JP3599812B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10〜14に、従来例を示す。
図10に示すようにポンプ1の吐出口1aは、流路2を介してパワーシリンダ回路PSに接続するとともに、この流路2の途中に可変絞り3を設けている。
さらに、この流路2には、フローコントロールバルブFVを設けている。フローコントロールバルブFVは、ボディbと、ボディbに形成したポンプポート4及びバイパスポート5と、ボディbに形成したスプール孔6と、スプール孔6に摺動自在に組み込んだスプール7と、これらスプール孔6とスプール7とが相まって形成するパイロット室8と、このパイロット室8に設けるとともに、スプール7の一端に作用させたスプリング9とから構成される。
上記可変絞り3の下流の圧力を、パイロット通路29を介してパイロット室8に導くとともに、その圧力をスプール7の一端に作用させる一方、上流の圧力をスプール7の他端に作用させる。そして、スプール7の位置に応じた開度でポンプポート4とバイパスポート5を連通し、ポンプ吐出流量の余剰流量をタンク1bに戻すことになる。
【0003】
上記の回路図を具体的に示したのが図11〜13であり、ここでは、ポンプ1としてベーンポンプVPを用いている。
ポンプボディ10及びカバー11からなるハウジングHに、軸穴12を形成するとともに、軸穴12内に設けた軸受13によってシャフト14を回転自在に支持している。シャフト14は、ポンプボディ10内に設けたロータ15の回転軸となっている一方、このロータ15には複数のベーン16を出入自在に収容している。
さらに、上記ロータ15の周囲には、楕円形の内壁を有するカムリング17を設ける。そして、シャフト14が駆動すると、ロータ15がこの内壁にそって回転するとともに、ベーン16がカムリング17の内壁に沿って出たり入ったりする。したがって、吸入口から流体を吸入するとともに、吐出口から流体を吐出することになる。
なお、ロータ15及びカムリング17の側面にはサイドプレート18を設けている。このサイドプレート18の背面側には高圧室19を形成するとともに、この高圧室19にはポンプ吐出圧が導かれる。そして、この高圧室19内の流体圧により、サイドプレート18がロータ15側に押されローディングバランスを保つ。
【0004】
ハウジングHには、フローコントロールバルブFVを一体に設けている。つまり、フローコントロールバルブFVのボディbを、ハウジングHと共用させている。
図13はフローコントロールバルブFVの断面図である。後述するが、このフローコントロールバルブFVには、可変絞り3も一体に組み込んでいる。
ハウジングHに、ベーンポンプVPの吐出口に連通するポンプポート4と、タンク1bに連通するバイパスポート5を形成するとともに、これらポート4、5に連通するスプール孔6を形成する。
スプール孔6内にはスプール7を摺動自在に組み込むとともに、スプール孔6の一端には、これらスプール孔6とスプール7とが相まってパイロット室8を形成する。そして、このパイロット室8にスプリング9を設け、その弾性力をスプール7の一端に作用させている。
そして、スプール7がスプリング9の弾性力及びパイロット室8の圧力に抗して移動すると、そのスプール端部7aがバイパスポート5とオーバーラップする。したがって、このスプール7の移動位置に応じて、ポンプポート4とバイパスポート5との連通開度が制御される。
また、スプール孔6の他端側にコネクタ20を挿入固定する。このコネクタにはアクチュエータポート20aを形成する一方、コネクタ20の先端には、貫通孔21を有する部材22を設けている。
【0005】
一方、スプール7他端にはロッド部材23を固定するとともに、このロッド部材23を上記貫通孔21に貫通させる。そして、これらロッド部材23と貫通孔21とによって可変絞り3を構成することになる。なお、この可変絞り3は、図13に示すノーマル状態、つまりスプリング9によってスプール7が、ロッド部材23を介してストッパ22aに当接しているときに、その開度が最大となっている。
また、スプール7がスプリング9に抗して移動し、大径部23aが貫通孔21に近ずくにつれ、開口面積、つまり開度は小さくなる。
可変絞り3の下流側であるアクチュエータポート20a側の流体を、圧力感知孔24→環状溝25→通路口26→通路27→小孔28からなるパイロット通路29を通ってパイロット室8に導くとともに、その圧力をスプール7の一端に作用させている。
