JP3651728B2 - 換気扇 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓋体の移動に伴い吸気口を開閉する構成の換気扇に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
図14および図15は、上記換気扇の従来構成を示すものである。まず、図14において、本体枠1には、細長な摺動体2がスライド可能に設けられている。この摺動体2の先端部には蓋体3が接続されており、摺動体2が矢印A方向および反矢印A方向へスライドすると、摺動体2と一体的に蓋体3が移動し、本体枠1の吸気口1aが開閉される。
【0003】
上記構成の場合、図15に示すように、蓋体3に円筒状の接続部3aが形成されており、摺動体2のねじ固定部2aを通して接続部3aにねじ4を締込むことに伴い、蓋体3が摺動体2に接続されている。従って、接続部3aに洗剤,殺虫剤等が付着すると、接続部3aの剛性が経時変化で低下したり、接続部3aにクラック(いわゆるソルベントクラック)が生じ、接続部3aが根元から破損して蓋体3が落下する虞れがあった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、接続部が破損した場合でも蓋体の落下を防止できる換気扇を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の換気扇は、吸気口および排気口を有する本体枠と、この本体枠にスライド可能に設けられた摺動体と、この摺動体の先端部に接続部を介して接続され摺動体と一体的に移動することに伴い前記吸気口を開閉する蓋体と、前記吸気口の開放時に前記吸気口から空気を吸込んで前記排気口から排出するファン装置と、前記蓋体に設けられた係合部と、前記摺動体に設けられ前記接続部の破損時に前記係合部を下方から支えて前記蓋体の落下を防止する支持部と、前記摺動体に設けられ前記接続部の破損時に前記係合部に係合して前記蓋体が前記本体枠から離間する方向へ倒れることを防止する被係合部とを備えたところに特徴を有する。
【0006】
上記手段によれば、接続部の破損時に、蓋体の係合部が摺動体の支持部により下方から支えられるので、蓋体の落下が防止される。しかも、蓋体の係合部が摺動体の被係合部に係合し、蓋体が本体枠から離間する方向へ倒れることが防止される。
【0007】
請求項2記載の換気扇は、上方へ突出する被係合部が摺動体に設けられ、挿入部を有する突状の係合部が蓋体に設けられ、前記被係合部が接続部の非破損状態で前記挿入部の下方に位置し、接続部の破損時に前記挿入部内に侵入して前記係合部に係合するところに特徴を有する。
【0008】
上記手段によれば、接続部の非破損時には、摺動体の被係合部が蓋体の挿入部の下方に位置し、蓋体の係合部および摺動体の被係合部間が非係合状態に保持されている。このため、摺動体を蓋体に接続するにあたって、係合部と被係合部との間が干渉することが防止されるので、摺動体の接続作業性が向上する。しかも、接続部の破損時には、摺動体の被係合部が蓋体の挿入部内に侵入することに伴い、蓋体の係合部が摺動体の支持部により下方から支えられ、しかも、摺動体の被係合部に係合するので、蓋体の落下および倒れが防止される。
【0009】
請求項3記載の換気扇は、蓋体の係合部と摺動体の被係合部とが接続部の非破損状態で上下方向にラップしているところに特徴を有する。
上記手段によれば、接続部の非破損状態で蓋体の係合部および摺動体の被係合部間がラップしているので、接続部の破損時に係合部が摺動体の支持部により確実に支えられ、しかも、被係合部に確実に係合する。このため、蓋体の落下および倒れが確実に防止される。
【0010】
請求項4記載の換気扇は、摺動体の被係合部の先端部のうち蓋体側の隅部にR部が設けられているところに特徴を有する。
上記手段によれば、摺動体の被係合部にR部が設けられているので、摺動体を蓋体にあてがうにあたって、被係合部が係合部に引掛かることが防止される。このため、特に蓋体の係合部および摺動体の被係合部間をラップさせる場合でも、摺動体の蓋体に対する接続作業性が損なわれる虞れがない。
【0011】
