JP3633190B2 - 自動車用熱交換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用熱交換装置において、特に半導体スイッチング素子にて電動モータの回転数を制御することで、冷却ファンの冷却能力を可変するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体スイッチング素子によって冷却ファンの冷却能力を可変するものとして、特開昭62−251418号公報に記載されているものがある。この従来装置は、いわゆる吸込式の冷却ファン装置であり、車両のエンジン冷却水を冷却するラジエータの車両後方に冷却ファンが配置されており、冷却ファンによる冷却風は車両前方から後方に流れる。
【0003】
そして、ラジエータと冷却ファンとの間には、冷却風が良好にラジエータを通過するようにガイドするファンシュラウドが設けられている。さらに冷却ファンを駆動する電動モータは、ファンシュラウド下流部に複数のステーにて取り付けられている。
そして、上記電動モータは、上記半導体スイッチング素子が内蔵された制御装置によって、パルス変調制御(PWM制御)にて回転数が制御されるようになっている。これにより、冷却ファンの回転数が可変して送風能力が可変制御される。
【0004】
また、上記従来装置では、上記制御装置には、上記半導体スイッチング素子の放熱を促進する放熱フィンが取り付けられている。このような放熱フィンを有する制御装置は、上記複数のステーのうち他のステーより幅広に形成された1つのステーの冷却風の下流側の端面に取り付けられている。このようにするとで、制御装置の取付強度が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記制御装置は幅広のステーに取り付けられているので、このステーが通風抵抗となって冷却ファンの送風能力が低下するという問題がある。また、制御装置が取り付けられるステーの幅を狭くしたとしても、制御装置がステーからはみ出てしまうので、結果的に制御装置が通風抵抗となって冷却ファンの送風能力が低下するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は制御装置を冷却すると共に、冷却ファンの送風能力を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明では、以下の技術的手段を採用する。
請求項1ないし11記載の発明では、
冷却用ファン(4)によって発生する冷却風が前記車両用熱交換器(3、30)を通過するようにガイドするダクト状のファンシュラウド(6)と、電動モータ(5)の回転数を制御するための半導体スイッチング素子(7)を内蔵する制御装置(8)と、制御装置(8)に設けられ、半導体スイッチング素子(7)から発生する熱の放熱を促進する放熱フィン(20)とを有する自動車用熱交換装置であって、制御装置(8)は、放熱フィン(20)がファンシュラウド(6)の内部に露出するようにして前記ファンシュラウド(6)の外表面に取り付けられていることを特徴としている。
【0008】
これにより、制御装置は放熱フィンがファンシュラウドの内部に露出するようにしてファンシュラウドの外表面に取り付けられているので、制御装置によって冷却用ファンの送風能力が低下することが無く、冷却用ファンの送風能力を向上できるとともに、冷却用ファンによって発生した冷却風が、放熱フィンに当たることで、半導体スイッチング素子が内蔵された制御装置を良好に冷却できる。
【0009】
また、請求項3記載の発明では、ファンシュラウド(6)には、放熱フィン(20)の空気上流側近傍に開口した空気取入口(22)が形成されていることを特徴としている。
これにより、冷却用ファンが駆動すると、ファンシュラウドの内外において圧力差が発生し、この圧力差によってファンシュラウド外部の比較的低温な空気が空気取入口よりファンシュラウド内部に導入され、放熱フィンに吹き当たるので、放熱フィンでの放熱性能を向上でき、制御装置の冷却能力を向上できる。
【0010】
また、請求項4記載の発明では、放熱フィン(20)は、複数の板状のフィン部材(20a)が間隔を開けて並ぶように構成されるとともに、フィン部材(20a)の板面がファンシュラウド(6)内を流れる冷却風の流れ方向に向くように配置されていることを特徴としている。
