JP3631019B2 - 使い捨て上着およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、使い捨て上着およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
上着は、左右身頃、左右袖身頃のような部分ごとに生地を裁断し、これら生地を縫い合わせて製造される。上着の製造の一例としては、スタイル画から平面製図方式や立体裁断方式によって標準サイズのマスターパターンを作成し、マスターパターンを大小のサイズに拡大、縮小するパターングレーティングを行う。パターングレーティングによってできた各サイズ、各部位のパターンは、できる限りロスを少なくするように紙の上に置きマーキングを行う。生地は、約10mの長さで20〜60枚を重ね合わせ、その上にマーキングをした型紙を重ね、マーキングの線に沿って生地をカッティングする。
【0003】
これらパターングレーティング、マーキング、カッティングをコンピュータによってシステム化することで、上着製造の生産性を向上させている。パターンの型どおりにカットされた生地ピースそれぞれは、あらかじめ形をインプットしたコンピュータを内蔵するミシンによって縫い合わされる。縫製が完了したものは、プレスがけ、熱セット等の仕上げ工程を経て、検査の上完成品となる。上着には、保温性や吸湿性、着用中の感触に優れることが要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、カッティング工程を経た生地を縫製工程へ搬送したり、それぞれの縫製工程の間の中間製品を次の縫製工程へ搬送する必要から、生産性の向上には限界がある。近年、手術や検査を行う際に医師や看護婦、患者等が着用し、使用後に廃棄される使い捨て着衣の需要が増えてきている。着衣には、手術中の使用に耐えることができ、安価でこれまで以上に量産が可能であることが要求される。
【0005】
本発明の課題は、使用後はそのまま廃棄することができる上着と、その上着を単位時間内に量産することができる製造方法の提供である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明が前提とするところは、上端部に襟周り開口および一対の肩部と、下端部に裾周り開口とを有し、前記肩部それぞれに前記上端部から前記下端部へ延びる一対の袖部が取り付けられている使い捨て上着である。
【0007】
かかる前提において、前記上着は、前記上下端部間に延びる内外側縁および前記上端部近傍に袖付きを有し互いに線対称にある一対の左右袖シートと、前記上下端部間に延びる内外側縁および前記上端部近傍に袖ぐりを有し前記左右袖シートの内側に位置して互いに線対称にある一対の左右身頃シートとで構成され、前記左袖シート、前記右袖シートそれぞれが、それらシートの前記内外側縁間の寸法を二等分して前記上下端部間に延びる中心線で折曲されて、前記左袖シート、前記右袖シートそれぞれが、前記内外側縁をわずかに残してそれら側縁に沿って固着され、前記左身頃シートと右身頃シートとが、それらシートの前記内側縁をわずかに残してその内側縁に沿って固着されており、前記左袖シートの袖付き周縁部と前記左身頃シートの袖ぐり周縁部とが互いに固着されるとともに、前記右袖シートの袖付き周縁部と前記右身頃シートの袖ぐり周縁部とが互いに固着され、前記左右袖シートの前記上端縁部が互いに固着されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の実施の態様の一例としては、前記左右身頃シートの上端部と前記左右袖シートの上端部との互いに重なり合う部分が、前記襟周り開口を除いて互いに固着されている。
【0009】
本発明の実施の態様の他の一例としては、前記左右身頃シートと前記左右袖シートとのうちの少なくとも一方が、不織布である。
【0010】
前記目的を達成するための使い捨て上着を製造する方法としては、
