JP3141726B2 - ディジタル音声データ蓄積装置 - Google Patents

ディジタル音声データ蓄積装置

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JP3141726B2 JP07139784A JP13978495A JP3141726B2 JP 3141726 B2 JP3141726 B2 JP 3141726B2 JP 07139784 A JP07139784 A JP 07139784A JP 13978495 A JP13978495 A JP 13978495A JP 3141726 B2 JP3141726 B2 JP 3141726B2
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    • H04M1/65Recording arrangements for recording a message from the calling party
    • H04M1/6505Recording arrangements for recording a message from the calling party storing speech in digital form

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル音声データ蓄
積装置に関し、特に不良記憶部分を含む音声記憶装置へ
のディジタル音声データの蓄積方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディジタル音声データの
蓄積方法としては、図16に示すように、先頭アドレス
から連続して正常記憶部分が存在する音声記憶装置に対
し、不良記憶部分を回避しながら音声データの記憶及び
読出しを実現する方法がある。
【0003】この方法では音声記憶装置に対する制限が
あり、正常な記憶領域を先頭アドレスから連続して持つ
必要がある。この連続する正常記憶部分以降から最後尾
までの記憶領域に音声データを記憶しており、その音声
データ用の記憶領域には不良記憶部分が存在しても音声
データを記憶するのに支障はない。
【0004】上述したディジタル音声データの蓄積方法
では、不良記憶部分を含む音声記憶領域を等分割し、1
区分毎に管理する方法が用いられている。すなわち、既
知の先頭アドレス(アドレス0)から連続した正常記憶
部分(アドレス0からアドレスnの記憶領域:セグメン
トテーブル)に不良アドレステーブルを生成する。この
音声記憶装置においては不良記憶部分[アドレス(n+
201)からアドレス(n+300)の記憶領域]を含
む音声記憶領域[アドレス(n+1)以降の記憶領域]
がn分割されて管理されている。分割領域各々に対して
は不良検査が行われ、不良検査の結果が不良アドレステ
ーブルに記憶される。尚、分割領域各々の使用可否は音
声記憶装置に不良ビットが存在するか否かによって決定
される。
【0005】不良分割領域は、特に圧縮された音声符号
化データにとっては影響が大きく、たいていの場合には
ノイズとして聞こえてくるため、エラーフラグ(ERR
ORFLAG)を立てて使用不可能とする。
【0006】例えば、アドレス(n+1)からアドレス
(n+100)のセグメント領域1は使用可能なので、
セグメントテーブル内のセグメント1のエラーフラグは
オフ(OFF)が設定され、アドレス(n+101)か
らアドレス(n+200)のセグメント領域2も使用可
能なので、セグメントテーブル内のセグメント2のエラ
ーフラグにもオフが設定される。
【0007】これに対し、アドレス(n+201)から
アドレス(n+300)のセグメント領域3は使用不可
なので、セグメントテーブル内のセグメント3のエラー
フラグにはオン(ON)が設定される。
【0008】音声記憶装置に音声データを記憶する場
合、または音声記憶装置から音声データを読出す場合に
は上記の分割領域各々に対応する不良アドレステーブル
が参照され、その参照結果にしたがって音声記憶装置に
対する記憶または読出しが行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】音声を蓄積するための
装置として、特に大きな市場のコンシューマ分野ではテ
ープを記憶媒体とする音声蓄積装置が留守番電話やボイ
スメモ等の装置に組込まれている。
【0010】しかしながら、コンシューマ分野のように
使用頻度の高い用途では、テープ音声蓄積装置における
メカ部品のメンテナンスや耐久性、及び操作性(反応速
度等)が問題となる。
【0011】そのため、最近では音声データの圧縮/伸
張技術及びこれらの技術の半導体チップへのインプリメ
ント化技術を利用したディジタル音声データ蓄積装置が
コンシューマ分野の各装置に組込まれつつある。特に、
半導体チップの音声記憶装置のビット単価減少傾向に伴
って、ディジタル音声データ蓄積装置のローコスト化が
実現可能となってきている。
【0012】この場合、上述した不良記憶部分をある程
度含む音声記憶装置の商品化による音声データ記憶装置
への活用が音声記憶装置のビット単価減少に大きく寄与
している。不良記憶部分を含む半導体音声記憶装置は、
通常、半導体製造工程で発生する不良品であり、従来廃
棄していたものを廃棄コストをゼロとし、しかも商品化
できることから全記憶領域が正常な音声記憶装置に対し
て約1/2〜1/3のコストとなっている。
【0013】上述した従来のディジタル音声データ蓄積
装置では、音声記憶装置に対して先頭アドレス側の連続
正常領域の制限があるため、事前検査による不良半導体
製品の音声記憶装置の中で使用可能な数量を制限するこ
ととなる。この数量の制限はコンシューマ市場向けの装
置としては供給量の面で問題が発生する。