これにより、複数のフィン部材は、その板面がファンシュラウド内を流れる冷却風の流れ方向と同じ方向になるように配置されているので、冷却風の流れの邪魔にならず、良好に放熱フィンの全体に冷却風が当たることで放熱フィンの放熱能力を向上でき、制御装置の冷却能力を向上できる。
【0011】
また、請求項6記載の発明では、ファンシュラウド(6)は、空気上流側にほぼ前記車両用熱交換器(3)の外形状と同じ形状を有するダクト部(60)と、このダクト部(60)の下流側でこのダクト部(60)の流路断面積より小さい流路断面積を有するとともに、並ぶように形成されて冷却用ファン(13)を収納する円筒状の2つのファン収納部(13a、13b)とを有し、
2つのファン収納部(13a、13b)とダクト部(60)の外形線(B)とに囲まれる領域を取り付け部(63)とし、制御装置(8)は、前記取り付け部(24)に取り付けられていることを特徴としている。
【0012】
ところで、本発明者らは、2つの冷却用ファンにて車両用熱交換器の熱交換媒体を冷却するものを検討し、請求項6に記載した発明のようにファンシュラウドに上記ダクト部と、2つの円筒状のファン収納部を形成して見た。そして、このようなものでは、2つのファン収納部とダクト部の外形線(B)とに囲まれる領域は、丁度2つのファン収納部によっての大きなスペースができる。従って、本発明者は、この大きなスペースを有効利用すれば、制御装置の車両搭載性が向上できるという発想に至った。
【0013】
そこで、請求項6記載の発明によれば制御装置を、2つのファン収納部とダクト部の外形線とに囲まれる領域を取り付け部(63)とし、制御装置(8)をこの取り付け部(63)に取り付けることで、制御装置の車両搭載性を格段に向上することができる。
また、請求項7記載の発明では、取り付け部(24)は、車両用熱交換器(3)の通風面(3a)と略平行に延びるように形成されていることを特徴としている。
【0014】
これにより、取り付け部が、車両用熱交換器(3)の通風面(3a)と略平行に延びるように形成されているので、制御装置の設置スペースを大きく取ることができ、制御装置を他の車両機器と干渉せずに良好に配置できる。この結果、車両用熱交換器、ファンシュラウド、および冷却用ファンが並ぶ方向の体格を小さくでき、制御装置の車両搭載性を向上できる。
【0015】
また、請求項8記載の発明では、放熱フィン(20)は、2つの冷却ファンにて発生する冷却風の両方に当たるように2つの冷却用ファン(4)の中間位置に設けられていることを特徴としている。
これにより、放熱フィンには、2つの冷却用ファンにて発生する冷却風の両方が当たる。この結果、一方の冷却用ファンが異常となって停止してしまった場合でも、他方の冷却用ファンによって発生する冷却風にて制御装置を冷却できる。
【0016】
また、請求項9記載の発明では、2つの冷却用ファン(4)の間におけるファンシュラウド(6)内には、これら2つの冷却用ファン(4)のそれぞれに対応した2つの通路(14a、14b)が形成され、さらに2つの通路(14a、14b)を連通する連通路(19)が形成されており、放熱フィン(20)は、この連通路(19)に設けられていることを特徴としている。
【0017】
これにより、ファンシュラウド内は2つの通路となるように仕切られているので、2つの冷却用ファンにて発生する冷却風が干渉しにくくなる。この結果、2つの冷却ファンの送風能力を向上させることができる。そして、これに加え、放熱フィンが連通路に設けられることで、一方の冷却用ファンが異常となって停止してしまった場合でも、連通路を通じて他方の冷却用ファンによって発生する冷却風にて制御装置を冷却できる。
【0018】
また、請求項9記載の発明では、制御装置(8)は、車両用熱交換器(3、30)内を流れる熱交換媒体の状態に応じて電動モータ(5)の回転数を制御し、2つの電動モータ(5)のうち一方が異常となったときには残りの1つの電動モータ(5)の回転数を所定値より大きい状態に制御することを特徴としている。
これにより、電動モータのうち一方が異常となって停止しても、残りの1つの電動モータの回転数を所定値より大きい状態に制御することで、この残りの電動モータにて駆動される冷却用ファンにて熱交換媒体を良好に冷却することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。
