JPS60227568A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は画像情報を記録する記録装置、特に、画像サ
イズよりも記録用紙の方が小さい場合に有効な記録装置
に関する。

〔従来技術〕

従来のワードプロセッサやパーソナルコンピュータに用
いられている記録装置は、ワイヤートッド、熱転写、レ
ーザービームプリンタと種々であるが、一般にはこれら
いづれの記録装置にあっても、ある決ったサイズの記録
用紙かあるいは２゜３種類のサイズの記録用紙しか扱え
ないものが殆どである。

このため、記録用紙のサイズよりも大きいサイズの画像
情報が記録用紙に供給された場合には、排紙された記録
用紙に全く情報が記録されなかったり、機種によっては
障害の表示が行なわれて機械の動作が停止したり、一枚
の記録用紙に記録しきれない情報を無視してしまうとか
、あるいは記録しきれないはずの情報を無理に正しくな
い位置に記録してしまうことがあり、正しい記録物が得
られないという問題があった。

また、多種の用紙サイズを扱える記録装置もあるが、こ
れにあっても、適正な記録を行なうために必要なサイズ
の用紙が取り扱えなかったり、取り扱えたとしてもその
用紙が品切れになってしまった場合には上記同様の問題
が生じることとなる。

従って、例えばＡ３サイズ等の比較的大きなすイズまで
取り扱うことができるシステム（例えば電子ファイル）
に、Ａ４サイズ等の比較的小さなサイズしか取り扱えな
い記録装置が接続されている場合、画像の情報を記録装
置に転送したとしても、その記録装置では前記情報を全
て記録することはできない。このため、システムで取り
扱える画像のサイズは記録装置が取り扱える用紙サイズ
に限られてしまうという問題があった。

また、システムに合わせて記録装置の取り扱い得る用紙
サイズの種類を増加させることにより上記欠点を解決す
ることも考えられるが、これを実施するためには、用紙
供給手段等の機構的な部分の機能を向上させなければな
らず、記録装置自体のコストが高くなるばかりでなく、
この記録装置を多数用いたシステム等においては、その
システム全体のコストが極めて高価なものになってしま
うという不都合が生じる。

〔目　的〕 この発明は前記問題および不都合に着目して成されたも
ので、記録用紙のサイズが画像サイズより小さい場合に
は、画像情報を必要枚数の記録用紙に分割して記録する
ようにすることにより、あらゆるサイズの画像情報も欠
落することなく完全かつ正確に記録することができる安
価な記録装置を得ることを目的とする。

〔実施例〕

以下、図面に基づいてこの発明の一実施例を説明する。

第１図はこの発明を適用したレーザービームプリンタ１
の全体的構成を示す図であり、このレーザービームプリ
ンタ１（以下、ＬＢＰと称す）は、ホストコンピュータ
等の情報供給手段Ｏ３（第２図参照）に接続され、この
情報供給手段ＤＳより供給された図形、文字及びイメー
ジ等の情報を記録用紙上に画像として形成するようにな
っている。

２はＬＢＰｌの全体の制御、および情報供給手段ＤＳか
ら供給された図形、文字及びイメージ等の情報の解析を
行なうプリンタ制御ユニットで、例えば前記図形情報等
を対応する図形バタンのビデオ信号に変換するようにな
っている。３はレーザードライバで、半導体レーザー駆
動制御用回路より成り、前記プリンタ制御ユニット２よ
り出力されるビデオ信号に応じて半導体レーザー４から
照射されるレーザー光ｒのＯＮ・ＯＦＦ制御を行なうよ
うになっている。５は前記レーザー光ｒを主走査方向に
振り、反射鏡６を介しで静電ドラム７に照射する回転多
面鏡で、このレーザー光ｒが静電ドラム７に照射される
ことにより前記静電ドラムＴ上には静電潜像が形成され
る。８は静電ドラム（感光ドラム、絶討ドラムを含む）
γ上に形成された静電潜像を現像する現像ユニット、９
はカットシートより成る記録用紙を収納する用紙カセッ
トで、収納する記録用紙の大きさによって、その種類が
異なっている。１０はこの用紙カセット９の種類を検出
することにより、現在セットされている記録用紙のサイ
ズを検出するカセット検出センサ、１１は前記用紙カセ
ット９内の用紙を一枚ずつ取り出す給紙ローラ、１２．
１３は給紙ローラ１１によって取り出した記録用紙を静
電ドラム７まで搬送する搬送ローラで、この搬送口〜う
１２．１３と給紙ローラ１１および用紙カセットにより
用紙供給手段ＰＳが構成されている。また、前記搬送ロ
ーラ１２，１３によって静電ドラム７まで接遇された用
紙には静電ドラム７に形成された現像が転写される。な
お、１４は用紙に転写された現像を定着させる定着部、
１５は定着が完了して排紙された記録用紙を受ける排紙
トレイである。

