JP3298490B2 - 画像表示制御装置及び画像表示制御方法 - Google Patents

画像表示制御装置及び画像表示制御方法

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JP3298490B2
JP3298490B2 JP4467698A JP4467698A JP3298490B2 JP 3298490 B2 JP3298490 B2 JP 3298490B2 JP 4467698 A JP4467698 A JP 4467698A JP 4467698 A JP4467698 A JP 4467698A JP 3298490 B2 JP3298490 B2 JP 3298490B2
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生命体の画像を表
示制御する画像表示制御装置および画像表示制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顔のモンタージュ画像を作成して
これを表示するモンタージュ画像表示装置が知られてい
る。このモンタージュ画像表示装置は、目、鼻、口、眉
毛、輪郭、髪型等の人間の顔の各部位ごとに当該部位の
形状を表すパーツ画像であるパーツパターンを各々複数
種記憶したパーツパターンメモリを有している。また、
顔のモンタージュの作成の際に、顔の各部位を選択する
ための部位選択キーと、この部位選択キーの操作により
選択された部位を表すパーツパターンを選択するための
パーツパターン選択キー等が設けられている。そして、
任意の顔を作成するために、例えば目から作成する場合
には、先ず部位選択キーを押して目の部位を選択する。
しかる後に、パーツパターン選択キーを操作して部位選
択キーの操作により選択された目の部位に設けられた複
数種類のパーツパターンのなかから一種類のパーツパタ
ーンを選択する。鼻、口、眉毛、輪郭、髪型に関しても
同様の操作を行うことにより、最終的に各部位ごとに選
択したパーツパターンの組み合わせに基づいて任意の顔
を作成することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、体重を減少
させた場合に自分がどのような顔または体形になるか、
あるいは肥満となった場合に自分がどのような顔または
体形になるかを知ることは、ダイエットを試みようとし
ている者及びその他の者にとって、極めて興味深いこと
であり、また、ダイエットを成功させる上での効果的な
刺激ともなり得る。しかるに、従来のモンタージュ装置
にあっては、前述のように個々のパーツパターンを選択
的に組み合わせることにより、任意の顔のモンタージュ
を作成するに過ぎないものであることから、現在の顔の
モンタージュを作成し得ても体重の変化に対応する顔の
モンタージュや体形のモンタージュまでも作成すること
はできない。無論、作成者自らが体重の変化に対応する
顔の変化を想定してパーツパターンの選択を行えば、選
択に応じて痩せ型の顔や肥満型の顔のモンタージュを作
成することは可能である。しかし、複数種のパーツパタ
ーンから自分が痩せた場合や肥満した場合を想定して、
パーツパターンを選択することは極めて困難であり、体
重の変化に応じた顔のモンタージュを表示させることは
事実上不可能であった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、簡単な入力操作で、現在表示中の
生命体画像とは少なくとも一部の異なる別な生命体画像
を事後的に表示させることができる画像表示制御装置及
び画像表示制御方法を提供することを目的とするもので
ある。また、本発明は、簡単な入力操作で、記憶済みの
生命体画像の顔または体形のうちの少なくとも一部が異
なる顔または体形の別な生命体画像を事後的に表示させ
ることができる画像表示制御装置及び画像表示制御方法
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、画像記憶部(図3の合成R
AM14)に記憶されている第1の生命体画像(図13
(A)、図14(A)および図14(B)のMB1)を
表示部(図1および図3の表示部5、9)に表示制御さ
せる(図3のCPU11;図13(A)、図14(A)
および図14(B))画像表示制御装置において、前記
第1の生命体画像を変更させるためのカロリーデータ、
体重データおよび身長データのいずれかを含む変更制御
データが入力されるデータ入力手段(図3の入力部1
8)と、このデータ入力手段により入力された前記カロ
リーデータ、前記体重データおよび前記身長データのい
ずれかを含む変更制御データが記憶されるデータ記憶手
段(図3、図6のRAM15、図6のエリア153、1
54)と、このデータ記憶手段に記憶されている変更制
御データに従って、前記表示部に表示されている第1の
生命体画像とは、少なくとも一部が異なる第2の生命体
画像(図13(B)、図14(A)のMB2または図1
3(C)、図14(B)のMB3)を前記表示部に表示
させるように制御する第1の表示制御手段(図3のCP
U11)と、前記データ入力手段により入力された前記
カロリーデータ、前記体重データおよび前記身長データ
のいずれかを含む変更制御データを前記表示部に表示さ
せるように制御する第2の表示制御手段(図3のCPU
11)と、を備えたことを特徴とする。
【0006】また、請求項記載の発明は、請求項1に
記載の画像表示制御装置において、更に、前記第1の生
命体画像の個人データが入力される個人データ入力手段
(図1のデータ入力キー9)と、この個人データ入力手
段により入力された個人データが記憶される個人記憶手
段(図3のデータRAM15;図6のデータエリア15
2、157)とを備えており、前記第1および第2の表
示制御手段は、前記第1の生命体画像のほかに、前記個
人記憶手段に記憶された個人データを前記表示部に表示
させるように制御する制御手段(図3のCPU11;図
13(A))を備えていることを特徴とする。また、請
求項記載の発明は、請求項1に記載の画像表示制御装
置において、更に、前記データ入力手段により入力され
た前記変更制御データを前記表示部に表示させるように
制御するデータ表示制御手段(図3のCPU11;図1
3(A))を備えていることを特徴とする。また、請求
記載の発明は、請求項1に記載の画像表示制御装置
において、更に、前記第1の生命体画像から前記第2の
各生命体画像の変更に関するコメントを前記表示部に表
示させるように制御するコメント表示制御手段(図3の
CPU11;図14(A)(B)とを備えたことを特徴
とする。また、請求項記載の発明は、請求項1に記載
の画像表示制御装置において、更に、使用者により操作
される操作手段(図3のキー6f )と、この操作手段が
操作された際に、前記第1の生命体画像から前記第2の
