JP2002124022A - オーディオデータ記録再生装置 - Google Patents

オーディオデータ記録再生装置

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JP2002124022A
JP2002124022A JP2000317728A JP2000317728A JP2002124022A JP 2002124022 A JP2002124022 A JP 2002124022A JP 2000317728 A JP2000317728 A JP 2000317728A JP 2000317728 A JP2000317728 A JP 2000317728A JP 2002124022 A JP2002124022 A JP 2002124022A
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track
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Hironari Kobayashi
宏成 小林
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオデータ記録再生装置において、編
集後のアンドゥのためのデータ管理を簡易化するととも
に、外部記憶装置のクラスタの再生する音データが少な
くてもリージョンの接続部の再生を安定させる。 【解決手段】トラックをリージョンの連鎖、リージョン
をノード(クラスタ)の連鎖とし、クラスタ単位で音デ
ータを保存する。連鎖をたどって音データを再生する。
各トラックの仮想トラックの編集が行われる毎に、対応
する先頭リージョンの履歴を記憶する。アンドゥの指示
により先頭リージョンの履歴から選択する。また、前リ
ージョンの末尾クラスタと後リージョンの先頭クラスタ
の音データが50%未満のとき、末尾オフセットが示す
音データと先頭オフセットが示す音データとを合わせて
再生用クラスタに書き込む。再生時に前リージョンと後
リージョンの接続部では再生用クラスタを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオデータ
をハードディスク装置等の外部記憶装置に保存し、該オ
ーディオデータの編集および再生を行うようにしたオー
ディオデータ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスク装置等の外部記憶
装置を用いたディジタルミキシングレコーダ等のディジ
タルオーディオレコーダにおいては、ソング(録音、再
生する曲の単位で、例えば1ソング=音楽の1曲)ごと
にソング管理データのファイルを作成して、該外部記憶
装置に記録した音データ(波形データ)を管理する。1
つのソングのソング管理データには、該ソングを構成す
る一連の音データの外部記憶装置上の記録位置(クラス
タ)を知るためのデータを含む、該ソングを再生するの
に必要な情報が含まれている。
【0003】外部記憶装置にはソング管理データ用アド
レス領域と音データ用アドレス領域が設けられ、ソング
管理データ用アドレス領域にはソングごとのソング管理
データが保存される。また、音データ用アドレス領域に
は各テイク(録音の単位で、1テイク=1回分の録音)
の音データがクラスタの断片ごとに保存される。同一の
音データが1つのソングで複数回用いられたり、複数の
ソングで共用されることがある。
【0004】そして、1つのソングの再生が指示された
ときは、該当するソングのソング管理データが保存され
ているアドレス領域にアクセスして該ソング管理データ
を読み取り、該ソング管理データに基づき該当するソン
グの音データが保存されているクラスタに順次アクセス
して該音データを読み取って再生する。
【0005】また、ソングは複数のトラックで構成さ
れ、トラックは複数のリージョンで構成され、リージョ
ンは複数のノード(クラスタに対応する。)の連鎖で構
成されている。そして、ソング、トラック、リージョン
の各階層で編集を行うことができ、曲中の所望の区間に
パンチイン(およびパンチアウト)により新たに録音し
たり、他の部分をコピーして貼付けたりすることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、編集
時に、その後にアンドゥできるように編集操作の手順の
履歴を記憶するようにしている。このため、操作手順の
履歴を記憶するための管理が大変であり、ソフトウエア
に負担がかかるという問題があった。
【0007】また、パンチイン、短時間の録音、リージ
ョンの編集等により、一連のクラスタの中に微少量の範
囲しか再生されないクラスタができてしまう。このよう
なクラスタの再生時間は短時間であり、一連のクラスタ
を再生するとき次のクラスタの再生準備が間に合わなく
なって、安定した再生を行えない場合があった。
【0008】本発明は、編集操作後のアンドゥを簡単な
データ管理で行えるようにすることを課題とする。ま
た、微少量の範囲しか再生されないクラスタができて
も、安定した再生を行えるようにすることを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のオーディオデ
ータ記録再生装置は、複数のトラックで構成されるオー
ディオデータを編集可能なオーディオデータ記録再生装
置において、前記編集が行われる毎に、該編集後のトラ
ックのデータを、該編集前のトラックのデータとは独立
した新規なトラックとして記憶するようにしたことを特
徴とする。
【0010】請求項1のオーディオデータ記録再生装置
によれば、編集後のトラックと編集前のトラックのデー
タが記憶されているので、アンドゥの指示に応じて、対
応するトラックを選択するだけでよく、煩雑な管理を必