本実施形態は、自動車用熱交換装置を、図1に示すように冷却用ファン4にて車両走行用内燃機関1(エンジン)の冷却水を冷却するととともに、車両に搭載された空調用の冷凍サイクルの冷媒を冷却して凝縮する冷却ファン装置2に適用したものである。図1は冷却ファン装置2が車両に搭載された搭載図を表すものであり、車両幅方向から見た概略側面断面図である。図2は、図1を車両後方から車両前方に向けて見た冷却ファン装置2の正面図である。なお、エンジン1は、車両のエンジンルームAに配置され、このエンジンルームAには、図示しない他の車両機器が配置されている。
【0020】
以下、上記冷却ファン装置2の詳細を説明する。
本実施形態における冷却ファン装置2は、ラジエータ3、コンデンサ30、冷却用ファン4、電動モータ5、ファンシュラウド6、および制御装置8とからなる。そして、図2に示すように本実施形態では冷却用ファン4と電動モータ5とがそれぞれ2つ設けられている。
【0021】
ラジエータ3は、車両用熱交換器であって内部に熱交換媒体である上記冷却水が流れるものである。ラジエータ3は、長方板状に形成されており、アルミニウム製の偏平チューブと、熱交換効率を高めるフィンとが交互に積層された周知のものである。
コンデンサ30は、車両用熱交換器であって内部に熱交換媒体である冷媒が流れるものである。コンデンサ30は、長方板状に形成されており、アルミニウム製の偏平チューブと、熱交換効率を高めるフィンとが交互に積層された周知のものである。
【0022】
なお、これらエジエータ3およびコンデンサ30は、図1に示すようにエンジンルームA内でエンジン1の車両前方に配置されている。そして、上記冷却用ファン4は、これらエジエータ3およびコンデンサ30と、上記エンジン1との間に配置されている。
冷却用ファン4は、軸流ファンであって上記ラジエータ3およびコンデンサ30に向かって冷却風を発生することで、上記冷却水および冷媒を冷却するものである。そして、本実施形態では冷却用ファン4は、図1に示すようにラジエータ3およびコンデンサ30を通過する冷却風の後流側に配置されている。つまり、本実施形態での冷却ファン装置2は、所謂吸込式と呼ばれるものである。
【0023】
電動モータ5は、上記冷却ファン4を駆動するものであり、図示しない車載電源から電力が供給されて駆動する。そして、電動モータ5は、図1に示すように半導体スイッチング素子7が内蔵された制御装置8によって回転数が制御されるようになっている。なお、この制御装置8には、ROM、RAM等が内蔵された周知のコンピュータ手段であるECU10が接続されており、ECU10からの信号によって電動モータ5の回転数を制御するようになっている。なお、この制御装置8およびECU10の詳細は後で説明する。
【0024】
ファンシュラウド6は、図1に示すようにラジエータ3と冷却用ファン4との間に設置されている。ファンシュラウド6は、ポリプロピレン等の樹脂材にてダクト状に形成されており、冷却用ファン4によって発生する冷却風がラジエータ3を通過するようにガイドする機能を果たす。
ファンシュラウド6は、図1に示すように空気上流側から空気下流側に向かって流路面積が小さくなるように段付状の段付部12に形成されている。そして、ファンシュラウド6は、図1に示すように空気上流側にほぼラジエータ3の外形状と同じ形状のダクト部60を有する。さらにファンシュラウド6は、この第1空気案内路14の下流側で冷却用ファン6を収納し、車両後方に突出するようにして円筒状のファン収納部13a、13b(円筒部)が形成されている。ファン収納部13a、13bは、図2に示すように車両幅方向に並ぶように形成されている。
【0025】
そして、ダクト部60の空気下流側端部と2つのファン収納部13a、13bの空気上流側端部とは、図1に示すようにファンシュラウド6内方で天地方向に延びた取り付け部63によって繋がれている。さらに本実施形態では取り付け部63は、図1に示すようにラジエータ3の通風面3aと略平行に延びるように形成されている。
【0026】
ファンシュラウド6には、図1、2に示すようにファン収納部13の空気下流側で、電動モータ5を支持するための4つの支持ステー15が一体成形されている。支持ステー15の板厚は、図1に示すようにファンシュラウド6の板厚より若干ながら大きくなっている。これにより、電動モータ5の取付強度が向上する。なお、電動モータ5は、図1に示すように電動モータ5のハウジング外面に固定された取付ブラケット16を介して、ビス17によって複数の支持ステー15にネジ止め固定されている。
