JP3647762B2 - 湿式画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナー粒子及びキャリア液を含む液体現像剤を用いて現像画像を形成する湿式画像形成装置に係り、特に現像画像上の余剰のキャリア液を除去する湿式画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体現像剤を用いて現像剤像を得る湿式画像形成装置は、サブミクロンサイズの極めて微細なトナー粒子を用いることが出来るため高画質を実現できること、少量のトナーで十分な画像濃度が得られるため経済的であるうえに印刷(例えばオフセット印刷)並みの質感を実現できること、比較的低温でトナーを用紙に定着出来るため省エネルギーを実現できること、などの利点を有している。
【0003】
このような湿式画像形成装置における画像形成時、感光体上に形成される現像画像を転写材に転写する転写方法の1つとして、感光体と転写材とを加圧接触し、トナー粒子の粘着力を利用して感光体表面のトナー粒子を転写材に転写する圧力転写方法がある。この圧力転写方法にあっては、転写時に感光体表面がキャリア液で濡れていると転写効率が劣化することから、その転写効率を向上させるため、転写工程前に現像画像上の余剰のキャリア液を充分に除去する必要がある。
【0004】
このため従来は、現像終了後感光体上に残留する余剰のキャリア液を少なくとも1つ以上のブロアを用いて乾燥除去したり、あるいは日本特許特開平11−249445号公報、日本特許特開平11−249524号公報、日本特許特開平9−15981号公報、等に開示されるように、現像終了後感光体上に残留する余剰のキャリア液を多孔質弾性ローラを用いて吸収除去する装置が開発されている。更には、余剰キャリア液の除去効率をあげるよう、日本特許特開昭58−66953号公報等に開示されるように、現像終了後感光体上に残留する余剰のキャリア液を弾性ローラを用いて吸収除去した後、更にブロアを用いて乾燥除去する装置も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら近年、画像形成プロセスの高速化により、余剰キャリア除去に要する時間の短縮が要求されることから、上記のように多孔質弾性ローラによる吸収除去と、ブロアによる乾燥除去とを併用したとしても、現像終了後、現像画像が転写位置に到達する迄の間に余剰キャリア液を充分に除去するに至らず、圧力転写方式による転写効率の低下を招くおそれがあった。
【0006】
一方、圧力転写方式による転写装置にあっては、装置の高速化に伴い転写位置における加圧力が増大され、このような大きな加圧力下では、余剰キャリア液の残留を原因とする転写効率の劣化現象は、更に顕著となり、転写効率を著しく損ない表示品位を著しく低下するという課題を生じていた。
【0007】
そこで本発明は上記課題を解決するものであり、現像終了後であって転写前に感光体上に残留する余剰のキャリア液を速く且つ確実に除去し、高速であっても圧力転写方式による転写効率の向上を図り、転写不良の発生を防止して良質な転写画像を得ることにより、高速機種の実用化も可能とする湿式画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するための手段として、表面に静電潜像を保持する潜像保持体と、前記静電潜像にトナー粒子およびキャリア液を含む液体現像剤を供給して前記潜像保持体に現像剤像を形成する現像器と、前記潜像保持体上の前記現像剤像を転写材に転写する転写体と、前記現像器通過後であって前記転写材に達するまでの間にて、前記現像剤像の搬送経路の少なくとも一部を0.5〜5mmのギャップを介して被覆する前記潜像保持体表面に沿った形状の被覆壁を有し、前記ギャップ内にて前記潜像保持体上の前記現像剤像の表面に沿って前記現像剤像の搬送方向と順方向の気流を形成する吹き付け装置とを設けるものである。
【0009】
又本発明は上記課題を解決するための手段として、表面に静電潜像を保持する潜像保持体と、前記静電潜像にトナー粒子およびキャリア液を含む液体現像剤を供給して前記潜像保持体に現像剤像を形成する現像器と、前記潜像保持体上の前記現像剤像に加圧接触する中間転写媒体を介して前記潜像保持体上の前記現像剤像を転写材に転写する転写体と、前記現像器通過後であって前記転写材に達するまでの間にて、前記現像剤像の搬送経路の少なくとも一部を0.5〜5mmのギャップを介して被覆する前記潜像保持体表面に沿った形状の被覆壁を有し、前記ギャップ内にて前記潜像保持体上の前記現像剤像の表面に沿って前記現像剤像の搬送方向と順方向の気流を形成する吹き付け装置とを設けるものである。