各生命体画像の変更に関するコメントを前記表示部に表
示させるように制御するコメント表示制御手段(図3の
CPU11;図14(A)(B))とを備えたことを特
徴とする。また、請求項記載の発明は、請求項1に
載の画像表示制御装置において、前記データ入力手段
は、使用者により操作されるキー(図3の18)である
ことを特徴とする。また、請求項記載の発明は、請求
に記載の画像表示制御装置において、前記カロリー
データは、摂取カロリーデータであり、前記体重データ
は、前記第1の生命体画像または前記第2の生命体画像
の実際の体重データまたは実際の体重データに加算また
は減算された後の体重データであることを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、請求項1に記載の画像表
示制御装置において、前記第1および前記第2の各生命
体画像は、表示部に表示する際に前記画像記憶部(図3
の合成RAM14)に記憶されている一つの生命体の画
像(図13(A)、図14(A)および図14(B)の
MB1)であることを特徴とする。また、請求項記載
の発明は、請求項1に記載の画像表示制御装置におい
て、前記第2の生命体画像は、前記第1の生命体画像の
顔または全身を太らせた後または痩せさせた後の画像で
あることを特徴とする。
【0007】また、請求項10記載の発明は、画像記憶
部(図3の合成RAM14)に記憶されている第1の生
命体画像(図13(A)、図14(A)および図14
(B)のMB1)を表示部(図1および図3の表示部
5、9)に表示制御させる(図11のSE6、SE7;
図13(A)、図14(A)および図14(B))画像
表示制御方法において、前記第1の生命体画像を変更さ
せるためのカロリーデータ、体重データおよび身長デー
タのいずれかを含む変更制御データを入力するデータ入
力ステップ(図11のSE10、SE173、SE1
9)とこのデータ入力ステップにより入力された前記カ
ロリーデータ、前記体重データおよび前記身長データの
いずれかを含む変更制御データを記憶するデータ記憶ス
テップ(図11のSE11、SE20)と、このデータ
記憶ステップにて記憶された変更制御データに従って、
前記表示部に表示されている第1の生命体画像とは、少
なくとも一部が異なる第2の生命体画像(図13
(B)、図14(A)のMB2または図13(C)、図
14(B)のMB3)を前記表示部に表示させるように
制御する第1の表示制御ステップ(図12のSE12〜
SE14、SE21〜SE23)とと、前記データ入力
ステップにより入力された前記カロリーデータ、前記体
重データおよび前記身長データのいずれかを含む変更制
御データを前記表示部に表示させるように制御する第2
の表示制御ステップ(図12のSE12〜SE14、S
E21〜SE23)と、を備えたことを特徴とする。ま
た、請求項11記載の発明は、請求項10に記載の画像
表示制御方法において、更に、前記第1の生命体画像の
個人データを入力する個人データ入力ステップ(図8の
SB3)と、この個人データ入力ステップにより入力さ
れた個人データを記憶する個人記憶ステップ(図8のS
B9)とを備えており、前記第1および第2の表示制御
ステップは、前記第1の生命体画像のほかに、前記個人
記憶ステップに記憶された個人データを前記表示部に表
示させるように制御する制御ステップ(図11のSF
7;図13(A))を備えていることを特徴とする。
【0008】また、請求項12記載の発明は、請求項
に記載の画像表示制御方法において、更に、前記デー
タ入力ステップにより入力された前記変更制御データを
前記表示部に表示させるように制御するデータ表示制御
ステップ(図12のSE14、SE23;図13
(A))を備えていることを特徴とする。また、請求項
13記載の発明は、請求項10に記載の画像表示制御方
法において、更に、前記第1の生命体画像から前記第2
の各生命体画像の変更に関するコメントを前記表示部に
表示させるように制御するコメント表示制御ステップ
(図12のSE16、SE25)を備えたことを特徴と
する。また、請求項14記載の発明は、請求項10に記
載の画像表示制御方法において、更に、使用者により操
作手段(図3のキー6f)が操作された後、前記第1の
生命体画像から前記第2の各生命体画像の変更に関する
コメントを前記表示部に表示させるように制御するコメ
ント表示制御ステップ(図12のSE15、SE24、
SE16、SE25)とを備えたことを特徴とする。ま
た、請求項15記載の発明は、請求項10に記載の画像
表示制御方法において、前記カロリーデータは、摂取カ
ロリーデータであり、前記体重データは、前記第1の生
命体画像または前記第2の生命体画像の実際の体重デー
タまたは実際の体重データに加算または減算された後の
体重データであることを特徴とする。また、請求項16
記載の発明は、請求項10に記載の画像表示制御方法に
おいて、前記第1および前記第2の各生命体画像は、表
示部に表示する際に前記画像記憶部(図3の合成RAM
14)に記憶されている一つの生命体の画像(図13
(A)、図14(A)および図14(B)のMB1)で
あることを特徴とする。また、請求項17記載の発明
は、請求項10に記載の画像表示制御方法において、前
記第2の生命体画像は、前記第1の生命体画像の顔また
は全身を太らせた後または痩せさせた後の画像であるこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1及び10記載の発明は、画像記憶部に
記憶されている第1の生命体画像を表示部に表示制御さ
せた後、第1の生命体画像を変更させるための変更制御
データが入力され、この入力された変更制御データが記
憶されると、この記憶された変更制御データに従って、
表示部に表示されている第1の生命体画像とは、少なく
とも一部が異なる第2の生命体画像前記表示部に表示
する。また、前記入力されたカロリーデータ、体重デー
タおよび身長データのいずれかを含む変更制御データも
前記表示部に表示する。
【0010】したがって、簡単な入力操作で、現在表示
中の生命体画像とは少なくとも一部の異なる別な生命体
画像が事後的に表示される。また、入力されたカロリー
データ、体重データおよび身長データのいずれかを含む
変更制御データも表示されることとなる。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。すなわち、図1は本発明の一実
施の形態を適用した電子手帳の外観図であり、電子手帳
1はヒンジ2を介して連結された表ケース3と裏ケース
4とから構成されている。表ケース3側には、LCDで
構成された第1表示部5が設けられており、該第1表示
部5の下部には項目キー群6とオン・オフスイッチ8、
及び部位キー7が設けられている。
【0013】前記選択キー群6は、図2に拡大して示し