【0027】
ところで、図1、2に示すようにファンシュラウド6の内部には、2つの冷却用ファン4に対応して2つの通路14a、14bが形成されるように仕切り部18が一体成形されている。そして、仕切り部18は、2つの冷却用ファン4の間に形成されている。
この仕切り部18は、各冷却用ファン4にて発生された冷却風が互いに干渉しないようにするためのものであって、板面が天地方向に延びるように形成されている。このようにすると、2つの冷却用ファン4での冷却風の風量が増加することで、2つの冷却用ファン4の送風能力が向上する。
【0028】
本実施形態では図2に示すように仕切り部18の上端部位は途切れており、これにより、ファンシュラウド6内には上記2つの通路14aと14bとを連通する連通路19が形成されている。
次に上記制御装置8の詳細を説明する。制御装置8は、電動モータ5の回転数を制御するための半導体素子7を内蔵するものであり、図1に示すように樹脂製のカバーケース8aと、このカバーケース8内に設けられた上記半導体スイッチング素子7(MOSトランジスタ)とを有する。また、カバーケース8a内には、図示しないが駆動回路、信号処理部、制御部等が設けられており、この制御部には、上記ECU10からの信号が入力されるようになっている。
【0029】
制御装置8には、図1に示すように上記半導体スイッチング素子7から発生する熱の放熱を促進する放熱フィン20が設けられている。放熱フィン20は、アルミニウム等の放熱性の良い金属にて形成されており、図3に示すように板状の基板21上に、複数の板状のフィン部材20aが間隔を開けて積層されるように構成されている。そして、フィン部材20aは、図1、2に示すようにその板面がファンシュラウド6内を流れる冷却風(図中矢印で示す)の流れ方向となるように配置されている。また、ファンシュラウド6のダクト部60には、図1中最上方部位に放熱フィン20の空気上流側近傍に開口した空気取入口22が形成されている。
【0030】
また、放熱フィン20は、カバーケース8aの一端面に接するように取り付けられている。なお、図4中41は、2つの電動モータ5にそれぞれ電気的に接続されるコネクタ部である。
次に、このように放熱フィン20が設けられた制御装置8の取付位置について図1ないし図4に基づいて説明する。図4は図2中上方から下方に向けて見た上面図である。
【0031】
制御装置8は、図1に示すように放熱フィン20がファンシュラウド6の内部に露出するように取り付け部63の外表面に取り付けられている。具体的には、図2に示すように制御装置8は、2つのファン収納部13a、13bの間で、これら2つのファン収納部13a、13bが並ぶ方向(天地方向)と直交する側で、ダクト部60の外形線Bの内側近傍に取り付けられている。
【0032】
言い換えると、取り付け部63は、図2に示すように2つのファン収納部13a、13bとダクト部60の外形線Bとに囲まれる領域Cに設定されており、この取り付け部63に制御装置8が取り付けられている。
つまり、本実施形態では、上記「課題を解決する手段」にて述べたようにダクト部60と2つの円筒状のファン収納部13a、13bとに囲まれる領域Cは、丁度2つのファン収納部13a、13bにて大きなスペースができるので、本実施形態では、制御装置8をこのスペースに配置した。これにより、制御装置8の車両搭載性を格段に向上できる。さらに放熱フィン20の体格を大きくでき、制御装置8の冷却能力をも向上できる。。
【0033】
そして、このような位置に制御装置8を取り付けるために、図4に示すようにファンシュラウド6には、2つの冷却用ファン4の間、かつ丁度上記連通路19に対応する部位で、内部と外部とを連通するように開口した露出用開口部24が形成されている。また、露出用開口部24は、図4に示すように上記通路14a、14bを跨がるように開口して形成されている。
【0034】
そして、制御装置8は、図4に示すように2つの冷却用ファン4の間で、放熱フィン20が上記露出用開口部24を通じてファンシュラウド6の内部に露出するように、ネジ23にて取り付け部63の外面に取り付けられる。
