JP3650029B2 - ダクト用吊り金具と該金具を使用したダクトの吊持方法 - Google Patents

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Description

〔技術分野〕
本発明は、建設設備の一種である空調用あるいは吸排気用等に使用される断面箱形のダクト(以下、単に「ダクト」あるいは「空調用ダクト」という)を吊持する吊り金具と、該金具を使用したダクトの吊持方法に関する。
〔技術背景〕
本出願人は、平成8年に新規な空調用ダクトに関する発明に関して出願し、その後その出願に基づいて平成9年5月9日付けでその改良発明についてさらに出願(特開平10−47741号)をした。
上記新規なダクトは、従来のダクトに比べて、組立が容易且つ迅速におこなえ、その結果、ダクト設置現場においても組立がおこなえる点で画期的なものであった。しかも、ダクト組立に際し、従来の組立時に比べて、殆ど騒音をたてずにおこなる点で優れた構成のダクトであった。従って、住宅地等に隣接した地域においても、あるいは並行して別の建設作業あるいは設備作業がおこなわれている建設現場においても、近隣住民あるいは他の作業者に迷惑をかけることなく、ダクトの組立がおこなえる点で優れている。
また、上記ダクトは、上記出願に内包される吊り金具を使用して、簡単に、且つ確実にダクトを保持して吊持できる。しかも、この吊り金具は、従来のアングル部材を水平に配置してその上に載置する吊持手法のように、常に左右一対に吊持部材で吊持する必要がないことから、つまり、この吊り金具によれば、図15,図16に図示するように、ダクトの長手方向において左右独立して別の部位で吊持できるという、吊持位置に関し高い自由度で吊持できるものであった。
しかしながら、上記図15に図示する吊り金具の場合、単にダクトの重力を利用して係止しているため、逆方向の加速度が作用した場合、例えば、地震の際には、外れる可能性があった。また、上記図16に図示する吊り金具の場合、二枚の部材を吊り部材(この場合、吊持棒)の下端に形成されている螺子を利用して貼着するため、吊持作業に手間がかかり、またその間別の作業者が下方から支えている必要があった。
本発明は、このような現況に鑑みおこなわれたもので、簡単に且つ迅速に吊持作業がおこなえるとともに、ダクトに上方への外力(加速度)が作用した場合にも、ダクトが外れることがないような吊り金具とその吊り金具を用いた吊持方法を提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
上記技術的課題を解決すべく本第1の発明にかかるダクト用吊り金具は、ダクトの長手方向に沿って突設されているガイドレールと、該ガイドレールが形成されているダクトの周面のうちの一面との間に挟まれた溝状のスペースに、係止手段を挿入・係止して、該ダクトをガイドレールの長手方向に直交する方向から吊持するダクト用の吊り金具において、
該吊り金具が、上記一面に面接触する当接部と、
上記当接部から先端方に向けて突設された、上記係止手段を構成する舌片と、
上記舌片との間に、ガイドレール収納用空間を形成するよう、上記当接部から、ダクトから離間する側に屈曲連接した基部と、
上記舌片との間でガイドレールを挟持するよう、上記ダクトの上記一面に隣接する面を、上記舌片の先端方へ押圧するべく、上記基部に連接して形成した押圧部と、
上記基部に、吊持部材を取着する取着手段とが、設けられていることを特徴とする。
しかして、このように構成されたダクト用吊り金具によれば、当接部をダクトの上記一面に当接させた状態で、上記舌片を、ガイドレールと該一面との間に挟まれた溝状のスペースに、挿入・係止すれば、ダクトの上記一面に隣接する面が吊り金具の押圧部で押圧でき、この状態でガイドレールに直交する方向から吊持することができる。つまり、ガイドレールをガイドレール収納空間に収納した状態で、該ガイドレールを、舌片と、上記一面に隣接する面を介して押圧部とで挟持するよう、該一面に隣接する面を押圧した状態で吊持することができる。
従って、この状態で、上記取着手段を介して吊持部材に取着するだけで、ダクトを吊持部材で天井面等の所望の部位から、吊持することができる。
