JP3655345B2 - インパクトドットプリンタのギャップ調整装置 - Google Patents

インパクトドットプリンタのギャップ調整装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、供給される紙厚の大きさに応じてプリントヘッドをプラテンに対して近接/離隔させ、プラテン上の紙表面と一定の間隔を保ってプリントヘッドで紙にプリントを行わせるようにプリントヘッドおよびプラテン間のギャップを調整するインパクトドットプリンタのギャップ調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プラテン上に位置決めされた紙に対してドットピンをインパクトさせて印字を行うインパクトドットプリンタは、銀行通帳や感圧コピー伝票等にプリントを行う際に用いられることが多い。銀行手帳では頁をめくる度に紙厚が変化するし、コピー伝票では重ね合わせる伝票の枚数によって紙厚が変化する。したがって、インパクトドットプリンタでは、こういった紙厚の変化に応じてプリントヘッドおよびプラテン間のギャップを調整し、プラテン上の紙表面と常に一定の間隔を有するプリントヘッドによって紙表面にプリントを行わせることが望まれる。
【0003】
プリントヘッドおよびプラテン間のギャップを調整するために、プリントヘッドに駆動力を加え、プリントヘッドをプラテンに対して近接/離隔させるパルスモータを備えるギャップ調整装置は従来から知られている(例えば、実開平3ー98058号公報参照)。このギャップ調整装置では、紙厚センサがギャップを通過する紙の厚さを検出し、この紙厚センサからの紙厚に応じた信号に基づいて制御回路がパルスモータの回転量を制御している。パルスモータの回転量は、駆動力伝達機構を通じてプリントヘッドの近接/離隔方向の変位量に変換され、これによって、ギャップの大きさが正確に調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
パルスモータの回転量によってプリントヘッドの近接/離隔方向の位置を制御するには、プリントヘッドの基準位置に対してパルスモータの初期状態を合わせ込む必要がある。この初期状態からのパルスモータの回転量が、プリントヘッドの基準位置からの変位量に対応することとなる。
【0005】
このため、従来では、プリントヘッドを一旦プラテンに近接させ、紙の表面に接触させてプリントヘッドの近接方向への変位を規制し、紙に接したプリントヘッドの位置を基準位置に規定していた。
【0006】
ところが、このような方法では、実際に紙に接して基準位置を規定するので、正確な位置制御を行うことはできるが、プリントヘッド先端のドットピンを損傷する恐れがある。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、ドットピンを損傷する恐れがなく、パルスモータの初期状態を規定するプリントヘッドの基準位置を得ることができるインパクトドットプリンタのギャップ調整装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1発明は、プラテンとプリントヘッドとの間に画成され、プリントに供される紙が通過するギャップと、駆動力伝達機構を介してプリントヘッドに駆動力を加え、プリントヘッドをプラテンに対して近接/離隔させるパルスモータと、ギャップを通過する紙の厚さを検出する紙厚センサと、紙厚センサからの紙厚に応じた信号に基づいてパルスモータの回転量を制御する制御回路とを備え、供給される紙厚の大きさに応じてプリントヘッドを近接/離隔させ、プラテン上の紙表面と一定の間隔を有するプリントヘッドで紙にプリントを行わせるようにギャップを調整するインパクトドットプリンタのギャップ調整装置において、駆動力伝達機構により駆動される当接部材と、パルスモータがプリントヘッドをプラテンから離隔方向へ駆動する際に当接部材が当接してプリントヘッドの離隔方向への変位を規制する第1ストッパと、パルスモータがプリントヘッドをプラテンから近接方向へ駆動する際に当接部材が当接してプリントヘッドの近接方向への変位を規制する第2ストッパと、を備え、当接部材と第1ストッパとを当接させることによりプリントヘッドの最高位置においてパルスモータを脱調させて、プリントヘッドをプリントする紙に接触させずにパルスモータの基準位置を決定し、基準位置が決定した状態で紙を送り込んで紙厚を検出し、当接部材と第2ストッパとを当接させることによりプリントヘッドとプラテンとの間の最小ギャップを決定し、この決定された基準位置から前記決定された最小ギャップまでの範囲で紙厚に応じて前記ギャップの大きさを調整することを特徴とする。
【0009】
また、第2発明は、第1発明において、前記紙厚センサによってギャップを通過する紙の厚さを監視し、紙の流れに従って継続的にギャップを調整することを特徴とする。
