有する。上述のカレントポインタは記憶手段
(後述のヘッダデータバッファメモリ9−4またはハー
ドディスク12)を指示するタイプデータ(Mまたは
D)と記憶手段のアドレスを指定するデータとから構成
される。すなわち、カレントポインタはディスクアクセ
スポインタとヘッダデータバッファメモリアクセスポイ
ンタとを兼用したポインタである。CPU1は、後述す
るようにリアルタイム動作時(録音/再生等)におい
て、DMAユニットのアドレスバス、データバスの空き
時間に、必要に応じてDMAユニットの各構成要素の制
御を行ない、編集時において、データブロックの並べ換
えや、ディスクアクセスポインタの操作等を行なう。キ
ーボード4からは、後述するように、各トラック(以
下、Trとする)の録音/再生モードの設定、スター
ト、ストップ、ロケート、編集点の指定挿入、削除等の
編集種類の指定、および音量カーブの指定などが行え
る。
【0013】プログラムROM2,RAM3のアドレス
端子には、アドレスバスを介してCPU1からアドレス
信号が送られ、その出力端子はデータバスを介してCP
U1にあるいはトランシーバ7に接続されている。
【0014】すなわち、CPU部とDMAユニットとを
連結するために、バッファ6、トランシーバ7がDMA
ユニット内に設けられている。バッファ6はCPU1と
アドレスバスを介して接続され、更にDMAユニット内
のアドレスバスに連結される。トランシーバ7はCPU
1とデータバスを介して接続され、更にDMAユニット
内のデータバスに連結される。
【0015】DMAユニット内には、Tr1の為の音声
入出力装置8−1、Tr2の為の音声入出力装置8−
2、Tr3の為の音声入出力装置8−3が設けられてい
て、夫々には、アナログ音声信号が独立に入出力可能と
なっている。
【0016】各音声入出力装置8−1〜8−3の内部に
は、A/D変換、D/A変換を選択的に実行する変換器
のほか、サンプリングノイズ除去用のローパスフィル
タ、更にサンプリング周期でクロックを発生するクロッ
ク回路などが含まれている。これらの音声入出力装置8
−1〜8−3においては、当該トラックがレコード(記
録)状態に設定されれば、外部からのアナログ音声信号
をサンプリング周期毎に適宜フィルタリングした後、A
/D変換してデジタル音声データを得る。逆に当該トラ
ックがプレイ(再生)状態に設定されれば、予め読み出
されたデジタル音声データをサンプリング周期毎にD/
A変換して適宜フィルタリングした後、アナログ音声信
号として出力する。
【0017】Tr1〜Tr3の各音声入出力装置8−1
〜8−3は、データバスを介して対応するバッファ9−
1(BUF1)、バッファ9−2(BUF2)、バッフ
ァ9−3(BUF3)とそれぞれ接続され、デジタル音
声データの授受を行う。
【0018】このバッファ9−1〜9−3はTr1〜T
r3に夫々対応しており、音声入出力装置8−1〜8−
3との間のデータ転送は、DMAコントローラ10にて
直接メモリアクセス(DMA)方式により行われる。ま
た、ヘッダデータバッファメモリ9−4のデータは、そ
の内部で予め登録されている複数のイベントを記憶でき
るように、その個数に対応して区分されており、DMA
方式により音声入出力装置8−1〜8−3のいずれかに
転送される。
【0019】バッファ9−1、9−2および9−3なら
びにヘッダデータバッファメモリ9−4は、図1に示す
ように同一RAM中に設けられる。ヘッダデータバッフ
ァメモリ9−4は、データバスおよびトランシーバ7を
介してCPU1に接続され、CPU1が指定したイベン
トの冒頭部の音声データヘッダを記憶する。
【0020】各音声入出力装置8−1〜8−3は、DM
Aコントローラ10に対し、レコーディング時には、サ
ンプリング周期で音声入出力装置8−1〜8−3からバ
ッファ9−1〜9−3方向への1回のサンプリングに係
るデジタルデータのDMA転送(シングル転送)を要求
(リクエスト)し(DRQ信号を送出し(Tr1ではD
RQ1、Tr2ではDRQ2、Tr3ではDRQ3とし
てDMAコントローラ10に与えられる))、DMAコ
ントローラ10からの回答(アクノーレッジが、Tr1
ではDAK1、Tr2ではDAK2、Tr3ではDAK
3としてDMAコントローラ10から与えられる)を受
けて実際のデータ転送が実行される。プレイ時には、サ
ンプリング周期でバッファ9−1〜9−3あるいはヘッ
ダデータバッファ9−4から音声入出力装置8−1〜8
