JP3644080B2 - モータ用部品及びその塗装方法 - Google Patents

モータ用部品及びその塗装方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3644080B2
JP3644080B2 JP19322595A JP19322595A JP3644080B2 JP 3644080 B2 JP3644080 B2 JP 3644080B2 JP 19322595 A JP19322595 A JP 19322595A JP 19322595 A JP19322595 A JP 19322595A JP 3644080 B2 JP3644080 B2 JP 3644080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
component
less
curing process
electrodeposition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19322595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08265994A (ja
Inventor
学 黒沢
武志 安保
達正 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP19322595A priority Critical patent/JP3644080B2/ja
Priority to CN95115288A priority patent/CN1073754C/zh
Publication of JPH08265994A publication Critical patent/JPH08265994A/ja
Priority to US09/081,317 priority patent/US6027626A/en
Priority to US09/389,331 priority patent/US6211584B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3644080B2 publication Critical patent/JP3644080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/44Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes for electrophoretic applications
    • C09D5/4488Cathodic paints
    • C09D5/4492Cathodic paints containing special additives, e.g. grinding agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D13/00Electrophoretic coating characterised by the process
    • C25D13/12Electrophoretic coating characterised by the process characterised by the article coated
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/90Magnetic feature
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/11Magnetic recording head
    • Y10T428/1164Magnetic recording head with protective film

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は耐食性および絶縁性の良好なマグネット、スタックコア、モータベースなどのモータ用部品に関する。さらに詳しくは、電着被膜により被覆されている耐食性および絶縁性の良好なマグネット、スタックコアあるいはモータベースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ステッピングモータ用のスタックコアなどのモータ用部品においては、その耐食性や絶縁性を確保するために電着塗装が施されている。
例えば、特開昭58−83559号には、時計用ステッピングモータのコイルブロックにおいて、アミンを含有するエポキシ水溶液中にスタックコアを浸漬し、該スタックコアをカソードにしてエポキシのカチオン電着被膜を形成せしめ、100℃〜300℃にて熱処理し、脱水縮合したエポキシ被膜を形成したことを特徴とするスタックコアの絶縁処理方法が提案されている。
【0003】
こうした電着塗装によって塗装されるモータ用部品においては、図7に示すように、面の部分の被膜厚さをTとすると、エッジの部分の被膜厚さtはこれよりも小さくなる傾向にある。t/Tで定義される物理量をエッジカバー率という。このエッジカバー率が低いと絶縁不良の原因となる。エッジカバー率を高めるには、電着後の硬化処理温度を低くするなどの工夫が必要である。
【0004】