【0010】
【作用】
第1発明の構成によれば、パルスモータが駆動力伝達機構を介してプリントヘッドに駆動力を加え、プリントヘッドをプラテンに対して近接/離隔させる。制御回路は、紙厚センサからの紙厚に応じた信号に基づいてパルスモータの回転量を制御し、その結果、供給される紙の厚さに応じて最適なプリントヘッドおよびプラテン間ギャップが得られる。したがって、プラテン上の紙表面と一定の間隔を有するプリントヘッドで紙にプリントを行わせることができる。
【0011】
また、パルスモータを脱調させてプリントヘッドの基準位置を決定する際には、パルスモータがプリントヘッドをプラテンから離隔する方向に駆動する。駆動伝達機構の当接部材はストッパに当接し、この駆動伝達機構における回転の阻止によってパルスモータは脱調する。この基準位置から紙厚に応じてギャップの大きさを調整することができる。
【0012】
また、第2発明の構成によれば、紙の流れに従って継続的にギャップを調整するので、紙の長手方向に紙厚が変化しても、常に最適なギャップを得ることができる。
【0013】
【実施例】
以下、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施例を説明する。
【0014】
図1は本発明に係るギャップ調整装置が適用されたインパクトドットプリンタの全体構成を概略的に示す。このインパクトドットプリンタPは、紙に対してドットピンをインパクトさせて印字を行うプリントヘッド10を備える。このインパクトドットプリンタPでは、ハウジング11の正面に装着された給紙テーブル12に沿って紙を滑らせ、主給紙口13から紙を水平にプリントヘッド10まで送り込む。
【0015】
図2に示すように、ハウジング11の底板11aには、互いに対向する左右のフレーム14、15が固定される。これらの左右フレーム14、15間には、プリントヘッド10が装着されたキャリッジ16を水平方向に移動可能に支持するキャリッジシャフト17が渡される。キャリッジシャフト17に沿ったプリントヘッド10の軌跡の真下には、ドットピンのインパクトを受け止めるプラテン18が配置される。このプラテン18とプリントヘッド10先端との間には、主給紙口13から供給されてプリントに供される紙が通過するギャップGが画成されている。プリントヘッド10は、底板11a上のボードに装着されたCPU(中央処理装置)19からの制御信号に基づいて、キャリッジシャフト17に沿って水平移動しながら、ギャップGを通過する紙に印字する。キャリッジ16にはインクリボン(図示せず)が装着されていて、紙とプリントヘッド10との間に常時インクリボンが供給される。
【0016】
図3から明らかなように、主給紙口13には、副給紙口20まで紙を水平方向に案内するガイド面21が接続される。このガイド面21のほぼ中央付近にプラテン18が配置されている。プラテン18を挟んで上流側および下流側(主給紙口13から見て)には、ガイド面21に送り込まれてきた紙を強制的に移動させる第1およ第2紙送りローラ手段22、23が設けられる。第1および第2紙送りローラ手段22、23は、左右フレーム14、15間に回動可能に渡されたローラ軸24(図4参照)に装着された上下1対の円筒状ローラ25、25;26、26から構成される。第1および第2紙送りローラ手段22、23は、1対の円筒状ローラ25、25;26、26で紙を挟み込みながら円筒状ローラ25、25;26、26を回転させ、紙を送る。
【0017】
図4から明らかなように、第1および第2紙送りローラ手段22、23に隣接して、ギャップGを通過する紙の厚さを検出する3つの紙厚センサ27が配設される。これら3つの紙厚センサ27は、給紙される紙の幅方向に互いに位置をずらして配置されている。しかも、2つがプラテン18の上流側に配置され、1つがプラテン18の下流側に配置される。これら紙厚センサ27の位置は、プリントに供される紙の種類によって任意に設定するのがよい。例えば、上流側の2つの紙厚センサ27は、開いた頁によって左右の紙厚が異なる銀行手帳にプリントを行う際に効果的である。
【0018】
図5に示すように、紙厚センサ27は、ガイド面21の上方でガイド板30に固定/支持された反射型フォトセンサ31と、ガイド板30に揺動可能に支持された反射レバー32とを備える。反射型フォトセンサ31は、発光した光を対象物に反射させて受光し、受光した光の焦点度に基づいて対象物までの距離を測定する。反射レバー32は、軸33に支持される支持部32aと、この支持部32aに連結されてギャップGを通過する紙PPの表面をなぞる屈曲部32bと、この屈曲部32bに連続して形成され、フォトセンサ31からの光をフォトセンサ31へと反射する反射面32cとを備える。フォトセンサ31が発光した光は反射レバー32の反射面32cに反射して再びフォトセンサ31に検知される。このとき、反射レバー32の反射面32cは、屈曲部32bがなぞる紙PPの厚さに応じて上下に変位するので、その結果、ギャップGを通過する紙PPの厚さを検出することができる。フォトセンサ31からの紙厚に応じた距離信号は制御回路としてのCPU19へ送られる。