−3方向への1回のサンプリングに係るデジタルデータ
のDMA転送(シングル転送)の要求が、音声入出力装
置8−1〜8−3からなされ、上記した場合と同様にD
MAコントローラ10によってデータ転送が実行され
る。
【0021】このバッファ9−1〜9−3は、複数回も
しくは多数回のデジタル音声データを記憶できる容量を
もち、例えばRAM中にTr1〜Tr3に対応させて3
つの領域を設け、夫々リングバッファ(最終アドレスと
先頭アドレスとが仮想的につながったバッファ)として
使用することで、FIFOバッファとして機能するよう
構成されている。
【0022】ヘッダデータバッファメモリ9−4は、複
数回もしくは多数回の音声データのヘッダデータを記憶
できる容量を有し、バッファ9−1〜9−3が設けられ
るRAMの一部の領域中に、予め登録されている複数の
イベントのヘッダデータを記憶するようにエリア分割し
て構成される。
【0023】バッファ9−1〜9−3およびヘッダデー
タバッファメモリ9−4に対するアドレス指定は、アド
レスバスを介してDMAコントローラ10などよりなさ
れる。すなわちDMA転送を行っているときはDMAユ
ニット内のアドレスバス、データバス、制御信号ライン
はDMAコントローラ10が専有することになる。
【0024】バッファ9−1〜9−3およびヘッダデー
タバッファメモリ9−4は、データバスを介し、更にハ
ードディスクコントローラ(以下、HDコントローラと
する)11の制御に従ってハードディスク12とデータ
の授受(ヘッダデータバッファメモリ9−4はハードデ
ィスク12との間ではデータを受けるだけ)を行う。ハ
ードディスク12とHDコントローラ11とはデータバ
スとコントロール信号ラインとを介して連結され、ハー
ドディスク12に対するリード/ライトアクセスが全て
HDコントローラ11によりなされる。ハードディスク
12は、Tr1〜Tr3の3トラック分の分割された記
憶エリアを有しており、バッファ9−1〜9−3および
ヘッダデータバッファメモリ9−4とのデータ転送がD
MAコントローラ10によりなされる。これは、HDコ
ントローラ11が1つのデータブロックを転送し終る
と、割込み(INT)をCPU1にかけ、次のデータブ
ロックの転送指示をCPU1に対し行うことによりなさ
れる。CPU1は、HDコントローラ11からインタラ
プト信号INTが到来すると、DMAコントローラ1
0、HDコントローラ11を所望の状態に設定したり、
プログラミングしたりした後、DMA転送を行わせる。
この動作の詳細は後に説明する。
【0025】DMAコントローラ10は、再生に先立っ
てのイベント指定時、ハードディスク12から予め指定
された量(複数サンプリング周期分)のヘッダを読み出
して、ヘッダデータバッファメモリ9−4に転送(ブロ
ック転送)する。また、プレイ時においては、そのデー
タをバッファ9−4からTr1〜Tr3の音声入出力装
置8−1〜8−3に供給するとともに、ハードディスク
12から予め指定された量(複数サンプリング周期分)
のデジタル音声データを読み出した後、バッファ9−1
〜9−3のうちの指定されるバッファへDMA転送(ブ
ロック転送)するよう繰り返し動作する。また、レコー
ド時にあっては、指定されたバッファ(ヘッダデータバ
ッファメモリ9−4を除く)から予め指定された量(複
数サンプリング周期分)のデジタル音声データを読み出
してハードディスク12の指定される位置へDMA転送
(ブロック転送)するよう繰り返し動作する。
【0026】このハードディスク12とバッファ9−1
〜9−3および9−4との間のデータ転送の際は、HD
コントローラ11よりDMAコントローラ10に対し、
要求信号DREQを出力し(DMAコントローラ10側
ではDRQ4として受取る)、転送可能となると逆に回
答信号DACKを受取る(DMAコントローラ10側で
はDAK4として出力する)ことで、実際の転送状態と
なる。
【0027】このように、DMAコントローラ10は、
Tr1〜Tr3の音声入出力装置8−1〜8−3とバッ
ファ9−1〜9−3との間、またはTr1〜Tr3とヘ
ッダデータバッファメモリ9−4との間の3チャンネル
(後述するCH1〜CH3)のデータ転送と、順番に選
択されたいずれかのバッファ9−1〜9−3とハードデ
ィスク12の間の1チャンネル(後述するCH4)のデ
ータ転送との、計4チャンネルの時分割データ転送動作