従って、ダクトは、吊り金具によって、簡単に且つ迅速に吊持することができ、そして、このように吊持されたダクトは、上方への加速度が作用しても、上記押圧部と舌片とで挟持された状態となっているため、外れることはない。
また、上記本第1の発明にかかるダクト吊り金具において、押圧部が、上記基部と同一平面に形成され、ダクトを吊持する際に、ガイドレール側に屈曲することによって、上述のような状態になって、上記舌片との間で挟持がおこなわれるよう構成されていると、ガイドレールを上記舌片の先端との間で殆ど隙間がない状態で固定することができるため、ダクトに反吊持方向へ押圧するような外力が作用しても、「ガタつき」が全くない状態での吊持が可能となる。
また、上記ダクト吊り金具において、基部と押圧部との間に、屈曲を容易にするための助勢手段が形成されていると、市販のありきたりの工具(例えば、プライヤ,ペンチあるいは自在スパナ等)を用いて、大きな力を要することなく、簡単に押圧部を屈曲することができる。
さらに、上記吊り金具において、その助勢手段を、屈曲部位の中央に形成された貫通穴で構成すると、簡単な加工によって形成することができる。
また、上記吊り金具において、舌片と当接部とが一つの平板上にフラットな状態で形成されるとともに、上記基部がこれら舌片及び当接部と平行な平板上に該舌片の反ダクト側の位置に屈曲連接されていると、構成的にシンプルになり、また、舌片の耐座屈荷重を増加させ結果的にダクトからの応力に対して耐荷重を増加させる点で、さらには、当接面積を増加させる衝撃荷重等によるダクトへの影響を軽減する点において、好ましい構成となる。
また、上記吊り金具において、取着手段が、基部の先端方から反ガイドレール側に略90°の角度で屈曲された延設部に形成された貫通穴で構成されているものによって、実現されてもよい。
また、上記吊り金具において、取着手段が、基部の先端方から同一平板状になるよう延設された延設部に形成された貫通穴で構成されているものによって実現されてもよい。
また、上記吊り金具において、貫通穴が、延設部の一側端に開放するような長穴の貫通穴であると、ダクトに吊り金具を係止した状態で、横方向から挿入して吊持部材に簡単に取着できる点で好ましい構成となる。
また、本第2の発明にかかる吊持方法は、ダクトの周面のうちガイドレールが形成されている一面との間に溝状のスペースを形成するよう、ダクトの長手方向に沿って突設されたガイドレールを左右に備えた断面箱形のダクトを、そのガイドレールを利用して、上記第1の発明にかかるダクトの吊り金具で該ダクトを吊持するダクトの吊持方法であって、
上記ダクトの溝状のスペースに吊り金具の舌片を挿入し、次に、押圧部材を、ダクトの上記一面に隣接する面を押圧するようガイドレール側に屈曲して、吊り金具をダクトに固定することを特徴とする。
しかして、このように構成された吊持方法によると、簡単に且つ迅速にダクトを吊持部材を介して吊持することができる。しかも、ダクトに下方からの外力が作用しても「ガタつく」ことはない。また、ダクトの両側を異なる位置で吊持することができる。
上記本発明にかかるダクト用吊り金具および該吊り金具を用いた吊持方法によれば、簡単に且つ迅速に吊持作業がおこなえるとともに、ダクトに上方への加速度(外力)が作用した場合にも、ダクトが外れることがない。
また、この吊り金具、特に請求項2記載の吊り金具によれば、プレス加工によって簡単に歩留り良く生産できるため、従来のものに比べて安価に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本第1の発明の実施例にかかるダクト用吊り金具の構成を示す全体斜視図である。
図2は、図1に示すダクト用吊り金具をダクトに取着した状態を示す斜視図である。
図3は、図1,図2に示す吊り金具を用いて吊持部材によって吊持した状態を示す図2のIII-III矢視図である。
図4は、ダクトの下端部を図1と異なる構成の吊り金具で吊持するよう該吊り金具を取着した状態を示す斜視図である。
図5は、図4に示す吊り金具を用いて吊持部材によって吊持した状態を示す図4のV−V矢視図である。
図6は、別の実施例にかかる吊り金具の構成を示す斜視図である。
