JP3603899B2 - 画像表示制御装置および画像表示制御方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、人間や動物等の顔あるいは体全体の画像を表示させる画像表示制御装置および画像表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、モンタージュ画像作成装置と称されるものが知られている(例えば、特許文献1)。このモンタージュ画像作成装置は、目、鼻、口、眉毛、輪郭、髪型等の人間の顔の各部位ごとに当該部位の形状を表す部分画像(以下、「パーツパターン」という。)を各々複数種記憶したパーツパターンメモリを有している。また、顔のモンタージュ画像の作成の際に、顔の各部位を選択するための部位選択キーと、この部位選択キーの操作により選択された部位を表すパーツパターンを選択するためのパーツパターン選択キー等が設けられている。
そして、任意の顔を作成するために、先ず例えば目から作成する場合には、部位選択キーを押して目の部位を選択する。しかる後に、パーツパターン選択キーを操作して部位選択キーの操作により選択された目の部位に設けられた複数種類のパーツパターンのなかから一種類のパーツパターンを選択する。鼻、口、眉毛、輪郭、髪型に関しても同様の操作を行うことにより、最終的に各部位ごとに選択したパーツパターンの組み合わせに基づいて任意の顔画像を作成することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−129572号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のモンタージュ画像装置にあっては、前述したように、任意の顔を作成するに際して、顔を構成する各部位ごとになされる部位選択キーの操作とその部位選択キーの操作に続いてなされるパーツパターン選択キーの操作との二つの操作を交互に行う必要があり、よって操作が煩雑となって迅速に任意の顔を作成することができない。
また、前記部位選択キーは顔を構成する各部位とは無関係な位置に配置されており、他方、前記パーツパターン選択キーは前記部位選択キーとは別個独立して配置されていることから、たとえば部位選択を行うつもりであるにもかかわらず、誤ってパーツパターン選択キーを操作してしまうなど、迅速かつ容易に所望のモンタージュ画像を作成することができるものではなかった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、所望の生命体画像を迅速かつ容易に表示部に表示させることができる画像表示制御装置および画像表示制御方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような目的を達成するために、次の構成を採用している。なお、各構成要素に括弧して付けた図面参照符号等は、この実施例における図面参照符号等である。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明にかかる画像表示制御装置は、
部分画像記憶部(図4,図5のROM14)に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部(図4の表示部4)に表示させるように制御する画像表示制御装置において、
前記表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けて記憶しているデータ記憶手段(図4、図7のRAM15;図7の155、156)と、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に表示させる表示制御手段(図4のCPU13;図13のSF3〜SF8)と、
印刷を行う際に操作される印刷操作手段(図1、図3の入力部3;[0029]印刷キー;図14のSG1)と、
この印刷操作手段が操作されると、これに応答して、前記データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで前記表示制御手段の制御により表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御手段(図1、図3のCPU13;[0030];図14のSG5)と、
を備えていることを特徴とする。
請求項2記載の発明にかかる画像表示制御装置は、
部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御装置において、
前記表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けて記憶しているデータ記憶手段(図4、図7のRAM15;図7の155、156)と、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に表示させる表示制御手段(図4のCPU13;図13のSF3〜SF8)と、
印刷を行う際に操作される印刷操作手段(図1、図3の入力部3;[0029]印刷キー;図14のSG1)と、
この印刷操作手段が操作されると、これに応答して、前記データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで前記表示制御手段の制御により表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御手段(図1、図3のCPU13;[0030];図14のSG5)と、
を備えていることを特徴とする。
請求項3記載の発明にかかる画像表示制御装置は、
部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御装置において、
前記生命体画像に対応する氏名および電話番号を含む個人データを入力する入力手段(図1の入力部12;図8のSA1、図9のSB2)と、
この入力手段により入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像の組み合わせで作成する作成手段(図1のCPU13;図8のSA2、図10)と、
この作成手段により作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けて記憶するデータ記憶手段(図4、図7のRAM15;図7の155、156)と、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に一括表示させる表示制御手段(図4のCPU13;図13のSF3〜SF8;[0027])とを備えており、
