JPH1040030A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH1040030A
JPH1040030A JP8189279A JP18927996A JPH1040030A JP H1040030 A JPH1040030 A JP H1040030A JP 8189279 A JP8189279 A JP 8189279A JP 18927996 A JP18927996 A JP 18927996A JP H1040030 A JPH1040030 A JP H1040030A
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0002Handling the output data

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる記録処理を必要とする複数種類の記録
情報が連続して入力されたときでも、夫々の記録情報に
適したエミュレーションにより記録処理が行うことがで
き、全ての記録情報を正確に記録することが可能な情報
記録装置を提供する。 【解決手段】 記録情報が入力されると、コマンド単位
毎の先頭のポインタを戻しポインタとしてポインタメモ
リに記憶させる(ステップS1)。次に、データ処理中
に(ステップS2、S3)エラーが発生すると(ステッ
プS4;YES)、記憶している戻しポインタを先頭と
したコマンド単位C内の記録情報でエミュレーション判
定を行い(ステップS6、S7)、今までのエミュレー
ションと異なっているときには(ステップS7;N
O)、戻しポインタの位置を先頭としたコマンド単位C
において対応する判定されたエミュレーションで再度デ
ータ処理を行う(ステップS9、S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録処理方法が異
なる記録情報を受信し、当該受信した夫々の記録情報を
記録処理して出力する情報記録装置の技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の外部処理装置か
ら出力される記録すべき記録情報を受信し、当該受信し
た記録情報に対して記録処理を施した上でこれを所定の
記録用紙上に記録するプリンタ装置等の情報記録装置が
広く一般化している。
【0003】ところで、上記外部処理装置から出力され
る記録情報には、相互に異なる記録処理を必要とする複
数種類の記録情報がある。これらの記録情報の種類とし
ては、例えば、プリンタ装置等における記録処理として
広く知られているPostScript(米国アドビシ
ステムスインコーポレーテッド(Adobe Systems Incorp
orated)社の登録商標)方式(以下、PS方式と略
す。)又はPCL(米国ヒューレットパッカード(Hewl
ett Packard )社の登録商標)方式等の記録処理方式を
必要とする記録情報がある。そして、このような記録処
理方式は外部処理装置において実行されるプログラム等
により異なるものである。
【0004】従って、一の情報処理装置を複数の外部処
理装置で共有する場合や、一の外部処理装置において異
なるプログラムを実行した後に纏めてそれらのプログラ
ムによる処理結果を記録しようとする場合等において
は、異なる記録処理方式を必要とする複数種類の記録情
報が、時系列的に連続して一の情報記録装置に対して出
力される場合が多くなってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報記録装置においては、例えば、PS方式の記録情報
が入力され、これに対して当該PS方式により記録処理
を実行した直後に、当該PS方式の記録情報に連続して
PCL方式の記録情報が入力された場合には、当該PC
L方式の記録情報に対してもそれまで行っていたPS方
式の記録処理を行っていたため、記録情報の内容によっ
てはPCL方式の記録情報が正確に記録されないという
問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
成されたもので、その課題は、異なる記録処理を必要と
する複数種類の記録情報が連続して入力された場合であ
っても、夫々の記録情報に適した記録処理方法により記
録処理が行うことができ、全ての記録情報を正確に記録
することが可能な情報記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、コマンド単位等の情報
単位の先頭を示すポインタ等の先頭指標及び記録すべき
記録情報を含む前記情報単位毎に分割された記録情報群
を、当該記録情報群毎の属性に対応したPS方式又はP
CL方式等の異なる記録処理方法で記録処理して出力す
る情報記録装置であって、前記種類毎に時系列的に入力
される前記記録情報群に基づいて、現在記録処理してい
る前記記録情報が含まれる前記情報単位における前記先
頭指標を当該情報単位内の前記記録情報を記録処理して
いる間だけ記憶するポインタメモリ等の指標記憶手段
と、前記情報単位の記録処理が終了する度に前記指標記
憶手段に記憶されている前記先頭指標を更新するCPU
