JPH04117688A - デジタルレコーダ - Google Patents

デジタルレコーダ

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JPH04117688A
JPH04117688A JP2236719A JP23671990A JPH04117688A JP H04117688 A JPH04117688 A JP H04117688A JP 2236719 A JP2236719 A JP 2236719A JP 23671990 A JP23671990 A JP 23671990A JP H04117688 A JPH04117688 A JP H04117688A
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JP
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audio data
audio
transfer
dma
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JP2236719A
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Norio Iizuka
宣男 飯塚
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、音声信号をデジタル的に記録、再生。
更には編集することが可能なデジタルレコーダに関する
〔従来の技術〕
従来から音声信号を記録(録音)、再生、gi集する方
法としては、磁気テープにアナログ音声信号を磁気記録
し、それを再生、編集することが行われている。しかし
、このような従来技術は、アナログ記録再生によってい
る為、音質の劣化がさけられず、特に−度録音した音声
信号をダビングすると劣化が顕著となる。
また、磁気テープを記録媒体としているので、目的の編
集ポイントに到達するのに時間がかかってしまうという
問題や、磁気テープの肖該録音部分を物理的に切り貼り
したり、編集部分を他の場所に一度コピーした上でなけ
れば編集作業を行えないという問題もある。
音質劣化の問題に対しては、磁気テープへの記録方法を
デジタル化することで対応できるもののシーケンシャル
アクセスの記録媒体を用いるために生じる頭出しや編集
の自由度に関する欠点は、単なるデジタル化によっては
除去することができない。
そこで、近年では、記録媒体としてウィンチエスタ−型
のハードディスクを用いてディスクレコーディングを行
うことにより従来の問題点を解消する提案がなされてい
る(例えば、JASJourna l’ 89・4月号
、第16頁乃至第22頁「ディジタル・オーディオ・ワ
ークステーション(DAW)の動向〜AES日本支部1
月例会より〜ノを参照)。
このようなハードディスクに記録された音声データに対
し所要データの挿入、削除等の編集を行って得られた音
声データを再生する場合、編集点の前後には異音や不連
続防止のため、3乃至30m5の信号の乗り渡りいわゆ
るクロスフェードが必要となる。このクロスフェードを
実現するために従来提案されている方法には、次の2つ
がある。
(1)第1の方法は、ハードディスクに記録されている
音声データそのものを書き換える方法である。この方法
は、音声データの修正が困廻であり。
ハードディスクに記録されたデータはランダムアクセス
可能であるという利点を生かしていない。
(2)第2の方法は、ハードディスクに記録されている
音声データそのものを書き換えず、CPUが編集点につ
いての情報を記憶し、ハードディス、りへのアクセスを
制御して、編集点前後の2つのデータブロックを読み出
し、クロスフェード区間用の1つのデータブロックを作
り出すリアルタイム処理方法である。この方法は、編集
の自由度の点で最適であるが、1つのトラックに対して
2つ分のトラックのデータへのアクセスを必要とするの
で、全てのトラックに同−l1ii集点でクロスフェー
ド処理するのに、トラック数の2倍のデータ転送幅(デ
ータ転送速度)を必要とする。また、リアルタイムでク
ロスフェード処理を行うには、高速な信号処理を必要と
する。従って、この方法を実現するにはコストの高い装
置を必要とする。
本発明は、上述の従来の問題点を解決し、記憶されてい
る音声データを書き換えることなく、自由に音声データ
を編集できる簡単な構成のデジタルレコーダを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段ならびに作用〕本発明の一
構成例によれば、音声データの入出力動作を行う音声入
出力手段と、この音声人出カ手段から供給されるデジタ
ル音声データを記憶する音声データ記憶手段と、この音
声データ記憶手段に記憶されている音声データに対して
クロスフェード処理して得られたクロスフェードデータ
を記憶するクロスフェードデータ記憶手段と、音声デー
タおよびクロスフェードデータの再生順序を示す再生ス
ケジュールテーブルを記憶する手段と。
この再生スケジュールテーブルに示された順序に従って
音声データ記憶手段およびクロスフェードデータ記憶手
段から音声データおよびクロスフェードデータを音声入
出力手段に供給する制御手段とを具備するデジタルレコ
ーダが提供される。
再生スケジュールテーブルを記憶する手段は。
例えば中央処理装!IC以下、cpvと略称)のランダ
ムアクセスメモリ(以下、RAMと略称)に設けられる
この構成によって、音声データ記憶手段に記憶された音
声データは書き換えられずそのまま保持されるので1編
集の自由を確保できる。また、音声データをクロスフェ
ード処理して得られるデータは、クロスフェードデータ
記憶手段に記憶されるので、リアルタイム処理を行わな
くてよいので、高速信号処理を必要としない。
音声データ記憶手段を例えば磁気ハードディスクあるい
は光磁気ディスク等のディスク装置により構成し、クロ
スフェードデータ記憶手段を例えば半導体メモリ等の静
的RAMにより構成すると。
クロスフェードデータメモリを、音声入出力装置と音声
データ記憶手段との間に設けられるバッファの一部の領
域を利用して構成でき、クロスフェードデータの記憶の
ためにディスクの音声データの記憶領域が制限されるこ
とがない、また、クロスフェードデータの転送速度が、
ディスクアクセス待ちによって低下することはない。
音声データ記憶手段およびクロスフェードデータ記憶手
段を、同一のディスク装置の別の領域に設けると、ディ
スクへのアクセスが増加するため。
データ転送速度がやや低下するが、再生スケジュールテ
ーブルの記憶手段識別情報が不要となり。
構成をより簡単にできる。
また、例えば音声データの挿入、削除等の編集種類、編
集点、ならびにクロスフェードタイムおよび音量カーブ
等の所要の編集内容に応じて音声データ記憶手段から所
要の音声データを取り出して所要のクロスフェード処理
を行うクロスフェード処理手段を備えると、編集内容に
より適合したクロスフェードを行うことができる。クロ
スフェード処理手段は1例えばCPUおよびそのプログ
ラムによって実現できる。
さらに、再生スケジュールテーブルを編集動作が行われ
る毎に更新する手段を設けることにより、編集作業がよ
り簡単になる。この更新手段は5例えばCPUおよびそ
のプログラムによって実現できる。
〔実施例〕
以下、この発明のデジタルレコーダの好適な実施例を図
面を参照して説明する。
〈全体構成〉 第1図は、本発明のデジタルレコーダの一実施例の全体
構成を示しており、この実施例においては、同時に3ト
ラツクまでの録音、再生動作が出来るようになっている
。全体は、図示のとおり。
CPU部(図中左側の部分)と、DMAユニット(音声
記録再生処理装置)(図中右側の部分)とにわかれる。
CPU部は、CPUIと、このCP U 1の動作を規
定するプログラム(詳細は後述)を記憶したプログラム
ROM2と、各種データを記憶するエリア、3トラツク
のカレントポインタを記憶するエリア、音声データおよ
びクロスフェードデータの再生順序を示す再生スケジュ
ールを記憶するエリア、ならびにワークエリア等を含む
RAM3と、CPUIのI10ボートに接続された周辺
機器である各種ファンクションキー、データ入力キー等
を含むキーボード4.CRTあるいはLCDとそのドラ
イバを含み各種表示を行う表示袋@5とを有する。上述
のカレントポインタは記憶手段(後述のクロスフェード
データメモリ9〜4またはハードディスク12)を指示
するタイプデータ(MまたはD)と記憶手段のアドレス
を指定するデータとから構成される。すなわち、カレン
トポインタはディスクアクセスポインタとクロスフェー
ドデータメモリアクセスポインタとを兼用したポインタ
である。CPUIは、後述するようにリアルタイム動作
時(録音/再生等)において、DMAユニットのアドレ
スバス、データバスの空き時間に、必要に応じてDMA
ユニットの各構成要素の制御を行ない1編集時において
、データブロックの並べ換えや、ディスクアクセスポイ
ンタの操作。
クロスフェード処理等を行なう、キーボード4からは、
後述するように、各トラック(以下、Trとする)の録
音/再生モードの設定、スタート。
ストップ、ロケート、編集点の指定挿入、削除等の編集
種類の指定、クロスフェードタイム、および音量カーブ
の指定などが行える。
プログラムROM2.RAM3のアドレス端子には、ア
ドレスバスを介してCPUIからアドレス信号が送られ
、その出力端子はデータバスを介してCPUIにあるい
はトランシーバ7に接続されている。
すなわち、C:PU部とDMAユニットとを連結するた
めに、バッファ6、トランシーバ7がDMAユニット内
に設けられている。バッファ6はCPUIとアドレスバ
スを介して接続され、更にDMAユニット内のアドレス
バスに連結される。トランシーバ7はCPUIとデータ
バスを介して接続され、更にDMAユニット内のデータ
バスに連結される。
DMAユニット内には、Triの為の音声入出力装置1
8−1.Tr2の為の音声入出力袋N8−2、Tr3の
為の音声入出力袋[8−3が設けられていて、夫々には
、アナログ音声信号が独立に入出力可能となっている。
各音声入出力装置8−1〜8−3の内部には、A/D変
換、D/A変換を選択的に実行する変換器のほか、サン
プリングノイズ除去用のローパスフィルタ、更にサンプ
リング周期でクロックを発生するクロック回路などが含
まれている。これらの音声入出力装置8−1〜8−3に
おいては、当該トラックがレコード(記録)状態に設定
