JP3651126B2 - 情報記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録処理方法が異なる記録情報を受信し、当該受信した夫々の記録情報を記録処理して出力する情報記録装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータ等の外部処理装置から出力される記録すべき記録情報を受信し、当該受信した記録情報に対して記録処理を施した上でこれを所定の記録用紙上に記録するプリンタ装置等の情報記録装置が広く一般化している。
【0003】
ところで、上記外部処理装置から出力される記録情報には、相互に異なる記録処理を必要とする複数種類の記録情報がある。これらの記録情報の種類としては、例えば、プリンタ装置等における記録処理として広く知られているPostScript(米国アドビシステムスインコーポレーテッド(Adobe Systems Incorporated)社の登録商標)方式(以下、PS方式と略す。)又はPCL(米国ヒューレットパッカード(Hewlett Packard )社の登録商標)方式等の記録処理方式を必要とする記録情報がある。そして、このような記録処理方式は外部処理装置において実行されるプログラム等により異なるものである。
【0004】
従って、一の情報処理装置を複数の外部処理装置で共有する場合や、一の外部処理装置において異なるプログラムを実行した後に纏めてそれらのプログラムによる処理結果を記録しようとする場合等においては、異なる記録処理方式を必要とする複数種類の記録情報が、時系列的に連続して一の情報記録装置に対して出力される場合が多くなってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の情報記録装置においては、例えば、PS方式の記録情報が入力され、これに対して当該PS方式により記録処理を実行した直後に、当該PS方式の記録情報に連続してPCL方式の記録情報が入力された場合には、当該PCL方式の記録情報に対してもそれまで行っていたPS方式の記録処理を行っていたため、記録情報の内容によってはPCL方式の記録情報が正確に記録されないという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたもので、その課題は、異なる記録処理を必要とする複数種類の記録情報が連続して入力された場合であっても、夫々の記録情報に適した記録処理方法により記録処理が行うことができ、全ての記録情報を正確に記録することが可能な情報記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、情報単位毎に示される単位記録情報と情報単位の先頭を示す先頭指標とを含む前記情報単位毎に分割された記録情報群を、当該記録情報群毎の属性に対応した異なる記録処理方法で記録処理して出力する情報記録装置であって、前記記録情報群の種類毎に時系列的に入力される当該記録情報群に基づいて、前記先頭指標を含む当該情報単位内の単位記録情報を記録処理している間だけ当該情報単位の前記先頭指標を記憶する指標記憶手段と、各情報単位の単位記録情報の記録処理が終了する度に前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標を次に記録処理する前記情報単位の先頭を示す前記先頭指標に更新する更新手段と、前記更新手段によって更新された前記先頭指標を含む前記情報単位内の単位記録情報の記録処理中にエラーが発生したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記エラーが発生したと判定されたとき、前記エラーが発生した前記単位記録情報を含む前記記録情報群の属性に対応した記録処理方法に切り換える切換手段と、前記切換手段によって切り換えられた記録処理 方法により、前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標が示す前記情報単位の先頭から再度記録処理し処理信号を出力する記録処理手段と、前記処理信号に基づいて記録を行う記録手段と、を備える。
【0008】
請求項1に記載の発明の作用によれば、指標記憶手段は、記録情報群の種類毎に時系列的に入力される当該記録情報群に基づいて、先頭指標を含む当該情報単位内の単位記録情報を記録処理している間だけ当該情報単位の先頭指標を記憶する。
【0009】
そして、更新手段は、各情報単位の単位記録情報の記録処理が終了する度に指標記憶手段に記憶されている先頭指標を次に記録処理する先頭指標に更新する。
一方、判定手段は、更新された先頭指標を含む情報単位内の単位記録情報の記録処理中にエラーが発生したか否かを判定する。
【0010】
そして、切換手段は、前記エラーが発生したと判定されたとき、エラーが発生した単位記録情報を含む前記記録情報群の属性に対応した記録処理方法に切り換えるとともに、記録処理手段は、切り換えられた記録処理方法により、記憶されている先頭指標が示す前記情報単位の先頭から再度記録処理し処理信号を出力する。
【0011】
最後に、記録手段は、処理信号に基づいて記録を行う。
よって、エラーが発生した時点で記録処理中の情報単位における先頭指標に基づいて、当該情報単位を含む記録情報群の属性に対応した記録処理方法で再度記録処理するので、異なる記録処理方法で記録処理されるべき記録情報群が時系列的に連続して入力された場合でも、適切な記録処理方法で夫々の記録情報群を正確に記録処理して記録することができる。
【0012】
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報記録装置において、前記判定手段は、現在記録処理中の前記記録処理方法において、入力された前記記録情報が記録処理できないとき前記エラーが発生したとして判定するように構成される。
【0013】