要とせず、ソフトウエアの負担が軽減する。
【0011】請求項2のオーディオデータ記録再生装置
は、複数のトラックで構成されるオーディオデータを編
集可能なオーディオデータ記録再生装置において、複数
の音データを記憶する音データ記憶手段と、複数のトラ
ックの各トラックに関し、複数の音データの中の当該ト
ラックで再生する1ないし複数の部分音データの切出範
囲、および、該1ないし複数の部分音データの各再生タ
イミングを示すトラックデータを記憶するトラックデー
タ記憶手段と、編集指示に応じて、上記トラックデータ
の少なくとも1つの部分音データを変更、追加ないし削
除することによりトラックデータを編集するとともに、
編集されたトラックデータを新たなトラックとして前記
トラックデータ記憶手段に記憶するトラック編集手段
と、トラックデータ記憶手段に記憶されたトラックデー
タに従って、前記音データ記憶手段から該トラックデー
タの示す切出範囲の部分音データを該トラックデータの
示す再生タイミングで読み出して再生するトラック再生
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2のオーディオデータ記録再生装置
によれば、トラック編集手段で編集した編集後のトラッ
クデータが新たなトラックとしてトラックデータ記憶手
段に記憶されるので、アンドゥの指示に応じて、対応す
る編集前のトラックを選択するだけでよく、煩雑な管理
を必要とせず、ソフトウエアの負担が軽減する。
【0013】請求項3のオーディオデータ記録再生装置
は、請求項2の構成を備え、前記トラック編集手段にお
ける部分音データの変更とは、当該部分音データの切出
範囲ないし再生タイミングを変更することであることを
特徴とする。
【0014】請求項3のオーディオデータ記録再生装置
によれば、請求項2と同様な作用効果が得られるととも
に、クラスタ内での音データの再生タイミングを編集す
ることができる。
【0015】請求項4のオーディオデータ記録再生装置
は、外部記憶装置のクラスタを記録単位として該クラス
タ毎に音データを保存し、前記外部記憶装置の複数のク
ラスタの連鎖について、該クラスタ毎に音データを読み
出してオーディオ再生を行うオーディオデータ記録再生
装置において、前記クラスタ内の再生すべき音データが
所定量に満たない不足クラスタがある場合、該クラスタ
の音データと該クラスタに連鎖するクラスタの音データ
とを連結して、該連結した音データを前記不足クラスタ
とは異なる再生用クラスタに保存し、オーディオ再生時
に前記不足クラスタの代わりに該再生用クラスタを再生
するようにしたことを特徴とする。
【0016】請求項4のオーディオデータ記録再生装置
によれば、クラスタ内の再生すべき音データが所定量に
満たない不足クラスタがある場合でも、すなわち、音デ
ータの微少量の範囲しか再生されないクラスタができて
も、その微少量の音データは連鎖する音データとともに
再生用クラスタで所定量を満たすようになるので、この
再生用クラスタの再生時に、次のクラスタの再生準備が
できるので安定した再生を行える。
【0017】請求項5のオーディオデータ記録再生装置
は、請求項4の構成を備え、更に、前記不足クラスタを
含む前記複数のクラスタの連鎖を編集する編集手段を含
むことを特徴とする。
【0018】請求項5のオーディオデータ記録再生装置
によれば、請求項4と同様な作用効果が得られるととも
に、不足クラスタを含む複数のクラスタの連鎖を編集で
きる。
【0019】請求項6のオーディオデータ記録再生装置
は、外部記憶装置を有するオーディオデータ記録再生装
置において、所定量のクラスタを単位として音データを
記憶する音データ記憶手段と、順次再生する複数クラス
タの再生順序とそのうちの少なくとも1つのクラスタに
ついて再生する音データの容量を指定するトラックデー
タを記憶するトラックデータ記憶手段と、前記少なくと
も1つのクラスタにおいて指定された音データの容量が
所定量以下であるとき、当該クラスタの音データを、前
記再生順序が当該クラスタの前または後のクラスタの音
データと連結して、該連結した音データを当該クラスタ
とは異なる再生用クラスタに保存する再生用クラスタ作
成手段と、トラックデータ記憶手段に記憶されたトラッ
クデータに従って、前記音データ記憶手段から該トラッ
クデータの示す前記再生順序でクラスタの音データを読
み出して再生するトラック再生手段であって、前記再生
順序が示す複数クラスタのうち再生用クラスタが作成さ
れているクラスタに関しては該クラスタの代わりに再生
用クラスタから音データを読み出して再生するトラック
再生手段と、を備えたことを特徴とする。
【0020】請求項6のオーディオデータ記録再生装置
において、トラックデータ記憶手段のトラックデータ
は、例えば1つのクラスタ中の音データの途中からの再
生位置を示す演奏開始ポイントにより再生する音データ
の容量を指定する。そして、再生用クラスタ作成手段
は、少なくとも1つのクラスタにおいて指定された音デ
ータの容量が所定量以下であるとき、当該クラスタの音
データを前または後のクラスタの音データと連結して再
生用クラスタに保存し、トラック再生手段は、この所定
量以下のクラスタの代わりに再生用クラスタから音デー
タを読み出して再生する。したがって、請求項6のオー
ディオデータ記録再生装置によれば、請求項4と同様
に、クラスタ内の再生すべき音データが所定量に満たな
い不足クラスタがある場合でも、すなわち、音データの
微少量の範囲しか再生されないクラスタができても、そ
の微少量の音データは連鎖する音データとともに再生用
クラスタで所定量を満たすようになるので、この再生用
クラスタの再生時に、次のクラスタの再生準備ができる
ので安定した再生を行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図1は本発明のオーディ