図7は、図6に示すダクト用吊り金具をダクトに取着した状態を示す斜視図である。
図8は、図6,図7に示す吊り金具を用いて、吊持部材によって吊持した状態を示す図7のIIX-IIX矢視図である。
図9は、別の実施例にかかる吊り金具の構成を示す斜視図である。
図10は、図9に示すダクト用吊り金具をダクトに取着した状態を示す斜視図である。
図11は、図9,図10に示す吊り金具を用いて吊持部材によって吊持した状態を示す図10のX1-X1矢視図である。
図12は、別の実施例にかかる吊り金具の構成を示す斜視図である。
図13は、図12に示すダクト用吊り金具をダクトに取着した状態を示す斜視図である。
図14は、図12,図13に示す吊り金具を用いて吊持部材によって吊持した状態を示す図13のX1111-X1111矢視図である。
図15は、従来の本出願人にかかる吊り金具の構成等を示す図で、(a)は吊り金具の構成を示す図、(b)は吊持状態を示す図である。
図16は、従来の本出願人にかかる図9と別の吊り金具の構成等を示す図で、(a)は吊り金具の構成を示す図、(b)は吊持状態を示す図である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
以下、本発明の実施例にかかる吊り金具と該吊り金具を用いた吊持方法を、図面を参照しながらより具体的に説明する。
図1において、1はダクトDの一面D1(図3参照)に当接する当接面(当接部)1Aを内面(当接部の一方の面)に有する当接部で、この当接部1の先端方には該先端方に向けて舌片2た突設されている。また、この当接部1の下端部1aの両側には、ダクトに固着するための円形穴1dが形成されている。そして、この実施例では、上記当接部1と舌片2とは一つの平板上にフラットな状態で、つまり両者の表裏の面がそれぞれ同一平面内に存在するよう形成されている。
そして、これらの当接部1と舌片2に対して、ダクトDの上記一面D1から離間した側に、つまり該舌片2の反ダクト側の位置に、基部3が屈曲連接されている。この実施例では、基部3は、当接部1と舌片2が形成されている一つの平板に対して、平行な平板になるよう形成されている。そして、この基部3には、剛性を増加させるために、ダクトD側から見て「なまこ」状の凹み3aが形成されている。
そして、この基部3と、上記舌片2との間には、断面視において長方形状のガイドレール収納空間4が形成されている。
また、この実施例では、一枚の平板を舌片2の外形に合わせて該舌片2の三方を打ち抜くとともに、舌片2および当接部1と、基部3との連接部分を、該基部3に対して舌片2および当接部1が平行な平板状になるようブレス成形することによって、形成している。
そして、上記基部3の両端部には、それぞれ押圧部5が形成されている。この実施例の場合、基部3と押圧部5との間に、該基部3に対して押圧部5をダクトD側に屈曲させ易くするための「助勢手段」である貫通穴6が形成されている(図2の屈曲状態参照)。この貫通穴6は、開口が略D字状(図1において右側の貫通穴6は略D形状、左側の貫通穴6は略逆D形状)をしており、従って、上記基部3と各押圧部5とは、この貫通穴6の上部と下部の連接部分7a,7bによって連接されている。
また、この押圧部5は、ダクトDの上記一面と隣接する面D2に面接触するよう、下端部5aが図1において反ダクトD側に略90度の角度で屈曲しており、この下端部5aの両側には、ダクトD側に固定するための円形穴5Aが穿設されている。
そして、上記基部3の上端方には、取着用の延設部8が該基部3に対して反ダクト側に略90度の角度を有するよう屈曲形成されており、この延設部8には、取着手段となる長穴8Aが形成されている。この長穴8Aの一端(延設部8の先端側の一端)は、端面に開口して(開放されて)おり、また、この長穴8Aの穴幅wは、天井面等から吊設した吊持部材である例えば「おねじが螺設されている丸棒材13(図3参照)」の直径よりやや大きめの寸法で、且つ少なくとも該おねじに螺着されるナットの外径より小さく構成されている。そして、この長穴8Aの開放されている端部には、該長穴8Aの開放端を閉鎖する閉鎖片8Bが、基部3の長手方向に沿うよう、略90度の角度で屈曲されている。
