JPH035302Y2 - - Google Patents

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JPH035302Y2
JPH035302Y2 JP13870287U JP13870287U JPH035302Y2 JP H035302 Y2 JPH035302 Y2 JP H035302Y2 JP 13870287 U JP13870287 U JP 13870287U JP 13870287 U JP13870287 U JP 13870287U JP H035302 Y2 JPH035302 Y2 JP H035302Y2
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box
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stopper
boss
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JP13870287U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数のパイプを並列に配置してなる棚
本体に、前面部が開口したほぼ直方体形状のボツ
クスを連結具を介して取り付けたボツクス付棚に
関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、この種のボツクス付棚として、実開昭56
−103235号公報に開示されているように、複数の
杆体を並行状に配設しその両端部において各杆を
連結してなる水切棚に、前面部を開口せる四角形
函枠を任意の係着具により取り付けたものが知ら
れている。
上記ボツクス付棚は、具体的には、水切棚の並
行杆上に係止板を跨設し、この係止板と棚下に配
した函枠上面板とに設けた共通透孔と並行杆の間
隙とを経て止着具により両板を連結して函枠を取
り付けるようになつている。
ところが、函枠が比較的強度を有する金属板や
木製板であれば問題はないが、樹脂板や厚紙から
なる場合には、函枠内に物体を載せると、止着具
と連結された上面部に荷重が集中して上面部が撓
み、函枠が変形してしまう。また、止着具として
例えばネジを使用すると、函枠の上面部下側にナ
ツトを配し、ドライバーなどの道具を用いて連結
しなければならないので、取付作業が面倒であ
り、しかも止着具に荷重が集中するので、使用に
伴つてナツトが緩み、函枠が脱落するおそれがあ
る。
〔考案の目的〕
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、ボツクスが比較的強度の小さい材料
で構成されていても、ボツクスを撓みなく安定に
支持でき、かつ棚本体とボツクスとの取付作業が
簡単なボツクス付棚を提供することにある。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するために、本考案は、複数の
パイプを並列に配置してなる棚本体に、前面部が
開口したほぼ直方体形状のボツクスを連結具を介
して取り付けたボツクス付棚において、上記連結
具はその一端部に棚本体のパイプに係合する係合
部を有し、他端部にはボス部を有し、上記ボス部
はボツクスの左右側壁に形成した取付孔に挿通さ
れ、ボツクス内側より鍔を有する止め具をボス部
に嵌合することにより、ボス部が取付孔に対して
抜け止め固定されることを特徴とするものであ
る。
即ち、本考案の連結具はボツクスの左右側壁に
止着されており、ボツクスの荷重を左右側壁で支
えるため、強度の小さい材料であつてもボツクス
が撓んだり変形する恐れが少ない。また、連結具
のボス部がボツクスの左右側壁に形成した取付孔
に挿通され、ボス部に止め具が嵌合することによ
り抜け止めするので、ボツクスの荷重は止め具の
みに集中せずボス部で支持され、止め具が外れる
おそれがない。さらに、ボス部をボツクスの取付
孔に挿通した後、ボス部に止め具を嵌合するのみ
で取付できるので、ドライバーなどの道具を必要
とせず、取付作業が極めて簡単となる。
〔実施例の説明〕
第1図は本考案にかかるボツクス付棚の一例を
示す。
図面において、棚本体1は本考案者が既に提案
したパイプ棚(実開昭61−68736号公報参照)と
同様の構成からなり、複数本の外パイプ2と、外
パイプ2の両端部を並列状態で連結する第1、第
