JP2706124B2 - 車両の排気装置 - Google Patents
車両の排気装置Info
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- JP2706124B2 JP2706124B2 JP1025507A JP2550789A JP2706124B2 JP 2706124 B2 JP2706124 B2 JP 2706124B2 JP 1025507 A JP1025507 A JP 1025507A JP 2550789 A JP2550789 A JP 2550789A JP 2706124 B2 JP2706124 B2 JP 2706124B2
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- Japan
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- exhaust
- exhaust pipe
- catalyzer
- vehicle
- engine
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
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- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、Ｖ型横置きエンジンを搭載するミッドシッ
プ車両の排気装置、特に排気管及びキャタライザの配置
構造に関するものである。
プ車両の排気装置、特に排気管及びキャタライザの配置
構造に関するものである。
［従来の技術］ Ｖ型横置きのエンジンを搭載したミッドシップ車両に
おいて、左側気筒用の排気管及び右側気筒用の排気管を
エンジンを両外側方に延設し、その前方の夫々にキャタ
ライザ（排気浄化用触媒）を設け、更に夫々の前方にマ
フラーを設けるようにした配置構造が特開昭63−247120
号公報にて公知となっている。これにより車体左右の重
量配分を均一にするとともに、左右の両気筒から夫々の
各キャタライザまでの排気管長を等長とし排気音のバラ
ツキを防止している。
おいて、左側気筒用の排気管及び右側気筒用の排気管を
エンジンを両外側方に延設し、その前方の夫々にキャタ
ライザ（排気浄化用触媒）を設け、更に夫々の前方にマ
フラーを設けるようにした配置構造が特開昭63−247120
号公報にて公知となっている。これにより車体左右の重
量配分を均一にするとともに、左右の両気筒から夫々の
各キャタライザまでの排気管長を等長とし排気音のバラ
ツキを防止している。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、各キャタライザ及びマフラーをエンジ
ン前方で車体の左右側部に夫々設けることは、車室内を
狭めることになり、また車室内が排気音の影響を受け易
いこと等が問題となる。
ン前方で車体の左右側部に夫々設けることは、車室内を
狭めることになり、また車室内が排気音の影響を受け易
いこと等が問題となる。
そこで本発明の目的は、縦置きに代えてＶ型横置きミ
ッドシップエンジンを採用し、前側と後側の両気筒から
夫々の各キャタライザまでの排気管長を略等長として排
気音のバラツキを抑えるとともに、車室内を狭くした
り、排気音の影響等を及ぼすことなく、エンジン後方に
各排気管及びキャタライザを配置しながら、キャタライ
ザまでの排気系重量を車幅中央に近づけて車両の重量バ
ランスを良くし、車体ロールに与える排気系重量の影響
を抑えられるようにした排気装置を提供することにあ
る。
ッドシップエンジンを採用し、前側と後側の両気筒から
夫々の各キャタライザまでの排気管長を略等長として排
気音のバラツキを抑えるとともに、車室内を狭くした
り、排気音の影響等を及ぼすことなく、エンジン後方に
各排気管及びキャタライザを配置しながら、キャタライ
ザまでの排気系重量を車幅中央に近づけて車両の重量バ
ランスを良くし、車体ロールに与える排気系重量の影響
を抑えられるようにした排気装置を提供することにあ
る。
［課題を解決するための手段］ 以上の課題を達成すべく本発明は、Ｖ型横置きエンジ
ンを搭載するミッドシップ車両において、前側気筒用の
排気管と後側気筒用の排気管をエンジン後方に延設し、
各排気管の夫々にキャタライザを設けるとともに、前後
の両気筒から夫々の各キャタライザまでの排気管長を略
等長とし、両キャタライザを車幅略中央に近接配置した
ことを特徴とする。
ンを搭載するミッドシップ車両において、前側気筒用の
排気管と後側気筒用の排気管をエンジン後方に延設し、
各排気管の夫々にキャタライザを設けるとともに、前後
の両気筒から夫々の各キャタライザまでの排気管長を略
等長とし、両キャタライザを車幅略中央に近接配置した
ことを特徴とする。