をする。また、CH4は、イベント指定モードの際にハ
ードディスク12から指定イベントのヘッダデータを転
送するのにも使用される。
【0028】CPU1は、DMAユニット内の各構成要
素の機能、作用を管理するために、アドレスバスを介し
バッファ6にアドレス信号を与えるほか、各構成要素の
指定信号をバッファ6を介しデコーダ13に供給して、
夫々の指定信号CSを、各音声入出力装置8−1〜8−
3、バッファ9−1〜9−3、ヘッダデータバッファメ
モリ9−4、DMAコントローラ10、HDコントロー
ラ11に与える。同時に、トランシーバ7を介し、デー
タバスを経由して種々のデータのやりとりがこれらの回
路とCPU1との間でなされる。
【0029】更に、CPU1から各音声入出力装置8−
1〜8−3のIOWR端子にはレコード状態(ライト状
態)とするのかプレイ状態(リード状態)とするのかを
指定する指定信号WRが、バッファ6を介して与えられ
る。
【0030】また、各バッファ9−1〜9−3、ヘッダ
データバッファメモリ9−4、DMAコントローラ1
0、HDコントローラ11に対してもこの指定信号(ラ
イト信号)WRと、別の指定信号(リード信号)RDと
がバッファ6を介してCPU1から与えられ、夫々の構
成要素からデータを読み出したり逆にデータを書込んだ
りするようになる。また、DMAコントローラ10から
も、DMA転送状態にあってはこれらの指定信号RD、
WRを出力するようになる。これらの信号と各構成要素
の機能、動作の関係は後述する。
【0031】DMAコントローラ10は、DMA転送を
各構成要素間で行っているとき、DMA可能(イネーブ
リング)信号DMAENBを“1”にして出力する。そ
の結果、この信号DMAENBがインバータ16を介し
て与えられるアンドゲート14の出力は“0”となり、
バッファ6、トランシーバ7にはイネーブリング信号E
が“0”として与えられ、結局CPU部とDMAユニッ
トとのデータ、アドレスの授受はできなくなる。このと
き、アンドゲード15に“1”信号がデコーダ13より
与えられておれば、アンドゲート15の出力が“1”と
なってCPU1にウェイト信号WAITが供給される。
【0032】すなわち、CPU1が、DMAユニットを
管理するために、バッファ6、トランシーバ7を開かせ
るべくデコーダ13に所定の信号を与えているとき、つ
まりアンドゲート14の一入力端にデコーダ13より
“1”信号を供給しているとき(CPU1がバッファ9
−1〜9−3、ヘッダデータバッファメモリ9−4、D
MAコントローラ10、HDコントローラ11、音声入
出力装置8−1〜8−3のいずれかにアクセスするため
のアドレス信号を出力すると、デコーダ13の出力はア
クティブとなりアンドゲート14、15の夫々の一入力
端への出力は“1”となる)、DMA転送を開始すると
CPU1にはウェイト(WAIT)がかかり、DMA転
送が優先して実行された後、ウェイト解除にともなって
CPU1の動作が再開される。
【0033】また、逆に、DMAコントローラ10が、
DMA転送を実行しているときに、CPU1が例えばD
MAコントローラ10をアクセスしようとしても、アン
ドゲート15よりウェイト信号WAITが与えられCP
U1の実行サイクルは途中で引き延ばされて、バッファ
6、トランシーバ7はその間閉じられることになる。
【0034】結局、CPU1が、DMAユニットの各構
成要素にアクセスできるのは、 CPU1がDMAユニットの各構成要素をアクセスす
るためのアドレスを出した。 信号DMAENBがインアクティブ(“0”)つまり
DMAユニットのデータバスが空いている。の2つの条
件を満足するときであるが、CPU1は上述したよう
に、ゲート14、15の作用によって、いつDMAユニ
ットにアクセスするかを考慮することなく処理をすすめ
ることができる。
【0035】また、CPU1は、キー入力やコントロー
ルデータのトリガに応じて直ちにDMAユニットの動作
状態を変えたい場合、DMAコントローラ10に対し
て、DMAコントローラ10の状態がどのような状態で
あっても、DMA転送を中断する指令DMAENDを出
力することができる(これは、DMAコントローラ10
にはEND信号として与えらる)。
【0036】〈DMAコントローラ10の要部構成〉次
に、DMAコントローラ10の一構成例を説明する。D
MAコントローラ10は、1バスサイクルが数百ナノ秒
である転送能力をもつ。従って、3トラック分のサンプ