【0014】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、コンシューマ市場向けの装置として多量に供給す
ることができるディジタル音声データ蓄積装置を提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】 本発明によるディジタ
ル音声データ蓄積装置は、音声データを圧縮して不良記
憶部分を含む音声記憶装置に記憶するとともに、前記
良記憶部分を含む音声記憶装置から前記音声データを読
出すディジタル音声データ蓄積装置であって、前記不良
記憶部分を含む音声記憶装置内部の不良記憶部分以外の
正常領域であって連続して3ワード数以上ある正常領域
をその先頭アドレスから順次検出する検出手段と、前記
検出手段で検出された前記正常領域の範囲情報を前記
良記憶部分を含む音声記憶装置内部の前記正常領域に
次不良アドレステーブルとして書込む書込み手段と、
記不良記憶部分を含む音声記憶装置内部の最も先頭のア
ドレスに存在する前記正常領域のスタートアドレス値を
前記不良記憶部分を含む音声記憶装置とは別の検査作業
用記憶装置内のバッファに書き込む手段と、前記バッフ
ァ及び前記不良アドレステーブルを参照して前記不良記
憶部分を含む音声記憶装置の前記正常領域に前記音声デ
ータを記憶する手段と、前記バッファ及び前記不良アド
レステーブルを参照して前記不良記憶部分を含む音声記
憶装置の前記正常領域から前記音声データを読出す手段
とを備えている。また、上記正常領域の範囲情報は、前
記正常領域の連続した3ワードに記憶されたものであっ
て、正常領域のスタートアドレス値と正常領域のエンド
アドレス値と次の正常領域のスタートアドレス値とを含
んでいる
【0016】
【作用】システム制御装置で音声記憶装置内部の不良記
憶部分をその先頭アドレスから順次検出し、この検出さ
れた不良記憶部分以外の正常領域の範囲情報を音声記憶
装置内部の正常領域に順次不良アドレステーブルとして
書込む。
【0017】これとともに、システム制御装置で不良ア
ドレステーブルを参照して不良記憶部分を回避しながら
音声記憶装置に音声データを記憶し、不良アドレステー
ブルを参照して不良記憶部分を回避しながら音声記憶装
置から音声データを読出す。
【0018】これによって、音声記憶装置が先頭アドレ
スから不良ワードを含む場合でも音声データの記憶を可
能とすることができるので、先頭アドレスから不良ワー
ドを含む音声記憶装置に対して従来のディジタル音声デ
ータ蓄積装置では使用不可能であった不良半導体製品の
音声記憶装置が使用可能となる。よって、不良半導体製
品の音声記憶装置をコンシューマ市場向けの装置として
多量に供給することが可能となる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、本発明の一実施例によるコ
ンシューマ市場向けの装置はディジタル音声データ蓄積
装置1と、A/D(アナログ/ディジタル)変換器2
と、D/A(ディジタル/アナログ)変換器3と、音声
圧縮/伸張装置4と、音声記憶装置5とから構成されて
いる。
【0021】外部からの入力音声アナログ信号100は
A/D変換器2で入力音声ディジタル信号102に変換
されて音声圧縮/伸張装置4に入力され、音声圧縮/伸
張装置4で音声圧縮されて入力音声ディジタル圧縮信号
104としてディジタル音声データ蓄積装置1に送出さ
れる。
【0022】ディジタル音声データ蓄積装置1は音声圧
縮/伸張装置4から入力音声ディジタル圧縮信号104
が入力されると、双方向データバス信号106と音声記
憶装置制御信号107とを音声記憶装置5に出力し、入
力音声ディジタル圧縮信号104を音声記憶装置5に記
憶する。
【0023】一方、外部からの指示によってディジタル
音声データ蓄積装置1が音声データを音声記憶装置5か
ら双方向データバス信号106として読出すと、その音
声データはディジタル音声データ蓄積装置1から音声圧
縮/伸張装置4に出力音声ディジタル圧縮信号105と
して出力される。
【0024】音声圧縮/伸張装置4はディジタル音声デ
ータ蓄積装置1からの出力音声ディジタル圧縮信号10
5に対して音声伸張を行い、出力音声ディジタル信号1
03としてD/A変換器3に出力し、D/A変換器3で
出力音声アナログ信号101に変換されて出力される。
【0025】ここで、ディジタル音声データ蓄積装置1
はシステム制御装置11と、検査作業用記憶装置12
と、プログラム命令解読装置13と、プログラム記憶装
置14とから構成されている。
【0026】図示していないが、検査作業用記憶装置1
2はバッファ#0〜#8(buf0〜buf8)やポイ
ンタ(adr,adr0)、及びカウンタ(coun
t)で構成されており、これらバッファ#0〜#8やポ
インタ、及びカウンタ各々にはデータが格納される。
【0027】すなわち、バッファ#0には音声記憶装置
5内において最も先頭に存在する正常ワードの位置を示
すアドレス値が格納される。バッファ#1には検出され
た1区間の連続正常領域のスタートアドレス値が格納さ
れる。バッファ#2には検出された1区間の連続正常領
域のエンドアドレス値が格納され、バッファ#3には次
に検出される1区間の連続正常領域のスタート/エンド
アドレス値が書込まれる位置を示すアドレス値が格納さ
れる。
【0028】また、バッファ#4にはバッファ#1〜#
3を3ワード連続して書込むための一番目のワードの位
置を示すアドレス値が格納される。バッファ#5にはバ
ッファ#1〜#3の不良アドレステーブル(図示せず)
を書込む時に参照する不良アドレステーブル(既に検出
済みのテーブルを活用する)のスタートアドレス値が格
納される。
【0029】バッファ#6にはバッファ#1〜#3の不
良アドレステーブルを書込む時に参照する不良アドレス
テーブルのエンドアドレス値が格納される。バッファ#