詳細なる各排気管及びキャタライザの配置構造は以下
の通りである。
の通りである。
前側気筒用排気管は、車幅略中央に沿ってエンジン下
方を通り、キャタライザに接続される。
方を通り、キャタライザに接続される。
後側気筒用の排気管は、一側方に延びてから他側方に
反転して屈曲し、キャタライザに接続される。
反転して屈曲し、キャタライザに接続される。
両キャタライザは、上下に配置される。
［作用］ Ｖ型横置きミッドシップエンジンの前側気筒用排気管
及び後側気筒用排気管をエンジンの後方に延設してその
夫々にキャタライザを設け、前後の両気筒から夫々の各
キャタライザまでの排気管長を略等長としていることか
ら、排気音のバラツキが抑えらえ、エンジン後方への各
排気管及びキャタライザの配置によって車室内のスペー
ス的及び騒音等の影響をなくせる。
及び後側気筒用排気管をエンジンの後方に延設してその
夫々にキャタライザを設け、前後の両気筒から夫々の各
キャタライザまでの排気管長を略等長としていることか
ら、排気音のバラツキが抑えらえ、エンジン後方への各
排気管及びキャタライザの配置によって車室内のスペー
ス的及び騒音等の影響をなくせる。
そして両キャタライザを車幅略中央に近接配置してい
るので、両キャタライザまでの排気系重量を車幅中央に
近づけて車両の重量バランスを良くすることに寄与で
き、従って両キャタライザまでの排気系重量が車体ロー
ルに与える影響を抑えられる。
るので、両キャタライザまでの排気系重量を車幅中央に
近づけて車両の重量バランスを良くすることに寄与で
き、従って両キャタライザまでの排気系重量が車体ロー
ルに与える影響を抑えられる。
［実施例］ 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本発明を適用した排気装置を備える車両後部内を透視
して示す第１図において、１はＶ型横置きミッドシップ
エンジン、６はリヤバンパー、Ｃは車幅中央ライン、Ｓ
は左右両側のボディラインである。エンジン１はシリン
ダブロック２上の前後に第２図の如くＶ型に起設した三
気筒づつの気筒列3,4を備え、エンジン１の左側方には
一体のミッションケース５が備えられている。このエン
ジン１は第１図の如く車室Ｒの後部を画成するバルクヘ
ッドＨの後方であって車幅中央ラインＣよりも車体右側
に寄せて配置されている。第１図中、Ｅはエンジンルー
ムライン、Ｔは左右のストラットタワー、Ｗは左右の後
輪である。
して示す第１図において、１はＶ型横置きミッドシップ
エンジン、６はリヤバンパー、Ｃは車幅中央ライン、Ｓ
は左右両側のボディラインである。エンジン１はシリン
ダブロック２上の前後に第２図の如くＶ型に起設した三
気筒づつの気筒列3,4を備え、エンジン１の左側方には
一体のミッションケース５が備えられている。このエン
ジン１は第１図の如く車室Ｒの後部を画成するバルクヘ
ッドＨの後方であって車幅中央ラインＣよりも車体右側
に寄せて配置されている。第１図中、Ｅはエンジンルー
ムライン、Ｔは左右のストラットタワー、Ｗは左右の後
輪である。
以上の如きＶ型横置きミッドシップエンジン１におい
て、前側気筒列３の前傾する前壁に三本の気筒に接続す
る排気マニホルド11が設けられ、この排気マニホルド11
の中央下方の集合部12に第１排気管13が接続されてい
る。第１排気管13の後部に熱膨張吸収用のフレキシブル
な第２排気管14が接続され、これら第１及び第２の両排
気管13,14は直状で、エンジン１下方を通り、且つ第１
図のように車幅中央ラインＣの右側近傍に沿って配設さ
れている。第２排気管14の後部には短い第３排気管15が
接続され、この第３排気管15後部の車幅中央ラインＣ側
へ若干屈曲した端部にキャタライザ16が接続されてい
る。
て、前側気筒列３の前傾する前壁に三本の気筒に接続す
る排気マニホルド11が設けられ、この排気マニホルド11
の中央下方の集合部12に第１排気管13が接続されてい
る。第１排気管13の後部に熱膨張吸収用のフレキシブル
な第２排気管14が接続され、これら第１及び第２の両排
気管13,14は直状で、エンジン１下方を通り、且つ第１
図のように車幅中央ラインＣの右側近傍に沿って配設さ
れている。第２排気管14の後部には短い第３排気管15が
接続され、この第３排気管15後部の車幅中央ラインＣ側
へ若干屈曲した端部にキャタライザ16が接続されてい
る。
キャタライザ16はボリュームを十分に大きくして既知
の如く排気浄化用の触媒を内蔵したもので、このキャタ
ライザ16はエンジン１の後方に位置して車幅中央ライン
Ｃ上に配置されている。キャタライザ16の車幅中央ライ
ンＣを越えて左側に突出した端部に第４排気管17が接続
され、第４排気管17は車体左側へ向かい延びるとともに
後方へ屈曲している。第４排気管17の後方へ屈曲した端
部に第５排気管18が接続され、第５排気管18は車幅中央
ラインＣに向かい反転して屈曲している。