オデータ記録再生装置として構成されたディジタルミキ
シングレコーダ(ハードディスクレコーダ)のブロック
図である。このハードディスクレコーダは、CPU1、
フラッシュメモリ2、RAM3、転送回路4、バッファ
メモリ5、DSP6、ハードディスク7、操作子8、フ
ェーダ9、表示器10、PC入出力回路(I/O)11
を備えている。
【0022】CPU1は、フラッシュメモリ2に格納さ
れたプログラムに基づいてRAM3のワーキングエリア
を使用して全体の制御を行う。具体的には、転送回路4
およびDSP6へ指令を出力し、ハードディスク7を用
いてのソングの記録および再生制御あるいはミキシング
制御を行う。また、操作子8の操作情報、フェーダ9の
操作情報に基づいて、ソング、トラック、リージョンの
編集あるいは波形編集制御等を行う。また、モータドラ
イブ式のフェーダ9のモータ駆動制御、表示器10の表
示制御を行う。さらに、PC入出力回路11を介して他
のコンピュータと通信し、ソングデータ等の入出力を行
う。
【0023】DSP6には、オーディオ信号を入力して
ディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器
を備えたアナログ入力(AD)、ディジタル信号を入力す
るディジタル入力(Din L/R )、アナログ/ディジタル
変換カード、ディジタル/アナログ変換カード、ディジ
タルI/Oカード等のオプションカード(CARD)が接続
可能な入出力スロット(SL )、ディジタル信号をアナロ
グ信号に変換して出力するディジタル/アナログ変換器
を備えたアナログ出力(Aout L/R)、同じくディジタル
信号をアナログ信号に変換して出力するディジタル/ア
ナログ変換器を備えており、各種の用途に使用される多
目的アナログ出力(OMNI)が接続されている。このDP
S6はCPU1からの指示に従って、所定のサンプリン
グ周期毎に、各入力や転送回路4から入力する複数ディ
ジタル信号をそれぞれ信号処理したり選択的にミキシン
グしたりするミキサ処理を行い、ミキシングされた複数
ディジタル信号をそれぞれ対応する出力や転送回路4へ
出力する。このディジタル信号を、以下の説明ではサン
プルデータ、音データ等の名前で呼んでいる。
【0024】転送回路4は、CPU1からの指示に従っ
て、ハードディスク7とバッファメモリ5間のデータ転
送と、バッファメモリ5とDSP6間のデータ転送を行
う。例えば、1トラック分の録音を行う場合、サンプリ
ング周期毎に、DSP6から1サンプルのデータを受け
取って、バッファメモリ5に書き込む。そして、バッフ
ァメモリ5に1クラスタ分のサンプルデータがたまった
ら、それをハードディスク7の当該トラックの記憶領域
へ転送する。この転送の間にもDSP6からデータを受
け取る動作を継続する。これにより、音データがハード
ディスクの当該トラックのデータとして保存される。
【0025】また、転送回路4は、1トラック分の再生
を行う場合、当該トラックの先頭の2以上のクラスタの
サンプルデータ(音データ)をハードディスク7から読
み出してバッファメモリ5に書き込む。次に、サンプリ
ング周期毎に、バッファメモリ5から1サンプルのデー
タを読み出してDSP6に転送する。そして、バッファ
メモリ5に1クラスタ分の空き領域(再生し終えたサン
プルの記憶領域)ができたら、ハードディスク7からそ
の空き領域へ後続の1クラスタ分のデータを転送し、同
様の処理を行う。
【0026】ハードディスク7のアドレス領域の分割例
を図2に示す。ハードディスク7のアドレス領域は、先
頭から固定容量のシステム管理データ用アドレス領域7
1と、それに続く最後尾までの共用アドレス領域72に
分割されている。共用アドレス領域72には、前方側の
端部からチャンネルごとの音データがテイク順にディジ
タル信号で順次記録されて音データ領域72−0が順次
拡大して形成される。また、後方側の端部から各ソング
のソング管理データが順次記録されてソング管理データ
領域72−1、72−2、……が順次形成される。
【0027】音データはクラスタ(128Kバイト)単
位で記録される。なお、1クラスタは64Kワード(サ
ンプル)で、CDフォーマットのデータ(16ビット、
44.1kHz)の場合、64Kサンプル/44.1k
Hzにより、約1.45秒分のデータとなる。一度録音
された音データは操作者による明示の、該当するテイク
の消去指令が与えられない限り消去されない。
【0028】本実施例のハードディスクレコーダは、複
数トラックを同時に録音/再生可能(録音しながら再生
することも可)である。複数トラックを同時に録音する
場合、転送回路4は、サンプリング周期毎に、DSP6
から複数トラック分の複数サンプルを受け取って、それ
ぞれバッファメモリ5の各トラックに対応した記憶領域
に書き込む。そして、転送回路4は、各トラックの記憶
領域に1クラスタ分のサンプルデータがたまる毎に、該
サンプルデータを当該トラックの音データとしてハード
ディスク7の未使用クラスタに書き込む。したがって、
同時に録音される複数トラックの音データは、クラスタ
単位で互いに入り雑じった状態で共用アドレス領域72
に記憶される。またパンチイン、パンチアウト等で後か
ら追加される音データ、波形編集された音データ等は、
そのトラックの初期録音の音データが記録されているア
ドレスとは離れて、それらが記録されるので、主に編集
用に設けられた仮想トラックに対応する音データは、共
用アドレス領域72内にクラスタ単位で分散して記録さ
れている。
【0029】ソング管理データはソング単位で、ハード
ディスク7の全アドレス領域の後方側の端部から順次記
録される。ただし、個々のソング管理データ領域72−
1、72−2、……内では、データは通常どおり前方側