されれば、外部からのアナログ音声信号をサンプリング
周期毎に適宜フィルタリングした後、A/D変換してデ
ジタル音声データを得る。逆に当該トラックがプレイ(
再生)状態と設定されれば、予め読み出されたデジタル
音声データをサンプリング周期毎にD/A変換して適宜
フィルタリングした後、アナログ音声信号として出力す
る。
Tri〜Tr3の各音声入出力装置8−1〜8−3は、
データバスを介して対応するバッファ9−1 (BUF
l)、バッファ9−2 (BUF2)、バッファ9−3
 (BUF3)とそれぞれ接続され、デジタル音声デー
タの授受を行う。
このバッファ9−1−9−3はTri−Tr3に夫々対
応しており、音声入出力装置8−1〜8−3との間のデ
ータ転送は、DMAコントローラ10にて直接メモリア
クセス(DMA)方式により行われる。
バッファ9−1−9−2および9−3ならびにクロスフ
ェードメモリ9−4は、第1図に示すように同−RAM
中の、例えばアドレスO〜9999.10000〜19
999.20000〜29999および30000〜3
9999に設けられる。クロスフェードデータメモリ9
−4は、データバスおよびトランシーバ7を介してCP
UIに接続され、CPUIが音声データをクロスフェー
ド処理して得られるクロスフェードデータを記憶する。
クロスフェードデータメモリ9−4とバッファ9−1〜
9−3との間のデータ転送はCPU1がアドレスバスお
よびバッファ6を介してDMAコントローラ10をプロ
グラムし、その後、DMAコントローラ10の制御下で
行われる。
この各音声入出力装置F8−1〜8−3は、DMAコン
トローラ10に対し、レコーディング時には、サンプリ
ング周期で音声入出力装置18−1〜8−3からバッフ
ァ9−1〜9−3方向への1回のサンプリングに係゛る
デジタルデータのDMA転送(シングル転送)を要求、
(リクエスト)シ(DRQ信号を送出しくTriではD
RQL、Tr2ではDRQ2.Tr3ではDRQ3とし
てDMAコントローラ10に与えられる))、DMAコ
ントローラ10からの回答(アクノーレッジが、Trl
ではDAKI、Tr2ではDAK2、Tr3ではDAK
3としてDMAコントローラ10から与えられる)を受
けて実際のデータ転送が実行される。プレイ時には、サ
ンプリング周期でバッファ9−1〜9−3から音声入出
力装置i!8−1〜8−3方向への1回のサンプリング
に係るデジタルデータのDMA転送(シングル転送)の
要求が、音声入出力装置8−1〜8−3から、なされ、
上記した場合と同様にDMAコントローラ10によって
データ転送が実行される。
このバッファ9−1〜9−3は、複数回もしくは多数回
のデジタル音声データを記憶できる容量をもち、例えば
RAM中にTri〜Tr3に対応させて3つの領域を設
け、夫々リングバッファ(最終アドレスと先頭アドレス
とが仮想的にっながったバッファ)として使用すること
で、FIFOバッファとして機能するよう構成されてい
る。
クロスフェードデータメモリ9−4は、複数回もしくは
多数回のクロスフェードデータを記憶できる容量を有し
、バッファ9−1〜9−3が設けら九るRAMの一部の
領域中にFIFO/<ソファとして構成される。
バッファ9−1〜9−3およびクロスフェードデータメ
モリ9−4に対するアドレス指定は、アドレスバスを介
してDM、Aコントローラ10などよりなされる。すな
わちDMA転送を行っているときはDMAユニット内の
アドレスバス、データバス、制御信号ラインはDMAコ
ントローラ1゜が専有することになる。
バッファ9−1〜9−3はデータバスを介し。
更にハードディスクコントローラ(以下、HDコントロ
ーラとする)11の制御に従ってハードディスク12と
データの授受を行う。ハードディスク12とHDコント
ローラ11とはデータバスとコントロール信号ラインと
を介し連結され、ハードディスク12に対するリート/
ライトアクセスが全てHDコントローラ11によりなさ
れる。ハードディスク12は、Tri〜T r 3の3
トラック分の分割された記憶エリアを有しており(第1
2図参照)、バッファ9−1〜9−3とのデータ転送が
DMAコントローラ10によりなされる。
これは、HDコントローラ11が1つのデータブロック
を転送し終ると割込み(INT)をCPU1にかけ、次
のデータブロックの転送指示をCPU1に対し行うこと
によりなされる。CPUIは、HDコントローラ11か
らインタラブド信号INTが到来すると、DMAコント
ローラ10.HDコントローラ11を所望の状態に設定
したり、プログラミングしたりした後、DMA転送を行
わせる。この動作の詳細は後に説明する。
DMAコントローラ10は、プレイ時にあっては、ハー
ドディスク12から予め指定された量(複数サンプリン
グ周期分)のデジタル音声データを読み出した後、バッ
ファ9−1〜9−3のうちの指定されるバッファへDM
A転送(ブロック転送)するよう動作し、レコード時に
あっては、指定されたバッファから予め指定された量(
複数サンプリング周期分)のデジタル音声データを読み
出してハードディスク12の指定される位置へDMA転
送(ブロック転送)するよう動作する。
このハードディスク12とバッファ9−1〜9−3との
間のデータ転送の際は、HDコントローラ11よりDM
Aコントローラ10に対し要求信号DREQを出力しく
DMAコントローラ10側ではDRQ4として受取る)
、転送可能となると逆に回答信号DACKを受取る(D
MAコントローラ10側ではDAK4として出力する)
ことで、実際の転送状態となる。
このように、DMAコントローラ10は、Tr1〜Tr
3の音声入出力装置8−1〜8−3とバッファ9−1〜
9−3との間の3チヤンネル(後述するCHI〜CH3
)のデータ転送と、順番に選択されたいずれかのバッフ
ァ9−1〜9−3とハードディスク12またはクロスフ
ェードデータメモリ9−4の間の1チヤンネル(後述す
るCH4)のデータ転送との、計4チャンネルの時分割
データ転送動作をする。
CPU1は−DMAユニット内の各構成要素の機能、作
用を管理するために、アドレスバスを介しバッファ6に
アドレス信号を与えるほか、各構成要素の指定信号をバ
ッファ6を介しデコーダ13に供給して、夫々の指定(
8号C8を、各音声入出力袋[8−1〜8−3、バッフ
ァ9−1〜9−3、クロスフェードデータメモリ9−4
、DMAコントローラ10.)(Dコントローラ11に
与える。同時に、トランシーバ7を介し、データバスを
経由して種々のデータのやりとりがCPUIとの間でな
される。
更に、CPUIから各音声入出力装置8−1〜8−3の
l0WR端子にはレコード状a(ライト状S)とするの
かプレイ状MA(リード状態)とするのかを指定する指
定信号WRが、バッファ6を介して与えられる。
また、各バッファ9−1〜9−3.DMAコントローラ
10、HDコントローラ11に対してもこの指定信号(
ライト信号)WRと、別の指定信号(リード信号)RD
とがバッファ6を介してCPtJlから与えられ、夫々
の構成要素からデータを読み出したり逆にデータを書込
んだりするようになる。また、DMAコントローラ10
からも。
DMA転送状態にあってはこれらの指定信号RD、WR
を出力するようになるにれらの信号と各構成要素の機能
、動作の関係は後述する。
DMAコントローラ10は、DMA転送を各構成要素間
で行っているとき、DMA可能(イネ−ブリング)信号
DMAENBを“I IIにして出力する。その結果、
この信号DMAENBがインバータ16を介して与えら
れるアンドゲート14の出力は0″となり、バッファ6
、トランシーバ7にはイネ−ブリング信号EがIlo”
として与えられ2結局CPU部とDMAユニットとのデ
ータ、アドレスの授受はできなくなる。このとき、アン
ドゲート15に゛′l″信号がデコーダ13より与えら
れておれば、アンドゲート15の出力がII I II
となってCPUIにウェイト信号WAITが供給される
つまり、CPUIが、DMAユニットを管理するために
、バッファ6、トランシーバ7を開かせるべくデコーダ
13に所定の信号を与えているとき、つまりアンドゲー
ト14の一入力端にデコーダ13より゛1″信号を供給
しているとき(CPU1がバッファ9−1〜9−3、ク
ロスフェードデータメモリ9−4、DMAコントローラ
10、HDコントローラ11.音声入出力装置8−1〜
8−3のいずれかにアクセスするためのアドレス18号
を出力すると、デコーダ13の出力はアクティブとなり
アントゲート14.15の夫々の一入力端への出力は“
1″となる)、DMA転送を開始するとCPUIにはウ
ェイト(WA I T)がかかり、D M、 A転送が
優先して実行された後、ウェイト解除にともなってCP
UIの動作が再開される。
また、逆に、DMAコントローラ10が、DMA転送を
実行しているときに、CPUIが例えばDMAコントロ
ーラ10をアクセスしようとしても、アンドゲート15
よりウェイト信号WA I Tが与えられCPUIの実
行サイクルは途中で引き延ばされて、バッファ6、トラ
ンシーバ7はその間閉じられることになる。
結局、CPtJlが、DMAユニットの各構成要素にア
クセスできるのは、 ■CPUIがDMAユニットの各構成要素をアクセスす
るためのアドレスを出した。
■($ 号D M A E N Bがインアクティブ(
” O” )つまりDMAユニットのデータバスが空い
ている。
の2つの条件を満足するときであるが、CPUIは上述
したように、ゲート14.15の作用によって、いつD
MAユニットにアクセスするかを考慮することなく処理
をすすめることができる。
また、CPUIは、キー人力やコントロールデータのト
リガに応じて直ちにDMAユニットの動作状態を変えた
い場合、DMAコントローラ1゜に対して、DMAコン
トローラ10の状態がどのような状態であっても、DM
A転送を中断する指令DMAENDを出力することがで
きる。(これは、DMAコントローラ10にはEND信
号として与えられる)。
<DMAコントローラ10の要部構成〉次に、DMAコ
ントローラ10の一構成例を説明する。DMAコントロ
ーラ1oは、1バスサイクルが数百ナノ秒である転送能
力をもつ。従って。
3トラック分のサンプリングデータを転送する時間はl
か62マイクロ秒となる。
サンプリング周波数fsを48KHzとしたとき、1サ
ンプリング時間の間隔は約21マイクロ秒となり、サン
プリング時間間隔のほとんどは。
バッファ9−1〜9−3とHDコントローラ11、ハー
ドディスク12との間のデータ転送及びクロスフェード
データメモリ9−4とバッファ9−1〜9−3との間の