なお、スプール7のパイロット室8側には、スプリング31、ボールサポート32、スチールボール33、及びシート部材34からなるリリーフバルブを設けている。
【0006】
次に、このパワーステアリング装置の作用を説明する。
ベーンポンプVPのシャフト14は図示していないエンジンに連結されており、エンジンを始動するとシャフト14に連結するロータ15が回転する。したがって、エンジン回転数に応じて、ベーンポンプVPは、タンク1bにつながれた吸入口から流体を吸入するとともに、吐出口から流体を吐出することになる。
そして、この吐出流体は、フローコントロールバルブFVのポンプポート4に導かれるとともに、室35及び可変絞り3を通って、アクチュエータポート20aからパワーステアリング回路PSに供給される。
このとき、可変絞り3前後には圧力差が発生する。そして、その上流側の圧力がスプール7のスプール端部7aに作用する一方、下流側の圧力がパイロット通路29を介して、パイロット室8側のスプール端部に作用する。
しかし、可変絞り3前後の差圧がある大きさになるまで、つまり、あるポンプ吐出量に達するまでは、スプリング9が保持するイニシャル荷重でスプール7は移動せず、ポンプポート4とバイパスポート5を遮断した状態を保つ。したがって、ポンプ吐出量のすべてがパワーステアリング回路PSに供給される(図14の特性線Kの区間a)。
【0007】
そして、エンジン回転数が高くなって、つまり、ポンプ吐出量が多くなって、可変絞り3前後の差圧がある大きさ以上になると、スプール7はスプリング9に抗して移動する。そして、スプール7に作用する圧力差とスプリング9の弾性力とがつりあう位置でスプール7は止まるとともに、この位置に応じた開度でポンプポート4とバイパスポート5を連通することになる。
特に、この実施例では可変絞り3を使用しているので、エンジン回転数Nが高くなればなるほど、パワーステアリング回路PSへの供給量Qは少なくなる特性を有する。なぜなら、ポンプ吐出量が多くなると、可変絞り3前後の差圧が大きくなるとともに、スプールは図左方向に移動する。そして、このとき可変絞り3の開度を小さくして、その前後の差圧をさらに大きくするからである(図14の特性線Kの区間b)。
以上述べたように、エンジン回転数Nと、パワーシリンダ回路PSに供給する流量Qとは図14に示す関係がある。そして、このエンジン回転数Nは、車速に比例するので、結局、車速に応じたアシスト力を付与することができる。なお、最大供給量Q1は、必要とされる最大のアシスト力を基準に設定しておけばよい。
【0008】
なお、パワーステアリング回路PSへ供給される最高圧は、リリーフバルブによって決められている。つまり、パワーステアリング回路PSの負荷圧が異常に上昇すると、パイロット室8の圧力も大きくなるとともに、この圧力がスチールボール33に作用する。そして、この圧力がスプリング32によって決められているリリーフ設定圧より大きくなると、スチールボール33を押し開いてパイロット室8とバイパスポート5を連通する。パイロット室8とバイパスポート5が連通すると、圧力感知孔24に流れが生じ、パイロット室8内の圧力が急激に低下するとともに、スプール7は図左に移動してポンプポート4とバイパスポート5の開度を大きくする。
そして、パワーステアリング回路PSの回路圧がリリーフ設定圧より小さくなると、再びスチールボール33がシート面34aに着座するので、パワーステアリング回路PSの最高圧を一定に保つことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のパワーステアリング装置では、操舵アシスト力を付与するのに必要な流量を、常にパワーステアリング回路PSに供給している。
しかしながら、車両走行時にパワーステアリング装置を使用する頻度は、運転時間の約20%程度である。そして、ハンドルの中立時あるいは微小操舵時などは、全運転時間の80%を占めるといわれているが、これらの運転状況では、パワーステアリング装置のアシスト力を必要としない。
このように、運転時間の大部分を占めるアシスト力不要時にも、従来の装置では、アシスト力を付与するための必要流量をパワーステアリング回路PSに供給してしまう。そのために無駄な圧力損失が、可変絞り3や、ポンプ1とパワーシリンダ回路PSを接続する流路2、あるいはパワーステアリング回路PSで発生してしまうことになる。