【0010】
上記構成により本発明は、転写前に現像剤像の搬送経路に沿って長く空気を吹き付けて、キャリア液を乾燥除去する事により、画像形成速度の高速化にかかわらず、余剰のキャリア液を確実に除去し、圧力転写方式による転写効率を向上し、ひいては良好な転写による良質な転写画像を得ると共に、高速機種の実用化を図るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図1及び図2に示す第1の実施の形態を参照して詳細に説明する。湿式画像形成装置である電子写真装置10の潜像保持体であり例えばアルミニウムなどの導電性基体上に、有機系もしくはアモルファスシリコン系の感光層を形成してなる感光体ドラム11周囲には、感光体ドラム11の矢印q方向の回転に沿って順次感光体ドラム11上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各液体現像剤を用いて画像形成を行う第1乃至第4の画像形成ユニット12Y〜12Kが配列されている。
【0012】
各画像形成ユニット12Y〜12Kは、各液体現像剤の色が異なるものの、それ以外は基本的に同様な構成をしていることから、上流に配置されるイエロー(Y)の画像形成ユニット12Yを参照して説明し、他の画像形成ユニット12M〜12Kについては、同じ部分に同じ符号とそれぞれの色を示す添字を付してその説明を省略する。
【0013】
イエロー(Y)の画像形成ユニット12Yは、周知のコロナ帯電器もしくはスコロトロン帯電器などからなる帯電器14Y、図示しないレーザ照射装置からのイエロー(Y)の光信号に対応するレーザビーム26Yを選択的に照射する露光部17Y、図示しない貯蔵部から供給されるイエロー(Y)の液体現像剤18Yを収納して現像電圧が印加されるローラ状の現像電極20Y及びローラ状のかぶりとり電極21Yを有する現像装置22Yからなっている。
【0014】
ここで液体現像剤18Y〜18Kは、粒径0.1μm〜2μm程度のそれぞれ色の異なるトナー粒子と、このトナー粒子を分散させるキャリア液とを有する。キャリア液としてはアイソパーL(エクソン社製)などの石油系の非極性溶媒が用いられる。
【0015】
感光体ドラム11周囲の各画像形成ユニット12Y〜12Kの下流には。現像終了後に感光体ドラム11上に残留する余剰のキャリア液を吸収除去する吸収手段である多孔質弾性ローラ100が設けられ、次いで、感光体ドラム11上に残留する余剰のキャリア液を乾燥除去する、吹き付け装置であるノズルブロック200が設けられている。更に感光体ドラム11周囲のノズルブロック200の下流には、転写体であり圧力転写を行う転写装置29及び、転写後感光体ドラム11上に残留するトナー粒子を除去するクリーナ31が設けられている。
【0016】
転写装置29は、加圧ローラ27及びこの加圧ローラ27により感光体ドラム11に約0.5〜50kgf/cm2の加圧力で圧接される中間転写ローラ28からなり、感光体ドラム11上に形成されるトナー粒子からなるトナー像を、トナー粒子の粘着力を利用して中間転写ローラ28に転写した後、転写材である用紙30に転写するものである。
【0017】
次に感光体ドラム11上に残留する余剰のキャリア液を除去する多孔質弾性ローラ100及びノズルブロック200について詳述する。現像終了後、現像画像に始めに接触させる多孔質弾性ローラ100は、トナー粒子の付着を防止するよう導電性を有する、微細な多孔質弾性体表面からなり、感光体ドラム11と転接する様、感光体ドラム11と同一の周速度で矢印s方向に回転している。
【0018】
多孔質弾性ローラ100の多孔質弾性体表面は、多孔質孔径を極めて微細とする事により、その表面の平滑度を高め、トナー粒子の付着を防止すると共に、毛管現象によりキャリア液の吸収速度を速めている。実際には、多孔質弾性体材料としては、弾性を有するポリウレタンスポンジなどのゴム系材料や、ゴアテックス(ゴアテックス社製)等に代表される微細多孔シート材料に、微細カーボン粉を分散させて導電性を持たせたり、あるいは、多孔質弾性体最表面にポリピロールなどの導電性の塗膜を極めて薄く塗布する等したもの等があげられ、その多孔質孔径が0.2μmから大きくても30μm程度であることが好ましい。