さらに、上記基部3と延設部8との屈曲部分には、V字状の変形部(ノッチ形成部)9が形成され、この屈曲部分の剛性を高めるよう、つまり、屈曲部分の断面係数を増加させることによって、基部3に対して延設部8の角度が変形し難くなるよう構成されている。
ところで、上記吊り金具で吊持するダクトDは、その両側に、該ダクトDの一方のみを表した図2,図3に図示するようなガイドレール10が、ダクトDの長手方向に沿うよう突設されている。つまり、このガイドレール10は、図3に良く表れているように、ダクトDの上記一面D1の先端部に断面視において逆Jの字状に二枚重なった状態で、該一面D1との間に楔状(溝状)の隙間(スペース)Sを形成する如く形成されている。なお、図3に図示するように、この一面D1のガイドレール10を形成したさらにその先端方は、該ガイドレール10とこの一面D1を隔てて反対側で、「アットマーク」をへしゃげたような形状の「はぜ(継手構造)」の「めす」部(はぜ溝)11を形成し、このはぜ溝11には、ダクトDの上記一面D1に隣接する面を外面で形成する部材の先端に設けられた「はぜ(継手構造)」の「おす」部となる挿入部12が、挿入されることによってダクトDの継手部分が形成される。この挿入部12の先端には所謂「もどり」状の係止爪12Aが形成され、上記はぜ溝11から挿入部12が外れるのを防止するような構成になっている。
また、図3では、断面矩形の箱形断面を有する一つの角部のみを図示しているが、この実施例では、断面矩形の各角部の4箇所に形成されている。
しかして、このように構成されたダクト用吊り金具は、以下のようにダクトを吊持することができる。以下、このダクト用吊り金具の作用とともに、このダクト用吊り金具を用いたダクトの吊持方法について説明する。
即ち、図1に図示するダクト用吊り金具を、当接部1の当接面1Aおよび舌片2の内面側の当接面2Aからなる一の平面が、ダクトDの一面D1に面接触する状態で、該舌片2の先端を、上記ダクトD(図2、図3参照)のガイドレール10と上記一面D1との間に形成された楔状(溝状)の隙間Sに挿入する。この状態において、図2および図3(特に図3)に図示するように、ガイドレール10は、基部3と舌片2との間に形成されたガイドレール収納空間4内に収納されるとともに、上記押圧部5の下端がダクトD上端とほぼ等しい位置、正確には僅かにダクトD上端より高くなる。
そして、この状態において、押圧部5を、図1に図示する状態から、図2に図示するようにダクトD側に略90度屈曲する。なお、作用効果的には、押圧部5の下端5cがダクトDの上面(上記一面D1に隣接する面D2)の上方に位置するような位置であれば、90度以下の角度(例えば略45度)であっても、あるいは90度以上の角度であってもよい。
そして、この状態において、必要なら、上記円形穴1d,5Aを用いて、ブラインドリベットあるいはビス等で、このダクト用吊り金具とダクトDを固定してもよい。
そして、吊持部材である例えば丸棒材13に上下一対のナット14A,14Bを上下に離間して螺着しておき、上記吊り金具を、これらのナット14A,14Bの間に位置する丸棒材13に、上記ダクトDに一体に取着した吊り金具の延設部8の長穴8Aを横方向から嵌め込み、この状態で、上記ナット14A,14Bで延設部8を鋏み込むようにいずれかのあるいは両方のナット14A,14Bを締め、上記長穴8Aの閉鎖片8Bを、長穴8Aの周囲の面と同じになるよう略90度屈曲させて、長穴8Aの開放されている部分を閉鎖(閉塞)する(図3参照)。
この吊り金具は、上述のような一連の吊持ステップによって、簡単にダクトDを吊持することを可能にする。
ところで、上記実施例に変えて、図4,図5に図示するように、延設部8を基部3とフラットな状態にした吊り金具を用いて、ダクトD下端に形成されているガイドレール10を使用して吊持することもできる。つまり、ダクトDの継手部分が90度回転した位置状態において用いられる場合には、基本的に同じ作用効果を奏することができる。なお、上記図4,図5において、図1〜3の実施例と同じ構成あるいは対応する構成については同じ番号を付してその構成を表す。
また、上記「助勢手段」である貫通穴は、上記貫通穴6(図1参照)に代えて、円形穴であってもよく、また他の形状であっても、屈曲に際し曲げ剛性を低下させるものであればよい。