請求項5記載の換気扇は、挿入部を有する突状の被係合部が摺動体に設けられ、下方へ指向する突状の係合部が蓋体に設けられ、接続部の非破損状態で前記係合部が前記挿入部内に挿入されているところに特徴を有する。
上記手段によれば、接続部の非破損状態において、蓋体の係合部が摺動体の挿入部内に挿入されているので、接続部の破損時に蓋体の係合部が摺動体の支持部により確実に支えられ、摺動体の被係合部に確実に係合する。このため、蓋体の落下および倒れが確実に防止される。
【0012】
請求項6記載の換気扇は、突状の被係合部が摺動体に設けられ、蓋体との間に下方へ開口する挿入部を形成する略L字状の係合部が蓋体に設けられ、接続部の非破損状態で前記被係合部が前記挿入部内に挿入されているところに特徴を有する。
上記手段によれば、接続部の非破損状態において、摺動体の被係合部が蓋体の挿入部内に挿入されているので、接続部の破損時に蓋体の係合部が摺動体の支持部により確実に支えられ、摺動体の被係合部に確実に係合する。このため、蓋体の落下および倒れが確実に防止される。
【0013】
請求項7記載の換気扇は、下方へ指向する一対の脚部を有する略L字状の係合部が蓋体に設けられ、接続部の非破損状態で前記一対の脚部が挿入された挿入部を有する突状の被係合部が摺動体に設けられ、前記各脚部を前記挿入部から抜止めする抜止突部が前記各脚部の先端部に設けられているところに特徴を有する。
【0014】
上記手段によれば、接続部の非破損状態において、蓋体の両脚部が摺動体の挿入部内に挿入されているので、接続部の破損時に蓋体の係合部が摺動体の支持部により確実に支えられ、摺動体の被係合部に確実に係合する。このため、蓋体の落下および倒れが確実に防止される。しかも、各脚部が抜止突部により挿入部から抜止めされているので、蓋体の倒れが一層確実に防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図5に基づいて説明する。まず、図1において、室壁11には換気扇挿入孔11aが形成され、換気扇挿入孔11a内には木枠11bが挿着されており、この木枠11b内には本体枠12が挿着されている。この本体枠12は、枠体13(図4参照)にカバー14(図4参照)を取着してなるものであり、枠体13には、室内側に位置して開口部13aが形成され、室外側に位置して排気口13bが形成されている。
【0016】
カバー14には、中央部に位置して吸気口14aが形成されている。また、カバー14には、図2に示すように、吸気口14aの両端部に位置して挿入孔14bが形成されており、これら各挿入孔14b内には摺動プレート15がスライド可能に挿入されている。これら各摺動プレート15は合成樹脂により形成されたものであり、各摺動プレート15の右端部には長孔15aが形成されている。尚、摺動プレート15は摺動体に相当するものである。
【0017】
カバー14には、吸気口14aの両端部(挿入孔14bの近傍)に位置して合成樹脂製の支持プレート16がねじ止めされている。これら各支持プレート16の右端部には第1のガイドローラ17が装着されており、これら各ガイドローラ17は、摺動プレート15の長孔15a内に挿着されている。尚、符号16aは、支持プレート16をカバー14に固定するねじを示している。
【0018】
各支持プレート16の左端部には、図3に示すように、軸部16bが一体形成されており、これら各軸部16bには第2のガイドローラ18が回転可能に装着されている。また、各摺動プレート15には、上下端部に位置して位置決めリブ15bおよび15cが一体形成されており、図2に示すように、上方に位置する各位置決めリブ15bはガイドローラ18に接触し、下方に位置する各位置決めリブ15cとガイドローラ18との間には隙間が形成されている。
【0019】
蓋体に相当するパネル19は、図1に示すように、矩形板状をなす本体部19aと、本体部19aを周回する枠部19bとを合成樹脂により一体形成してなるものであり、本体部19aの両端部には、図3に示すように、接続部に相当する円筒状のボス部19cが一体形成されている。
【0020】