【0019】
尚多孔質弾性ローラ100は、その表面の平滑度を更に高めるため、研磨剤により鏡面仕上げする等しても良い。そして多孔質弾性ローラ100には、図示しない電源よりトナー粒子と逆極性のバイアス電圧が印加され、多孔質弾性ローラ100側へのトナー粒子の付着を防止している。
【0020】
次にノズルブロック200について説明する。ノズルブロック200の筐体201の感光体ドラム11と対向する面には、感光体ドラム11表面と約2mmのギャップGを介し、多孔質弾性ローラ100から中間転写ローラ28に達するまでの間の感光体ドラム11表面を被覆する被覆壁202を有している。この被覆壁202表面は、ギャップG内での乱気流の発生を防止するため、凹凸の無い滑らかな形状に形成されている。即ち被覆壁202は、アルミニウム(Al)やステンレス鋼等を600番程度のヤスリで表面研磨してなり、且つ、感光体ドラム11表面と略同軸状の曲線形状に形成されている。
【0021】
そして被覆壁202には、筐体201の2段のノズル203a、203b先端から感光体ドラム11表面に空気を吹き付けるための、2段のスリット状の開口202a、202bが形成されている。この2段のスリット状開口202a、202bは、長手方向が感光体ドラム11の回転方向である矢印q方向に対して直交するように形成されている。
【0022】
2段のノズル203a、203bには、750Wのブロワ204により発生される気流が配管204aを介し供給されている。又、図2に示すように、ノズル203a、203bからの矢印r方向の気流は、感光体ドラム11表面の気流が当る位置Aにおける法線Bより上流側から感光体ドラム11に吹き付けられている。従ってノズル203a、203bからの気流は、感光体ドラム11に当った後は、減速される事無く、感光体ドラム11表面に沿って狭いギャップG間を流れる。この時、電子写真装置10のプロセス速度は220mm/sとすると、ノズル203a、203bからの気流は、風速約40〜50m/sの高速で感光体ドラム11の回転方向と同じ矢印q方向に流れる。
【0023】
次に作用について述べる。画像形成工程開始による感光体ドラム11の矢印q方向の回転に従い感光体ドラム11は、画像形成ユニット12Yにて帯電器14Yにより帯電され、次いで画像情報に対応して図示しないレーザ発光装置から照射される黄色の画像情報に対応するレーザビーム26Yを選択的に照射されてイエロー(Y)画像に対応する静電潜像を形成される。更に感光体ドラム11は、非接触で配置される現像電極20Yとの間隙に供給されたイエロー(Y)の液体現像剤18Yのトナー粒子が電気泳動により吸着され、イエロー(Y)のトナー像を形成され、かぶりとり電極21Yによりかぶりトナー粒子を除去される。尚このかぶりとり電極21Yにより現像時に感光体ドラム11上に残留する液体現像剤中のキャリア液をかきとり、余剰キャリア液の量を予め減量しておいても良い。
【0024】
同様にして感光体ドラム11上には、後続の画像形成ユニット12M〜12Kにより順次マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像が、重ね合わされフルカラーの現像剤像が形成される。
【0025】
この現像終了後、感光体ドラム11の回転に従い、感光体ドラム11上のフルカラー現像剤像が多孔質弾性ローラ100との転接位置に到達すると、感光体ドラム11上に残留している余剰のキャリア液は、先ず、毛管現象により多孔質弾性ローラ100表面に吸引される。このとき多孔質弾性ローラ100の周速度が、感光体ドラム11の周速度と一致していることから、感光体ドラム11上の現像剤像は画像を乱されることが無い。
【0026】
又、多孔質弾性ローラ100にはトナー粒子と逆極性のバイアス電圧が印加されていることから、転接位置通過時、感光体ドラム11上のトナー粒子は感光体ドラム11表面側に強く押しつけられ、多孔質弾性ローラ100による余剰キャリア液の吸収除去時に、感光体ドラム11表面からトナー粒子が剥離されるのを防止して画像の劣化を防ぐと共に、トナー粒子吸引により多孔質弾性ローラ100表面が目詰まりするのを防止している。
【0027】