このため、従来は、硬化処理温度を低下させる目的で、Sn化合物(例えば、イソブチル−Sn−オキサイド)を電着塗料水溶液の0.05wt%(被膜中で0.2wt%)程度添加するのが普通であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、こうした従来の方法で絶縁被膜を形成したスタックコアやマグネット等を組み立てたモータをハードディスク駆動装置に用いたとき、ハードディスクの記憶内容が破壊されるという現象(メモリ破壊)が報告された。本発明者らの検討によれば、この問題には、電着被膜が影響を与えていると考えられる。
【0006】
そこで、本発明においては、磁気記憶媒体に対して悪影響を与えることのない新規な電着被膜を有するモータ用部品を提供することを目的とする。また、併せて、エッジカバー率を高め、良好な絶縁被膜を簡単に形成できることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記従来技術の問題点につき鋭意研究した結果、電着被膜により被覆されたモータ用部品において、該電着被膜を、水溶液中のSn成分を12ppm以下に抑制した電着塗料により形成することで、メモリ破壊を生じないようにすることができるという点を見出し本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明者らの検討により、前記報告された様なメモリ破壊は、絶縁被膜中のSn成分が放出されて磁気記憶媒体の表面に付着することによって生じるものであると考えられるに至り、この原因を除くことにより、課題を解決するに至ったのである。このため、50ppm以下と、ほとんどSn成分を含まないような電着被膜を形成することとしたのである。なお、Sn成分をほとんど含まないようにするには、Sn成分の添加を中止すればよい。
【0009】
ここで、前記電着塗料として、カーボンブラックの量を水溶液に対して0.5wt%以下とし、代わりに、TiO2 および/またはSiO2 を顔料に加えたものを用いることが望ましい。即ち、顔料成分としてのカーボンブラックの量を従来よりも抑制したものを用いることが望ましいのである。これは、後述実施例における検討の如く、カーボンブラックが多いと絶縁性が悪くなるという知見に基づく。
【0010】
なお、電着塗装に用いる塗料水溶液は概ね水:塗料=3:1または4:1程度の割合にしたものを用いるから、加熱硬化によって焼付け固化した後の被膜中のSn成分及びカーボンブラックの量に換算し直すと、モータ用部品は、電着被膜中のSn成分が50ppm以下とされていればよく、さらに、電着被膜中のカーボンブラックが2wt%以下とされていればよいということもできる。
【0011】
なお、より具体的には、前記電着塗料として、固形分(顔料+樹脂の合計)の22〜40wt%の顔料成分を含むものを用いるとよい。この範囲でTiO2 やSiO2 といった顔料成分を含む塗料を用いると、絶縁被膜のエッジカバー率を向上すると共に硬さを向上するのである。
【0012】
ここでいうモータ用部品は、マグネットを除く部品であり、例えば、Si:1〜3wt%−Fe、低炭素鋼又は純鉄よりなるスタックコア、若しくは、Al合金製のモータベースである。これらのモータ用部品は、コイルを強く巻き付けられたり、外部に露出したりするので、被膜の厚さ及び硬さを大きくすることが望ましい。この点、上記の範囲で顔料を含む塗料を用いると、絶縁被膜のエッジカバー率を向上すると共に硬さを向上するのである。
【0013】
一方、マグネットについては、固形分の16〜28wt%の顔料成分を含む電着塗料を用いて形成されていることことが望ましい。マグネットの場合は、コイルを巻き付けられたりしないし、外部に露出したりしないので、スタックコアやモータベースとは条件が異なるのである。例えば、近年のモータの小型化に伴い、モータの内部スペースは狭くなる傾向にあるため、絶縁被膜が厚すぎるのもよくないからである。なお、ここでいうマグネットとしては、マグネット本体が、Nd−Fe−B系のプラスチック磁石、熱間圧縮成形磁石又は焼結磁石で構成されているものを用いることができる。
【0014】
また、このような本発明のモータ用部品を塗装するには、モータ用部品に、水溶液中のSn成分を12ppm以下に抑制した電着塗料を電着した後、40〜90℃の温度範囲内に加熱しての予備硬化処理と、その後150〜190℃の温度範囲内に加熱する硬化処理の、二段階の硬化処理を施すことを特徴とするモータ用部品の塗装方法を適用するとよい。
【0015】
この二段階の硬化処理によって、エッジカバー率の向上を図ることができるようになる。また、同時に、電着塗装時の電極針の当たっていた位置に従来残っていたピンホールもカバーされることが分かった。即ち、この方法を用いることで、メモリ破壊がなく、かつ、膜厚の均一化を図って耐食性及び絶縁性を確保することができるのである。
【0016】
この塗装方法においても、前記電着塗料として、微小寸法のカーボンブラックの量を水溶液に対して0.5wt%以下とし、代わりに、比較的大径のTiO2 および/またはSiO2 を顔料に加えたものを用いることが望ましい。
また、前記モータ用部品が、Si:1〜3wt%−Fe、低炭素鋼又は純鉄よりなるスタックコア、若しくは、Al合金製のモータベースであるときは、前記電着塗料として、顔料を固形分の22〜40wt%としたものを用いることが望ましく、Nd−Fe−B系のプラスチック磁石、熱間圧縮成形磁石又は焼結磁石で構成されたマグネットであるときは、固形分の16〜28wt%の顔料成分を含む電着塗料を用いることが望ましい。