(a)上下面と、長手方向へ延びる内外側縁と、前記内外側縁間の幅方向の寸法を二等分して前記長手方向へ延びる中心線とを有する一対の左右身頃シートを、前記長手方向前方へ連続して供給し、前記シートそれぞれの前記外側縁から前記中心線へ向かって凸となる襟ぐり切断線でそれらシートの部分を切り取る工程、
(b)上下面と、長手方向へ延びる内外側縁と、前記内外側縁間の幅方向の寸法を二等分して前記長手方向へ延びる中心線とを有し前記左右身頃シートよりも幅狭い一対の左右袖シートを、前記長手方向前方へ連続して供給し、前記左右身頃シートの前記中心線と前記左右袖シートの前記中心線とを互いに一致させて、前記左身頃シートの上面と左袖シートの下面とを重ね合わせるとともに、前記右身頃シートの上面と前記右袖シートの下面とを重ね合わせる工程、
(c)互いに重なり合う前記左身頃シートと前記左袖シート、互いに重なり合う前記右身頃シートと前記右袖シートを、前記襟ぐり切断線よりもそれらシートの供給方向前方へわずかに偏倚した位置で、前記左右袖シートの前記内外側縁の間において前記中心線から前記内側縁の方向と前記外側縁の方向とのそれぞれへ凸となる袖ぐり接合線で互いに接合する工程、
(d)互いに接合された前記左身頃シートと前記左袖シート、互いに接合された前記右身頃シートと前記右袖シートを、前記袖ぐり接合線の内側でその袖ぐり接合線に沿って延びる袖ぐり切断線で切り取る工程、
(e)前記左身頃シートと前記左袖シート、前記右身頃シートと前記右袖シートを、前記中心線で折曲し、前記左身頃シートと前記左袖シートとの上面どうしを互いに重ね合わせるとともに、前記右身頃シートと前記右袖シートとの上面どうしを互いに重ね合わせる工程、
(f)前記左身頃シートと前記左袖シート、前記右身頃シートと前記右袖シートを、それらシートの前記中心線が互いに対向するように前記長手方向前方へ並行して供給し、前記左身頃シートと前記右身頃シートとの前記中心線から前記内側縁の間に延びる背面部分それぞれを、前記袖ぐり接合線において折り返し、折り返された前記背面部分を前記内側縁に沿って前記長手方向へ延びる背部接合線で互いに接合する工程、
(g)前記左身頃シートと前記右身頃シートとの前記中心線から前記外側縁の間に延びる正面部分それぞれを、前記袖ぐり接合線において折り返し、互いに重なり合う前記左袖シートを、前記左袖シートの内外側縁に沿って前記長手方向へ延びる袖部接合線で接合するとともに、互いに重なり合う前記右袖シートを、前記右袖シートの内外側縁に沿って前記長手方向へ延びる袖部接合線で接合する工程、
(h)前記左右身頃シートと左右袖シートとを、前記左右身頃シートの前記中心線の側に位置する前記襟ぐり切断線と前記袖部接合線との間に延びていて前記袖ぐり接合線の後方を横切る肩部接合線、または、前記左右身頃シートの前記中心線の側に位置する前記襟ぐり切断線と前記袖部接合線との間に延びていて前記袖ぐり接合線上を横切る肩部接合線で互いに接合する工程、
(i)前記左右身頃シートと左右袖シートとを、前記襟ぐり切断線により切り取られた前記左右身頃シートの部分を幅方向に横切り、前記肩部接合線に沿うようにこの肩部接合線の後方を幅方向へ横切って、前記背部接合線と前記袖部接合線との間に延びる肩部切断線で切断するとともに、前記袖ぐり接合線から前記長手方向前方へ所要寸法離間した位置で、前記幅方向へ延びる裾部切断線で切断する工程、
とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照して、この発明に係る使い捨て上着とその製造方法の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0012】
図1は、使い捨て上着1の斜視図である。上着1は、互いに固着された左右身頃2,3と、左右身頃2,3の上端両側縁部に取り付けられて上下に延びる左右袖部4,5とを有する。左右身頃2,3は、着用者の腹部側に位置する正面部2A,3Aと背中側に位置する背面部2B,3Bとを有し、上端部に襟周り開口6と下端部に裾周り開口7とが形成されている。襟周り開口6を除く左右身頃2,3の上端部と左右袖部4,5の上端部とが一対の肩部8を形成している。