たようにモンタージュ作成キー6a、OKキー6b、検
索キー6c、指定体重キー6d、指定摂取カロリーキー
6e、比較キー6f、及び登録キー6gで構成されてい
る。前記部位キー7は、髪型キー7a、眉毛キー7b、
目キー7c、耳キー7d、口・鼻キー7e、輪郭キー7
f、両手キー7g、胴キー7h及び両足キー7iで構成
されている。
【0014】また、裏ケース4側には、前記第1表示部
5より表示面積の小さい第2表示部10が設けられてお
り、該第2表示部9の下部には数値キーやアルファベッ
トキー等からなるデータ入力キー9が設けられている。
なお、モンタージュ及びこれに関連する文字の表示に
は、表示面積の大きい第1表示部5が用いられ、第2表
示部10はデータ入力キー9の操作を指示する表示や演
算結果の表示等、他の表示に用いられる。
【0015】図3は、電子手帳1の全体構成を示すブロ
ック図であり、前述した各キーの操作情報は、このブロ
ック図において入力部18からCPU11に入力され
る。該CPU11は、基本型パーツパターンROM12
及び体重増減用パーツパターンROM13に予め記憶さ
れているデータや、合成RAM14及び個人・モンター
ジュRAM15に記憶されるデータ等に基づき、この電
子手帳1において必要となる全ての制御を実行するとと
もに、前記第1及び第2表示部5,10を駆動する表示
駆動回路16を制御する。
【0016】前記基本型パーツパターンROM12は、
図4に示したように、前記モンタージュデータ入力部7
に設けられた各キー7a〜7iに対応する輪郭、髪形、
目、口・鼻〜両足までの9部位のパーツパターンが各々
NO.1〜20までの20種類ずつ格納されている。一
方、前記体重増減用パーツパターンROM13には、図
5に示したように、NO.1〜NO.20各列に、−2
0〜0〜+20までの5Kgごとに(したがって9種
類)パーツパターンが記憶されている。つまり、パーツ
パターンROM13には、20×9=180種類のパー
ツパターンがマトリクス状に記憶されており、各例N
O.1〜NO.20において、0Kgの行(01)〜
(20)に記憶されているパーツパターンは、図4に示
した基本型パーツパターンROM12のNO.1〜N
O.20までの輪郭パーツパターンと同じものである。
そして、この行(01)〜(20)に記憶されているパ
ーツパターンを中心に、−20Kgまで体重が減少した
場合の輪郭パーツパターンと、+20Kgまで体重が増
加した場合の輪郭パーツパターンとが、各列NO.1〜
NO.20において5Kgごとに記憶されているのであ
る。なお、各パーツパターンのNO.は、(01)の+
5KgのパーツパターンNO.は(01+5)、−20
KgのパーツパターンNO.(01−20)というよう
に、基本型のパーツパターンNO.(01)〜(20)
と体重の増減値−20〜0〜+20との組み合わせで構
成されている。
【0017】個人・モンタージュデータRAM15に
は、図6に示したように表示レジスタ151が設けられ
ているとともに、項目1,2・・・ごとにデータを記憶
する項目データエリア152、指定体重値エリア15
3、指定摂取カロリーエリア154、指定体重値におけ
るモンタージュデータエリア155、指定摂取カロリー
時におけるモンタージュデータエリア156等が設けら
れている。そして、前記項目データエリア152は、さ
らに個人データエリア157とモンタージュデータエリ
ア158とに区分されている。個人データエリア157
には、各項目ごとに氏名、住所、体重、体重測定日、身
長、身長測定日、その他所定の事項が記憶され、モンタ
ージュデータエリア158には、前記モンタージュ入力
部7に設けられた各キー7a〜7iの操作により入力さ
れた輪郭、髪型、目・・・等のデータが図4に示した1
〜20のパーツパターンNO.をもって記憶される。
【0018】また、指定体重値エリア153には、前記
指定体重キー6cを操作した後、データ入力キー10の
操作により入力された指定体重値が記憶され、指定体重
値におけるモンタージュデータエリア155には、予め
選択された項目1〜50に記憶されている者の体重を指
定体重値まで増減させた場合のパーツパターンNO.が
記憶される。また、指定摂取カロリーエリア154に
は、前記指定摂取カロリーキー6eを操作した後、デー
タ入力キー10の操作により入力された指定摂取カロリ
ーが記憶され、指定体摂取カロリー時におけるモンター
ジュデータエリア156には、予め選択された項目1〜
50に記憶されている者の摂取するカロリーを指定摂取
カロリーに増減させた場合のパーツパターンNO.が記
憶される。
【0019】次に以上の構成にかかる本実施の形態の動
作について、図7以降に示したフローチャートに従って
説明する。すなわち、図7は本実施の形態のゼネラルフ
ローであり、個人データ(氏名、体重、身長など)の入
力登録処理を実行した後(SA1)、モンタージュ作成
・登録処理を実行し(SA2)、引き続き検索・表示処
理を実行する(SA3)。個人データの入力処理は、図
8に示したフローにしたがって行われ、まず、データ入
力キー9が操作されたか否かを判別する(SB1)。デ
ータ入力キー9が操作されたならば、第2表示部10に
「氏名、住所?」の表示を行い(SB2)、これら氏名
等が入力されたか否かを判別する(SB3)。これらの
データが入力済となるまで、SB2,SB3のループを
繰り返し、この間ユーザーはデータ入力キー9を操作し
て氏名等の入力を行う。
【0020】そして、氏名等が入力済となった時点で、
次に「体重、体重測定日?」の表示を行い(SB4)、
さらに体重及び体重測定日が入力されたか否かを判別す
る(SB5)。これらのデータが入力済となるまで、S
B4,SB5のループを繰り返し、この間ユーザーは同
様にデータ入力キー9を操作して体重及び体重測定日の
入力を行う。また、これらデータの入力があった時点
で、「身長、身長測定日?」の表示を行った後(SB
6)、当該身長及び身長測定日が入力済となったか否か
を判別する(SB7)。そして、このような必要データ
が入力されたならば、登録キー6gが操作されたか否か
を判別し(SB8)、登録キー6gが操作された時点
で、これまで入力されたデータを個人・モンタージュデ
ータRAM15の個人データエリア157に記憶させる
(SB9)。
【0021】ゼネラルフローのモンタージュデータ作成
・登録処理(SA2)は、図9及び図10に示したフロ
ー従って行われる。すなわち、図9に示したフローは、
モンタージュ作成キー6aが操作されたことにより実行
され(SC1)、このモンタージュ作成キー6aが操作
されたならば、初期設定時における人物のモンタージュ
像を表示するために、基本型「01」を初期設定する
(SC2)。ここで、基本型「01」とは、図4に示し
た輪郭、髪型、目、口・鼻、から図外の両足までの各部
位のNO.1列に記憶されているパーツパターンNO.
