JPH0118773Y2 - - Google Patents

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JPH0118773Y2
JPH0118773Y2 JP8638583U JP8638583U JPH0118773Y2 JP H0118773 Y2 JPH0118773 Y2 JP H0118773Y2 JP 8638583 U JP8638583 U JP 8638583U JP 8638583 U JP8638583 U JP 8638583U JP H0118773 Y2 JPH0118773 Y2 JP H0118773Y2
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JP
Japan
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washer
mounting
furniture
joint
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JP8638583U
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JPS59192578U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、蝶番に関し、特に、三部材に分割構
成された座金をあらかじめ複数の取付ねじによつ
て一体化しておき、この座金に蝶番本体の屈曲回
動腕をガイドしつつ受け入れ、両者を複数の取付
ねじによつて強固に結合する家具用蝶番の結合構
造に関する。
家具のうちでも開閉戸といつた比較的大型の構
成部材相互を結合させるには、結合力が強固で、
かつ安定しており、しかも作業性に優れた蝶番が
要求される。
実開昭52−70260号公報にあつては、第1図に
示すように、蝶番本体1と蝶番取付用座金2とか
ら成り、この座金2と蝶番本体1の一方の取付片
3との両者の内の一方に前記蝶番本体1の回動中
心軸4と平行な方向にスライド可能に設けた可動
体5に、前記両者の内の他方を該回動中心軸4に
直交する方向に移動可能に嵌合させ、前記両者
を、前記二方向の移動を阻止すべく締め付け固定
する固定用ねじ6を設けた蝶番が開示されてい
る。
しかしながら、この従来技術によつては、座金
と可動体とが分離構成されたままで、両者の一体
化が何等考慮されていないため、取付作業時に不
意にばらばらになつてしまう不都合があり、ま
た、蝶番本体と座金とを合致させる際に、単にね
じと貫通孔を位置合わせするだけであるので、合
着作業に不便である。更に、該従来技術にあつて
は、蝶番本体の取付片に対して何等の方向性を有
しない一本の取付ねじしか設けられていないので
結合力が不十分でしかない。
本考案は、上記した問題に鑑みてなされ、進歩
した家具用蝶番の結合構造を提供するもので、そ
の目的は取付作業性及び結合力を向上させること
にある。
そしてこのために、本考案は、三部材に分割構
成された座金をあらかじめ複数の取付ねじによつ
て一体化しておき、これらの分割座金の間に蝶番
本体の屈曲回動腕の一端をガイドしつつ受け入
れ、両者を複数の並列のねじによつて強固に結合
するようにしたものである。
以下、図面を参照して、本考案の実施例につき
説明する。
第2図は、本考案に係る家具用蝶番の結合構造
の一実施例を示す分解斜視図、第3図は、本案蝶
番を家具に取付けた状態を示す側面図であり、本
案蝶番は、大別して取付片7と、屈曲回動腕8
と、座金本体9と、裏座金10と、取付座金11
と、複数の取付ねじ12とから成る。
これらの部材のうち、まず取付片7及び屈曲回
動腕8について説明すると、第4図は、これらの
平面図、第5図は、第4図の−線断面図、第
6図は、第4図の−線断面図である。取付片
7は、図示しないねじによつて家具に取り付けら
れるが、家具の端部形状に合致するようL型にク
ランクされている。そしてL型にクランクされた
下端に屈曲回動腕8を結合するための回動軸13
が設けられている。屈曲回動腕8は、その全体形
状がクランク形状に曲成されており、その一端が
前記回動軸13に回動自在に軸支されて、取付片
7と一体化されている。すなわち、回動軸13と
結合する部分14と、この部分14から垂直に立
ち上がつた部分15と、さらにこの部分15から
直角に曲折して前記部分14と平行な結合部16
とにより、クランク形状とされている。この結
果、結合部16は、回動軸13の軸方向と直角で
あり、また、図示したようにその真中が切り欠か
れて二分岐されている。第6図に最も良く示され
ているように、二分岐された結合部16の内周の
上面及び下面の中間は、空所とされた内方に延長
されて段部17が形成されており、更に該段部1
7の内端上面には、各々直線状の規制突条18が
形成されている。この規制突条18は、後述する
ようにガイドの役目をするもので、結果的に前記
回動軸13とは直角を成している。
以上は、蝶番本体についてであつたが、次にこ
の蝶番本体と対をなす座金について説明すると、
該座金は、前記したように座金本体9と、裏座金
10と、取付座金11の三分割構造であり、これ
らが複数の取付ねじ12によつて、あらかじめ一
体化されるとともに、前記蝶番本体の結合部16
を締結する。すなわち第7図は、三分割とされた
座金の平面図、第8図は、第7図の−線断面
図、第9図は、第7図の方向からの矢視図であ
る。
まず座金本体9について説明すると、第10図
は、座金本体9の単体の平面図、第11図は、同
裏面図であり、該座金本体9は、その中央長手方
向に矩形の長穴19を有する。ちなみに、該長穴
19の長手方向は、前記回動軸13の方向と直角
になるように家具に配設される。また、長穴19
の長手方向の両端には一対の押え爪20が形成さ
れているが、これらの一対の押え爪20は、長穴
19の長手方向の両端を被う。更に第2図から理
解されるように、一対の押え爪20は、前記屈曲
回動腕8の分岐状の結合部16のガイドとして、
該結合部16の挿着を容易にする。
第12図は、裏座金10の平面図であり、また
該裏座金10の断面は、締結状態の一部断面図で
ある第15図に示されている。該裏座金10は、
その中央長手方向に座金本体9の押え爪20の高
さよりもやや低い矩形台部21を有し、この矩形
台部21に複数のねじ穴22が並設されている。