【0013】
図2は、シート2,3,4,5それぞれを線対称に配置した図1の上着1の分解平面図である。上着1は、上下に延びる仮想対称線Tに対して互いに線対称にある一対の左右身頃シート2,3と、左右身頃シート2,3の幅方向外側に位置し仮想対称線Tに対して互いに線対称にある左右袖シート4,5とで構成されている。
【0014】
左右身頃シート2,3は、互いに並行して長手方向へ延びる内外側縁2c,2d,3c,3dと、長手方向と交差して幅方向へ延びる上下端縁2a,2b,3a,3dと、内外側縁2c,2d,3c,3d間の幅方向の寸法を二等分して長手方向へ延びる中心線Y1とを有する。
【0015】
左右身頃シート2,3の上端部には、それらシート2,3の外側縁2c,3cから中心線Y1の方向へ延び、上端部から下端部へ向かって弧を画く襟ぐり開口6が形成され、中心線Y1を挟んで幅方向へ肩部接合線B2が延びている。左右身頃シート2,3の内側縁2d,3dには、内側縁2d,3dに沿って長手方向へ背部接合線B1が延びている。左右身頃シート2,3の中心線Y1上には、上端部の側に偏倚した位置それぞれに、中心線Y1を挟み内外側縁2c,2d,3c,3dへ向かって凸となる矩形の袖ぐり2e,3eが形成されている。左身頃シート2と右身頃シート3とは、それらシート2,3の内面どうしが背部接合線B1で互いに固着される。
【0016】
左右袖シート4,5は、互いに並行して長手方向へ延びる内外側縁4c,4d,5c,5dと、長手方向と交差して幅方向へ延びる上下端縁4a,4b,5a,5bと、内外側縁4c,4d,5c,5d間の幅方向の寸法を二等分して長手方向へ延びる中心線Y2とを有する。
【0017】
左右袖シート4,5の内外側縁4c,4d,5c,5dには、それら内外側縁4c,4d,5c,5dに沿って長手方向へ袖部接合線B3が延びている。左右袖シート4,5の上端縁4a,5aには、上端縁4a,5aに沿って幅方向へ肩部接合線B2が延びている。左右袖シート4,5の中心線Y2上には、上端部の側に偏倚した位置それぞれに、中心線Y2を挟み内外側縁4c,4d,5c,5dへ向かって凸となる矩形の袖付き4e,5eが形成されている。左右袖シート4,5それぞれの内面どうしが、中心線Y2で折曲されて重なり合い、袖部接合線B3で固着されて左右袖部4,5が形成される。
【0018】
左身頃シート3と左袖シート5とは、それらシート3,5の中心線Y1,Y2を互いに一致させ、袖ぐり3eと袖付き5eとの周縁部に沿って延びる袖ぐり接合線B4で固着され、右身頃シート2と右袖シート4とは、それらシート2,4の中心線Y1,Y2を互いに一致させ、袖ぐり2eと袖付き4eとの周縁部に沿って延びる袖ぐり接合線B4で固着される。左右身頃シート2,3の上端縁部と左右袖シート4,5の上端縁部との互いに重なり合う部分が、肩部接合線B2で固着される。肩部接合線B2は、袖ぐり接合線B4上を横切っていてもよい。
【0019】
袖ぐり2e,3eと袖付き4e,5eとの形状は、矩形に限定するものではなく、円形や長円形等であってもよい。
【0020】
図3は、図1のA−A線断面図である。左右身頃シート2,3は、背部接合線B1において、それらシート2,3の内面どうしが固着されているので、それらシート2,3の内側縁2d,3dが、上着1の外面へ向かって延出する。左右袖シート4,5は、内外側縁4c,4d,5c,5dにおいてそれらシート4,5の内面どうしが固着されているので、それらシート4,5の内外側縁4c,4d,5c,5dが、上着1の外面へ向かって延出する。ゆえに、上着1を着用したときに、左右身頃2,3シートの内側縁2d,3dと左右袖シート4,5の内外側縁4c,4d,5c,5dとが、着用者の肌に接触することはなく、着用感を損なうことがない。また、左右身頃シート2,3と左右袖シート4,5とは、それらシート2,3,4,5の上端部においてもそれらシート2,3,4,5の内面どうしが固着されている(図示せず)。
【0021】
