JP3624134B2 - 補器の車体取付用ブラケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は補器の車体取付用ブラケットに関し、詳細には例えば電装品付きサンバイザなどの車体取付用ブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に備えられる補器としては、図9に示すように、例えば運転席や助手席の上方のルーフトリム101に設置される電装品付きのサンバイザ102や、ルーフトリム101の略中央に設置される可動のルームランプ103などがある。これらの補器が取り付けられる位置には、同図に示すように、ルーフトリム101のそれぞれの位置に取付用開口部104、105、106が形成されている。これらサンバイザ102やルームランプ103は、車体取付用ブラケットを用いて取付用開口部104、105、106に取り付けられている。
【0003】
図10に示すように、サンバイザ102は、固定シャフト107の先端部に設けられたバイザ側ブラケット108とパネル側ブラケット109とを用いて、図示しないインナパネルを含めてルーフトリム101に取り付けられている。なお、バイザ側ブラケット108及びパネル側ブラケット109は、ネジ止めされることによりルーフトリム101に固定されている。
【0004】
また、他の取付構造としては、図11に示すようなものがある。この取付構造では、固定シャフト107の先端部を回動可能に取り付けたバイザ側ブラケット110を、ルーフトリム101側に固定されたパネル側ブラケット111に装着して取り付けている。具体的には、パネル側ブラケット111は下方に突出する係合片112を備え、バイザ側ブラケット110はパネル側ブラケット111の係合片112に係合される被係合部113を備えている。取り付けの際は、ルーフトリム101側に固定されたパネル側ブラケット111の係合片112が被係合部113に挿入されるように、バイザ側ブラケット110をパネル側ブラケット111に押し付ける作業を行う。
【0005】
さらに、他の取付構造としては、図12に示すようなものがある。この取付構造では、固定シャフト107の先端部がパネル側ブラケット114に回動可能に取り付けられ、パネル側ブラケット114にバイザ側ブラケット116が装着されている。具体的には、パネル側ブラケット114は下方に突出する係合片115を備え、バイザ側ブラケット116にはその係合片115を係合するための被係合部117が形成されている。そして、ルーフトリム101に形成された取付用開口部から車室側へ突出する係合片115に、被係合部117が係合するようにバイザ側ブラケット116を押し付けることにより、パネル側ブラケット114とバイザ側ブラケット116とが結合してサンバイザー102を取り付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10に示した取付構造では、サンバイザ102の重量が固定シャフト107の先端部を保持する取付部だけで支えられるため、取付部に回転モーメントが発生して固定シャフト107の取付部にがたつきや、異音が発生し易くなるという問題点がある。このため、図10に示した取付構造では、回転モーメントに耐え得る固定強度が必要となる。
【0007】
また、図11に示した取付構造では、バイザ側ブラケット110で固定シャフト107を支持しているため、パネル側ブラケット111の係合片112とバイザ側ブラケット110の被係合部113との係合強度を大きくする必要がある。このため、被係合部113に係合片112を挿入するための力も大きくなり、組み付け作業性や取り外し作業性が悪化するという問題点があった。
【0008】
さらに、図12に示した取付構造では、バイザ側ブラケット116を取り外す場合に係合片115と被係合部117との係合を解除するためのロック解除穴118を形成する必要がある。このような取付構造では、ロック解除穴118内での全ての係合片115と被係合部117との係合を同時に解除させる必要があるため作業性が悪く、ロック解除穴118を形成しているため意匠性も悪化する問題点がある。
【0009】
そこで、本発明はこれらの事情に着目して創案されたものであり、取り付け・取り外し作業を容易にすると共に、補器のがたつきや異音の発生を抑制できる補器の車体取付用ブラケットを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、車体側のパネルに補器を固定する車体取付用ブラケットにおいて、前記補器を支持する第1ブラケットと、前記第1ブラケットを保持する第2ブラケットとを備え、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットとが前記パネルに固定手段により固定され、前記第1ブラケットには、一側に前記補器が配置され且つ他側に前記補器を支持する固定シャフトを嵌合するシャフト支持部が突設されると共に、前記シャフト支持部の周壁部近傍に係合部が形成され、前記第2ブラケットには、前記第1ブラケットを組み付けることにより前記係合部が係合する被係合部が形成され、さらに第2ブラケットに前記シャフト支持部が挿入される開口部が形成され、前記開口部の周縁部に、前記係合部がスライド可能に挿入される被係合部が形成されたガイド保持板が設けられていることを特徴としている。