7にはバッファ#5,#6の値を読出す時に使用するア
ドレス値が格納される。バッファ#8には不良検査時に
音声記憶装置5に書込んだ検査用データと比較するため
に、音声記憶装置5から読込んだデータが格納される。
【0030】さらに、ポインタにはディジタル音声デー
タ蓄積装置1から音声記憶装置5に出力されるアドレス
データが格納される。カウンタはプログラム上のループ
用カウンタである。
【0031】プログラム記憶装置14にはディジタル音
声データ蓄積装置1と音声圧縮/伸張装置4との間、ま
たはディジタル音声データ蓄積装置1と音声記憶装置5
との間でデータ送受信を行う動作や、音声記憶装置5に
内在する不良記憶部分の検出動作を行うためのプログラ
ムが内蔵されている。
【0032】プログラム記憶装置14に内蔵されている
プログラムはプログラム記憶装置14からプログラム命
令解読装置13に読出されて解読される。その解読結果
はプログラム命令解読装置13から制御信号としてシス
テム制御装置11に送出される。システム制御装置11
はプログラム命令解読装置13からの制御信号によって
動作する。
【0033】プログラム記憶装置14には大きく分けて
3つの機能を実現するためのプログラムが内蔵されてい
る。つまり、プログラム記憶装置14には不良アドレス
検出機能を実現するためのプログラムと、録音機能を実
現するためのプログラムと、再生機能を実現するための
プログラムとが格納されている。
【0034】不良アドレス検出機能は音声記憶装置5内
部の不良記憶部分のアドレスを検出し、その検出結果を
基に不良アドレステーブル(図示せず)を音声記憶装置
5の先頭アドレスから生成する。その際、音声記憶装置
5の先頭アドレスから不良記憶部分が存在する場合で
も、その不良記憶部分を回避しながら不良アドレステー
ブルの生成処理が可能となっている。
【0035】録音機能はディジタル音声データ蓄積装置
1が音声圧縮/伸張装置4から入力音声ディジタル圧縮
信号104を受信し、その信号を双方向データバス信号
106に出力するとともに、音声記憶装置制御信号10
7によって音声記憶装置5に記憶させる時に用いられ
る。この場合、録音機能は不良アドレス検出機能で生成
された不良アドレステーブルを参照することで音声記憶
装置5の不良記憶部分を回避しながら音声圧縮/伸張装
置4からの入力音声ディジタル圧縮信号104を音声記
憶装置5に記憶させる。
【0036】再生機能はディジタル音声データ蓄積装置
1が音声記憶装置制御信号107によって音声記憶装置
5から双方向データバス信号106に出力させる出力音
声ディジタル圧縮信号105を音声圧縮/伸張装置4に
送信する時に用いられる。その場合、再生機能は不良ア
ドレス検出機能で生成された不良アドレステーブルを参
照することで音声記憶装置5の不良記憶部分を回避しな
がら音声記憶装置5から出力音声ディジタル圧縮信号1
05を読出す。
【0037】ディジタル音声データ蓄積装置1は外部ホ
スト(図示せず)から不良アドレス検出コマンドが入力
されると不良アドレス検出機能を動作させ、外部ホスト
から録音コマンドが入力されると録音機能を動作させ、
外部ホストから再生コマンドが入力されると再生機能を
動作させる。
【0038】図2は図1の音声記憶装置5の不良アドレ
ス検出前の構成例を示す図であり、図3は図1の音声記
憶装置5の不良アドレス検出後の構成例を示す図であ
る。これらの図において、音声記憶装置5は先頭アドレ
スを0番地、最終アドレスを255番地とし、全アドレ
スを8ビットで示すことができ、また基本的にランダム
アクセスが可能となっている。
【0039】また、音声記憶装置5では不良記憶部分が
基本的にビット単位で発生するとともに、“0”または
“1”の値に固定された不良であり、時間経過等でその
値が変化することがないものとする。
【0040】不良アドレス検出では各アドレス(1ワー
ド)毎に‘AAH’(“10101010”)及び‘5
5H’(“01010101”)の検査データを書込
み、その検査データを書込んだ直後に読出して書込んだ
検査データと読出した検査データとを比較することで一
致または不一致を検出している。
【0041】不良アドレス検出では上記の検出処理で1
ビットでも不良記憶部分(×で示す)が検出されるとそ
のアドレスを不良ワードとしている。つまり、図2に示
す音声記憶装置5では0番地と、2番地と、7番地と、
8番地と、15番地と、17番地と、29番地とが夫々
不良ワードとなっている。
【0042】不良アドレス検出機能では音声記憶装置5
内部の不良記憶部分のアドレスを検出し、その検出結果
を基に不良アドレステーブルを音声記憶装置5の先頭ア
ドレスから生成する。その場合、不良検査は基本的に3
ワード単位で行われ、連続した3ワード全てが正常でな
ければその部分に音声データを記憶しない。
【0043】ここで、不良検査を3ワード単位で行う理
由は、少なくとも3ワードあれば、正常領域のスタート
アドレス値とエンドアドレス値と次の正常領域のスター
トアドレス値の格納位置とを夫々格納することができる
ためである。
【0044】上記の図2に示す音声記憶装置5では先頭
アドレス(0番地)が不良ワードなので、不良アドレス
検出機能はその不良記憶部分を回避し、正常と判断され
た次の検査単位、つまり3番地に正常領域#1のスター
トアドレス値「03」を、4番地に正常領域#1のエン
ドアドレス値「03」を、5番地に正常領域#2のスタ
ートアドレス値の格納位置「09」を夫々書込む。
【0045】尚、エンドアドレス値としては連続する正
常な領域の中の最後の検査単位のスタートアドレス値が
書込まれる。この場合、正常領域#1は1つの検査単位
で構成されているため、スタートアドレス値と同じアド
レスがエンドアドレス値として書込まれている。
【0046】この正常領域#1に続く検査単位、つまり
6番地から始まる検査単位では7番地及び8番地が不良
