JP2995323B2 - 画像表示制御装置及び画像表示制御方法 - Google Patents

画像表示制御装置及び画像表示制御方法

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JP2995323B2
JP2995323B2 JP10176664A JP17666498A JP2995323B2 JP 2995323 B2 JP2995323 B2 JP 2995323B2 JP 10176664 A JP10176664 A JP 10176664A JP 17666498 A JP17666498 A JP 17666498A JP 2995323 B2 JP2995323 B2 JP 2995323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物画像を表示さ
せる画像表示制御装置及び画像表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、似顔絵を合成して表示する装置と
してモンタージュ作成装置と称されるものが知られてい
る。このモンタージュ作成装置は、目、鼻、口、眉毛、
輪郭、髪型等の各パーツを各々複数種記憶したパーツメ
モリを有し、このパーツメモリから個々のパーツを選択
的に呼び出して表示部上に合成表示させ、任意の顔を作
成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
モンタージュ装置にあっては、名前(以下、「氏名」と
称する場合もある。)に関するデータと関連づけること
なく、任意の顔又は全身の画像を作成するようにしてい
る。したがって、作成の元となる元画像(例えば、親画
像)に基づいて、この元画像に関連する関連画像(例え
ば、幼児画像)を作成して表示させる場合、表示された
関連画像がどのような名前である元画像から作成された
のかを示すことができるものではなかった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、いかなる名前の第1の生物画像か
ら、その第1の生物画像に関連した第2の生物画像が表
示されるかを明確かつ迅速に確認することのできる画像
表示制御装置及び画像表示制御方法を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、各請求項に記載された発明は,下記の構成を有して
いる。なお、下記において括弧内の記載は、後述する実
施の形態との対応関係を示す。 すなわち、請求項1記載
の発明は、第1の生物画像(図1および図16のMA2
またはMA3)とこの第1の生物画像に関連する第2の
生物画像(図1および図16のMA6)とを表示手段
(図1および図3の表示部5、9;図16)に対して表
示させるように制御する画像表示制御装置において、複
数の生物画像の名前のなかから前記第1の生物画像とな
る生物画像の名前を選択する名前選択手段(図2の6
c、10;図12のSF3、SF4)と、この名前選択手段に
より選択された第1の生物画像の名前に対応する第1の
生物画像を前記表示手段に対して表示させるように制御
する第1の表示制御手段(図1;図3のCPU11;図
12のSF6〜SF11;図15のSH1、SH2;図
16)と、使用者により操作される操作手段(図2の幼
児キー6i)と、前記第1の表示制御手段の制御により
前記第1の生物画像が表示されている状態のもとで、前
記操作手段が操作されると、その操作後に、当該第1の
生物画像に関連する第2の生物画像を前記表示手段に対
して表示させるように制御する第2の表示制御手段(図
1;図3のCPU11;図13のSF12〜SF16;
図15のSH1、SH2;図16)と、を備えたことを
特徴とする画像表示制御装置である。
【0006】また、請求項2記載の発明は、前記名前選
択手段は、名前を入力する名前入力手段(図12のSF
3)と、前記複数の生物画像の名前のなかから、前記名
前入力手段により入力された名前と一致する生物画像の
名前を前記第1の生物画像の名前として選択する一致名
前選択手段(同図のSF5、SF6)とを備えているこ
とを特徴とする請求項1記載の画像表示制御装置であ
る。 また、請求項3記載の発明は、前記第1の生物画像
は、前記第2の生物画像の元となる生物画像(図1およ
び図16のMA2またはMA3)であり、前記第2の生
物画像は、前記元となる生物画像に基づいて作成された
生物画像(図1および図16のMA6)であることを特
徴とする請求項1記載の画像表示制御装置である。
た、請求項4記載の発明は、前記第1の生物画像は、一
対の生物画像(図1および図16のMA2またはMA
3)であることを特徴とする請求項1記載の画像表示制
御装置である。 また、請求項5記載の発明は、前記一対
の生物画像は、それぞれが大人の生物画像(図1および
図16のMA2またはMA3)であることを特徴とする
請求項4記載の画像表示制御装置である。 また、請求項
6記載の発明は、前記大人の生物画像は、男又は女の生
物画像であることを特徴とする請求項5記載の画像表示
制御装置である。 また、請求項7記載の発明は、前記第
1の生物画像及び前記第2の生物画像は、顔画像又は全
身画像であることを特徴とする請求項1記載の画像表示
制御装置である。 また、請求項8記載の発明は、前記第
2の表示制御手段は、前記第2の生物画像と一緒に前記
第1の生物画像を前記表示手段に対して表示させるよう
に制御するものである(図1参照)ことを特徴とする請
求項1記載の画像表示制御装置である。 また、請求項9
記載の発明は、前記第2の生物画像の名前を入力する画
像名前入力手段(図8のSB2)を更に備えていること
を特徴とする請求項1記載の画像表示制御装置である。
また、請求項10記載の発明は、前記第2の生物画像の
全部又は一部は、前記第1の生物画像の一部を備えてい
ることを特徴とする請求項1記載の画像表示制御装置で
ある。 また、請求項11記載の発明は、前記操作手段
は、キースイッチであり、前記表示手段は、液晶表示部
であり、前記キースイッチは、前記液晶表示部の下方位
置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の画