【0017】
なお、上述の二段階の硬化処理の第1段目に当たる予備硬化処理は、後述する把持爪の当接跡や被処理物からのガス吐出によるピンホール等をなくすのに特に重要となる。処理時間については、塗膜の流動性が発揮されてピンホール等を覆うことができる様に選ぶことができる。設定すべき処理時間は、予備硬化処理の温度によって変動する。予備硬化処理の温度を40〜90℃とした場合には5分以上とればかなりの効果が期待できる。低めの温度が特に効果的である。第2段めの硬化処理は、被膜を焼付け固着するに十分な時間を選ぶことになる。こちらも温度によって変動するが、例えば、150〜190℃にて5分以上保持してやればよい。
【0018】
また、前記予備硬化処理が、20℃/分以下の加熱速度で昇温する間に行われるようにしてもよい。即ち、予備硬化処理は、ピンホール等の欠陥部を覆い隠すことができるように塗膜に流動性を与えるのが目的であるから、これが達成できるような温度範囲内にある程度の時間保持されていればよく、この温度範囲内で必ずしも一定の温度に保持する場合に限らず、昇温がなされていてもよいのである。なお、この場合、あまり速く昇温すると目的とする予備硬化処理の時間が十分にとれなくなり、ピンホールなどを覆い隠す効果が十分に発揮されなくなる。
【0019】
なお、本発明においては、前記電着塗装が、力チオン電着塗装であるのが好ましい。
【0020】
【作用】
本発明のモータ用部品によれば、絶縁被膜がSn成分をほとんど含んでいないので、Sn成分が周辺に飛散することがなく、ハードディスク駆動装置に用いてもメモリ破壊を起こさない。
【0021】
また、カーボンブラックの含有量を低下させてTiO2 やSiO2 を増量するので、Sn成分を抑制しつつも好適なエッジカバー率を確保でき、特に、二段階の硬化処理により、膜厚を均一化する方向に作用し、エッジ部の膜厚増大や被膜表面のピンホールなどを覆い隠すことができるようになる。
【0022】
この結果、絶縁被膜の膜厚の均一化が図れ、絶縁性及び耐食性の向上を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態及び実施例】
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
図1に小型モータの回転部に用いられるリング状のNd−Fe−B系プラスチック磁石1を示す。
【0024】
また、図2は、このプラスチック磁石1に電着塗装を行うための電着塗装装置10の概略図を示す。
この電着塗装装置10は、図示(A)の様に、所定の搬送経路に沿って、水洗槽C1,タレ切槽C2,第1電着槽C3,第1濾液槽C4,第2電着槽C5,第2濾液槽C6,第3濾液槽C7,タレ切槽C8および水洗槽C9から構成される。水洗槽C1,C9には純水が、電着槽C3,C5には電着塗料の水溶液が、濾液槽には所定の濾液が収容されている。ワークホルダC10は、順次、これらの処理液に浸漬されながら搬送され、図示省略した焼付け炉で焼付け処理を施される。これら処理槽C1〜C9の寸法等は、ワークホルダC10の大きさに応じて設計される。そして、ワークホルダC10は、各処理槽C1〜C9に同時に1個ずつが挿入される様に、処理槽の間隔に対応して間欠送りされると共に、下降・停止・上昇を繰り返されて、各処理槽C1〜C9内に必要な処理時間の間、浸漬・保持される。この浸漬・保持の時間は、ワークホルダC10に保持されているワークC16の表面に所望の塗膜厚さが形成されるように、予め決定されている。なお、電着槽C3,C5では、電着塗料の濃度が均一となるように撹拌が行われるようになっている。
【0025】
各ワークホルダC10は、同図(B)に示すように、ばね板材などからなる先尖状の把持爪C12が平面的に多数設けられた保持板C14に、ワークC16を多数個同時に保持(各ワークC16に把持爪C12が3本とも当接した状態で保持)できるように構成されている。
【0026】
なお、このような間欠送りによらず、図8に示すように、大きめの電着槽C20を用意し、この中に連続的にワークホルダC10を浸漬して所定の処理時間を確保できるようにしてもよい。
この電着塗装に用いられる塗料水溶液は、水:溶剤:塗料固形分=72:3:25の割合で構成される水溶液を用いる。塗料固形分は、通常の電着塗料と同様に、その3/4を樹脂成分とし、残りを顔料成分とする。なお、溶剤は、水と塗料固形分の混合をよくするためのものであり、通常の電着塗料水溶液を構成するものと変わりない。
【0027】
実施例で用いる電着塗料の特徴は、一つはその顔料成分にあり、▲1▼カーボンブラックを通常のものよりも抑え、代わりにTiO2 および/またはSiO2 を加えたもので、その色が白色または灰色とされている。カーボンブラックの分量についていうと、塗料水溶液中で0.5wt%以下となるようにしたものを用いている。
【0028】
また、塗料水溶液について見ると、従来添加されていたSn成分を添加しないようにし、▲2▼Sn及びSn化合物をほとんど含有しないもの(水溶液に対して12ppm以下)を使用する。これら▲1▼,▲2▼の特徴以外、例えば、固形分中の樹脂成分の主体がエポキシ樹脂である点などについては、通常の電着塗料と何等変わりはないものである。なお、上記▲2▼の点は、電着塗料を原子吸光法や発光分析法などにて分析すれば、簡単に確認できる。
【0029】
