JPH06108841A - エンジンの排気管配設構造 - Google Patents

エンジンの排気管配設構造

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JPH06108841A
JPH06108841A JP25978092A JP25978092A JPH06108841A JP H06108841 A JPH06108841 A JP H06108841A JP 25978092 A JP25978092 A JP 25978092A JP 25978092 A JP25978092 A JP 25978092A JP H06108841 A JPH06108841 A JP H06108841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
engine
recess
flexible tube
oil pan
Prior art date
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Pending
Application number
JP25978092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Nakamura
好孝 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH06108841A publication Critical patent/JPH06108841A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦置きV型エンジンにおいて、車体底部のス
ペースの制約の問題を解消し、しかも排気管に設けた触
媒装置の触媒活性を低下させないようにする。 【構成】 車体の底部の凹入部に縦置きV型エンジン2
が設置され、このエンジン2の一方側のバンクから延び
る中間部排気管61を、オイルパン3の底部後方側に形
成した凹部30を通して横断させて他方側のバンクの中
間部排気管63と集合させ、凹部30を横断する部分の
中間部排気管61にフレキシブルチューブ60を設け、
その前側にクロス部材5を上記中間部排気管61と平行
に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦置きV型エンジンの
排気管配設構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車エンジンの排気管配設構造
として、例えば実開昭60−54715号公報に示され
るようなものが知られている。これはFF車用の横置き
エンジンにおいて、エンジンの前側の側面に形成された
排気マニホールドから導出された排気管を下向きに導
き、エンジン下部のオイルパンの底部に形成した凹部を
通して後方に導くようにしたものである。また実開昭6
1−155622号公報では、上記同様にFF車用の横
置きエンジンにおいて、エンジンの前側の側面に形成さ
れた排気マニホールドから導出された排気管を下向きに
導き、エンジン下部のオイルパンの底部に形成した凹部
を通して後方に導き、かつこの凹部を通過する部分にフ
レキシブルチューブを位置させたものが開示されてい
る。
【0003】一方、エンジンの小型化のために、エンジ
ンをいわゆるV型にしたものも知られており、このV型
エンジンを縦置きに設置する場合には、両バンクの各排
気マニホールドからそれぞれ排気管がエンジンの両側面
に導出され、これら両排気管が自動車の後方に導かれる
ことになる。これに対し、車体底部は、荷室の容積をで
きるだけ大きく確保したいなどの要請から、車体底板は
低くする必要があって排気管の設置スペースは非常に限
定されることになり、この限定されたスペースに燃料タ
ンクなども設置する必要があり、このため左右の排気管
を集合させて1本の排気管にすることが提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような技術的背景
から、縦置きV型エンジンにおいては、一方の側面から
導出された排気管を他方の側面へ導き、ここで集合させ
て1本の排気管とした上で後方へ導くことが好ましい。
このように構成すると、エンジンより後方での排気管の
設置スペースの問題は解消される。またとくにキャブオ
ーバー型エンジンにおいては、エンジン設置部は車体底
部が上向きに凹入された凹入部として形成され、この凹
入部には熱がこもってパッキンなどに悪影響を及ぼすお
それがあるが、放熱の激しい排気管をエンジンの下側を
通すようにすると、排気管からの熱が凹入部内にこもる
という問題は解消することができる。しかしながら、こ
のようにすると、自動車の走行風により排気管内の排気
が冷されすぎることになり、とくに排気管にフレキシブ
ルチューブなどの表面積の大きい部分が形成されている
場合には放熱しやすく、その結果、その後流側に設置さ
れている触媒装置の触媒活性が低下して排気ガスの浄化
性能が阻害されるという問題が生じることになる。
【0005】本発明は、このような従来の欠点を解消す
るためになされたものであり、縦置きV型エンジンにお
いて、車体底部のスペースの制約の問題を解消し、しか