像表示制御装置である。 また、請求項12記載の発明
は、前記第1の生物画像及び前記第2の生物画像は、複
数の部分画像の組み合わせから構成されていることを特
徴とする請求項1記載の画像表示制御装置である。
た、請求項13記載の発明は、前記第1の生物画像の名
前および前記第1の生物画像の名前の少なくとも一方の
名前を前記表示手段に対して表示させるように制御する
第3の表示制御手段(図12のSF6)を更に備えている
ことを特徴とする請求項1記載の画像表示制御装置であ
る。 また、請求項14記載の発明は、前記画像表示制御
装置は、使用者により携帯される電子機器であることを
特徴とする請求項1記載の画像表示制御装置である。
【0007】また、請求項15記載の発明は、第1の生
物画像(図1および図16のMA2またはMA3)とこ
の第1の生物画像に関連する第2の生物画像(図1およ
び図16のMA6)とを表示手段(図1および図3の表
示部5、9;図16)に対して表示させるように制御す
る画像表示制御方法において、複数の生物画像の名前の
なかから前記第1の生物画像となる生物画像の名前を選
択する名前選択ステップ(図2の6c、10;図12の
SF3、SF4)と、この名前選択ステップにより選択された
第1の生物画像の名前に対応する第1の生物画像を前記
表示手段に対して表示させるように制御する第1の表示
制御ステップ(図1;図3のCPU11;図12のSF
6〜SF11;図15のSH1、SH2;図16)と、
前記第1の表示制御手段の制御により前記第1の生物画
像が表示されている状態のもとで、使用者により操作さ
れる操作手段(図2の幼児キー6i)が操作されると、
その操作後に、当該第1の生物画像に関連する第2の生
物画像を前記表示手段に対して表示させるように制御す
る第2の表示制御ステップ(図1;図3のCPU11;
図13のSF12〜SF16;図15のSH1、SH
2;図16)とを備えたことを特徴とする画像表示制御
方法である。
【0008】また、請求項16記載の発明は、前記名前
選択ステップは、名前を入力する名前入力ステップ(図
2のデータ入力キー10)と、前記複数の生物画像の名
前のなかから、前記名前入力ステップにより入力された
名前と一致する生物画像の名前を前記第1の生物画像の
名前として選択する一致名前選択ステップ(図2の6
c;図12のSF3、SF4)とを備えていることを特徴とす
る請求項15記載の画像表示制御方法である。 また、請
求項17記載の発明は、前記第1の生物画像は、前記第
2の生物画像の元となる生物画像であり、前記第2の画
像は、前記元となる生物画像に基づいて作成された生物
画像であることを特徴とする請求項15記載の画像表示
制御方法である。 また、請求項18記載の発明は、前記
第1の生物画像は、一対の生物画像であることを特徴と
する請求項15記載の画像表示制御方法である。 また、
請求項19記載の発明は、前記一対の生物画像は、それ
ぞれが大人の生物画像であることを特徴とする請求項1
8記載の画像表示制御方法である。 また、請求項20記
載の発明は、前記大人の生物画像は、男又は女の生物画
像であることを特徴とする請求項19記載の画像表示制
御方法である。 また、請求項21記載の発明は、前記第
1の生物画像及び前記第2の生物画像は、顔画像又は全
身画像であることを特徴とする請求項15記載の画像表
示制御方法である。 また、請求項22記載の発明は、前
記第2の表示制御ステップは、前記第2の生物画像と一
緒に前記第1の生物画像を前記表示手段に対して表示さ
せるように制御することを特徴とする請求項15記載の
画像表示制御方法である。 また、請求項23記載の発明
は、前記第2の生物画像の名前を入力する画像名前入力
ステップを更に備えていることを特徴とする請求項14
記載の画像表示制御方法である。 また、請求項24記載
の発明は、前記第2の生物画像の全部又は一部は、前記
第1の生物画像の一部を備えていることを特徴とする請
求項14記載の画像表示制御方法である。 また、請求項
25記載の発明は、前記操作手段は、キースイッチであ
り、前記表示手段は、液晶表示部であり、前記キースイ
ッチは、前記液晶表示部の下方位置に配置されているこ
とを特徴とする請求項15記載の画像表示制御方法であ
る。 また、請求項26記載の発明は、前記第1の生物画
像及び前記第2の生物画像は、複数の部分画像の組み合
わせから構成されていることを特徴とする請求項15記
載の画像表示制御方法である。 また、請求項27記載の
発明は、前記第1の生物画像の名前および前記第1の生
物画像の名前の少なくとも一方の名前を前記表示手段に
対して表示させるように制御する第3の表示制御ステッ
プを更に備えていることを特徴とする請求項15記載の
画像表示制御方法である。
【0009】前記請求項1及び請求項15記載の発明に
よれば、使用者は複数のなかから第1の生物画像となる
生物画像をそれの名前で選択し、この選択された第1の
生物画像を表示させることができる。このため、第1の
生物画像がどのような生物画像であるのか、どのような
名前であるのか否かを表示上で明確に確認することがで
きる。 そればかりでなく、その後、操作手段を操作する
のみで、その第1の生物画像に関連した第2の生物画像
(例えば、第1の生物画像から生まれた第2の生物画像
または第2の生物画像に基づいて作成された第2の生物
画像)を表示させるさせることができるので、その第2
の生物画像がどのような生物画像であるのか否かを表示
上で明確に確認することができる。
【0010】換言すれば、複数の生物画像のなかから使
用者が希望する生物画像を第1の生物画像の名前で選択
し、この選択された名前をもつ第1の生物画像を最初に
表示させ、その後に、操作手段の操作により、その第1
の生物画像に関連した第2の生物画像を表示させること
ができるので、希望した名前の第1の生物画像から、ど
のような第2の生物画像が表示されるかを、簡単な操作
で、表示上で明確に確認することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。すなわち、図1は本発明の一実
施の形態を適用した電子手帳の外観図であり、電子手帳
1はヒンジ2を介して連結された表ケース3と裏ケース
4とから構成されている。表ケース3側には、LCDで