の如く排気浄化用の触媒を内蔵したもので、このキャタ
ライザ16はエンジン１の後方に位置して車幅中央ライン
Ｃ上に配置されている。キャタライザ16の車幅中央ライ
ンＣを越えて左側に突出した端部に第４排気管17が接続
され、第４排気管17は車体左側へ向かい延びるとともに
後方へ屈曲している。第４排気管17の後方へ屈曲した端
部に第５排気管18が接続され、第５排気管18は車幅中央
ラインＣに向かい反転して屈曲している。
一方、後側気筒列４の後傾する後壁にも三本の気筒に
接続する排気マニホルド21が設けられ、この排気マニホ
ルド21の車幅中央ラインＣまで延びた側方の集合部22に
第１排気管23が接続されている。第１排気管23は車幅中
央ラインＣから車体左側へ延びる直状のもので、第１排
気管23左端部に第２排気管24が接続されている。第２排
気管24は車幅中央ラインＣに向かい反転して屈曲してお
り、更に熱膨張吸収用のフレキシブルな第３排気管25が
接続されている。この第３排気管25の車幅中央ラインＣ
まで延びた端部にキャタライザ26が接続されている。
接続する排気マニホルド21が設けられ、この排気マニホ
ルド21の車幅中央ラインＣまで延びた側方の集合部22に
第１排気管23が接続されている。第１排気管23は車幅中
央ラインＣから車体左側へ延びる直状のもので、第１排
気管23左端部に第２排気管24が接続されている。第２排
気管24は車幅中央ラインＣに向かい反転して屈曲してお
り、更に熱膨張吸収用のフレキシブルな第３排気管25が
接続されている。この第３排気管25の車幅中央ラインＣ
まで延びた端部にキャタライザ26が接続されている。
このキャタライザ26もエンジン１後方に位置するが、
車幅中央ラインＣから右側に向かい延びており、且つ前
記キャタライザ16よりも上方に配置されている。更にキ
ャタライザ26の後方へ若干屈曲した右端部に第４排気管
27が接続されており、後方へ若干屈曲する短い第４排気
管27の後端部に第５排気管28が接続され、第５排気管28
は車幅中央ラインＣに向かい反転して屈曲している。
車幅中央ラインＣから右側に向かい延びており、且つ前
記キャタライザ16よりも上方に配置されている。更にキ
ャタライザ26の後方へ若干屈曲した右端部に第４排気管
27が接続されており、後方へ若干屈曲する短い第４排気
管27の後端部に第５排気管28が接続され、第５排気管28
は車幅中央ラインＣに向かい反転して屈曲している。
そして前記両第５排気管18,28の内端部は集合チャン
バ31の前部左右に接続されており、集合チャンバ31の後
部左右に第６排気管32,33が夫々接続されている。図示
の如く車体外側方へ向かい延びる第６排気管32,33の前
方へ若干屈曲した外端部にマフラー41,45が夫々接続さ
れている。両マフラー41,45は図示の如く左右夫々の前
記第４及び第５の各排気管17,18、27,28の外側に位置す
るもので、各マフラー41,45の後面には前記リヤバンパ
ー６の左右下方に臨む夫々二本づつのテールパイプ42,4
2、46,46が設けられている。
バ31の前部左右に接続されており、集合チャンバ31の後
部左右に第６排気管32,33が夫々接続されている。図示
の如く車体外側方へ向かい延びる第６排気管32,33の前
方へ若干屈曲した外端部にマフラー41,45が夫々接続さ
れている。両マフラー41,45は図示の如く左右夫々の前
記第４及び第５の各排気管17,18、27,28の外側に位置す
るもので、各マフラー41,45の後面には前記リヤバンパ
ー６の左右下方に臨む夫々二本づつのテールパイプ42,4
2、46,46が設けられている。
排気装置全体の斜視図を第３図に示した。
以上の配置構造による本発明の排気装置は、前側気筒
列３から排気マニホルド11を含む第１〜第３の各排気管
13,14,15を介してキャタライザ16までの排気管長と、同
様に後側気筒列４から排気マニホルド21を含む第１〜第
３の各排気管23,24,25を介してキャタライザ26までの排
気管長とを等長に設定してある。
列３から排気マニホルド11を含む第１〜第３の各排気管
13,14,15を介してキャタライザ16までの排気管長と、同
様に後側気筒列４から排気マニホルド21を含む第１〜第
３の各排気管23,24,25を介してキャタライザ26までの排
気管長とを等長に設定してある。
また第２図に示される如く前後の各排気マニホルド1
1,21の夫々にO2センサ8,9が設けられ、前側気筒用排気
マニホルド11には上面を覆うマニホルドカバー51が設け
られており、また後側気筒用排気マニホルド21には周囲
を覆うマニホルドカバー52が設けられている。
1,21の夫々にO2センサ8,9が設けられ、前側気筒用排気
マニホルド11には上面を覆うマニホルドカバー51が設け
られており、また後側気筒用排気マニホルド21には周囲
を覆うマニホルドカバー52が設けられている。
更に第１図に示される如くエンジン１のＶバンク内右