も排気管に設けた触媒装置の触媒活性を低下させないよ
うにしたエンジンの排気管配設構造を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦置きV型エ
ンジンの一方側のバンクから延びる排気管を、オイルパ
ンの底部に形成した凹部を通して他方側のバンクの排気
管と集合させる排気管配設構造であって、上記排気管に
設けたフレキシブルチューブなどの放熱増大部を上記オ
イルパンの凹部を横断する部分に位置させたものであ
る。
【0007】上記オイルパン底部の凹部において、上記
排気管の前側にクロス部材を上記排気管と平行に配設す
ることが望ましい。そしてこの上記クロス部材は、エン
ジンマウント部材とは別体のパイプ状のクロスメンバー
で構成してもよい。
【0008】また上記V型エンジンの収納部は、車体底
部が上向きに凹入されて形成されていてもよく、また上
記放熱増大部は、フレフレキシブルチューブで構成され
ていてもよい。
【0009】
【作用】上記構成では、オイルパンの底部の凹部中に、
中間部排気管に設けられた放熱増大部が配置され、この
凹部はオイルパンの底部後側に配置されているために、
放熱増大部には車の走行風が当りにくく、このため排気
管中の排気ガスが冷却されるのが抑制され、排気管に設
けた触媒装置の触媒活性が低下するのが防止される。と
くにフレキシブルチューブは排気管の他の部分に比較し
て放熱しやすいために、フレキシブルチューブを凹部中
に配置すると排気ガスの冷却防止効果が大きい。さらに
この凹部中において、放熱増大部の前側にクロス部材が
配置されることによりこの部分に走行風が入るのが阻止
され、これによって放熱増大部に走行風が当たるのがよ
りよく防止されている。またキャブオーバー型自動車に
おいては、エンジンは車体底部の凹入部に設置されるこ
とになり、この凹入部は熱がこもりやすいが、中間部排
気管をオイルパンの下部を通すことにより、凹入部に熱
がこもるのが防止される。
【0010】
【実施例】図1〜図3において、キャブオーバー型の自
動車1の車体底部は、運転室10の座席11の下側にお
いて、運転室の床12および荷室の床13より上向きに
凹入されて下向きに開く凹入部14が形成され、この凹
入部14中に縦置きV型のエンジン2が配設されてい
る。このエンジン2の後側にはトランスミッション4が
取付けられ、エンジン2の下側にはオイルパン3が取付
けられ、このオイルパン3は、その底部において車体前
後方向の後方側に上向きに凹入された凹部30が形成さ
れ、この凹部30に後述するクロス部材5および中間部
排気管61が配設されている。
【0011】上記エンジン2の両側のバンクの各側部に
は排気マニホールド21および23が設けられ、この排
気マニホールド21,23からはそれぞれ排気取出し管
22,24が下向きに導出され、それらの先端部(下端
部)にはフランジ26,27を介して中間部排気管6
1,63がそれぞれ接続されている。そして車体の前方
に向かって右側の排気取出し管24は、排気マニホール
ド23の後端部よりやや前側から取出されて下向きに延
び、左側の排気取出し管22は排気マニホールド21の
後端部から取出されて後方に延びた後下方に延びてい
る。また右側の中間部排気管63はエンジン2の右側面
に沿って下向き後方に延び、左側の中間部排気管61は
エンジン2の左側面後端部に沿って下向きやや前方に延
びた後、オイルパン3の底部の凹部30中を右側へ横断
し、この横断部にフレキシブルチューブ60が設けられ
ている。このフレキシブルチューブ60は、例えば中間
部排気管と同径のパイプが軸方向に伸縮可能に蛇腹型に
形成されるとともに、その外側が防護用網で覆われて形
成されている。
【0012】なお、中間部排気管を含めた排気管には、
通常フレキシブルチューブ60の他に、触媒装置や排気
脈動を防止するためのチャンバーなどが設けられ、これ
らは排気管の他の部分(チャンバーなどが設けられてい
ない部分)より単位長さ当りの表面積が大きく、放熱量
が大きくなっており、このような放熱量の大きい部分
(放熱増大部)を上記フレキシブルチューブ60ととも
に、あるいはフレキシブルチューブ60に代わって凹部
30中に配置してもよい。
【0013】上記中間部排気管61は凹部30を横断し
た後、エンジン2の右側面で上記中間部排気管63の下
側を後方に延び、トランスミッション4の側部で中間部
排気管63と集合して集合部64を形成し、その後端部
には後部排気管65が連結され、後部排気管65には触
媒装置66および図示しないサイレンサが設けられてい
る。
【0014】また凹部30中において中間部排気管61
の前側には、クロス部材5が中間部排気管61と平行に
凹部30中を横断して配設され、このクロス部材5の両
端部は車体のサイドフレーム15に取付けられたエンジ
ンマウント用のブラケット16に結合されてブラケット
16が補強されている。このクロス部材5は、凹部30
中に収まる大きさで、エンジン2用のマウント部材とは
別体にパイプ材で構成されている。なお、凹部30中に
おいて中間部排気管61の前側に形成される空間は比較
的小さいものであり、この空間を埋めるには上記のよう
なエンジンマウント用ブラケットに結合されるパイプ状