ワードなので、不良アドレス検出機能はその不良記憶部
分を回避し、正常と判断された次の検査単位、つまり9
番地に正常領域#2のスタートアドレス値「09」を、
10番地に正常領域#2のエンドアドレス値「12」
を、11番地に正常領域#3のスタートアドレス値の格
納位置「12」を、12番地に正常領域#3のスタート
アドレス値「18」を、13番地に正常領域#3のエン
ドアドレス値「24」を、14番地に正常領域#4のス
タートアドレス値の格納位置「18」を夫々書込む。こ
の場合、正常領域#2は2つの検査単位で構成されてい
るため、正常領域#2,#3夫々の範囲情報が書込まれ
る。
【0047】この正常領域#2に続く検査単位、つまり
15番地から始まる検査単位では15番地及び17番地
が不良ワードなので、不良アドレス検出機能はその不良
記憶部分を回避し、正常と判断された次の検査単位、つ
まり18番地に正常領域#4のスタートアドレス値「3
0」を、19番地に正常領域#4のエンドアドレス値
「252」を、20番地に不良アドレステーブルの最後
を示す「00」を夫々書込む。この場合、正常領域#3
は3つの検査単位で構成されているため、正常領域#4
の範囲情報と音声データとが書込まれる。
【0048】図3に示す音声記憶装置5は上述した如
く、3番地から20番地までの不良アドレステーブル領
域のうちの正常な領域に不良アドレステーブルが生成さ
れ、21番地から255番地までの音声記憶領域のうち
の正常な領域に音声データが記憶される。
【0049】図4は本発明の一実施例の動作を示すフロ
ーチャートであり、図5〜図13は本発明の一実施例に
よる不良アドレス検出機能の処理手順を示すフローチャ
ートであり、図14及び図15は本発明の一実施例によ
る録音機能の処理手順を示すフローチャートである。こ
れら図1〜図15を用いて本発明の一実施例による不良
アドレス検出機能及び録音機能の処理手順について説明
する。
【0050】ディジタル音声データ蓄積装置1では外部
ホストから不良アドレス検出コマンドが入力されると
(図4ステップS1)、不良アドレス検出機能を動作さ
せて不良アドレステーブル生成処理を行う(図4ステッ
プS2)。
【0051】この後に、ディジタル音声データ蓄積装置
1は外部ホストからの録音再生コマンドの入力待ちとな
る。ディジタル音声データ蓄積装置1は外部ホストから
録音再生コマンドが入力されると(図4ステップS
3)、外部ホストからのコマンドが録音コマンドか否か
を判定する(図4ステップS4)。
【0052】ディジタル音声データ蓄積装置1は外部ホ
ストからのコマンドを録音コマンドと判定すると、録音
機能を動作させて音声データ記憶処理を行う(図4ステ
ップS5)。また、ディジタル音声データ蓄積装置1は
外部ホストからのコマンドが録音コマンドではないと判
定すると、再生機能を動作させて音声データ読込み処理
を行う(図4ステップS6)。
【0053】ディジタル音声データ蓄積装置1が上記の
不良アドレス検出機能を動作させる場合、システム制御
装置11はディジタル音声データ蓄積装置1から音声記
憶装置5に出力するアドレス(以下、ポインタとする)
を先頭=0番地にセットする(adr←0)(図5ステ
ップS11)。
【0054】その後に、システム制御装置11はセット
したアドレスから3ワード単位の不良検査サブルーチン
を実行する[CHECK(adr,err)](図5ス
テップS12)。システム制御装置11はこの3ワード
単位の不良検査サブルーチンの実行で、連続する3ワー
ド全てが正常ならばエラーフラグ=“0”(オフ)を返
し、連続する3ワードのいずれかで異常が検出されれば
エラーフラグ=“1”(オン)を返す。
【0055】システム制御装置11は不良検査サブルー
チンの実行でエラーフラグ=“1”が返ってきたか否か
を判定し(図5ステップS13)、エラーフラグ=
“1”が返ってきたと判定するとポインタに3番地先の
アドレスをセットする(adr←adr+3)(図5ス
テップS14)。
【0056】また、システム制御装置11はエラーフラ
グ=“1”が返ってこないと判定すると、つまり音声記
憶装置5内の最初の正常な連続した3ワード単位を検出
すると、検査作業用記憶装置12のバッファ#0に最初
に検出された正常ワードのアドレス値を格納する(bu
f0←adr)(図5ステップS15)。
【0057】続いて、システム制御装置11はバッファ
#1に検出された連続正常領域のスタートアドレス値と
してバッファ#0の値を格納する(buf1←buf
0)(図5ステップS16)。
【0058】また、システム制御装置11はバッファ#
3に次の連続正常領域のスタートアドレスを書込む位置
を示すアドレス値としてバッファ#1の値よりも3番地
先のアドレスを格納する(buf3←buf1+3)
(図5ステップS17)。
【0059】一方、システム制御装置11はバッファ#
4にバッファ#1のデータを書込む位置を示すアドレス
値としてバッファ#0の値を格納する(buf4←bu
f0)(図5ステップS18)。
【0060】また、システム制御装置11はバッファ#
5に、バッファ#1のデータを音声記憶装置5に書込む
時に不良ワード位置への書込みを回避するための参照用
不良アドレステーブルのスタートアドレス値としてバッ
ファ#0の値を格納する(buf5←buf0)(図5
ステップS19)。
【0061】さらに、システム制御装置11はバッファ
#7に、バッファ#5のデータが音声記憶装置5内に書
込まれている位置を示すアドレス値としてバッファ#0
の値を格納する(buf7←buf0)(図5ステップ
S20)。
【0062】その後に、システム制御装置11はセット
したアドレスから3ワード単位の不良検査サブルーチン
を実行する[CHECK(adr,err)](図6ス
テップS21)。システム制御装置11はこの3ワード