データである。よって、このSC2の処理によりNO.
1列に記憶されている輪郭から両足までで構成される一
人分の全パーツパターンNO.データが個人・モンター
ジュデータRAM15のモンタージュデータエリア15
8内の各部位エリアに記憶される。
【0022】引き続き、モンタージュ合成(SC3)を
実行するが、このモンタージュ合成は前記基本型「0
1」で設定されたパーツパターンNO.データまたは前
記モンタージュデータエリア153に記憶された各パー
ツパターンNO.データに基づいて、図10に示したフ
ローにしたがって行われる。
【0023】すなわち、これらパーツパターンNO.デ
ータのなかから、まず、輪郭パーツパターンNO.を読
み取って(SD1)、この読み取った輪郭パーツパター
ンNO.に対応するパーツパターンデータを合成RAM
14に転送し(SD2)、次に、髪型パーツパターンN
O.を読み取って(SD3)、この読み取った髪型パー
ツパターンNO.に対応するパーツパターンデータを合
成RAM14に転送する(SD4)。さらに、目、鼻、
口・鼻等の他の部位についても同様の処理を行った後
(SD5)、合成RAM14で合成したモンタージュを
第1表示部5に表示させる(SD6)。よって、前述し
たモンタージュ作成キー6gを操作した直後の初期設定
時にあっては、このSD6の処理により第1表示部5に
は、図4の輪郭〜両足までのNO.1列に記憶されてい
る各パーツパターンNO.データに対応したパーツパタ
ーンデータで構成される全身の基本型モンタージュが表
示される。
【0024】一方、図9のSC3に続くSC4では、ま
ず輪郭キー7fが操作されたか否かを判別し(SC
4)、輪郭キー7fが操作されたならば、その輪郭のパ
ーツパターンNO.を初期設定されている「01」から
「02」に変更した後(SC5)、前述したモンタージ
ュ合成(SC3)を実行する。したがって、輪郭キー7
fを順次操作すれば、その都度第1表示部5に表示され
ている全身モンタージュのなかの輪郭のパーツパターン
のみが順次変更される。このため、輪郭のパーツパター
ンは20種類記憶されていることから、輪郭キー7fを
連続的に操作することにより、全身モンタージュのなか
の輪郭を20パターン変更することができる。
【0025】そして、20種類の中から希望する輪郭と
最も似ている輪郭のパーツパターンが第1表示部5に表
示された時点で、次に髪型キー7aを操作すると、SC
6の判別がYESとなって、髪型のパーツパターンN
O.が変更され(SC7)、全身モンタージュのなかの
髪型のパーツパターンが変更される。また、髪型パーツ
も20種類記憶されていることから、髪型キー7aの操
作により全身モンタージュのなかの髪型を20パターン
変更することができる。
【0026】以下同様にして、図2に示した目キー7c
〜両足キー7jを操作して、作成対象者の各部位と似て
いるパーツパターンを示すパーツパターンNO.に変更
することにより(SC8〜SC17)、最初に表示され
た基本型の人物の全身モンタージュから対象者に似た全
身モンタージュに移行する。そして、対象者に似ている
全身モンタージュが形成されたならば、OKキー6bを
操作する。すると、SC18からSC19に進み、前述
した図8のフローで個人データが入力された被合成者の
氏名が記憶されている項目のモンタージュデータエリア
158に、各パーツパターンNO.が記憶される。
【0027】また、ゼネラルフローの検索・表示処理
(SA3)は、図11に示したフローチャートに従って
行われる。すなわち、検索キー6cが操作されたか否か
を判別し(SE1)検索キーが操作されたならば、第2
表示部10に「検索語?」の表示を行う(SE2)。す
ると、ユーザーは表示に従って、予め個人・モンタージ
ュデータRAM15に記憶してある個人データの名前
「甲、乙・・・」のいずれかを、データ入力キー9の操
作により行い、これにより検索データが入力される(S
E3)。次に、先程SE3で入力された検索データが、
個人データのいずれかの名前と一致するか否かを判別す
る(SE4)。
【0028】そして、両データが一致してキー操作によ
り入力された名前が、個人・モンタージュデータRAM
15の個人データにあった場合には、対応の個人デー
タ、モンタージュデータ(パーツパターンNO.)を読
み取り(SE5)、さらにこの読み取ったパーツパター
ンNO.に対応するパーツパターンデータを合成RAM
14に転送する(SE6)。次に、この読み取られた個
人データ・モンタージュデータに基づく個人データ・モ
ンタージュデータの一括表示を行う(SE7)。よっ
て、このSE7の処理により、図13の(A)に例示し
たように、予め登録されている氏名「甲」の住所等とと
もに、当該甲のモンタージュの画像MB1が表示され
る。なお、図示は予め顔部分を構成する各部位のモンタ
ージュデータのみが記憶されている場合であり、この場
合には顔部分のモンタージュの画像のみが表示される。
【0029】次に、指定体重キー6dが操作されたか否
かを判別し(SE8)、指定体重キー6bが操作された
ならば「指定体重は?」の表示を行った後(SE9)、
体重値が入力されたか否かを判別する(SE10)。そ
して、ユーザーが表示に従って、データ入力キー9を操
作し、これにより予め個人・モンタージュデータRAM
15に記憶してある個人データの体重とは異なる指定体
重が入力されると、個人・モンタージュデータRAM1
5の指定体重値エリア153に、この入力された体重値
データを記憶する(図12のSE11)。
【0030】さらに、入力の体重値に対応した各パーツ
パターンNO.を読み取り、個人・モンタージュデータ
RAM15の指定体重値におけるモンタージュデータエ
リア155に記憶する(SE12)。つまり、図6に例
示したように「甲」の輪郭、髪型、目の各モンタージュ
データとしてパーツパターンNO.「01」「01」
「03」が記憶されていたとし、甲の指定体重として+
20Kgを入力したとする。すると、+20Kgに対応
する輪郭のパーツパターンNO.は「01+20」であ
り、また、この実施の形態では体重に応じて輪郭のみを
変化させる構成であることから、輪郭のパーツパターン
NO.のみが変更されて輪郭、髪型、目等のパーツパタ
ーンNO.「01+20」「01」「03」・・・が指
定体重におけるモンタージュデータエリア155に記憶
されることになる。
【0031】次に、対応する各パーツパターンを読み取
って、合成RAM14に転送した後(SE13)、指定
体重値等とともに、指定体重値におけるモンタージュの