等の更新手段と、前記記録情報の記録処理中にエラーが
発生したか否かを判定するCPU等の判定手段と、前記
エラーが発生したとき、前記指標記憶手段に記憶されて
いる前記先頭指標により示される前記記録単位に含まれ
る前記記録情報を、それまで記録処理していた前記記録
処理方法と異なる当該記録情報を含む前記記録情報群の
属性に対応した記録処理方法により再度記録処理し処理
信号を出力するCPU等の記録処理手段と、前記処理信
号に基づいて記録を行う記録手段と、を備える。
【0008】請求項1に記載の発明の作用によれば、指
標記憶手段は、種類毎に時系列的に入力される記録情報
群に基づいて、現在記録処理している記録情報が含まれ
る情報単位における先頭指標を当該情報単位内の記録情
報を記録処理している間だけ記憶する。
【0009】そして、更新手段は、情報単位の記録処理
が終了する度に指標記憶手段に記憶されている先頭指標
を更新する。一方、判定手段は、記録情報の記録処理中
にエラーが発生したか否かを判定する。
【0010】そして、記録処理手段は、エラーが発生し
たとき、指標記憶手段に記憶されている先頭指標により
示される記録単位に含まれる記録情報を、それまで記録
処理していた記録処理方法と異なる当該記録情報を含む
記録情報群の属性に対応した記録処理方法により再度記
録処理し処理信号を出力する。
【0011】最後に、記録手段は、処理信号に基づいて
記録を行う。よって、エラーが発生した時点で記録処理
中の情報単位における先頭指標に基づいて、当該情報単
位を含む記録情報群の属性に対応した記録処理方法で再
度記録処理するので、異なる記録処理方法で記録処理さ
れるべき記録情報群が時系列的に連続して入力された場
合でも、適切な記録処理方法で夫々の記録情報群を正確
に記録処理して記録することができる。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の情報記録装置におい
て、前記判定手段は、現在記録処理中の前記記録処理方
法において、入力された前記記録情報が記録処理できな
いとき前記エラーが発生したとして判定するように構成
される。
【0013】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、判定手段は、現在
記録処理中の記録処理方法において、入力された記録情
報が記録処理できないときエラーが発生したとして判定
するので、異なる記録処理方法で記録処理すべきことを
確実に判定することができる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報記録装置に
おいて、前記記録処理手段は、前記エラーが発生したと
き、前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標に
より示される前記記録単位が含まれる前記記録情報群の
属性を判断するCPU等の判断手段を備え、当該判断手
段により判断された前記属性に対応した前記記録処理方
法により前記指標記憶手段に記憶されている前記先頭指
標により示される前記記録単位に含まれる前記記録情報
を再度記録処理して前記処理信号を出力するように構成
される。
【0015】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、記録処理手
段に含まれる判断手段は、エラーが発生したとき、指標
記憶手段に記憶されている先頭指標により示される記録
単位が含まれる記録情報群の属性を判断する。
【0016】そして、記録処理手段は、当該判断手段に
より判断された属性に対応した記録処理方法により指標
記憶手段に記憶されている先頭指標により示される記録
単位に含まれる記録情報を再度記録処理して処理信号を
出力する。
【0017】よって、当該先頭指標により示される記録
単位に含まれる記録情報に適した記録処理方法で正確に
再記録処理ができる。上記の課題を解決するために、請
求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報記録装置
において、前記判断手段によって判断された前記属性
が、前記エラーが発生したときに記録処理されていた前
記記録情報群の属性と同一であるとき、当該エラーの発
生を報知する表示部等の報知手段を更に備える。
【0018】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項3に記載の発明の作用に加えて、報知手段は、判断
手段によって判断された属性が、エラーが発生するまで
に記録処理されていた前記記録情報群の属性と同一であ
るとき、当該エラーの発生を報知する。
【0019】よって、使用者がエラーの発生を認識でき
るので、当該エラーに対処することが可能となる。上記
の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請
求項1から4のいいずれか一項に記載の情報記録装置に
おいて、前記記録情報は、外部のコンピュータ装置から
入力されるように構成される。