これにより、制御装置8によって冷却用ファン4の送風能力を低下することが無く、冷却用ファン4の送風能力を向上でき、図1中矢印で示すように冷却用ファン4によって発生した冷却風が、良好に放熱フィン20に当たることで放熱フィン20にて半導体スイッチング素子7にて発生した熱を良好に放熱でき、制御装置8の冷却能力を向上できる。
【0035】
また、本実施形態では、取り付け部63が、ラジエータ3の通風面3aと平行に延びるように形成されているので、制御装置8の設置スペースが大きく取ることができ、制御装置8を他の車両機器と干渉せずに良好に配置できる。この結果、ラジエータ3、ファンシュラウド6、および冷却用ファン4が並ぶ方向の体格を小さくでき、制御装置8の車両搭載性を向上できる。
【0036】
また、本実施形態では、上記放熱フィン20が上記空気通路14a、14bを跨がるようにして連通路19に設けられているので、放熱フィン20には、2つの冷却用ファン4にて発生する冷却風の両方が当たる。これにより、一方の冷却用ファン4が異常、例えば異物を巻き込んで停止してしまった場合に、他方の冷却用ファン4によって発生する冷却風にて制御装置8を冷却できる。
【0037】
さらに本実施形態では、冷却用ファン4が駆動すると、ファンシュラウド6内外の圧力差によって上記空気取入口22によりファンシュラウド6外部のラジエータ3を通過しない比較的低温な空気がファンシュラウド内部に導入され、放熱フィン20に吹き当たる。これにより、良好に放熱フィン20の全体に冷却風が当たることで放熱フィン20の放熱能力を向上でき、さらに制御装置8の冷却能力を向上できる。
【0038】
また、さらに本実施形態では、複数のフィン部材20aは、その板面がファンシュラウド6内を流れる冷却風の流れ方向と同じ方向になるように配置されているので、冷却風の流れの邪魔にならずに放熱フィン20の全体に冷却風がふきあたり、放熱フィン20の放熱能力を向上でき、さらに制御装置8の冷却能力を向上できる。
【0039】
次に本実施形態における制御装置8の制御内容について説明する。
先ず、この制御内容を説明する前に、上記ECU10について説明する。本実施形態におけるECU10は、エンジン1を制御するエンジン制御用のROM、RAM等を有する周知のコンピュータ手段である。
ECU10には、図1に示すように入力端子として冷却水の温度を検出する手段である温度センサ31、上記コンデンサ30の圧力(上記冷凍サイクルの図示しないコンプレッサの吐出圧力)を検出する手段である圧力センサ32等が接続されている。
【0040】
そして、上記制御装置8は、このECU10と電気的に接続されており、図4中40がECU10に接続するためにコネクタ部である。制御装置8は、ECU10から上記2つのセンサ31、32の信号をもらいうけて、上記電動モータ5をPWM制御(パルス幅変調)にて制御する。つまり、制御装置8は、ラジエータ3およびコンデンサ30内を流れる熱交換媒体の状態に応じて電動モータ5の回転数を制御する。
【0041】
以下、上記制御装置8の制御内容を図5のフローチャートに基づいて簡単に説明する。
先ず、ステップS60では、情報読み込みとして上記水温センサ31および上記圧力センサ32からの信号を読み込み記憶する。
次にステップS70では、2つの電動モータ5の回転数を決定する。この内容を具体的に説明すると、ステップS70では先ず、上記水温センサ31が検出する水温が高くなるほど、電動モータ5の第1回転数を設定する。そして、さらに上記圧力センサ32が検出する圧力が高くなるほど、電動モータ5の第2回転数を設定する。
【0042】
そして、ステップS70では上記第1、第2回転数のうち回転数が高い方を最終的な目標回転数とする(これを通常制御という)。なお、通常制御において、当然ながら上記冷凍サイクルが作動していないときには、上記目標回転数が上記水温のみで決定される。
続いて、ステップS80では冷却用ファン4が異常であるか否かを判定する。ここで、冷却用ファン4が異常とは、例えば冷却用ファン4に異物が絡まって2つの冷却用ファン4のうち一方が停止(ロック)してしまったときのことである。そして、この場合、冷却用ファン4のロックは、冷却用ファン4を流れる電流値が大きくなるので、この電流値によって制御装置8が検知する。
【0043】