側にACG55が配設され、後側気筒列４の左側方にはエキ
スパンションタンク56、オイルクーラー57及びエミッシ
ョンコントロールボックス58が近接して配設されてい
る。
側にACG55が配設され、後側気筒列４の左側方にはエキ
スパンションタンク56、オイルクーラー57及びエミッシ
ョンコントロールボックス58が近接して配設されてい
る。
前記のように後側気筒用排気マニホルド21に設けた周
囲を覆うマニホルドカバー52によってエンジン１の後方
（図示では且つ左側方）に配置される熱交換器（オイル
クーラー57）やエキスパンションタンク56（エンジン冷
却水の気液分離装置）等の補機類に対する遮熱対策が施
されている。
囲を覆うマニホルドカバー52によってエンジン１の後方
（図示では且つ左側方）に配置される熱交換器（オイル
クーラー57）やエキスパンションタンク56（エンジン冷
却水の気液分離装置）等の補機類に対する遮熱対策が施
されている。
そして各キャタライザ16,26は夫々のステイ61,62で車
体にマウントされており、また各マフラー41,45は夫々
前後のステイ43,44,47,48で車体にマウントされてい
る。
体にマウントされており、また各マフラー41,45は夫々
前後のステイ43,44,47,48で車体にマウントされてい
る。
以上のようにＶ型横置きミッドシップエンジン１を搭
載した車両において、前側気筒列３からの排気を浄化す
るキャタライザ16と後側気筒列４からの排気を浄化する
キャタライザ26とを別個に設け、両キャタライザ16,26
をエンジン１の後方に配置するとともに、前後の両気筒
列3,4の夫々から各キャタライザ16,26までの両排気管長
を等長にしているため、前後の各気筒列からの排気音の
バラツキを抑えながらも、車室内のスペースに影響を与
えず、騒音等の問題もなくすことができる。
載した車両において、前側気筒列３からの排気を浄化す
るキャタライザ16と後側気筒列４からの排気を浄化する
キャタライザ26とを別個に設け、両キャタライザ16,26
をエンジン１の後方に配置するとともに、前後の両気筒
列3,4の夫々から各キャタライザ16,26までの両排気管長
を等長にしているため、前後の各気筒列からの排気音の
バラツキを抑えながらも、車室内のスペースに影響を与
えず、騒音等の問題もなくすことができる。
そして実施例では、車幅中央ラインＣより右側に寄せ
て配置したエンジン１とし、前側気筒列３からキャタラ
イザ16までの排気マニホルド11を含む排気管13,14,15を
車幅中央ラインＣの右側近傍に沿わせる一方、後側気筒
列４からキャタライザ26までの排気マニホルド21を含む
排気管23,24,25を車幅中央ラインＣより左側へ突出し、
反転して再び車幅中央ラインＣに戻すとともに、前側気
筒用キャタライザ16を車幅中央ラインＣを乗り越えて左
側に向け、且つその上方で後側気筒用キャタライザ26を
車幅中央ラインＣから右側へ配置しているため、キャタ
ライザまでの排気系重量を車幅中央ラインＣに近づけて
左右の均等配分が行えるとともに、車両の重量バランス
を良くすることができる。
て配置したエンジン１とし、前側気筒列３からキャタラ
イザ16までの排気マニホルド11を含む排気管13,14,15を
車幅中央ラインＣの右側近傍に沿わせる一方、後側気筒
列４からキャタライザ26までの排気マニホルド21を含む
排気管23,24,25を車幅中央ラインＣより左側へ突出し、
反転して再び車幅中央ラインＣに戻すとともに、前側気
筒用キャタライザ16を車幅中央ラインＣを乗り越えて左
側に向け、且つその上方で後側気筒用キャタライザ26を
車幅中央ラインＣから右側へ配置しているため、キャタ
ライザまでの排気系重量を車幅中央ラインＣに近づけて
左右の均等配分が行えるとともに、車両の重量バランス
を良くすることができる。
つまり両キャタライザまでの排気系重量が車体ロール
に与える影響を抑えることができる。
に与える影響を抑えることができる。
尚、実施例ではＶ型六気筒エンジンとしたが、八気筒
等、気筒数は任意である。
等、気筒数は任意である。
［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、車両に搭載するＶ型横
置きミッドシップエンジンの前側気筒用及び後側気筒用
の各排気管をエンジンの後方に延設してキャタライザを
夫々設け、前後の両気筒から夫々の各キャタライザまで
の排気管長を略等長としたため、排気音のバラツキを抑
えることができるとともに、エンジン後方への各排気管
及びキャタライザの配置によって車室内へのスペース的
及び騒音等の影響をなくすことができる。
置きミッドシップエンジンの前側気筒用及び後側気筒用
の各排気管をエンジンの後方に延設してキャタライザを
夫々設け、前後の両気筒から夫々の各キャタライザまで
の排気管長を略等長としたため、排気音のバラツキを抑
