JP3525809B2 - 配管・配線用ダクト - Google Patents
配管・配線用ダクトInfo
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
して保護する配管・配線用ダクトに関するものである。
からの電線が家屋の壁面5aに取り付けたメーターボッ
クス11に配線接続される場合において、壁面5a上の
配線50をダクトAでカバーすることで配線50を保護
するようにしている。この配線50は壁面5aに設けた
開口孔を通って屋内に引き込まれている。図中のB′ダ
クトAの開口端面を閉塞する端末カバーである。
天井等に設けた引き込み口から配線を引き込む場合、従
来では、例えば図5に示すように、壁面5に取り付けら
れるベース2とこれを覆うカバー3とからなるダクト本
体Aの末端部に半割り箱状の端末カバーB′を圧入によ
って嵌め込んで、引き込み口40を塞ぐようにしている
ため、端末カバーB′が壁面5aや天井等に取り付けら
れる場合にあっては、外部からの強い衝撃や振動が加わ
ったときに、端末カバーB′が外れて事故につながる可
能性があり、安全上の問題があった。
発明したものであって、その目的とするところは、端末
カバーをダクト本体の開口端面に容易に且つ確実に取り
付けることができ、従来の圧入による嵌合方式と比較し
て、外部から強い衝撃や振動が加わったときでも端末カ
バーが外れる恐れのない配管・配線用ダクトを提供する
にあり、別の目的とするところは、美観性を高めながら
端末カバーの取り付けをより確実に行うことができる配
管・配線用ダクトを提供するにある。
に本発明は、固着具挿入孔4を有する複数のベース2を
壁面5a、天井面、床面などの取付面5に互いに間隔を
あけて取り付けると共に、一対の側壁6とこの側壁6間
を連結する連結壁7とからなる長尺のカバー3を上記複
数のベース2に取り付けて構成されるダクト本体Aと、
ダクト本体Aの開口端面を閉塞する端末カバーBとを備
えている配管・配線用ダクトであって、ダクト本体Aの
開口端面10に最も近い端部側のベース2をダクト本体
Aの開口端面10よりも内方に入り込んだ位置P2に配
設し、係合部8及び被係合部9のいずれか一方を端部側
のベース2に設け、他方を端末カバーBに設け、端末カ
バーの閉塞部をダクト本体の開口端面に当接させた状態
で上記係合部が上記被係合部に引掛かることで、端末カ
バーをダクト本体から離れないように係合させてなるこ
とことを特徴としており、このように構成することで、
係合部8と被係合部9とで端末カバーBをダクト本体A
の開口端面10に対して容易に且つ確実に取り付けるこ
とができる。従って、従来の圧入による嵌合方式と比較
して、本発明では外部から強い衝撃や振動が加わったと
きでも端末カバーBが外れる恐れがなくなる。
断面外郭形状に対応した大きさを有していると共に、端
部側のベース2に係合した状態でダクト本体Aの開口端
面10に当接する板状の閉塞部14を備えているのが好
ましく、この場合、係合部8と被係合部9との係合、及
び、閉塞部14とダクト本体Aの開口端面10との当接
とによって、端末カバーBの閉塞部14がダクト本体A
の開口端面10に対して前後左右方向にそれぞれ動かな
くなり、そのうえ端末カバーBがダクト本体A内部に誤
って入り込んでしまうのを防止できるので、端末カバー
Bをダクト本体Aに対して容易に且つ確実に取り付ける
ことができる。
施形態に基づいて説明する。
収容して保護する機能を有しており、図1〜図3に示す
ように、固着具挿入孔4を有する複数のベース2と、一
対の側壁6とこの側壁6間を連結する連結壁7とからな
る断面略C字状をした長尺のカバー3とでダクト本体A
が構成されていると共に、ダクト本体Aの開口端面10
を端末カバーBで閉塞することによって、ダクト1が構
成されている。
成されている。本例では、略四角板状のベース2の略中
央側に固着具挿入孔4が穿設されており、この固着具挿
入孔4からネジ20(図3)を挿入して壁面5aに打入
することで、ベース2が壁面5aに対して固着されるよ
うになっている。ベース2の両端部からはカバー3を締
め付け固定するための締結バンド13,13が突設され
ている。
位置する端部側のベース2は、図3に示すように、ダク
ト本体Aの開口端面10の位置P1よりも内方に入り込
んだ位置P2に配設されている。この端部側のベース2
には、後述する端末カバーBの一対の係合部8が係合可
能な一対の被係合部9が設けられている。
断面外郭形状に対応した大きさを有していると共に、端
部側のベース2に係合した状態でダクト本体Aの開口端
面10に当接する板状の閉塞部14と、閉塞部14の下