そして、これらの圧力損失の分だけ大きなポンプ駆動トルクを必要とし、無駄なエネルギーを消費してしまうとともに、圧力損失が生じる際に油温が上昇してしまう恐れもあった。
この発明の目的は、アシスト力が不要な時には、パワーステアリング回路側へ供給する流量を抑えることで圧力損失を少なくし、無駄なエネルギーを消費することがないパワーステアリング装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、エンジンの回転数に応じて吐出量が変化するポンプと、ポンプをパワーステアリング回路に接続する流路と、この流路途中に設けた絞りと、パワーステアリング回路への供給流量を制御するフローコントロールバルブとを備え、フローコントロールバルブは、ボディと、ポンプ吐出口に接続するたポンプポートと、タンクに連通するバイパスポートと、ボディに摺動自在に組み込んだスプールと、このスプールの一端に設けたパイロット室と、このパイロット室に設けるとともに、スプールの一端に作用させたスプリングとからなり、絞りの下流の圧力をパイロット室に導き、かつ、絞りの上流の圧力をスプール他端に作用させ、これら絞り前後の差圧が所定圧になると、スプールがスプリングに抗して移動するとともに、スプールの位置に応じた開度でポンプポートとバイパスポートとを連通する構成にしたパワーステアリング装置を前提とする。
上記のパワーステアリング装置を前提として、第1の発明は、フローコントロールバルブのスプリングの背面側にピストンを組み込むとともに、その小径部をスプリングに当接させ、しかも、このピストンを境にして、スプリングとは反対側に第1圧力室を設け、ハンドルをきったとき、第1圧力室の圧力を上昇させる圧力感応バルブを設けた点に特徴を有する。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、第1圧力室を、圧力感応バルブを介してポンプの吐出口及びタンクに接続する一方、フローコントロールバルブのスプリング側に設けた第2圧力室をタンクに連通させ、上記圧力感応バルブは、ボディと、このボディに摺動自在に組み込むとともに、一端にポンプ吐出圧を作用させた切換スプールと、切換スプールの他端に設けるとともに、タンクに連通するスプリング室と、このスプリング室に設けるとともに、切換スプールの他端に作用させたスプリングとからなり、ノーマル状態で、第1圧力室をタンクに連通する一方、ハンドルをきったときには、負荷圧分だけ高くなったポンプ吐出圧が切換スプールの一端に作用して、切換スプールがスプリングに抗して移動するとともに、第1圧力室をポンプ吐出口に連通する構成にした点に特徴を有する。
第3の発明は、第1の発明において、第1圧力室を、圧力感応バルブを介してポンプの吐出口及びタンクに接続する一方、フローコントロールバルブのスプリング側に設けた第2圧力室をパイロット室に連通させ、上記圧力感応バルブは、ボディと、このボディに摺動自在に組み込むとともに、一端にポンプ吐出圧を作用させた切換スプールと、切換スプールの他端に設けるとともに、タンクに連通するスプリング室と、このスプリング室に設けるとともに、切換スプールの他端に作用させたスプリングとからなり、ノーマル状態で、第1圧力室をタンクに連通する一方、ハンドルをきったときには、負荷圧分だけ高くなったポンプ吐出圧が切換スプールの一端に作用して、切換スプールがスプリングに抗して移動するとともに、第1圧力室をポンプ吐出口に連通する構成にした点に特徴を有する。
【0012】
第4の発明は、第1の発明において、第1圧力室をフローコントロールバルブのパイロット室に連通させ、かつ、圧力感応バルブを介してタンクに接続する一方、フローコントロールバルブのスプリング側に設けた第2圧力室をタンクに連通させ、しかも、上記圧力感応バルブは、ボディと、このボディに摺動自在に組み込むとともに、一端に第1圧力室内の圧力を作用させた切換スプールと、切換スプールの他端に設けるとともに、タンクに連通するスプリング室と、このスプリング室に設けるとともに、切換スプールの他端に作用させたスプリングとからなり、ノーマル状態で、第1圧力室を絞り通路を介してタンクに連通する一方、ハンドルをきったときには、負荷圧分だけ高くなった第1圧力室の圧力が切換スプールの一端に作用して、切換スプールがスプリングに抗して移動するとともに、第1圧力室とタンクを遮断する構成にした点に特徴を有する。