前記個人データは、更に年令および身長を含み、この年令または身長に応じた大きさで前記表示制御手段の制御により表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御手段(図1、図3のCPU13;[0030];図14のSG5)とを更に備えていることを特徴とする。
【0006】
請求項4記載の発明にかかる画像表示制御装置は、
部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御装置において、
前記生命体画像に対応する氏名および電話番号を含む個人データを入力する入力手段(図1の入力部12;図8のSA1、図9のSB2)と、
前記入力手段により入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像の組み合わせで作成する作成手段(図1のCPU13;図8のSA2、図10)と、
この作成手段により作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けて記憶するデータ記憶手段(図4、図7のRAM15;図7の155、156)と、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に一括表示させる表示制御手段(図4のCPU13;図13のSF3〜SF8;[0027])とを備えており、
前記個人データは、更に年令および身長を含み、この年令または身長に応じた大きさで前記表示制御手段の制御により表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御手段(図1、図3のCPU13;[0030];図14のSG5)を更に備えていることを特徴とする。
請求項5記載の発明にかかる画像表示制御装置は、
請求項1に記載の画像表示制御装置において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかである([0033]参照)ことを特徴とする。
請求項6記載の発明にかかる画像表示制御装置は、
請求項2に記載の画像表示制御装置において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかである([0033]参照)ことを特徴とする。
請求項7記載の発明にかかる画像表示制御装置は、
請求項3に記載の画像表示制御装置において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかである([0033]参照)ことを特徴とする。
請求項8記載の発明にかかる画像表示制御装置は、
請求項4に記載の画像表示制御装置において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかである([0033]参照)ことを特徴とする。
請求項9記載の発明にかかる画像表示制御装置は、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像表示制御装置において、更に、前記表示制御手段の制御により前記表示部に表示されている生命体画像の少なくとも一部を修正するために、当該生命体画像を構成する各部分画像のうちの少なくとも一つの部分画像を、前記部分画像記憶手段に記憶されている他の部分画像に置き換え、この置き換えられた後の生命体画像を前記表示部に表示させる置き換え制御手段(図4のCPU13;図10のSC4〜SC15)とを備えていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
請求項1記載の発明によれば、表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けてデータ記憶手段に記憶しているので、検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に表示させることができる。
そればかりでなく、各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と一致する個人データとを表示部に表示させた後に、印刷を行う際に操作される印刷操作手段が操作されると、これに応答して、データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで、表示されている生命体画像を印刷することができる。
請求項2記載の発明によれば、表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと、当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けてデータ記憶手段記憶しているので、入力された検索データに基づいて、記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを表示部に表示させることができる。
そればかりでなく、各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と一致する個人データとを表示部に表示させた後に、印刷を行う際に操作される印刷操作手段が操作されると、これに応答して、データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで、表示されている生命体画像を印刷することができる。
請求項3記載の発明によれば、生命体画像に対応する氏名および電話番号を含む個人データを入力し、この入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像の組み合わせで作成し、この作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けて記憶した後、入力された検索データに基づいて、記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを表示部に一括表示させることができる。このため、検索データが入力されると、自動的に、この入力された検索データと一致する個人データとこれに対応する生命体画像とを一括表示させることができ、この結果、個人データとこれに対応する生命体画像とを表示部上で互いに関連付けて視認することができる。
そればかりでなく、個人データとこれに対応する生命体画像とを表示部に表示させた後に、前記個人データに含まれている年令または身長に応じた大きさで、前記表示されている生命体画像を印刷することができる。
【0008】