第２図は前記プリンタ制御ユニット２の詳細な構成を示
すブロック図で、図中、２０はＬＢＰｌの全体の制御を
行なう中央処理装置（以下、ＣＰＵと称す）で、画像サ
イズと記録用紙のサイズの比較を行なう比較手段２０ａ
の機能を兼ね備えている。２１はホストコンピュータヤ
％　０−力にエリアネットワーク等の情報供給手段ＤＳ
との間で情報の送受を制御する入力インタ−７エース回
路で、情報供給手段ＤＳからの画像情報Ｄ１がこの入力
インターフェース回路２１に入力されると、その入力を
知らせる割り込み信号Ｓ１をＣＰＵ２０へ出力した後、
前記情報０１をＣＰＵ２０に出力するようになっている
。また、この入力情報Ｄ１は画像サイズ情報と、ラスタ
スキャン情報および用紙に対するスキャン方向の情報よ
り成っている。Ｓ２はＣＰＵ２０から入力インターフェ
イス回路２１に出力される情報再送信信号で、用紙が斜
行した場合等、再度同一の画像情報を送らせる場合に出
力される。２２はカセット検出センｙ１０によって検出
された用紙カセット９０種類に応じて適宜その用紙カセ
ット９に収納されている用紙のＸ方向のドツトサイズと
、ｙ方向のドツトサイズとを読み出すＲＯＭ化された用
紙サイズテーブル、２３は前記用紙サイズ１−プル２２
より読み出された記録用紙のＸ方向のドツトサイズをセ
ットする記録用紙Ｘサイズレジスタ、２４は同じく用紙
サイズテーブル２２より読み出された記録用紙のｙ方向
のドツトサイズをセットする記録用紙ｙサイズレジスタ
、２５＋ｊ用紙サイズテーブル２２より読み出された画
像情報のＸ方向のドツトサイズをセットするＵＭ像情報
Ｘサイズレジスタ、２６は同じく用紙サイズテーブル２
−２より読み出されたｗ偉情報のｙ方向のドツトサイズ
をセットする画像情報ｙサイズレジスタである。２７は
ＣＰＵ２０に入力される入力情報Ｄ１のラスタスキャン
情報をＸ方向にどこまでスキャンしたかをセットするＸ
レジスタ、２Ｂは同じくラスタスキャン情報をｙ方向に
どこまでスキャンしたかをセットするｙレジスタで、こ
のｙレジスタ２８およびＸレジスタ２７に１回のプリン
ト出力毎にセットされる情＠量の値は、前記記録用紙Ｘ
サイズレジスタ２３および記録用紙ｙサイズレジスタ２
４の値の正の整数倍になる。但し、この各々のレジスタ
２７．２８はラスタスキャン情報が完全に出力されてし
まうと零にクリアされる。２９はスキャン方向の情報に
よる画像のスキャン方向と、記録用紙のスキャン方向と
が縦横具なる場合に縦／横フラッグを立てるレジスタで
、例えば第３図（ａ）。

（ｂ）に示すようにＡ３サイズの画像情報ｌのスキャン
方向が一点削線矢印に示す方向であり、記録用紙０のス
キャン方向が破線矢印に示すように前記画像情報１のス
キャン方向と異なる一場合に縦／横フラッグを立てるよ
うになっている。３０は前記レジスタ２９より縦／横フ
ラッグが立った場合に、入力されたラス脅スキャン情報
の縦と横とを入れ換えて前記イメージメモリ３１にセッ
トする縦／横変換器である。このイメージメモリ３１は
前記Ｔ、　Ｂ　Ｐ　’ｌの取り扱い得る最大の用紙（こ
の場合、Ａ４サイズ）の全ドツトに対応しており、最大
Ａ４サイズの出力イメージを電気的に表現することがで
きるようにな−）ている。３２はＣＰＵ２０からの記録
開始信号Ｓ３によって作動するビデオ信号発生器で、前
記イメージメモリ３１からレーザー光ｒによる１スキャ
ン分のドラ上パターンを取り出し、そのドツトパターン
をレーザー・元ｒのＯＮ・ＯＦＦに対応するビデオ信号
Ｓ４に変換するようになっている。３３は前記用紙供給
手段ＰＳを含む記録機構３〜１４とプリンタ制御ユニッ
ト２間の信号の送受を制御する出力インターフェース回
路で、例えば、ＣＰＵ２０からの記録開始信号に応じて
、記録機構３〜１４の起動を開始させると共に、記録＠
構３〜１４より送信されてくる一枚の記録用紙の記録終
了を知らせる記録終了信号Ｓ４をＣＰＵ２０へ送信する
ようになっている。