【0020】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項1から4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、記録情報は外部のコンピュータ装置から入力される
ので、記録処理方法が異なる記録情報がコンピュータ装
置から入力されても正確に記録処理して記録することが
できる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の
情報記録装置において、前記記録情報は、外部の通信装
置から入力されるように構成される。
【0022】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項1から4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、記録情報は、外部の通信装置から入力されるので、
記録処理方法が異なる記録情報が通信装置から入力され
ても正確に記録処理して記録することができる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の
情報記録装置において、前記記録手段は、光ビームを用
いて前記記録情報を記録する記録手段であるように構成
される。
【0024】請求項7に記載の発明の作用によれば、請
求項1から6のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、記録手段は光ビームを用いて記録情報を記録する記
録手段であるので、鮮明に記録情報を記録することがで
きる。
【0025】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の
情報記録装置において、前記記録手段は、インクジェッ
ト装置により前記記録情報を記録する記録手段であるよ
うに構成される。
【0026】請求項8に記載の発明の作用によれば、請
求項1から6のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、記録手段はインクジェット装置により記録情報を記
録する記録手段であるので、記録手段を小型化できる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に本発明に好適な実施の形態
を、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実
施の形態は、本発明を、ホストコンピュータに接続さ
れ、当該ホストコンピュータにおいて処理され出力され
た記録情報を所定の記録用紙に記録する情報記録装置と
してのプリンタ装置に適用した場合の実施の形態であ
る。 (I)プリンタ装置の構成 始めに、本発明が適用されるプリンタ装置の概要構成に
ついて、図1を用いて説明する。
【0028】図1に示すように、実施形態のプリンタ装
置1は、更新手段、判定手段、記録処理手段及び判断手
段としてのCPU2と、ROM(Read Only Memory)3
と、RAM(Random Access Memory)4と、入出力イン
ターフェース6と、記録手段としてのレーザプリンタエ
ンジン7と、プリンタエンジンインターフェース8と、
バス9と、報知手段としての表示部10とにより構成さ
れている。
【0029】また、RAM4は、受信バッファ4Aと指
標記憶手段としてのポインタメモリ4Bとを含んでい
る。次に、プリンタ装置1の全体動作について説明す
る。
【0030】外部のホストコンピュータ5から入力され
た記録情報は、当該記録情報に対してインターフェース
動作を行う入出力インターフェース6を介してバス9に
入力される。このとき、記録情報は、所定のデータ毎に
情報単位としてのコマンド単位に分割されており、当該
コマンド単位の先頭には、先頭指標としてのポインタが
付加されて入力される。更に、当該記録情報について
は、上記PS方式とPCL方式等のように異なる記録処
理方式(以下、これをエミュレーションという。)によ
り記録処理されるべき異なる記録情報が時系列的に連続
して入力されるものとする。
【0031】そして、バス9に入力された記録情報は、
RAM4内の受信バッファ4Aに一時的に記憶される。
その後、CPU2は、受信バッファ4Aに記憶された記
録情報に対して、ポインタメモリ4Bを用いて後述の本
発明に係るエミュレーション切換処理及び記録処理等を
実行し、その結果を処理信号SP としてバス9を介して
プリンタエンジンインターフェース8に出力する。この
とき、上記エミュレーション切換処理及び記録処理等を
実行するための制御プログラムは、ROM3内に予め記
憶されており、必要に応じてバス9を介してCPU2に
読み出される。
【0032】その後、プリンタエンジンインターフェー
ス8に入力された記録処理後の記録情報は、レーザプリ
ンタエンジン7に出力され、図示しないレーザダイオー
ドを駆動して図示しない感光ドラム等に対してレーザ光
を出射することにより当該感光ドラム上に記録情報に対
応する静電潜像を形成し、当該静電潜像に対して所定の
トナー等を塗布してこれを記録用紙に転写することによ
り、当該記録情報に対応した記録が行われる。 (II)エミュレーション切換処理の動作 次に、本発明に係るエミュレーション切換処理の動作に