各摺動プレート15の左端部にはねじ固定部20が一体形成されている。これら各ねじ固定部20は、略コ字状をなす枠部20aと、枠部20aの右端開口部を閉塞する板部20bとからなるものであり、各ねじ固定部20内にはボス部19cが挿入されている。そして、各板部20bにはねじ挿入孔20cが形成されており、各ボス部19cには、ねじ挿入孔20cを通してねじ21が締込まれている。これにより、図2に示すように、各摺動プレート15の先端およびねじ固定部20の先端がパネル19の本体部19aに当接し、パネル19が両摺動プレート15に接続されている。
【0021】
各摺動プレート15には、図3に示すように、ばね引掛部15dが一体形成され、各支持プレート16にはばね引掛部16cが一体形成されており、これら各組のばね引掛部15dおよび16cには復帰スプリング22の端部が引掛けられている。これら各復帰スプリング22は引張コイルスプリングからなるものであり、図1に実線で示すように、摺動プレート15を反矢印A方向へ付勢することに伴い、パネル19をカバー14に引付け、カバー14の吸気口14aをパネル19により閉塞している。
【0022】
パネル19の両端部には、図3に示すように、係合部に相当する突状の引掛部23が一体形成されている。これら各引掛部23は、本体部19aと枠部19bとを跨ぐL字状をなすものであり、各引掛部23とパネル19との間には孔状の挿入部23aが形成されている。また、各摺動プレート15には、ねじ固定部20の先端部に位置して上方へ突出する突部24が一体形成されている。これら各突部24は被係合部に相当するものであり、図2に示すように、挿入部23aの下方に位置している。
【0023】
枠体13内には、図1に示すように、モータ支持プレート25が配設され、このモータ支持プレート25にはファン装置26のファンモータ26aが取付けられている。このファン装置26は、ファンモータ26aの回転軸にファン26bを取着してなるものであり、ファンモータ26aが作動すると、ファン26bが回転する。
【0024】
各支持プレート16には、図3に示すように、ダンパー挿着孔16dが形成され、これら各ダンパー挿着孔16d内にはオイルダンパー27の本体部27aが取付けられている。これら各オイルダンパー27は、本体部27aにギア27bを回転可能に装着してなるものであり、本体部27a内には、ギア27bの回転に抵抗力を付与するオイルが充填されている。
【0025】
各摺動プレート15にはラック部15eが一体形成されている。そして、これら各ラック部15eは、図2に示すように、オイルダンパー27のギア27bに噛合されており、各摺動プレート15がスライドすると、各摺動プレート15のスライド力がラック部15eを通してギア27bに伝達され、ギア27bがオイルの粘性力に抗して回転する。これにより、各摺動プレート15のスライドに抵抗が付与される。
【0026】
枠体13内には、図1に示すように、パネル駆動機構28が配設されている。このパネル駆動機構28は、巻上げモータ28aの出力軸とアーム28bとの間をワイヤ28cにより連結してなるものであり、巻上げモータ28aが作動すると、ワイヤ28cが反矢印A方向へ巻上げられ、アーム28bが軸28dを中心に矢印B方向へ回動する。そして、アーム28bには、図2に示すように、紙面奥行方向へ延びる押圧部28eが折曲形成されており、アーム28bが矢印B方向へ回動すると、両摺動プレート15の右端部が押圧部28eにより矢印A方向へ同時に押圧される。
【0027】
次に上記構成の作用について説明する。運転キー(図示せず)が操作されると、巻上げモータ28aに電源が供給され、まず、アーム28bが軸28dを中心に矢印B方向へ回動する。次に、両摺動プレート15がアーム28dの押圧部28eにより押圧され、復帰スプリング22のばね力に抗して矢印A方向へスライドする。これにより、パネル19が一体的に同方向へ移動し、図1に二点鎖線で示すように、カバー14の吸気口14aが開放される。これと共に、ファンモータ26aに電源が供給され、室内の空気が吸気口14aから開口部13aを通して枠体13内に吸引され、排気口13bを通して室外へ排出される。
【0028】
この状態で停止キー(図示せず)が操作されると、巻上げモータ28aが断電され、各摺動プレート15が復帰スプリング22のばね力により反矢印A方向へスライドする。すると、パネル19が一体的に同方向へスライドし、カバー14に当接することに伴い、吸気口14aを閉塞する。これと共に、ファンモータ26aが断電され、換気運転が停止する。尚、カバー14には、図5に示すように、操作パネル29が装着されており、運転キーおよび停止キーは操作パネル29に装着されている。