単位の不良検査サブルーチンの実行で、連続する3ワー
ド全てが正常ならばエラーフラグ=“0”を返し、連続
する3ワードのいずれかで異常が検出されればエラーフ
ラグ=“1”を返す。
【0063】システム制御装置11は不良検査サブルー
チンの実行でエラーフラグ=“0”が返ってきたか否か
を判定し(図6ステップS22)、エラーフラグ=
“0”が返ってきたと判定するとポインタに3番地先の
アドレスをセットする(adr←adr+3)(図6ス
テップS23)。
【0064】また、システム制御装置11はエラーフラ
グ=“0”が返ってこないと判定すると、つまり音声記
憶装置5内の最初の連続正常領域のエンドアドレスを検
出すると、バッファ#2に検出した連続正常領域のエン
ドアドレス値、つまり3番地先のアドレス値から3を減
算した値を格納する(buf2←adr−3)(図6ス
テップS24)。
【0065】続いて、システム制御装置11はバッファ
#6に不良アドレステーブルのエンドアドレス値として
バッファ#2の値を格納する(buf6←buf2)
(図6ステップS25)。
【0066】この後、システム制御装置11はポインタ
にバッファ#4の値をセットし(adr←buf4)
(図6ステップS26)、そのアドレスが示す格納位置
(以下、ポインタ格納位置とする)にバッファ#1の値
を書込む(*adr←buf1)(図6ステップS2
7)。
【0067】次に、システム制御装置11はポインタに
ステップS26でセットされたアドレスに1を加算した
値をセットし(adr←adr+1)(図6ステップS
28)、ポインタ格納位置にバッファ#2の値を書込む
(*adr←buf2)(図6ステップS29)。
【0068】さらに、システム制御装置11はポインタ
にステップS28でセットされたアドレスに1を加算し
た値をセットし(adr←adr+1)(図6ステップ
S30)、ポインタ格納位置に初期値‘00H’(“0
0000000”)を書込む(*adr←‘00H’)
(図6ステップS31)。
【0069】ここまでの処理によって、システム制御装
置1は最も先頭アドレスに近くかつ3ワード以上連続す
る正常領域を検出し、音声記憶装置5に不良アドレステ
ーブルを生成する(図3の正常領域#1参照)。
【0070】システム制御装置11はポインタにバッフ
ァ#2の値よりも3番地先のアドレスをセットし(ad
r←buf2+3)(図7ステップS32)、次の連続
正常領域の検出処理に入る。
【0071】その後に、システム制御装置11はセット
したアドレスから3ワード単位の不良検査サブルーチン
を実行する[CHECK(adr,err)](図7ス
テップS33)。システム制御装置11はこの3ワード
単位の不良検査サブルーチンの実行で、連続する3ワー
ド全てが正常ならばエラーフラグ=“0”を返し、連続
する3ワードのいずれかで異常が検出されればエラーフ
ラグ=“1”を返す。
【0072】システム制御装置11は不良検査サブルー
チンの実行でエラーフラグ=“1”が返ってきたか否か
を判定し(図7ステップS34)、エラーフラグ=
“1”が返ってきたと判定するとポインタに3番地先の
アドレスをセットする(adr←adr+3)(図7ス
テップS35)。
【0073】また、システム制御装置11はエラーフラ
グ=“1”が返ってこないと判定すると、つまり音声記
憶装置5内の正常な連続した3ワード単位を検出する
と、バッファ#1に検出された正常ワードのアドレス値
を格納する(buf1←adr)(図7ステップS3
6)。
【0074】続いて、システム制御装置11はセットし
たアドレスから3ワード単位の不良検査サブルーチンを
実行する[CHECK(adr,err)](図7ステ
ップS37)。システム制御装置11はこの3ワード単
位の不良検査サブルーチンの実行で、連続する3ワード
全てが正常ならばエラーフラグ=“0”を返し、連続す
る3ワードのいずれかで異常が検出されればエラーフラ
グ=“1”を返す。
【0075】システム制御装置11は不良検査サブルー
チンの実行でエラーフラグ=“0”が返ってきたか否か
を判定し(図7ステップS38)、エラーフラグ=
“0”が返ってきたと判定するとポインタに3番地先の
アドレスをセットする(adr←adr+3)(図7ス
テップS39)。
【0076】また、システム制御装置11はエラーフラ
グ=“0”が返ってこないと判定すると、つまり音声記
憶装置5内の連続正常領域のエンドアドレスを検出する
と、バッファ#2に検出した連続正常領域のエンドアド
レス値、つまり3番地先のアドレス値から3を減算した
値を格納する(buf2←adr−3)(図7ステップ
S40)。
【0077】これらの処理が終わると、システム制御装
置11は1つ前の不良アドレステーブル内のNEXTテ
ーブルアドレス値の書込みと、検出した連続正常領域の
スタート/エンドアドレス値の不良アドレステーブルへ
の書込みとを行う。
【0078】システム制御装置11はバッファ#3の値
とバッファ#6の値とを比較し、バッファ#3の値がバ
ッファ#6の値よりも大きいかどうかを、つまり次に検
出される1区間連続正常領域のスタート/エンドアドレ
スが書込まれる位置を示すアドレス値が不良アドレステ
ーブルを書込む時に参照する不良アドレステーブルのエ
ンドアドレス値よりも大きいかどうかを判定する(bu
f3>buf6)(図8ステップS41)。
【0079】システム制御装置11はバッファ#3の値
がバッファ#6の値よりも大きいと判定すると、ポイン
タにバッファ#7の値に2を加算した値をセットし(a
dr←buf7)(図8ステップS42)、バッファ#
7にポインタ格納位置の値を格納する(buf7←*a
dr)(図8ステップS43)。
【0080】このとき、システム制御装置11はバッフ
ァ#7の値が初期値‘00H’かどうかを判定する(b
uf7=‘00H’)(図8ステップS44)。
