JP3660438B2 - 換気扇 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓋体の移動に伴い吸気口を開閉する構成の換気扇に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
図13および図14は、上記換気扇の従来構成を示すものである。まず、図13において、本体枠1内には固定部材2が配設され、蓋体3にはスライド部材4が形成されている。そして、スライド部材4の長孔4a内には、図14に示すように、固定部材2のローラ2aが挿着されており、スライド部材4がローラ2aの回転に伴いスライドすると、スライド部材4と一体的に蓋体3がスライドし、本体枠1の吸気口1aが開閉される。
【0003】
しかしながら、上記従来構成では、スライド部材4が反ったり、スライド時にぶれたりすると、スライド部材4が固定部材2に接触したり、ローラ2aの鍔部2bやワッシャ2cに接触することがあるので、スライド部材4が円滑にスライドしなくなる虞れがあった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、反り,スライド時のぶれ等に影響されることなく、スライド部材を円滑にスライドさせることができる換気扇を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項記載の換気扇は、吸気口を有する本体枠と、この本体枠内に配設され第1のローラが装着された第1の固定部材と、この第1の固定部材に第1のローラを介してスライド可能に装着されたスライド部材と、このスライド部材に設けられスライド部材と一体的にスライドすることに伴い前記吸気口を開閉する蓋体と、前記スライド部材に装着された第2のローラと、前記本体枠内に配設され前記第2のローラを挟んで前記第1の固定部材と対向する第2の固定部材とを備え、前記第2のローラが、前記スライド部材の端面から前記第2の固定部材側へ突出しているところに特徴を有する。
【0008】
上記手段によれば、スライド部材の反りやぶれに伴い第2のローラを第2の固定部材に先当たりさせたり、第2のローラを予め第2の固定部材に当接させておくことに基づき、スライド部材を位置規制できる。このため、スライド部材が第2の固定部材等に接触することが防止され、第2のローラの転動に伴い円滑にスライドするようになる。
【0009】
請求項記載の換気扇は、吸気口を有する本体枠と、この本体枠内に配設され第1のローラが装着された第1の固定部材と、この第1の固定部材に第1のローラを介してスライド可能に装着されたスライド部材と、このスライド部材に設けられスライド部材と一体的にスライドすることに伴い前記吸気口を開閉する蓋体と、前記スライド部材に装着された第2のローラと、前記本体枠内に配設され前記第2のローラを挟んで前記第1の固定部材と対向する第2の固定部材とを備え、前記第2のローラが、前記スライド部材の両端面から前記第1の固定部材および前記第2の固定部材側へ突出し、前記第1の固定部材および前記第2の固定部材に、前記第2のローラの当接部分に位置して突条部が設けられているところに特徴を有する。
【0010】
上記手段によれば、スライド部材の反りやぶれに伴い第2のローラを第1あるいは第2の固定部材に先当たりさせたり、第2のローラを予め第1および第2の固定部材の少なくとも一方に当接させておくことに基づき、スライド部材を位置規制できる。このため、スライド部材が第1および第2の固定部材等に接触することが防止され、第2のローラの転動に伴い円滑にスライドするようになる。しかも、第2のローラが突条部に沿って転動するので、第2のローラの回転抵抗が低減される。このため、第2のローラの回転抵抗がスライド部材のスライド性能に悪影響を与えることが防止される。
【0011】
請求項記載の換気扇は、スライド部材に軸が一体形成され、第2のローラが前記軸の外周面に挿入され、スライド部材の上端部に側方へ突出する板部が一体形成され、この板部に第2のローラを軸に挿入するための開口部が形成され、スライド部材の開口部の縁部に第2のローラの抜け方向に対しラップするラップ部が設けられているところに特徴を有する。