【0029】
上記実施例によれば、パネル19に引掛部23,23を形成すると共に、各摺動プレート15に突部24を形成した。このため、パネル19の両ボス部19cが破損すると、各突部24が挿入部23a内に侵入し、各引掛部23が摺動プレート15のねじ固定部20(摺動プレート15の支持部に相当する)により下方から支えられるので、パネル19の鉛直方向への落下が防止される。しかも、各引掛部23が突部24に係合し、パネル19の矢印C方向への倒れが防止されるので、総じてパネル19の脱落が確実に防止され、安全性が向上する。
【0030】
また、両ボス部19cの非破損状態において、各摺動プレート15の突部24を挿入部23aの下方に配置することに伴い、突部24および引掛部23間を非係合状態に保持した。このため、各摺動プレート15をパネル19に接続するにあたって、突部24が引掛部23に干渉することが防止されるので、摺動プレート15の接続作業性が向上する。
【0031】
また、各支持プレート16にオイルダンパー27を取付け、各摺動プレート15のラック部15eをオイルダンパー27のギア27bに噛合させた。このため、吸気口14aの開閉時に各摺動プレート15のスライド力がラック部15eを通してギア27bに伝達され、ギア27bがオイルの粘性力に抗して回転するので、各摺動プレート15の矢印A方向へのスライドおよび反矢印A方向へのスライドに抵抗が付与される。従って、各摺動プレート15が復帰ばね22のばね力により反矢印A方向へスライドするにあたって、各摺動プレート15が減速されるので、パネル19がカバー14に衝突する際の衝撃が緩和される。
【0032】
また、各支持プレート16に第1のガイドローラ17を取付け、これら各ガイドローラ17を摺動プレート15の長孔15a内に挿着したので、各摺動プレート15のスライド時に長孔15aの内面からガイドローラ17に回転力が伝達され、ガイドローラ17が回転する。このため、各摺動プレート15がガイドローラ17により案内され、円滑にスライドするので、パネル19による吸気口14aの開閉が安定的に行われる。
【0033】
また、各支持プレート16に第2のガイドローラ18を取付け、これら各ガイドローラ18を摺動プレート15の位置決めリブ15bに接触させたので、各摺動プレート15のスライド時に位置決めリブ15bからガイドローラ18に回転力が伝達され、ガイドローラ18が回転する。このため、各摺動プレート15がガイドローラ18により案内され、この点からも円滑にスライドするので、吸気口14aの開閉が安定的に行われる。
【0034】
しかも、各位置決めリブ15bがガイドローラ18に接触し、各摺動プレート15が上下方向へ位置決めされるので、各摺動プレート15がカバー14の挿入孔14bの内面に引掛かることが防止される。このため、各摺動プレート15のスライドが一層円滑に行われるので、吸気口14aの開閉も一層安定化される。
【0035】
ところで、アーム28bにより両摺動プレート15の右端部を矢印A方向へ押圧している都合上、各摺動プレート15が矢印A方向へのスライド時に若干持上がる傾向がある。このため、各摺動プレート15の下端部に位置決めリブ15cが形成されていなかった従来構成の場合、各摺動プレート15のラック部15eがオイルダンパー27のギア27bから外れたり、ラック部15eとギア27bとの噛合状態が不安定になるので、各摺動プレート15が円滑にスライドしない虞れがあった。
【0036】
これに対して上記実施例では、各摺動プレート15の下端部に位置決めリブ15cを形成したので、各摺動プレート15が矢印A方向へのスライド時に持上がろうとすると、各位置決めリブ15cがガイドローラ18に接触し、各摺動プレート15の持上がりが防止される。このため、各摺動プレート15のラック部15eとギア27bとの噛合状態が安定し、この点からも各摺動プレート15が円滑にスライドするので、吸気口14aの開閉も安定化される。
【0037】
次に本発明の第2実施例を図6に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各引掛部23の下端部と突部24の上端部との間は、両ボス部19cの非破損状態で上下方向にラップしている。