【0013】
このような構成の請求項1記載の発明では、第1ブラケットの他側に突設されたシャフト支持部の周壁部近傍に形成された係合部が、第1ブラケットと第2ブラケットとを組み付けた際に、第2ブラケットの被係合部に係合してシャフト支持部近傍の機械的強度を補強する作用がある。このため、補器の固定シャフトは、第1ブラケットのシャフト支持部だけでなく、第2ブラケットの被係合部でも保持されるため、シャフト支持部に対してがたつきが発生するのを抑制する作用がある。
また、本発明では、第1ブラケットのシャフト支持部が第2ブラケットに形成された開口部に挿入される。その際に、シャフト支持部の周壁部近傍に形成された係合部は、第2ブラケットの開口部の周縁部に設けられたガイド保持板の被係合部にスライドして挿入されるため、第1ブラケットと第2ブラケットを組み付けるだけでシャフト支持部を補強することができる。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の補器の車体取付用ブラケットであって、前記係合部は、前記シャフト支持部の側方に突出するガイド部であり、前記被係合部は前記ガイド保持板に形成されたガイド溝であり、前記ガイド部が前記ガイド溝に挿入された状態で前記ガイド部側又は前記ガイド溝側に形成された係止突起が他方側に係止されることを特徴としている。
【0015】
したがって、請求項2記載の発明では、請求項1に記載された発明の作用に加えて、シャフト支持部の周壁部近傍にガイド部を突設し、一方、ガイド保持板にガイド溝を形成するという簡単な構造で、第1ブラケットと第2ブラケットとの円滑な組み付けと、シャフト支持部の強度補強を行うことができる。また、請求項3記載の発明では、ガイド部がガイド溝に挿入された状態でガイド部側又はガイド溝側に形成された係止突起が他方側に係止されるため、第1ブラケットと第2ブラケットとを結合させることにより、両者を組み付けて保持することができる。なお、第1ブラケットと第2ブラケットとを係止する係止突起は、両者をパネルに固定する際に、所謂セミロックした状態で取り付けることができるため、車体取付用ブラケットの取付作業を容易にすることができる。
【0020】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の補器の車体取付用ブラケットであって、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットには、これらのブラケットを組み付けた状態で互いに結合する対をなす雄型又は雌型のコネクタが配設され、前記第1ブラケットに配設された前記コネクタには補器の電装品に接続された配線が接続され、前記第2ブラケットに配設された前記コネクタには車体側の配線が接続されることを特徴としている。
【0021】
したがって、請求項3記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載された発明の作用に加えて、第1ブラケットと第2ブラケットとを組み付けることにより、補器側へ電力や、信号を伝達することが可能となる。これら第1ブラケットと第2ブラケットとに設けられた対をなすコネクタ同士は、両ブラケットを組み付けることで自動的に接続させることができるため、接続作業を簡単に行うことが可能となる。
【0022】
さらに、請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の補器の車体取付用ブラケットであって、前記第1ブラケット又は前記第2ブラケットには、他方のブラケットに当接して当該他方のブラケットとの間に所定の距離を保持するスペーサ片が形成されていることを特徴としている。
【0023】