データ転送並びにcPUlがら各構成要素のプログラミ
ング時間にあてることが可能となる。
さて、その具体例の主要構成は、第2図に示されている
。このDMAコントローラ10は、アドレスバスと接続
される入力側(IN)のアドレスバッファ101と出力
側(OUT)のアドレスバッファ102を有する。入力
側のアドレスバッファ101に与えられるアドレス信号
によって、レジスタセレクタ103の指定内容が変化し
、アドレスレジスタ104とコントロールレジスタ10
5とに存在する所望のレジスタが指定されることになる
アドレスレジスタ104、コントロールレジスタ105
には4つのチャンネルCHI〜CH4のエリアがあり、
チャンネルCHI〜CH3は、バッファ9−1〜9−3
と音声入出力装置8−1〜8−3との間のDMA転送を
行うためのレジスタであり、チャンネルCH4は、バッ
ファ9−1〜9−3のうちの指定したバッファとハード
ディスク12またはクロスフェードメモリ9−4との間
のDMA転送を行なうためのレジスタである。
アドレスレジスタ104内の各チャンネルCH1〜CH
4のレジスタは、対応するバッファ9−1〜9−3及び
指定されたバッファのカレントアドレスとスタートアド
レスとを少なくとも記憶するエリアを有し、コントロー
ルレジスタ105の各チャンネルCH1〜CH4のエリ
アには、例えば、DMA転送の方向を指定するコントロ
ールデータが記憶される。
このアドレスレジスタ104.コントロールレジスタ1
05の内容は、データバッファ106を介してデータバ
スに対して入出力可能となっている。そして、これらの
各構成要素を制御しているのが、タイミングコントロー
ルロジック107゜サービスコントローラ108、チャ
ンネルセレクタ109である。
サービスコン1〜ローラ108は、ハードロジックもし
くはマイクロプログラム制ms成となっていて、タイミ
ングコントロールロジック107からの信号、音声入出
力装置8−1〜8−3、HDコン1−ローラ11からの
DMA要求信号DRQ 1〜DRQ4や、CPUIから
のDMA中断指令END (DMAEND)を受けとり
、上記各構成要素に対する回答(アクノーレッジ)信号
DAK 1〜DAK4.DMA転送中を示すDMA可能
(イネ−ブリング)信号DMAENBを出力するほか、
タイミングコントロールロジック107に対し各種指令
を出したり、チャンネルセレクタ109に対しチャンネ
ルセレクト信号を出力したりする。
チャンネルセレクタ109は、アドレスレジスタ104
、コントロールレジスタ105のなかの各チャンネルC
HI〜CH4に対応するレジスタを選択的に指定する。
タイミングコントロールロジック107は、デコーダ1
3からの指定信号O8,コントロールレジスタ105か
らのコントロール信号、サービスコントローラ108か
らの制御信号を受けて、アドレスバッファ102.デー
タバッファ106の入出力制御をするほか、アドレスイ
ンクリメンタ110を動作させて、アドレスレジスタ1
04のなかの指定されたチャンネルのカレントアドレス
レジスタをインクリメントする。
<CPUIの全体動作〉 以下に、本実施例の動作について説明する6CPUIの
動作を示すフローチャートが第3@及び第4図に示され
ている。これはプログラムROM2に記憶されたプログ
ラム(ソフトウェア)よるもので、第3図はメインルー
チンを示し、第4図は、HDコントローラ11からのイ
ンタラブド信号INTの到来に応答して実行するインタ
ラブドルーチンを示している。
まず第3図において、キーボード4によりセットされて
いるモードが、プレイ/レコードモードなのか、エデイ
ツト(IiA集)モードなのかをジャッジする(ステッ
プ3−1.以下、単に3−1と記す)、もし、エデイツ
トモードであるとすると。
3−2に進み、g集するトラックや編集点、Iil集種
類(例えば、ある時間指定したポイントに録音した音の
タイミングを前後にずらしたり、修正。
削除したりすること)、クロスフェトタイムおよび音量
カーブ指定をCPUIが判断し、再生スケジュールテー
ブルを生成しRAM3に記憶させたり(3−3)、クロ
スフェードデータ作成等各種編集作業を実行した上で、
3−1にもどる。
編集作業は、−船釣に説明すると、HDコントローラ1
1とDMAコントローラ10とに対するハードディスク
12からの読み出しアクセスポイントのプロゲラ11や
、RAM3への転送、RAM3を用いての各種編集、そ
して編集後のデジタル音声データのハードディスク12
への再格納作業。
アクセスポイントの指定等であり、これをCPU1の制
御下で実行する6なお、クロスフェードデータの作成お
よび再生スケジュールテーブルについては、それぞれ第
12図および第13図を参照して後に詳述する。
さて、CPUIが、3−1において、現在プレイ/レコ
ードモードであるとジャッジすると、3−1から3−4
に進み、3つあるトラックの夫々の動作モードをキーボ
ード4の入力指示に従って設定し、3−5において、A
/D変換、D/A変換のいず九の動作を各音声込出力装
[8−1〜8−3が実行するのか、バッファ6、デコー
ダ13を介して指定信号C5を順次送出しながらl0W
Rを与えてセツティングする6いま1例えば、Trlに
ついては、プレイ状態(従ってD/A変換動作状fi)
−Tr2及びTr3は夫々レコード状態(従ってA/D
変換動作状態)とする、第8図に、このようなモート設
定した場合の概略動作の概念を示す。
そして、3−5では、DMAコントローラ10に対し、
各T r 1〜Tr3についてのバッファ9−1〜9−
3のアドレスを初期化する。つまり。
第2図のアドレスバッファ101、レジスタセレクタ1
03、チャンネルセレクタ109等により、チャンネル
CHI〜CH3の各レジスタ(アドレスレジスタ104
、コントロールレジスタ105)を指定しながら、デー
タバッファ106を介して初期設定データを入力設定す
る。
ここで、バッファ9−1〜9−3は、リングバッファと
して循環的に使用されるようになっており、初期状層と
しては、各バッファ9−1〜9−3のスタートアドレス
とカレントアドレスとは一致するようセットされる(第
8図に、各バッファ9−1〜9−3のスタートアドレス
とカレントアドレスとが、CH1〜3のアドレスレジス
タ104に記憶されて制御される状態を模式的に示しで
ある)。
続いてCPUIは3−6の処理を実行し、RAM3内の
作業(ワーク)メモリエリアに存在するハードディスク
12の各トラックTri〜T r 3に対応するカレン
トポインタを初期設定する(第8図にハードディスク1
2の記憶エリアと、カレントポインタとの関係を示して
いる)。
次にCPU4は、各音声入出力装置8−1〜8−3のA
/D変換動作又はD/A変換動作を開始させる(3−7
)。続いて、3−8において、ソフトウェア割込みをか
けて、HDコントローラ11が、ハードディスク12と
バッファ9−1〜9−3のいずれかとの間のデータ転送
のプログラム要求(HDコントローラ11がCPUIに
対してインタラブドTNTをかけること)を行なったと
き(後述)と同じ処理を実行する。
具体的には、第4図に示したフローチャートに従った動
作を3−8で実行することになる0例えば、Triにつ
いて、ハードディスク12からディジタル音声データを
またはクロスフェードデータメモリ9−4からクロスフ
ェードデータをバッファ9−1にDMA転送するために
、DMAコントシトラエ0のチャンネルとしてTriに
対応するチャンネルCHIを選定する(4−1)、また
、DMAコントローラ10のアドレスレジスタ104の
CHIの工υアからカレントアドレスおよびスタートア
ドレスを読み出して、バッファ9−1からのまたはバッ
ファ9−1へのデータ転送可能数(録音時ではバッファ
9−1のデータ充満領域の量すなわちバッファ9−1か
らのデータ転送可能数、再生時ではバッファ9−1の空
き領域の量すなわちバッファ9−1へのデータ転送可能
数)を算出する(4−1)。
次に、当該トラック(ここでは、トラックTr1)が録
音モードか再生モードか判断する(4−2)。録音モー
ドであれば、DMAコントローラ10およびHDコント
ローラ11をプログラムして、バッファ9−1からHD
コントローラ10へのデータ転送を行う(4−8)、よ
り具体的に述べるとDMAコントローラ10に対するプ
ログラミングは、CHIのスタートアドレスをCH4の
スタートアドレスおよびカレントアドレスにコピーする
ことにより行う。CH4のカレントアドレスは、単位量
のデータがバッファ9−1−からHDコントローラ11
に転送される毎に増加する。HDコントローラ11に対
するプログラミングは、RAM3の作業メモリからTr
iのカレントポインタを読み出し、このポインタと、4
−1で算出したバッファ9−1からHDコントローラ1
1へのデータ転送可能数と、4−2において検出された
モード(録音モード)とによって行う。
この結果、HDコントローラ11は、いまの場合、バッ
ファ9−1からハードディスク12への方向のDMA転
送を、DMAコントローラ10に要求しくDREQを出
力し)、DMAコントローラ10は対応するDMA転送
を実行することになる。続いて、CPUIは、カレント
ポインタを。
上述した転送処理を実行した結果とるであろう値まで更
新する(4−9)。すなわち、バッファ9−1とハード
ディスク12との間のデータ転送は、この後、DMAコ
ントシトラlOが全て実行することになり、CPUIは
このDMA転送が完了したときのハードディスク12の
アドレスをカレントポインタにセットするのである。
第4図の4−2において、再生モートと判断されると、
CPUIは、RAMa中のカレントポインタが属する再
生スケジュールテーブル中の現テーブル要素の残りデー
タ数を算出する(4−3)。
再生スケジュールテーブルは、各トラック毎に生成され
、第13図に示すように(第13図はトラックTri用
)、ハードディスク12とクロスフェードデータメモリ
9−4とを区別するためのタイプデータ(Dがハードデ
ィスク12を示し1Mがクロスフェードメモリ9−4を
示す)と、記憶手段(ディスク12またはメモリ9−4
)の再生すべき領域の始点および終点を示すスタートア
ドレスおよびエンドアドレスとを含んで構成され、前述
のようにRAM3中に記憶されている。また再生スケジ
ュールテーブルは、1つのタイプデータ、1つのスター
トアドレスおよび1つのエンドアドレスから1つのテー
ブル要素を構成している。
第13図に示された再生スケジュールテーブルは、5つ
のテーブル要素から成っている。
RAM3中のカレントポインタは、音声入出力装置8−