【0019】
図3および図6を参照し、ギャップ調整装置GGは、距離信号に基づくCPU19からの信号を利用し、供給される紙厚の大きさに応じてプリントヘッド10をプラテン18に対して近接/離隔させ、プラテン18上の紙表面と一定の間隔を有するプリントヘッド10で紙にプリントを行わせるようにギャップGを調整する。ギャップ調整装置GGは、駆動力伝達機構40を介してプリントヘッド10に駆動力を加え、プリントヘッド10をプラテン18に対して近接/離隔させるパルスモータ41を備える。CPU19は、紙厚センサ27からの紙厚に応じた信号に基づいてパルスモータ41の回転量を制御する。
【0020】
駆動力伝達機構40は、フレーム15に回動自在に支持された変位用ギア42を備える。この変位用ギア42には前述のキャリッジシャフト17が偏心して支持される。変位用ギア42の回動中心から同心状に広がるセクタギア42aに、2つの伝達用ギア43、44を介して減速されたパルスモータ41からの駆動力が加わると、変位用ギア42は軸42b回りに回動する。例えば、変位用ギア42が図示時計回りに回動すると、キャリッジシャフト17が下降し、したがってプリントヘッド10も垂直方向に下降する。反対に、変位用ギア42が図示反時計回りに回動すると、キャリッジシャフト17が上昇し、したがってプリントヘッド10も垂直方向に上昇する。
【0021】
駆動伝達機構40の変位用ギア42には当接部材としてのギャップレバー45が一体に連結される。ギャップレバー45の先端には、フレーム15に画成された円弧状の案内孔46を通過する案内軸47が設けられる。このギャップレバー45の揺動範囲は1枚のストッパ板48によって規制されている。このストッパ板48は、パルスモータ41がプリントヘッド10をプラテン18から離隔方向へ駆動する際にギャップレバー45が当接して(図示一点鎖線)プリントヘッド10の離隔方向への変位を規制する第1ストッパ48aと、パルスモータ41がプリントヘッド10をプラテン18への近接方向に駆動する際にギャップレバー45が当接してプリントヘッド10の近接方向への変位を規制する第2ストッパ48bとを備える。ギャップレバー45が第1ストッパ48aに当接すると、パルスモータ41が回転を続けようとする結果、パルスモータ41が脱調し、これによってパルスモータ41が初期状態となる。この初期状態がプリントヘッド10の基準位置に決定される。この初期状態からパルス数に基づいてパルスモータ41の回転量が制御され、その回転量に応じたプリントヘッド10の上下変位が実現される。また、ギャップレバー45が第2ストッパ48bに当接することによって、プリントヘッド10およびプラテン18間の最小ギャップが決定される。この最小ギャップは、プリントされる一番薄い紙に合わせ、例えば、0.3mmに設定される。
【0022】
なお、ストッパ板48は、ギャップGを微調整するために、横長の貫通孔49によって水平方向に調節可能にフレーム15に固定される。
【0023】
次に本実施例の作用を説明する。インパクトドットプリンタPの電源をONにすると、CPU19からの制御に基づいて自動的にパルスモータ41が作動する。パルスモータ41はプリントヘッド10をプラテン18から離隔する方向へ駆動し続ける。パルスモータ41の駆動力は、2つの伝達用ギア43、44を通じて減速されながら変位用ギア42を図6の反時計回りに回動する。ギャップレバー45が第1ストッパ48aに当接してもパルスモータ41が作動し続けると、パルスモータ41は脱調し、プリントヘッド10のその位置を基準位置と決定する。
【0024】
このように、プリントヘッド10の最高位置を基準位置として用いるので、プリントヘッド10をプリントする紙に接触させずにパルスモータ41の初期状態を基準位置として決定することができ、その結果、プリントヘッド10のドットピンが損傷する恐れを回避することが可能となる。
【0025】
続いて、給紙テーブル12を用いて紙を主給紙口13から水平方向にプリントヘッド10まで送り込む。図3から明らかなように、第1紙送りローラ手段22で捕らえられた紙は、円筒状ローラ25、25に挟まれて強制的にプリントヘッド10まで送り込まれる。このとき、紙厚センサ27では、図5から明らかなように、反射レバー32が紙PPの表面をなぞり、紙厚に応じた揺動角度で軸33回りに揺動する。紙厚は反射面32cの揺動に増幅され、反射面32cから反射する光の焦点度によってフォトセンサ31から反射面32cまでの距離が検出される。フォトセンサ31からの距離信号はCPU19に送られ、CPU19は、紙厚センサ27からの紙厚に応じた距離信号に基づいてパルスモータ41の回転量を制御する。この制御によって、パルスモータ41は初期状態から制御信号に従った回転量だけ回転し、その結果、プリントヘッド10は基準位置から所定変位の位置で停止する。こうして、プリントヘッド10はプラテン18上の紙表面と一定の間隔を有して水平方向に移動し、紙にプリントを行う。