【0081】システム制御装置11はバッファ#7の値
が初期値‘00H’であると判定すると、ポインタにバ
ッファ#4の値をセットし(adr←buf4)(図8
ステップS45)、バッファ#1の値を、つまり前テー
ブル内のNEXTテーブルを示すアドレス値をポインタ
格納位置に書込む(*adr←buf1)(図8ステッ
プS46)。
【0082】システム制御装置11はポインタにバッフ
ァ#3の値を、つまり前テーブル内のNEXTテーブル
を示すアドレス値をセットし(adr←buf3)(図
8ステップS47)、バッファ#1の値をポインタ格納
位置に書込む(*adr←buf1)(図8ステップS
48)。
【0083】次に、システム制御装置11はポインタに
ステップS48でセットされたアドレスに1を加算した
値をセットし(adr←adr+1)(図9ステップS
49)、ポインタ格納位置にバッファ#2の値を書込む
(*adr←buf2)(図9ステップS50)。
【0084】さらに、システム制御装置11はポインタ
にステップS49でセットされたアドレスに1を加算し
た値をセットし(adr←adr+1)(図9ステップ
S51)、ポインタ格納位置に初期値‘00H’を書込
む(*adr←‘00H’)(図9ステップS52)。
【0085】システム制御装置11はバッファ#3にN
EXTテーブルを書込む予定のアドレス値としてバッフ
ァ#1の値よりも3番地先のアドレスを格納する(bu
f3←buf1+3)(図9ステップS53)。
【0086】また、システム制御装置11はバッファ#
5に、バッファ#1のデータを音声記憶装置5に書込む
時に不良ワード位置への書込みを回避するための参照用
不良アドレステーブルのスタートアドレス値としてバッ
ファ#1の値を格納する(buf5←buf1)(図9
ステップS54)。
【0087】さらに、システム制御装置11はバッファ
#6に参照アドレステーブルのエンドアドレス値として
バッファ#2の値を格納する(buf6←buf2)
(図9ステップS55)。
【0088】さらにまた、システム制御装置11はバッ
ファ#7に、バッファ#5のデータが音声記憶装置5内
に書込まれている位置を示すアドレス値としてバッファ
#1の値を格納する(buf7←buf1)(図9ステ
ップS56)。その後に、システム制御装置11はステ
ップS32に戻り、次の連続正常領域の検出処理に入
る。
【0089】一方、バッファ#7の値が初期値‘00
H’でないと判定すると、ポインタにバッファ#7の値
をセットし(adr←buf7)(図10ステップS5
7)、バッファ#4にポインタ格納位置の値を格納する
(buf4←*adr)(図10ステップS58)。
【0090】システム制御装置11はバッファ#5にバ
ッファ#4の値を格納し(buf5←buf4)(図1
0ステップS59)、ポインタにステップS57でセッ
トされたアドレスに1を加算した値をセットする(ad
r←adr+1)(図10ステップS60)。
【0091】また、システム制御装置11はバッファ#
6にポインタ格納位置の値を格納し(buf6←*ad
r)(図10ステップS61)、ポインタにバッファ#
4の値をセットする(adr←buf4)(図10ステ
ップS62)。
【0092】さらに、システム制御装置11はポインタ
格納位置にバッファ#1の値を書込み(*adr←bu
f1)(図10ステップS63)、ポインタにステップ
S62でセットされたアドレスに1を加算した値をセッ
トする(adr←adr+1)(図10ステップS6
4)。
【0093】さらにまた、システム制御装置11はポイ
ンタ格納位置にバッファ#2の値を書込み(*adr←
buf2)(図10ステップS65)、ポインタにステ
ップS64でセットされたアドレスに1を加算した値を
セットする(adr←adr+1)(図10ステップS
66)。
【0094】システム制御装置11はポインタ格納位置
に初期値‘00H’を書込み(*adr←‘00H’)
(図10ステップS67)、ポインタにバッファ#1の
値よりも3番地先のアドレスをセットし(adr←bu
f1+3)(図10ステップS68)、次の連続正常領
域の検出処理に入る。
【0095】システム制御装置11はバッファ#3の値
がバッファ#6の値よりも大きくないと判定すると、ポ
インタにバッファ#4の値よりも3番地先のアドレスを
セットし(adr←buf4+3)(図11ステップS
69)、ポインタ格納位置にバッファ#3の値を書込む
(*adr←buf3)(図11ステップS70)。
【0096】システム制御装置11はポインタにバッフ
ァ#3の値をセットし(adr←buf3)(図11ス
テップS71)、ポインタ格納位置にバッファ#1の値
を書込む(*adr←buf1)(図11ステップS7
2)。
【0097】システム制御装置11はポインタにステッ
プS71でセットされたアドレスに1を加算した値をセ
ットし(adr←adr+1)(図11ステップS7
3)、ポインタ格納位置にバッファ#2の値を書込む
(*adr←buf2)(図11ステップS74)。
【0098】また、システム制御装置11はポインタに
ステップS73でセットされたアドレスに1を加算した
値をセットし(adr←adr+1)(図11ステップ
S75)、ポインタ格納位置に初期値‘00H’を書込
む(*adr←‘00H’)(図9ステップS52)。
その後に、システム制御装置11はステップS32に戻
り、次の連続正常領域の検出処理に入る。
【0099】システム制御装置11での不良アドレス検
出機能における3ワード単位の不良検査サブルーチン
[CHECK(adr,err)]は以下のようにして
実行される。
【0100】すなわち、システム制御装置11は不良検
査サブルーチンの実行時に[CHECK(adr,er
r)](図12ステップS81)、検査作業用記憶装置
12のカウンタに初期値0をセットする(count←
0)(図12ステップS82)。