請求項2に記載の発明の作用によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、判定手段は、現在記録処理中の記録処理方法において、入力された記録情報が記録処理できないときエラーが発生したとして判定するので、異なる記録処理方法で記録処理すべきことを確実に判定することができる。
【0014】
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報記録装置において、前記記録処理手段は、前記判定手段によって前記エラーが発生したと判定されたとき、前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標を含む前記情報単位内の前記単位記録情報を有する前記記録情報群の属性を判断する判断手段を備え、前記切換手段は、当該判断手段により判断された前記属性に対応した前記記録処理方法に切り換えるとともに、前記記録処理手段は、前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標が示す前記情報単位の先頭から前記単位記録情報を再度記録処理して前記処理信号を出力するように構成される。
【0015】
請求項3に記載の発明の作用によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、記録処理手段に含まれる判断手段は、エラーが発生したと判定されたとき、記憶されている先頭指標を含む情報単位内の単位記録情報を有する記録情報群の属性を判断する。
【0016】
そして、切換手段は、当該判断手段により判断された前記属性に対応した前記記録処理方法に切り換えるとともに、記録処理手段は、前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標が示す前記情報単位の先頭から前記単位記録情報を再度記録処理して前記処理信号を出力する当該判断手段により判断された属性に対応した記録処理方法により指標記憶手段に記憶されている先頭指標により示される記録単位に含まれる記録情報を再度記録処理して処理信号を出力する。
【0017】
よって、当該先頭指標により示される記録単位に含まれる記録情報に適した記録処理方法で正確に再記録処理ができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報記録装置において、前記判断手段によって判断された前記属性が、前記エラーが発生したときに記録処理されていた前記記録情報群の属性と同一であるとき、当該エラーの発生を報知する表示部等の報知手段を更に備える。
【0018】
請求項4に記載の発明の作用によれば、請求項3に記載の発明の作用に加えて、報知手段は、判断手段によって判断された属性が、エラーが発生するまでに記録処理されていた前記記録情報群の属性と同一であるとき、当該エラーの発生を報知する。
【0019】
よって、使用者がエラーの発生を認識できるので、当該エラーに対処することが可能となる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいいずれか一項に記載の情報記録装置において、前記記録情報は、外部のコンピュータ装置から入力されるように構成される。
【0020】
請求項5に記載の発明の作用によれば、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、記録情報群は外部のコンピュータ装置から入力される入力されるので、記録処理方法が異なる記録情報群がコンピュータ装置から入力されても正確に記録処理して記録することができる。
【0021】
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報記録装置において、前記記録情報群は、外部の通信装置から入力されるように構成される。
【0022】
請求項6に記載の発明の作用によれば、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、記録情報群は、外部の通信装置から入力されるので、記録処理方法が異なる記録情報群が通信装置から入力されても正確に記録処理して記録することができる。
【0023】
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報記録装置において、前記記録手段は、光ビームを用いて前記記録情報を記録する記録手段であるように構成される。
【0024】
請求項7に記載の発明の作用によれば、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、記録手段は光ビームを用いて記録情報を記録する記録手段であるので、鮮明に記録情報を記録することができる。
【0025】
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報記録装置において、前記記録手段は、インクジェット装置により前記記録情報を記録する記録手段であるように構成される。
【0026】
請求項8に記載の発明の作用によれば、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、記録手段はインクジェット装置により記録情報を記録する記録手段であるので、記録手段を小型化できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に本発明に好適な実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を、ホストコンピュータに接続され、当該ホストコンピュータにおいて処理され出力された記録情報を所定の記録用紙に記録する情報記録装置としてのプリンタ装置に適用した場合の実施の形態である。
(I)プリンタ装置の構成
始めに、本発明が適用されるプリンタ装置の概要構成について、図1を用いて説明する。
【0028】