えることができるとともに、エンジン後方への各排気管
及びキャタライザの配置によって車室内へのスペース的
及び騒音等の影響をなくすことができる。
そして両キャタライザを車幅略中央に近接配置したた
め、両キャタライザまでの排気系重量を車幅中央に近づ
けて車両の重量バランスを良くすることに寄与でき、こ
れにより両キャタライザまでの排気系重量が車体ロール
に与える影響を抑えることができ、ミッドシップ本来の
操縦性を損なうことがない。
め、両キャタライザまでの排気系重量を車幅中央に近づ
けて車両の重量バランスを良くすることに寄与でき、こ
れにより両キャタライザまでの排気系重量が車体ロール
に与える影響を抑えることができ、ミッドシップ本来の
操縦性を損なうことがない。
第１図は本発明に係るＶ型横置きミッドシップエンジン
用排気装置を備える車両後部内の透視的平面図、第２図
は同排気装置の側面図、第３図は同斜視図である。 尚、図面中、１はＶ型横置きミッドシップエンジン、３
は前側気筒列、４は後側気筒列、11,13,14,15はキャタ
ライザまでの前側気筒用の排気管、16は同前側気筒用キ
ャタライザ、21,23,24,25はキャタライザまでの後側気
筒用の排気管、26は同後側気筒用キャタライザ、Ｃは車
幅中央ラインである。
用排気装置を備える車両後部内の透視的平面図、第２図
は同排気装置の側面図、第３図は同斜視図である。 尚、図面中、１はＶ型横置きミッドシップエンジン、３
は前側気筒列、４は後側気筒列、11,13,14,15はキャタ
ライザまでの前側気筒用の排気管、16は同前側気筒用キ
ャタライザ、21,23,24,25はキャタライザまでの後側気
筒用の排気管、26は同後側気筒用キャタライザ、Ｃは車
幅中央ラインである。
Claims (4)
- 【請求項１】Ｖ型横置きエンジンを搭載するミッドシッ
プ車両において、 前側気筒用の排気管と後側気筒用の排気管をエンジン後
方に延設し、各排気管の夫々にキャタライザを設けると
ともに、前後の両気筒から夫々の各キャタライザまでの
排気管長を略等長とし、両キャタライザを車幅略中央に
近接配置したことを特徴とする車両の排気装置。 - 【請求項２】前記前側気筒用の排気管は、車幅略中央に
沿って前記エンジン下方を通り、前記キャタライザに接
続されている請求項１記載の車両の排気装置。 - 【請求項３】前記後側気筒用の排気管は、一側方に延び
てから他側方に反転して屈曲し、前記キャタライザに接
続されている請求項１記載の車両の排気装置。 - 【請求項４】前記両キャタライザは、上下に配置してい
る請求項１記載の車両の排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1025507A JP2706124B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 車両の排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1025507A JP2706124B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 車両の排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02207122A JPH02207122A (ja) | 1990-08-16 |
| JP2706124B2 true JP2706124B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12167980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1025507A Expired - Fee Related JP2706124B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 車両の排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2706124B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4431044A1 (de) * | 1994-09-01 | 1996-03-07 | Bosch Gmbh Robert | Gasverteilereinrichtung für Brennstoffeinspritzanlagen |
-
1989
- 1989-02-03 JP JP1025507A patent/JP2706124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02207122A (ja) | 1990-08-16 |
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