また、請求項4記載の発明によれば、生命体画像に対応する氏名および電話番号を含む個人データを入力し、この入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像の組み合わせで作成し、この作成された生命体画像と前記入力された個人データとを表示させることができる。また、この作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けて記憶した後、入力された検索データに基づいて、前記記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを表示部に一括表示させるができる。このため、検索データが入力されると、自動的に、この入力された検索データと一致する個人データとこれに対応する生命体画像とを一括表示させることができ、この結果、個人データとこれに対応する生命体画像とを表示部上で互いに関連付けて視認することができる。
そればかりでなく、個人データとこれに対応する生命体画像とを表示部に表示させた後に、前記個人データに含まれている年令または身長に応じた大きさで、前記表示されている生命体画像を印刷することができる。
さらに、請求項10,請求項11,および請求項13記載の発明によれば、請求項1,請求項2,および請求項3記載の発明の場合と同様な作用、効果をもつ。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図にしたがって説明する。
すなわち、図1に示したように、表示印刷装置1は外部ケース2を有しており、外部ケース2の上面には、複数のキーで構成される入力部3、及び液晶表示部4が設けられている。液晶表示部4の側部には、手相用モンタージュ作成キー5と、手相データ入力部6とが配置されている。
手相データ入力部6には、図2に拡大して示したように人間の左手を示す図形61が描かれている。この左手を示す図形61において、指紋がある位置に指紋キー62が配置されているとともに、太陽線上、結婚線上、感情線上、頭脳線上、生命線上、運命線上に、各々に太陽線キー63、結婚線キー64、感情線キー65、頭脳線キー66、生命線キー67、及び運命線キー68が配置されている。
【0010】
また、外部ケース2の上面側部には、モンタージュデータ入力部7、人物モンタージュ作成キー8、データ入力キー9、及び登録キー10が設けられており、外部ケース2の側面部には、内部に配置されているプリンタ18(図4参照)により印刷されたカードCを外部に排出するための排出口11が設けられている。前記モンタージュ入力部7は、図3に拡大して示したように、人間の全身を構成する各部位に対応する位置に配置された複数のキー、すなわち、髪型キー70、眉毛キー71、目キー72、耳キー73、鼻キー74、輪郭キー75、口キー76、両手キー77、服装キー78及び両足キー79で構成されている。
【0011】
図4は、表示印刷装置1の内部構成を示すブロック図である。
前述した各キーの操作情報は、このブロック図において入力部12からCPU13に入力される。CPU13は、ROM14に記憶されているプログラムやワーク用のRAM15に記憶されるデータ等に基づき、この表示印刷装置1において必要となる全ての制御を実行するとともに、前記液晶表示装置4を駆動する表示駆動回路16を制御する。
さらにCPU13は、モンタージュデータや文字データを印刷データに変換処理する印刷変換処理部17を制御し、プリンタ18はこの印刷変換処理17から出力される信号に基づいて動作する。
【0012】
また、前記ROM14は、前記プログラムを記憶したプログラムROM、図5に示した人物用パーツパターンROM、図6に示した手相用パーツパターン・結果データROMとから構成されている。
人物用パーツパターンROM(図5)には、前記モンタージュデータ入力部7に設けられた各キー70〜79に対応する輪郭、髪形、目・・・両足等の10部位のパーツパターンデータが各々アドレス01〜50までの50種類ずつ格納されている。
手相用パーツパターン・結果データROM(図6)には、手相用パーツパターンデータエリア(A)と結果データエリア(B)とにエリア区分されている。そして、手相用パーツパターンデータエリア(A)には、前記手相用データ入力部に設けられた各キー62〜68に対応する生命線、頭脳線・・・指紋等の7部位のパーツパターンデータが各々01〜50までの50種類ずつ格納されている。また、結果データエリア(B)には、前記生命線、頭脳線・・・指紋等の7部位のパーツパターンデータごとに、各々01〜50までの50種類の占い結果が記憶されている。
【0013】
RAM15には、図7に示したように表示レジスタ150、データ合成用ワークエリア151が設けられているとともに、項目1,2・・・ごとに、本人と家族のデータを記憶するデータエリア152が設けられている。
このデータエリア152は、甲、乙等の本人のデータを記憶する本人データエリア153と、家族1、家族2・・・等の、当該本人の家族のデータを記憶する家族データエリア154とで構成されている。
【0014】
この本人及び家族データエリア153,154は、住所録・文書データエリア155とモンタージュデータエリア156、及び手相データエリア157に区分されている。
住所録・文書データエリア155には、本人または家族の氏名、住所等が記憶され、モンタージュデータエリア156には、前記モンタージュ入力部7に設けられた各キー70〜79の操作により入力された輪郭、髪型、目・・・等のパーツパターン(部分画像)を指定するための指定データとして、図5に示した01〜50のパーツパターンNO.をもって記憶される。
また、手相データエリア157には、前記手相用データ入力部6に設けられた各キー62〜78の操作により入力された生命線、頭脳線、指紋・・・等のパーツパターン(部分画像)を指定するための指定データとして、図6に示した01〜50のパーツパターンNO.をもって記憶される。
【0015】
次に以上の構成にかかる本実施例の動作について、図8以降に示したフローチャートに従って説明する。
すなわち、図8は本実施例のゼネラルフローであり、先ず住所録・文書データの入力・登録処理を実行する(SA1)。この住所録・文書データの入力・登録処理は、図9に示したフローにしたがって行われる。
まず、データ入力キー9が操作されたか否かを判別する(SB1)。データ入力キー9が操作されたならば、液晶表示部4に「氏名、住所、電話?」の表示を行い(SB2)、これら氏名等が入力されたか否かを判別する(SB3)。これらのデータが入力済となるまで、SB2,SB3のループを繰り返し、この間、ユーザーは入力部3に設けられているキーを操作して氏名等の入力を行う。
【0016】