【0026】
紙がギャップGを通過している間、紙厚センサ27は常に紙の厚さを監視し、紙の流れに沿って継続的にギャップGは調整される。その結果、プリントヘッド10は、プリントの途中で紙厚が変化しても、常に最適なギャップGを確保することができる。しかも、紙厚センサ27は、紙の幅方向にも並んでいるので、前述のように紙の長手方向に紙厚が変化する場合だけでなく、紙の幅方向に紙厚が変化する場合でも最適なギャップGを確保することが可能である。
【0027】
最終的に、プリントヘッド10で印字された紙は、ガイド面21に案内されて副給紙口20から取り出される。
【0028】
このインパクトドットプリンタPでは、副給紙口20から紙を給紙して、プリントヘッド10にプリントを行わせることもできる。その場合でも、紙厚を紙厚センサ27が検出し、検出された紙厚に最適なギャップGをギャップ調整装置GGで実現することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように第1発明によれば、プリントヘッドの最高位置を基準位置として用いるので、プリントヘッドをプリントする紙に接触させずにパルスモータの初期状態を基準位置として決定することができ、その結果、プリントヘッドのドットピンが損傷する恐れを回避することが可能となる。
【0030】
また、第2発明によれば、紙がギャップを通過している間、紙厚センサは常に紙の厚さを監視し、紙の流れに沿って継続的にギャップは調整される。その結果、プリントヘッドは、プリントの途中で紙厚が変化しても、常に最適なギャップを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るギャップ調整装置が適用されたインパクトドットプリンタの全体を示す概略正面図である。
【図2】 プリンタ内のフレーム組を示す概略正面図である。
【図3】 図1の3−3線に沿った概略断面図であって、プリンタの駆動機構の主要部を示す図である。
【図4】 プリンタの駆動機構の主要部を概略的に示す断面平面図である。
【図5】 紙厚センサを概略的に示す図である。
【図6】 ギャップ調整装置の主要部を示す図である。
【符号の説明】
10 プリントヘッド、18 プラテン、19 制御回路としてのCPU、27 紙厚センサ、41 パルスモータ、45 当接部材としてのギャップレバー、48a ストッパとしての第1ストッパ、G ギャップ、PP 紙。

Claims (2)

  1. プラテンとプリントヘッドとの間に画成され、プリントに供される紙が通過するギャップと、駆動力伝達機構を介してプリントヘッドに駆動力を加え、プリントヘッドをプラテンに対して近接/離隔させるパルスモータと、ギャップを通過する紙の厚さを検出する紙厚センサと、紙厚センサからの紙厚に応じた信号に基づいてパルスモータの回転量を制御する制御回路とを備え、供給される紙厚の大きさに応じてプリントヘッドを近接/離隔させ、プラテン上の紙表面と一定の間隔を有するプリントヘッドで紙にプリントを行わせるようにギャップを調整するインパクトドットプリンタのギャップ調整装置において、
    駆動力伝達機構により駆動される当接部材と、パルスモータがプリントヘッドをプラテンから離隔方向へ駆動する際に当接部材が当接してプリントヘッドの離隔方向への変位を規制する第1ストッパと、パルスモータがプリントヘッドをプラテンから近接方向へ駆動する際に当接部材が当接してプリントヘッドの近接方向への変位を規制する第2ストッパと、を備え、当接部材と第1ストッパとを当接させることによりプリントヘッドの最高位置においてパルスモータを脱調させて、プリントヘッドをプリントする紙に接触させずにパルスモータの基準位置を決定し、基準位置が決定した状態で紙を送り込んで紙厚を検出し、当接部材と第2ストッパとを当接させることによりプリントヘッドとプラテンとの間の最小ギャップを決定し、この決定された基準位置から前記決定された最小ギャップまでの範囲で紙厚に応じて前記ギャップの大きさを調整することを特徴とするインパクトドットプリンタのギャップ調整装置。
  2. 請求項1記載のインパクトドットプリンタのギャップ調整装置において、前記紙厚センサによってギャップを通過する紙の厚さを監視し、紙の流れに従って断続的にギャップを調整することを特徴とするインパクトドットプリンタのギャップ調整装置。
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