図1に示すように、実施形態のプリンタ装置1は、更新手段、判定手段、記録処理手段及び判断手段としてのCPU2と、ROM(Read Only Memory)3と、RAM(Random Access Memory)4と、入出力インターフェース6と、記録手段としてのレーザプリンタエンジン7と、プリンタエンジンインターフェース8と、バス9と、報知手段としての表示部10とにより構成されている。
【0029】
また、RAM4は、受信バッファ4Aと指標記憶手段としてのポインタメモリ4Bとを含んでいる。
次に、プリンタ装置1の全体動作について説明する。
【0030】
外部のホストコンピュータ5から入力された記録情報は、当該記録情報に対してインターフェース動作を行う入出力インターフェース6を介してバス9に入力される。このとき、記録情報は、所定のデータ毎に情報単位としてのコマンド単位に分割されており、当該コマンド単位の先頭には、先頭指標としてのポインタが付加されて入力される。更に、当該記録情報については、上記PS方式とPCL方式等のように異なる記録処理方式(以下、これをエミュレーションという。)により記録処理されるべき異なる記録情報が時系列的に連続して入力されるものとする。
【0031】
そして、バス9に入力された記録情報は、RAM4内の受信バッファ4Aに一時的に記憶される。
その後、CPU2は、受信バッファ4Aに記憶された記録情報に対して、ポインタメモリ4Bを用いて後述の本発明に係るエミュレーション切換処理及び記録処理等を実行し、その結果を処理信号SP としてバス9を介してプリンタエンジンインターフェース8に出力する。このとき、上記エミュレーション切換処理及び記録処理等を実行するための制御プログラムは、ROM3内に予め記憶されており、必要に応じてバス9を介してCPU2に読み出される。
【0032】
その後、プリンタエンジンインターフェース8に入力された記録処理後の記録情報は、レーザプリンタエンジン7に出力され、図示しないレーザダイオードを駆動して図示しない感光ドラム等に対してレーザ光を出射することにより当該感光ドラム上に記録情報に対応する静電潜像を形成し、当該静電潜像に対して所定のトナー等を塗布してこれを記録用紙に転写することにより、当該記録情報に対応した記録が行われる。
(II)エミュレーション切換処理の動作
次に、本発明に係るエミュレーション切換処理の動作について、図2に示すフローチャート及び図3を用いて説明する。なお、図3は、受信バッファ4Aにおける記録情報の記録状態の一例を示すものであり、図3に示す例では、PS方式の記録情報群DPSがバス9を介して受信バッファ4Aに入力されて記憶された後に、連続してPCL方式の記録情報群DPCL が受信バッファ4Aに入力されて記憶された状態を示している。また、図3に示す受信バッファ4Aにおいては、夫々のエミュレーションにおける記録情報について、夫々コマンド単位C毎に、当該コマンド単位Cの先頭を示すポインタP1乃至P8が付加されて記憶されている。
【0033】
更に、図2に示すフローチャートにおける判定処理等の処理は、主として上記CPU2において実行される。
図2に示すように、本発明に係るエミュレーション切換処理においては、エミュレーション処理(ルーチン)が開始されると、先ず、現在処理しているコマンド単位Cの先頭のポインタPを戻しポインタとしてポインタメモリ4Bに記憶し(ステップS1)、夫々のコマンド単位C毎に当該コマンド単位Cに含まれている記録情報の処理を行う(ステップS2)。
【0034】
そして、一のコマンド単位Cの処理が終了したか否かが判定され(ステップS3)、処理が終了していない場合には(ステップS3;NO)処理を継続すべくステップS2に戻り、終了している場合には(ステップS3;YES)、次に、CPU2における記録処理においてエラーが発生したか否かが判定される(ステップS4)。このエラーの発生の有無は、それまでに実行していたエミュレーションにおいて記録情報を処理できない場合(より具体的には、当該エミュレーションにおける記録情報を印字データに変換する変換テーブル上にない記録情報の処理動作を行った場合)にエラーと判定される。図3に示す例においては、ポインタP7以降のコマンド単位Cにおいてはエミュレーションが変化しているので、ポインタP7を先頭としたコマンド単位Cを処理中(当該ポインタP7がポインタメモリ4Bに既に記憶されている。)にエラーが発生することとなる。
【0035】
ステップS4における判定において、エラーが発生していない場合には(ステップS4;NO)、次に受信バッファ4Aに記憶されているコマンド単位Cに対して今まで実行していたエミュレーションで記録処理を実行するべくポインタPを更新し(ステップS5)、当該更新したポインタPを先頭としたコマンド単位Cに対して記録処理を行うためにステップS1に戻る。
【0036】
一方、ステップS4における判定において、エラーが発生した場合には(ステップS4;YES)、一時的に記録処理を中止し、次に、現在ポインタメモリ4Bに記憶されている戻しポインタ(図3の場合においては、ポインタP7)を先頭としたコマンド単位Cのデータに基づいてエミュレーション判定を行う(ステップS6)。ステップS6におけるエミュレーション判定は、より具体的には判定の対象となっているコマンド単位Cに含まれている記録処理コマンド等の記録情報の種類をCPU2において判定することにより行われる。なお、エラーが発生したコマンド単位Cにおいて、当該エラーが発生するまでに処理したデータについては、エラー発生が判定された時点(ステップS4)で破棄される。
【0037】