したがって、請求項4記載の発明では、請求項1〜請求項3に記載された発明の作用に加えて、スペーサ片で第1ブラケットと第2ブラケットとの間隔を所定寸法に保持することができるため、例えばパネルにトリムなどが重ねて配置されている場合にトリムの厚さ寸法を勘案して第1ブラケットがトリム表面を過剰に押さえ付けるの防止する作用がある。また、第1ブラケットと第2ブラケットとの間隔を確保するため、第1ブラケットで保持されるシャフト支持部の基部と、シャフト支持部の周壁部近傍に形成された係合部に係合する第2ブラケットの被係合部で保持される位置との間の距離を長く設定することができるため、固定シャフトに生じるモーメントに耐え得る剛性をシャフト支持部に与えることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る補器の車体取付用ブラケットの詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお、本実施形態は、例えば自動車の前席のルーフトリム及びインナパネルに取り付ける電装品付きサンバイザ(補器)のブラケットに、本発明を適用したものである。なお、本実施形態では、電装品としてサンバイザにバニティーミラーの照明手段が設けられている。
【0025】
図1に示すように、本実施形態における補器の車体取付用ブラケット1は、車体のインナパネル2及びルーフトリム3にサンバイザ(図示省略する)を固定するためのものであり、図示しないサンバイザが支持されたパイプ状の固定シャフト4の先端部を回動可能に保持するようになっている。
【0026】
(車体取付用ブラケットの構成の概略)
本実施形態の車体取付用ブラケット1は、図1に示すように、第1ブラケットとしてのバイザ側ブラケット5と、第2ブラケットとしてのパネル側ブラケット6とから大略構成されている。パネル側ブラケット6は、同図に示すようにインナパネル2の下面に当接するように取り付けられる。また、バイザ側ブラケット5は、インナパネル2に固定される内装材であるルーフトリム3を挟んでパネル側ブラケット6とは反対側(車室側)に配置されてインナパネル2に固定される。
【0027】
(バイザ側ブラケットの構成)
バイザ側ブラケット5は、図1〜図3に示すように、略三角形状のバイザ側ブラケットベース板7の中間部に、図示しないサンバイザが支持された固定シャフト4の先端部を回転可能に保持する円筒形状のシャフト支持部8が、斜め上方に向けて突設されている。このシャフト支持部8には、その筒穴であるシャフト支持用孔9が略上下方向に貫通して形成されている。また、シャフト支持部8の上部開口端には、複数(本実施形態では4つ)のスリット10が等間隔に、周壁を下方へ向けて切り込むように形成されている。
【0028】
これらスリット10が形成されることによって、図1に示すように、固定シャフト4の先端に形成された膨大頭部4Aがシャフト支持部8の下部開口から上部開口への挿通の際に、シャフト支持部8の上部開口端を押し広げて挿通し得るようになっている。シャフト支持部8にこのように固定シャフト4の膨大頭部4Aを挿通させ得る作用を持たせるため、少なくともシャフト支持部8は、機械的強度、剛性並びに反発性を有する材料で形成されている。このような特性を備える材料としては、例えばポリアセタール(POM)などの合成樹脂材料を挙げることができる。
【0029】
このようにバイザ側ブラケットベース板7から上方に突設されたシャフト支持部8の両側部には、当該シャフト支持部8の基部から、上記スリット10の終端付近に亘る周壁部近傍に形成された補強板11、11が、それぞれ立設されている。この補強板11の高さは、シャフト支持部8の高さと略同等に設定されている。また、これら補強板11の外側面には、上下方向に沿って側方に突設された係合部としてのガイド部12が形成されている。
【0030】
このガイド部12は、補強板11から外側に向けて漸次幅広となる形状である。このような形状のガイド部12が、後述するパネル側ブラケット6に形成した被係合部としてのガイド溝23にスライドして収められることにより、シャフト支持部8がパネル側ブラケット6に保持されるようになっている。なお、ガイド部12は、補強板11の最下部(基部)には形成されておらず、補強板11とガイド部12の下部には、図2に示すように段部13が形成されている。
【0031】
また、バイザ側ブラケットベース板7の上記シャフト支持部8と異なる領域には、図3に示すように、雌コネクタ14を載置するコネクタ装着部15が形成されている。このコネクタ装着部15は、シャフト支持部8の近傍に雌コネクタ14を載置、装着させる凹部として形成され、雌コネクタ14をがたつきなく嵌合させて装着させるようになっている。なお、雌コネクタ14は、後述するパネル側ブラケット6に設けられた雄コネクタ27と嵌合して電気的に接続するようになっている。
【0032】
また、雌コネクタ14の両側部には、配線接続部16、16が形成されている。これら配線接続部16、16には、固定シャフト4内の筒穴を介して図示しないサンバイザに内蔵されたバニティーミラーのランプに接続された配線W1(図7参照)が導出され、その配線端部が接続されるようになっている。そして、これら配線接続部16は、雌コネクタ14内に立設された接続端子(雄端子)17、17にそれぞれ接続されている。