第5の発明は、上記第1から4の発明において、ポンプとしてベーンポンプを用いるとともに、ベーンポンプは、ハウジングと、ハウジング内に形成した吐出口と、同じくハウジング内に形成するとともに、タンクに接続する吸入口と、ハウジング内に設けたロータと、ロータに出入自在に組み込んだベーンと、ロータの周囲に設けたカムリングと、エンジンに連結するとともに、上記ロータの回転軸となっているシャフトとからなり、しかも、フローコントロールバルブのボディと、圧力感応バルブのボディを、それぞれ上記ハウジングと共有させた点に特徴を有する。
【0013】
【作用】
第1の発明では、ノーマル状態で、フローコントロールバルブのスプリングのイニシャル荷重を小さくしておけば、その分、スプールを移動させるための差圧は小さくてすむ。つまり、ポンプ吐出量が少なく、可変絞り前後の差圧が小さくても、スプールが移動するとともに、ポンプ吐出流体をバイパスポートに逃すことになる。そして、それだけパワーシリンダ回路側に供給する流量を抑えることができる。
ハンドルをきったときには、第1圧力室内の流体圧が大きくなり、ピストンが移動してスプリングを縮めるので、スプリングは必要なイニシャル荷重を保持することになる。したがって、このときはパワーシリンダ回路に必要な流量を供給することができる。
第2の発明の圧力感応バルブは、ハンドルをきったときに、シリンダの第1圧力室をポンプ吐出口に連通する。一方、第2圧力室は、タンクに連通しているので、第1圧力室内の圧力の方が高くなるとともに、ピストンがスプリングを縮める方向に移動する。
【0014】
第3の発明の圧力感応バルブは、ハンドルをきったとき、シリンダの第1圧力室をポンプ吐出口に連通する。一方、第2圧力室は、フローコントロールバルブのパイロット室に連通しているので、第1圧力室内の圧力の方が高くなるとともに、ピストンがスプリングを縮める方向に移動する。
第4の発明の圧力感応バルブは、ハンドルをきったとき、第1圧力室に連通するタンクを遮断するので、この第1圧力室には、パイロット室の流体圧のみが導かれる。一方、第2圧力室は、タンクに連通しているので、第1圧力室内の流体圧の方が高くなる。
また、小径部側からパイロット室圧が作用するが、ピストンの方が受圧面積が大きいので、ピストンはスプリングを縮める方向に移動する。
第5の発明では、ポンプとしてベーンポンプを用いるとともに、フローコントロールバルブのボディと、圧力感応バルブのボディを、それぞれベーンポンプのハウジングと共有させる。したがって、全体としてコンパクトになるとともに、ポンプ及びバルブを接続する通路等はハウジング内に形成すればよい。
【0015】
【実施例】
図1〜5に、第1実施例を示す。
図1に示すように、フローコントロールバルブFVには、そのスプリング9の背面側に筒部36を設ける。そして、この筒部36内にピストン37を組み込み、かつ、その小径部38をスプリング9に当接させている。さらに、上記ピストン37によって区画された室のうち、スプリング9とは反対側の第1圧力室36aを、圧力感応バルブVを介してポンプ吐出口1aとタンク1bに接続する一方、第2圧力室36bをタンク1bに接続している。なお、タンク1bはポンプ1の吸入口に接続している。
上記圧力感応バルブVは、ボディBと、ボディBに形成したスプール孔39と、このスプール孔39内に摺動自在に組み込んだ切換スプール40と、これらスプール孔39と切換スプール40が相まって形成するスプリング室41と、スプリング室41に設けるとともに、切換スプール40に作用させたスプリング42とから構成される。
【0016】
図示するノーマル状態では、圧力感応バルブVは、第1圧力室36aをタンク1bに連通している。
そして、ハンドルをきったとき、ポンプ吐出圧は高くなるとともに、このポンプ吐出圧が切換スプール40端部に作用する。このポンプ吐出圧が、スプリング42の弾性力よりも大きくなると、切換スプール40は移動するとともに、ポンプ吐出口1aと第1圧力室36aを連通させる。また、第2圧力室36bはタンクに連通しているので、第1圧力室内の圧力の方が高くなり、ピストン37がスプリング9を縮める方向に移動することになる。
【0017】
上記第1実施例を具体的に示したのが図2〜5である。
図2、3に示すように、ハウジングHの上側に、シャフト14の軸方向と直角にスプール孔6を形成するが、このスプール孔6内でフローコントロールバルブFV、及び可変絞り3を構成することは従来例と同じである。なお、ベーンポンプVPについても従来例と同様なので、その詳細な説明は省略する。