次に第４図ないし第７図の７０−チャートおよび第８図
に基づいて動作を説明する。

まず、ステップ４０１で前記各レジスタ２３゜２４．２
５，２６１２７，２８を初期化し、ステップ４０２でカ
セット検出センサ１０により現在セットされている用紙
カセットの種類を検出する。

これにより、その用紙カセット９内に収納されている記
録用紙の送り方向に対して垂直な方向の大きさくすなわ
ち垂直な方向のドツトサイズ）および水平な方向の大き
さくすなわち水平な方向のドツトサイズ）を用紙サイズ
テーブル２２より読み出し、垂直な方向の大きさを記録
用紙Ｘサイズレジスタ２３に、水平な方向の大きさを記
録用紙ｙサイシレジスタ２４にそれぞれセットする（ス
テップ４０３）。この後、ステップ４０４でイメージメ
モリ２９をクリアし、ステップ４０５で情報供給手段Ｄ
Ｓより情報が送られているか否かの判断を行なう。そし
て情報が受信されると、ステツブ４０６でＸレジスタ２
７、ｙレジスタ２８の値が「０」であるか否かの判断を
行ない、「０」であれば現在セットされている記録用紙
には全く記録が行なわれていない状態であると判断する
ことができ、ステップ４０７で画像サイズ情報に応じ力
、ｘ力方向ドツトサイズと、ｙ方向のドツトサイズとを
用紙サイズテーブル２２より読み出し、！方向のドツト
サイズを画像情報Ｘサイズレジスタ２５に、ｙ方向のド
ツトサイズを画像情報ｙサイズレジスタ２６にセットす
る。この後、ステップ４０８でラスタスキャン情報をイ
メージメモリ３１に展開し、ステップ４０９で記録を開
始する。

ステップ４１０で記録終了信号Ｓ５が受信されたか否か
の判断を行ない、記、録終了信号Ｓ５が受信されると、
ステップ４１１でラスタスキャン情報が現在の記録用紙
に全て記録されたかどうかなチェックする。そしてステ
ップ４１２で、記録されていない部分が残っていれば、
ｃｐＵ２０から情報再送信信号Ｓ２を入力インタ−７エ
ース回路２１に出力し、再度入力情報［）１を送信させ
て次の記録用紙に記録されていない残りの情報を記録す
る。また、全て記録されていれば、Ｘレジスタ２７とｙ
レジスタ２８とを「Ｏ」に初期化し、記録動作を終了す
る。

第５図は第４図の７０−チャートに示したステップ４０
７における画像サイズ情報設定処理のサブルーチンを示
す図である。まず、ステップ５０１．５０２で受信した
入力情報Ｄ１より画像サイズおよび画像情報に対するス
キャン方向を得る。

この後、ステップ５０３で画像情報のスキャン方向が記
録用紙のスキャン方向と同一であるか否かを調べ、異な
っていればステップ５０４で縦／横フラッグをセットす
る。そしてステップ５０５では、受信した画像サイズ情
報により、画像情報のスキャン方向の大きさを画像情報
Ｘサイズレジスタに、スキャン方向と垂直な方向の大き
さをｙサイズレジスタにそれぞれセットして画像サイズ
情報設定処理を終了し、第４図に示すステップ４０８へ
戻る。