そして、氏名等が入力済となった時点で、次に「年令、身長?」の表示を行い(SB4)、さらに年令及び身長が入力されたか否かを判別する(SB5)。これらのデータが入力済となるまで、SB4,SB5のループを繰り返し、この間ユーザーは同様に入力部3に設けられているキーを操作して年令及び身長の入力を行う。
また、これらデータの入力があった時点で、「文書?」の表示を行った後(SB6)、当該文書データが入力済となったか否かを判別し(SB7)、文書データが入力済となった時点で、「家族1の年令、身長?」を表示する(SB8)。さらに、家族1の年令、身長のデータが入力済となったか否かを判別し(SB9)、入力済となったならば、以下家族2、家族3等の年令、身長のデータを入力を行う。そして、このような必要なデータが入力されたならば、登録キー10が操作されたか否かを判別し(SB11)、登録キー10が操作された時点で、これまで入力されたデータをRAM15の住所録・文書データエリア155に記憶させ(SB12)、図8のゼネラルフローに戻る。
【0017】
図8のゼネラルフローにおいて、SA1に続くSA2では、人物・手相のモンタージュ作成・登録処理が実行される。
この処理において、人物のモンタージュ作成・登録処理は図10に示したフロー、手相のモンタージュ作成・登録処理は図12に示したフローに各々従って行われる。
すなわち、図10の人物のモンタージュ作成・登録処理のフローは、先ずモンタージュ作成キー8が操作されたことにより実行され(SC1)、このモンタージュ作成キー8が操作されたならば、初期設定時における人物のモンタージュ画像を表示するために、基本型「01」を初期設定する(SC2)。ここで、基本型「01」とは、図5に示した1輪郭〜10両足までの各部位の01列に記憶されているパーツパターンNO.データであり、よって、このSC2の処理により01列に記憶されている部位「1」の輪郭から部位「10」の両足までの10種類で構成される一人分の全パーツパターンNO.データがRAM15のモンタージュデータエリア156内の各部位エリアに記憶される。
【0018】
引き続き、データ合成処理(SC3)が実行されるが、このデータ合成処理は前記基本型「01」で設定されたパーツパターンNO.データまたは前記モンタージュデータエリア153に記憶された各パーツパターンNO.データに基づいて、図11に示したフローにしたがって行われる。
すなわち、これらパーツパターンNO.データのなかから、まず、輪郭パーツパターンNO.を読み取って(SD1)、この読み取った輪郭パーツパターンNO.に対応する部分画像であるパーツパターンデータをRAM15のデータ合成用エリア151に転送し(SD2)、次に、髪型パーツパターンNO.を読み取って(SD3)、この読み取った髪型パーツパターンNO.に対応する部分画像であるパーツパターンデータを前記データ合成用エリア151に転送する(SD4)。
さらに、目、鼻、口等の他の部位についても同様の処理を行った後(SD5)、データ合成用エリア151で、前述のようにして、読み取った各部分画像であるパーツパターンデータを合成して構成されたモンタージュ画像を液晶表示部4に表示させる(SD6)。
よって、前述したモンタージュ作成キー8を操作した直後の初期設定時にあっては、このSD6の処理により液晶表示部4には、図5の部位1の輪郭〜部位10の両足までの01列に記憶されている各パーツパターンNO.データに対応したパーツパターンデータで構成される全身の基本型モンタージュ画像が表示される。
【0019】
一方、図10のSC3に続くSC4では、まず輪郭キー75が操作されたか否かを判別し(SC4)、輪郭キー75が操作されたならば、その輪郭のパーツパターンNO.を初期設定されている「01」から「02」に変更した後(SC5)、前述したデータ合成処理(SC3)を実行する。したがって、輪郭キー75を順次操作すれば、その都度液晶表示部4に表示されている全身モンタージュ画像のなかの、輪郭のパーツパターンのみが順次変更される。このため、輪郭のパーツパターンは50種類記憶されていることから、輪郭キー75を連続的に操作することにより、全身モンタージュ画像のなかの輪郭を50パターン変更することができる。
【0020】
そして、50種類の中から希望する輪郭と最も似ている輪郭のパーツパターンが液晶表示部4に表示された時点で、次に髪型キー70を操作すると、SC6の判別がYESとなって、髪型のパーツパターンNO.が変更され(SC7)、全身モンタージュ画像のなかの、髪型のパーツパターンが変更される。また、髪型パーツも50種類記憶されていることから、髪型キー70の操作により全身モンタージュ画像のなかの髪型を50パターン変更することができる。
【0021】
以下同様にして、図2に示した目キー72〜両足キー79を操作して、作成対象者の各部位と似ているパーツパターンを示すパーツパターンNO.に変更することにより、最初に表示された基本型の人物の全身モンタージュ画像から対象者に似た全身モンタージュ画像に移行する。そして、対象者に似ている全身モンタージュ画像が形成されたならば、OKキー(アルファベットキーで「OK」と入力することにより行う。)を操作する。すると、SC16からSC17に進み、前述した図9のフローで個人データを入力された被合成者の氏名が記憶されている項目のモンタージュデータエリア156に、各パーツパターンNO.が記憶される。
【0022】
他方、図12に示した手相のモンタージュ作成・登録処理のフローは、手相用モンタージュ作成キー5がオン操作されることにより実行される(SE1)。このモンタージュ作成キー8が操作されたならば、初期設定時における手相のモンタージュ画像を表示するために、基本型「01」を初期設定する(SE2)。ここで、基本型「01」とは、図6の手相データエリア(A)において、生命線〜指紋までの7種類の各部位の01列に記憶されているパーツパターンNO.データであり、よって、このSE2の処理により01列に記憶されている生命線〜指紋までの7種類のパーツパターンで構成される手相を示すの全パターンNO.データがRAM15の手相データエリア157内の各部位エリアに記憶される。
【0023】
引き続き、データ合成処理(SE3)が実行されるが、このデータ合成処理も前述の場合と同様、前記基本型「01」で設定されたパーツパターンNO.データ等に基づいて、前述した図11に示したフローにしたがって行われる。したがって、この初期設定時にあっては、このSE3の処理により、液晶表示部4には、図6の01列に記憶されている頭脳線、指紋、太陽線、結婚線、頭脳線、運命線、生命線を有する手の基本形モンタージュ画像が表示される。
【0024】