から正方向(アドレスが増加する方向)に記録される。
また、個々のソング管理データ領域72−1、72−
2、……の容量は固定であるので、システム管理データ
用アドレス領域71にハードディスク7の全アドレス領
域の最後尾のアドレス情報を記録しておくことにより、
各ソング管理データ領域72−1、72−2、……の開
始位置を演算で求めることができる。
【0030】以上のようなファイル構成によれば、ハー
ドディスクレコーダの電源をオンした際に、自動的にハ
ードディスク7の先頭のアドレスにアクセスしてシステ
ム管理データを読み取り、ソングが指定されたときに、
該システム管理データに基づき、該指定されたソングの
ソング管理データが記録されているソング管理データ領
域にアクセスして該ソング管理データを読み取る。ま
た、該ソングの再生が指示されたときには、該ソング管
理データに基づき、該ソングの現在選択されている各仮
想トラックについて音データが記録されているアドレス
に順次アクセスして読み取ることにより、該仮想トラッ
クの音データを再生することができる。
【0031】ハードディスク7に記録されるシステム管
理データ、音データ、ソング管理データのより具体的な
内容について、その一例を説明する。システム管理デー
タには、ハードディスク7に保存されているソング数、
共用アドレス領域72の空き容量および空いている位
置、共用アドレス領域72の先頭アドレス、最後尾アド
レス等の情報が含まれる。音データには、波形データの
ほか該音データが属するテイク名等が含まれる。
【0032】図3は1つのソングの階層構造を示す図で
あり、ソングは複数のトラック(例えば全16トラッ
ク)で構成され、各トラックはそれぞれ8つの仮想トラ
ック(仮想トラック番号“1〜8”で表される。)を持
っており、各仮想トラックは複数のリージョンの連鎖で
構成されている。また、各仮想トラックにおいて、編集
が行われる毎に編集前のリージョンのデータとは独立に
編集後のリージョンのデータを記憶している。これによ
り、図3に積層したブロックで概念的に示したように、
各仮想トラックは編集履歴に応じたリージョンのデータ
を持っている。
【0033】図4は1つのソングのソング管理データの
構造を示す図であり、ソング管理データには、そのソン
グに含まれる仮想トラック毎の音データの記録位置の連
鎖を示すシーケンスデータと、ミキシング機能に関する
シーケンスデータが含まれる。音データの記録位置の連
鎖を示すシーケンスデータは、上位からヘッダ、トラッ
ク、リージョン、ノードの階層構造を有している。
【0034】「ヘッダ領域」には、当該ソングのソング
名、作成日、当該ソングで各トラック毎に現在選択され
ている仮想トラックの番号等の情報が含まれている。
「トラック領域」には、全16トラックの各トラックに
ついて、トラック名、8仮想トラックの各先頭リージョ
ン番号(または先頭リージョンへのポインタ)の履歴、
この履歴のうちの現在選択されている先頭リージョン番
号を示すポインタが含まれている。なお、上記先頭リー
ジョン番号の履歴は、トラックが編集される毎に1つ追
加される。
【0035】「リージョン領域」には、仮想トラックを
構成する複数の連鎖するリージョンの情報が含まれる。
各リージョン毎に、連鎖における前のリージョンを示す
前リージョン番号、連鎖における次のリージョンを示す
次リージョン番号、演奏開始時間(ソングの演奏開始時
点からの相対時間)、先頭ノード番号(または先頭ノー
ドへのポインタ)、先頭ノード内の演奏開始ポイント、
演奏時間(ノード数および末尾ノード内の演奏終了ポイ
ント)が含まれている。なお、自己のリージョンが当該
トラックの先頭リージョンなら、その前リージョン番号
はNULLとし、自己のリージョンが当該トラックの末
尾リージョンなら、その次リージョン番号はNULLと
する。また、後述する再生用クラスタが用意されている
場合は、当該リージョンの直前のクラスタを示す直前ク
ラスタ番号、後述の先頭オフセット、当該リージョンの
直後のクラスタを示す直後クラスタ番号および後述の末
尾オフセットが含まれる。なお、再生用クラスタが用意
されていない場合は、各クラスタ番号はNULL、各オ
フセットはゼロとする。先頭ノード内の演奏開始ポイン
トおよび末尾ノード内の演奏終了ポイントは、「少なく
とも1つのクラスタについて再生する音データの容量を
指定するデータ」に対応する。
【0036】「ノード領域」には、リージョンを構成す
る複数の連鎖するノードの情報が含まれ、1ノードは1
クラスタの音データに相当する。各ノード毎に、連鎖に
おける前のノードを示す前ノード番号、連鎖における次
のノードを示す次ノード番号、ハードディスク7上の対
応する音データのアドレス(クラスタ番号)が含まれて
いる。なお、各ノード番号は、それぞれ当該ノードへの
ポインタでもよい、また、自己のノードが当該テイクの
先頭ノードなら、その前ノード番号はNULLとし、自
己のノードが当該テイクの末尾ノードなら、その次ノー
ド番号はNULLとする。
【0037】ここで、「トラック領域」の先頭リージョ
ン番号の履歴は、TR(ソング番号、トラック番号、仮
想トラック番号、履歴番号)のように、ソング番号、ト
ラック番号、仮想トラック番号、履歴番号をインデック
スとするトラックデータに対応付けて記憶されている。
そして、先頭リージョン番号を示すポインタにはこの履
歴番号が格納される。例えばTR(1,2,1,2)
は、図3に示したように、「ソング1」の「トラック
2」の「仮想トラック1」の「履歴2」のデータに対応
している。「履歴1」のデータはTR(1,2,1,
1)に対応しており、「履歴2」のデータは、この「履
歴1」に対して編集を行った後、TR(1,2,1,
2)に対応つけて編集後の先頭リージョン番号を記憶し
たものである。これにより、アンドゥを行うと、履歴番