第６図は第４図の７０−チャートに示したステップ４０
８におけるイメージ展開処理のサブルーチンを示す図で
ある。まず、ステップ６０１でレジスタ２９より縦／横
フラッグが立っているか否かをチェックし、前記フラッ
グが立っていればステップ６０２で縦／横変換器３０を
ＯＮにして、受信したラスタスキャン情報をイメージメ
モリ３１へ記録用紙のスキャン方向と垂直な方向にセッ
トする。また、前記フラッグが立っていなければステッ
プ６０３で縦／横変換器３０をＯＦＦにして、記録用紙
のスキャン方向と平行な方向に受信したラスタスキャン
情報をセットする。ステップ６０４では、ｙレジスタ２
Ｔが「０」であるか否かの判断を行ない、「０」でなけ
ればステップ６０５でラスタスキャン情報のｙレジスタ
分を無視する。次に、ステップ６０６で１ラスタスキヤ
ン情報のうち、Ｘレジスタ２７およびｙレジスタ２８内
にセットされた値の位置から記録用紙Ｘサイズレジスタ
２３および記録用紙ｙサイズレジスタ２４の値までの領
域分のラスタスキャン情報をイメージメモリ３１に書き
込む。ステップ６０７ではレジスタ３０より縦／横フラ
ッグが立っているか否かを判断し、そのフラッグが立っ
ていれば、ステップ６０ＢでＸレジスタ２７に記録用紙
ｙサイズレジスタ２４の値を加算し、さらにステップ６
０９でｙレジスタ２８に記録用紙Ｘサイズレジスタの値
を加算する。また、ｗ／横フラッグが立っていなければ
、ステップ６１０，６１１でＸレジスタ２７に記録用紙
Ｘサイズレジスタ２３の値を加算し、ざらにｙレジスタ
２８に記録用紙ｆｆサイズレジスタ２４の値を加算して
イメージ展開処理を終了し、第４図に示すステップ４０
９へ戻６゜第７図は第４図の７四−チャードに示したス
テップ４１２の判断の基準となる情報信号送信過程のサ
ブルーチンを示す図であり、ステップ７０１ではｙレジ
スタ２８の値が画像情報ｙサイズレジスタ２４の値を越
えたかどうかを調べ、越えていなければステップ７０４
で情報再送信信号Ｓ２を出力する。さらに、ステップ７
０２ではＸレジスタ２７の値が記録用紙Ｘサイズレジス
タ２３の値を越えたかどうかを調べ、越えていなければ
ステツブ７０４で情報再送信信号Ｓ２を出力し、越えて
いればステップ７０３で再送信せずとなる。

以上の動作を行なうことにより、例えば、第８図（ａ）
に示すようなＡ３サイズの画像１は、第８図（ｂ）に示
すように２枚のＡ４サイズの記録用紙０によって再現す
ることができる。

〔効　果〕

以上説明したとおり、この発明の記録装置は記録用紙の
サイズが画像サイズより小さい場合には、画像情報を必
要枚数の記録用紙に分割して記録するようにしたことに
より、あらゆるサイズの画像情報も欠落することなく完
全かつ正確に記録することができるという効果がある。

また、用紙供給手段等の機構的な部分の機能を高める必
要がないため、安価に製造することができ、延いてはこ
の記録装置を多数用いるシステム全体のコストも安価に
構成できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に適用したレーザービームプリンタの
全体構成図、第２図は第１図に示したブリンク制御ユニ
ットの詳細な構成を示すブロック図、第３図（ａ）は画
像情報のスキャン方向を示す図、第３図（ｂ）は記録用
紙のスキャン方向を示す図、第４図は第１図に示したも
のの動作を示すフルーチャート、第５図は第４図のフロ
ーチャートに示したステップ４０７における画像サイズ
情報設定処理のサブルーチンを示す図、第６図は第４図
のフローチャートに示したステップ４０８におけるイメ
ージ展開処理のサブルーチンを示す図、第７図は第５図
のフローチャートに示したステップ４１２の判断の基準
となる情報信号送信過程のサブルーチンを示す図、第８
図（ａ）はＡ３サイズのオリジナル画像を示す図、第８
図（ｂ）は同図（、）に示した画像を記録用紙に記録し
た状態を示す図である。 ＤＳ・・・・・・情報供給手段 ＰＳ・・・・・・用紙供給手段 ９・・・・・・・・・用紙カセット １１・・・・・・給紙ローラ １２．１３・・・・・・搬送ローラ ２０・・・・・・ＣＰＵ 第２図 第４因 ス予／フ憤υδへ 第６図 ス〒テモン スラッフ砺へ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像情報を供給する情報供給手段と、記録用紙を供給す
   る用紙供給手段と、画像サイズと記録用紙のサイズを比
   較する比較手段とを備え、この比較手段に基づき前記記
   録用紙のサイズが前記画像サイズより小さい場合には、
   前記情報供給手段より得られる画像情報を前記用紙供給
   手段の作動により記録用紙に分割して記録するようにし
   たことを特徴とする記録装置。