また、SE3に続くSE4では、まず、生命線キー68が操作されたか否かを判別し(SE4)、生命線キー68が操作されたならば、生命線パーツNO.を「01」「02」変更した後(SE5)、前述したデータ合成処理(SE3)を実行する。したがって、生命線キー68を操作すれば、その都度液晶表示部4に表示されている手相の生命線のパーツパターンが「01」のものから「02」のものに変更される。また、生命線パーツは50種類記憶されていることから、生命線キー68を連続的に操作することにより、手相の生命線を50パターン変更することができる。
そして、50種類の中から最も対象者の生命線に似ている生命線のパターンが液晶表示部4に表示された時点で、次に頭脳線キー66を操作する。すると、SE6の判別がYESとなって、頭脳線のパーツNO.が「01」から「02」に変更されて(SD7)手相の頭脳線のパーツパターンが「01」のものから「02」のものに変更される。また、頭脳線パーツも50種類記憶されていることから、生命線キー68の操作により手相の頭脳線を50パターン変更することができる。
【0025】
以下同様にして、運命線キー67、感情線キー65、結婚線キー64、太陽線キー63、指紋キー62を操作して、対象者の手相の各パーツパターンと似ているパーツパターンを示すパーツNO.に変更することにより、最初に表示された手相の基本型モンタージュ画像から対象者の手相に似たモンタージュ画像に移行する。そして、対象者の手相に似ている手相のモンタージュ画像が形成されたならば、OKキー(アルファベットキーで「OK」と入力することにより行う。)を操作する。すると、SE18からSE19に進み、前述した図9のフローで個人データエリア153に入力された者の氏名が記憶されている手相データエリア157の各部位エリアに、生命線から指紋までの各パーツパターンNO.が記憶される。
【0026】
また、ゼネラルフローのSA2に続くSA3では、検索・表示処理を実行し、この検索・表示処理は図13に示したフローチャートに従って行われる。
すなわち、入力部2に設けられている検索キーが操作されたか否かを判別し(SF1)検索キーが操作されたならば、液晶表示部4に「検索語?」の表示を行う(SF2)。すると、ユーザーは表示に従って、予めRAM15に記憶してある個人データの名前「甲、乙・・・」のいずれかを、入力部3に設けられているキーの操作により行い、これにより検索データが入力される(SF3)。次に、先程SF3で入力された検索データが、個人データのいずれかの名前と一致するか否かを判別する(SF4)。
【0027】
そして、両データが一致してキー操作により入力された名前が、RAM15の個人データにあった場合には、対応の住所録、文書データ、モンタージュデータ(複数のパーツパターンNO.)、手相データを読み取り(SF5)、さらにこの読み取ったパーツパターンNO.に対応する人間の部分画像であるパーツパターンデータ、手相のパーツパターンデータを合成RAM(RAM15のデータ合成用エリア151)に転送する(SF6)。
次に、入力された名前の者に、家族データがあるか否かを判別し(SF7)、家族データがある場合にはSF5〜SF7のループを繰り返す。これにより、全家族データが読み取られると、この読み取られたデータに基づく住所録、文書とモンタージュ画像とを一括表示する(SF8)。
したがって、これにより家族全員のモンタージュ画像MG1、MG2、MG3と共に、「東京都…」という住所、「村田○○…」という氏名等の個人データKDや「謹賀新年」という文字からなる文書データBDが液晶表示部4に表示される(図17参照)。
【0028】
次に、入力部3に設けられている手相キーが操作されたか否かを判別し(SF9)、手相キーが操作されたならば、手相データ(NO.データ)に基づいて、対応する占い内容データを読み取り(SF10)、読み取られたデータに基づく住所録・文書と占い内容データに基づく占い内容を一括表示する(SF11)。このSF11の処理により、液晶表示部4には図15に示したように、該当する者の手相の画像TGのみならず、氏名、住所の個人データKDとともに、手相の各線や指紋の占い結果データRDが表示される。
【0029】
また、ゼネラルフローのSA3に続くSA4では、印刷処理が実行される。この印刷処理は、図14に示したフローに従って行われる。なお、このフローで用いられるキーは、全て入力部3内に設けられている。
すなわち、先ず印刷キーが操作されたか否かを判別し(SG1)、印刷キーが操作されたならば、名刺キーが操作されたか否かを判別する(SG2)。名刺キーが操作された場合には、横印刷と縦印刷のいずれの印刷型式が設定されているかを判別し(SG3)、縦印刷が設定されている場合には、指定中の住所録データとモンタージュデータとを縦のデータに変換する(SG4)。すなわち、RAM15には横印刷される場合を想定して各データが記憶されていることから、縦印刷が設定された場合にのみ、SG4の処理を実行する。
【0030】
引き続き、年令または身長に応じた大きさ、または指定された大きさでモンタージュ画像を印刷するとともに(SG5)、住所を倍角で印刷し(SG6)、氏名を4倍角で印刷する(SG7)。このSG5〜SG7の処理により、図16(A)(B)に例示したように、横印刷または縦印刷であって、モンタージュ画像が年令に応じた大きさで印刷され、また、住所は倍角、氏名は4倍角で印刷された名刺Mがプリントアウトされる。
【0031】
また、名刺キーが操作されなかった場合には、はがきキーが操作されたか否かを判別する(SG8)。そして、はがきキーが操作された場合には、横印刷と縦印刷のいずれの印刷型式が設定されているかを判別し(SG9)、縦印刷が設定されている場合には、指定中の住所録・文書データとモンタージュデータとを縦のデータに変換する(SG10)。引き続き、年令または身長に応じた大きさ、または指定された大きさでモンタージュ画像を印刷するとともに(SG11)、文書を4倍角で印刷し(SG12)、住所・氏名を全角で印刷する(SG13)。さらに、家族データがあるか否かを判別し(SG14)、家族データがある場合には、当該家族データとそのデータに係るモンタージュデータとを読み取り(SG15)、年令または身長に応じた大きさ、または指定された大きさでモンタージュ画像を印刷する(SG16)。
すなわち、年令が100才の場合に最大の大きさで、1才の場合に最小の大きさでモンタージュ画像を印刷する。また、身長が200cmの場合に最大の大きさで、50cmの場合に最小の大きさでモンタージュ画像を印刷する。このSG11〜SG16の判別処理により、図17に例示したように、横印刷または縦印刷であって、文書データBDの「謹賀新年」という文字が4倍角であり、個人データKDの「住所」の「東京都…」と3人の「氏名」の「村田○ ○○ ○○」とは全角であり、かつ、家族全員のモンタージュ画像MG1,MG2、MG3が年令に応じた大きさで印刷されたはがきHがプリントアウトされる。