上記手段によれば、スライド部材に軸が一体形成されているので、軸の寸法精度,第2のローラの取付精度が向上する。しかも、スライド部材に軸を別途装着する必要がなくなるので、第2のローラの取付作業性も向上する。また、スライド部材に板部が形成されているので、スライド部材の剛性が向上する。また、板部の開口部を通して軸に第2のローラを挿入できるので、板部が第2のローラの取付作業性に悪影響を与えることもない。また、スライド部材のラップ部が第2のローラの抜け方向に対しラップしているため、抜止部材を別途追加することなく第2のローラが抜止めされるので、構成が簡素化される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。まず、図1において、室壁11には貫通孔11aが形成されており、この貫通孔11a内には本体枠12が装着されている。この本体枠12は、外箱13に化粧枠14を取着してなるものであり、外箱13には、室内側に位置して開口部13aが形成され、室外側に位置して排気口13bが形成されている。そして、化粧枠14には吸気口14aが形成されており、外箱13内は、開口部13aおよび吸気口14aを通して室内に通じている。
【0015】
外箱13内にはアーム15が回動可能に配設されている。このアーム15は紙面奥方に延びるものであり、アーム15の上端部には押圧部15aが形成されている。また、外箱13内には巻上げモータ16が配設されている。そして、巻上げモータ16とアーム15の下端部との間は、コントロールワイヤ17を介して連結されており、巻上げモータ16が作動すると、コントロールワイヤ17が矢印A方向へ引張られ、アーム15が軸15bを中心に矢印B方向へ回動する。
【0016】
化粧枠14の両端部には、断面コ字状をなす合成樹脂製の固定板18が取付けられている(図2参照)。これら各固定板18は固定部材および第1の固定部材に相当するものであり、各固定板18の端部には、図3に示すように、ボス部18aが形成されている。そして、これら各ボス部18aにはワッシャ19および第1のローラ20が挿入されており、各組のワッシャ19および第1のローラ20は、ボス部18aにねじ21を締込むことに伴い抜止めされている。
【0017】
図2の蓋体22は合成樹脂により形成されたものであり、蓋体22の両端部には、スライド部材に相当するスライド板部23が一体形成されている。これら各スライド板部23は長孔23aを有するものであり、これら各長孔23a内には、図3に示すように、第1のローラ20が挿入されている。
【0018】
各スライド板部23と固定板18との間には復帰ばね(図示せず)が掛渡されている。これら各復帰ばねは引張コイルばねからなるものであり、巻上げモータ16の運転停止状態では、図1において、スライド板部23を矢印A方向へ引張ることに伴い、蓋体22を化粧枠14に当接させ、吸気口14aを閉塞している。また、巻上げモータ16が作動すると、アーム15が矢印B方向へ回動し、アーム15の押圧部15aがスライド板部23の端部を押圧する。すると、各第1のローラ20が回転し、二点鎖線で示すように、蓋体22が両復帰ばねのばね力に抗して矢印C方向へ移動する。これにより、本体枠12の吸気口14aが開放される。
【0019】
各スライド板部23には、図4に示すように、長孔23aの側方に位置して矩形状をなす開口部23bが形成されている。また、各スライド板部23には軸挿入孔23c,23cが形成され、これら軸挿入孔23c内には軸24が挿着されている。そして、これら各軸24には、図3に示すように、第2のローラ25が回転可能に装着されており、これら各第2のローラー25は、スライド板部23の両端面から突出し、固定板18に対して所定間隔を存して対向している。
【0020】
外箱13内には、図1に示すように、モーター支持板26が配設されており、このモーター支持板26にはファンモータ27aが取付けられ、ファンモータ27aの回転軸にはファン27bが取付けられている。そして、外箱13内にはベルマウス28が配設されており、蓋体22の開放状態でファンモータ27aが作動すると、吸気口14aからベルマウス28を通して外箱13内に空気が吸引され、排気口13bを通して室外へ排出される。
【0021】
次に上記構成の作用について説明する。換気運転の停止状態では、巻上げモータ16およびファンモータ27aが断電されている。従って、蓋体22が両復帰ばねのばね力により矢印A方向へ引張られ、化粧枠14に当接することに伴い、吸気口14aを閉塞している。
【0022】
この状態で運転スイッチ(図示せず)がオンされると、巻上げモータ16に電源が供給され、コントロールワイヤ17が矢印A方向へ引張られることに伴い、アーム15が矢印B方向へ回動する。すると、アーム15の押圧部15aがスライド板部23を押圧するので、各第1のローラ20が回転することに伴い、スライド板部23が両復帰ばねのばね力に抗して矢印C方向へ移動し、吸気口14aが開放される。これと共に、ファンモータ27aに電源が供給され、吸気口14aを通して換気運転が行われる。