画像を第1表示部5に表示する(SE14)。このSE
13及びSE14の処理により、甲の指定体重を+20
Kgとした場合には図13の(B)に示したように、現
在の体重から+20Kg太った場合の顔のモンタージュ
の画像MB2と、住所、氏名等が表示され、また、指定
体重を−20Kgとした場合には図13の(C)に示し
たように、現在の体重から−20Kg痩せた場合の顔の
モンタージュの画像MB3とともに、住所、氏名等が表
示される。このとき、輪郭:01+20、髪型:01の
ようにパーツパターンNO.も表示されるが、前述のよ
うに輪郭のパーツパターンのNO.は、01+5、01
+20、01−20というように、基本型のパーツパタ
ーンNO.(01)〜(20)と体重の増減値−20〜
0〜+20との組み合わせで構成されていることから、
+20Kgの場合にはこの例のように輪郭:01+20
が表示される。
【0032】引き続き、比較キー6fが操作されたか否
かを判別し(SE15)、操作されない場合にはこの検
索・表示処理を終了する。したがって、比較キー6fが
操作されない場合には、検索された個人の指定体重に応
じたモンタージュの画像と住所等のみが表示される。し
かし、比較キー6fが操作された場合には、指定体重値
に基づくコメント、登録時及び指定体重における各モン
タージュの画像を一括表示する(SE16)。このSE
16の処理により、甲の指定体重を+20Kgとした場
合には、第1表示部5に図14の(A)に示したよう
に、「コメント:20Kg体重が増加すると、あなたの
顔は体形は左から右になります。」の表示とともに、左
側には登録時のモンタージュの画像MB1が、また、右
側には指定体重時におけるモンタージュの画像MB2が
表示される。
【0033】他方、指定体重キー6dが操作されなかっ
た場合には、図11のSE8からSE17に進んで、指
定摂取カロリーキー6eが操作されたか否かを判別し、
指定摂取カロリーキー6eが操作されたならば「指定摂
取カロリーは?」の表示を行った後(SE18)、カロ
リーが入力されたか否かを判別する(SE19)。そし
て、ユーザーが表示に従ってデータ入力キー9を操作
し、これによりカロリーが入力されると、個人・モンタ
ージュデータRAM15の指定体重値エリア153に入
力されたカロリーデータを記憶する(図12のSE2
0)。
【0034】さらに、入力のカロリーに対応した各パー
ツパターンNO.を読み取り、個人・モンタージュデー
タRAM15の指定摂取カロリー時におけるモンタージ
ュデータエリア156に記憶する(SE21)。つま
り、図6に例示したように「甲」の輪郭、髪型、目の各
モンタージュデータとしてパーツパターンNO.「0
1」「01」「03」・・・が記憶されていたとし、甲
の指定摂取カロリー時に対応する輪郭のパーツパターン
NO.が「01+20」であったとすると、輪郭のパー
ツパターンNO.が変更されて、輪郭、髪型、目のパー
ツパターンNO.「01+20」「01」「03」・・
・が指定摂取カロリー時におけるモンタージュデータエ
リア155に記憶されることになる。
【0035】次に、対応する各パーツパターンを読み取
って、合成RAM14に転送した後(SE22)、指定
摂取カロリー等とともに、指定摂取カロリー時における
モンタージュの画像を第1表示部5に表示する(SE2
3)。このSE22及びSE23の処理により、甲が指
定摂取カロリーを摂取した場合のモンタージュと、住
所、氏名等が第1表示部5に表示される。
【0036】引き続き、比較キー6fが操作されたか否
かを判別し(SE24)、操作されない場合にはこの検
索・表示処理を終了する。したがって、指定カロリーキ
ー6eを操作した後比較キー6fを操作しない状態で
は、検索された個人の指定摂取カロリーに応じたモンタ
ージュの画像と住所等のみが表示される。しかし、比較
キー6fが操作された場合には、指定摂取カロリーに基
づくコメント、登録時及び指定摂取カロリー時における
各モンタージュを一括表示する(SE25)。このSE
25の処理により、甲の指定摂取カロリーを「−100
カロリー」とした場合には、第1表示部5に図14の
(B)に示したように、「コメント:毎日100カロリ
ー減少させると、あなたの顔は体形は左から右になりま
す。」の表示とともに、左側には登録時のモンタージュ
の画像MB1が、また、右側には指定摂取カロリー時に
おけるモンタージュMB3の画像が表示されることとな
る。
【0037】すなわち、本実施の形態は、各部位ごとの
パーツパターンを組み合わせて第1の顔または体形を表
す第1のモンタージュを作成する第1のモンタージュ作
成手段と、生命体の体に関する体データを設定する体デ
ータ設定手段と、この体データ設定手段により設定され
た体データに応じて、前記第1のモンタージュ作成手段
により作成されている第1のモンタージュを変更処理し
て第2のモンタージュを作成する第2のモンタージュ作
成手段と、この第2のモンタージュ作成手段により作成
された第2のモンタージュに基づいて対応する第1の顔
または体形を表す第2のモンタージュを表示する表示手
段とを備えている。ここで、前記体データ設定手段によ
り設定される体データは、たとえば、生命体(人間、動
物、宇宙人など)の体重値データまたは身長値データで
ある。前記体重値データは、生命体の実際の体重値デー
タまたは当該生命体の実際の体重値に加算あるいは減算
されるべき体重値データなどであり、また前記身長値デ
ータは、生命体の実際の身長値データまたは当該生命体
の実際の身長値に加算あるいは減算されるべき体重値デ
ータなどである。また、本実施の形態は、第1の体重時
における顔または体形の第1のモンタージュデータを作
成する第1のモンタージュデータ作成手段と、前記第1
の体重と異なる第2の体重を指定する体重指定手段と、
この体重指定手段より指定された第2の体重に応じて前
記第1のモンタージュデータを変更処理し、前記第2体
重に対応する顔または体形の第2のモンタージュデータ
を作成する第2のモンタージュデータ作成手段と、前記
第2のモンタージュデータ作成手段により作成された第
2のモンタージュデータに基づき、前記第2の体重時に
おける顔または体形を表示する表示手段とを備えてい
る。また、さらに本実施の形態は、顔または体形を構成
する各部位ごとに当該各部位の形状を表すパーツパター
ンを複数種類記憶しているパーツパターン記憶手段と、
該パーツパターン記憶手段が記憶している複数種類のパ
ーツパターンのなかから第1の体重時における顔または