【0032】
また、はがきキーが操作されなかった場合には、文書キーが操作されたか否かを判別する(SG17)。そして、文書キーが操作された場合には、横印刷と縦印刷のいずれの印刷型式が設定されているかを判別し(SG18)、縦印刷が設定されている場合には、文書データとモンタージュデータとを縦のデータに変換する(SG19)。引き続き、モンタージュキーが操作されたか否かを判別し(SG20)、操作された場合には、先に指定された大きさでモンタージュ画像を印刷した後(SG21)、指定された大きさの文書データを印刷する(SG22)。これに対し、モンタージュキーが操作されなかった場合には、先に指定された大きさで文書データを印刷した後(SG23)、後から指定された大きさでモンタージュ画像を印刷する。
よって、モンタージュキーを操作し、あるいは操作しないことにより、印刷されるモンタージュ画像と文書の位置関係を逆にすることができる。
【0033】
なお、実施例においては生命体として人間の顔あるいは身体を対象としたが、これに限らず動物や植物等の他の生命体を対象としても実施し得ることは勿論である。
【0034】
【実施の形態の効果】
以上説明したように、この発明実施の形態は、生命体の全部または一部を構成する各部位ごとに設けられているパーツパターン指定手段により指定されたパーツパターンに基づき、生命体の全部または一部を表示するようにした。よって、パーツパターン指定手段を操作することのみにより迅速にパーツパターンに基づく生命体のモンタージュ画像の表示を行うことができる。また、各パーツパターン指定手段は生命体の全部または一部を構成する各部位に対応した位置ごとに設けられていることから、指定しようとする部位と当該部位のパーツパターンとを対応づけて指定することができ、したがって、各部位ごとのパーツパターンの指定の誤操作が発生するおそれはない。よって、パーツパターン指定手段を正確に操作することができ、これにより所望のモンタージュ画像を迅速かつ容易に作成して表示することができる。
【0035】
また、この発明実施の形態は、人間の全部または一部を構成する各部位ごとに設けられているパーツパターン指定手段により指定されたパーツパターンに基づき、人間の全部または一部と占い結果とを表示するようにした。よって、パーツパターン指定手段を操作することのみにより、パーツパターンに基づく人間の全部または一部のモンタージュ画像と占い結果とを迅速に表示することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けてデータ記憶手段に記憶しているので、検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に表示させることができる。
そればかりでなく、各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と一致する個人データとを表示部に表示させた後に、印刷を行う際に操作される印刷操作手段が操作されると、これに応答して、データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで、前記表示されている生命体画像を印刷することができる。
請求項2記載の発明によれば、表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと、当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けてデータ記憶手段に記憶しているので、入力された検索データに基づいて、記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを表示部に表示させることができる。
そればかりでなく、各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と一致する個人データとを表示部に表示させた後に、印刷を行う際に操作される印刷操作手段が操作されると、これに応答して、データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで、前記表示されている生命体画像を印刷することができる。
請求項3記載の発明によれば、生命体画像に対応する氏名および電話番号を含む個人データを入力し、この入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像の組み合わせで作成し、この作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けて記憶した後、入力された検索データに基づいて、記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを表示部に表示させることができる。このため、検索データが入力されると、自動的に、この入力された検索データと一致する個人データとこれに対応する生命体画像とを一括表示させることができ、この結果、個人データとこれに対応する生命体画像とを表示部上で互いに関連付けて視認することができる。
そればかりでなく、個人データとこれに対応する生命体画像とを表示部に表示させた後に、前記個人データに含まれている年令または身長に応じた大きさで、前記表示されている生命体画像を印刷することができる。
【0037】
また、請求項4記載の発明によれば、生命体画像に対応する氏名および電話番号を含む個人データを入力し、この入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像の組み合わせで作成し、この作成された生命体画像と前記入力された個人データとを表示させることができる。また、この作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けて記憶した後、入力された検索データに基づいて、前記記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを表示部に表示させるができる。このため、検索データが入力されると、自動的に、この入力された検索データと一致する個人データとこれに対応する生命体画像とを一括表示させることができ、この結果、個人データとこれに対応する生命体画像とを表示部上で互いに関連付けて視認することができる。
そればかりでなく、個人データとこれに対応する生命体画像とを表示部に表示させた後に、前記個人データに含まれている年令または身長に応じた大きさで、前記表示されている生命体画像を印刷することができる。