【0038】
上記実施例によれば、各摺動プレート15の突部24をパネル19の挿入部23a内に挿入した後、各摺動プレート15の板部20bを通してボス部19cにねじ21を締込むと、各摺動プレート15にパネル19が接続され、各突部24および引掛部23間がラップする。このため、両ボス部19cの破損時に各突部24が挿入部23a内に確実に侵入し、各引掛部23が摺動プレート15のねじ固定部20により確実に支えられ、突部24に確実に係合するので、パネル19の脱落が一層確実に防止される。
【0039】
また、両ボス部19cの非破損状態で各突部24を引掛部23に係合しておく構成とした場合には、各摺動プレート15をパネル19に接続するにあたって、各突部24を挿入部23a内に十分に挿入する手間が必要になる。これに対して本実施例では、各突部24の上端部と引掛部23の下端部との間をラップさせたので、各突部24を挿入部23a内に十分に挿入する手間が不要になる。このため、摺動プレート15の接続作業性の低下が防止される。
【0040】
次に本発明の第3実施例を図7に基づいて説明する。尚、上記第2実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各突部24の上端部には、パネル19側の隅部に位置してR部24aが形成され、各引掛部23の下端部には、内側(突部24側)の隅部に位置してR部23bが形成されている。
【0041】
上記実施例によれば、各突部24の上端部にR部24aを形成したので、各摺動プレート15をパネル19にあてがうにあたって、各突部24の上端部が引掛部23に引掛かることが防止される。これと共に、各引掛部23にR部23bを形成したので、各摺動プレート15をパネル19にあてがった後、上方へスライドさせるにあたって、各突部24が引掛部23に引掛かることなく挿入部23a内に挿入される。このため、摺動プレート15の接続作業性が向上し、特にパネル19の各引掛部23と摺動プレート15の突部24との間をラップさせる場合でも、摺動プレート15の接続作業性が損なわれる虞れがなくなる。
【0042】
次に本発明の第4実施例を図8に基づいて説明する。尚、上記第3実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各突部24の上端部には、パネル19と反対側の隅部(引掛部23側の隅部)に位置してR部24bが形成されている。
【0043】
上記実施例によれば、各突部24の上端部にR部24bを形成したので、パネル19にあてがった各摺動プレート15を上方へスライドさせ、各突部24を挿入部23a内に挿入するにあたって、各突部24が引掛部23に引掛かってしまうことが防止される。このため、摺動プレート15の接続作業性が向上し、特にパネル19の各引掛部23と摺動プレート15の突部24との間をラップさせる場合でも、摺動プレート15の接続作業性が損なわれる虞れがなくなる。
【0044】
次に本発明の第5実施例を図9に基づいて説明する。尚、上記第4実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各引掛部23の下端部には、内側(突部24側)の隅部に位置してR部23bが形成されている。
【0045】
上記実施例によれば、各引掛部23にR部23bを形成したので、パネル19にあてがった各摺動プレート15を上方へスライドさせ、各突部24を挿入部23a内に挿入するにあたって、各突部24が引掛部23に引掛かってしまうことが防止される。このため、摺動プレート15の接続作業性が向上し、特にパネル19の各引掛部23と摺動プレート15の突部24との間をラップさせる場合でも、摺動プレート15の接続作業性が損なわれる虞れがなくなる。
【0046】
次に本発明の第6実施例を図10および図11に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図11において、各摺動プレート15の先端部には、被係合部に相当する突状の引掛部30が一体形成されている。これら各引掛部30は、腕部30aおよび30b相互間を連結部30cにより連結した略コ字状をなすものであり、各引掛部30と摺動プレート15との間には、矩形孔状の挿入部30dが形成されている。