構成された第1表示部5が設けられており、該第1表示
部5の下部には項目キー群6とオン・オフスイッチ8、
および部位キー7が設けられている。前記選択キー群6
は、図2に拡大して示したように個人キー6a、合成キ
ー6b、検索キー6c、合成割合キー6d、血液型キー
6e、被合成者キー6f、乱数キー6g、部位選択キー
6h、幼児キー6i、遺伝キー6j、および登録キー6
kで構成されている。前記部位キー7は、髪型キー7
a、眉毛キー7b、目キー7c、耳キー7d、鼻キー7
e、輪郭キー7f、口キー7g、両手キー7h、服装キ
ー7iおよび両足キー7jで構成されている。また、裏
ケース4側には、前記第1表示部5より表示面積の小さ
い第2表示部9が設けられており、該第2表示部9の下
部には数値キーやアルファベットキー等からなるデータ
入力キー10が設けられている。
【0012】図3は、電子手帳1の全体回路構成を示す
ブロック図である。前述した各キーの操作情報は、この
ブロック図において入力部18からCPU11に入力さ
れる。このCPU11は、ROM12に記憶されている
プログラムやワーク用のRAM13に記憶されるデータ
および乱数発生回路14で発生する乱数等に基づき、こ
の電子手帳1において必要となる全ての制御を実行する
とともに、前記第1および第2表示部5,9を駆動する
表示駆動回路15を制御する。
【0013】また、前記ROM12は、前記プログラム
を記憶するプログラムROM12a、基本型のパーツパ
ターンデータである部分画像を記憶する基本パーツパタ
ーンROM16、幼児パーツパターンデータを記憶する
幼児パーツパターンROM17とから構成されている。
基本パーツパターンROM16は、図4に示したように
前記各部位スイッチ7に対応する輪郭、髪形、目・・・
両足等の10の部位のパーツパターンデータである部分
画像が各々アドレス01〜50までの50種類ずつ格納
されている。幼児パーツパターンROM16も、図5に
示したように、前記各部位スイッチ7に対応する輪郭、
髪形、服装・・・のパーツパターンデータである部分画
像が各々アドレス01〜50までの50種類ずつ格納さ
れている。
【0014】RAM13には、図6に示したように表示
レジスタ130、データ合成用ワークエリア131、モ
ンタージュ合成用エリア132、および縮小合成用エリ
ア133が設けられている。さらにRAM13には、項
目1〜50までに50人分の個人データを記憶する個人
データエリア134と、対応する個人のモンタージュパ
ーツパターンN0.を記憶するモンタージュパーツパタ
ーンN0.エリア135とが設けられている。各項目の
個人データエリア134には、前記データ入力キー10
の操作により入力された氏名、住所、電話、年令が記憶
され、モンタージュパーツパターンN0.エリア135
には、前記部位キー7の操作により入力された眉毛、目
・・・等のデータが図4に示した01〜50のパーツパ
ターンNO.をもって記憶される。また、最終項目“5
0”の次のアドレスには、幼児用データエリア136が
設けられており、該幼児用データエリア136も個人デ
ータエリア134とモンタージュパーツパターンN0.
エリア135に区分されている。
【0015】幼児用データエリア136の次のアドレス
には、選択部位記憶エリア137が設けられており、該
選択部位記憶エリア137は第1の被合成者用エリア1
38と第2の被合成者用エリア139とで構成されてい
る。この両被合成者用エリア138,139は、眉毛、
目、輪郭等の各10種類のパーツパターンに対応して、
10ビットで構成され、各ビットが“1”である場合に
は合成時に当該被合成者側のパーツパターンデータを用
いることを示し、“0”である場合には当該被合成者側
のパーツパターンデータを用いないことを示す。
【0016】したがって、たとえば図示したように輪郭
に関しては、第1の被合成者側が“1”であり、第2の
被合成者側が“0”であるので、合成時には第1の被合
成者の輪郭のパーツパターンデータを採用することを示
し、また、鼻に関しては第1の被合成者側が“0”であ
り、第2の被合成者側が“1”であることから、合成時
には第2の被合成者の鼻のパーツパターンデータを採用
することを示す。よって、第1の被合成者の顔と第2の
被合成者の顔とを合成した場合、“1”が多い程、当該
被合成者のパーツパターンが多く採用されたことにな
り、合成者の顔や体形は、当該“1”の多い方の被合成
者に似ることとなる。
【0017】次に以上の構成にかかる本実施の形態の動
作について、図7以降に示したフローチャートに従って
説明する。すなわち、図7は本実施の形態のゼネラルフ
ローであり、先ず個人データの入力・登録処理を実行す
る(SA1)。この入力・登録処理は、図8に示したフ
ローにしたがって、個人キー60がオン操作されたこと
を条件に実行される(SB1)。個人キー6aがオン操
作されたならば、データ入力キー10の操作により個人
データが入力されたか否かを判別し(SB2)、個人デ
ータが入力された場合にはこの入力された個人データを
図6に示したRM13の個人データエリア134に書き
込む(SB3)。
【0018】しかる後に、登録キー6kがオン操作され
たか否かを判別し(SB4)、登録キー6kがオン操作
されるまで、SB2〜SB4のループを繰り返す。よっ
て、その間データ入力キー10を操作することにより、
氏名、住所、電話番号、年令を入力すれば、この時点で
予め設定されている図6に示した項目1〜50のいずれ
かに、入力された各データが書き込まれる。そして、氏
名、住所、電話番号、年令等の項目に書き込むべきデー
タの入力を完了した時点で、登録キー6kを操作ること
によりこの図8のフローから、図7のゼネラルフローに
リターンする。
【0019】図7のゼネラルフローにおいて、SA1に
続くSA2では、被合成者モンタージュ作成・登録処理
を実行する。この被合成者モンタージュ作成・登録処理
は、図9に示したフローにしたがって、被合成者キー6
fが操作されたことを条件に実行され(SC1)。被合
成者キー6fが操作されたならば、基本パーツパターン
ROM16内の基本型パーツパターンに対応するパーツ
パターンNO.の各「01」を設定する(SC2)。こ
こで、最初に設定される基本型パーツパターンNO.