号を“2”から“1”にしたTR(1,2,1,1)に
基づいて編集前の先頭リージョン番号が選択され、編集
前の状態での再生等が簡単に行うことができる。ここで
編集とは、1つのトラック内ないし複数トラック間で行
われる、あるリージョンの全部ないし一部をカット、コ
ピー、移動する、他のリージョンへ挿入、足し込みす
る、パンチイン録音をする等の、編集処理のことを示
す。
【0038】トラックの再生時には次のように処理され
る。1つのソングが選択されると、そのソングのソング
管理データ全体がハードディスク7から読み取られてR
AM3に保持され、そのソングの再生が指示されると、
CPU1は、RAM3に保持されたソング管理データに
基づき、「ヘッダ領域」から各トラックごとに選択され
ている仮想トラックを確認し、「トラック領域」から該
当する仮想トラック(通常は履歴番号の一番大きい現仮
想トラック。ただし、上述したアンドゥで履歴番号の小
さい過去の仮想トラックを選択指定することも可。)の
先頭リージョン番号を確認する。「リージョン領域」か
ら該当するリージョンの先頭ノード番号を確認し、「ノ
ード領域」から該当するノードのクラスタ番号を確認す
る。そして、ハードディスク7の該当するクラスタ番号
にアクセスして、そこに記憶されている音データを読み
取り、リージョンで指示される演奏開始時間が到来する
と、その音データを演奏(再生)する。
【0039】ノードには次ノード番号の情報が含まれて
いるので、連鎖するノード番号を順次確認して、該当す
るクラスタ番号を取得し、ハードディスク7の該当する
クラスタ番号から音データを順次読み取って再生する。
このようにして、選択された各仮想トラックについて、
1つのリージョンに含まれる一連の音データが再生され
る。次ノード番号がNULLのノードに到来すると、そ
のノードはそのリージョンの最終ノードであるので、そ
のノードで指示されるクラスタ番号から音データを読み
取ったら該リージョンの再生を終了する。引き続いて、
今終了したリージョンに含まれている次リージョン番号
を確認し、該次リージョンについても同様の処理をし、
各リージョンに対応する一連の音データが再生される。
なお、後述のように再生用クラスタを用いる場合は、リ
ージョンの接続部では再生用クラスタを再生する。
【0040】このようにしてリージョンの連鎖および各
リージョンに含まれるノードの連鎖から、選択されてい
る仮想トラックを構成する音データが順次再生される。
次リージョン番号がNULLのリージョンに到達する
と、そのリージョンはその仮想トラックの最終リージョ
ンであるので、その最終リージョンに含まれる一連の音
データを再生して終了する。
【0041】図5は、トラック(仮想トラック)とリー
ジョンおよびノード列(テイク)の関係を示す図であ
り、図5(A) のようにトラックは複数のリージョン(リ
ージョン35、37、38)で構成されている。なお、
この例のトラックの再生では、リージョン35が再生さ
れ、しばらく無音状態(実質的に非再生状態)となり、
リージョン37が再生され、少し無音状態のあとリージ
ョン38が再生される。図5(B) ,(C) ,(D) のよう
に、リージョンは複数のノードの列(連鎖)に対応して
いる。例えば、リージョン35はノード55〜61、リ
ージョン37はノード33〜39、リージョン38はノ
ード75〜89に対応している。また、図5(B) ,(C)
,(D) に縦線で各リージョンにおける演奏開始位置と
終了位置を示したように、リージョンの先頭と末尾はノ
ード(クラスタ)の途中となるのが一般的である。な
お、図5(E) のように、1つのテイク(一回の録音・連
続した1つのノード列に対応)に対して、複数のリージ
ョン(複数のトラック)が設定される。
【0042】図5(A) の場合はリージョン35、37の
間、リージョン37、38の間に空きがあるが、例えば
図6に示したようにリージョンが接続されている場合も
あり、この接続部のリージョンの先頭のクラスタについ
て、音データの読み出しが間に合わなくなって、安定し
た再生を行えない場合がある。つまり、順次再生する各
クラスタに再生すべき音データが充分な時間分ある場合
には、それを再生している間に次のクラスタの再生準備
(ハードディスク7からバッファメモリ5への転送)を
行うことができるが、充分な時間分ない場合は該次のク
ラスタの再生準備が完了せず音切れ、音飛び等の発生す
る不安定な再生となる。このように、再生すべき音デー
タが充分な時間分ないクラスタが不足クラスタである。
図6は、例えばリージョン43の再生途中でパンチイン
録音を行う、ないし、リージョン43の途中に同じまた
は他のリージョンから切出した音データを挿入する等の
編集を行った場合の例である。このような編集は、不足
クラスタを含む複数のクラスタの連鎖を編集する編集手
段に対応する。編集後の音データには新たなリージョン
番号が付与されて、リージョン43の前部がリージョン
50、挿入された音データがリージョン51、リージョ
ン43の後部がリージョン52となる。このとき、リー
ジョン43を含むトラックでTR(1,2,1,2)の
履歴番号“2”の次の履歴番号“3”を持つトラックで
TR(1,2,1,3)が作成され、リージョン50、
51、52はその新規仮想トラックに含まれている。
【0043】図7はリージョンのデータ構造(クラスタ
の連鎖)および再生用クラスタを示す図であり、再生用
クラスタはハードディスク7に設けられ、リージョンの
接続部の再生を安定にするために用いられる。リージョ
ンによってクラスタがn個連鎖されており、図中斜線で
示した部分の音データが、再生のため、ハードディスク
7からバッファメモリ5にクラスタ単位で順次読み出さ
れる。該クラスタ単位の読み出しにおいて、途中のクラ
スタはそれぞれ1クラスタ分の音データが再生用に読み
