JP3635888B2 - リヤエンジンバス - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体の前後方向にエンジンが設置され、そのエンジンの側面に沿ってマフラが配置されたリヤエンジンバスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のリヤエンジンバスは、図4及び図5に例示されているように、車体の前後方向にV型エンジン1が設置されると共に、エンジン1の側面に沿って前後方向にマフラ2が配置され、エンジン1における各バンク3、3の前面から排気管4、4がそれぞれ下方へ延び、さらに、それぞれ水平方向に配置された蛇腹管5、5を介してマフラ2の前端に連結されている。
【0003】
しかしながら、エンジン1の各バンク3、3は主としてそのクランク軸を中心とし、図5の矢印Aのように振動するため、車両フレーム等に取り付けられたマフラ2に対して各排気管4は上下に近い振動をすることとなるが、各排気管4の主な振動方向と各蛇腹管5の軸方向とが大きく交叉しているので、各蛇腹管5による各排気管4の振動吸収特性は必ずしも良好であるとはいえなかった。
【0004】
他方、マフラ2はバスにおける騒音防止のため比較的大型であり、また、各排気管4とマフラ2との間の各蛇腹管5が水平方向に配置されているため、各排気管4はエンジン1の前方へ比較的大きく張り出すこととなるので、後輪6とエンジン1との間に設置するトランクルーム7はそれだけ車体の前後方向に狭められる不具合は避けられなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、車体の前後方向にエンジンが設置され、そのエンジンの側面に沿ってマフラが配置されたリヤエンジンバスにおいて、エンジンからマフラへの振動伝達を抑制し、かつ、エンジン前方の車内スペースを拡大させようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかるリヤエンジンバスは、車体の前後方向に設置されたエンジン、同エンジンの側面に沿い前下方に傾斜して配置されたマフラ、上記エンジンの前面に沿って上下に延び上記マフラの前端に連結された排気管、及び、同排気管の中間部分に介装されて上下に延びる蛇腹管を有し、上記排気管の略車両後方へ延びる後端部に固定されたプレートと、上記マフラの前端に形成されたエンドプレートとに、排気導入管の前後端がそれぞれ接続され、上記プレートと上記エンドプレートとが複数の帯板により連結されて補強されている。
【0007】
すなわち、車体の前後方向に設置されたエンジンの前面に沿って上下に延び、マフラの前端に連結された排気管の中間部分に、上下に延びる蛇腹管が介装されているので、車両フレーム等に取り付けられたマフラに対する排気管の上下振動は蛇腹管によって効率良く吸収させることができると共に、エンジン前方の車内スペースを容易に拡大させることができ、また、マフラがエンジンの側面に沿い前下方に傾斜して配置されているため、マフラの前端に連結される排気管の上下高さを大きく確保して、排気管の中間部分に上下に延びる蛇腹管を容易に介装させることができるようになる一方、排気導入管の前後端にそれぞれ接続された排気管後端部のプレートとマフラ前端のエンドプレートとが複数の帯板により連結されて補強されているので、エンドプレートに生じる応力を軽減させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施形態例について、前記従来装置と同等部分には同一符号を付けて説明する。
図1及び図2において、リヤエンジンバスのV型エンジン1は車体の前後方向に設置されている一方、マフラ2はエンジン1の側面に沿い前下方に傾斜して配置されており、エンジン1における各バンク3、3の前面から延び出した排気管4、4がそれぞれエンジン1の前面に沿って上下に延びていて、各排気管4の中間部分にそれぞれ上下に延びる蛇腹管10、10が介装されている。
【0009】
また、図3に示されているように、マフラ2のエンドプレート11から前方へ延び出した排気導入管12、12の先端にプレート13が固定され、各排気管4の後端がそれぞれプレート13にボルト止めされて、各排気管4がそれぞれ各排気導入管12に接続されているが、エンドプレート11とプレート13とが帯板14、14により連結されて補強され、エンドプレート11に生じる応力を軽減させるように構成されている。
【0010】
上記装置にあっては、上下に延びる各排気管4の中間部分にそれぞれ上下に延びる蛇腹管10、10が介装されているため、車両フレーム等に取り付けられたマフラ2に対してエンジン1の稼動により各排気管4に生じる上下振動は、各蛇腹管10によって効率良く吸収させることができ、従ってまた、振動に伴う騒音も容易に軽減させることができるので、リヤエンジンバスにおける排気系部品の寿命を格段に向上させることが可能となる。
【0011】
また、上下に延びる各排気管4の中間部分にそれぞれ上下に延びる蛇腹管10、10が介装されているので、リヤエンジンバスにおける乗り心地を良くするためマフラ2が比較的大型であっても、各排気管4はエンジン1から前方へ大きく張り出すことは簡単に抑制でき、従って、後輪6とエンジン1との間に設置するトランクルーム7はそれだけ車体の前後方向に広く設定することが可能となって、とくに大容量のトランクルームを必要とする観光バスにおいて効果が著しい。
【0012】
さらに、マフラ2がエンジン1の側面に沿い前下方に傾斜して配置されているので、マフラ1の前端に連結される各排気管4の上下高さを比較的容易に確保して、各排気管4の中間部分にそれぞれ上下に延びる各蛇腹管10を格別の支障なく介装させることができると同時に、図1に示されているように、リヤエンジンバスにおけるデパーチャアングルBを適切な大きさに比較的簡単に設定できる長所がある。
【0013】
また、長距離を走行するリヤエンジン付き観光バス等にあっては、車体後尾にトイレを装備して、後輪6とエンジン1との間に汚水タンクを設置する場合があるが、上記のように、後輪6とエンジン1との間に車体前後方向のスペースを大きく設定することが可能であるため、エンジン1の前面における比較的温度の高い各排気管4と汚水タンクとの隙間を比較的大きく設定し、もしくは、各排気管4と汚水タンクとの間に十分な断熱材を装着することによって、各排気管4による汚水タンクの加熱を効果的に抑制し、従って、汚水タンクの加熱にともなう不快な臭気の発生を効果的に防止できるという特殊な利点がある。
【0014】
【発明の効果】
本発明にかかるリヤエンジンバスにおいては、マフラの前端に連結された排気管の中間部分に上下に延びる蛇腹管が介装されて、マフラに対する排気管の上下振動を蛇腹管によって効率良く吸収させることができるので、乗り心地を格段に向上させることが可能となると共に、エンジン前方の車内スペースを容易に拡大させて、バスに必要なトランクルーム等の容量を簡単に増大させることができるため、大層便利であり、さらに、マフラ前端に形成されたエンドプレートに生じる応力を軽減させることができる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における概略縦断面図。
【図2】上記実施形態例の要部斜視拡大図。
【図3】図2の一部 III矢視拡大図。
【図4】従来装置の概略縦断面図。
【図5】上記従来装置における要部斜視拡大図。
【符号の説明】
1 エンジン
2 マフラ
4 排気管
6 後輪
7 トランクルーム
10 蛇腹管
11 エンドプレート
12 排気導入管
13 プレート
14 帯板

Claims (1)

  1. 車体の前後方向に設置されたエンジン、同エンジンの側面に沿い前下方に傾斜して配置されたマフラ、上記エンジンの前面に沿って上下に延び上記マフラの前端に連結された排気管、及び、同排気管の中間部分に介装されて上下に延びる蛇腹管を有し、上記排気管の略車両後方へ延びる後端部に固定されたプレートと、上記マフラの前端に形成されたエンドプレートとに、排気導入管の前後端がそれぞれ接続され、上記プレートと上記エンドプレートとが複数の帯板により連結されて補強されたリヤエンジンバス。
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