体形に対応するパーツパターンを前記各部位ごとに選択
する第1の選択手段と、前記第1の体重と異なる第2の
体重を指定する体重指定手段と、この第2の体重指定手
段による指定に応答して、前記第1の選択手段により選
択されたパーツパターンに対応した第2の体重における
パーツパターンを前記複数種類のパーツパターンのなか
から前記各部位ごとに選択する第2の選択手段と、前記
第2の選択手段により選択されたパーツパターンに基づ
き、前記第2の体重時における顔または体形を表示する
表示手段とを備えている。したがって、本実施の形態に
よれば、体データ設定手段により設定された体データに
応じて、第1のモンタージュ作成手段により作成されて
いる第1のモンタージュを変更処理して第2のモンター
ジュ作成にて第2のモンタージュを作成し、この第2の
作成手段により作成された第2のモンタージュに基づい
て対応する第1の顔または体形を表す第2のモンタージ
ュを表示手段にて表示する。したがって、体データ設定
手段により設定された体データに応じて、当該体データ
に対応した予想顔または予想体形が表示される。よっ
て、当該体データに対応した予想顔または予想体形(第
2のモンタージュ)を迅速かつ容易に表示することがで
き、したがって、ダイエットを試みようとしている者、
太りたいと思っている者、身長が伸びた時の自分の全身
のプロポーションがどのようになっているのかを知りた
い者などにとって極めて参考となる予想の顔や体形の表
示を行うことができる。また本実施の形態によれば、第
1のモンタージュデータ作成手段により第1の体重時に
おける顔または体形の第1のモンタージュデータを作成
した後、体重指定手段により第1の体重と異なる第2の
体重を指定する。すると、第2のモンタージュ作成手段
は、指定された第2の体重に応じて前記第1のモンター
ジュデータを変更処理し、前記第2体重に対応する顔ま
たは体形の第2のモンタージュデータを作成する。そし
て、表示手段は、この第2のモンタージュデータ作成手
段により作成された第2のモンタージュデータに基づ
き、前記第2の体重時における顔または体形を表示す
る。したがって、例えば対象者の現在の体重を第1の体
重として、当該対象者の顔または体形の第1のモンター
ジュデータを作成した後、現在の体重から減少させ、あ
るいは増加させた体重を第2の体重として指定すること
より、表示手段には当該対象者の痩せた場合あるいは肥
満となった場合の予想の顔または体形が表示される。よ
って、第2の体重を指定することにより、体重を増減さ
せた場合の予想の顔または体形を視認することができ、
これにより、ダイエットを試みようとしている者及びそ
の他の者にとって、極めて興味深い表示や、ダイエット
を成功させる上での効果的な刺激ともなり得る表示を容
易な操作により行うことができる。また本実施の形態に
よれば、第1の選択手段により第1の体重時における顔
または体形に対応するパーツパターンを前記各部位ごと
に選択した後、体重指定手段により第1の体重と異なる
第2の体重を指定する。すると、第2の選択手段は、第
1の選択手段により選択されたパーツパターンに対応し
た第2の体重におけるパーツパターンを前記複数種類の
パーツパターンのなかから前記各部位ごとに選択する。
したがって、同様に対象者の現在の体重を第1の体重と
して、当該対象者の顔または体形を構成するパーツパタ
ーンを選択した後、現在の体重から減少させ、あるいは
増加させた体重を第2の体重として指定することより、
表示手段には当該対象者の痩せた場合あるいは肥満とな
った場合の予想の顔または体形が表示される。つまり本
実施の形態は、第1の体重時における顔または体形に対
応するパーツパターンを各部位ごとに選択した後、体重
指定手段により第2の体重が指定されたときには、予め
選択されたパーツパターンに対応した第2の体重におけ
るパーツパターンを複数種類のパーツパターンのなかか
ら各部位ごとに選択するようにした。よって、複雑な画
像処理制御を伴うことなく、処理内容が簡単なパーツパ
ターンの選択処理により、体重を増減させた場合の予想
の顔または体形を表示することができる
【0038】なお、前述の実施の形態では、表示手段と
してLCDで構成された表示部を例示しているが、この
例に限られず、表示手段のなかには、印刷による表示を
行う手段も含まれる。
【0039】また、前述した実施の形態では、設定され
る体データとして体重値データを用いてこの体重値デー
タに基づいて当該体重値データに対応した予想顔または
予想体形を作成し表示するようにしているが、これ以外
の体データ、例えば身長値データを用いてこの身長値デ
ータに基づいて当該身長値データに対応した予想顔また
は予想体形を作成し表示するようにしてもよい。
【0040】以上説明したように、前述した実施の形態
によれば、現在表示されている生命体の顔または体形を
表す第1の生命体画像のうちの少なくとも一部を、入力
されたカロリーデータの値に従って変更し、この変更さ
れた後の生命体画像を第2の生命体画像として表示手段
に表示させることができる。このため、入力されたカロ
リーデータの値に従って、現在の顔または体形を表す生
命体画像の少なくとも一部を変更した後の生命体画像を
表示させることができるので、現在の顔または体形の入
力カロリーデータに応じた変更前後の表示状態を確実か
つ容易に視認することができる。しかも、入力されたカ
ロリーデータも表示するので、入力したカロリーデータ
の確認が可能となるのみならず、入力したカロリーデー
タと変更画像との対応が明確となる。これにより、ダイ
エットを試みようとしている者及びその他の者にとっ
て、極めて興味深い表示や、ダイエットを成功させる上
での効果的な刺激ともなり得る表示を容易な操作により
行うことができる。
【0041】また、前述した他の実施の形態によれば、
体重値データを表示するので、体重と変更画像との対応
が明確となり、痩せたいあるいは太りたいと思っている
者などにとって参考となる表示形態で、体重を増減させ
た場合の予想の顔または体形を表示することができる。
【0042】加えて、前述した他の実施の形態によれ
ば、氏名データをも表示するようにしたことから変更画
像と個人との対応関係が明確となり、コメントをも表示
するようにしたことから、変更画像がどのような状態に
対応するかが明確となる。カロリーデータが摂取カロリ
ーデータであることにより、上手なカロリーコントロー
ルや理想的なカロリーコントロールに役立たせることが
できる。また、体重値データが、対応する者の実際の体