そして、2つの冷却用ファン4が異常で無い場合は、ステップS90に進んで、上記通常制御を行う。一方、2つの電動モータ5のうち一方が異常となったときには、ステップS100に進んで、残りの1つの電動モータ5の回転数を所定値より大きい状態に制御する。具体的には本実施形態では、電動モータ5の回転数を強制的に上記通常制御にて決定される最大の回転数とする。
【0044】
これにより、本実施形態では2つの冷却用ファン4の一方がロックしても、残りの冷却用ファン4の送風量が設定可能な最大とするので、1つの冷却用ファン4にて冷却水と冷媒の両方を良好に冷却することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ラジエータ3とコンデンサ30と併設する冷却ファン装置2について説明したが、何方か一方だけであっても良い。
【0045】
また、上記各実施形態では、フィン部材20aの板面がファンシュラウド6内を流れる冷却風の流れ方向となるように配置したが、図6に示すように冷却風の流れ方向と直交するように配置しても良い。
また、上記各実施形態において、フィン部材20aは板状でなく例えばピン形状のものとしても良く、さらにフィン部材20aに放熱性を向上させるためにルーバー等の切り欠きを設けても良い。
【0046】
また、上記各実施形態において、ファンシュラウド6に空気取入口22を形成したが図6に示すように形成しなくとて良い。
また、上記制御装置8は、取り付け部63に設けたがファンシュラウド6の外面であれば、何処に設置しても良い。
また、上記各実施形態では、制御装置8は、2つの冷却用ファン4にて発生する冷却風の両方に当たるような中間位置に配置したが、図7に示すように制御装置8を一方の通路14bに設けても良い。
【0047】
また、上記各実施形態では一方の冷却用ファン4が異常となると残りの冷却用ファン4(電動モータ5)の回転数を設定可能な最大としたが、これに限らず所定の高回転数となるようにしても良い。
また、上記各実施形態では、車両前方から車両後方に向けて順にラジエータ3、ファンシュラウド6、冷却用ファン4を配置した吸込式の冷却ファン装置2について説明したが、本発明は、車両前方から車両後方に向けて順に冷却用ファン4、ファンシュラウド6、ラジエータ3を配置した所謂押込式の冷却ファン装置にでも適用できる。
【0048】
また、上記各実施形態では 冷却用ファン4、電動モータ5が2組設けられていたが、本発明はそれぞれ1つのものであっても当然ながら適用できる。
また、上記各実施形態では、上記取り付け部24がラジエータ3の通風面3aと平行に延びるように形成されていたが、取り付け部24を若干図1中左下がりの傾斜面としても良い。
【0049】
また、上記各実施形態では、上記冷却ファン装置2は、エンジン1の冷却水を冷却するラジエータ3や、車両空調用のコンデンサ30の冷媒を冷却するものであったが、車両に使用される作動油(例えばエンジンオイル)を冷却するオイルクーラー、エンジンの吸気温度を下げるインタークーラー等に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の上記各実施形態における冷却ファン装置2の車両搭載図を示す図である。
【図2】上記各実施形態における冷却ファン装置2の正面図である。
【図3】上記各実施形態における放熱フィン20の単体図である。
【図4】上記各実施形態における制御装置8の取付構造を示す図である。
【図5】上記各実施形態における制御装置8の制御内容を示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
3…ラジエータ、4…冷却用ファン、5…電動モータ、6…ファンシュラウド、8…制御装置、20…放熱フィン、30…コンデンサ。

Claims (11)

  1. 内部に熱交換媒体が流れる車両用熱交換器(3、30)と、
    前記熱交換媒体を冷却する冷却風を発生する冷却用ファン(4)と、
    前記冷却用ファン(4)を駆動する電動モータ(5)と、
    前記車両用熱交換器(3、30)と前記冷却用ファン(4)との間に設けられ、前記冷却用ファン(4)によって発生する冷却風が前記車両用熱交換器(3、30)を通過するようにガイドするダクト状のファンシュラウド(6)と、
    前記電動モータ(5)の回転数を制御するための半導体スイッチング素子(7)を内蔵する制御装置(8)と、