部材が好適であるが、これに限らずサスペンションクロ
スメンバーなど同様の形状のものでもよい。
【0015】上記構成において、オイルパン3の底部の
凹部30中に、中間部排気管61に設けられた放熱増大
部であるフレキシブルチューブ60が配置され、この凹
部30はオイルパン3の底部後側に配置されているため
に、フレキシブルチューブ60には車の走行風が当りに
くく、このため排気管中の排気ガスが冷却されるのが抑
制される。とくにフレキシブルチューブ60は排気管の
他の部分に比較して放熱しやすいために、フレキシブル
チューブ60を凹部30中に配置すると排気ガスの冷却
防止効果が大きい。さらにこの凹部30中において、フ
レキシブルチューブ60の前側にはクロス部材5が配置
されることによりこの部分に走行風が入るのが阻止さ
れ、これによってフレキシブルチューブ60に走行風が
当たるのがよりよく防止されている。また上記実施例に
示すようなキャブオーバー型自動車においては、エンジ
ン2は車体底部の凹入部14に設置されることになり、
この凹入部14は熱がこもりやすいが、中間部排気管6
1をオイルパン3の下部を通すことにより、凹入部14
に熱がこもるのが防止されている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればオ
イルパンの底部の凹部中に、中間部排気管に設けられた
放熱増大部が配置され、この凹部はオイルパンの底部後
側に配置されているために、放熱増大部には車の走行風
が当りにくく、このため排気管中の排気ガスが冷却され
るのが抑制され、排気管に設けた触媒装置の触媒活性が
低下するのが防止される。とくにフレキシブルチューブ
は排気管の他の部分に比較して放熱しやすいために、フ
レキシブルチューブを凹部中に配置すると排気ガスの冷
却防止効果が大きい。さらにこの凹部中において、放熱
増大部の前側にクロス部材が配置されることによりこの
部分に風が入るのが阻止され、これによって放熱増大部
に走行風が当たるのがよりよく防止されている。またキ
ャブオーバー型自動車においては、エンジンは車体底部
の凹入部に設置されることになり、この凹入部は熱がこ
もりやすいが、中間部排気管をオイルパンの下部を通す
ことにより、凹入部に熱がこもるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す車体前部の側面説明図で
ある。
【図2】図1のエンジン設置部の拡大側面説明図であ
る。
【図3】図2の平面説明図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 エンジン 3 オイルパン 5 クロス部材 14 凹入部 21 排気マニホールド 30 凹部 60 フレキシブルチューブ 61,63 中間部排気管 64 集合部 66 触媒装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦置きV型エンジンの一方側のバンクか
    ら延びる排気管を、オイルパンの底部に形成した凹部を
    通して他方側のバンクの排気管と集合させる排気管配設
    構造であって、上記排気管に設けたフレキシブルチュー
    ブなどの放熱増大部を上記オイルパンの凹部を横断する
    部分に位置させたことを特徴とするエンジンの排気管配
    設構造。
  2. 【請求項2】 上記オイルパン底部の凹部において、上
    記排気管の前側にクロス部材を上記排気管と平行に配設
    したことを特徴とする請求項1記載のエンジンの排気管
    配設構造。
  3. 【請求項3】 上記クロス部材は、エンジンマウント部
    材とは別体のパイプ状のクロスメンバーで構成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載のエンジンの排気管配
    設構造。
  4. 【請求項4】 上記V型エンジンの収納部は、車体底部
    が上向きに凹入されて形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のエンジンの排気管配設構造。
  5. 【請求項5】 上記放熱増大部は、フレフレキシブルチ
    ューブで構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のエンジンの排気管配設構造。
JP25978092A 1992-09-29 1992-09-29 エンジンの排気管配設構造 Pending JPH06108841A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008017766A1 (de) 2007-04-09 2008-10-16 Suzuki Motor Corp., Hamamatsu Abgassystem für ein Fahrzeug
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CN111749774A (zh) * 2019-03-27 2020-10-09 丰田自动车株式会社 排气管结构

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