出されるが、1番目のクラスタとn番目のクラスタは1
クラスタ分に満たない音データが再生用に読み出され
る。この1クラスタ分に満たない音データがある程度少
ないと、バッファメモリ5に読み込まれたこの音データ
の再生時間が短いために、これに続くクラスタの音デー
タの読み出し開始を直ぐに始めなければならないので、
ハードディスクの速度やCPUの処理能力等によって
は、上手く再生できなくなる。
【0044】そこで、CPU1が編集処理等を行った結
果、リージョンの先頭ないし末尾に音データが所定量
(この例では1クラスタの50%)に満たないクラスタ
が出来てしまった場合には、CPU1は編集処理の後処
理においてその状態を検出して再生用クラスタを作成す
る(再生用クラスタ作成手段)。例えば、1番目のクラ
スタの音データ(一部または全部)と前のリージョンの
末尾クラスタの音データ(一部または全部)とを合わせ
て所定量以上となるようにし、再生用クラスタに書き込
む。また、n番目のクラスタの音データ(一部または全
部)と次のリージョンの先頭クラスタの音データ(一部
または全部)とを合わせて所定量以上となるようにし、
再生用クラスタに書き込む。そして、リージョンの接続
部ではこの再生用クラスタの音データを再生する。
【0045】なお、再生用クラスタを用いる場合は、リ
ージョンのデータとして、前の再生用クラスタを指示す
るための直前クラスタ番号と、後の再生用クラスタを指
示するための直後クラスタ番号が記憶される。また、1
番目のクラスタから前の再生用クラスタに記録する音デ
ータの量を示す先頭オフセット(部分音データの切出範
囲のデータ)、および、n番目のクラスタから後の再生
用クラスタに記録する音データの量を示す末尾オフセッ
ト(部分音データの切出範囲のデータ)が記憶される。
【0046】図8および図9は、それぞれ前のリージョ
ンと後のリージョンが直接接続されるような編集処理の
結果、各リージョンに1クラスタ分に満たない音データ
が作成され、必要に応じて再生用クラスタが用意された
例である。図8(A) は接続部の前のリージョン(前リー
ジョン)の末尾クラスタと、接続部の後のリージョン
(後リージョン)の先頭クラスタの音データが、ぞれぞ
れ50%以上の場合である。図の縦の破線は50%の位
置を示している。この場合は再生用クラスタを用いない
で、そのまま再生する。なお、図において横向きの太い
矢印は音データの再生の進行を示す。ここでは、前リー
ジョンの音データがその接続部まで再生された後、後リ
ージョンの音データがその接続部より続けて再生される
ことを表している。
【0047】図8(B) は前リージョンの末尾クラスタと
後リージョンの先頭クラスタの少なくとも一方が50%
未満で、かつ、両方の音データを足すと(合わせると)
100%以上となる場合を示している。この場合は、前
リージョンの末尾クラスタが50%未満の例であり、こ
の末尾クラスタの全部の音データが末尾オフセットに対
応している。また、後リージョンの先頭クラスタの音デ
ータのうち後半に50%を残すような前の部分の音デー
タが先頭オフセットに対応している。そして、前リージ
ョンの末尾オフセットが示す音データと後リージョンの
先頭オフセットが示す音データとを合わせて再生用クラ
スタに書き込む。そして、再生時には前リージョンの音
データを末尾クラスタの1つ前のクラスタまで再生した
後、続いて再生用クラスタの音データを再生し、さらに
続いて後リージョンの音データを先頭クラスタの残り5
0%の音データから再生する。
【0048】なお、前リージョンから再生用クラスタに
再生を以降する際の前リージョンの再生終了ポイントは
前リージョンの末尾オフセットのデータに基づいて決定
され、再生用クラスタから後リージョンに再生を以降す
る際の後リージョンの再生開始ポイントは後リージョン
の先頭オフセットに基づいて決定される。また、再生用
クラスタの再生終了ポイントは、該末尾オフセットと該
先頭オフセットの和に基づいて決定できる。
【0049】図8(C) は上記同様に末尾クラスタと先頭
クラスタの少なくとも一方が50%未満で、かつ、両方
の音データを足すと100%以上となる場合を示し、後
リージョンの先頭クラスタが50%未満の例を示してい
る。この場合は、前リージョンの末尾クラスタの音デー
タのうちの前半50%を残した残りの音データ(末尾オ
フセット分)と、後リージョンの先頭クラスタの全部の
音データ(先頭オフセット分)とを合わせて再生用クラ
スタに書き込む。そして、再生時には前リージョンの末
尾クラスタの50%の音データの再生が終了すると再生
用クラスタを再生し、後リージョンの先頭クラスタの次
のクラスタから引き続いて再生する。
【0050】なお、図8(B)の例では後リージョンの先
頭クラスタに50%残し、図8(C)の例では前リージョ
ンの末尾クラスタに50%残すようにしているが(この
場合、再生用クラスタは50%以上となる。)、例えば
図8(D) に示したように再生用クラスタが50%となる
ようにしてもよい。
【0051】図9(A) は前リージョンの末尾クラスタと
後リージョンの先頭クラスタの少なくとも一方が50%
未満で、かつ、両方の音データを足すと50%以上10
0%未満となる場合を示している。この場合は、前リー
ジョンの末尾クラスタの全部の音データ(末尾オフセッ
ト分)と、後リージョンの先頭クラスタの全部の音デー
タ(先頭オフセット分)とを合わせて再生用クラスタに
書き込む。そして、再生時には前リージョンの末尾クラ
スタの一つ前のクラスタの再生が終了すると再生用クラ
スタを再生し、後リージョンの先頭クラスタの次のクラ
スタから引き続いて再生する。
【0052】図9(B) は前リージョンの末尾クラスタと
後リージョンの先頭クラスタの音データの少なくとも一
方が50%未満で、かつ、足しても50%未満となる場