    前記制御装置(8)に設けられ、前記半導体スイッチング素子(7)から発生する熱の放熱を促進する放熱フィン(20)とを有する自動車用熱交換装置であって、
    前記制御装置(8)は、前記放熱フィン(20)が前記ファンシュラウド(6)の内部に露出するようにして前記ファンシュラウド(6)の外表面に取り付けられていることを特徴とする自動車用熱交換装置。
  2. 前記ファンシュラウド(6)の内部と外部とを連通するように開口した開口部(24)を有し、
    前記放熱フィン(20)は、前記開口部(24)を通じて前記ファンシュラウド(6)の内部に露出して配置されていることを特徴とする請求項1記載の自動車用熱交換装置。
  3. 前記ファンシュラウド(6)には、前記放熱フィン(20)の空気上流側近傍に開口した空気取入口(22)が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の自動車用熱交換装置。
  4. 前記放熱フィン(20)は、複数の板状のフィン部材(20a)が間隔を開けて積層されるように構成されるとともに、前記フィン部材(20a)の板面が前記ファンシュラウド(6)内を流れる冷却風の流れ方向を向くように配置されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つに記載の自動車用熱交換装置。
  5. 前記車両用熱交換器(3、30)に対して前記冷却用ファン(4)、前記電動モータ(5)、および前記ファンシュラウド(6)がそれぞれ2つ設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の自動車用熱交換装置。
  6. 前記ファンシュラウド(6)は、空気上流側にほぼ前記車両用熱交換器(3)の外形状と同じ形状を有するダクト部(60)と、このダクト部(60)の下流側でこのダクト部(60)の流路断面積より小さい流路断面積を有するとともに、並ぶように形成されて前記冷却用ファン(13)を収納する円筒状の2つのファン収納部(13a、13b)とを有し、
    前記2つのファン収納部(13a、13b)と前記ダクト部(60)の外形線(B)とに囲まれる領域を取り付け部(63)とし、
    前記制御装置(8)は、前記取り付け部(63)に取り付けられていることを特徴とする請求項5記載の自動車用熱交換装置。
  7. 前記取り付け部(24)は、前記車両用熱交換器(3)の通風面(3a)と略平行に延びるように形成されていることを特徴とする請求項6記載の自動車用熱交換装置。
  8. 前記放熱フィン(20)は、前記2つの冷却用ファン(4)にて発生する冷却風の両方が当たるように前記2つの冷却用ファン(4)の中間位置に設けられていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の自動車用熱交換装置。
  9. 前記2つの冷却用ファン(4)の間における前記ファンシュラウド(6)内には、これら2つの冷却用ファン(4)のそれぞれに対応した2つの通路(14a、14b)が形成され、さらに前記2つの通路(14a、14b)を連通する連通路(19)が形成されており、前記放熱フィン(20)は、この連通路(19)に設けられていることを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1つに記載の自動車用熱交換装置。
  10. 前記制御装置(8)は、前記熱交換媒体の状態に応じて前記電動モータ(5)の回転数を制御し、前記2つの電動モータ(5)のうち一方が異常となったときには残りの1つの電動モータ(5)の回転数を所定値より大きい状態に制御することを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1つに記載の自動車用熱交換装置。
  11. 前記車両用熱交換器(3、30)は、車両のエンジンルーム(A)内でエンジン(1)の車両前方に配置されており、前記冷却用ファン(4)は、前記車両用熱交換器(3、30)と前記エンジン(1)との間に配置されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の自動車用熱交換装置。
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