【0023】
また、運転スイッチがオフされると、ファンモータ27aが断電され、ファン27bが回転停止する。これと共に、巻上げモータ16が断電されるので、各スライド板部23が復帰ばねのばね力により矢印A方向へ引張られる。すると、第1のローラ20が回転することに伴い、各スライド板部23が矢印A方向へ移動し、蓋体22が化粧枠14に当接することに伴い吸気口14aを閉塞する。
【0024】
上記実施例によれば、スライド板部23が反ったり、スライド時にぶれたりすると、第2のローラ25が固定板18に先当たりし、スライド板部23を位置規制する。このため、スライド板部23が第1のローラ20の鍔部20a(図3参照),ワッシャ19,固定板18等に接触することが防止され、第2のローラ25の転動に伴い円滑にスライドするようになるので、吸気口14aの開閉が円滑化される。
【0025】
しかも、第2のローラ25と固定板18との間にギャップを形成し、常時は、第2のローラ25と固定板18とを非接触状態にした。このため、第2のローラ25を固定板18に予め接触させておく場合とは異なり、第2のローラ25の回転抵抗がスライド板部23のスライド性能に悪影響を及すことが防止される。
【0026】
次に本発明の第2実施例を図5に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各スライド板部23には、上方へ開口する切欠部23dが形成されている。そして、各スライド板部23には、切欠部23d内に位置して軸23eが一体形成されており、これら各軸23eには第2のローラ25が挿入されている。
【0027】
上記実施例によれば、スライド板部23に軸23eを一体形成したので、軸23eの寸法精度,第2のローラ25の取付精度が向上する。しかも、スライド板部23に軸を別途装着する必要がなくなるので、第2のローラ25の取付作業性も向上する。
【0028】
次に本発明の第3実施例を図6および図7に基づいて説明する。尚、上記第2実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各スライド板部23の上端部には、板部に相当するリブ23fが一体形成されており、各スライド板部23はL字状をなしている。また、各リブ23fには、切欠部23dの上方に位置して切欠部23gが形成されている。これら各切欠部23gは開口部に相当するものであり、各第2のローラ25は、切欠部23gを通して軸23eに挿入されている。
【0029】
上記実施例によれば、スライド板部23にリブ23fを形成し、スライド板部23をL字状にしたので、スライド板部23の剛性が向上する。しかも、スライド板部23に切欠部23gを形成した。このため、切欠部23gを通して軸23eに第2のローラ25を挿入できるので、リブ23fが第2のローラ25の取付作業性に悪影響を与えることが防止される。
【0030】
次に本発明の第4実施例を図8に基づいて説明する。尚、上記第3実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各スライド板部23のリブ23fには、切欠部23g内に位置してラップ部23hが一体形成されており、これら各ラップ部23hは、第2のローラ25にラップしている。
【0031】
上記実施例によれば、スライド板部23にラップ部23hを形成した。このため、抜止部材を別途追加することなく、第2のローラ25が抜止めされるので、構成が簡素化される。
【0032】
次に本発明の第5実施例を図9に基づいて説明する。尚、上記第4実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各スライド板部23のラップ部23hには、テーパー部23iが形成されている。
【0033】
上記実施例によれば、ラップ部23hの下端部を逃げるようにして、軸23eに第2のローラ25を挿入することができるので、第2のローラ25の取付作業性が一層向上する。
【0034】
尚、上記第1〜第5実施例においては、固定板18と第2のローラ25との間に隙間を設け、反りやぶれの発生に伴い、第2のローラ25を固定板18に当接させたが、これに限定されるものではなく、例えば予め両者を接触させておく構成としても良い。この構成の場合、第2のローラ25がスライド板部23を位置規制し、スライド板部23の反り,スライド時のぶれを防止する。このため、スライド板部23が固定板18等に接触することが防止され、第2のローラ25の転動に伴い円滑にスライドするようになる。