合を示している。この場合は、前リージョンの末尾クラ
スタの全部の音データ(末尾オフセット分)と、後リー
ジョンの先頭クラスタの全部および次のクラスタの一部
の音データ(先頭オフセット分)を合わせて再生用クラ
スタに書き込む。そして、再生時には前リージョンの末
尾クラスタの一つ前のクラスタの再生が終了すると再生
用クラスタを再生し、後リージョンの先頭クラスタの次
のクラスタの残りの音データ(先頭オフセットで指示さ
れる)から引き続いて再生する。なお、このような場
合、例えば図9(C) に示したように、前リージョンの末
尾クラスタの一つ前のクラスタの一部の音データと末尾
クラスタの全部の音データ(末尾オフセット分)、およ
び、後リージョンの先頭クラスタの全部の音データ(先
頭オフセット分)を合わせて再生用クラスタに書き込む
ようにしてもよい。
【0053】なお、上記の実施例では、各クラスタで再
生される領域を少なくとも50%以上とするように制御
しているが、この所定量は50%に限らない。例えば、
30%以上、60%以上等、ハードディスクの速度、C
PUの処理能力等に応じて適宜設定すればよい。例え
ば、30%以上とすれば、前記実施例と同様に、(前リ
ージョンの末尾クラスタ、後リージョンの先頭クラスタ
が両方とも30%以上の場合、少なくとも一方が30%
未満で足すと100%以上の場合、少なくとも一方が3
0%未満で足すと30%以上100%未満の場合、両方
が30%未満で足しても30%未満の場合に、それぞれ
場合分けして制御すればよい。また、この所定量の設定
については、ユーザの操作子操作に応じてマニュアル設
定してもよいし、あるいは、CPU1がハードディスク
5、転送回路4、CPU1等のハードウエアの能力検出
処理を行ってその検出結果に従って自動設定してもよ
い。
【0054】また、上記実施例では外部記憶装置をハー
ドディスクとしたが、光ディスク装置、光磁気ディスク
装置、その他の外部記憶装置を使用することもできる。
また、上記実施の形態では外部記憶装置が内蔵されてい
るオーディオデータ記録再生装置にこの発明を適用した
場合について説明したが、外部記憶装置を外付けして使
用するオーディオデータ記録再生装置にもこの発明を適
用することができる。また、上記実施の形態ではディジ
タルミキシングレコーダ(ハードディスクレコーダ)に
この発明を適用した場合について説明したが、ミキシン
グ機能を備えていないディジタルレコーダ、その他のオ
ーディオデータの記録再生装置にもこの発明を適用する
ことができる。
【0055】ハードディスク7のアドレス領域の分割方
法は、図2の例に限らない。各領域は任意の順番で配置
することができるし、ここに示されていないその他の領
域が含まれていてもよい。
【0056】また、前記実施の形態では、n番目のクラ
スタの音データ(一部または全部)と次のリージョンの
先頭クラスタの音データ(一部または全部)とを合わせ
て所定量以上にするようになっていたが、それに限ら
ず、n番面のクラスタの音データとn−1番面のクラス
タの音データとを合わせて所定量以上にしたり、1番目
のクラスタの音データと2番目のクラスタの音データを
合わせて所定量以上にしてもよい。
【0057】また、実施の形態では、2つのリージョン
を直接接続する接続部について必要に応じて再生用クラ
スタを用意するようになっていたが、それに限らず、あ
るリージョンとその後の無音部の接続部分、無音部とそ
の後のリージョンの接続部分について本発明を適用して
もよい。本出願人が先に出願した特願2000−024
637のように、無音区間について音データのハードデ
ィスクからの転送を省略しバッファメモリ5の中の無音
波形をループ読出しするようにしている場合、該無音区
間の一回のループをリージョンの1つのクラスタに対応
させれば、リージョンとリージョンの接続部と全く同じ
に本発明を適用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
オーディオデータ記録再生装置によれば、アンドゥの指
示に応じて、対応するトラックを選択するだけでよいの
で、煩雑な管理を必要とせず、ソフトウエアの負担が軽
減する。
【0059】請求項2のオーディオデータ記録再生装置
によれば、トラック編集手段で編集した編集後のトラッ
クデータが新たなトラックとしてトラックデータ記憶手
段に記憶されるので、アンドゥの指示に応じて、対応す
る編集前のトラックを選択するだけでよく、煩雑な管理
を必要とせず、ソフトウエアの負担が軽減する。
【0060】請求項3のオーディオデータ記録再生装置
によれば、請求項2と同様な効果が得られるとともに、
クラスタ内での音データの再生タイミングを編集するこ
とができる。
【0061】請求項4のオーディオデータ記録再生装置
によれば、音データの微少量の範囲しか再生されないク
ラスタができても、その微少量の音データは連鎖する音
データとともに再生用クラスタで所定量を満たすように
なるので、この再生用クラスタの再生時に、次のクラス
タの再生準備ができるので安定した再生を行える。
【0062】請求項5のオーディオデータ記録再生装置
によれば、請求項4と同様な効果が得られるとともに、
不足クラスタを含む複数のクラスタの連鎖を編集でき
る。
【0063】請求項6のオーディオデータ記録再生装置
によれば、請求項4と同様に、音データの微少量の範囲
しか再生されないクラスタができても、その微少量の音
データは連鎖する音データとともに再生用クラスタで所
定量を満たすようになるので、この再生用クラスタの再
生時に、次のクラスタの再生準備ができるので安定した
再生を行える。請求項4のオーディオデータ記録再生装
置によれば、再生用クラスタの音データが所定量を満た
しているので、安定した再生を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のハードディスクレコー