なお、電着塗装の形態としては、被塗装物からの金属の溶出が防止される点からカチオン電着塗装としている。
以下、具体的な実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する。
[実施例1]
外径が22.0mm、内径が20.0mm、長さが10・0mmのリング状Nd−Fe−B系プラスチック磁石を、図2に示す電着塗装装置により、固形分中の22wt%を顔料成分とした電着塗料の水溶液を用いて下記条件の下で電着塗装を行い、25μmの被膜を得た。そのときのエッジカバー率は45%であった。
【0030】
電着塗装の条件
▲1▼電圧・・・・・・・・・・・・・200〜300V
▲2▼電着温度・・・・・・・・・・・28℃
▲3▼硬化処理(焼付け処理)・・・・二段階の硬化処理
(処理内容・・・一段:80℃×15分 → 二段:160℃×20分)
なお、一段めの硬化処理においては、炉を予め80℃まで加熱しておき、ここへ電着済みのマグネットを入れて加熱保持する方法をとった。二段めについても同様で、予め炉内を160℃に加熱しておいた。
【0031】
[比較例1]
比較のために実施例で用いたもとの同一のリング状Nd−Fe−B系プラスチック磁石を、実施例で用いた電着塗料とほぼ同様であるが、Sn及びSn化合物を意図的に、水溶液に対して約0.05wt%の割合で添加したものを用いる。そして、図2に示す電着塗装装置により、下記条件の下で電着塗装を行い、23μmの被膜を得た。そのときのエッジカバー率は30%であった。
【0032】
電着塗装の条件
▲1▼電圧・・・・・・・・・・・・250V
▲2▼電着温度・・・・・・・・・・28℃
▲3▼硬化温度(焼付け温度)・・・200℃
▲4▼硬化時間・・・・・・・・・・20分
[比較例2]
比較のために実施例で用いたものと同一のリング状Nd−Fe−B系プラスチック磁石を、実施例の塗料とは顔料を変え、カーボンブラックを固形分の10wt%(水溶液に対しては0.5wt%)以上に増量した黒色の顔料を配合し、Sn及びSn化合物を水溶液の12ppm以下に抑える点については実施例と同じくした電着塗料を用いて、図2に示す電着塗装装置により、下記条件の下で電着塗装を行い20μmの被膜を得た。また、そのときのエッジカバー率は10%であった。
【0033】
電着塗装の条件
▲1▼電圧・・・・・・・・・・・・・250V
▲2▼電着温度・・・・・・・・・・・28℃
▲3▼硬化温度・・・・・・・・・・・210℃
▲4▼硬化時間・・・・・・・・・・・20分
このように、実施例においては比較例1〜2に比してエッジカバー率が向上しているのがわかる。
【0034】
次に、実施例および比較例1〜2において作製されたプラスチック磁石を、それぞれ試験例および比較試験例1〜2として耐食性および絶縁性試験を行った。
(1)耐食性試験
湿潤試験機により、80℃で相対湿度95%の雰囲気下で96時間〜500時間保持した。その結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
Figure 0003644080
【0036】
なお、表1における記号O、△、×は、それぞれ下記を意味する。
O:錆の発生はまったくなし
△:30倍の顕微鏡で発見される程度の微細な点錆がエッジ部に発生
×:目視で認識できる程度の点錆がエッジ部に発生
次に、実施例1に関して、一段めの予備硬化処理を、一定温度に保持するのではなく、室温〜100℃の温度範囲でゆっくりと加熱するプロセスに置き換えた実験も行って見た。そして、30〜100℃の間の昇温速度を一定に保った場合に、耐食性にどのような影響が出るかを下記表2にまとめた。なお、二段めの硬化処理は、実施例1として上述したものと同じ条件とした。
【0037】
【表2】
Figure 0003644080
【0038】
なお、表2における記号O、△、×は、それぞれ下記を意味する。
O:錆の発生はまったくなし
△:30倍の顕微鏡で発見される程度の微細な点錆がエッジ部に発生
×:目視で認識できる程度の点錆がエッジ部に発生
上記の表から、20℃/分以下のゆっくりした速度にて加熱するプロセスに置き換えても、耐食性は良好であることが分かる。この場合、40〜80℃の温度範囲内にある時間が重要と考えられる。なお、昇熱温度は重要ではないと考えられ、10℃程度を昇温するようにしてもよい。
(2)絶縁性試験
実施例及び比較例の磁石を用いて、交流電源に対する耐電圧を耐電圧計を用いて調査した。その結果を表3に示す。
【0039】
【表3】
Figure 0003644080
【0040】
なお、表2における記号O、△、×は、それぞれ下記を意味する。
O:まったく導通なし
△:10個につき1個の割合で導通あり
×:2個につき1個の割合で導通あり
このように、実施例のプラスチック磁石は比較例1〜2のものに比して耐食性および絶縁性に優れているのがわかる。
【0041】
また、本発明において、固化後の塗膜成分のうち、焼却残渣すなわち灰分=固形分中の顔料の含有量を変化させたときに、耐食性およびエッジカバー率がどのように変化するかを実施例1と同じくNd−Fe−B系プラスチック磁石について調査した。その結果を表4に示す。ここで、目標膜厚は25μmとし、また、耐食性試験は、試験条件:温度80℃、相対湿度95%、保持時間200時間の下で行つた。なお、この試験におけるその他の条件、例えば、Sn成分を水溶液の12ppm以下とした点等は実施例1の場合と同様とし、また、硬化は実施例1と同様に一定温度に保持する方法によった。