また、第15図から理解されるように、裏座金1
0の両端は、前記座金本体9の押え爪20と係合
する(例えば凹凸によつて)ようになつている。
取付座金11について説明すると、第13図
は、取付座金11の単体の平面図、第14図は同
裏面図である。該取付座金11は、裏座金10の
ねじ穴22と対応する複数の貫通孔23を有し、
また、第14図に示したように、裏面には屈曲回
動腕8の結合部16の規制突条18を受け入れる
2条の規制溝24を有する。勿論これらの規制溝
24は、取付座金11の長手方向に走つている。
最後に第8図及び第15図等を参照して、複数
の取付ねじ12について説明すると、該取付ねじ
12は、取付座金11の貫通孔23から座金本体
9の長穴19を経て裏座金10のねじ穴22に螺
着される。すなわち、これらの取付座金11、座
金本体9及び裏座金10の三者は、常時取付ねじ
12によつてルーズに一体化されている。そし
て、第8図の取付座金11と座金本体9との間に
屈曲回動腕8の結合部16を挿着する。この時、
結合部16の段部17及び座金本体9の押え爪2
0がガイドの役目をするとともに、取付座金11
の裏面の規制溝24に段部17の規制突条18が
入り、ガイド並びに位置決めがなされる。この
後、複数の取付ねじ12を締めると、屈曲回動腕
8(すなわち蝶番本体)と座金とが一体化されて
結合されるのである。
以上述べたように、本考案に係る家具用蝶番の
結合構造によれば、座金本体、裏座金、取付座金
の三部材に分割された座金をあらかじめ複数の取
付ねじによつて一体化しておき、この座金に規制
溝や規制突条等によつて蝶番本体の屈曲回動腕を
ガイドしつつ受け入れ、両者を複数の取付ねじに
よつて強固に締め合わせるようにしたことによ
り、座金を家具に取り付ける際にばらばらになる
こともなく便利であり、また蝶番本体と座金との
合わせもやり易く、更に取付方向にも狂いが生じ
ないで長期間安定性が良いという効果があり、大
型の家具類の結合に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術を示す斜視図、第2図は、
本考案に係る家具用蝶番の結合構造の一実施例を
示す分解斜視図、第3図は、本考案蝶番ゑ家具に
取り付けた状態を示す側面図、第4図は、蝶番本
体の平面図、第5図は、第4図の−線断面
図、第6図は、第4図の−線断面図、第7図
は、座金の平面図、第8図は、第7図の−線
断面図、第9図は、第7図の方向からの矢視
図、第10図は、座金本体の単体の平面図、第1
1図は、同裏面図、第12図は、裏座金の単体の
平面図、第13図は、取付座金の単体の平面図、
第14図は、同裏面図、第15図は、締結状態の
一部断面図である。 7……取付片、8……屈曲回動腕、9……座金
本体、10……裏座金、11……取付座金、12
……取付ねじ、13……回動軸、16……結合
部、17……段部、18……規制突条、19……
長穴、20……押え爪、21……矩形台部、22
……ねじ穴、23……貫通孔、24……規制溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蝶番本体を家具に取付ける部材であつて、一端
    に回動軸を有する取付片と、クランク形状に曲成
    され、一端が前記回動軸に回動自在に軸支され、
    また他端が回動軸の方向と直角の方向に二分岐さ
    れて結合部とされ、しかも該結合部の内周の上面
    及び下面の中間に段部が形成され、更に該段部の
    内端上面に前記回動軸と直角の方向をなす規制突
    条が形成された屈曲回動腕と、中央に長穴を有
    し、この長穴の長手方向が前記回動軸の方向と直
    角になるように家具に配設され、しかも該長穴の
    長手方向の両端には該長穴の端部を被い、かつ前
    記屈曲回動腕のガイドとなる押え爪が形成された
    座金本体と、この座金本体の押え爪の高さよりも
    やや低い矩形台部を有し、この矩形台部に複数の
    ねじ穴が並設され、長手方向の両端が前記押え爪
    と係合する裏座金と、前記ねじ穴と対応する複数
    の貫通孔が並設され、また裏面に前記結合部の規
    制突条を受け入れる規制溝を有する取付座金と、
    この取付座金の貫通孔から裏座金のねじ穴に螺着
    され、該取付座金と座金本体との間に挿着された
    結合部を締め付けて蝶番本体と座金とを一体化す
    る複数の取付ねじを有する家具用蝶番の結合構
    造。
JP8638583U 1983-06-08 1983-06-08 家具用蝶番の結合構造 Granted JPS59192578U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8638583U JPS59192578U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 家具用蝶番の結合構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8638583U JPS59192578U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 家具用蝶番の結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59192578U JPS59192578U (ja) 1984-12-20
JPH0118773Y2 true JPH0118773Y2 (ja) 1989-06-01

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ID=30216321

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JP8638583U Granted JPS59192578U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 家具用蝶番の結合構造

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JPS59192578U (ja) 1984-12-20

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