ダのブロック図である。
【図2】 実施形態におけるハードディスクのアドレス
領域の分割例を示す図である。
【図3】 実施形態における1つのソングの階層構造を
示す図である。
【図4】 実施形態における1つのソングのソング管理
データの構造を示す図である。
【図5】 実施形態におけるトラックとリージョンおよ
びノート列の関係を示す図である。
【図6】 実施形態における編集による履歴番号とリー
ジョン番号の変化の一例を示す図である。
【図7】 実施形態におけるリージョンのデータ構造お
よび再生用クラスタを示す図である。
【図8】 実施形態における1クラスタ分に満たない音
データと再生用クラスタを用いた処理の例を示す図であ
る。
【図9】 実施形態における1クラスタ分に満たない音
データと再生用クラスタを用いた処理の他の例を示す図
である。
【符号の説明】
1…CPU、2…フラッシュメモリ、3…RAM、7…
ハードディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトラックで構成されるオーディオ
    データを編集可能なオーディオデータ記録再生装置にお
    いて、 前記編集が行われる毎に、該編集後のトラックのデータ
    を、該編集前のトラックのデータとは独立した新規なト
    ラックとして記憶するようにしたことを特徴とするオー
    ディオデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 複数のトラックで構成されるオーディオ
    データを編集可能なオーディオデータ記録再生装置にお
    いて、 複数の音データを記憶する音データ記憶手段と、 複数のトラックの各トラックに関し、複数の音データの
    中の当該トラックで再生する1ないし複数の部分音デー
    タの切出範囲、および、該1ないし複数の部分音データ
    の各再生タイミングを示すトラックデータを記憶するト
    ラックデータ記憶手段と、 編集指示に応じて、上記トラックデータの少なくとも1
    つの部分音データを変更、追加ないし削除することによ
    りトラックデータを編集するとともに、編集されたトラ
    ックデータを新たなトラックとして前記トラックデータ
    記憶手段に記憶するトラック編集手段と、 トラックデータ記憶手段に記憶されたトラックデータに
    従って、前記音データ記憶手段から該トラックデータの
    示す切出範囲の部分音データを該トラックデータの示す
    再生タイミングで読み出して再生するトラック再生手段
    と、を備えたことを特徴とするオーディオデータ記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のオーディオデータ記録再
    生装置において、 前記トラック編集手段における部分音データの変更と
    は、当該部分音データの切出範囲ないし再生タイミング
    を変更することであることを特徴とする請求項2記載の
    オーディオデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 外部記憶装置のクラスタを記録単位とし
    て該クラスタ毎に音データを保存し、前記外部記憶装置
    の複数のクラスタの連鎖について、該クラスタ毎に音デ
    ータを読み出してオーディオ再生を行うオーディオデー
    タ記録再生装置において、 前記クラスタ内の再生すべき音データが所定量に満たな
    い不足クラスタがある場合、該クラスタの音データと該
    クラスタに連鎖するクラスタの音データとを連結して、
    該連結した音データを前記不足クラスタとは異なる再生
    用クラスタに保存し、オーディオ再生時に前記不足クラ
    スタの代わりに該再生用クラスタを再生するようにした
    ことを特徴とするオーディオデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のオーディオデータ記録再
    生装置において、 更に、前記不足クラスタを含む前記複数のクラスタの連
    鎖を編集する編集手段を含むことを特徴とする請求項4
    記載のオーディオデータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 外部記憶装置を有するオーディオデータ
    記録再生装置において、 所定量のクラスタを単位として音データを記憶する音デ
    ータ記憶手段と、 順次再生する複数クラスタの再生順序とそのうちの少な
    くとも1つのクラスタについて再生する音データの容量
    を指定するトラックデータを記憶するトラックデータ記
    憶手段と、 前記少なくとも1つのクラスタにおいて指定された音デ
    ータの容量が所定量以下であるとき、当該クラスタの音
    データを、前記再生順序が当該クラスタの前または後の
    クラスタの音データと連結して、該連結した音データを
    当該クラスタとは異なる再生用クラスタに保存する再生
    用クラスタ作成手段と、 トラックデータ記憶手段に記憶されたトラックデータに
    従って、前記音データ記憶手段から該トラックデータの
    示す前記再生順序でクラスタの音データを読み出して再
    生するトラック再生手段であって、前記再生順序が示す
    複数クラスタのうち再生用クラスタが作成されているク
    ラスタに関しては該クラスタの代わりに再生用クラスタ
    から音データを読み出して再生するトラック再生手段
    と、を備えたことを特徴とするオーディオデータ記録再
    生装置。
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