図4は、図1と異なる態様の使い捨て上着1の斜視図である。上着1には、左右身頃2,3の幅方向と左右袖部4,5の周り方向とに弾性部材9,10が伸長状態で取り付けられている。弾性部材9,10は、その収縮力で着用者の胴周りと腕周りとを締めつけるので、着用中の上着1のずれを防ぐことができる。
【0022】
弾性部材9,10は、左右身頃2,3と左右袖部4,5との外面に取り付けられているが、左右身頃2,3と左右袖部4,5との内面に取りつけられていてもよい。また、それら弾性部材9,10の表面が不織布で被覆されていてもよいし、あらかじめ不織布に包まれた弾性部材9,10を左右身頃2,3と左右袖部4,5とに取り付けてもよい。
【0023】
左右身頃シート2,3と左右袖シート4,5とのうちの一方または双方には、熱可塑性繊維で形成したスパンボンド不織布やメルトブローン不織布等を使用することが好ましい。特に、保水性と剛性とを高めるため、レーヨン、ナイロン、パルプ等の単独またはそれらの混合物を使用した目付け50〜100g/cmのスパンボンド、ポイントボンド、メルトブローン不織布等を使用することが好ましい。不織布には、開口を形成して透湿性を向上させたもの、不織布にエンボスをかけて凹凸を形成し、クッション性を向上させたものや伸縮性を付与したものを使用することもできる。
【0024】
袖ぐり2e,3eの周囲や背面部2B,3Bは、特に汗をかきやすいので、袖ぐり2e,3e周囲の内面と背面部2B,3Bの内面とに吸液性、透湿性、柔軟性に優れた不織布を別途取り付けることが好ましい。このような不織布としては、レーヨンやコットン等の繊維を含む不織布を使用することが好ましい。
【0025】
図5は、使い捨て上着1の製造方法の一例を示す工程図である。図5において、(1),(3)は工程の側面図であり、(2),(4)は工程の平面図であり、第1工程(a)〜第5工程(e)までは、説明を簡略化するために右身頃シート2と右袖シート3との記載を省略している。上着1は、第1工程〜第9工程(a)〜(i)を有するラインにおいて、所定幅を有する一対の左右身頃シート2,3と一対の左右袖シート4,5とを用いて製造される。
【0026】
左右身頃シート2,3は、上下面と、長手方向へ延びる内外側縁2c,2d,3c,3dと、内外側縁2c,2d,3c,3d間の幅方向の寸法を二等分して長手方向へ延びる中心線Y1とを有する。左右身頃シート2,3それぞれは、幅方向の寸法が同一であり、同一の速度で供給されている。
【0027】
左右袖シート4,5は、上下面と、長手方向へ延びる内外側縁4c,4d,5c,5dと、前記内外側縁4c,4d,5c,5d間の幅方向の寸法を二等分して前記長手方向へ延びる中心線Y2とを有し前記左右身頃シート2,3よりも幅狭いものである。左右袖シート4,5それぞれは、幅方向の寸法が同一であり、左右身頃シート2,3と同一の速度で供給されている。
【0028】
第1工程(a)は、所定幅を有する左右身頃シート2,3を長手方向前方へ連続して供給し、襟ぐり切断線K1でそれらシート2,3の部分6aを切り取る裁断工程である。
【0029】
第2工程(b)は、所定幅を有する左右袖シート4,5を長手方向前方へ連続して供給し、左袖シート5を左身頃シート3に、右袖シート4を右身頃シート2にそれぞれ重ね合わせる工程である。
【0030】
第3工程(c)は、左身頃シート3と左袖シート5、右身頃シート2と右袖シート4を、袖ぐり接合線B4でシールする接合工程である。
【0031】
第4工程(d)は、左身頃シート3と左袖シート5、右身頃シート2と右袖シート4を、袖ぐり切断線K2で切り取る裁断工程である。
【0032】
第5工程(e)は、左身頃シート3と左袖シート5、右身頃シート2と右袖シート4を、それらシート2,3,4,5の中心線Y1,Y2で折曲して重ね合わせる工程である。
【0033】
第6工程(f)は、左身頃シート3と右身頃シート2との背面部2B,3Bを折り返し、左右身頃シート2,3を背部接合線B1でシールする接合工程である。
【0034】
第7工程(g)は、左身頃シート3と右身頃シート2との正面部2A,3Aを折り返し、左袖シート5を袖部接合線B3でシールし、右袖シート4を袖部接合線B3でシールする接合工程である。