また、上記実施例では、押圧部を、吊り金具をダクトD側に固定する際に屈曲することによって形成するよう構成しているが、これに代えて、図6〜図8、図9〜図11、図12〜図14に図示する各実施例のように、予め固定的に舌片との間でガイドレール10を挟持するよう構成してもよく、この場合、図8に図示するように、ある程度の弾性を具備するように構成してもよい。但し、図6〜図8に図示する実施例の場合には、ダクトD側にリベット,ビス等で固定するよう構成することが、ダクトDに対する吊り金具の固定を安定的にする上で、望ましい構成となる。なお、上記図6〜図14の各実施例において、図1〜3の実施例と同じ構成あるいは対応する構成については同じ番号を付してその構成を表す。
図1〜図3に図示する構成のものは勿論のこと、図6〜図14に図示するいずれの吊り金具の場合にも、吊持部材(丸棒材)で吊持された状態で、仮にダクトDに下方から外力が作用したとても、押圧部5の下端とダクトDの上面との隙間h5が、舌片2のガイドレール10部分の楔状の隙間Sへの係止寸法h2より小さいため、外れるようなことはない。

Claims (9)

  1. ダクトの長手方向に沿って突設されているガイドレールと、該ガイドレールが形成されているダクトの周面のうちの一面との間に挟まれた溝状のスペースに、係止手段を挿入・係止して、該ダクトをガイドレールの長手方向に直交する方向から吊持するダクト用の吊り金具において、
    該吊り金具が、上記一面に面接触する当接部と、
    上記当接部から先端方に向けて突設された、上記係止手段を構成する舌片と、
    上記舌片との間に、ガイドレール収納用空間を形成するよう、上記当接部から、ダクトから離間する側に屈曲連接した基部と、上記舌片との間でガイドレールを挟持するよう、上記ダクトの上記一面に隣接する面を、上記舌片の先端方へ押圧するべく、上記基部に連接して形成した押圧部と、
    上記基部に、吊持部材を取着する取着手段とが、設けられていることを特徴とする吊り金具。
  2. 基部と同一平面に形成され、ダクトを吊持する際に、ガイドレール側に屈曲することによって、前記押圧部が形成されて、前記舌片との間で挟持がおこなわれるよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の吊り金具。
  3. 前記基部と押圧部との間に、屈曲を容易にするための助勢手段が形成されていることを特徴とする請求項2記載の吊り金具。
  4. 前記助勢手段が、屈曲部位の中央に形成された貫通穴であることを特徴とする請求項3記載の吊り金具。
  5. 前記舌片と前記当接部とが一つの平板上にフラットな状態で形成されるとともに、上記基部がこれら舌片及び当接部と平行な平板上に該舌片の反ダクト側の位置に屈曲連接されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の項に記載の吊り金具。
  6. 前記取着手段が、基部の先端方から反ガイドレール側に略90°の角度で屈曲された延設部に形成された貫通穴によって構成されていることを特徴とする請求項5記載の吊り金具。
  7. 前記取着手段が、基部の先端方から同一平板状になるよう延設された延設部に形成された貫通穴で構成されていることを特徴とする請求項5記載の吊り金具。
  8. 前記貫通穴が、延設部の一側端に開放するような長穴の貫通穴であることを特徴とする請求項7記載の吊り金具。
  9. ダクトの周面のうちガイドレールが形成されている一面との間に溝状のスペースを形成するよう、ダクトの長手方向に沿って突設されたガイドレールを左右に備えた断面箱形のダクトを、そのガイドレールを利用して、請求項2記載のダクト用の吊り金具で該ダクトを吊持するダクトの吊持方法であって、上記ダクトの溝状のスペースに吊り金具の舌片を挿入し、次に、押圧部材を、ダクトの上記一面に隣接する面を押圧するようガイドレール側に屈曲して、吊り金具をダクトに固定することを特徴とするダクトの吊持方法。
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