ついて、図2に示すフローチャート及び図3を用いて説
明する。なお、図3は、受信バッファ4Aにおける記録
情報の記録状態の一例を示すものであり、図3に示す例
では、PS方式の記録情報群DPSがバス9を介して受信
バッファ4Aに入力されて記憶された後に、連続してP
CL方式の記録情報群DPCL が受信バッファ4Aに入力
されて記憶された状態を示している。また、図3に示す
受信バッファ4Aにおいては、夫々のエミュレーション
における記録情報について、夫々コマンド単位C毎に、
当該コマンド単位Cの先頭を示すポインタP1乃至P8
が付加されて記憶されている。
【0033】更に、図2に示すフローチャートにおける
判定処理等の処理は、主として上記CPU2において実
行される。図2に示すように、本発明に係るエミュレー
ション切換処理においては、エミュレーション処理(ル
ーチン)が開始されると、先ず、現在処理しているコマ
ンド単位Cの先頭のポインタPを戻しポインタとしてポ
インタメモリ4Bに記憶し(ステップS1)、夫々のコ
マンド単位C毎に当該コマンド単位Cに含まれている記
録情報の処理を行う(ステップS2)。
【0034】そして、一のコマンド単位Cの処理が終了
したか否かが判定され(ステップS3)、処理が終了し
ていない場合には(ステップS3;NO)処理を継続す
べくステップS2に戻り、終了している場合には(ステ
ップS3;YES)、次に、CPU2における記録処理
においてエラーが発生したか否かが判定される(ステッ
プS4)。このエラーの発生の有無は、それまでに実行
していたエミュレーションにおいて記録情報を処理でき
ない場合(より具体的には、当該エミュレーションにお
ける記録情報を印字データに変換する変換テーブル上に
ない記録情報の処理動作を行った場合)にエラーと判定
される。図3に示す例においては、ポインタP7以降の
コマンド単位Cにおいてはエミュレーションが変化して
いるので、ポインタP7を先頭としたコマンド単位Cを
処理中(当該ポインタP7がポインタメモリ4Bに既に
記憶されている。)にエラーが発生することとなる。
【0035】ステップS4における判定において、エラ
ーが発生していない場合には(ステップS4;NO)、
次に受信バッファ4Aに記憶されているコマンド単位C
に対して今まで実行していたエミュレーションで記録処
理を実行するべくポインタPを更新し(ステップS
5)、当該更新したポインタPを先頭としたコマンド単
位Cに対して記録処理を行うためにステップS1に戻
る。
【0036】一方、ステップS4における判定におい
て、エラーが発生した場合には(ステップS4;YE
S)、一時的に記録処理を中止し、次に、現在ポインタ
メモリ4Bに記憶されている戻しポインタ(図3の場合
においては、ポインタP7)を先頭としたコマンド単位
Cのデータに基づいてエミュレーション判定を行う(ス
テップS6)。ステップS6におけるエミュレーション
判定は、より具体的には判定の対象となっているコマン
ド単位Cに含まれている記録処理コマンド等の記録情報
の種類をCPU2において判定することにより行われ
る。なお、エラーが発生したコマンド単位Cにおいて、
当該エラーが発生するまでに処理したデータについて
は、エラー発生が判定された時点(ステップS4)で破
棄される。
【0037】ステップS6においてエミュレーションの
判定が行われると、次に、その結果に基づいて、当該エ
ラーが発生したコマンド単位Cにおけるエミュレーショ
ンが、それまで実行していたエミュレーション(カレン
トエミュレーションともいう。)と異なる場合には(ス
テップS7;NO)、戻しポインタ(図3の場合、ポイ
ンタP7)を、受信バッファ4Aにおいて記録処理を再
開すべきポインタとして設定し直し(ステップS9)、
その後、ステップS7において判定されたエミュレーシ
ョン(図3の場合にはPCL方式)により記録処理を再
開する(ステップS10)。そして、全ての記録情報に
対して記録処理が終了したか否かが判定され(ステップ
S11)、終了していない場合には(ステップS11;
NO)記録処理を継続すべくステップS2に戻り、終了
した場合には(ステップS11;YES)処理を終了す
る。
【0038】なお、ステップS7において、判定された
エミュレーションがそれまでの実行されていたエミュレ
ーションと同一である場合には(ステップS7;YE
S)、エミュレーション変更以外の記録処理自体にエラ
ーが生じているとして、当該エラー状態を表示部10に
表示する等のエラー処理を行い(ステップS8)、次の
コマンド単位Cの記録情報の処理を行うべくポインタを
更新して(ステップS5)ステップS1に戻る。
【0039】以上説明したように、本実施形態のエミュ
レーション切換処理によれば、エラーが発生した時点で
記録処理中のコマンド単位CにおけるポインタPに基づ
いて、当該コマンド単位C内の記録情報に対応したエミ
ュレーションで再度記録処理するので、異なるエミュレ
ーションで記録処理されるべき記録情報が時系列的に連
続して入力された場合でも、適切なエミュレーションで
夫々の記録情報を正確に記録処理することができる。
【0040】また、エラーが発生したとき、ポインタメ
モリ4Bに記憶されているポインタPにより示されるコ