【0035】
第8工程(h)は、左身頃シート3と左袖シート5、右身頃シート2と右袖シート4を、肩部接合線B2でシールする接合工程である。
【0036】
第9工程(i)は、左身頃シート3と左袖シート5、右身頃シート2と右袖シート4を、肩部切断線K3と裾部切断線K4とで切り取る裁断工程である。
【0037】
各工程(a)〜(i)への左右身頃シート2,3と左右袖シート4,5との移動は、駆動装置により回動するロールによって行われる。
【0038】
第1工程(a)では、巻回ロール100に巻き取られている左身頃シート3が、長手方向前方へ連続して供給される。左身頃シート3は、巻回ロール100の下流側に配置された裁断装置102により、左身頃シート3の外側縁3cから中心線Y1へ向かって凸となるような軌跡を画く襟ぐり切断線K1で、左身頃シート3の部分6aが切り取られる。
【0039】
第2工程(b)では、巻回ロール103に巻き取られている左袖シート5が、長手方向前方へ連続して供給され、左身頃シート3の中心線Y1と左袖シート5の中心線Y2とが互いに一致するように、左身頃シート3の上面と左袖シート5の下面とが重ね合わせられる。
【0040】
第3工程(c)では、互いに重なり合う左身頃シート3と左袖シート5とが、シール装置105により、襟ぐり切断線K1よりもそれらシート3,5の供給方向前方へわずかに偏倚した位置で、左袖シート5の内外側縁5c,5dの間において中心線Y2から外側縁5cの方向と内側縁5dの方向とのそれぞれへ凸となるような軌跡を画く袖ぐり接合線B4により互いに接合される。
【0041】
第4工程(d)では、袖ぐり接合線B4により接合された左身頃シート3と左袖シート5が、裁断装置106により、袖ぐり切断線K2で切り取られ、袖ぐりが形成される。袖ぐり切断線K2は、袖ぐり接合線B4の内側でその袖ぐり接合線B4に沿って延びている。
【0042】
第5工程(e)では、左身頃シート3と左袖シート5とが、折曲装置107によりそれらシート3,5の中心線Y1,Y2で折曲され、シート3,5の上面どうしが互いに重ね合わせられる。
【0043】
左身頃シート3および左袖シート5と同様に、第1工程〜第5工程を経た図示しない右身頃シート2および右袖シート4は、シート2,3,4,5の中心線Y1,Y2どうしが互いに対向するように、左身頃シート3および左袖シート5と並行してライン上を移動している。
【0044】
第6工程(f)では、左身頃シート3と右身頃シート2との中心線Y1から内側縁2d,3dの間に延びる背面部2B,3Bが、反転装置108により袖ぐり接合線B4で折り返され、折り返された左身頃シート3と右身頃シート2との背面部2B,3Bが、シール装置109により背部接合線B1で互いに接合される。背部接合線B1は、左身頃シート3と右身頃シート2との内側縁2d,3dの内側でその内側縁2d,3dに沿って延びている。
【0045】
第7工程(g)では、左身頃シート3と右身頃シート2との中心線Y1から外側縁2c,3cの間に延びる正面部2A,3Aが、反転装置110により袖ぐり接合線B4で折り返される。互いに重なり合う左袖シート5がシール装置111により袖部接合線B3で接合され、互いに重なり合う右袖シート4がシール装置111により袖部接合線B3で接合される。袖部接合線B3は、左右袖シート4,5の内外側縁4c,4d,5c,5dの内側でそれら内外側縁4c,4d,5c,5dに沿って長手方向へ延びている。
【0046】
第8工程(h)では、左右身頃シート2,3と左右袖シート4,5とが、シール装置111により肩部接合線B2で接合される。肩部接合線B2は、袖ぐり接合線B4の後方を横切り、左右身頃シート2,3の中心線Y1の側に位置する襟ぐり切断線K1と袖部接合線B3との間に延びている。また、肩部接合線B2は、袖ぐり接合線B4上を横切り、左右身頃シート2,3の中心線Y1の側に位置する襟ぐり切断線K1と袖部接合線B3との間に延びていてもよい。
【0047】