リングデータを転送する時間は1から2マイクロ秒とな
る。
【0037】サンプリング周波数fsを48KHzとし
たとき、1サンプリング時間の間隔は約21マイクロ秒
となり、サンプリング時間間隔のほとんどは、バッファ
9−1〜9−3とHDコントローラ11、ハードディス
ク12との間のデータ転送並びにCPU1から各構成要
素へのプログラミング時間にあてることが可能となる。
【0038】さて、その具体例の主要構成は、図2に示
されている。このDMAコントローラ10は、アドレス
バスと接続される入力側(IN)のアドレスバッファ1
01と出力側(OUT)のアドレスバッファ102を有
する。入力側のアドレスバッファ101に与えられるア
ドレス信号によって、レジスタセレクタ103の指定内
容が変化し、アドレスレジスタ104とコントロールレ
ジスタ105とに存在する所望のレジスタが指定される
ことになる。
【0039】アドレスレジスタ104、コントロールレ
ジスタ105には4つのチャンネルCH1〜CH4のエ
リアがあり、チャンネルCH1〜CH3は、バッファ9
−1〜9−3と音声入出力装置8−1〜8−3との間、
またはヘッダデータバッファメモリ9−4と音声入出力
装置8−1〜8−3との間のDMA転送を行うためのレ
ジスタであり、チャンネルCH4は、バッファ9−1〜
9−3およびヘッダデータバッファメモリ9−4のうち
の指定したバッファとハードディスク12との間のDM
A転送を行なうためのレジスタである。
【0040】アドレスレジスタ104内の各チャンネル
CH1〜CH4のレジスタは、対応するバッファ9−1
〜9−3(またはヘッダバッファメモリ9−4のTr1
〜Tr3に対応する領域)及び指定されたバッファのカ
レントアドレスとスタートアドレスとを少なくとも記憶
するエリアを有し、コントロールレジスタ105の各チ
ャンネルCH1〜CH4のエリアには、例えば、DMA
転送の方向を指定するコントロールデータが記憶され
る。
【0041】このアドレスレジスタ104、コントロー
ルレジスタ105の内容は、データバッファ106を介
してデータバスに対して入出力可能となっている。そし
て、これらの各構成要素を制御しているのが、タイミン
グコントロールロジック107、サービスコントローラ
108、チャンネルセレクタ109である。
【0042】サービスコントローラ108は、ハードロ
ジックもしくはマイクロプログラム制御構成となってい
て、タイミングコントロールロジック107からの信
号、音声入出力装置8−1〜8−3、HDコントローラ
11からのDMA要求信号DRQ1〜DRQ4や、CP
U1からのDMA中断指令END(DMAEND)を受
けとり、上記各構成要素に対する回答(アクノーレッ
ジ)信号DAK1〜DAK4、DMA転送中を示すDM
A可能(イネーブリング)信号DMAENBを出力する
ほか、タイミングコントロールロジック107に対し各
種指令を出したり、チャンネルセレクタ109に対しチ
ャンネルセレクト信号を出力したりする。チャンネルセ
レクタ109は、アドレスレジスタ104、コントロー
ルレジスタ105のなかの各チャンネルCH1〜CH4
に対応するレジスタを選択的に指定する。
【0043】タイミングコントロールロジック107
は、デコーダ13からの指定信号CS、コントロールレ
ジスタ105からのコントロール信号、サービスコント
ローラ108からの制御信号を受けて、アドレスバッフ
ァ102、データバッファ106の入出力制御をするほ
か、アドレスインクリメンタ110を動作させて、アド
レスレジスタ104のなかの指定されたチャンネルのカ
レントアドレスレジスタをインクリメントする。
【0044】〈CPU1の全体動作〉以下に、本実施例
の動作について説明する。CPU1の動作を示すフロー
チャートが図3乃至図6に示されている。これはプログ
ラムROM2に記憶されたプログラム(ソフトウェア)
よるもので、図3はメインルーチンを示し、図4乃至図
6は、HDコントローラ11からのインタラプト信号I
NTの到来に応答して実行するインタラプトルーチンを
示している。
【0045】まず図3において、ステップS1で録音動
作が実行される。即ち音声入出力装置8−1乃至8−3
は、入力された音声信号をサンプリング周期でA/D変
換する。このA/D変換された信号は、バッファ9−1
乃至9−3に入力され、一旦記憶される。バッファ9−
1乃至9−3に記憶されたデータは、DMAコントロー