図3に示すように、スプール孔6のパイロット室8側に筒部36連通している。そして、この筒部36内に摺動自在にピストン37を組み込み、ピストン37によって、筒部36内を第1圧力室36aと第2圧力室36bに区画している。
さらに、筒部36の開口部にはプラグ43を挿入固定する。このとき、小径部38がスプリング9に当接して、スプリング9がイニシャル荷重を保持することになる。ただし、このイニシャル荷重は、従来例でスプリング9が保持していたイニシャル荷重よりも小さいものに設定する。
【0018】
また、ハウジングHの下側には、同じくシャフト14の軸方向と直角に、圧力感応バルブVのスプール孔39を形成するとともに、このスプール孔39内に切換スプール40を摺動自在に組み込む。そして、切換スプール40にスプリング42の弾性力を作用させ、さらにスプール孔39の他端にプラグ44を挿入固定する。このように、圧力感応バルブVのボディBもハウジングHに共有させている。
この圧力感応バルブVを、図4(b)にしたがって詳しく説明すると、スプール孔39は、切換スプール40によって、室45と中継室46とスプリング室41の3つの室に区画される。そして、室45は、ハウジングH内に形成した通路xを介して、ポンプ吐出口に接続する一方、スプリング室41は図示しない通路を介してタンク1bに接続している。
【0019】
さらに、中継室46にはポート47を形成するが、このポート47をハウジングH内に形成した通路yを介して、第1圧力室36aに連通させている。
なお、中継室46は、切換スプール40のランド部40aによってさらに2つの中継室46a、46bに区画されている。そして、ランド部40aによって、これら中継室46a、46bの何れか一方のみがポート47に連通することになる。
2つに区画された中継室46のうち一方の中継室46aは、切換スプール40内に形成した連通孔48を介して室45と連通する一方、他方の中継室46bは、連通孔49を介してスプリング室41と連通する。そして、図示するノーマル状態では、スプリング42によって、ポート47は他方の中継室46bに連通している。
このように、圧力感応バルブVは、その切換スプール40の位置によって、第1圧力室36aをポンプ吐出口に接続したり、タンクに接続したりする。なお、第2圧力室36bは、ハウジングH内に形成したドレン通路50を介してタンク1bに連通している。
【0020】
次に、第1実施例のパワーステアリング装置の作用を説明する。
まず、図4(a)、(b)に示すノーマル状態について説明する。図4(a)は、ノーマル状態のフローコントロールバルブFVを示す図であり、また、図4(b)は、ノーマル状態の圧力感応バルブVを示す図である。
エンジン回転数に応じて、ベーンポンプVPは吸入口から流体を吸入するとともに、吐出口から流体を吐出する。
そして、この吐出流体は、フローコントロールバルブFVのポンプポート4に導かれるとともに、可変絞り3を通って、アクチュエータポート20aからパワーステアリング回路PSに供給される。
このとき、可変絞り3前後には圧力差が発生し、その上流側の圧力はスプール端部7aに作用する一方、下流側の圧力はスプール7のパイロット室8側端部に作用する。
可変絞り3前後の差圧がある大きさになるまで、つまり、あるポンプ吐出量に達するまで、スプリング9によってスプール7は移動せず、ポンプポート4とバイパスポート5を遮断したままである。そして、ポンプ吐出量のすべてをパワーステアリング回路PSに供給することは従来例と同じである。
【0021】
ただし、図示するノーマル状態では、スプリング9が保持するイニシャル荷重は、従来例でスプリング9が保持していたイニシャル荷重よりも小さくしているので、最大供給量Q2は最大供給量Q1よりも小さくなる(図14の特性線Lの区間a)。
そして、ポンプ吐出量が大きくなると、スプール7はスプリング9に抗して図右方向に移動するとともに、スプール7に作用する圧力差とスプリング9の弾性力とがつりあう位置で止まり、このスプール7の位置に応じた開度で吐出流体をバイパスポート5に逃すことになる(図14の特性線Lの区間b)。
以上述べたように、ハンドルが中立位置にあるとき、エンジン回転数Nとパワーシリンダ回路PSに供給される流量Qとは図14の特性線Lに示す関係にある。つまり、スプリング9のイニシャル荷重を小さくしているので、ノーマル状態には、パワーステアリング回路PSに供給する流量を少なくすることができる。