これにより所望のモンタージュ画像を迅速かつ容易に作成して表示することができる。
さらに、請求項10,請求項11,および請求項13記載の発明によれば、請求項1,請求項2,および請求項3記載の発明の場合と同様な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した表示印刷装置の外観斜視図である。
【図2】手相データ入力部の詳細を示す拡大図である。
【図3】モンタージュデータ入力部の詳細を示す拡大図である。
【図4】本実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図5】人物用パーツパターンROMの記憶状態を示す模式図である。
【図6】手相用パーツパターン・結果データROMの記憶状態を示す模式図である。
【図7】RAMの記憶状態を示す模式図である。
【図8】本実施例のゼネラルフローである。
【図9】住所録・文書データの入力登録処理の内容を示すフローチャートである。
【図10】人物のモンタージュ作成・登録処理の内容を示すフローチャートである。
【図11】データ合成の処理内容を示すフローチャートである。
【図12】手相のモンタージュ作成・登録処理の内容を示すフローチャートである。
【図13】検索・表示処理の内容を示すフローチャートである。
【図14】印刷処理の内容を示すフローチャートである。
【図15】表示結果の一例を示す図である。
【図16】名刺印刷の一例を示す図である。
【図17】はがき印刷の一例を示す図である。
【符号の説明】
3 入力部
4 液晶表示部
5 手相用モンタージュ作成キー
6 手相用データ入力部
8 人物モンタージュ作成キー
9 データ入力キー
13 CPU
14 ROM
15 RAM
Claims (18)
- 部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御装置において、
前記表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けて記憶しているデータ記憶手段と、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に表示させる表示制御手段と、
印刷を行う際に操作される印刷操作手段と、
この印刷操作手段が操作されると、これに応答して、前記データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで前記表示制御手段の制御により表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御手段と、
を備えていることを特徴とする画像表示制御装置。 - 部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御装置において、
前記表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けて記憶しているデータ記憶手段と、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に表示させる表示制御手段と、
印刷を行う際に操作される印刷操作手段と、
この印刷操作手段が操作されると、これに応答して、前記データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで前記表示制御手段の制御により表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御手段と、
を備えていることを特徴とする画像表示制御装置。 - 部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御装置において、
前記生命体画像に対応する氏名および電話番号を含む個人データを入力する入力手段と、
この入力手段により入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像を組み合わせて作成する作成手段と、
この作成手段により作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に一括表示させる表示制御手段とを備えており、
前記個人データは、更に年令および身長を含み、この年令または身長に応じた大きさで前記表示制御手段の制御により表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御手段を更に備えていることを特徴とする画像表示制御装置。 - 部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御装置において、
前記生命体画像に対応する氏名および電話番号を含む個人データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像の組み合わせで作成する作成手段と、
この作成手段により作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶手段に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に一括表示させる表示制御手段とを備えており、
前記個人データは、更に年令および身長を含み、この年令または身長に応じた大きさで前記表示制御手段の制御により表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御手段を更に備えていることを特徴とする画像表示制御装置。 - 請求項1に記載の画像表示制御装置において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかであることを特徴とする画像表示制御装置。
- 請求項2に記載の画像表示制御装置において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかであることを特徴とする画像表示制御装置。
- 請求項3に記載の画像表示制御装置において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかであることを特徴とする画像表示制御装置。