【0047】
パネル19の両端部には、下方へ指向するL字状の突部31が一体形成されている。これら各突部31は係合部に相当するものであり、各摺動プレート15をパネル19にあてがい、上方へスライドさせると、図10に示すように、各挿入部30d内に突部31が侵入する。この後、各摺動プレート15の板部20bを通してボス部19cにねじ21を締込むと、各摺動プレート15の先端および引掛部30の一方の腕部30aがパネル19に当接し、両摺動プレート15がパネル19に固定される。尚、符号31aは、突部31とパネル19との間に形成された挿入部を示すものであり、この挿入部31aは、下方へ開口している。
【0048】
上記実施例によれば、両ボス部19cの非破損状態において、各突部31を摺動プレート15の挿入部30d内に挿入したので、両ボス部19cが破損すると、各突部31が左側の腕部30a(摺動プレート15の支持部に相当する)により確実に支えられ、しかも、引掛部30に確実に係合する。このため、パネル19の落下および倒れが確実に防止される。
【0049】
尚、上記第6実施例においては、両ボス部19cの非破損状態でパネル19の各突部31を摺動プレート15の挿入部30d内に挿入したが、これに限定されるものではなく、例えば、各突部31の下端部を挿入部30dの上方に配置しても良い。この構成の場合でも、両ボス部19cが破損すると、各突部31が挿入部30d内に侵入するので、パネル19の落下および倒れが防止される。
【0050】
また、上記第6実施例においては、各腕部30aの上端部うちパネル19側の隅部,各腕部30aの上端部うち突部31側の隅部,各突部31の下端部のうち腕部30a側の隅部,各突部31の下端部のうち腕部30b側の隅部をエッジ状に形成したが、これに限定されるものではなく、これらの部分をR状に形成しても良い。この構成の場合、各摺動プレート15をパネル19に接続するにあたって、各引掛部30が突部31に引掛かることが防止されるので、接続作業性が向上する。
【0051】
次に本発明の第7実施例を図12に基づいて説明する。尚、上記第6実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各摺動プレート15の先端部には突状の板部32が一体形成されている。これら各板部32は被係合部および支持部に相当するものであり、両ボス部19cの非破損状態において、挿入部31a内に挿入されている。
【0052】
上記実施例によれば、両ボス部19cの非破損状態において、各摺動プレート15の板部32を挿入部31a内に挿入したので、両ボス部19cが破損すると、各突部31が板部32により確実に支えられ、板部32に確実に係合する。このため、パネル19の落下および倒れが確実に防止される。しかも、孔を有する複雑な形状の被係合部を摺動プレート15に形成する必要がなくなるので、摺動プレート15を成形する成形型が簡素化され、各摺動プレート15の成形性が向上する。
【0053】
尚、上記第7実施例においては、両ボス部19cの非破損状態で各摺動プレート15の板部32をパネル19の挿入部31a内に挿入したが、これに限定されるものではなく、例えば、各板部32の上端部を挿入部31aの下方に配置しても良い。この構成の場合でも、両ボス部19cが破損すると、各板部32が挿入部31a内に侵入するので、パネル19の落下および倒れが防止される。
【0054】
また、上記第7実施例においては、各板部32の上端部のうちパネル19側の隅部,各板部32の上端部うち突部31側の隅部,各突部31の下端部のうち板部32側の隅部をエッジ状に形成したが、これに限定されるものではなく、これらの部分をR状に形成しても良い。この構成の場合、各摺動プレート15をパネル19に接続するにあたって、各板部32が突部31に引掛かることが防止されるので、接続作業性が向上する。
【0055】
次に本発明の第8実施例を図13に基づいて説明する。尚、上記第7実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各摺動プレート15の先端部には、被係合部に相当する突状の引掛部33が一体形成されている。これら各引掛部33は、腕部33aおよび33b相互間を連結部33c,33cにより連結した矩形枠状をなすものであり、各引掛部33内には、矩形孔状の挿入部33dが形成されている。