「01」とは、図4に示した部位の「1」の「輪郭」〜
部位「10」の「両足」までの01列に記憶されている
パーツパターンNO.データであり、よって、このSC
2の処理により01列に記憶されている「1」の「輪
郭」から「10」の「両足」までの10種類で構成され
る一人分の全身の各パーツパターンNO.データがRA
M13のモンタージュパーツパターンNO.エリア13
5に記憶設定される。
【0020】引き続き、データ合成処理(SC3)が実
行されるが、このデータ合成処理は図10に示したフロ
ーにしたがって行われる。すなわち、前述したモンター
ジュパーツパターンNO.エリア135に設定されてい
る各パーツパターンNO.のなかから最初に輪郭パーツ
パターンNO.(この場合、「01」)を読み取って
(SD1)、この読み取った輪郭パーツパターンNO.
の「01」に対応するパーツパターンデータをRAM1
3のモンタージュ合成用エリア132に転送し(SD
2)、次ぎに髪型パーツパターンNO.の「01」を読
み取って(SD3)、この読み取った髪型パーツパター
ンNO.に対応するパーツパターンデータを前記モンタ
ージュ合成用エリア132に転送する(SD4)。さら
に、目、鼻、口等の他の部位についても同様の処理を行
った後(SD5)、モンタージュ合成用エリア132で
合成した像を第1表示部5に表示させる(SD6)。よ
って、このSD6の処理により第1表示部5には、図4
の部位「1」の「輪郭」〜部位「10」の「両足」まで
の01列に記憶されている各パーツパターンNO.に対
応するパーツパターンデータで構成される全身の基本型
の像が表示される。
【0021】一方、図9のSC3に続くSC4では、輪
郭キー7bが操作されたか否かを判別し(SC4)、輪
郭キー7bが操作されたならば、その輪郭のパーツパタ
ーンNO.は初期設定されている「01」から「02」
に変更されるので、この「02」かRAM13の輪郭エ
リア内に記憶された後、前述したデータ合成処理(SC
3)を実行する。したがって、輪郭キー7bを操作すれ
ば、その都度第1表示部5に表示されている全身像のな
かの輪郭のパーツパターンが「01」のパーツパターン
NO.に対応するパーツパターンから、パーツパターン
NO.が「02」に対応するパーツパターンに変更表示
される。この場合、輪郭のパーツパターンは50種類記
憶されていることから、輪郭キー7bを連続的に操作す
ることにより、全身像の輪郭を50パターン分変更表示
することができる。そして、50種類の中から実際の被
合成者の顔および体形に最も似ている輪郭が第1表示部
5に表示された時点で、次に髪型キー7cを操作する
と、SC6の判別がYESとなって、髪型のパーツパタ
ーンNO.が同時に「01」から「02」に変更されて
(SD7)全身像のなかの髪型が対応した髪型に変更表
示される。この場合、髪型のパーツパターンも50種類
記憶されていることから、髪型キー7cの操作により全
身像の髪型を50パターン分変更表示することができ
る。
【0022】以下同様にして、図2に示した目キー7d
〜両足キー7jを操作して、実際の被合成者の顔や体形
を構成する各パーツパターンに似ているパーツパターン
に対応するパーツNO.に変更することにより、最初に
表示された基本型の全身像から被合成者に似た全身像を
表示させる。そして、被合成者に似ている全身像が表示
されたならば、OKキー(アルファベットキーで「O
K」と入力することにより行う。)を操作する。する
と、SC16からSC17に進み、前述した図8のフロ
ーで個人データを入力された被合成者の氏名が記憶され
ている項目のモンタージュパーツパターンNO.エリア
135に、前述した各部位キー7の操作で設定された各
パーツパターンNO.が記憶される。なお、図6におい
て両手、両足のエリアに書き込まれている「なし」は、
両手キー7hと、両足キー7jを操作することなく、O
Kキーを操作した場合であり、この場合には両手パーツ
パターンと両足パーツパターンを除く他のパーツパター
ンNO.のみが記憶される。
【0023】以上の被合成者モンタージュ作成・登録処
理(ステップSC1〜SC17)を少なくとも2度実行
することにより、少なくとも二人分の被合成者のモンタ
ージュを作成・登録する。この実施の形態では、50人
分の被合成者のモンタージュデータが個人データととも
にRAM13に記憶・登録されている。
【0024】他方、図7のゼネラルフローにおいて、S
A2に続くSA3では、幼児モンタージュ作成・登録処
理が実行される。この幼児モンタージュ作成・登録処理
は、図11に示したフローにしたがって、幼児キー6i
がオン操作されたかことを条件に実行される(SE
1)。そして、幼児キー6iが操作されたならば、SE
2〜SE15の判別処理を実行する。このSE2〜SE
15の判別処理は、前述した図9のフローと内容的に同
一あるが、この実施の形態では、幼児の特徴が最も顕著
な部位のパーツパターンは、幼児専用の部位キーの操作
で指定し、それ以外の他の部位は、被合成者用の部位キ
ーの操作で指定するために、幼児の顔や体形の作成時に
おいて操作対象となるキーは輪郭キー7f、髪型キー7
a、服装キー7i、両手キー7h、両足キー7jに限定
されている。この図11のフローに従って、前述した図
9に示す被合成者のモンタージュ作成・登録処理が実行
されることにより、最初に表示された基本型の全身像か
ら最終的に決定した輪郭、髪型、服装、両手、両足から
なる目、鼻、口を除いた全身像を構成する各パーツパタ
ーンNO.が図6の幼児データエリア136に記憶され
る。
【0025】さらに、図7のゼネラルフローにおいて、
SA3に続くSA4では、モンタージュ合成処理が実行
される。このモンタージュ合成処理は、図12および図
13に示した一連のフローによって、合成キー6bがオ
ン操作されたことを条件に実行される(SF1)。合成
キー6bがオン操作されたならば、「個人検索語?」の
表示を第1表示部5に行う(SF2)。すると、この電
子手帳1のユーザーは表示に従って、予めRAM13に
記憶してある個人データの名前「甲、乙、丙、丁・・
・」のいずれかの名前と同じ名前を、データ入力キー1
0の操作により検索データとして入力される(SF
3)。次に、検索キー6cが操作されたか否かを判別し
(SF4)、検索キー6cが操作されたならば、先程S
F3で入力された検索データである名前が、個人データ
のいずれかの名前と一致するか否かを判別する(SF
5)。
【0026】そして、両データが一致してデータ入力キ