マンド単位Cが含まれる記録情報群の属性を判断し、当
該判断された属性に対応した記録処理方法により当該コ
マンド単位Cが含まれる記録情報群を再度記録処理して
処理信号を出力するので、当該コマンド単位Cに含まれ
る記録情報に適した記録処理方法で正確に再記録処理が
できる。
【0041】更に、判断された属性が、エラーが発生す
るまでに記録処理されていた記録情報群の属性と同一で
あるとき、当該エラーの発生が表示部10に表示される
ので、使用者がエラーの発生を認識でき、当該エラーに
対処することが可能となる。
【0042】更にまた、レーザ光を用いて記録情報を記
録するので、鮮明に記録情報を記録することができる。
なお、上述の実施形態においては、エミュレーションが
切り換わったとき直ちにエラーが検出された場合につい
て説明したが、実際のプリンタ装置においては、入力さ
れる記録情報の種類によっては、エミュレーションが切
り換っているにも拘らずエラーが発生しない場合(例え
ば、記録情報が「空白(スペース)」を示す記録情報で
ある場合には、PS方式とPCL方式とで記録情報が共
通であるので、エミュレーションが切り換ってもエラー
は生じない。)がある。しかしながら、この場合でも、
本発明によれば、コマンド単位C毎にエラー発生を検出
してエミュレーション切り換えを行うので、エミュレー
ションが切り換った時点でエラーが発生しない場合にも
エラーが発生した時点でエミュレーション切り換えを正
確に行うことができる。
【0043】更に、以上の実施形態においては、記録情
報がホストコンピュータ5から入力される場合について
説明したが、この他にも、例えば、ファクシミリ装置等
の通信装置から入力された記録情報に対しても本発明は
適用可能である。
【0044】更にまた、本発明は、レーザ光を用いたプ
リンタエンジン以外にも、いわゆるインクジェット方式
のプリンタエンジンに対しても適用可能である。更に、
上述の実施形態においては、本発明をプリンタ装置に適
用した場合について説明したが、これに限らず、コンピ
ュータ又はファクシミリ装置等の外部処理装置からの記
録情報を記録する装置に広く適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、現在記録処理している記録情報が含まれ
る情報単位の先頭指標を当該情報単位内の記録情報を記
録処理している間だけ記憶し、エラーが発生したとき、
当該記憶されている先頭指標に基づいて、当該先頭指標
で示される記録単位に含まれる記録情報をそれまで記録
処理していた記録処理方法と異なる当該記録情報群に対
応した記録処理方法により再度記録処理し処理信号を出
力するので、異なる記録処理方法で記録処理されるべき
記録情報群が時系列的に連続して入力された場合でも、
適切な記録処理方法で夫々の記録情報群を正確に記録処
理して記録することができる。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、判定手段は、現在記録処
理中の記録処理方法において、入力された記録情報が記
録処理できないときエラーが発生したとして判定するの
で、異なる記録処理方法で記録処理すべきことを確実に
判定することができる。
【0047】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、記録処理手段に含
まれる判断手段が、エラーが発生したとき指標記憶手段
に記憶されている先頭指標により示される記録単位が含
まれる記録情報群の属性を判断し、記録処理手段が当該
判断手段により判断された属性に対応した記録処理方法
により指標記憶手段に記憶されている先頭指標により示
される記録単位に含まれる記録情報を再度記録処理して
処理信号を出力するので、当該先頭指標により示される
記録単位に含まれる記録情報に適した記録処理方法で正
確に再記録処理ができる。
【0048】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、報知手段が、判断手段に
よって判断された属性がエラーが発生したときに記録処
理されていた前記記録情報群の属性と同一であるとき当
該エラーの発生を報知するので、使用者がエラーの発生
を認識でき、当該エラーに対処することが可能となる。
【0049】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、記
録情報は外部のコンピュータ装置から入力されるので、
記録処理方法が異なる記録情報がコンピュータ装置から
入力されても正確に記録処理して記録することができ
る。
【0050】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、記
録情報は外部の通信装置から入力されるので、記録処理
方法が異なる記録情報が通信装置から入力されても正確
に記録処理して記録することができる。
【0051】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、記
録手段は、光ビームを用いて記録情報を記録する記録手
段であるので、鮮明に記録情報を記録することができ
る。