【0042】
【表4】
Figure 0003644080
【0043】
なお、表4における記号○、△は、それぞれ下記を意味する。
○:耐食性良好
△:やや点錆発生
表4より、Nd−Fe−B系プラスチック磁石においては、灰分が16〜28Wt%の範囲が望ましく、それ以外の範囲では、耐食性が劣り望ましくないことがわかる。
【0044】
また、前記調査の際に、電着塗装における硬化方法としては電着後、高温での硬化処理だけにするよりも予備処理として40〜90℃、望ましくは60〜80℃にて適当な時間(5〜180分間)、望ましくは10〜60分間加熱してから高温(150〜190℃)で適当な時間(5〜180分間)、望ましくは10〜60分間で硬化する二段階の硬化処理をすることにより、ピンホール等のないすぐれた塗装膜の得られることを見出した。なお、二段めの硬化時の温度が150℃未満では硬化が不充分で実用に耐え得る強度が得られないとともに、アウトガスの発生などが生じて好ましくなく、また190℃を超えれば合金粉の酸化による磁気特性の低下および磁石の変形が大きくなり好ましくないとの知見も得た。
【0045】
更に、二段階の硬化処理における予備処理(一段めの硬化処理)を採用したことにより、マグネットの表面に電極針(前記の把持爪C12)が当接してできていた未被膜部やピンホールが埋められ、磁石表面の露出を防止することができることも分かった。この様子を図4,図5に表す。図5は、図4のA部の詳細図である。また、符号5で示すのが絶縁被膜である。実線が二段階の硬化処理を行った場合の表面であり、点線が最初から高温で硬化処理した場合の表面を示す。図示の様に、二段階の硬化処理により、把持爪C12の跡が埋められていることが分かる。そして、この作用により、絶縁性、耐食性が向上するものと考えられる。
【0046】
さらに、上述の実施例の被塗装体をマグネットからSi:1〜3wt%−Feよりなる小型モータ用スタックコアに変えて、同様な調査を行つた。その結果を表5に示す。ここで、目標膜厚は50μmとし、また耐食性試験は、温度80℃、相対湿度95%、保持時間200時間の試験条件下で行つた。その他の試験条件は実施例1と同様とし、また硬化は二段階の硬化処理によった。
【0047】
【表5】
Figure 0003644080
【0048】
なお、表5における記号○、△は、それぞれ下記を意味する。
○:耐食性良好
△:やや点錆発生
表5より、スタックコアの場合には塗料の固形分に関して、マグネットの場合よりも灰分の多い範囲で優れた特性を示しているのがわかる。より具体的には、灰分としては、22〜40wt%の範囲にあるのが望ましい。この場合にも、60〜80℃での10〜60分間の一段めの硬化処理と高温(150〜190℃)で適当な時間(5〜180分間、望ましくは10〜60分間)をかけて硬化させる二段めの硬化処理とをすることによりすぐれた塗膜性能が得られることを見出した。
【0049】
さらに、上述の実施例の被塗装体をAl合金ダイカスト製のモータベースに変えて同様な調査を行つたが、結果は、スタックコアの場合と同様であった。
次に、こうしてSn成分をほとんど含まない電着塗料を用いて、二段階の硬化処理にて製造したマグネット1、スタックコア2およびアルミニウムダイカスト製モータベース3を用いて、図3に示すようなハードディスク駆動装置4を組み立て、使用したところ、メモリ破壊を生じることもなく、また、各部品が良好な絶縁性と耐食性とを有するので、耐久性が高く、長期間の使用に耐え得るものとなる。
【0050】
以上、本発明を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。例えば、実施例においては、型モータの回転部に用いられるリング状のプラスチック磁石、スタックコアおよびモータベースを対象としたが、プラスチック磁石ではなく磁気異方性の熱間圧縮成形磁石や焼結磁石とすることもできるし、スタックコアについても図6に示すような形状の積層鋼板を対象とすることもできる。また、スタックコアの材質としては、珪素鋼の他に、低炭素鋼や純鉄であってもよい。本発明の実施は、前記回転部に用いられるものに限定されるものではなく、各種のモータ用部品とすることもできる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によるマグネット、スタックコア若しくはモータベースなどのモータ用部品は、耐食性および絶縁性に優れているので、それらを用いて電子機器を構成すれば、その信頼性を向上できるという優れた効果が得られる。とりわけ、被膜中にSn成分が殆ど存在しないので、Sn成分によるハードディスク等の周辺機器への悪影響が防止され、長期間にわたり安定した使用ができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例におけるプラスチック磁石の側面図である。
【図2】 実施例に用いられる電着塗装装置の概略図である。
【図3】 マグネット、スタックコアおよびモータベースを用いて構成されたハードディスク駆動装置の概略断面図である。
【図4】 同マグネットの断面図である。
【図5】 図4のA部詳細図である。
【図6】 スタックコアの斜視図である。
【図7】 エッジカバー率の説明図である。
【図8】 実施例に用いられる電着塗装装置の変形例を示す概略図である。
【符号の説明】