多孔質弾性ローラ100によるキャリア液吸収除去後、感光体ドラム11上の現像剤像は、ノズルブロック200の被覆壁202により形成されるギャップGを通過する。ノズルブロック200にあっては、ブロワ204により発生された気流が2段のスリット状開口202a、202bを吹き出し口とする2段のノズル203a、203bから感光体ドラム11表面に吹き付けられ、ギャップG内には矢印q方向であって風速約40〜50m/sの高速の気流が発生されている。
【0028】
この時被覆壁202表面はギャップG内で乱気流を発生しないように凹凸の無い滑らかな形状に形成されているので、気流はギャップG内で風速を減ずる事無く高速を保持される。従って感光体ドラム11上の現像剤像は、ギャップG内を搬送される間、風速約40〜50m/sの気流の吹き付けを持続されることから、残留されていた余剰のキャリア液を充分に乾燥除去される。
【0029】
このようにして余剰キャリア液を除去された現像剤像が転写装置29に到達すると、現像剤像は、トナー粒子の粘着力により、加圧ローラ27の荷重で感光体ドラム11に圧接さる中間転写ローラ28に圧力転写され、更に中間転写ローラ28から矢印w方向に搬送される用紙30に圧力転写されて用紙30上にフルカラー画像を形成する。この圧力転写時、感光体ドラム11上にあっては余剰のキャリア液が充分除去されていることから、トナー粒子の粘着力が損なわれる事無く現像剤像は高い転写効率で中間転写ローラ28更には用紙30に転写される。そして転写終了後、感光体ドラム11はクリーナ31により残留トナー粒子を除去され、一連の画像形成プロセスを終了し次の画像形成プロセスに備える。
【0030】
尚、本実施の形態のノズルブロック200を搭載してなる電子写真装置10にて、プロセス速度220mm/sで、現像画像を形成し、その転写試験を行ったところ、感光体ドラム11上に残留する余剰のキャリア液は中間転写ローラ28到達前に確実に除去され、高い転写効率を得られ、表示品位の高い良好な転写画像を得られた。
【0031】
これに対して(比較例1)として、上記電子写真装置10にて、ノズルブロック200に換えて図3に示すように、750Wのブロア300を用いて従来型の乾燥ノズル301から気流を吹き付ける乾燥装置302を搭載して転写試験を行ったところ、1回の吹き付けではキャリア液を除去することが出来ず、充分に除去するには少なくとも6回の吹き付け操作(感光体ドラムを6回転)が必要であった。
【0032】
同様に(比較例2)として、上記電子写真装置10にて、ノズルブロック200に換えて図4に示すように、750Wのブロア300を用いて従来型の乾燥ノズル301を2個設けて気流を吹き付ける乾燥装置303を搭載して転写試験を行ったところ、1回の吹き付けではキャリア液を除去出来ず、充分に除去するには少なくとも4回の吹き付け操作(感光体ドラムを4回転)が必要であった。
【0033】
これは、本発明の実施の形態のノズルブロック200にあっては、図2に点線mで示すように、現像画像Lは、被覆壁202により形成されるギャップGを搬送する間の長い時間にわたって高速の矢印q方向の気流にさらされて、乾燥領域が広範囲であることから、キャリア液が効率的に乾燥除去されるのに比し、比較例に示す従来の乾燥ノズル301は、図5に点線nで示すように、乾燥ノズル301から吹き付けられた矢印f方向の気流が、感光体ドラム11にスポット状あるいはスリット状に当った後は矢印gで示すように素早く周辺に拡散して減衰してしまうため、実際にキャリア液の乾燥除去に関与する乾燥領域が極めて狭く、乾燥効率が極めて低い事による。
【0034】
以上の構成により、画像形成プロセス速度が速い場合であっても、感光体ドラム11に残留する余剰キャリア液は、多孔質弾性ローラ100による吸収除去後、ノズルブロック200との間のギャップGを通過する間の広範囲の乾燥領域に長い時間にわたってさらされ、ギャップG間を高速で流れる気流により充分に乾燥除去される。従って圧力転写を行う際に、余剰のキャリア液の除去不良を原因とする転写不良を防止出来、高い転写効率による高品位の転写画像を得られ。ひいては高速の湿式画像形成装置の実現を図れる。しかも本実施の形態におけるノズルブロック200は、その被覆壁202が滑らかに形成されているのでギャップG内で乱気流により気流が減速されるおそれが無く、更に、ノズル203a、203bからの空気の吹き付け方向が、感光体ドラム11の回転方向と順方向であることからも、感光体ドラム11による抵抗が少なく、気流の高速性を良好に保持出来、ひいてはキャリア液をより良好に除去可能となる。