第9工程(i)では、左右身頃シート2,3と左右袖シート4,5とが、切断装置113により肩部切断線K3と裾部切断線K4ろで裁断される。肩部切断線K3は、襟ぐり切断線K1により切り取られた左右身頃シート2,3の部分を幅方向に横切り、肩部接合線B2に沿うようにこの肩部接合線B2の後方を幅方向へ横切って、背部接合線B1と袖部接合線B3との間に延びている。裾部切断線K4は、袖ぐり接合線B4から長手方向前方へ所要寸法離間した位置に幅方向に延びている。
【0048】
シートの接合には、ホットメルト接着剤等の接着剤や粘着材、ヒートシールやソニックシール等の技術を使用することができる。シートの接合は、連続的に行われてもよいし、間欠的に行われてもよい。シートの裁断には、カッティングダイを使用する他に、レーザ光線や超音波を利用する裁断技術を使用することができる。
【0049】
このシステムでは、第1工程(a)〜第9工程(i)までを連続、自動化することで、上着1の生産性の向上を図っている。工程(a)〜(i)には、自動化を円滑に行うため、図示はしていないが、シートを互いに重ね合わせる際に、左右身頃シート2,3と左右袖シート4,5との中心線Y1,Y2それぞれが一致しない場合、左右身頃シート2,3と左右袖シート4,5との供給速度とが、あらかじめ設定した速度と異なる場合、中心線Y1,Y2のずれを修正したり、供給速度を設定速度に修正する制御手段を設けている。
【0050】
中心線Y1,Y2のずれを修正する制御手段は、第1工程(a)における巻回ロール100と裁断装置102との間と、第2工程(b)における巻回ロール103とシール装置105との間とに設けることが好ましい。
【0051】
これら制御手段を具体化するには、一例として、投光部と受光部とで形成された光学的測定装置と、ロールの回転速度を計測する回転速度測定装置と、これら測定装置に接続された制御装置と、制御装置に接続された可動装置101,104および駆動装置とを使用する。
【0052】
制御装置のメモリには、システムの最適な運転環境を実現するプログラムが格納されている。プログラムには、シートの側縁部のずれ寸法とずれ寸法を修正するためのずれ寸法に対する制御量との相関関係、ロールを回動させる駆動装置の回転速度とシートの供給速度との相関関係が格納されている。また、ずれ許容値と設定速度とがあらかじめ格納されている。システムの運転時には、OSの制御の下にプログラムを起動し、所定のタスクを実行する。制御装置へは、光学的測定装置と回転速度測定装置とからリアルタイムに測定結果が入力されている。
【0053】
第1工程(a)では、光学的測定装置の投光部と受光部とを、左身頃シート3の一方の側縁部と右身頃シート2の一方の側縁部とを上下から挟むように対向配置する。第2工程(b)では、光学的測定装置の投光部と受光部とを、左袖シート5の一方の側縁部と右袖シート4の一方の側縁部とを上下から挟むように対向配置する。回転速度測定装置は、第1工程(a)と第2工程(b)とのロールの各駆動装置と、シール装置と裁断装置との内部に装着されたロールの各駆動装置とに取り付けられている。
【0054】
光学的測定装置の投光部からは、制御装置で生成されたパルス信号に基づき、受光部へ向けて光を照射する。投光部から照射される光の照射範囲は、所定の面積を有し、シートに遮蔽されずにシートの側縁部の外側を通過する光はそのまま受光部に入射する。
【0055】
制御装置では、たとえば、投光部から照射される光を電気に変換したときの電気量を100%としたときに、シートの側縁部で遮蔽される光の電気量が40〜50%、受光部に入射する光の電気量が50〜60%の範囲を正常値として認識する。シートの側縁部にずれが生じると、制御装置へ入力される電気量が変化する。その電気量が50〜60%を越えると、制御装置はシートにずれありと判定する。制御装置がずれありと判定すると、ずれを修正するための制御信号を可動装置へ出力する。
【0056】