1.8−2または8−3(この例では81)が現在再生
している音声データの記憶位置を指示するのではなく、
次にバッファ9−1.9−2または9−3(この例では
9−1)に転送すべきハードディスク12またはクロス
フェードデータメモリ9−4のデータブロックの先頭を
示す。
カレントポインタは、前述のように、記憶手段の種類を
示すデータ(DまたはM)とアドレスデータとからなっ
ている。いま、カレントポインタの値が(D49000
)とすると、このポインタが属するテーブル要素は、第
13図の1番上のテーブル要素である。この場合、残り
データ数は49899− (49000−1)=900
である。
次に、4−4において、今求めた残りデータ数と4−1
で算出された転送可能データ数とが比較され、転送可能
データ数の方が大きければ、タイプ指定(DまたはM)
に従い、当該テーブル要素が示すデータをバッファ9−
1に転送する(4−5)。いま、前述のようにカレント
ポインタの値が(D49000)、残りデータ数が90
0、データ転送可能数が5000とすると、900<5
000であるから、カレントポインタが示すディスク1
2のアドレス49000がら900個分のアドレスに記
憶された音声データがバッファ9−1に転送される。
このディスク12からバッファ9−1へのデータ転送は
、DMAコントローラ10およびHDコントローラ11
をプログラムして行う、DMAコントローラ10に対す
るプログラミングは、CHlのスタートアドレスをCH
4のスタートアドレスおよびカレントアドレスにコピー
することにより行う、CH4のカレントアドレスは、単
位量のデータがハードディスク12からバッファ9−1
に転送される毎に増加する。HDコントローラ11に対
するプログラミングは、カレントポインタの値(この例
では(D49000))、4−3で算出した現テーブル
要素の残りデータ数(この例では900)、および4−
2で検出されたモード(この例では再生モード)によっ
て行う。
この結果、HDコントローラ11は、ハードディスク1
2からバッファ9−1の方向へのDMA転送を、DMA
コントローラ10に要求しくDREQを出力し)、DM
Aコントローラ10は対応するDMA転送を実行するこ
とになる。続いて。
CPUIは、カレントポインタを、この転送処理を実行
した結果とるべき値に更新する(4−6)。
上述の例(第13図参照)では、カレントポインタは(
M30000)に更新されて次のテーブル要素(第13
図の例では上から2番目のテーブル要素)に移行する。
そして、バッファ9−1へのデータ転送可能数も更新す
る(この例では、4100となる)。
そして、再びステップ4−3に戻って、カレントポイン
タが属する再生スケジュールテーブルの現テーブル要素
の残りデータ数を算出する(この例ではM30000か
らM30199までなので200)、次に、残りデータ
数(200)とバッファ9−1へのデータ転送可能数(
4100)とを比較する(4−4)、この例では、デー
タ転送可能数が大きいので、4−5において、タイプ指
定に従い当該テーブル要素が示すデータをバッファ9−
1へ転送する(この例では、クロスフェードデータメモ
リ9−4のアドレス30000から30199までの2
00個のクロスフェードデータを転送する)、このデー
タ転送は、カレントポインタおよび残りデータ数を使用
してDMAコントローラ1oをプログラムすることによ
り行われる。このプログラミングにより、CH4のスタ
ート及びカレントアドレスは、CH1のスタートアドレ
スの値に設定され、カレントアドレスが残りデータ数分
増加した時点でクロスフェードデータメモリ9−4から
バッファ9〜1へのデータ転送が完了する。なお、この
4−6の転送期間中はCPUIは第3図のメインルーチ
ンを実行し、転送完了のDMAコントローラ10あるい
はHDコントローラ」−1からの通知に従って、第4図
のインタラブドルーチンへの復帰を行ってもよい、この
データ転送完了により、カレントポインタはD1201
00 (第13図)に更新され、データ転送可能数は3
900に更新される(4−6)。
次に4−3に戻り、再びテーブル要素の残りデータ数が
算出される。今度の場合、残りデータ数は19800=
 (139899−120100+1)となり、データ
転送可能数3900より大きいので、4−4から4−7
に進み、ハードディスク12のアドレス120100か
ら3900個のデータが転送される。さらに、4−9に
進み、カレントポインタがD124000に更新される
そしてメインルーチン(第3図)にリターンする。
後の説明でも明らかになるとおり、最初の割込みルーチ
ン(第4図)が起動されて、HDコントローラ11が一
度動かされると、あとは、CPU1が指定したデータブ
ロックの転送が終了するたびに、HDコントローラ11
から割込みがなされる(INT信号がCPUIに与えら
れる)ので、CPUIが行なうのは、録音/再生動作の
終了になったか、キー人力があったかまたはコントロー
ルデータに指示しておいたトリガがかかったかの判断を
行うのみである。
すなわちCPUIは、3−9において、カレントポイン
タ (RAM3) を参照し、メモリエリアオーバーか
否か、つまり終了か否かをジャッジしく3−10)、Y
ESの場合は、各音声入出力装置8−1〜8−3のA/
D変換、D/A変換動作を停止(3−11)させ、3−
1に戻る。Noの場合は、キー人力状態を参照しく3−
12)、もし変化がなければ、カレントポインタをチエ
ツクすべく3−9の処理へもどり、以下3−9〜3−1
3をくりかえす。
そして、3−13において何らかの変化があると、3−
13から3−14に進み、CPUIは、DMA転送を一
時中断して、新たな設定をすべく。
DMAコントローラ10に対するDMA中止指令(DM
AEND)を出力する。続けて、新たな入力指示等に従
って、DMAコントローラ10.音声入出力袋W8−1
〜8−3をプログラムしく3−15)、再びDMA動作
を再開すべく3−16に進み、上述した3−8と同様に
第4図のインタラブドルーチンを実行した後、3−9へ
もどる。
このように、CPUIは、プレイ/レコード時にあって
は、3−4〜3−8の初期設定を行なった後は、3−9
.3−】o、3−12.3−13、更に3−14〜3−
16をくりかえし実行し、キーボード4での変更指示(
例えばあるトラックについてポーズ(A/D、D/Aの
中断)あるいはパンチイン/アウト(A/D、D/Aの
動作の切換)等)や、lW集時に得たコントロールデー
タの変化に応答して、即時にDMA転送制御を中断し、
プログラムを変更した上で、再び同様の処理を実行する
ように動作する。
〈音声入出力袋[8−1〜8−3の動作〉次に第5図を
参照して、音声入出力装置8−1〜8−3の動作状態を
説明する。このフローチャートは、マイクロプログラム
制御によるものであっても、ハードロジック制御による
ものであってもよく1機能実現手段は種々選択できる。
さて、5−1においてCPUIから当該音声入出力装置
の指定信号C8が到来している(アクティブとなってい
る)か否かジャッジし、YESならば5−2において、
CPUIより動作状態(レコード、プレイ、ストップ等
)が設定される。これは第3図のCPUIのメインルー
チンの中の3−5.3−15に応答してなされる。
そして、5−1においてNOの判断がなされると5−3
において、当該音声入出力装置8−1〜8−3がレコー
ド状態であるのかプレイ状態であるのか判断し、レコー
ド状態と判断されると、5−3から5−4〜5−9の処
理へ進み、プレイ状態と判断されると5−10〜5−1
5の処理へ進む。
先ずレコード状態に設定された音声入出力装置(いまの
場合音声入出力装W8−2.8−3)の動作を説明する
。5−4において、サンプリング時刻となったか否か判
断し、サンプリング時刻となるまで、この5−4をくり
かえす。なお、サンプリング時刻の判断は、音声入出力
装置8−1〜8−3内部に夫々ハードタイマーをもって
その出力によって行ってもよく、あるいは共通なハード
タイマーを設けてその出力に従って各音声入出力装置が
動作するようにしてもよい。後の説明からも理解される
とおり、各音声入出力装置8−1〜8−3のサンプリン
グ周波数を別々にすることも可能である。
さて、5−4において、YESの判断がなされると、与
えられるアナログ音声信号は、サンプルホールド(S/
H)され、A/D変換される。続いて、5−6において
、DMAコントローラ10に対してDMA転送要求DR
Qをアクティブにして出力する。
DMAコントローラ10は、この要求信号DRQを受け
とり、DMA転送を行うべく、その回答信号DAKを出
力する(この場合の詳細動作は後述する)、従って、音
声入出力装置8−1〜8−3(いまの場合レコード状態
である音声入出力装置8−2又は8−3)は、5−7の
判断がYESとなると、5−8に進み、A/D変換して
得たデジタル音声データをデータバスに出力し、対応す
るバッファ9−1〜9−3(いまの場合バッファ9−2
又は9−3)へ送る。そして、5−9にて、DMA転送
要求DRQをインアクティブにする。
従って、いまの場合、音声入出力装置8−2.8−3に
あっては、サンプリング周期毎に、外部から与えられる
アナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、後述す
るようにDMAコントローラ10にて夫々指定されるバ
ッファ9−2.9−3のカレントアドレスに転送する(
第8図参照)。
また、5−3においてプレイ状態と判断されると、5−
1.0に進み、DMAコントローラ10に対しDMA転
送要求DRQをアクティブにし、DMAコントローラ1
oから回答信号DAKの到来を待って(5−11)、デ
ータバス上のデジタル音声データを取込み(5−12)
、上記要求DRQをインアクティブにする(5−13)
、このときのDMAコントローラ10の動作は後述する
が。
いまの場合第8図に示すとおり、Triに対応するバッ
ファ9−1のカレントアドレスの内容(これはすでにハ
ードディスク12のTriのエリアの内容が転送記録さ
れている)が1以上の操作で音声入出力装置8−1に入
力設定されることになる。そして、サンプリング時刻と
なったか否か判断する(5−14)、このサンプリング
時刻の到来の検出は、5−4における場合と同様に行な
われる。
そして、5−14でYESとなると5−15に進み、D
/A変換及びローパスフィルタリングを実行した上でア
ナログ音声信号を外部に出力する。
以上レコード状態の場合と、プレイ状態の場合の1つの
サンプリング時刻における動作を説明したが、5−9.