端部から略L字状に屈曲してダクト本体Aの内部に挿入
される挿入部15とで構成されている。この端末カバー
Bの挿入部15には、図1、図2に示すように、左右一
対の係合部8が設けられている。各係合部8は閉塞部1
4側に向かって略逆コ字状にそれぞれ折り返されてい
る。なお端末カバーB側に被係合部9を設け、端部側の
ベース2側に係合部8を設けることも可能である。
結バンド13を突設させ、残りの2辺に面して左右一対
の被係合部9と、被係合部9aとが設けられている。各
被係合部9,9aは、ベース2から切り起こされてベー
ス2の内側に向かってそれぞれ略L字状に屈曲形成され
ている。そして、端末カバーBの閉塞部14をダクト本
体Aの開口端面10に当接させた状態では、端末カバー
Bの挿入部15に設けた略U字状の係合部8が端部側の
ベース2の一方の被係合部9(または他方の被係合部9
a)に引掛かって、端末カバーBをダクト本体Aから離
れないように係合させることができる構造となってい
る。
最も近い端部側のベース2をダクト本体Aの開口端面1
0(図3のP1で示す位置)よりも内方に入り込んだ位
置P2に配設して、係合部8と被係合部9とで端末カバ
ーBをダクト本体Aから離れないように係合させたの
で、係合部8と被係合部9とで端末カバーBをダクト本
体Aの開口端面10を塞いだ状態で容易に且つ確実に取
り付けることができる。従って、従来の圧入による嵌合
方式と比較して、本発明では外部から強い衝撃や振動が
加わったときでも端末カバーBが外れる恐れはなく、安
全性を確保でき、安心して使用できると共に、端末カバ
ーBとダクト本体Aとをネジなどを使用せずに堅固に固
定できるので、省施工化を図ることができる。
は、ダクト本体Aの断面外郭形状に対応した大きさを有
しており、且つ端部側のベース2に係合した状態ではダ
クト本体Aの開口端面10に当接する板状の閉塞部14
を備えているので、係合部8と被係合部9との係合、及
び、閉塞部14とダクト本体Aの開口端面10との当接
とによって、端末カバーBの閉塞部14がダクト本体A
の開口端面10に対して前後左右方向にそれぞれ動かな
くなり、仮りに図3の矢符イで示す方向から端末カバー
Bが押圧された場合でも端末カバーBがダクト本体A内
部に誤って入り込んでしまうのを防止できるので、美観
性を高めることができるものである。
カバーBが左右対称構造をしているので、端末カバーB
及び端部側のベース2の左右勝手が可能となる。つま
り、端末カバーBの挿入部15の左右両側に係合部8,
8が設けられ、端部側のベース2には左右一対の被係合
部9(9a)が設けられているので、端末カバーB或い
は端部側のベース2を左右どちら向きにしても、係合部
8と被係合部9との係合が可能となり、端末カバーBと
端部側のベース2に方向性がなくなり、作業性がきわめ
て良くなる。さらに、係合部8と被係合部9とを係合さ
せた状態では、係合部8は被係合部9によって左右方向
への移動も阻止されるので、端末カバーBが端部側のベ
ース2に対して横方向(図2の矢印ハで示す方向)にず
れることがなく、これに伴い端末カバーBがダクト本体
Aの開口端面10に沿って横方向(図3の矢印ハで示す
方向)にずれてしまう心配もなく、端末カバーBによる
ダクト本体Aの開口端面10の閉塞性を確実に高めるこ
とができるものである。
を必ずしも左右勝手にする必要はなく、被係合部9aは
省略可能であり、要は、端末カバーBをダクト本体Aか
ら離れないように係合させることができればよいもので
ある。また、端末カバーBは、必ずしもダクト本体Aの
断面外郭形状に対応した大きさである必要はなく、それ
よりも大きいか、或いは小さくてもよいものである。
5として壁面5aを例示したがもちろん、壁面5a以外
に例えば天井面、床面等も同様である。また、本発明の
ダクト1は配線用に限らず、エアコンなどの配管ダクト
としても広く適用されるものである。
ては、固着具挿入孔を有する複数のベースを壁面、天井
面、床面などの取付面に互いに間隔をあけて取り付ける
と共に、一対の側壁とこの側壁間を連結する連結壁とか
らなる長尺のカバーを上記複数のベースに取り付けて構
成されるダクト本体と、ダクト本体の開口端面を閉塞す
る端末カバーとを備えている配管・配線用ダクトであっ
て、ダクト本体の開口端面に最も近い端部側のベースを
ダクト本体の開口端面よりも内方に入り込んだ位置に配
設し、係合部及び被係合部のいずれか一方を端部側のベ
ースに設け、他方を端末カバーに設け、端末カバーの閉
塞部をダクト本体の開口端面に当接させた状態で上記係
合部が上記被係合部に引掛かることで、端末カバーをダ
クト本体から離れないように係合させてなるので、係合
部と被係合部とで端末カバーをダクト本体の開口端面に