【0033】
さらに、バイザ側ブラケットベース板7の周縁には、シャフト支持部8の両側方の2箇所とコネクタ装着部15の側方の2箇所とに、後述するパネル側ブラケット6の周縁部より下方へ突設された4つのスペーサ片30がそれぞれ嵌合、当接されるスペーサ当接凹部18がそれぞれ形成されている。また、バイザ側ブラケットベース板7におけるコネクタ装着部15の両側の周縁部には、例えばグロメットスクリュー及びグロメットスクリュー用突起などの固定手段を挿入させるための固定用開口部19がそれぞれ開設されている。
【0034】
以上、バイザ側ブラケット5の構成について説明したが、このバイザ側ブラケット5は、図1に示すように、ルーフトリム3に形成された取付開口部3Aからシャフト支持部8と雌コネクタ14がルーフトリム3の上方へ挿通されるようになっている。
【0035】
(パネル側ブラケットの構成)
図4は、説明の便宜を図るためパネル側ブラケット6の下面側を上向きにした状態の斜視図である。パネル側ブラケット6は、図1及び図4に示すように、上記したバイザ側ブラケット5と略同形状のパネル側ブラケットベース板20を備えている。このパネル側ブラケットベース板20における前記バイザ側ブラケット5のシャフト支持部8及び雌コネクタ14と対応する位置には、開口部21が開設されている。この開口部21は、バイザ側ブラケット5のシャフト支持部8及び補強板11、11並びに雌コネクタ14を挿通し得るように形成されている。
【0036】
開口部21における、シャフト支持部8及び補強板11、11が挿通される部分の両側縁には、対向する一対のガイド保持板22、22がパネル側ブラケットベース板20の上方(図4では下方)へ向けて立設されている。これらガイド保持板22の対向内側面には、図4に示すように、ガイド溝23が形成されている。このガイド溝23は、上記したバイザ側ブラケット5のシャフト支持部8の両側の補強板11に形成されたガイド部12がスライドして挿入されるようになっている。
【0037】
また、ガイド溝23の下部(図4では上部)には、開口部21の内側へ向けて突設され、且つ開口部21の内外方向に反発性を有する係止突起24が設けられている。この係止突起24は、図8に示すように、前記したガイド部12のガイド溝23への挿入が完了したときに、ガイド部12の下部に形成されている段部13に係合して前記ガイド部12が前記ガイド溝23から抜け出るのを防止する所謂セミロック機能としての役割を持っている。
【0038】
また、開口部21における雌コネクタ14と対応する領域の周縁には、雌コネクタ14を収容する空間を形成する3つの側壁25が互いに隣接する同士が連設されている。そして、これら側壁25で形成された空間の上部を覆うように、コネクタ取付用天板26が形成されている。このコネクタ取付用天板26の下面(図4では上面)には、雄コネクタ27が下方に向けて突設されている。なお、図示しないがコネクタ取付用天板26に雄コネクタ27に車体側の配線W2を挿通するための配線用開口部が形成されている。
【0039】
また、コネクタ取付用天板26の側壁25が形成されていない縁部には、ヒンジ部28、28を介して配線カバー29が設けられている。この配線カバー29は、ヒンジ部28を支点にして図4に示す太い矢印の方向aへ回動させることにより、雄コネクタ27に接続された配線W2を覆って保護するようになっている(図7参照)。
【0040】
また、パネル側ブラケットベース板20における、前記バイザ側ブラケット5のスペーサ当接凹部18に対応するそれぞれの位置に下方へ向けて突出する略L字状の脚部として形成されるスペーサ片30が形成されている。これらスペーサ片30は、パネル側ブラケットベース板20から垂下する垂下板部30Aと、バイザ側ブラケット5のスペーサ当接凹部18に嵌合して当接する当接板部30Bとからなる。なお、垂下板部30Aの下方へ突出する長さ寸法は、ルーフトリム3の厚さ寸法よりやや短く設定されている。
【0041】
さらに、パネル側ブラケットベース板20における、前記バイザ側ブラケットベース板7に形成された固定用開口部19に対応する位置には、同形状の固定用開口部31が形成されている。
【0042】
以上、パネル側ブラケット6の構成について説明したが、このパネル側ブラケット6は、図1に示すように、パネル側ブラケットベース板20の上面周縁部がインナパネル2の下面に当接するように装着される。また、このインナパネル2には、パネル側ブラケット6の3つの側壁25で形成されたハウジング部分と、一対のガイド保持板22を、パネル上方へ挿通させる取付用開口部2Aが形成されている。さらに、この取付用開口部2Aの周縁部における、パネル側ブラケットベース板20に形成された固定用開口部31と対応する位置には、パネル側固定用開口部2B、2Bが形成されている。なお、パネル側ブラケットベース板20から垂下するように形成された複数のスペーサ片30は、ルーフトリム3に形成された取付用開口部3Aを介してルーフトリム3の下面側に当接するように設定されている。