重値等であることにより、変更画像に現実性を付加する
ことができ、生命体画像が人間、動物、宇宙人であるこ
とにより、現実的な生命体の変更画像のみならず仮想的
な生命体の摂取カロリーや体重に応じた変更画像の表示
が可能となる。また、生命体画像が、複数の部分画像の
組み合わせからなることにより、複雑な画像処理制御を
伴うことなく、処理内容が簡単な部分画像の選択処理に
より、変更画像を表示することができる。また、表示制
御手段と、記憶手段、表示手段、表示手段が予め接続さ
れていることにより、装置を簡便な一体型とすることで
きる。また、入力手段がキーであることにより容易に入
力操作することができ、画像を容易な操作により変化さ
せることができる。また、表示される体形が頭から足ま
での全肉体であることにより、変更画像によって全身の
プロポーションの変化を示すことができる。さらに、表
示手段、表示制御手段、記憶手段、入力手段が、使用者
により携帯される携帯型の装置に設けられていることに
より、携帯が可能となって任意の時及び場所、例えば食
前等に変更画像を表示することができ、これによりダイ
エットを成功させる上で効果的なタイミングで表示を行
うことができる。
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および1
0記載の発明によれば、画像記憶部に記憶されている第
1の生命体画像を表示部に表示制御させた後、第1の生
命体画像を変更させるためカロリーデータ、体重データ
および身長データのいずれかを含む変更制御データが入
力され、この入力された変更制御データが記憶される
と、この記憶された変更制御データに従って、表示部に
表示されている第1の生命体画像とは、少なくとも一部
が異なる第2の生命体画像を表示部に表示させることが
できる。また、前記入力されたカロリーデータ、体重デ
ータおよび身長データのいずれかを含む変更制御データ
表示部に表示させることができる。このため、簡単な
入力操作で、現在表示中の生命体画像とは少なくとも一
部の異なる別な生命体画像を事後的に表示させることが
できる。また、ロリーデータ、体重データおよび身長デ
ータのいずれかを含む変更制御データも表示させること
ができる。この結果、変更制御データの入力前は、第1
の生命体画像の顔または全身を目で確認することができ
るばかりでなく、変更制御データの入力後は、この第1
の生命体画像とは異なった、例えば、太らせた後または
痩せさせた後の第2の生命体画像も、また、カロリーデ
ータ、体重データおよび身長データのいずれかを含む変
更制御データをも目で確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を適用した電子手帳の平
面図である。
【図2】同電子手帳の要部拡大図である。
【図3】本実施の形態の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図4】基本型パーツパターンROMの記憶状態を示す
模式図である。
【図5】体重増減用パーツパターンROMの記憶状態を
示す模式図である。
【図6】個人・モンタージュデータRAMの記憶状態を
示す模式図である。
【図7】本実施の形態のゼネラルフローである。
【図8】個人データの入力登録処理の内容を示すフロー
チャートである。
【図9】モンタージュ作成・登録処理の内容を示すフロ
ーチャートである。
【図10】データ合成の処理内容を示すフローチャート
である。
【図11】検索・表示処理の内容を示すフローチャート
である。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【図13】指定体重キーまたは指定摂取カロリーキーを
操作した場合の表示例を示す図である。
【図14】比較キーを操作した場合の表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
5 第1表示部 6 項目キー群 6a モンタージュ作成キー 6d 指定体重キー 6e 指定摂取カロリーキー 7 部位キー 9 データ入力キー 11 CPU 12 基本型パターツパターンROM 13 体重増減用パターツパターンROM 14 合成RAM 15 個人・モンタージュデータRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/60 - 11/80 G06F 17/60 A63F 13/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記憶部に記憶されている第1の生命
    体画像を表示部に表示制御させる画像表示制御装置にお
    いて、 前記第1の生命体画像を変更させるためのカロリーデー
    タ、体重データおよび身長データのいずれかを含む変更
    制御データが入力されるデータ入力手段と、 このデータ入力手段により入力された前記カロリーデー
    タ、前記体重データおよび前記身長データのいずれかを
    含む変更制御データが記憶されるデータ記憶手段と、 このデータ記憶手段に記憶されている変更制御データに
    従って、前記表示部に表示されている第1の生命体画像
    とは、少なくとも一部が異なる第2の生命体画像を前記
    表示部に表示させるように制御する第1の表示制御手段
    前記データ入力手段により入力された前記カロリーデー
    タ、前記体重データおよび前記身長データのいずれかを
    含む変更制御データを前記表示部に表示させるように制
    御する第2の表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像表示制御装置にお
    いて、更に、 前記第1の生命体画像の個人データが入力される個人デ
    ータ入力手段と、 この個人データ入力手段により入力された個人データが
    記憶される個人記憶手段とを備えており、 前記第1および第2の表示制御手段は、前記第1の生命
    体画像のほかに、前記個人記憶手段に記憶された個人デ
    ータを前記表示部に表示させるように制御する制御手段
    を備えていることを特徴とする画像表示制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像表示制御装置にお
    いて、更に、 前記データ入力手段により入力された前記変更制御デー
    タを前記表示部に表示させるように制御するデータ表示