対して容易に且つ確実に取り付けることができる。従っ
て、ネジなどを使用せずに端末カバーとダクト本体とを
堅固に固定できると共に、従来のような圧入による嵌合
方式と比較して、本発明では外部から強い衝撃や振動が
加わったときでも端末カバーが外れる恐れはなく、安全
性を十分に確保できるものである。
の効果に加えて、端末カバーは、ダクト本体の断面外郭
形状に対応した大きさを有していると共に、端部側のベ
ースに係合した状態でダクト本体の開口端面に当接する
板状の閉塞部を備えているので、係合部と被係合部との
係合、及び、閉塞部とダクト本体の開口端面との当接と
によって、端末カバーの閉塞部がダクト本体の開口端面
に対して前後左右方向にそれぞれ動かなくなり、端末カ
バーが外側から押圧された場合でも端末カバーがダクト
本体内部に誤って入り込んでしまうのを防止できるの
で、端末カバーをダクト本体に対して容易に且つ確実に
取り付けることができる。しかも係合部と被係合部も外
部から見えなくなるので、外観が非常にすっきりしたも
のとなり、端末カバーのダクト本体への取り付けが容易
でありながら、美観性を高めることができる。
る。
態の斜視図である。
斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 固着具挿入孔を有する複数のベースを壁
面、天井面、床面などの取付面に互いに間隔をあけて取
り付けると共に、一対の側壁とこの側壁間を連結する連
結壁とからなる長尺のカバーを上記複数のベースに取り
付けて構成されるダクト本体と、ダクト本体の開口端面
を閉塞する端末カバーとを備えている配管・配線用ダク
トであって、ダクト本体の開口端面に最も近い端部側の
ベースをダクト本体の開口端面よりも内方に入り込んだ
位置に配設し、係合部及び被係合部のいずれか一方を端
部側のベースに設け、他方を端末カバーに設け、端末カ
バーの閉塞部をダクト本体の開口端面に当接させた状態
で上記係合部が上記被係合部に引掛かることで、端末カ
バーをダクト本体から離れないように係合させてなるこ
とを特徴とする配管・配線用ダクト。 - 【請求項2】 端末カバーは、ダクト本体の断面外郭形
状に対応した大きさを有していると共に、端部側のベー
スに係合した状態でダクト本体の開口端面に当接する板
状の閉塞部を備えていることを特徴とする請求項1記載
の配管・配線用ダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18308299A JP3525809B2 (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 配管・配線用ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18308299A JP3525809B2 (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 配管・配線用ダクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001016740A JP2001016740A (ja) | 2001-01-19 |
JP3525809B2 true JP3525809B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=16129457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18308299A Expired - Fee Related JP3525809B2 (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 配管・配線用ダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3525809B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6367851B2 (ja) * | 2016-02-19 | 2018-08-01 | ダイキン工業株式会社 | 配管用ダクトにおける末端開口部の閉塞構造 |
-
1999
- 1999-06-29 JP JP18308299A patent/JP3525809B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001016740A (ja) | 2001-01-19 |
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