5−15の各処理の終了後、5−1にもどり以下同様に
して次々とサンプリング時刻に対する処理を実行する。
第9図は音声入出力装置1!8−1〜8−3の動作タイ
ムチャートを示しており、いまの場合Triの音声入出
力装置8−1がプレイモードとなっていて、サンプリン
グ時刻tとサンプリング時刻t+1の間で、サンプリン
グ要求(D RQ)が発生し、DMAコントローラ10
内のチャンネルCH1の制御によって、バッファ9−1
から音声入出力装W8−1の方向へのDMA転送がなさ
れ、サンプリング時刻t+1に同期して、D/A変換動
作がなされる。
一方、いまの場合Tr2、Tr3の音声入出力装置8−
2.8−3においては、レコードモードとなっており、
サンプリング時刻tあるいはt+1に同期して、A/D
変換が行われ、その後にDMAコントローラ10に対し
てDMA転送命令が出力される。そしてDMA転送が、
Tr2、Tr3の順番で(同時にDMA要求があった場
合の優先順位が、CHI>CH2>CH3>CH4とな
っている関係によるもの)実行され、音声入出力装置8
−2.8−3からバッファ9−2.9−3へデータ転送
がなされることになる。
<DMAコントローラ10の動作〉 次に、第6図を参照してDMAコントローラ10の動作
を説明する。この第6図のフローチャートは、第2図の
サービスコントローラ108がマイクロプログラム制御
で動作するのを表わしているとしてもよく、あるいは、
ハードロジックでDMAコントローラ10が機能実現を
しているとしてもよい。
先ず2G−1において、CPUIからの指定信号O8が
到来している(アクティブとなっている)か否か判断し
、YESならば、6−2においてリード信号RD、ライ
ト信号WRのいずれがCPU1から与えられているか判
断し、リード信号RDならば6−3に進み、アドレスバ
スを介して与えられるアドレス信号にて指定されるレジ
スタ104.105の内容をデータバスを介して出力し
てCPUIがリードできるようにし、逆にライト信号W
Rならば6−4に進み、指定したレジスタにデータバス
を介して所望のデータを入力設定することになる。この
6−3,6−4の処理は、cpUlのメインルーチンの
3−5.3−15などの処理に対応する。従って、6−
4の処理によって第2図の各レジスタ104.105に
は所望のデータがセットされることになる。
そして、このようなCPUIからのDMAコントローラ
10に対するアクセスやプログラムが終ると指定信号C
8はインアクティブとされ、6−1から6−5に処理は
進むことになる。
6−5では、各音声入出力装置8−1〜8−3からDM
A転送要求DRQ1〜DRQ3がきているか、HDコン
トローラ11からD M、 A転送要求DREQ (D
RQ4)がきているか判断し、もし。
いずれかから要求が来ていると6−6に進み、DMA可
能信号DMAENBをttlzt(アクティブ)にし、
DMAユニット内のアドレスバスとデータバスをDMA
コントローラ10が専有するようにし、CPUIからの
アクセスを受は付けなくする。
続いて、複数の要求に際しては、チャンネルCH1〜C
H4の順の優先順位に従って、チャンネルを選択する(
6−7)、例えば、第9図の例ではサンプリング直後に
Tr2.Tr3の音声入出力装W8−2.8−3からの
データ転送要求が同時になされるがTr2の優先順位が
高いので、先にCH2のDMA転送を行うことになる。
また後の説明でも理解されるとおり、CH4の優先順位
が最下位なので、ハードディスク12とバッファ9−1
〜9−3のうちの1つとの間でデータ転送を行っている
ときに、いずれがの音声入出力装置8−1〜8−3から
データ転送の要求がなされると、後者のデータ転送を先
に優先的に行うようになる6 続いて、選択したチャンネル(いま1例えばCH2)の
カレントアドレス(アドレスレジスタ104のCH2の
カレントアドレスレジスタの内容)をアドレスバスに出
力する(6−8)、そして選択したチャンネル(いま、
例えばCH2)のコントロールレジスタ105の内容を
参照し、DMA転送をいずれの方向へ行うが決定しく6
−9,6−10)、もしバッファ9−1〜9−3から他
の要素(Ilo) へ(1)転送なら6−10から6−
11へ進んで、バッファ9−1〜9−3のうちの選択し
ているバッファに対しリード信号RDを与え。
逆に他の要素(1/○)からバッファ9−1〜9−3へ
の転送ならば6−12に進み、当該バッファに対してラ
イト信号WRを与える。
しかる後5回答信号DAKをアクティブにする(6−1
3)。その結果、いまの場合、Tr2の音声入出力装置
18−2は、5−7.5−8(第5図)の処理によって
、サンプリングした音声データをデータバスに送出し、
バッファ9−2のカレントアドレスのエリアに、DMA
コントローラ10が書込むことになる(第8図参照)6
6−14では、データ転送が終了したので、上記リード
信号RD又はライト信号WR,回答信号DAKをインア
クティブにし、6−15で、当該チャンネル(いまCH
2)のカレントアドレス(第2図のアドレスレジスタ1
04内)の内容を+1する。この6−15の動作により
、バッファ9−1〜9−3に対して新たなサンプリング
音声データが書込まれる都度、あるいは新たに音声デー
タが読出される都度、アップカウントされることになる
6そして、6−15の処理の後、6−1へもどる。
先程の状態(第9図参照)では、Tr2とTr3との音
声入出力装置8−2.8−3よりデータ転送要求がDM
Aコントローラ10に対してなされており、これまでに
Tr2についてのみデータ転送の実行をしたのであるか
ら続く6−5においてはYESの判断がなされる。以下
T r 3に関して、音声入出力装置!8−3からバッ
ファ9−3の方向へのデータ転送が、6−7〜6−10
.6−12〜6−15を実行することにより上記した場
合と同様にしてなされる。
このようなデータ転送が完了すると6−5から6−16
に進み、DMA可能信号を0” (インアクティブ)に
して、DMAユニット内のデータバス、アドレスバスを
DMAコントローラ10が専有するのを中止し、CPU
Iからのアクセスを受付けられるようにする。
以上Tr2、Tr3に関し、音声入出力袋[8−2,8
−3から夫々対応するバッファ9−2.9−3へのデー
タ転送について説明したが、Trlについては、逆に、
バッファ9−1から音声入出力袋w8−1へのデータ転
送がDMAコントローラ10によってなされる。
第9図に示しであるとおり、サンプリング時間tとt+
iの中間で、Trlに対応する音声入出力装置8−1は
、DMAコントローラ1oに要求信号D RQを出力す
る(第5図、5−10)。
これに応答し、DMAコントローラ1oは、上記した場
合と同様に6−5〜6−7を実行し、6−8において、
バッファ9−1の読み出すべきアドレスを示すアドレス
データをアドレスバスを介して与える。6−9.6−1
0の実行により、6−11に進み、今回はバッファ9−
1に対し読み出し信号RDを与え、6−13で回答信号
DAKを“1”とする。
その結果、バッファ9−1の指定アドレスのデジタル音
声データは、データバスを介して、Trlの音声入出力
袋m5−iへ転送され取込まれることになる。しかる後
、6−14.6−15の処理を経て6−1へもどる。
また、DMAコントローラ10は、ハードディスク12
またはクロスフェードデータメモリ9−4とバッファ9
−1〜9−3との間のデータ転送も行う。
即ち、CPUIは、今回チャンネルCH4によってデー
タ転送するトラックを決定し、そのトラックに対応する
バッファのスタートアドレス(つまり前回当該バッファ
とハードディスク12またはクロスフェードデータメモ
リ9−4とのデータ転送を行ったブロックデータの次の
アドレス)をCH4のスタートアドレスレジスタ(第2
図のアドレスレジスタ104内)にセットし、このトラ
ックについての今回のデータ転送数をスタートアドレス
とカレントアドレス(前回データ転送をハードディスク
12またはクロスフェードデータメモリ9−4との間で
行った後に歩進したアドレス)との差からCPU1は得
るとともに、このトラックについてのカレントアドレス
をスタートアドレスにコピーする。
C:PUlは、動作中のトラックに対応するバッファ9
−1〜9−3とハードディスク12またはクロスフェー
ドデータメモリ9−4との間のデータ転送を各トラック
毎に順番に行うようになり。
各トラック毎に、前回のデータ転送(ブロック転送)に
続くデータ転送を行うようになる。第8図の例では、例
えばTriについては、ハードディスク12から、図示
のスタートアドレス(CHI)とカレントアドレス(C
HI)の間の空白部分に対応するデータ量の転送をこれ
から行うようになる(他のトラックについてもデータ転
送の方向は逆であるが、同様の制御によることは明らか
である)。なお、プレイモードのバッファ(9−1が該
当)およびレコードモードのバッファ (9−2゜9−
3が該当)では斜線部分が音声入力されたデータ部分に
対応する。
そして、CPUIは、HDコントローラ11に対してプ
ログラミングを行った上で、実際の転送要求をHDコン
トローラ11から発生させて、DMA転送を開始させる
DMAコントローラ10では、6−5において。
HDコントローラ11から転送要求があることを検知す
ると、上記した場合と同様にして、6−6〜6−9を実
行した後、バッファ9−1〜9−3からハードディスク
12方向へのデータ転送の要求か、ハードディスク12
からバッファ9−1〜9−3方向へのデータ転送の要求
か6−10において判断し、前者ならば6−11へ、後
者ならば6−12へ進んだ後、6−13〜6−15の各
処理を実行する。このとき、1回の転送操作で、例えば
1サンプル分のデジタル音声データの転送がなされるの
で、この動作6−5〜6−15を複数回くりかえし実行