可動装置101,104には、シート2,3,4,5の少なくとも一方の面を上下いずれかにおいて押圧しながら回動し、シート2,3,4,5をその周面で移動させる可動ロールと、可動ロールを幅方向へ往復移動させるモータとを有する。モータは、可動ロールを幅方向へ往復移動させると同時に、可動ロールの中央部を支点として一端部を上下いずれかへ揺動させることもできる。可動装置101,104は、制御装置からの制御量に基づいて、可動ロールを所定寸法だけ移動させる。可動ロールが移動すると、その周面を移動するシート2,3,4,5が可動ロールの移動方向へ向かってずれる。シート2,3,4,5をずらすことによってシート2,3,4,5の位置を修正することができる。制御装置は、ずれの修正が不可能であると判断するとシステムを停止させることもできる。
【0057】
光学的測定装置としてCCD(電荷撮像素子)カメラを使用する場合は、CCDカメラのアナログ電気信号を制御装置へ送り、制御装置では、A/Dコンバータ部によってデジタル信号に変換し、このデジタル信号を制御装置の前処理部で2値化する。制御装置の論理演算部では、2値化した信号によりシート2,3,4,5の幾何学的特徴を抽出し、あらかじめ格納してあるシートの輪郭パターンと重ね合わせて比較判定を行い、シート2,3,4,5のずれの有無を判定する。
【0058】
制御装置は、左右身頃シート2,3の供給速度と左右袖シート4,5の供給速度とを比較演算し、その結果、あらかじめ設定した供給速度の範囲外にある場合、それらシート2,3,4,5の供給速度を設定範囲内にするように、ロールの回転速度を修正させる制御指令を駆動装置へ出力する。
【0059】
制御装置は、各ロールの回転速度が同期するように、各ロールの駆動装置の回転速度を制御している。駆動装置の回転速度は、回転数制御方式や電力制御方式のいずれかまたはこれらを併用することができる。
【0060】
【発明の効果】
本発明に係る使い捨て上着とその製造方法によれば、上着を着用したときに、左右身頃シートの内側縁および上端縁と左右袖シートの内外側縁とが、着用者の肌に接触しないので着用感がよい。
【0061】
上着を自動化、かつ、連続化した工程で生産することができるので、単位時間当たりの生産性が向上するとともに、安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使い捨て上着の斜視図。
【図2】図1の上着の分解平面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図1とは異なる態様の上着の斜視図。
【図5】上着の製造工程図。
【符号の説明】
1 使い捨て上着
2 右身頃(右身頃シート)
2A 正面部
2B 背面部
2c 外側縁
2d 内側縁
2e 袖ぐり
3 左身頃(左身頃シート)
3A 正面部
3B 背面部
3c 外側縁
3d 内側縁
3e 袖ぐり
4 右袖部(右袖シート)
4c 外側縁
4d 内側縁
4e 袖付き
5 左袖部(左袖シート)
5c 外側縁
5d 内側縁
5e 袖付き
6 襟周り開口
7 裾周り開口
8 肩部
B1 背部接合線
B2 肩部接合線
B3 袖部接合線
B4 袖ぐり接合線
K1 襟ぐり切断線
K2 袖ぐり切断線
K3 肩部切断線
K4 裾部切断線
Y1,Y2 中心線
Claims (4)
- 上端部に襟周り開口および一対の肩部と、下端部に裾周り開口とを有し、前記肩部それぞれに前記上端部から前記下端部へ延びる一対の袖部が取り付けられている使い捨て上着であって、
前記上着は、前記上下端部間に延びる内外側縁および前記上端部近傍に袖付きを有し互いに線対称にある一対の左右袖シートと、前記上下端部間に延びる内外側縁および前記上端部近傍に袖ぐりを有し前記左右袖シートの内側に位置して互いに線対称にある一対の左右身頃シートとで構成され、
前記左袖シート、前記右袖シートそれぞれが、それらシートの前記内外側縁間の寸法を二等分して前記上下端部間に延びる中心線で折曲されて、前記左袖シート、前記右袖シートそれぞれが、前記内外側縁をわずかに残してそれら側縁に沿って固着され、前記左身頃シートと右身頃シートとが、それらシートの前記内側縁をわずかに残してその内側縁に沿って固着されており、