【0043】
(車体取付用ブラケットの取付構造)
図5は、バイザ側ブラケット5とパネル側ブラケット6とを組み付けた状態を示す平面図である。図6は図5のA−A部分断面図、図7は図5のB−B断面図である。なお、図5は固定シャフト4の図示を省略している。
【0044】
図6及び図7に示すように、パネル側ブラケットベース板20の上面周縁は、インナパネル2に形成された取付開口部2Aの周縁の下面に当接する。パネル側ブラケットベース板20の上面に突出する3つの側壁25で形成されたハウジング部分、及び一対のガイド保持板22は、取付開口部2Aから挿入されてインナパネル2の上に突出するように配置されている。
【0045】
一方、バイザ側ブラケット5では、図示しないサンバイザに内蔵されるランプに接続された配線W1が固定シャフト4内を通して膨大頭部4Aから導出される共に、サンバイザの固定シャフト4がバイザ側ブラケットベース板7に形成されたシャフト支持部8に挿通されて固定シャフト4を回転可能に支持されている。また、バイザ側ブラケットベース板7のコネクタ装着部15には、雌コネクタ14が配置、支持されている。
【0046】
また、バイザ側ブラケット5のシャフト支持部8と補強板11及びガイド部12は、パネル側ブラケットベース板20の下面側から開口部21に挿入され、パネル側ブラケット6のガイド保持板22に形成されたガイド溝23に前記ガイド部12が挿入されて係合、保持されている。この状態では、ガイド溝23とガイド部12との係合により、ガイド保持板22が補強板11を保持している。上記したように、補強板11はシャフト支持部8の周壁部近傍に形成されているため、シャフト支持部8は、結果的に両側からガイド保持板22に保持されている。
【0047】
このような、取付構造により、サンバイザの自重により固定シャフト4を介してシャフト支持部8にモーメントが掛かってもパネル側ブラケット6のガイド保持板22でもシャフト支持部8を支えることができるため、シャフト支持部8の剛性を高めて、サンバイザの揺動、固定シャフト4の取付部のがたつきや異音の発生を抑制することができる。
また、バイザ側ブラケット5(第1ブラケット)とパネル側ブラケット6(第2ブラケット)とが、取付方向に前後して配置されるため、シャフト支持部8を保持するバイザ側ブラケット5における支点と、被係合部であるガイド溝23でシャフト支持部側を保持するパネル側ブラケット6における支点とが異なる位置に設定されるため、バイザ側ブラケット5に装着された固定シャフト4に補器の自重が掛かることにより発生するモーメントを異なる2つの支点で保持するため、シャフト支持部8近傍の剛性を高めて、固定シャフト4のがたつきや、固定シャフト4のがたつきに伴う異音の発生を防止する作用を有する。
【0048】
また、バイザ側ブラケット5に支持された雌コネクタ14は、パネル側ブラケット6の3つの側壁25で形成されたハウジング空間に挿入されて、パネル側ブラケット6の雄コネクタ27と嵌合して電気的に接続される。
【0049】
なお、パネル側ブラケット6のガイド保持板22に形成されたガイド溝23にガイド部12が完全に挿入された状態では、ガイド部12と補強板11の下部に形成された段部13に、パネル側ブラケット6の係止突起24が係合しているため、バイザ側ブラケット5がパネル側ブラケット6に所謂セミロックされている。そして、これらバイザ側ブラケット5とパネル側ブラケット6とでなる車体取付用ブラケット1は、バイザ側ブラケット5とパネル側ブラケット6の対応する位置の固定用開口部19、31と、インナパネル2のパネル側固定用開口部2Bとを一致させた状態で図示しないグロメットスクリュー及びグロメットスクリュー用突起などの固定手段により、インナパネル2に固定される。
【0050】
(車体取付用ブラケットの取付方法)
次に、本実施形態の補器の車体取付用ブラケット1をインナパネル2及びルーフトリム3に取り付ける手順について説明する。まず、バイザ側ブラケット5では、図示しないサンバイザに内蔵されるランプに接続された配線W1を固定シャフト4内を通して膨大頭部4Aから導出させると共に、固定シャフト4をシャフト支持部8に挿通させて、固定シャフト4を回転可能に装着する。また、バイザ側ブラケットベース板7のコネクタ装着部15に雌コネクタ14を支持させると共に、配線W1の端部を雌コネクタ14の配線接続部16に接続する。
【0051】