して、ブロック転送がなされる。
このハードディスク12とバッファ9−1〜9−3との
データ転送については、HDコントローラ11の動作も
大きく関連するので、後に更に説明する。
そして、DMA転送が完了すると、要求信号DRQI〜
4が到来しなくなり、6−5から6−16へ進み、DM
A可能信号DMAENBを0”(インアクティブ)とす
る。
<HDコントローラ11の動作〉 次に、第7図を参照してHDコントローラ11の動作を
説明する。このHDコントローラ11は。
ハードロジックによっても、マイクロプログラム制御に
よってもよく、いずれにしても第7図の動作フローの機
能を実現する。
まず、C:PUlから指定信号C8が与えられているか
判断する(7−1)。これは、CPU1のインタラブド
ルーチンにて与えられる。NOの場合はもとにもどるが
、YESの場合は、7−2に進みCPUIからリード信
号RDが与えられているか、ライト信号WRが与えられ
ているか判断し、リード時にはHDコンシトーラ11内
部の指定データ(アドレスレジスタの内容等)をデータ
バスを介してCPUIへ出力する。
また、ライト信号WRが与えられているときは7−2か
ら7−4に進み、今回DMAコントローラ10のチャン
ネルCH4にてDMA転送するバッファとハードディス
ク12とのデータ転送方向を設定し、7−5にて、アク
セスするハードデイスフ12のアクセスポインタを設定
する。これは、CPUIがRAM3から得ている当該ト
ラックのカレントポインタによる。
続いて7−6において、転送データ数(デジタル音声デ
ータ数)をHDコントローラ11の内部カウンタに設定
する。
このように、7−4〜7−6を実行することによってC
PUIの制御のもとてHDコントローラ11はプログラ
ムされ、その後HDコントローラ11はDMAコントロ
ーラ10に対しデータ転送の要求をする(7−7)。こ
のことからも理解されるとおり、CPUIは、HDコン
トローラ11からインタラブド信号INTを受けると、
次のトラックに対応する(つまり、いまTri〜T r
 3は全て動作中とすると、Tri、Tr2、Tr3、
Tri・・・・・・・・・の順で)DMA転送の設定、
制御をDMAコントローラ10に対し実行し、HDコン
トローラ11をプログラムする。その後、CPU1はH
Dコントローラ11とDMAコントローラ10とから離
れて、相互のインタラブド信号で実際のDMA転送を実
行させる。
HDコントローラ11は、7−7の次に7−8へ進み、
DMAコントローラ10から回答信号DACK (DA
K4)を受けとる(第6図、6−13参照)まで7−8
をくりかえす。
7−8の判断がYESとなると、7−9に進みDMAコ
ントローラ10のCH4の動作によって、1サンプルの
デジタル音声データの転送が行われ。
7−6にて設定した転送カウンタを1だけダウンカウン
トする(7−10)。続<7−11において、予め設定
していた転送データ数分のデータ転送が完了したか上記
転送カウンタの内容に従ってジャッジし、NOならば7
−8へもどる。従って、DMAコントローラ10におい
ては、HDコントローラ11から設定したデータ数の転
送(ブロック転送)が終了するまで、転送要求DRQ4
を続けて受けとることになり、この転送要求に従って6
−5〜6−15の処理(第6図)を実行し、それに応答
する形でHDコントローラ11側では7−8〜7−11
の処理を実行する。
そして、転送終了が7−11にて判断されると、7−1
2に進み、HDコントローラ11からDMAコントロー
ラ1oに対してのデータ転送の要求DREQ (DRQ
4)を11Q?+(インアクティブ)とする、そして、
次のトラックに関してハードディスク12とバッファ9
−1〜9−3のいずれかとのデータ転送を行わせるため
に、HDコントローラ11はCPUIヘインタラプト信
号INTを与える(7−13)、これに応答して、CP
UIはインタラブドルーチン(第4図)を実行すること
は上述したとおりである。
〈ハードディスク12とバッファ9−1〜9−3との間
のデータ転送動作〉 以上までの説明で、ハードディスク12とバッファ9−
1〜9−3との間のデータ転送についても理解されると
ころとなったが、第8図と第10図とを参照して、DM
Aコントローラ10に対してDMA要求がなされ、それ
に対してDMAコントローラ10が時分割で対応してい
る様子を、以下に説明する。
既に述べ′たとおり、第8図に示す設定状態にあっては
、T r 1についてはプレイ状態、Tr2゜Tr3に
ついてはレコード状態となっていて、夫々の音声入出力
袋W8−1〜8−3から毎サンプリングタイム(第10
図のfs)にバッファ9−1〜9−3とのデータ転送要
求がDMAコントローラ10になされる。
これは、CPUIがHDコントローラ11をプログラミ
ングしている間(第7図の7−4〜7−7)も生じる。
DMAコントローラ10は、音声入出力装置8−1〜8
−3からのデータ転送要求があると、上述したようにD
MA可能信号DMAENBを出力しく第6図の6−6)
、CPUIによるHDコントローラ11のプログラミン
グを中断(WAIT)して、各チャンネルCHI〜CH
3によるDMA転送の完了後に、それを再開させる(第
10図参照)。
また、CH4によるDMA転送により、ハードディスク
12とバッファ9−1〜9−3との間のデータ転送が順
次行われているときも、上記各音声入出力装W18−1
〜8−3から各サンプリングタイム毎(第10図のfs
)にデータ転送要求がなされる。
このとき、DMAコントローラ10では、第6図の6−
7の判断により優先度の高いチャンネル(CHI〜CH
3)のデータ転送を先に行うようになる。この間は、D
MAコントローラ10へHDコントローラ11からデー
タ転送要求DRQ4が出力され続けている(第7図、7
−7参照)ものの、DMAコントローラ10から回答信
号DAK4がもどってこないので、次のデータ転送を待
機している(7−8をくりかえしている)ことになる。
従って、マクロ的には、DMAコントローラ10は第1
0図に示されたとおり、Tri、Tr2゜Tr3のハー
ドディスク12とバッファ9−1〜9−3との間のDM
A転送(ブロック転送)をくりかえすことになるが、ミ
クロ的には、HDコントローラ11に対するプログラミ
ング中も、実際のDMA転送中(CH4による)も、あ
るいは休止(アイドル)中も、サンプリングタイミング
毎に、バッファ9−1〜9−3と音声入出力装置8−1
〜8−3との間のDMA転送(シングル転送)を、CH
2−CH2の各チャンネルによって実行することになり
、サンプリングタイミング毎のA/D変換、D/A変換
に十分速度的にも対処できるようになっている。
第11図は、録音時のバッファ9−1.9−2および9
−3の動作を示す、音声入出力装[8−1,8−2およ
び8−3がすべて録音モードにあり、第11図(a)に
示すようにバッファ9−1゜9−2および9−3には同
量の音声データが記憶されているものとする(図中、斜
線が描かれた領域に音声データが記憶されているものと
する)。
優先順位は、T r 1 > T r 2 > T r
 3なので、まず、Triに対応したバッファ9−1に
記憶されたデータブロックPがハードディスク12に転
送される。転送が完了すると、第11図(b)に示すよ
うに、バッファ9−1のカレントアドレスがスタートア
ドレスとなって再び音声データの記憶がスタートする1
次に、T r 2に対応するバッファ9−2に記憶され
たデータブロックQがハードディスク12に転送される
。転送が完了すると、第11図(C)に示すように、バ
ッファ9−2のカレントアドレスがスタートアドレスと
なって音声データの記憶がスタートする。最後に、Tr
3に対応するバッファ9−3に記載されたデータブロッ
クRがハードディスク12に転送される。転送が完了す
ると、第11図(d)に示すように。
バッファ9−3のカレントアドレスがスタートアドレス
となって音声データの記憶がスタートする。
このように、Tri、Tr2およびTr3のデータ転送
が完了すると、再びTriに戻って、バッファ9−1に
それまでの期間に新たに記憶されたデータブロックSが
ハードディスク12に転送される。
第12図は、ハードディスク12中の音声データの記憶
位置、音声データのクロスフェード処理、メモリ9−4
中のクロスフェードデータの記憶位置、ならびに再生動
作時の配列のそれぞれの一例を示す。ハードディスク1
2のアドレスOから49999には音声データDWが、
アドレス50000から99999には音声データDX
が、アドレス100000から119999には音声デ
ータDYが、アドレス120000から139999に
は音声データD1が、アドレス140000から199
999まで音声データDZがそれぞれ記憶されているも
のとする。なお、ハードディスク12のアドレスOから
99999までがTriに、アドレス100000から
199999までがTr2に、アドレス200000か
ら299999までがTr3に、それぞれ対応している
今、音声データDWとDXとの間に音声データD1を挿
入して再生する場合、音声データDWとDlとの間のク
ロスフェードデータ (A+B)が次のようにして求め
られる。なお、この処理は第3図の3−2.3−3によ
り実行される。すなわち、CPUIは、ハードディスク
12のアドレス49900から49999までに記憶さ
れた音声データDWと、アドレス50000から500
99に記憶された音声データDXとをHDコントローラ
11を制御して取り出し、これらのデータに漸減音量カ
ーブの係数を乗算して音声データAを得る。CPUIは
また、ハードディスク12のアドレス119900から
119999に記憶された音声データDYとアドレス1
20000から120099までに記憶された音声デー
タD1とをHDコントローラ11を制御して取り出し、