【0035】
次にこの発明の第2の実施の形態について図6を参照して説明する。この第2の実施の形態は上述した第1の実施の形態において、キャリア液を乾燥除去する吹き付け装置を、ガイド板とこれに隣接して設けられるノズルで形成するものであり、その他は前述の第1の実施の形態と同様であることから、第1の実施の形態で説明した構成と同一構成部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0036】
本実施の形態の吹き付け装置である乾燥装置210は、多孔質弾性ローラ100通過後から、中間転写ローラ28に達するまでの間に、感光体ドラム11表面と約2mmのギャップGを介して感光体ドラム11表面を被覆する、アルミニウム(Al)やステンレス鋼等からなるガイド板211を有している。このガイド板211表面は、ギャップG内での乱気流の発生を防止するため、凹凸の無い滑らかな形状に形成され、且つ、感光体ドラム11表面と略同軸状の曲線形状に形成されている。
【0037】
ガイド板211の、感光体ドラム11の回転方向上流側には750Wのブロワ(図示せず)から発生される気流をギャップG内に吹き付けるノズル212が隣接して設けられ、ノズル212からの矢印t方向の気流は、感光体ドラム11表面の気流が当る位置Dにおける法線Eより上流側から吹き付けられている。これにより電子写真装置10のプロセス速度が220mm/sである場合、ノズル212からの気流の吹き付けにより、ギャップG内には、感光体ドラム11表面に沿って風速約40〜50m/sの高速の気流が感光体ドラム11の回転方向と同じ矢印q方向に流れる。
【0038】
そして画像形成プロセス時、感光体ドラム11上の余剰のキャリア液は、多孔質弾性ローラ100により吸引除去された後、乾燥装置210のガイド板211に形成されるギャップGを通過する間に、ギャップG内に生じる矢印q方向の高速の気流に長い時間さらされてより充分乾燥除去される。
【0039】
以上の構成により、前述の第1の実施の形態と同様、画像形成プロセス速度が速い場合であっても、余剰キャリア液はギャップG内を高速で流れる気流により充分に乾燥除去される。従って圧力転写を行う際に、余剰のキャリア液の除去不良による転写不良を防止出来、高い転写効率による高品位の転写画像を得られ、ひいては高速の湿式画像形成装置の実現を図れる。又ガイド板211が滑らかに形成されていることから気流はギャップG内で乱気流により減速されるおそれが無く、更に、ノズル212による空気の吹き付け方向が、感光体ドラム11の回転方向と順方向であることからも、感光体ドラム11による気流に対する抵抗が少なく、気流の高速性を良好に保持出来る。
【0040】
次にこの発明の第3の実施の形態について図7を参照して説明する。この第3の実施の形態は上述した第1の実施の形態において、中間転写ローラ上に転写された現像画像に残留する余剰のキャリア液を更にノズルブロックを用いて除去するものであり、その他は前述の第1の実施の形態と同様であることから、第1の実施の形態で説明した構成と同一構成部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0041】
本実施の形態においては、感光体ドラム11上の余剰キャリア液を乾燥除去するためのノズルブロック200の他に、中間転写ローラ28上の余剰キャリア液を乾燥除去するための吹き付け装置である、第2のノズルブロック220を、中間転写ローラ28に対向して設ける。第2のノズルブロック220の筐体221の中間転写ローラ28と対向する面には、中間転写ローラ28が感光体ドラム11と接触する中間転写位置から中間転写ローラ28が用紙30と接触する転写位置に達するまでの間にて約2mmのギャップHを介して中間転写ローラ28表面を被覆する、アルミニウム(Al)やステンレス鋼等からなる凹凸の無い滑らか且つ、中間転写ローラ28表面と略同軸状の被覆壁222が形成されている。
【0042】