- 請求項4に記載の画像表示制御装置において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかであることを特徴とする画像表示制御装置。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像表示制御装置において、更に、前記表示制御手段の制御により前記表示部に表示されている生命体画像の少なくとも一部を修正するために、当該生命体画像を構成する各部分画像のうちの少なくとも一つの部分画像を、前記部分画像記憶手段に記憶されている他の部分画像に置き換え、この置き換えられた後の生命体画像を前記表示部に表示させる置き換え制御手段を備えていることを特徴とする画像表示制御装置。
- 部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御方法において、
入力された検索データに基づいて、前記表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けて記憶しているデータ記憶手段をアクセスし、このデータ記憶手段に記憶されている個人データを検索する検索ステップと、
この検索ステップによる検索が実行された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に表示させる表示制御ステップと、
印刷を行う際に操作される印刷操作手段が操作されると、これに応答して、前記データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで前記表示制御ステップにより表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御ステップと、
を備えていることを特徴とする画像表示制御方法。 - 部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御方法において、
入力された検索データに基づいて、前記表示部に表示される生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データ、当該生命体画像の氏名、年令および身長を含む個人データとを対応付けて記憶しているデータ記憶手段をアクセスし、このデータ記憶手段に記憶されている個人データを検索する検索ステップと、
この検索ステップによる検索が実行された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に表示させる表示制御ステップと、
印刷を行う際に操作される印刷操作手段が操作されると、これに応答して、前記データ記憶手段に記憶されている年令または身長に応じた大きさで前記表示制御ステップにより表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御ステップと、
を備えていることを特徴とする画像表示制御方法。 - 部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御方法において、
前記生命体画像の氏名および電話番号を含む個人データを入力するための入力手段により入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像を組み合わせて作成する作成ステップと、
この作成ステップにより作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けてデータ記憶部に記憶する記憶制御ステップと、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶部に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に一括表示させる表示制御ステップとを備えており、
前記個人データは、更に年令および身長を含み、この年令または身長に応じた大きさで前記表示制御ステップにより表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御ステップを更に備えていることを特徴とする画像表示制御方法。 - 部分画像記憶部に記憶されている複数の部分画像を組み合わせて作成された生命体画像を表示部に表示させるように制御する画像表示制御方法において、
前記生命体画像に対応する氏名および電話番号を含む個人データを入力するための入力手段により入力される個人データに対応する生命体画像を複数の部分画像を組み合わせて作成する作成ステップと、
この作成ステップにより作成された生命体画像を構成している各部分画像を指定するための各指定データと当該生命体画像の個人データとを対応付けてデータ記憶部に記憶する記憶制御ステップと、
入力された検索データに基づいて、前記データ記憶部に記憶されている個人データが検索された結果、前記検索データと一致する個人データがあったことを条件として、この一致する個人データに対応する各指定データにより指定される各部分画像を前記部分画像記憶部から読み出し、この読み出された各部分画像を組み合わせて作成された生命体画像と前記一致する個人データとを前記表示部に一括表示させる表示制御ステップとを備えており、
前記個人データは、更に年令および身長を含み、この年令または身長に応じた大きさで前記表示制御ステップにより表示されている生命体画像を印刷するように制御する印刷制御ステップを更に備えていることを特徴とする画像表示制御方法。 - 請求項10に記載の画像表示制御方法において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかであることを特徴とする画像表示制御方法。
- 請求項11に記載の画像表示制御方法において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかであることを特徴とする画像表示制御方法。
- 請求項12に記載の画像表示制御方法において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかであることを特徴とする画像表示制御方法。
- 請求項13に記載の画像表示制御方法において、前記生命体画像は、顔画像または全身画像のいずれかであることを特徴とする画像表示制御方法。
- 請求項10から請求項13のいずれかに記載の画像表示制御方法において、更に、前記表示制御ステップの制御により前記表示部に表示されている生命体画像の少なくとも一部を修正するために、当該生命体画像を構成する各部分画像のうちの少なくとも一つの部分画像を、前記部分画像記憶手段に記憶されている他の部分画像に置き換え、この置き換えられた後の生命体画像を前記表示部に表示させる置き換え制御ステップを備えていることを特徴とする画像表示制御方法。
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