こ九らのデータに漸増音量カーブの係数を乗算して音声
データBを得る。そして音声データAとBが加算され、
クロスフェードデータメモリ9−4のアドレス3000
0から30199に記憶される6また、音声データD1
とDXとの間のクロスフェードデータ(C+D)は次の
ように求められる。
すなわち、CPUIはハードディスク12のアドレス1
39900から139999に記憶された音声データD
1と、アドレス140000から140099に記憶さ
れた音声データDZとをHDコントローラ11を制御し
て取り出し、これらのデータに漸減音量カーブの係数を
乗算してデータCを得る。CPUIはまた。ハードディ
スク12の49900から49999に記憶された音声
デーlDWと7ドレス50oOOから50099に記憶
された音声データDXとをHDコントローラ11を制御
して取り出し、これらのデータに漸増音量カーブの係数
を乗算してデータDを得る。これらのデータCとDを加
算したデータがクロスフェードデータメモリ9−4のア
ドレス30200から30399に記憶される。
音声データDW、DIおよびDXと、クロスフェードデ
ータ(A+B)および(C十D)との再生順序は、第1
2図の右側に示すように、音声データDW、クロスフェ
ードデータ(A+B) 、音声データDi、クロスフェ
ードデータ(C+ D)、音声データDXの順となる。
このような再生順序を実現するために、RAM3には、
第13図に示す前述の再生スケジュールテーブルがCP
UIによって形成される。
第14図は、再生時のバッファ9−1.9−2および9
−3の動作を示す、いま、音声入出力装置8−1.8−
2および8−3がすべて再生モードにあり、第14図(
a)に示すように、バッファ9−1.9−2および9−
3には音声データが再生されることにより、同一位置の
空き領域があるものとする(図中、斜線の描かれている
領域に音声データが記憶されているものとする)、優先
順位はT r 1 > T r 2 > T r 3な
ので、まず、Trlに対応したバッファ9−1の空き領
域Pにハードディスク12またはクロスフェードデータ
メモリ9−4からデータが転送される。転送が完了する
と、第14図(b)に示すように、バッファ9−1のカ
レントアドレスがスタートアドレスとされる。なお、こ
の間に、既に記憶されている音声データが読み出され、
音声入出力装置8−1へ転送される9次に、Tr2に対
応するバッファ9−2の空き領域Qにハードディスク1
2またはクロスフェードデータメモリ9−4からデータ
が転送される。転送が完了すると、第14図(C)に示
すように、バッファ9−2のカレントアドレスがスター
トアドレスとされる。また、その間に、既に記憶されて
いる音声データが音声入出力装置8−2へ転送される0
次に、Tr3に対応するバッファ9−3の空き領域Rに
ハードディスク12またはクロスフェードデータメモリ
9−4からデータが転送される。転送が完了すると、第
14図(cl)に示すように、バッファ9−3のカレン
トアドレスがスタートアドレスとされる。その間に既に
記憶されている音声データが音声入出力装置8−3へ転
送される。
次に、Triに対応するバッファ9−1の空き領域Sに
、ハードディスク12のアドレス49000から498
99に記憶された音声データ、クロスフェードデータメ
モリ9−4のアドレス30000から30199に記憶
されたデータ(A+B)、およびハードディスク12の
アドレス120100から123999に記憶された音
声データが、この順に転送されるものとする。以下この
転送動作を、第4図、第12図、第13図および第14
図を参照して説明する。
まず、DMAコントローラ10のチャンネルとしてTr
iに対応するチャンネルCHIを選定する(第4図の4
−1)、また、DMAコントローラ10のアドレスレジ
スタ104のCE(1のエリアからカレントアドレスお
よびスタートアドレスを読み出して、バッファ9−1へ
のデータ転送可能数すなわちバッファ9−1の空き領域
Sの量を算出する(第4図の4−1)、この例では50
00である。
次に、トラックTriが録音モードか再生モードか判断
する(第4図の4−2)。ここでは、再生モードなので
、CPUIは、RAMa中のカレントポインタが属する
第13図の再生スケジュールテーブル中の現テーブル要
素の残りデータ数を算出する(第4図の4−3)、いま
、カレントポインタが(D49000)とすると、この
ポインタが属するテーブル要素は、第13図の1番上の
テーブル要素であり、残りデータ数は、49899− 
(49000−1)=900である。
次に、第4図の4−4において、今求めた残りデータ数
900と、第4図の4−1で算出されたデータ転送可能
数5000とが比較され、後者が前者より大きいので、
カレントポインタが示すディスクのアドレス(D490
00)から900個分のアドレスに記憶された音声デー
タDWがバッファ9−1に転送される(第4図の4−5
)。
このディスク12からバッファ9−1へのデータ転送は
、DMAコントローラ10およびHDコントローラ11
をプログラムすることにより行われる。DMAコントロ
ーラ10に対するプログラミングは、CHlのスタート
アドレス(第14図(d)に示された領域Sのスタート
アドレス)をCH4のスタートアドレスおよびカレント
アドレスにコピーすることにより行う、CH4のカレン
トアドレスは、単位量のデータがHDコントローラ11
からバッファ9−1に転送される毎に増加する。HDコ
ントローラ11に対するプログラミングは、RAM3の
カレントポインタの値(D49000)、第4図の4−
3で算出した現テーブル要素の残りデータ数900.お
よび第4図の4−2で検出されたモード(再生モード)
を使用して行われる。
この結果、HDコントローラ11は、ハードディスク1
2からバッファ9−1の方向へのDMA転送を、DMA
コントローラ10に要求しくDREQを出力し)、DM
Aコントローラ10に対応するDMA転送を実行させる
ことになる。続いて、CPUIはカレントポインタを、
この転送処理を実行した結果とるべき値(M30000
)に更新する。これにより、処理が第13図の再生スケ
ジュールテーブルの2番目のテーブル要素に移行し。
データ転送可能数が4100に更新される(第4図の4
−6)。
そして、再びステップ4−3に戻って、カレントポイン
タ(M30000)が属する再生スケジュールテーブル
の現テーブル要素(2番目のテーブル要素)の残りデー
タ数を算出する。ここでは、30199− (3000
0−1)=200である0次に、この残りデータ数20
0と、バッファ9−1へのデータ転送可能数4100と
が比較される(4−4)、後者の方が大きいので、4−
5において、クロスフェードデータメモリ9−4のアド
レス30000から30199に記憶されたデータ(A
+B)がバッファ9−1に転送される(4−5)、この
データ転送は、RAM3のカレントポインタおよび残り
データ数を使用してDMAコントローラ10をプログラ
ムすることにより行われる。このプログラミングにより
、CH4のスタートアドレスおよびカレントアドレスは
CHIのスタートアドレスの値に設定され、カレントア
ドレスが残りデータ数分増加した時点でクロスフェード
データメモリ9−4からバッファ9−1への転送が完了
する。
このデータ転送の完了により、CPtJlはRAM3の
カレントポインタを(D120100)に更新し、再生
スケジュールテーブルの上から3番目のテーブル要素に
移行する。そして、バッファ9−1へのデータ転送可能
数が3900に更新される(4−6)。
再びステップ4−3に戻って、カレントボインタ (D
120100)が属する3番目のテーブル要素の残りデ
ー々数を算出する。ここではD120100からD13
9899までなので、残りデータ数は19800である
1次に、この残りデータ数(19800)とバッファ9
−1へのデータ転送可能数(3900)とが比較される
(4−4)。
ここでは、残りデータ数の方が大きいので、4−7にお
いて、ハードディスク12のアドレス120100から
123999までの3900個の音声データD1がバッ
ファ9−1に転送される。このデータ転送は、前述のよ
うにDMAコントローラ10およびHDコントローラ1
1をプログラムすることにより行われる。
その後、トラックTr2およびTr3に対応したバッフ
ァ9−2および9−3へのデータ転送が行われ、これら
が完了した後、再び、トラックTr1に対応したバッフ
ァ9−1へのデータ転送が行われ、前述した場合と同様
に、ディスク12に記憶された音声データD1、メモリ
9−4に記憶されたクロスフェードデータ(C+D)、
およびディスク12に記憶された音声データDXがバッ
ファ9−1に転送される。
上述した第1図の実施例では、ハードディスク12とは
別に、クロスフェードデータメモリ9−4を設けたので
、ハードディスク12の記憶領域が制限されることがな
い。また、ハードディスク12の記憶領域が分断されな
いので、ディスクアクセス待ちが頻発してデータ転送速
度が低下することがない。
〈他の実施例〉 以上1本発明の一実施例について詳述してきたが1本発
明は1種々の変形が可能である。その−例を第15図に
示す。
第15図は、上述した実施例のDMAユニットを2組と
して、Tri〜Tr3の3トラツクのDMAユニットと
、Tr4〜Tr6の3トラツクのDMAユニットとの6
トラツクのデジタルマルチトラックレコーダ りDMAユニットの増設で,マルチトラックの数を増加
できる。
第15図において、CPUI’は、6トラツク分の制御
,管理を行うべくコントロールバス、アドレスバス、デ
ータバスを介して各ユニットと連結される.また、各D
MAユニットからCPUI’に対し,ハードディスクと
のデータ転送の完了を示すインタラブド信号INTO.