1・・・プラスチック磁石、2・・・スタックコア、3・・・モータベース、4・・・ハードディスク駆動装置、5・・・絶縁被膜、10・・・電着塗装装置。

Claims (7)

  1. 電着被膜により被覆されたモータ用部品において、
    該電着被膜が、水溶液中のSn成分を12ppm以下に抑制し、カーボンブラックの量を水溶液に対して0.5wt%以下とし、カーボンブラックの代わりに、TiO 2 および/またはSiO 2 を顔料に加え、固形分の22〜40wt%の顔料成分を含む電着塗料により形成されていることを特徴とするモータ用部品。
  2. 電着被膜により被覆されたマグネットにおいて、
    該電着被膜が、水溶液中のSn成分を12ppm以下に抑制し、カーボンブラックの量を水溶液に対して0.5wt%以下とし、カーボンブラックの代わりに、TiO 2 および/またはSiO 2 を顔料に加え、固形分の16〜28wt%の顔料成分を含む電着塗料により形成されていることを特徴とするマグネット
  3. マグネット本体が、Nd−Fe−B系のプラスチック磁石、熱間圧縮成形磁石又は焼結磁石で構成されていることを特徴とする請求項記載のモータ用部品。
  4. Si:1〜3wt%−Fe、低炭素鋼又は純鉄よりなるスタックコア、若しくは、Al合金製のモータベースに、水溶液中のSn成分を12ppm以下に抑制し、カーボンブラックの量を水溶液に対して0.5wt%以下とし、カーボンブラックの代わりに、TiO 2 および/またはSiO 2 を顔料に加え、固形分の22〜40wt%の顔料成分を含む電着塗料を電着した後、40〜90℃の温度範囲内に加熱しての予備硬化処理と、その後150〜190℃の温度範囲内に加熱する硬化処理の、二段階の硬化処理を施すことを特徴とするスタックコア若しくはモータベースの塗装方法。
  5. Nd−Fe−B系のプラスチック磁石、熱間圧縮成形磁石又は焼結磁石で構成されたマグネットに、水溶液中のSn成分を12ppm以下に抑制し、カーボンブラックの量を水溶液に対して0.5wt%以下とし、カーボンブラックの代わりに、TiO 2 および/またはSiO 2 を顔料に加え、固形分の16〜28wt%の顔料成分を含む電着塗料を電着した後、40〜90℃の温度範囲内に加熱しての予備硬化処理と、その後150〜190℃の温度範囲内に加熱する硬化処理の、二段階の硬化処理を施すことを特徴とするマグネットの塗装方法。
  6. 前記予備硬化処理が、20℃/分以下の加熱速度で昇温する間に行われることを特徴とする請求項記載のスタックコア若しくはモータベースの塗装方法。
  7. 前記予備硬化処理が、20℃/分以下の加熱速度で昇温する間に行われることを特徴とする請求項記載のマグネットの塗装方法。
JP19322595A 1994-08-17 1995-07-28 モータ用部品及びその塗装方法 Expired - Lifetime JP3644080B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19322595A JP3644080B2 (ja) 1994-08-17 1995-07-28 モータ用部品及びその塗装方法
CN95115288A CN1073754C (zh) 1994-08-17 1995-08-17 涂覆层抗腐蚀性和绝缘性提高的磁铁和电动机部件
US09/081,317 US6027626A (en) 1994-08-17 1998-05-19 Magnet and a motor component having a coating with anticorrosion and insulation
US09/389,331 US6211584B1 (en) 1994-08-17 1999-09-03 Magnet and a motor component having a coating with improved anticorrosion and insulation

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21651894 1994-08-17
JP6-216518 1994-08-17
JP3169395 1995-01-26
JP7-31693 1995-01-26
JP19322595A JP3644080B2 (ja) 1994-08-17 1995-07-28 モータ用部品及びその塗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08265994A JPH08265994A (ja) 1996-10-11
JP3644080B2 true JP3644080B2 (ja) 2005-04-27

Family

ID=27287417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19322595A Expired - Lifetime JP3644080B2 (ja) 1994-08-17 1995-07-28 モータ用部品及びその塗装方法

Country Status (3)

Country Link
US (2) US6027626A (ja)
JP (1) JP3644080B2 (ja)
CN (1) CN1073754C (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08228444A (ja) * 1994-11-15 1996-09-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 錫不含電着塗装磁性芯