【0056】
パネル19の各突部31には、一対の脚部31bが形成されている。これら各脚部31bは、突部31に下方へ開口する切欠部31cを形成することに伴い得られたものであり、各脚部31bの先端部には抜止突部31dが一体形成されている。
【0057】
上記実施例によれば、各摺動プレート15の先端をパネル19にあてがい、上方へスライドさせると、各抜止突部31dが連結部33cの内面により押圧される。すると、各脚部31bが弾性変形し、挿入部33d内に抜止状態で挿入される。この後、各摺動プレート15の板部20bを通してボス部19cにねじ21を締込むと、各摺動プレート15の先端および一方の腕部33aがパネル19に当接し、各摺動プレート15がパネル19に接続される。
【0058】
この構成の場合、両ボス部19cの非破損状態において、パネル19の各脚部31bが摺動プレート15の挿入部33d内に挿入されているので、両ボス部19cが破損すると、各突部31が引掛部33の左側の腕部33a(摺動プレート15の支持部に相当する)により確実に支えられ、引掛部33に確実に係合する。このため、パネル19の落下および倒れが確実に防止される。しかも、各抜止突部31dが引掛部33の連結部33cに係合し、各脚部31bが挿入部33dから抜止めされるので、パネル19の倒れが確実に防止される。
【0059】
尚、上記第8実施例においては、各腕部33aの上端部のうちパネル19側の隅部,各腕部33aの上端部うち突部31側の隅部,各突部31の下端部のうち腕部33a側の隅部,各突部31の下端部のうち腕部33b側の隅部をエッジ状に形成したが、これに限定されるものではなく、これらの部分をR状に形成しても良い。この構成の場合、各摺動プレート15をパネル19に接続するにあたって、引掛部33が突部31に引掛かることが防止されるので、接続作業性が向上する。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の換気扇は次の効果を奏する。
請求項1記載の手段によれば、接続部の破損時に、蓋体の係合部を摺動体の支持部により下方から支えると共に、摺動体の被係合部に係合させた。このため、蓋体の落下および倒れが防止されるので、安全性が向上する。
請求項2記載の手段によれば、接続部の非破損状態において、摺動体の被係合部を蓋体の挿入部の下方に配置した。このため、摺動体を蓋体に接続するにあたって、係合部および被係合部間が干渉することが防止されるので、摺動体の接続作業性が向上する。
【0061】
請求項3記載の手段によれば、接続部の非破損状態において、蓋体の係合部と摺動体の被係合部とをラップさせた。このため、接続部の破損時に係合部が摺動体の支持部により確実に支えられ、被係合部に確実に係合するので、蓋体の落下および倒れが一層確実に防止される。しかも、摺動体を蓋体に接続するにあたって、被係合部を係合部に係合させる必要がないので、摺動体の接続作業性の低下が防止される。
【0062】
請求項4記載の手段によれば、摺動体の被係合部にR部を形成したので、摺動体を蓋体にあてがうにあたって、被係合部が係合部に引掛かることが防止される。このため、摺動体の接続作業性が向上するので、特に蓋体の係合部と摺動体の被係合部とをラップさせる場合でも、摺動体の接続作業性が損なわれる虞れがなくなる。
【0063】
請求項5記載の手段によれば、接続部の非破損状態において、蓋体の係合部を摺動体の挿入部内に挿入した。このため、接続部の破損時に蓋体の係合部が摺動体の支持部により確実に支えられ、摺動体の被係合部に確実に係合するので、蓋体の落下および倒れが確実に防止される。
【0064】
請求項6記載の手段によれば、接続部の非破損状態において、摺動体の被係合部を蓋体の挿入部内に挿入した。このため、接続部の破損時に蓋体の係合部が摺動体の支持部により確実に支えられ、摺動体の被係合部に確実に係合するので、蓋体の落下および倒れが確実に防止される。しかも、複雑な形状の被係合部を摺動体に形成する必要がなくなるので、摺動体を成形する成形型が簡素化され、摺動体の成形性が向上する。