一方、パネル側ブラケット6では、インナパネル2とルーフトリム3との間に配索された配線W2をルーフトリム3の取付開口部3Aから車室内側へ取り出し、パネル側ブラケット6に設けられた雄コネクタ27に接続しておく。雄コネクタ27に配線W2を接続した後は、配線カバー29をヒンジ部28から折り曲げて側壁25の外側に沿って配置された配線W2を覆うようにする。
【0052】
次に、バイザ側コネクタ5の、固定シャフト4が装着されたシャフト支持部8をパネル側ブラケット6の下面側から開口部21に挿入して、同時に雌コネクタ14を雄コネクタ27に嵌合させる。そして、パネル側ブラケット6のガイド保持板22に形成されたガイド溝23に、前記ガイド部12が完全に挿入して、ガイド部12と補強板11の下部に形成された段部13に、パネル側ブラケット6の係止突起24を係合させてセミロックする。
【0053】
この状態では、パネル側ブラケット6に形成されたスペーサ片30の当接板部30Bは、バイザ側ブラケットベース板7に形成されたスペーサ当接凹部18に嵌合して当接する。この結果、バイザ側ブラケットベース板7とパネル側ブラケットベース板20とが、スペーサ片30の垂下板部30Aで所定の寸法で隔てられる。垂下板部30Aの長さ寸法は、上記したようにルーフトリム3の厚さ寸法よりやや短く設定されているため、バイザ側ブラケットベース板7の上面周縁は、ルーフトリム3の下面に適切な接触圧をもって当接する。このため、ルーフトリム3におけるバイザ側ブラケットベース板7との当接部分に皺などが発生するのを防止することができる。また、4本のスペーサ片30により、バイザ側ブラケットベース板7は、ルーフトリム3の下面に均等に当接させることができる。
【0054】
最後に、バイザ側ブラケット5とパネル側ブラケット6の対応する位置の固定用開口部19、31と、インナパネル2のパネル側固定用開口部2Bとを一致させた状態で図示しないグロメットスクリュー及びグロメットスクリュー用突起などの固定手段により、インナパネル2に固定させる。
【0055】
なお、このように取り付けられた車体取付用ブラケット1をインナパネル2から取り外す場合は、グロメットスクリュー用突起とグロメットスクリューを取り外した後、バイザ側ブラケット5を垂直方向に軽く引き抜くことで、バイザ側ブラケット5の段部13に係合したパネル側ブラケット6の係止突起24を外すことにより、パネル側ブラケット6からバイザ側ブラケット5を容易に取り外すことができる。
【0056】
以上、実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、ガイド部12をシャフト支持部8の周壁部近傍に設けたが、前記ガイド部12を、シャフト支持部8の周壁部に一体的に形成するようにしてもよい。
【0057】
また、上記した実施形態は、本発明をサンバイザの車体取付用ブラケットに適用した例であるが、可動式の室内灯の車体取付用ブラケットやその他の補器の車体取付用ブラケットとして、本発明を適用することも可能である。
【0058】
また、上記した実施形態では、パネル側ブラケット6にスペーサ片30を形成したが、バイザ側ブラケット5にスペーサ片を設ける構成としてもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、第1ブラケットと第2ブラケットとを組み付けた際に、固定シャフトが第2ブラケットの被係合部により補強支持されるため、固定シャフトを確実に保持することができる。このため、固定シャフトがシャフト支持部に対してがたついたり、取付部分で異音が発生するのを抑制する効果がある。また、本発明によれば、第1ブラケットと第2ブラケットを組み付けるだけでシャフト支持部を補強する効果がある。
【0061】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載された発明の効果に加えて、簡単な構造で、第1ブラケットと第2ブラケットとの円滑な組み付けと、シャフト支持部の補強を行えるという効果がある。また、第1ブラケットと第2ブラケットとを係止突起で所謂セミロックできるため、取付作業性が向上する効果がある。さらに、係止突起による第1ブラケットと第2ブラケットとの係止強度は低くてよいため、第1ブラケットと第2ブラケットとの組み付け・離脱作業が容易になる。
【0064】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載された発明の効果に加えて、第1ブラケットと第2ブラケットとに設けられた対をなすコネクタ同士は、両ブラケットを組み付けることで自動的にコネクタ同士が接続されるため、車体取付用ブラケットの組み付け作業と接続作業を同時に簡単に行えるという効果がある。
【0065】