そして被覆壁222に形成される2段のスリット状の開口222a、222bからは、ブロア(図示せず)によるノズル223a、223b先端からの気流が中間転写ローラ28に吹き付けられ、ギャップH内には、中間転写ローラ28表面に沿って高速の気流が中間転写ローラ28の回転方向と同じ矢印u方向に流れる。これにより画像形成プロセス時、感光体ドラム11から転写された中間転写ローラ28上の現像画像は、中間転写ローラ28の回転に従いギャップHを搬送する間に、ギャップH内に生じる高速の気流にさらされ、付着ているキャリア液を乾燥除去される。
【0043】
この様に構成すれば、前述の第1の実施の形態と同様の効果に加え、第2のノズルブロック220により、中間転写ローラ28に付着したキャリア液を更に効率的に除去する事から、中間転写ローラ28から用紙30に圧力転写を行う際の転写効率を一層向上出来ると共に、用紙30にキャリア液が付着して画像を汚損するのを防止出来、更に高品位の転写画像を得られる、
尚本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であって、例えば潜像保持体は、回転可能な環状の弾性体ベルト表面に感光体層を形成した感光体ベルトであっても良いし、転写体は中間転写ローラを介する事無く直接感光体ドラムから用紙に転写する等任意であるし、加圧力も限定されず、更に必要に応じて圧力転写時に熱を加える等しても良い。又現像器の数や、用いる液体現像剤の色等も任意であり、更に画像形成装置の画像形成プロセスも、各現像剤毎の現像工程終了毎に、吹き付け装置を用いて余剰のキャリア液を乾燥除去するようにしても良い。
【0044】
又、吹き付け装置により現像剤像の搬送経路との間に形成されるギャップの間隔は、ギャップ内の気流を高速に保持出来れば限定されないが、気流の高速化を図るためには、ギャップの間隔は0.5〜5mm程度に狭くすることがより好ましい。又ギャップの形状は、全長にわたり均等で無くても良く、例えば、図8に示す第1の変形例のように、感光体ドラム11に対向するノズルブロック230の被覆壁231と感光体ドラム11間のギャップ幅を、感光体ドラム11の矢印q方向の回転方向上流のギャップ幅J1に比し、下流のギャップ幅J2が、広くなるように、緩やかに傾斜して形成しても良い。この様に形成すれば、ギャップJの出口で発生される乱気流を低減出来、ギャップJ内の気流の速度が低減するのを防止出来る。更に、ギャップ出口で発生される乱気流を低減し、ギャップ内の気流の速度が低減するのを防止ために、図9に示す第2の変形例のように、感光体ドラム11ドラムに対向するノズルブロック240の被覆壁241のギャップの出口側に、先端が緩やかに広がるように形成された羽根242を設ける等してもよい。
【0045】
又、吹き付け装置によるギャップ内の気流の高速性を保持するため、感光体ドラムの長手方向の両サイドから気流がもれないよう、感光体ドラムの両側にフランジを設けても良いし、吹き付け装置に気流を発生させるためのブロワの駆動電力の大きさも任意である。更に例えば第1の実施の形態において、ノズルブロックに設けるノズルの段数も2段に限定されず、更に段数を多くしても良いし、一方ギャップ内に高速の気流を発生可能であれば、1段であっても良い。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画像形成プロセスの高速化にかかわらず、現像画像上に残留する余剰キャリア液を現像剤像を乱す事無く効率的に充分に乾燥除去出来ることから、圧力転写による現像画像の転写効率を向上出来、高品位の良好な転写画像を得られ、ひいては高速の湿式画像形成装置の実用化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子写真装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のノズルブロックによるキャリア液の乾燥状態を示す概略説明図である。
【図3】(比較例1)を示す概略構成図である。
【図4】(比較例2)を示す概略構成図である。
【図5】(比較例)の乾燥ノズルによるキャリア液の乾燥状態を示す概略説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の電子写真装置を示す概略構成図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の電子写真装置を示す概略構成図である。
【図8】本発明の第1の変形例のノズルブロックを示す概略説明図である。
【図9】本発明の第2の変形例のノズルブロックを示す概略構成図である。
【符号の説明】