2枠体3,4と、一端部が外パイプ2内に第1枠
体3を介して挿入された複数本の内パイプ5と、
内パイプ5の他端部を並列状態で連結する第3枠
体6と、第2枠体4に一端部が摺動可能に挿入さ
れかつ抜け止めされた2本のネジ軸7と、ネジ軸
7に螺合した調整ナツト8と、ネジ軸7どおしを
連結する第4枠体9とで構成されている。
上記第1枠体3の両端部には固定ネジ10が螺
合しており、固定ネジ10の先端部を両側の内パ
イプ5の外周面に圧着させることにより、内パイ
プ5を第1枠体3に対して固定し、外パイプ2と
内パイプ5とを含む棚本体1の全長を調整可能と
なつている。また、調整ナツト8を回すことによ
りネジ軸7の第2枠体4からの突出長を調整で
き、これにより第3、第4枠体6,9を対向壁面
に圧着させ、棚本体1を突つ張り固定できる。
上記棚本体1の外パイプ2の下側には、4個の
連結具30を介してボツクス20が取り付けられ
ている。ボツクス20は樹脂シートや厚紙で構成
され、前面部が開口したほぼ直方体形状をなし、
この開口21は上辺部を支点として開閉自在な前
蓋22によつて開閉される。ボツクス20は、第
2図に示すように裁断された一枚の材料を破線で
示す位置で折り曲げるとともに、斜線部で糊付け
し、第3図のような中間形状に形成する。この中
間形状のボツクス20は前後面部が開口してお
り、折り畳み可能であるので、この状態で棚本体
1と一緒にコンパクトに梱包できる。第3図にお
いて、後面部の開口23を開閉する後蓋24は下
辺部を支点として開閉可能であり、後蓋24の先
端部に形成した差込片24aを上面部25内側に
差し込むことにより、ボツクス形状に構成でき
る。なお、後蓋24の差込片24aの折り曲げ線
上にスリツト24bを形成するとともに、上面部
25の先端に別の差込片25aを形成してあるの
で、差込片24aの上面部25に差し込んだ後、
差込片25aをスリツト24bに差し込めば、後
蓋24の差込片24aが抜けるのを防止でき、直
方体形状を保持できる。
ボツクス20の両側壁の前後部は折り込み部2
6を内側へ折り込むことによつて二枚重ねとして
あり、この重畳部位には内外に貫通した取付孔2
7が形成されている。また、ボツクス20の前面
部下辺も折り返し部28により二枚重ねとしてあ
るので、ボツクス20の曲げ強度が付与されてい
る。また、ボツクス20の前面開口21は内部へ
物体を収容し易くするために斜め下方に開口して
いるので、開口21を開閉する前蓋22を閉鎖状
態で保持するため、前蓋22の先端部内面および
前面部の下面には第1図、第2図に一点鎖線で示
すように面フアスナー29が貼着されている。
連結具30は、第4図に示す形状に樹脂にて一
体成形されており、上端部には棚本体1の外パイ
プ2に挿通される円弧状係合部31が形成され、
下端部には円筒形ボス部32が形成されている。
即ち、上記ボス部32は第5図に示すようにボツ
クス20の取付孔27に挿通され、ボス部32の
先端に形成した嵌合孔33に先端が膨出した止め
具40の軸部41が強制嵌入される。これによ
り、止め具40が連結具30に対して結合され、
止め具40の鍔42がボツクス20の内壁面を位
置規制するので、ボス部を取付孔27に対して抜
け止めできる。しかも、ボツクス20に作用する
荷重は上記連結具30のボス部32で支持され、
止め具40には殆ど作用しないので、止め具40
がボス部32から脱落するおそれがない。
上記実施例のように樹脂シートまたは厚紙でボ
ツクス20を構成した場合に、取付孔27を形成
した部位をボツクス20の二枚重ねした両側壁と
しているので、ボツクス20自体およびボツクス
20に収容される物体の重量により取付孔27の
部位に荷重が作用しても、荷重の方向がボツクス
20に対して曲げ方向ではなく剪断方向であるた
め、ボツクス20が撓んだり変形する危険性が少
ない。また、荷重は連結具30のボス部32で受
けられ、止め具40に作用しないので、止め具4
0自体の強度やボス部32との嵌合強度はさほど
必要でない。したがつて、連結具30と止め具4
0とを嵌合するのみで容易に一体化できる。
第6図は連結具の第2実施例を示し、この実施
例では連結具50の外パイプ2と係合する係合部
51がC字形状をなし、その弾性によつて外部か
ら係合部51を外パイプ2に嵌め込むことができ
る。第1実施例の連結具30では、予め係合部3
1が外パイプ2に挿通されているので、ボツクス
21を必要としない場合でも連結具30を外パイ