【0052】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、記
録手段はインクジェット装置により記録情報を記録する
記録手段であるので、記録手段を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタ装置の概要構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明のエミュレーション切換処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】受信バッファ内の記録情報の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…プリンタ装置 2…CPU 3…ROM 4…RAM 4A…受信バッファ 4B…ポインタメモリ 5…ホストコンピュータ 6…入出力インターフェース 7…レーザプリンタエンジン 8…プリンタエンジンインターフェース 9…バス 10…表示部 C…コマンド単位 DPS、DPCL …記録情報群 P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8…ポ
インタ SP …処理信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報単位の先頭を示す先頭指標及び記録
    すべき記録情報を含む前記情報単位毎に分割された記録
    情報群を、当該記録情報群毎の属性に対応した異なる記
    録処理方法で記録処理して出力する情報記録装置であっ
    て、 前記種類毎に時系列的に入力される前記記録情報群に基
    づいて、現在記録処理している前記記録情報が含まれる
    前記情報単位における前記先頭指標を当該情報単位内の
    前記記録情報を記録処理している間だけ記憶する指標記
    憶手段と、 前記情報単位の記録処理が終了する度に前記指標記憶手
    段に記憶されている前記先頭指標を更新する更新手段
    と、 前記記録情報の記録処理中にエラーが発生したか否かを
    判定する判定手段と、 前記エラーが発生したとき、前記指標記憶手段に記憶さ
    れている前記先頭指標により示される前記記録単位に含
    まれる前記記録情報を、それまで記録処理していた前記
    記録処理方法と異なる当該記録情報を含む前記記録情報
    群の属性に対応した記録処理方法により再度記録処理し
    処理信号を出力する記録処理手段と、 前記処理信号に基づいて記録を行う記録手段と、 を備えたことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録装置におい
    て、 前記判定手段は、現在記録処理中の前記記録処理方法に
    おいて、入力された前記記録情報が記録処理できないと
    き前記エラーが発生したとして判定することを特徴とす
    る情報記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報記録装置に
    おいて、 前記記録処理手段は、前記エラーが発生したとき、前記
    指標記憶手段に記憶されている前記先頭指標により示さ
    れる前記記録単位が含まれる前記記録情報群の属性を判
    断する判断手段を備え、 当該判断手段により判断された前記属性に対応した前記
    記録処理方法により前記指標記憶手段に記憶されている
    前記先頭指標により示される前記記録単位に含まれる前
    記記録情報を再度記録処理して前記処理信号を出力する
    ことを特徴とする情報記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報記録装置におい
    て、 前記判断手段によって判断された前記属性が、前記エラ
    ーが発生したときに記録処理されていた前記記録情報群
    の属性と同一であるとき、当該エラーの発生を報知する
    報知手段を更に備えたことを特徴とする情報記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    情報記録装置において、 前記記録情報は、外部のコンピュータ装置から入力され
    ることを特徴とする情報記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    情報記録装置において、 前記記録情報は、外部の通信装置から入力されることを
    特徴とする情報記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    情報記録装置において、 前記記録手段は、光ビームを用いて前記記録情報を記録
    する記録手段であることを特徴とする情報記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    情報記録装置において、 前記記録手段は、インクジェット装置により前記記録情
    報を記録する記録手段であることを特徴とする情報記録
    装置。
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