ー10の操作により入力された名前が、RAM13の個
人データにあった場合には、対応する個人データ・パー
ツパターンNO.を読み取り(SF6)、さらに個人デ
ータ・各パーツパターンNO.の一括表示と「n人目の
検索中」を表示する(SF7)。したがって、データ入
力キー10を操作して、例えば、「甲」の名前を入力し
た場合には、甲の名前、住所、電話、年令のほか、甲の
顔や体形を構成する各パーツパターンに対応したパーツ
パターンNO.の「01,02・・・04,01,・・
・」が一括表示されるとともに、「一人目検索中」が第
1表示部5に表示される。
【0027】次に、nをカウントアップさせた後(SF
8)、部位選択・登録処理を実行する(SF9)。この
部位選択・登録処理は図14に示したフローに従って、
SG1,SG4,SG7,SG10で各々乱数キー6
g、部位選択キー6h、合成割合キー6d、遺伝キー6
iまたは血液型キー6eのいずれか一つのキーがオン操
作されたことを条件に実行される。まず、乱数キー6g
がオン操作されたならば(SG1がYES)、乱数発生
回路14を動作させて、乱数の“1”または“0”をラ
ンダムに各部位の個数(この場合、10個)分発生させ
る(SG2)。第1および第2の被合成者用エリア13
8,139の「輪郭」「髪型」・・・等の10個分の部
位エリアごとに、発生させた「1」または「0」を順次
記憶させる(SG3)。この場合、第1および第2の被
合成者エリア138,139の各部位エリアにおいて、
いずれか一方のエリアに“1”が記憶されたときは他方
には“0”が自動的に記憶される。これは、各被合成者
の各パーツパターンが同一部位において重複することを
防止するためである。
【0028】また、乱数キー6gが操作されずに、部位
選択キー6hがオン操作された場合には(SG4がYE
S)、次のステップにおいて、各部位キー7a〜7iが
操作されたか否かを判別し(SG5)、このステップS
G5において、所定の部位記憶7a〜7iが操作された
ことを判別した場合には、第1の被合成者用エリア13
8のうち、操作された部位キー7a〜7iに対応する部
位のエリアに「1」を記憶する(SG6)。この場合、
ユーザーが部位キー7a〜7iのいずれかの操作を行う
と、その操作により指定された部位のエリアにのみ
「1」が記憶される。つまり、例えば輪郭キー7bをオ
ン操作した場合には、まず第1の被合成者用エリア13
8の輪郭エリアに1が記憶され、髪型キー7aをオン操
作した場合には、髪型エリアに1が記憶されるが、一
旦、各エリアに1が記憶されると、第2の被合成者用エ
リア139の対応する輪郭等のエリアには「0」が記憶
される。
【0029】また、この部位選択キー6hも操作されず
に、合成割合キー6dが操作された場合には(SG7が
YES)、次のステップにおいて、データ入力キー10
に設けられているテンキーが操作されたか否かを判別し
(SG8)、テンキーが操作されたならば、このテンキ
ーの操作により入力された数値に応じて、第1の被合成
者用エリア138と第2の被合成者用エリア139の一
方の部位エリアに「1」を記憶する(SG9)。例えば
第1の被合成者と第2の被合成者の合成割合を50%ず
つとするために、テンキーの操作により「50」の数値
が入力された場合には、第1および第2の被合成者用エ
リア138,139の各部位エリアに同一個数の“1”
を記憶する。80%、20%の合成割合のために、テン
キーの操作により「80」「20」の数値がが入力され
た場合には、第1の被合成者用エリア138の各部位エ
リアに「80」に対応した個数の“1”を、第2の被合
成者用エリア139の各部位エリアに「20」に対応し
た個数の“1”の数を記憶するのである。この場合、
“1”が記憶された部位エリアと対応する他の部位エリ
アには“0”が記憶される。
【0030】さらに、この合成割合キー6dも操作され
ずに、遺伝キー6jまたは血液型キー6eが操作された
場合には、次のステップにおいて、各部位キー7a〜7
iが操作されたか否かを判別し(SG11)、第1の被
合成者用エリア138において、操作された部位キー7
a〜7iに対応して、第1の被合成者用エリア138と
第2の被合成者用エリア139の一方の部位エリアに
“1”を記憶する(SG12)。つまり、遺伝キー6j
または血液型キー6eが操作された場合には、次にユー
ザーが部位キー7a〜7iの操作により任意に選択した
部位のエリアに、遺伝法則あるいは血液型に応じた確率
データ(この確率データはROM12に予め記憶させて
ある。)に基づきに応じて“1”または“0”が記憶さ
れるのである。
【0031】他方、図12のSF9に続くSF10で
は、n=2となったか否かを判別し、n=2となってい
なければ、SF2からの処理判別を再度実行する。した
がって、この実施の形態においてn=2となるまでに二
人目の被合成者が選択されることとなり、また新たに選
択された二人目の被合成者に対しても、前述した図14
の部位選択・登録処理が実行される。したがって、乱数
キー6gがオン操作されると、第1および第2の被合成
者用エリア138,139の残りの5ビットに“1”又
は“0”が記憶され、部位選択キー6hが操作される
と、今度は第2の被合成者用エリア139に部位キー7
a〜7iの操作により選択した部位のエリアに“1”が
記憶される。
【0032】そして、n=2となって、二人の被合成者
が選択されたならば、「被合成者の選定終了」の表示を
第1表示部5に表示させ(SF11)、図13のSF1
2に進む。SF12では、幼児キー6iが操作されたか
否かを判別し、幼児キー6iが操作されたならば、幼児
用データエリア136に記憶されている幼児のパーツパ
ターン番号(輪郭、髪型、服装など)を読み取る。さら
に、幼児の部位エリア以外の他の部位エリアのうち、部
位選択により「1」が記憶されている部位エリアのパー
ツパターン番号を読み取る(SF14)。
【0033】つまり、図6に示した例では、幼児用デー
タエリア136の部位エリアにおいて、輪郭、髪型、服
装の各エリアのみに01,01,01が記憶され、これ
以外の他の部位エリアにはパーツパターン番号は記憶さ
れていない。一方、この時点では既に第1および第2の
被合成者が決定されているとともに、第1および第2の
被合成者用エリア138,139の各パーツエリアには
1または0が記憶されている。そこで、幼児用データエ
リアの01,01,01が記憶されている輪郭、髪型、
服装を除く、眉毛、目等の他のパーツエリアであって、
第1および第2の被合成者用エリア138,139の1