JP3709292B2 (ja) * 1998-10-16 2005-10-26 ミネベア株式会社 樹脂結合型希土類磁石
US6417987B1 (en) * 1999-10-28 2002-07-09 Seagate Technology Llc Disc drive contamination reduction utilizing an inert coating
KR100440677B1 (ko) * 2000-12-22 2004-07-19 재단법인 포항산업과학연구원 내식성이 우수한 주석다층 도금 Nd-Fe-B계 자석
JP3959975B2 (ja) * 2001-03-13 2007-08-15 三菱電機株式会社 車両用交流発電機
JP2003049282A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Hitachi Ltd 車載電装品及び電機機械並びにそれらの製造法
KR100549366B1 (ko) * 2003-12-30 2006-02-03 주식회사 디피아이 양이온성 전착 도료 조성물 및 이의 제조 방법
JP2005312219A (ja) 2004-04-22 2005-11-04 Minebea Co Ltd 三層絶縁塗膜構造を有するモータコア及びその製造方法
US7180703B1 (en) * 2004-05-15 2007-02-20 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive comprising a spindle motor employing anionic/cationic lubricant to reduce disk surface potential
WO2005119887A2 (en) * 2004-05-26 2005-12-15 Tritex Corporation Molded rotor assembly for electric motors
EP1788359B1 (en) * 2004-09-10 2011-07-06 NTN Corporation Magnetic encoder and bearing for wheel comprising same
JP4522278B2 (ja) * 2005-01-25 2010-08-11 Ntn株式会社 回転速度検出装置付き軸受装置
CN100527564C (zh) 2007-06-22 2009-08-12 成都银河磁体股份有限公司 复合涂层的硬盘驱动器主轴电机部件及其复合涂覆方法
JP2009065027A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Daido Electronics Co Ltd ヨーク一体型磁石体
JP5369433B2 (ja) * 2007-12-21 2013-12-18 パナソニック株式会社 モータ
EP2355313A4 (en) * 2008-12-03 2012-10-03 Honda Motor Co Ltd AXIAL SPINDING MOTOR AND METHOD FOR PRODUCING A ROTOR THEREFOR
US10358735B2 (en) 2011-05-23 2019-07-23 Axalta Coating Systems Ip Co., Llc Anti-corrosion electrocoat
JP5953059B2 (ja) * 2012-02-07 2016-07-13 Kyb株式会社 電動モータ
JP6436688B2 (ja) * 2014-09-02 2018-12-12 国立大学法人広島大学 塗装金属材の耐食性評価方法及び耐食性評価装置
US10141795B2 (en) 2015-04-20 2018-11-27 GM Global Technology Operations LLC Method for mitigating thermal aging of permanent magnets in organic liquid
US11024458B2 (en) * 2017-10-11 2021-06-01 Ford Global Technologies, Llc Method for three-dimensional printing of magnetic materials
EP3629453A1 (de) * 2018-09-27 2020-04-01 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum sintern eines mehrkomponentigen sinterzeugs, elektrische maschine und elektrisches fahrzeug

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4259163A (en) * 1978-05-11 1981-03-31 Shinto Paint Co., Ltd. Process for applying anticorrosive coating onto automobile body