    制御手段を備えていることを特徴とする画像表示制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像表示制御装置にお
    いて、更に、 前記第1の生命体画像から前記第2の各生命体画像の変
    更に関するコメントを前記表示部に表示させるように制
    御するコメント表示制御手段とを備えたことを特徴とす
    る画像表示制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像表示制御装置にお
    いて、更に、 使用者により操作される操作手段と、 この操作手段が操作された際に、前記第1の生命体画像
    から前記第2の各生命体画像の変更に関するコメントを
    前記表示部に表示させるように制御するコメント表示制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の画像表示制御装置にお
    いて、 前記データ入力手段は、使用者により操作されるキーで
    あることを特徴とする画像表示制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項に記載の画像表示制御装置にお
    いて、 前記カロリーデータは、摂取カロリーデータであり、 前記体重データは、前記第1の生命体画像または前記第
    2の生命体画像の実際の体重データまたは実際の体重デ
    ータに加算または減算された後の体重データであること
    を特徴とする画像表示制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の画像表示制御装置にお
    いて、 前記第1および前記第2の各生命体画像は、表示部に表
    示する際に前記画像記憶部に記憶されている一つの生命
    体の画像であることを特徴とする画像表示制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の画像表示制御装置にお
    いて、 前記第2の生命体画像は、前記第1の生命体画像の顔ま
    たは全身を太らせた後または痩せさせた後の画像である
    ことを特徴とする画像表示制御装置。
  10. 【請求項10】 画像記憶部に記憶されている第1の生
    命体画像を表示部に表示制御させる画像表示制御方法に
    おいて、 前記第1の生命体画像を変更させるためのカロリーデー
    タ、体重データおよび身長データのいずれかを含む変更
    制御データを入力するデータ入力ステップと、このデー
    タ入力ステップにより入力された前記カロリーデータ、
    前記体重データおよび前記身長データのいずれかを含む
    変更制御データを記憶するデータ記憶ステップと、 このデータ記憶ステップにて記憶された変更制御データ
    に従って、前記表示部に表示されている第1の生命体画
    像とは、少なくとも一部が異なる第2の生命体画像を前
    記表示部に表示させるように制御する第1の表示制御ス
    テップと 前記データ入力ステップにより入力された前記カロリー
    データ、前記体重データおよび前記身長データのいずれ
    かを含む変更制御データを前記表示部に表示させるよう
    に制御する第2の表示制御ステップと、 を備えたことを特徴とする画像表示制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の画像表示制御方法
    において、更に、 前記第1の生命体画像の個人データを入力する個人デー
    タ入力ステップと、 この個人データ入力ステップにより入力された個人デー
    タを記憶する個人記憶ステップとを備えており、 前記第1および第2の表示制御ステップは、前記第1の
    生命体画像のほかに、前記個人記憶ステップに記憶され
    た個人データを前記表示部に表示させるように制御する
    制御ステップを備えていることを特徴とする画像表示制
    御方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の画像表示制御方法
    において、更に、 前記データ入力ステップにより入力された前記変更制御
    データを前記表示部に表示させるように制御するデータ
    表示制御ステップを備えていることを特徴とする画像表
    示制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の画像表示制御方法
    において、更に、 前記第1の生命体画像から前記第2の各生命体画像の変
    更に関するコメントを前記表示部に表示させるように制
    御するコメント表示制御ステップを備えたことを特徴と
    する画像表示制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の画像表示制御方法
    において、更に、 使用者により操作手段が操作された後、前記第1の生命
    体画像から前記第2の各生命体画像の変更に関するコメ
    ントを前記表示部に表示させるように制御するコメント
    表示制御ステップと、 を備えたことを特徴とする画像表示制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載の画像表示制御方法
    において、 前記カロリーデータは、摂取カロリーデータであり、 前記体重データは、前記第1の生命体画像または前記第
    2の生命体画像の実際の体重データまたは実際の体重デ
    ータに加算または減算された後の体重データであること
    を特徴とする画像表示制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項10に記載の画像表示制御方法
    において、 前記第1および前記第2の各生命体画像は、表示部に表
    示する際に前記画像記憶部に記憶されている一つの生命
    体の画像であることを特徴とする画像表示制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項10に記載の画像表示制御方法
    において、 前記第2の生命体画像は、前記第1の生命体画像の顔ま
    たは全身を太らせた後または痩せさせた後の画像である
    ことを特徴とする画像表示制御方法。
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