が記憶されているパーツエリアに対応する被合成者のパ
ーツパターン番号を読み取る。
【0034】したがって、図6に示した例の場合、第1
の被合成者用エリア138には、「眉毛」「目」「服
装」「両手」に1が記憶されているが、「服装」に関し
ては幼児エリアに「01」が記憶されていることから、
服装のパーツパターン番号は読み取られず、「眉毛」
「目」「両手」のパーツパターン番号が読み取られる。
このとき第1の被合成者が「丙」であったとすると、丙
の「眉毛」「目」「両手」のパーツパターン番号は、
「10」「11」「30」であることから、これらのパ
ーツパターン番号が読み取られることになる。また、第
2の被合成者用エリア138には、「輪郭」「髪型」
「両足」に1が記憶されているが、「輪郭」と「髪型」
に関しては幼児エリアに「01」が記憶されていること
から、輪郭と髪型のパーツパターン番号は読み取られ
ず、「両足」のパーツパターン番号が読み取られる。こ
のとき第1の被合成者が「戊」であったとすると、戊の
「両足」のパーツパターン番号は、「20」であること
から、このパーツパターン番号が読み取られる。
【0035】つまり、この時点では図6に図示した範囲
内では、 第1の被合成者(丙):10(眉毛)11(目)30(両手) 第2の被合成者(戊):20(両足) 幼児:01(輪郭)01(髪型)01(服装) の各パーツパターン番号が得られることになる。
【0036】次に、これらパーツパターン番号に基づい
て、合成された親となる画像の生成を実行し(SF1
5)、この合成された親となる画像の生成はRAM5の
モンタージュ合成用エリア132にて行う。引き続き、
幼児の年令データを読み取り(SF16)、合成RAM
(モンタージュ合成用エリア132)内の幼児画像を年
令に応じて大きさ(縮小)の幼児画像に変換する(SF
17)。なお、この幼児画像の変換は、RAM5の縮小
合成用エリア133で行う。
【0037】また、幼児キー6iが操作されなかった場
合には、SF13からSF19に進み合成キー6bが操
作されたか否かを判別する(SF18)。そして、合成
キー6bが操作されたならば、第1および第2の被合成
者用エリア138,139の各部位エアのうち、部位選
択により「1」が記憶されている部位エリアのパーツパ
ターン番号を読み取る(SF19)。
【0038】すなわち、図6に示した例の場合、第1の
被合成者用エリア138には、「眉毛」「目」「服装」
「両手」に1が記憶されており、第2の被合成者用エリ
ア138には、「輪郭」「髪型」「両足」に1が記憶さ
れている。そして、このとき第1の被合成者が「丙」で
あったとすると、丙の「眉毛」「目」「服装」「両手」
のパーツパターン番号は、「10」「11」「10」
「30」であることから、これらパーツパターン番号が
読み取られ、第2の被合成者が「戊」であったとする
と、戊の「輪郭」「髪型」「両足」のパーツパターン番
号は、「20」「15」「20」であることから、この
パーツパターン番号が読み取られる。
【0039】つまり、この時点では図6に図示した範囲
内では、 第1の被合成者(丙):10(眉毛)11(目)10(服装)30(両手) 第2の被合成者(戊):20(輪郭)15(髪型)20(両足) の各パーツパターン番号が読み取られることとなる。
【0040】次に、これらパーツパターン番号に基づい
て、合成された親となる画像の生成を実行し(SF2
1)、この合成された親となる画像の生成は前述と同様
にRAM5のモンタージュ合成用エリア132にて行
う。
【0041】また、図7のゼネラルフローにおいて、S
A4に続くSA5では、表示処理を実行する。この表示
処理は、図15に示したフローに従って行われ、RAM
5内の幼児用と被合成者とのモンタージュデータおよび
各個人データを読み取る(SH1)。しかる後に、各モ
ンタージュデータおよび各個人データに基づいて、幼児
・被合成者・個人データを表示する(SH2)。このS
H2の処理により、図1に例示したように第1表示部5
には、一方の被合成者である甲と他方の被合成者である
乙との氏名や住所等とともに各々の親となる第1および
第2の各画像MA2,MA3が表示され、第2表示部9
には、幼児の氏名や年令データとともに当該幼児の幼児
画像MA6が表示される。ただし、この図示した例は図
6に示したように甲と乙に両手および両足のデータが記
憶されていない場合である。無論、予め幼児キー6iが
押されることなく、合成キー6bが押されている場合に
は、被合成者甲と乙との合成された画像MA6が第2表
示部9に表示される。
【0042】そして、第2表示部9に表示された幼児の
画像MA6にあっては、前述したフローで二人の被合成
者を合成してたものであることから、図16に例示した
ように、被合成者甲の眉毛、耳の特徴を有し、被合成者
乙の目、鼻、口の特徴を有したものとなる。よって、フ
ローをもって前述したキー操作を行えば、例えば恋人同
士や夫婦の各特徴を加味して、両者間に生まれる子供の
顔を容易に作成することができる。なお、図12のSF
11ではn=2となった時点で被合成者の選択を終了す
ることにより、被合成者として2名を選定するようにし
たが、より複数の被合成者を選定するようにしてもよ
い。
【0043】また、前述した実施の形態では、二人の被
合成者(大人)と幼児との三者の各パーツパターンを各
パーツ毎に組み合わせて新たな一人の幼児の顔または体
形を合成表示した例について説明したが、二人の被合成
者(大人同士、子供同士、あるいは大人と子供との組み
合わせ)の各パーツパターンを各パーツ毎に組み合わせ
て一人の合成者の顔または体形を合成表示するようにし
てもよい。
【0044】また、前述した実施の形態では、二人の被
合成者の合成により作成された一人の幼児の顔または体
形を合成して液晶表示部などを用いて表示出力した例に
ついて説明したが、合成された顔または体形を印刷装置
を用いて印刷出力するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の生物画像の名前のなかから第1の生物画像となる
生物画像の名前を選択し、この選択された第1の生物画
像の名前に対応する第1の生物画像を前記表示手段に対
して表示させるようにしているので、使用者は複数のな
かから第1の生物画像となる生物画像をそれの名前で選
択し、この選択された第1の生物画像を表示させること
ができる。このため、第1の生物画像がどのような生物
画像であるのか、どのような名前であるのか否かを表示