【0101】その後に、システム制御装置11は検査作
業用記憶装置12の作業用アドレスバッファ(図示せ
ず)にポインタを格納する(adr0←adr)(図1
2ステップS83)。
【0102】システム制御装置11は作業用アドレスバ
ッファの値が示す音声記憶装置5のアドレスに検査用デ
ータ‘55H’を書込み(*adr0←‘55H’)
(図12ステップS84)、作業用アドレスバッファの
値が示す検査用データ‘55H’を書込んだ直後の音声
記憶装置5のアドレスからデータを読込んでバッファ#
8に格納する(図12ステップS85)。
【0103】システム制御装置11はバッファ#8の値
と検査データ‘55H’とを比較し、それらが一致する
か否かを判定する(buf8=‘55H’)(図12ス
テップS86)。システム制御装置11はそれらが一致
しないと判定すると、エラーフラグ=“1”(検査結果
不良)を返し(err←“1”)(図12ステップS8
7)、不良アドレス検出機能の動作に戻る。
【0104】また、システム制御装置11はそれらが一
致すると判定すると、作業用アドレスバッファの値が示
す音声記憶装置5のアドレスに検査用データ‘AAH’
を書込み(*adr0←‘AAH’)(図13ステップ
S88)、作業用アドレスバッファの値が示す検査用デ
ータ‘AAH’を書込んだ直後の音声記憶装置5のアド
レスからデータを読込んでバッファ#8に格納する(図
13ステップS89)。
【0105】システム制御装置11はバッファ#8の値
と検査データ‘AAH’とを比較し、それらが一致する
か否かを判定する(buf8=‘AAH’)(図13ス
テップS90)。システム制御装置11はそれらが一致
しないと判定すると、エラーフラグ=“1”(検査結果
不良)を返し(err←“1”)(図13ステップS9
1)、不良アドレス検出機能の動作に戻る。
【0106】また、システム制御装置11はそれらが一
致すると判定すると、作業用アドレスバッファに次のア
ドレス値をセットし(図13ステップS92)、カウン
タに前回のカウンタ値に1を加算してセットする(co
unt←count+1)(図13ステップS93)。
【0107】システム制御装置11は1を加算したカウ
ンタ値が3以下かどうかを判断し(図13ステップS9
4)、カウンタ値が3以下であると判断すると、エラー
フラグ=“0”(検査結果正常)を返し(err←
“0”)(図13ステップS95)、不良アドレス検出
機能の動作に戻る。また、システム制御装置11は1を
加算したカウンタ値が3以下でないと判断すると、ステ
ップS83に戻って処理を続行する。
【0108】システム制御装置11における録画機能の
動作は以下のように実行される。まず、システム制御装
置11はポインタにバッファ#0のアドレス値をセット
し(adr←buf0)(図14ステップS101)、
ポインタ格納位置のデータをバッファ#5にセットする
(buf5←*adr)(図14ステップS102)。
【0109】システム制御装置11はポインタにステッ
プS101でセットされたアドレスに1を加算した値を
セットし(adr←adr+1)(図14ステップS1
03)、ポインタ格納位置のデータをバッファ#6にセ
ットする(buf6←*adr)(図14ステップS1
04)。
【0110】システム制御装置11はポインタにステッ
プS103でセットされたアドレスに1を加算した値を
セットする(adr←adr+1)(図14ステップS
105)。
【0111】システム制御装置11はバッファ#7にバ
ッファ#0の値を不良アドレステーブルの位置を示すア
ドレスとして格納する(buf7←buf0)(図14
ステップS106)。
【0112】システム制御装置11はポインタにバッフ
ァ#4の値を、つまり不良アドレステーブルの最後尾位
置を示すアドレスをセットする(adr←buf4)
(図14ステップS107)。
【0113】この後に、システム制御装置11はポイン
タ格納位置に“音声データ”を書込み(*adr←“音
声データ”)(図15ステップS108)、“音声デー
タ”を書込むアドレスをインクリメントする(adr←
adr+1)(図15ステップS109)。
【0114】システム制御装置11はインクリメントし
たアドレスがバッファ#6の値以上かどうかを判定し
(adr>buf6)(図15ステップS110)、イ
ンクリメントしたアドレスがバッファ#6の値以上でな
ければステップS108に戻って“音声データ”の書込
みを行う。
【0115】一方、システム制御装置11はインクリメ
ントしたアドレスがバッファ#6の値以上であれば、ポ
インタにバッファ#7の値をセットする(adr←bu
f7)(図15ステップS111)。
【0116】システム制御装置11はバッファ#5にポ
インタ格納位置の値を格納し(buf5←*adr)
(図15ステップS112)、バッファ#7にポインタ
の値を格納する(buf7←adr)(図15ステップ
S113)。
【0117】システム制御装置11はバッファ#7に格
納したアドレスをインクリメントし(adr←adr+
1)(図15ステップS114)、バッファ#6にポイ
ンタ格納位置の値を格納する(buf6←*adr)
(図15ステップS115)。
【0118】その後に、システム制御装置11はポイン
タにバッファ#5の値をセットし(adr←buf5)
(図15ステップS116)、ステップS108に戻っ
て“音声データ”の書込みを行う。
【0119】上述した処理動作はシステム制御装置11
における録画機能の動作であるが、システム制御装置1
1における再生機能の動作はステップS108以降の音
声データの書込み処理を音声データの読出し処理とする
以外は、上記の処理動作と同様である。
【0120】このように、システム制御装置1で音声記
憶装置5内部の不良記憶部分をその先頭アドレスから順
次検出し、この検出された不良記憶部分以外の正常領域