10…電子写真装置
11…感光体ドラム
12Y〜12K…画像形成ユニット
14Y〜14K…帯電器
17Y〜17K…露光部
18Y〜18K…液体現像剤
20Y〜20K…現像電極
22Y〜22K…現像装置
26Y〜26K…レーザビーム
27…加圧ローラ
28…中間転写ローラ
29…転写装置
30…用紙
100…キャリア液回収装置
200…ノズルブロック
201…筐体
202…被覆壁
202a、202b…スリット状の開口
203a、203b…ノズル
204…ブロワ
Claims (10)
- 表面に静電潜像を保持する潜像保持体と、
前記静電潜像にトナー粒子およびキャリア液を含む液体現像剤を供給して前記潜像保持体に現像剤像を形成する現像器と、
前記潜像保持体上の前記現像剤像を転写材に転写する転写体と、
前記現像器通過後であって前記転写材に達するまでの間にて、前記現像剤像の搬送経路の少なくとも一部を0.5〜5mmのギャップを介して被覆する前記潜像保持体表面に沿った形状の被覆壁を有し、前記ギャップ内にて前記潜像保持体上の前記現像剤像の表面に沿って前記現像剤像の搬送方向と順方向の気流を形成する吹き付け装置とを具備することを特徴とする湿式画像形成装置。 - 前記転写体が、前記潜像保持体近傍に配置された中間転写媒体を備え、前記現像剤像の前記搬送経路が前記中間転写媒体上にあることを特徴とする請求項1に記載の湿式画像形成装置。
- 表面に静電潜像を保持する潜像保持体と、
前記静電潜像にトナー粒子およびキャリア液を含む液体現像剤を供給して前記潜像保持体に現像剤像を形成する現像器と、
前記潜像保持体上の前記現像剤像に加圧接触する中間転写媒体を介して前記潜像保持体上の前記現像剤像を転写材に転写する転写体と、
前記現像器通過後であって前記転写材に達するまでの間にて、前記現像剤像の搬送経路の少なくとも一部を0.5〜5mmのギャップを介して被覆する前記潜像保持体表面に沿った形状の被覆壁を有し、前記ギャップ内にて前記潜像保持体上の前記現像剤像の表面に沿って前記現像剤像の搬送方向と順方向の気流を形成する吹き付け装置とを具備することを特徴とする湿式画像形成装置。 - 前記吹き付け装置が、前記ギャップを介して前記現像剤像の搬送経路を被覆し、前記現像剤像の搬送方向に直交するスリット状の開口が形成される被覆壁と、前記スリット状の開口から前記現像器を通過後の前記現像剤像に空気を吹き付けるノズルと、このノズルに気流を発生させるブロワとを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の湿式画像形成装置。
- 前記スリット状の開口が前記現像剤像の搬送方向に沿って、前期被覆壁に複数段形成され、前記ノズルが複数段の前記スリット状の開口から前記現像器を通過後の前記現像剤像に空気を吹き付ける複数段ノズルであることを特徴とする請求項4に記載の湿式画像形成装置。
- 前記ノズルによる空気の吹き付け方向が、前記現像剤像の搬送方向と順方向であることを特徴とする請求項4および請求項5のいずれかに記載の湿式画像形成装置。
- 多孔質弾性体表面を有し、前記現像器通過後であって前記吹き付け装置に達するまでの間にて前記潜像保持体近傍に設けられた吸収手段を更に具備する事を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の湿式画像形成装置。
- 前記ギャップの幅は、前記現像剤像の搬送方向上流より前記現像剤像の搬送方向下流のほうが広いことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか記載の湿式画像形成装置。
- 前記吹き付け装置は、前記現像器通過後であって前記転写材に達するまでの間にて、前記現像剤像の搬送経路の少なくとも一部を、全長にわたり均等であるギャップを介して被覆することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の湿式画像形成装置。
- 前記潜像保持体はドラム状であり、
前記吹き付け装置は、前記潜像保持体と略同軸状の曲線形状に形成された部分で前記潜像保持体を被覆することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の湿式画像形成装置。
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