ステップS6においてエミュレーションの判定が行われると、次に、その結果に基づいて、当該エラーが発生したコマンド単位Cにおけるエミュレーションが、それまで実行していたエミュレーション(カレントエミュレーションともいう。)と異なる場合には(ステップS7;NO)、戻しポインタ(図3の場合、ポインタP7)を、受信バッファ4Aにおいて記録処理を再開すべきポインタとして設定し直し(ステップS9)、その後、ステップS7において判定されたエミュレーション(図3の場合にはPCL方式)により記録処理を再開する(ステップS10)。そして、全ての記録情報に対して記録処理が終了したか否かが判定され(ステップS11)、終了していない場合には(ステップS11;NO)記録処理を継続すべくステップS2に戻り、終了した場合には(ステップS11;YES)処理を終了する。
【0038】
なお、ステップS7において、判定されたエミュレーションがそれまでの実行されていたエミュレーションと同一である場合には(ステップS7;YES)、エミュレーション変更以外の記録処理自体にエラーが生じているとして、当該エラー状態を表示部10に表示する等のエラー処理を行い(ステップS8)、次のコマンド単位Cの記録情報の処理を行うべくポインタを更新して(ステップS5)ステップS1に戻る。
【0039】
以上説明したように、本実施形態のエミュレーション切換処理によれば、エラーが発生した時点で記録処理中のコマンド単位CにおけるポインタPに基づいて、当該コマンド単位C内の記録情報に対応したエミュレーションで再度記録処理するので、異なるエミュレーションで記録処理されるべき記録情報が時系列的に連続して入力された場合でも、適切なエミュレーションで夫々の記録情報を正確に記録処理することができる。
【0040】
また、エラーが発生したとき、ポインタメモリ4Bに記憶されているポインタPにより示されるコマンド単位Cが含まれる記録情報群の属性を判断し、当該判断された属性に対応した記録処理方法により当該コマンド単位Cが含まれる記録情報群を再度記録処理して処理信号を出力するので、当該コマンド単位Cに含まれる記録情報に適した記録処理方法で正確に再記録処理ができる。
【0041】
更に、判断された属性が、エラーが発生するまでに記録処理されていた記録情報群の属性と同一であるとき、当該エラーの発生が表示部10に表示されるので、使用者がエラーの発生を認識でき、当該エラーに対処することが可能となる。
【0042】
更にまた、レーザ光を用いて記録情報を記録するので、鮮明に記録情報を記録することができる。
なお、上述の実施形態においては、エミュレーションが切り換わったとき直ちにエラーが検出された場合について説明したが、実際のプリンタ装置においては、入力される記録情報の種類によっては、エミュレーションが切り換っているにも拘らずエラーが発生しない場合(例えば、記録情報が「空白(スペース)」を示す記録情報である場合には、PS方式とPCL方式とで記録情報が共通であるので、エミュレーションが切り換ってもエラーは生じない。)がある。しかしながら、この場合でも、本発明によれば、コマンド単位C毎にエラー発生を検出してエミュレーション切り換えを行うので、エミュレーションが切り換った時点でエラーが発生しない場合にもエラーが発生した時点でエミュレーション切り換えを正確に行うことができる。
【0043】
更に、以上の実施形態においては、記録情報がホストコンピュータ5から入力される場合について説明したが、この他にも、例えば、ファクシミリ装置等の通信装置から入力された記録情報に対しても本発明は適用可能である。
【0044】
更にまた、本発明は、レーザ光を用いたプリンタエンジン以外にも、いわゆるインクジェット方式のプリンタエンジンに対しても適用可能である。
更に、上述の実施形態においては、本発明をプリンタ装置に適用した場合について説明したが、これに限らず、コンピュータ又はファクシミリ装置等の外部処理装置からの記録情報を記録する装置に広く適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、現在記録処理している単位記録情報を記録処理している間だけ当該単位記録情報における先頭指標を記憶し、エラーが発生したとき、当該記憶されている先頭指標に基づいて、当該先頭指標で示される単位記録情報をそれまで記録処理していた記録処理方法と異なる当該記録情報群に対応した記録処理方法により再度記録処理し処理信号を出力するので、異なる記録処理方法で記録処理されるべき記録情報群が時系列的に連続して入力された場合でも、適切な記録処理方法で夫々の記録情報群を正確に記録処理して記録することができる。
【0046】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、判定手段は、現在記録処理中の記録処理方法において、入力された記録情報が記録処理できないときエラーが発生したとして判定するので、異なる記録処理方法で記録処理すべきことを確実に判定することができる。
【0047】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、記録処理手段に含まれる判断手段が、エラーが発生したとき指標記憶手段に記憶されている先頭指標により示される情報単位が含まれる記録情報群の属性を判断し、記録処理手段が当該判断手段により判断された属性に対応した記録処理方法により指標記憶手段に記憶されている先頭指標により示される情報単位に含まれる単位記録情報を再度記録処理して処理信号を出力するので、当該先頭指標により示される情報単位に含まれる単位記録情報に適した記録処理方法で正確に再記録処理ができる。
【0048】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加えて、報知手段が、判断手段によって判断された属性がエラーが発生したときに記録処理されていた前記記録情報群の属性と同一であるとき当該エラーの発生を報知するので、使用者がエラーの発生を認識でき、当該エラーに対処することが可能となる。
【0049】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、記録情報群は外部のコンピュータ装置から入力されるので、記録処理方法が異なる記録情報群がコンピュータ装置から入力されても正確に記録処理して記録することができる。