ラ10及びHDコントローラ11の制御のもとにハード
ディスク12にブロック転送され、記録される。
【0046】次に、この録音動作の完了後、ステップS
2においてキーボード4の操作によりイベント指定モー
ドが選択されたと判定された時、ステップS3において
イベントの指定が行われる。例えば、図7に示すよう
に、ハードディスク12上に記録されている音声データ
の内、アドレスXからアドレスbまでに記録されている
部分をイベント1として指定する。この様にイベントを
指定するとステップS4において、そのイベントに関す
るアドレス等の情報がRAM3内のアクセスデータテー
ブルに記憶される。更に、ステップS5において、DM
Aコントローラ10の例えばCH4によってDMA転送
を行うことによってイベント1の冒頭部(ヘッダ)A
(アドレスXからアドレスaまでの部分)がヘッダデー
タバッファメモリ9−4の例えば、アドレス0からアド
レス4FFFまでに記憶される。以下同様にして、イベ
ント2,イベント3,イベント4等が指定され、それら
に関するデータがRAM3のアクセスデータテーブルと
ヘッダデータバッファメモリ9−4に記憶される。
【0047】図8は、ヘッダデータバッファメモリ9−
4の記録状態を模式的に表している。この例の場合、イ
ベント1乃至4のヘッダのデータA,B,C,Dが各々
所定のアドレスで指定される領域に記憶されている。
【0048】図9は、アクセスデータテーブルの記憶状
態を模式的に表している。この例においては、イベント
番号、各イベント番号に対応するヘッダのトップとエン
ドのヘッダデータバッファメモリ9−4上におけるアド
レス、更に、ヘッダに続く音声データのトップとエンド
のハードディスク12上におけるアドレスが、各々記憶
されている。
【0049】この様にしてイベントの指定操作が終了し
た後、キーボード4の操作により所定のイベントの再生
モードが指令されると、ステップS6においてキー入力
の割り込みを有効にする処理が実行される。即ち、キー
ボード4からの割り込み処理が待機される。更にステッ
プS7においてイベントの再生トリガーを待つ状態とさ
れる。再生が指令されていない状態では、ステップS7
において待機状態となる。キー入力があると、図4乃至
図6のインタラプトルーチンが実行されるが、これらの
動作の詳細については後述する。
【0050】メインルーチンにおいては、所定のイベン
トの再生の開始が指令されると、上述したヘッダデータ
バッファメモリ9−4に記憶されたヘッダのデータが読
み出される。そしてステップS8においてヘッダデータ
の転送状態が監視されステップS9においてヘッダに続
く音声データの再生をすべきタイミングである(ヘッダ
データのアドレスが最後まできた)と判定されるとステ
ップS10に進み、データの転送元がヘッダデータバッ
ファメモリ9−4からバッファ9−1乃至9−3に切り
替えられる。即ち、例えば番号1のイベントの再生が指
令されたとすると、ヘッダデータバッファメモリ9−4
のアドレス0から4FFFまでに記憶されているヘッダ
Aが読み出され、音声入出力装置8−1乃至8−3のい
ずれか(例えば8−1)に供給される。音声入出力装置
8−1乃至8−3は、入力されたヘッダデータをD/A
変換して図示せぬ回路に出力する。そして全てのヘッダ
データが読み出されるまでの間に、ハードディスク12
のアドレスaからbまでに記録されている音声データ
(ヘッダAに続く音声データ)の内、最初の所定量の音
声データがバッファ9−1乃至9−3のいずれか(例え
ば9−1)に入力され、書き込まれる。ヘッダデータの
全てが呼び出された時、音声入出力装置8−1乃至8−
3への転送元がヘッダデータバッファメモリ9−4から
バッファ9−1乃至9−3に切り替えられる。これによ
り以後、ハードディスク12のアドレスa以降に記録さ
れていた音声データがD/A変換され、出力されること
になる。
【0051】メインルーチンのステップS7において所
定のキー入力が行われると、図4に示すキーオンインタ
ーラプトルーチンが実行される。まずステップS21に
おいて、キーボード4の操作に対応して再生イベントが
決定される。次にステップS22において、DMAチャ
ンネルの割り付けが行われる。即ち例えば、番号1乃至
3のイベントが指定された時、各イベントに対応してC
H1乃至CH3が対応される。この実施例の場合、3つ
までのキー入力に対応するイベントを再生することが可