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜請求項3に記載された発明の効果に加えて、スペーサ片で第1ブラケットと第2ブラケットとの間隔を所定寸法に保持することができるため、例えばパネルにトリムなどが重ねて配置されている場合にトリムの厚さ寸法を勘案して第1ブラケットがトリム表面を過剰に押さえ付けるの防止することができ、取付部分の外観を良好にする効果がある。また、本発明によれば、第1ブラケットと第2ブラケットとの間隔をスペーサ片で確保できるため、第1ブラケットで保持されるシャフト支持部の基部と、シャフト支持部に一体的に形成された係合部に係合する第2ブラケットの被係合部で保持される位置との間の距離を長く設定でき、シャフト支持部側での保持強度を向上させることができる。このため、固定シャフトに生じるモーメントに耐え得る剛性をシャフト支持部に与える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補器(サンバイザ)の車体取付用ブラケットの実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】実施形態におけるバイザ側ブラケットを示す斜視図である。
【図3】実施形態におけるバイザ側ブラケットを示す平面図である。
【図4】実施形態におけるパネル側ブラケットを示す斜視図である。
【図5】実施形態におけるバイザ側ブラケットとパネル側ブラケットとを組み付けた状態を示す平面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】実施形態におけるシャフト支持部の周壁部近傍に形成したガイド部とガイド溝との係合状態を示す要部拡大断面図である。
【図9】自動車のインナパネル及びルーフトリムにおける補器取付位置を説明する斜視図である。
【図10】従来のサンバイザの取付構造を示す側面説明図である。
【図11】従来のサンバイザの他の取付用ブラケットを用いた取付構造を示す部分断面図である。
【図12】従来のサンバイザの他の取付用ブラケットを用いた取付構造を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 車体取付用ブラケット
2 インナパネル
4 固定シャフト
5 バイザ側ブラケット(第1ブラケット)
6 パネル側ブラケット(第2ブラケット)
8 シャフト支持部
12 ガイド部(係合部)
14 雌コネクタ
21 開口部
22 ガイド保持板
23 ガイド溝
24 係止突起
27 雄コネクタ
30 スペーサ片
W1、W2 配線
Claims (4)
- 車体側のパネルに補器を固定する車体取付用ブラケットにおいて、
前記補器を支持する第1ブラケットと、当該第1ブラケットを保持する第2ブラケットとを備え、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットとが前記パネルに固定手段により固定され、
前記第1ブラケットには、一側に前記補器が配置され且つ他側に前記補器を支持する固定シャフトを嵌合するシャフト支持部が突設されると共に、前記シャフト支持部の周壁部近傍に係合部が形成され、
前記第2ブラケットには、前記第1ブラケットを組み付けることにより前記係合部が係合する被係合部が形成され、さらに前記第2ブラケットに前記シャフト支持部が挿入される開口部が形成され、前記開口部の周縁部に、前記係合部がスライド可能に挿入される被係合部が形成されたガイド保持板が設けられている
ことを特徴とする補器の車体取付用ブラケット。 - 請求項1記載の補器の車体取付用ブラケットであって、
前記係合部は、前記シャフト支持部の側方に突出するガイド部であり、前記被係合部は前記ガイド保持板に形成されたガイド溝であり、前記ガイド部が前記ガイド溝に挿入された状態で前記ガイド部側又は前記ガイド溝側に形成された係止突起が他方側に係止されることを特徴とする補器の車体取付用ブラケット。 - 請求項1又は請求項2に記載の補器の車体取付用ブラケットであって、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットには、これらのブラケットを組み付けた状態で互いに結合する対をなす雄型又は雌型のコネクタが配設され、前記第1ブラケットに配設された前記コネクタには補器の電装品に接続された配線が接続され、前記第2ブラケットに配設された前記コネクタには車体側の配線が接続されることを特徴とする補器の車体取付用ブラケット。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の補器の車体取付用ブラケットであって、
前記第1ブラケット又は前記第2ブラケットには、他方のブラケットに当接して当該他方のブラケットとの間に所定の距離を保持するスペーサ片が形成されていることを特徴とする補器の車体取付用ブラケット。
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