DE3544337A1 (de) * 1985-12-14 1987-06-19 Hoechst Ag Polymerisatdispersionen, verfahren zu ihrer herstellung, sowie deren anwendung als bindemittel
US5074977A (en) * 1987-05-05 1991-12-24 The Washington Technology Center Digital biosensors and method of using same
US5074979B1 (en) * 1990-06-20 1995-02-28 Ppg Industries Inc Cationic resin containing blocked isocyanate groups suitable for use in electrodeposition
US5426548A (en) * 1992-02-29 1995-06-20 Nippon Densan Corporation Disk clamping assembly for a low profile disk drive apparatus
US5825586A (en) * 1992-05-08 1998-10-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive motor having a drive pin assembly which facilitates stabilized chucking of a disk
US5451306A (en) * 1993-03-16 1995-09-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of forming film on electronic part metal surface having burrs
US5658660A (en) * 1994-11-15 1997-08-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic core coated with tin free electrodeposition coatings

Also Published As

Publication number Publication date
CN1123966A (zh) 1996-06-05
US6027626A (en) 2000-02-22
CN1073754C (zh) 2001-10-24
JPH08265994A (ja) 1996-10-11
US6211584B1 (en) 2001-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3644080B2 (ja) モータ用部品及びその塗装方法
WO2019159794A1 (ja) 電池容器用表面処理鋼板及び電池容器用表面処理鋼板の製造方法
JP2023538813A (ja) 焼結NdFeB磁石およびその防食処理方法
WO2004051678A1 (ja) 耐食性希土類系永久磁石の製造方法、耐食性希土類系永久磁石、ワークのディップスピンコーティング法およびワークの塗膜形成方法
EP0481224A1 (en) Permanent magnet having high corrosion resistance, a process for making the same and a process for making a bonded magnet having high corrosion resistance
CN1139071C (zh) 可擦除数据存储装置用的普通碳钢快门
JPS5920402A (ja) 強磁性金属粉末
JPH07157893A (ja) 電気接点用Snめっき線とその製造方法
JPH0520658A (ja) 磁気記録媒体用基板及びその製造方法
JPH03164061A (ja) ステッピングモータのヨーク及びその製造方法
WO2010001878A2 (ja) 耐食性磁石およびその製造方法
JP4572468B2 (ja) Cuイオンと塩素イオンを含む水中での希土類系永久磁石の使用方法
JP3383338B2 (ja) 耐食性永久磁石とその製造方法
JPH04288804A (ja) 永久磁石およびその製造方法
JPH09139307A (ja) 耐食性永久磁石
JPH0681166A (ja) 鉄鋼材の表面処理方法
JP7367428B2 (ja) R-t-b系焼結磁石
JPH11176619A (ja) 耐酸化耐摩耗性被膜付き希土類磁石
JPH03261118A (ja) 樹脂結合型永久磁石の防錆被覆処理方法
JPH07268599A (ja) 高純度アルコール用ステンレス鋼及びその表面処理方法
JPS61168221A (ja) 希土類鉄系永久磁石の表面処理方法
JP3638423B2 (ja) 高耐食性永久磁石
JP2005032845A (ja) ボンド磁石及びその製造方法
JPH0243395A (ja) 希土類永久磁石材料の有機電解メッキ方法
JPH0437004A (ja) 耐防錆性に優れた磁石

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term