の範囲情報を音声記憶装置5内部の正常領域に順次不良
アドレステーブルとして書込むとともに、不良アドレス
テーブルを参照して不良記憶部分を回避しながら音声記
憶装置5に音声データを記憶し、不良アドレステーブル
を参照して不良記憶部分を回避しながら音声記憶装置5
から音声データを読出すことによって、音声記憶装置5
が先頭アドレスから不良ワードを含む場合でも音声デー
タの記憶を可能とすることができるので、先頭アドレス
から不良ワードを含む音声記憶装置5に対して従来のデ
ィジタル音声データ蓄積装置では使用不可能であった不
良半導体製品の音声記憶装置5を使用可能とすることが
できる。よって、不良半導体製品の音声記憶装置5をコ
ンシューマ市場向けの装置として多量に供給することが
できる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声データを圧縮して音声記憶装置に記憶するとともに、
音声記憶装置から音声データを読出すディジタル音声デ
ータ蓄積装置において、音声記憶装置内部の不良記憶部
分をその先頭アドレスから順次検出し、その検出された
不良記憶部分以外の正常領域の範囲情報を音声記憶装置
内部の正常領域に順次不良アドレステーブルとして書込
むとともに、不良アドレステーブルを参照して不良記憶
部分を回避しながら音声記憶装置に音声データを記憶
し、不良アドレステーブルを参照して不良記憶部分を回
避しながら音声記憶装置から音声データを読出すことに
よって、不良半導体製品の音声記憶装置をコンシューマ
市場向けの装置として多量に供給することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の音声記憶装置の不良アドレス検出前の構
成例を示す図である。
【図3】図1の音声記憶装置の不良アドレス検出後の構
成例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の一実施例による不良アドレス検出機能
の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例による不良アドレス検出機能
の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例による不良アドレス検出機能
の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例による不良アドレス検出機能
の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例による不良アドレス検出機能
の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例による不良アドレス検出機
能の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例による不良アドレス検出機
能の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施例による不良アドレス検出機
能の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施例による不良アドレス検出機
能の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施例による録音機能の処理手順
を示すフローチャートである。
【図15】本発明の一実施例による録音機能の処理手順
を示すフローチャートである。
【図16】従来例の音声記憶装置の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ディジタル音声データ蓄積装置 4 音声圧縮/伸張装置 5 音声記憶装置 11 システム制御装置 12 検査作業用記憶装置 13 プログラム命令解読装置 14 プログラム記憶装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データを圧縮して不良記憶部分を含
    音声記憶装置に記憶するとともに、前記不良記憶部分
    を含む音声記憶装置から前記音声データを読出すディジ
    タル音声データ蓄積装置であって、前記不良記憶部分を
    含む音声記憶装置内部の不良記憶部分以外の正常領域で
    あって連続して3ワード数以上ある正常領域をその先頭
    アドレスから順次検出する検出手段と、前記検出手段で
    検出された前記正常領域の範囲情報を前記不良記憶部分
    を含む音声記憶装置内部の前記正常領域に順次不良アド
    レステーブルとして書込む書込み手段と、前記不良記憶
    部分を含む音声記憶装置内部の最も先頭のアドレスに存
    在する前記正常領域のスタートアドレス値を前記不良記
    憶部分を含む音声記憶装置とは別の検査作業用記憶装置
    内のバッファに書き込む手段と、前記バッファ及び前記
    不良アドレステーブルを参照して前記不良記憶部分を含
    音声記憶装置の前記正常領域に前記音声データを記憶
    する手段と、前記バッファ及び前記不良アドレステーブ
    ルを参照して前記不良記憶部分を含む音声記憶装置の前
    記正常領域から前記音声データを読出す手段とを有する
    ことを特徴とするディジタル音声データ蓄積装置。
  2. 【請求項2】 前記正常領域の範囲情報は、前記正常領
    域の連続した3ワードに記憶されたものであって、正常
    領域のスタートアドレス値と正常領域のエンドアドレス
    値と次の正常領域のスタートアドレス値とを含むことを
    特徴とする請求項1に記載のディジタル音声データ蓄積
    装置。
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