INTIが与えられることになる。
ROM2’ 、RAM3’は,先の実施例と同様でトラ
ック数が2倍になったのに対応して変更が施されたプロ
グラムやデータが記憶されることになる。
CPUI’のウェイト(WA I T)信号としては.
Tri〜Tr3のDMAユニットからの信号と、T r
 4〜Tr6のDMAユニットからの信号とが、オアゲ
ート200を介して与えられることになる。
その他の構成及び作用は上記実施例と同様なので,これ
以上の説明は必要としないであろう。
本発明は、更に、固定のサンプリングレートで音声信号
の入出力動作を行う音声入出力装置をもつもののほか、
各音声入出力装置のサンプリング周波数を変更できるタ
イプのデジタルマルチトラックレコーダとしてもよい.
各音声入出力装置のサンプリング周波数を音階周波数に
依存して変更する(VC○やデジタル型発信器等によっ
てサンプリングクロックを発生することになる)と、装
置全体がポリフォニックサンプラー(サンプリング電子
楽器)となる、この場合、演奏操作に依存して、再生時
(プレイ時)の各音声入出力装置のサンプリングクロッ
クを可変することになる。
また、各トラックに対し異なるサンプリング周波数を設
定することで,高周波まで必要としないトラック等を低
いサンプリング周波数を割り当てて、データ容量を減ら
すなど自由度の高いトラック制御を行える、 第16図は、本発明のさらに別の実施例を示す。
この実施例は、クロスフェードデータメモリを、DMA
コントローラ10によって制御されるRAM内ではなく
,音声データを記憶するハードディスク12内に設ける
.この実施例では、クロスフエートデータの記憶領域が
追加された分だけディスク12へのアクセスが増加する
ため、データ転送速度がやや低下するが、RAM3に記
憶される再生スケジュールテーブル中に記憶手段を指定
する情報(第13図のDおよびM)が不要となり、また
DMA転送においても同−RAM内のメモリーメモリ転
送がなくなるので処理を省略化できる。
なお、第12図に示されたクロスフェード処理では、連
結される2つの音声データ(例えばDWとDX)のそれ
ぞれの後部および前部の100アドレス分ずつを使用し
てクロスフェードデータを作っているが、使用するデー
タ数は目的に合わせて種々に設定できる。
また、音量カーブも種々設定でき1例えば予めRAM5
中にいくつかの音量カーブを記憶させておき、キーボー
ドから指定できるようにしてもよい。
〔発明の効果〕 請求項1の発明によ九ば、音声記憶手段に記憶された音
声データは書き換えられずそのまま保持されるので、編
集の自由を確保できる。また、クロスフェードデータは
それ用の記憶手段に記憶されるので、リアルタイム処理
を行わなくてよくなり、高速信号処理を必要としない。
請求項2の発明によれば、クロスフェードメモリを、音
声入出力装置と音声データ記憶手段との間に設けられる
バッファ(RAM)の一部の領域を利用して構成でき、
クロスフェードデータの記憶のためにディスクの音声デ
ータ記憶領域が制限されることがない、また、クロスフ
ェードデータの転送速度が、ディスクアクセス待ちによ
って低下することはない。
請求項3の発明によれば、再生スケジュールテーブルの
記憶手段識別情報が不要となり、構成をより簡単にでき
る。
請求項4の発明によれば、編集内容により適合したクロ
スフェードを行うことができる。
請求項5の発明によれば1編集作業がより簡単になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のデジタルレコーダの実施例を示し、第1
図は一実施例の全体構成図、第2図は第1図のDMAコ
ントローラの要部詳細図、第3図は第1図のC,PUの
メインルーチンを示すフローチャート、第4図は第1図
のCPUのインタラブドルーチンを示すフローチャート
、第5図は第1図の音声入出力装置の動作を示すフロー
チャート。 第6rgJは第1図のDMAコントローラの動作を示す
フローチャート、第7図は第1図のHDコントローラの
動作を示すフローチャート、第8@は、音声入出力装置
、バッファおよびハードディスクの間の各トラックのデ
ータ転送動作を示す概念図、第9図は、各トラック毎の
D/A、A/D変換動作、DMA転送を示すタイムチャ
ート、第10図は、ハードディスクとバッファとの間の
DMA転送の状態を示すタイムチャート、第11図は録
音時のバッファの動作を示す概念図、第12図は。 ハードディスク中の音声データの記憶位置、音声データ
のクロスフェード処理、クロスフェードデータメモリ中
のクロスフェードデータの記憶位置、ならびに再生動作
時の音声データおよびクロスフェードデータの配列の各
側を示す概念図、第13図は、再生スケジュールテーブ
ルの一例を示す説明図、第14図は、再生時のバッファ
の動作を示す概念図、第15図は、別の実施例を示すブ
ロック図、第16図は、さらに別の実施例を示すブロッ
ク図である。 1.1′・・・・・・CPU、2.2′・・・・・・R
OM、3゜3′・・・・・・RAM、8−1〜8−3・
・・・・・音声入出力装置、9−1〜9−3・・・・・
・バッファ、9−4・・・・・・クロスフェードデータ
メモリ、10・・・・・・DMAコントローラ、11・
・・・・・HDコントローラ、12・・・・・・ハード
ディスク、13・・・・・・デコーダ、14,15・・
・・・・アンドゲート、16・・・・・・インバータ。 特許出願人  カシオ計算機株式会社 r UF3 第 図 第13図 第16図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音声データの入出力動作を行う音声入出力手段と
    、 前記音声入出力手段から供給されるデジタル音声データ
    を記憶する音声データ記憶手段と、前記音声データ記憶
    手段に記憶されている音声データに対してクロスフェー
    ド処理して得られたクロスフェードデータを記憶するク
    ロスフェードデータ記憶手段と、 前記音声データおよび前記クロスフェードデータの再生
    順序を示す再生スケジュールテーブルを記憶する手段と
    、 前記再生スケジュールテーブルに示された順序に従って
    前記音声データ記憶手段および前記クロスフェードデー
    タ記憶手段から前記音声データおよび前記クロスフェー
    ドデータを前記音声入出力手段に供給する制御手段と を具備するデジタルレコーダ。
  2. (2)前記音声データ記憶手段がディスク記憶装置であ
    り、前記クロスフェードデータ記憶手段が静的ランダム
    アクセスメモリであることを特徴とする請求項1記載の
    デジタルレコーダ。
  3. (3)前記音声データ記憶手段および前記クロスフェー
    ドデータ記憶手段が、同一のディスク記憶装置の別の領
    域に設けられていることを特徴とする請求項1記載のデ
    ジタルレコーダ。
  4. (4)所要の編集内容に応じて前記音声データ記憶手段
    から所要の音声データを取り出して所要のクロスフェー
    ド処理を行うクロスフェード処理手段をさらに具備した
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタルレコーダ。
  5. (5)前記再生スケジュールテーブルを編集動作が行わ
    れる毎に更新する手段をさらに具備したことを特徴とす
    る請求項1記載のデジタルレコーダ。
JP2236719A 1990-05-14 1990-09-06 デジタルレコーダ Pending JPH04117688A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001042899A (ja) * 1993-10-26 2001-02-16 Sharp Corp 情報記録再生装置
KR100638064B1 (ko) * 1997-05-19 2007-05-04 소니 가부시끼 가이샤 재생장치,기록장치및기록매체
JP2010128137A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Oki Semiconductor Co Ltd 音声出力方法及び音声出力装置

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