【0035】
また、上記第1〜第5実施例においては、第2のローラ25を固定板18に直接当接させたが、これに限定されるものではなく、例えば、固定板18に突条部を設け、この突条部に第2のローラ25を当接させても良い。この構成の場合、スライド板部23のスライドに伴い第2のローラ25が突条部に沿って転動するので、第2のローラ25の回転抵抗が低減され、スライド板部23のスライド性能生に悪影響を及すことが防止される。
【0036】
次に本発明の第6実施例を図10ないし図12に基づいて説明する。尚、上記第3実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各固定板18には2本のリブ18aが一体形成されている。これら各リブ18aは突条部に相当するものであり、第2のローラ25に対して所定間隔を存して対向している。
【0037】
各固定板18にはコ字状の押え板29が取付けられている。これら各押え板29は第2の固定部材に相当するものであり、鋼板により形成されている。そして、各押え板29には、突条部に相当するビード29aが一体形成されており、各ビード29aは、第2のローラ25に対して所定間隔を存して対向している。
【0038】
上記実施例によれば、スライド板部23が反ったり、スライド時にぶれたりすると、第2のローラ25が固定板18のリブ18a,18aあるいは押え板29のビード29aに先当たりし、スライド板部23を位置規制する。このため、スライド板部23が第2のローラ25の転動に伴い円滑にスライドするので、吸気口14aの開閉が円滑化される。
【0039】
しかも、第2のローラ25がリブ18aあるいはビード29aに沿って転動するので、第2のローラ25を固定板18あるいは押え板29に直接当接させる場合に比べ、第2のローラ25の回転抵抗が低減される。このため、第2のローラ25の回転抵抗がスライド板部23のスライド性能に悪影響を及すことが防止される。
【0040】
さらに、第2のローラ25と固定板18との間,第2のローラ25と押え板29との間にギャップを形成し、常時は、第2のローラ25および固定板18間,第2のローラ25および押え板29間を非接触状態にした。このため、この点からも、第2のローラ25の回転抵抗がスライド板部23のスライド性能に悪影響を及すことが防止される。
【0041】
尚、上記第6実施例においては、固定板18と第2のローラ25との間,押え板29と第2のローラ25との間に隙間を設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、下記(1)〜(3)の構成としても良い。これら各構成の場合でも、スライド板部23が固定板18,押え板29等に接触することが防止され、第2のローラ25の転動に伴い円滑にスライドするようになる。
【0042】
(1)固定板18と第2のローラ25との間,押え板29と第2のローラ25との間の双方を予め接触させておく。
(2)固定板18と第2のローラ25との間のみを予め接触させておき、スライド板部23が押え板29側へ反ったり、ぶれたりしたときには、第2のローラ25を押え板29に先当りさせる。
(3)押え板29と第2のローラ25との間のみを予め接触させておき、スライド板部23が固定板18側へ反ったり、ぶれたりしたときには、第2のローラ25を固定板18に先当りさせる。
【0043】
また、上記第6実施例においては、第2のローラ25をスライド板部23の両端面から突出させたが、これに限定されるものではなく、例えば、押え板29側のみに突出させ、第2のローラ25と押え板29との間に隙間を形成したり、あるいは、両者を予め接触させておく構成としても良い。この構成の場合、スライド板部23が押え板29に対して位置規制され、スライド板部23が第2のローラ25の転動に伴い円滑にスライドするようになる。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の換気扇は次の効果を奏する。
【0045】
請求項記載の手段によれば、スライド部材に第2のローラを装着し、第2のローラをスライド部材の端面から第2の固定部材側へ突出させた。このため、スライド部材を位置規制できるので、スライド部材が第2の固定部材等に接触することが防止され、第2のローラの転動に伴い円滑にスライドするようになる。
【0046】