能であるが、それ以上の数のイベントが指定された場
合、空きチャンネルが存在しないこととなり、その指定
は無効とされる。チャンネルの割り付けが完了した後、
ステップS23において、ヘッダデータバッファメモリ
9−4に記憶されているそのイベントのヘッダデータが
音声入出力装置8−1乃至8−3に転送されるようにD
MAコントローラ10がプログラムされる。そしてその
転送動作が実行される。
【0052】ヘッダデータが転送されている間に、ヘッ
ダデータに続く音声データをハードディスク12からバ
ッファ9−1乃至9−3に転送しておかなくてはならな
いので、その転送要求(ハードディスク12のどのアド
レスからどのバッファのどのアドレスにどれだけ転送す
るか)を作成する。そしてこれが、頭出し転送アクセス
要求である転送要求キューに登録される。そのイベント
再生が無音状態から初めての再生である場合、ハードデ
ィスク12はまだ動作しておらず、後述する図5に示
す、ディスク転送終了割り込みルーチンは永久に動作し
ないことになるので(このルーチンは、ハードディスク
12の転送が終了する毎に実行される)、ステップS2
5において、初めての再生であると判定された場合にお
いては、ステップS26においてソフト割り込みを行
い、図5に示す、ディスク終了割り込みルーチンが呼び
出される。イベント再生の指定が既に他のイベントを再
生中の状態で行われた時は、現在ハードディスク12が
行っている転送が終了すれば、図5に示すディスク転送
終了割り込みが実行されるので、ステップS26の処理
はスキップされる。
【0053】次に、図5に示すディスク転送終了割り込
みのルーチンについて説明する。まず、ステップS31
において転送要求キューが空かどうかが判定される。新
たな頭出し要求が行われている場合(キューが空でない
場合)、ステップS32に進み、図4のステップS24
で作成されたキューに示された転送要求に従い、DMA
コントローラ10とHDコントローラ11がプログラム
される。そしてヘッダに続く音声データの転送が開始さ
れる。転送要求キューが空である場合、新たなイベント
再生は行われないので、ステップS33に進み、現在行
っているイベント再生についての定常再生つまり、現在
発音中の各チャンネルに時分割で適宜ハードディスク1
2からデータブロックをバッファ9−1乃至9−3に振
り分けていく処理が実行される。
【0054】キーオフが指令されると図6に示すキーオ
フインターラプトルーチンが実行される。即ち、イベン
トの割り付けられているDMAチャンネルの転送が全て
中止され、再生が中止される(ステップS41)。
【0055】 ヘッダデータバッファメモリ9−4に
記憶されるデータの容量を48KHz16ビットPCM
データとして約60ms分とすると、アクセスタイム2
0msのハードディスク12で3つのイベントを同時に
再生する時、3回のアクセス(=60ms)のオーバヘ
ッドを吸収することが出来る。
【0056】図10は、以上の動作をタイムチャートに
まとめたものである。例えば、DMAコントローラ10
のCH1においてイベント1の再生が指令されると、そ
のヘッダAのデータがヘッダデータバッファ9−4から
音声入出力装置8−1(Tr1)に転送される。そし
て、この転送動作が完了した後、バッファ9−1のデー
タが音声入出力装置8−1に供給される。同様に、CH
2においてイベント2の再生が指令されると、ヘッダデ
ータバッファ9−4よりイベント2のヘッダBが音声入
出力装置8−2で再生され、その再生が完了した後、バ
ッファ9−2のデータが音声入出力装置8−2に供給さ
れる。
【0057】DMAコントローラ10のCH4について
着目してみると、イベント1のハードディスク12上に
おける頭出しが行われ、続いてハードディスク12から
バッファ9−1にイベント1のヘッダAに続く音声デー
タが転送される。引き続いてイベント2のハードディス
ク12上における頭出しが行われ、イベント2のヘッダ
Bに続く音声データがハードディスク12からバッファ
9−2に転送される。以上の動作が適宜繰り返されるこ
とになる。更に、このDMA転送動作をミクロ的にみる
と、各サンプリング時刻においてCH1,CH2の動作
が実行される。そして、それ以外の時間はCH4のハー
ドディスク12とバッファ9−1,9−2との間のデー
タ転送が行われる。
【0058】以上においては、ヘッダデータをヘッダデ
ータバッファメモリに記憶させる様にしたが、所定のエ