【0050】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、記録情報群は外部の通信装置から入力されるので、記録処理方法が異なる記録情報群が通信装置から入力されても正確に記録処理して記録することができる。
【0051】
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、記録手段は、光ビームを用いて記録情報を記録する記録手段であるので、鮮明に記録情報を記録することができる。
【0052】
請求項8に記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、記録手段はインクジェット装置により記録情報を記録する記録手段であるので、記録手段を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタ装置の概要構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のエミュレーション切換処理を示すフローチャートである。
【図3】受信バッファ内の記録情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…プリンタ装置
2…CPU
3…ROM
4…RAM
4A…受信バッファ
4B…ポインタメモリ
5…ホストコンピュータ
6…入出力インターフェース
7…レーザプリンタエンジン
8…プリンタエンジンインターフェース
9…バス
10…表示部
C…コマンド単位
PS、DPCL …記録情報群
P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8…ポインタ
P …処理信号

Claims (8)

  1. 情報単位毎に示される単位記録情報と情報単位の先頭を示す先頭指標とを含む前記情報単位毎に分割された記録情報群を、当該記録情報群毎の属性に対応した異なる記録処理方法で記録処理して出力する情報記録装置であって、
    前記記録情報群の種類毎に時系列的に入力される当該記録情報群に基づいて、前記先頭指標を含む当該情報単位内の単位記録情報を記録処理している間だけ当該情報単位の前記先頭指標を記憶する指標記憶手段と、
    各情報単位の単位記録情報の記録処理が終了する度に前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標を次に記録処理する前記情報単位の先頭を示す前記先頭指標に更新する更新手段と、
    前記更新手段によって更新された前記先頭指標を含む前記情報単位内の単位記録情報の記録処理中にエラーが発生したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記エラーが発生したと判定されたとき、前記エラーが発生した前記単位記録情報を含む前記記録情報群の属性に対応した記録処理方法に切り換える切換手段と、
    前記切換手段によって切り換えられた記録処理方法により、前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標が示す前記情報単位の先頭から再度記録処理し処理信号を出力する記録処理手段と、
    前記処理信号に基づいて記録を行う記録手段と、
    を備えたことを特徴とする情報記録装置。
  2. 請求項1に記載の情報記録装置において、
    前記判定手段は、現在記録処理中の前記記録処理方法において、入力された前記記録情報が記録処理できないとき前記エラーが発生したとして判定することを特徴とする情報記録装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報記録装置において、
    前記記録処理手段は、前記判定手段によって前記エラーが発生したと判定されたとき、前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標を含む前記情報単位内の前記単位記録情報を有する前記記録情報群の属性を判断する判断手段を備え、
    前記切換手段は、当該判断手段により判断された前記属性に対応した前記記録処理方法に切り換えるとともに、
    前記記録処理手段は、前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標が示す前記情報単位の先頭から前記単位記録情報を再度記録処理して前記処理信号を出力することを特徴とする情報記録装置。
  4. 請求項3に記載の情報記録装置において、
    前記判断手段によって判断された前記属性が、前記エラーが発生したときに記録処理されていた前記記録情報群の属性と同一であるとき、当該エラーの発生を報知する報知手段を更に備えたことを特徴とする情報記録装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
    前記記録情報群は、外部のコンピュータ装置から入力されることを特徴とする情報記録装置。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
    前記記録情報群は、外部の通信装置から入力されることを特徴とする情報記録装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
    前記記録手段は、光ビームを用いて前記記録情報を記録する記録手段であることを特徴とする情報記録装置。
  8. 請求項1から6のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
    前記記録手段は、インクジェット装置により前記記録情報を記録する記録手段であることを特徴とする情報記録装置。
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