上で明確に確認することができる。
【0046】換言すれば、本発明(請求項1及び請求項
15)によれば、複数の生物画像のなかから使用者が希
望する生物画像を第1の生物画像の名前で選択し、この
選択された名前をもつ第1の生物画像を最初に表示さ
せ、その後に、操作手段の操作により、その第1の生物
画像に関連した第2の生物画像を表示させることができ
るので、希望した名前の第1の生物画像から、どのよう
な第2の生物画像が表示されるかを、簡単な操作で、表
示上で明確に確認することができる。 そればかりでな
く、操作手段を操作するのみで、その第1の生物画像に
関連した第2の生物画像(例えば、第1の生物画像から
生まれた第2の生物画像又は第1の生物画像に基づいて
作成された第2の生物画像)を表示させるさせることが
できるので、操作手段の操作後に、表示中の第1の生物
画像に関連した第2の生物画像がどのような生物画像で
あるのか否かを表示上で明確かつ容易に確認することが
できる。
【0047】また、他の本発明によれば、次のような効
果を有する。 すなわち、名前入力手段により入力された
名前と一致する生物画像の名前を第1の生物画像の名前
として選択する一致名前選択手段とを備えていることに
より、所望の名前を第1の生物画像の名前として迅速に
選択することができる。 また、第1の生物画像が、第2
の生物画像の元となる生物画像であったり、一対の生物
画像、大人の生物画像、男又は女の生物画像、顔画像又
は全身画像であれば、元の第1の生物画像の名前を認識
しつつ、これに関連した第2の生物画像を具体的に視認
することができる。 また、第2の生物画像が、第1の生
物画像と一緒に表示されるようにすれば、両画像を明瞭
に対比識別することができる。 また、第2の生物画像の
全部又は一部が、第1の生物画像の一部を備えていれ
ば、第1の生物画像の特徴を確実に第2の生物画像に反
映させることができる。 また、操作手段がキースイッチ
であり、このキースイッチが液晶表示部の下部位置に配
置されていれば、表示部を視認しつつ容易に操作するこ
とができる。 また、第1及び第2の生物画像が複数の部
分画像の組み合わせから構成されていれば、第1の生物
画像の特徴を容易に第2の生物画像に反映させることが
できる。 また、前記第1の生物画像の名前を前記表示手
段に対して表示させるように制御する第3の表示制御手
段を更に備えていれば、第1の生物画像の名前を表示上
で明確に確認することができる。 また、使用者により携
帯される電子機器とすれば、いつでもどこでも第1およ
び第2の各生物画像を表示させて遊戯を行うことができ
る。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を適用した電子手帳の平
面図である。
【図2】同電子手帳の要部拡大図である。
【図3】同電子手帳の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図4】基本パーツデータの一部を示す図である。
【図5】幼児用パーツデータの一部を示す図である。
【図6】RAMのフォーマットを示す図である。
【図7】本実施の形態のゼネラルフローである。
【図8】個人データの入力・登録処理の内容を示すフロ
ーチャートである。
【図9】被合成者モンタージュ作成・登録処理の内容を
示すフローチャートである。
【図10】データ合成処理の内容を示すフローチャート
である。
【図11】幼児モンタージュ作成・登録処理の内容を示
すフローチャートである。
【図12】モンタージュ合成処理の内容を示すフローチ
ャートである。
【図13】図12に続くフローチャートである。
【図14】部位選択・登録処理の内容を示すフローチャ
ートである。
【図15】表示処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【図16】被合成者と合成された幼児を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
5 第1表示部 6 選択キー群 8 部位キー 9 第2表示部 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 乱数発生回路

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の生物画像とこの第1の生物画像に
    関連する第2の生物画像とを表示手段に対して表示させ
    るように制御する画像表示制御装置において、 複数の生物画像の名前のなかから前記第1の生物画像と
    なる生物画像の名前を選択する名前選択手段と、 この名前選択手段により選択された第1の生物画像の名
    前に対応する第1の生物画像を前記表示手段に対して表
    示させるように制御する第1の表示制御手段と、 使用者により操作される操作手段と、 前記第1の表示制御手段の制御により前記第1の生物画
    像が表示されている状態のもとで、前記操作手段が操作
    されると、その操作後に、当該第1の生物画像に関連す
    る第2の生物画像を前記表示手段に対して表示させるよ
    うに制御する第2の表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記名前選択手段は、名前を入力する名
    前入力手段と、前記複数の生物画像の名前のなかから、
    前記名前入力手段により入力された名前と一致する生物
    画像の名前を前記第1の生物画像の名前として選択する
    一致名前選択手段とを備えていることを特徴とする請求
    項1記載の画像表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の生物画像は、前記第2の生物
    画像の元となる生物画像であり、前記第2の生物画像
    は、前記元となる生物画像に基づいて作成された生物画
    像であることを特徴とする請求項1記載の画像表示制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の生物画像は、一対の生物画像
    であることを特徴とする請求項1記載の画像表示制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記一対の生物画像は、それぞれが大人
    の生物画像であることを特徴とする請求項4記載の画像
    表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記大人の生物画像は、男又は女の生物