ンドデータバッファメモリにキーがオフになった後に出
す音を格納するようにしてもよい。このようにすると、
最初にヘッダデータをヘッダデータバッファメモリから
読み出し、次にハードディスクからのデータを再生し、
最後にエンドデータバッファメモリからイベント指定キ
ーがオフになった後に出す音を読み出すようにすれば、
メモリの節約のためのルーピィング指定等を施さずに、
長い音のサンプリングをそのまま演奏することが可能な
サンプラーを実現することが出来る。
【0059】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のデジタルレコー
ダによれば、ヘッダを持たず外部記録媒体手段に記録さ
れた音声データを、再生に先立って、複数の区間に区切
り、その複数の区間の内から再生しようとする音声デー
タの区間を指定し、指定された各区間の音声データを先
頭部データとこれに続く後続部データとに区別し、その
内の先頭部データをヘッダと見做し、再生指示に先立っ
て、このヘッダ(先頭部データ)を外部記録媒体手段か
ら先読み出しするので、再生動作時における外部記録媒
体手段でのディスクアクセス回数が減り、実効的にシー
ク時間を短縮する結果、外部記録媒体手段に記録された
音声データの任意部分を迅速に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルレコーダの一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1におけるDMAコントローラの一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図3】図1における動作を説明するフローチャートで
ある。
【図4】図1における動作を説明するフローチャートで
ある。
【図5】図1における動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6】図1における動作を説明するフローチャートで
ある。
【図7】ハードディスク上における記録状態を説明する
図である。
【図8】ヘッダデータバッファメモリの記憶状態を説明
する図である。
【図9】アクセスデータテーブルの内容を説明する図で
ある。
【図10】図1の実施例の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 8−1乃至8−3 音声入出力装置 9−1乃至9−3 バッファ 9−4 ヘッダデータバッファメモリ 10 DMAコントローラ 11 HDコントローラ 12 ハードディスク 13 レコーダ 16 インバータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データを記録する外部記録媒体手段
    と、音声データを再生する以前に、前記外部記録媒体手段に
    記録される音声データを複数の区間に区切り、その内で
    再生しようとする音声データの区間を指定する指定手段
    と、 この指定手段により指定される各指定区間の音声データ
    を、先頭部データとこれに続く後続部データとに区別
    し、先頭部データおよび後続部データの記録位置を表す
    先頭部アドレスおよび後続部アドレスを各指定区間毎に
    記憶するアドレス記憶手段と、 再生指示に先立って、前記アドレス記憶手段に記憶され
    る先頭部アドレスに従って、各指定区間の先頭部データ
    を前記外部記録媒体手段から先読み出しして先頭部デー
    タ記憶手段に格納する先読み出し手段と、 再生指示に応じて、先読み出しされた先頭部データを前
    記先頭部データ記憶手段から読み出して再生しつつ、前
    記アドレス記憶手段に記憶される後続部アドレスを参照
    して現在再生中の先頭部データに続く後続部データを前
    記外部記録媒体手段から読み出して後続部データ記憶手
    段に格納する第1の再生手段と、 この第1の再生手段が先頭部データの再生を完了した時
    点で、後続部データ記憶手段から後続部データを読み出
    して再生する一方、次指定区間の先頭部データの再生を
    前記第1の再生手段に指示する第2の再生手段と を具備
    することを特徴とするデジタルレコーダ。
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