前記左袖シートの袖付き周縁部と前記左身頃シートの袖ぐり周縁部とが互いに固着されるとともに、前記右袖シートの袖付き周縁部と前記右身頃シートの袖ぐり周縁部とが互いに固着され、前記左右袖シートの前記上端縁部が互いに固着されていることを特徴とする前記上着。 - 前記左右身頃シートの上端部と前記左右袖シートの上端部との互いに重なり合う部分が、前記襟周り開口を除いて互いに固着されている請求項1記載の上着。
- 前記左右身頃シートと前記左右袖シートとのうちの少なくとも一方が、不織布である請求項1記載の上着。
- 使い捨て上着を製造する方法であって、
(a)上下面と、長手方向へ延びる内外側縁と、前記内外側縁間の幅方向の寸法を二等分して前記長手方向へ延びる中心線とを有する一対の左右身頃シートを、前記長手方向前方へ連続して供給し、前記シートそれぞれの前記外側縁から前記中心線へ向かって凸となる襟ぐり切断線でそれらシートの部分を切り取る工程、
(b)上下面と、長手方向へ延びる内外側縁と、前記内外側縁間の幅方向の寸法を二等分して前記長手方向へ延びる中心線とを有し前記左右身頃シートよりも幅狭い一対の左右袖シートを、前記長手方向前方へ連続して供給し、前記左右身頃シートの前記中心線と前記左右袖シートの前記中心線とを互いに一致させて、前記左身頃シートの上面と左袖シートの下面とを重ね合わせるとともに、前記右身頃シートの上面と前記右袖シートの下面とを重ね合わせる工程、
(c)互いに重なり合う前記左身頃シートと前記左袖シート、互いに重なり合う前記右身頃シートと前記右袖シートを、前記襟ぐり切断線よりもそれらシートの供給方向前方へわずかに偏倚した位置で、前記左右袖シートの前記内外側縁の間において前記中心線から前記内側縁の方向と前記外側縁の方向とのそれぞれへ凸となる袖ぐり接合線で互いに接合する工程、
(d)互いに接合された前記左身頃シートと前記左袖シート、互いに接合された前記右身頃シートと前記右袖シートを、前記袖ぐり接合線の内側でその袖ぐり接合線に沿って延びる袖ぐり切断線で切り取る工程、
(e)前記左身頃シートと前記左袖シート、前記右身頃シートと前記右袖シートを、前記中心線で折曲し、前記左身頃シートと前記左袖シートとの上面どうしを互いに重ね合わせるとともに、前記右身頃シートと前記右袖シートとの上面どうしを互いに重ね合わせる工程、
(f)前記左身頃シートと左袖シート、前記右身頃シートと右袖シートを、それらシートの前記中心線が互いに対向するように前記長手方向前方へ並行して供給し、前記左身頃シートと前記右身頃シートとの前記中心線から前記内側縁の間に延びる背面部分それぞれを、前記袖ぐり接合線において折り返し、折り返された前記背面部分を、前記左右身頃シートの内側縁に沿って前記長手方向へ延びる背部接合線で互いに接合する工程、
(g)前記左身頃シートと前記右身頃シートとの前記中心線から前記外側縁の間に延びる正面部分それぞれを、前記袖ぐり接合線において折り返し、互いに重なり合う前記左袖シートを、前記左袖シートの内外側縁に沿って前記長手方向へ延びる袖部接合線で接合するとともに、互いに重なり合う前記右袖シートを、前記右袖シートの内外側縁に沿って前記長手方向へ延びる袖部接合線で接合する工程、
(h)前記左右身頃シートと左右袖シートとを、前記左右身頃シートの前記中心線の側に位置する前記襟ぐり切断線と前記袖部接合線との間に延びていて前記袖ぐり接合線の後方を横切る肩部接合線、または、前記左右身頃シートの前記中心線の側に位置する前記襟ぐり切断線と前記袖部接合線との間に延びていて前記袖ぐり接合線上を横切る肩部接合線で互いに接合する工程、
(i)前記左右身頃シートと左右袖シートとを、前記襟ぐり切断線により切り取られた前記左右身頃シートの部分を幅方向に横切り、前記肩部接合線に沿うようにこの肩部接合線の後方を幅方向へ横切って、前記背部接合線と前記袖部接合線との間に延びる肩部切断線で切断するとともに、前記袖ぐり接合線から前記長手方向前方へ所要寸法離間した位置で、前記幅方向へ延びる裾部切断線で切断する工程、
とを有することを特徴とする前記方法。
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