    画像であることを特徴とする請求項5記載の画像表示制
    御装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の生物画像及び前記第2の生物
    画像は、顔画像又は 全身画像であることを特徴とする請
    求項1記載の画像表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の表示制御手段は、前記第2の
    生物画像と一緒に前記第1の生物画像を前記表示手段に
    対して表示させるように制御するものであることを特徴
    とする請求項1記載の画像表示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の生物画像の名前を入力する画
    像名前入力手段を更に備えていることを特徴とする請求
    項1記載の画像表示制御装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の生物画像の全部又は一部
    は、前記第1の生物画像の一部を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の画像表示制御装置。
  11. 【請求項11】 前記操作手段は、キースイッチであ
    り、前記表示手段は、液晶表示部であり、前記キースイ
    ッチは、前記液晶表示部の下方位置に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像表示制御装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の生物画像及び前記第2の生
    物画像は、複数の部分画像の組み合わせから構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の画像表示制御装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第1の生物画像の名前および前記
    第1の生物画像の名前の少なくとも一方の名前を前記表
    示手段に対して表示させるように制御する第3の表示制
    御手段を更に備えていることを特徴とする請求項1記載
    の画像表示制御装置。
  14. 【請求項14】 前記画像表示制御装置は、使用者によ
    り携帯される電子機器であることを特徴とする請求項1
    記載の画像表示制御装置。
  15. 【請求項15】 第1の生物画像とこの第1の生物画像
    に関連する第2の生物画像とを表示手段に対して表示さ
    せるように制御する画像表示制御方法において、 複数の生物画像の名前のなかから前記第1の生物画像と
    なる生物画像の名前を選択する名前選択ステップと、 この名前選択ステップにより選択された第1の生物画像
    の名前に対応する第1の生物画像を前記表示手段に対し
    て表示させるように制御する第1の表示制御ステップ
    と、 前記第1の表示制御手段の制御により前記第1の生物画
    像が表示されている状 態のもとで、使用者により操作さ
    れる操作手段が操作されると、その操作後に、当該第1
    の生物画像に関連する第2の生物画像を前記表示手段に
    対して表示させるように制御する第2の表示制御ステッ
    プと、 を備えたことを特徴とする画像表示制御方法。
  16. 【請求項16】 前記名前選択ステップは、名前を入力
    する名前入力ステップと、前記複数の生物画像の名前の
    なかから、前記名前入力ステップにより入力された名前
    と一致する生物画像の名前を前記第1の生物画像の名前
    として選択する一致名前選択ステップとを備えているこ
    とを特徴とする請求項15記載の画像表示制御方法。
  17. 【請求項17】 前記第1の生物画像は、前記第2の生
    物画像の元となる生物画像であり、前記第2の画像は、
    前記元となる生物画像に基づいて作成された生物画像で
    あることを特徴とする請求項15記載の画像表示制御方
    法。
  18. 【請求項18】 前記第1の生物画像は、一対の生物画
    像であることを特徴とする請求項15記載の画像表示制
    御方法。
  19. 【請求項19】 前記一対の生物画像は、それぞれが大
    人の生物画像であることを特徴とする請求項18記載の
    画像表示制御方法。
  20. 【請求項20】 前記大人の生物画像は、男又は女の生
    物画像であることを特徴とする請求項19記載の画像表
    示制御方法。
  21. 【請求項21】 前記第1の生物画像及び前記第2の生
    物画像は、顔画像又は全身画像であることを特徴とする
    請求項15記載の画像表示制御方法。
  22. 【請求項22】 前記第2の表示制御ステップは、前記
    第2の生物画像と一緒に前記第1の生物画像を前記表示
    手段に対して表示させるように制御することを特徴とす
    る請求項15記載の画像表示制御方法。
  23. 【請求項23】 前記第2の生物画像の名前を入力する
    画像名前入力ステップを更に備えていることを特徴とす
    る請求項15記載の画像表示制御方法。
  24. 【請求項24】 前記第2の生物画像の全部又は一部
    は、前記第1の生物画像の一部を備えていることを特徴
    とする請求項15記載の画像表示制御方法。
  25. 【請求項25】 前記操作手段は、キースイッチであ
    り、前記表示手段は、液晶表示部であり、前記キースイ
    ッチは、前記液晶表示部の下方位置に配置され ているこ
    とを特徴とする請求項15記載の画像表示制御方法。
  26. 【請求項26】 前記第1の生物画像及び前記第2の生
    物画像は、複数の部分画像の組み合わせから構成されて
    いることを特徴とする請求項15記載の画像表示制御方
    法。
  27. 【請求項27】 前記第1の生物画像の名前および前記
    第1の生物画像の名前の少なくとも一方の名前を前記表
    示手段に対して表示させるように制御する第3の表示制
    御ステップを更に備えていることを特徴とする請求項1
    5記載の画像表示制御方法。
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