【0065】
請求項7記載の手段によれば、接続部の非破損状態において、蓋体の両脚部を摺動体の挿入部内に挿入した。このため、接続部の破損時に蓋体の係合部が摺動体の支持部により確実に支えられ、摺動体の被係合部に確実に係合するので、蓋体の落下および倒れが確実に防止される。しかも、各脚部を挿入部から抜止めしたので、蓋体の倒れが一層確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(全体構成を示す縦断側面図)
【図2】要部を拡大して示す縦断側面図
【図3】摺動プレート,支持プレート,パネルを示す分解斜視図
【図4】全体構成を示す斜視図
【図5】カバーおよびパネルを示す斜視図
【図6】本発明の第2実施例を示す図(摺動プレートの先端部およびパネルを示す縦断側面図)
【図7】本発明の第3実施例を示す図(引掛部および突部を拡大して示す縦断側面図)
【図8】本発明の第4実施例を示す図7相当図
【図9】本発明の第5実施例を示す図7相当図
【図10】本発明の第6実施例を示す図6相当図
【図11】図3相当図
【図12】本発明の第7実施例を示す図3相当図
【図13】本発明の第8実施例を示す図3相当図
【図14】従来例を示す図1相当図
【図15】図3相当図
【符号の説明】
12は本体枠、13bは排気口、14aは吸気口、15は摺動プレート(摺動体)、19はパネル(蓋体)、19cはボス部(接続部)、20はねじ固定部(支持部)、23は引掛部(係合部)、23aは挿入部、24は突部(被係合部)、24aはR部、26はファン装置、30は引掛部(被係合部)、30aは腕部(支持部)、30dは挿入部、31は突部(係合部)、31aは挿入部、31bは脚部、31dは抜止突部、32は板部(被係合部,支持部)、33は引掛部(被係合部)、33aは腕部(支持部)、33dは挿入部を示す。
Claims (7)
- 吸気口および排気口を有する本体枠と、
この本体枠にスライド可能に設けられた摺動体と、
この摺動体の先端部に接続部を介して接続され、摺動体と一体的に移動することに伴い前記吸気口を開閉する蓋体と、
前記吸気口の開放時に前記吸気口から空気を吸込んで前記排気口から排出するファン装置と、
前記蓋体に設けられた係合部と、
前記摺動体に設けられ、前記接続部の破損時に前記係合部を下方から支えて前記蓋体の落下を防止する支持部と、
前記摺動体に設けられ、前記接続部の破損時に前記係合部に係合して前記蓋体が前記本体枠から離間する方向へ倒れることを防止する被係合部と
を備えたことを特徴とする換気扇。 - 摺動体には、上方へ突出する被係合部が設けられ、
蓋体には、挿入部を有する突状の係合部が設けられ、
前記被係合部は、接続部の非破損状態で前記挿入部の下方に位置し、接続部の破損時に前記挿入部内に侵入して前記係合部に係合することを特徴とする請求項1記載の換気扇。 - 蓋体の係合部と摺動体の被係合部とは、接続部の非破損状態で上下方向にラップしていることを特徴とする請求項1記載の換気扇。
- 摺動体の被係合部の先端部には、蓋体側の隅部に位置してR部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の換気扇。
- 摺動体には、挿入部を有する突状の被係合部が設けられ、
蓋体には、下方へ指向する突状の係合部が設けられ、
この係合部は、接続部の非破損状態で前記挿入部内に挿入されていることを特徴とする請求項1記載の換気扇。 - 摺動体には、突状の被係合部が設けられ、
蓋体には、蓋体との間に下方へ開口する挿入部を形成する略L字状の係合部が設けられ、
前記被係合部は、接続部の非破損状態で前記挿入部内に挿入されていることを特徴とする請求項1記載の換気扇。 - 蓋体には、下方へ指向する一対の脚部を有する略L字状の係合部が設けられ、
摺動体には、接続部の非破損状態で前記一対の脚部が挿入された挿入部を有する突状の被係合部が設けられ、
前記各脚部の先端部には、前記各脚部を前記挿入部から抜止めする抜止突部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の換気扇。
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