請求項記載の手段によれば、スライド部材に第2のローラを装着し、第2のローラをスライド部材の両端面から第1の固定部材側および第2の固定部材側へ突出させた。このため、スライド部材を位置規制できるので、スライド部材が第1の固定部材および第2の固定部材等に接触することが防止され、第2のローラの転動に伴い円滑にスライドするようになる。しかも、第2のローラを突条部に沿って転動させたので、第2のローラの回転抵抗が低減され、スライド部材のスライド性能に悪影響を及すことが防止される。
【0047】
請求項記載の手段によれば、スライド部材に軸を一体形成したので、軸の寸法精度,第2のローラの取付精度が向上する。しかも、スライド部材に軸を別途装着する必要がなくなるので、第2のローラの取付作業性も向上する。また、スライド部材に板部を形成したので、スライド部材の剛性が向上する。しかも、板部の開口部を通して軸に第2のローラを挿入できるので、板部が第2のローラの取付作業性に悪影響を与えることが防止される。また、スライド部材のラップ部を第2のローラとラップさせた。このため、抜止部材を別途追加することなく第2のローラが抜止めされるので、構成が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(全体構成を示す縦断面図)
【図2】蓋体,固定板を示す斜視図
【図3】スライド板部,固定板,第1のローラ,第2のローラを示す横断面図
【図4】スライド板部,第2のローラを示す斜視図
【図5】本発明の第2実施例を示す図(スライド板部の要部,第2のローラを示す斜視図)
【図6】本発明の第3実施例を示す図5相当図
【図7】スライド板部,第2のローラを示す縦断面図
【図8】本発明の第4実施例を示す図7相当図
【図9】本発明の第5実施例を示す図7相当図
【図10】本発明の第6実施例を示す図(スライド板部,固定板,押え板を示す斜視図)
【図11】スライド板部,押え板,第2のローラを示す縦断面図
【図12】スライド板部,押え板,第2のローラを示す横断面図
【図13】従来例を示す図(要部を示す縦断面図)
【図14】図3相当図
【符号の説明】
12は本体枠、14aは吸気口、18は固定板(固定部材,第1の固定部材)、18aはリブ(突条部)、20は第1のローラ、22は蓋体、23はスライド板部(スライド部材)、23eは軸、23fはリブ(板部)、23gは切欠部(開口部)、23hはラップ部、25は第2のローラ、29は押え板(第2の固定部材)、29aはビード(突条部)を示す。

Claims (3)

  1. 吸気口を有する本体枠と、
    この本体枠内に配設され、第1のローラが装着された第1の固定部材と、
    この第1の固定部材に第1のローラを介してスライド可能に装着されたスライド部材と、
    このスライド部材に設けられ、スライド部材と一体的にスライドすることに伴い前記吸気口を開閉する蓋体と、
    前記スライド部材に装着され第2のローラと、
    前記本体枠内に配設され、前記第2のローラを挟んで前記第1の固定部材と対向する第2の固定部材とを備え、
    前記第2のローラは、前記スライド部材の端面から前記第2の固定部材側へ突出していることを特徴とする換気扇。
  2. 吸気口を有する本体枠と、
    この本体枠内に配設され、第1のローラが装着された第1の固定部材と、
    この第1の固定部材に第1のローラを介してスライド可能に装着されたスライド部材と、
    このスライド部材に設けられ、スライド部材と一体的にスライドすることに伴い前記吸気口を開閉する蓋体と、
    前記スライド部材に装着された第2のローラと、
    前記本体枠内に配設され、前記第2のローラを挟んで前記第1の固定部材と対向する第2の固定部材とを備え、
    前記第2のローラは、前記スライド部材の両端面から前記第1の固定部材および前記第2の固定部材側へ突出し
    前記第1の固定部材および前記第2の固定部材には、前記第2のローラの当接部分に位置して突条部が設けられていることを特徴とする換気扇。
  3. 前記スライド部材には軸が一体形成され、
    前記第2のローラは、前記軸の外周面に挿入され、
    前記スライド部材の上端部には、側方へ突出する板部が一体形成され、
    前記板部には、前記第2のローラを前記軸に挿入するための開口部が形成され、
    前記スライド部材には、前記開口部の縁部に前記第2のローラの抜け方向に対しラップするラップ部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の換気扇。
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