プ2から取り外せないが、本実施例では使用者の
任意によつて連結具50を棚本体1に対して着脱
できる。
第7図は連結具の第3実施例を示し、連結具5
5の係合部56が下方が開口しているので、係合
部56を外パイプ2に引つ掛けることができる。
なお、第6図、第7図において、ボス部52,
57の形状は第1実施例と同様である。
第8図は本考案の他の実施例を示す。この実施
例では、連結具60のボス部61を中実軸とし、
その外周面に周溝62を形成する一方、止め具7
0には内周面に突起72を有する円筒状軸部71
を形成し、この軸部71を上記ボス部61の外側
に嵌合することにより、突起72を周溝62に係
合させて抜け止めしている。この場合には、止め
具70の鍔73に外力が作用しても、軸部71の
拡張がボツクス20の取付孔27により規制され
るので、軸部71がボス部61から容易に外れる
ことがない。また、ボツクス20に作用する荷重
は、連結具60のボス部61と止め具70の軸部
71の双方で分担するので、連結具60あるいは
止め具70の損傷が防止される。
なお、本考案において棚本体は、実施例のよう
な外パイプと内パイプとを有する突つ張り固定式
のパイプ棚に限らず、一般の水切棚のように一種
類のパイプを有する棚でもよい。また、ボツクス
も実施例のような組み立て式に限らないが、組み
立て式ボツクスの場合には棚本体と共にコンパク
トに梱包でき、しかも安価に構成できるので、好
ましい。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれば
連結具の一端部はボツクスの左右側壁に止着され
ており、ボツクスの荷重を左右側壁で支えるた
め、強度の小さい材料であつてもボツクスが撓ん
だり変形する恐れが少ない。また、ボツクスの荷
重は止め具のみに集中せず連結具ののボス部で受
けので、止め具が外れるおそれもない。さらに、
ボス部をボツクスの取付孔に挿通し、ボス部に止
め具を嵌合するのみで取付できるので、ドライバ
ーなどの道具を必要とせず、取付作業が極めて簡
単となる。このように、極めて実用性の高いボツ
クス付棚を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるボツクス付棚の一例の
斜視図、第2図はボツクスの組み立て前の平面
図、第3図はボツクスの組み立て途中の後方から
見た斜視図、第4図は連結具と止め具の斜視図、
第5図は第1図部分の断面図、第6図、第7図
は連結具の第2実施例および第3実施例の斜視
図、第8図は本考案の他の実施例の断面図であ
る。 1……棚本体、2……外パイプ、5……内パイ
プ、20……ボツクス、21……前面開口、22
……前蓋、27……取付孔、30,50,55,
60……連結具、31,51……係合部、32,
52,61……ボス部、40,70……止め具、
41,71……軸部、42,73……鍔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のパイプを並列に配置してなる棚本体に、
    前面部が開口したほぼ直方体形状のボツクスを連
    結具を介して取り付けたボツクス付棚において、 上記連結具はその一端部に棚本体のパイプに係
    合する係合部を有し、他端部にはボス部を有し、
    上記ボス部はボツクスの左右側壁に形成した取付
    孔に挿通され、ボツクス内側より鍔を有する止め
    具をボス部に嵌合することにより、ボス部が取付
    孔に対して抜け止め固定されることを特徴とする
    ボツクス付棚。
JP13870287U 1987-09-10 1987-09-10 Expired JPH035302Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13870287U JPH035302Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13870287U JPH035302Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6443747U JPS6443747U (ja) 1989-03-15
JPH035302Y2 true JPH035302Y2 (ja) 1991-02-12

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