【0022】
ノーマル状態からハンドルをきると、ポンプ吐出圧は負荷圧分だけ高くなるとともに、この吐出圧が通路xを介して切換スプール40の一端に作用する。そして、図5(b)に示すように、この圧力がスプリング42の弾性力よりも大きくなると、切換スプール40がスプリング42に抗して移動するとともに、室45が連通孔48を介してポート47と連通することになる。
つまり、ポンプ吐出圧が通路x→連通孔48→ポート47→通路yを通って、第1圧力室36aに導かれる。そして、第2圧力室36bは、ドレン通路50を介してタンクに連通しているので、図5(a)に示すように、ピストン37はスプリング9を縮めながら図左方向に移動して、段部51に当接して止まる。
スプリング9は縮められると、当然そのイニシャル荷重が大きくなる。例えば、このイニシャル荷重を、従来例でスプリング9があらかじめ保持していたイニシャル荷重と同程度にすると、従来例と同じだけの流量をパワーステアリング回路PSに供給することになる。
以上述べたように、ノーマル状態では、スプリング9が保持するイニシャル荷重を小さくしているので、パワーシリンダ回路PSに供給する流量を抑えることができる。そして、ハンドルをきったときには、スプリング9に必要なイニシャル荷重を保持させることができるので、操舵アシストに必要な流量を確保することができる。
【0023】
図6、7に示す第2実施例は、第2圧力室36bを、タンク1bではなく、通孔52を介してパイロット室8に連通させた例である。なお、第1圧力室36aを、圧力感応バルブVを介して、ポンプ吐出口1a及びタンク1bに接続することは第1実施例と同じである。
ノーマル状態では、第1圧力室36aはタンクに連通しているとともに、第2圧力室36bがパイロット室8に連通する。したがって、スプリング9は最も伸びた状態となっており、そのイニシャル荷重は小さくなっている。
ハンドルをきったとき、第1実施例と同様、圧力感応バルブVは、第1圧力室36aをポンプ吐出口1aに連通する。そして、第2圧力室36bはパイロット室8に連通しているので、第1圧力室36a内の流体圧の方が高くなる。
したがって、ピストン37がスプリング9を縮める方向に移動し、スプリング9に必要なイニシャル荷重を保持させることができる。
この第2実施例では、第2圧力室36bとタンクを連通するドレン通路50を形成する必要がなくなり、ピストン37及び小径部38に通孔52を形成するだけでよい。
【0024】
図8、9に示す第3実施例は、第1圧力室36aを、通孔53を介してパイロット室8に連通させ、かつ、圧力感応バルブVを介してタンク1bに接続させた例である。なお、第2圧力室36bを、ドレン通路50を介してタンク1bに連通することは第1実施例と同じである。
そして、第1圧力室36aを通路yを介してポート47に接続するとともに、第3実施例では、圧力感応バルブVは図示するノーマル状態で、ポート47を室45とスプリング室41の両室に連通している。ただし、ポート47とスプリング室41を連通する連通孔49には絞り通路54を設ける。
また、この圧力感応バルブVでは、室45をポンプ吐出口に接続する通路xをなくすとともに、室45には、連通孔48を介してパイロット室8の圧力を導いている。
【0025】
ノーマル状態で、第1圧力室36aにはパイロット室8内の圧力が導かれるとともに、絞り通路54を介してスプリング室41、つまりタンク1bに連通している。また、第2圧力室36bもタンク1bに連通している。
ピストン37には、小径部38側から、パイロット室8内の圧力とスプリング9の弾性力が作用している。そして、パイロット室8に導かれている可変絞り3の下流側の圧力が小さいときには、スプリング9の弾性力によって、第1圧力室36aの流体が、絞り通路54を介してスプリング室41に逃されることになる。つまり、スプリング9は最も伸びた状態となっており、イニシャル荷重は小さくなっている。
【0026】
ハンドルをきると、負荷圧分だけ可変絞り3の下流の圧力、つまり、パイロット室8の圧力は上昇する。したがって、第1圧力室36aの圧力が上昇するとともに、室45の圧力も上昇する。室45の圧力が上昇すると、切換スプール40がスプリング42に抗して移動し、ポート47とスプリング室41を、つまり第1圧力室36aとタンクを遮断することになる。したがって、第1圧力室36aにはパイロット室8の流体圧のみが導かれることになる。
第2圧力室36bはタンクに連通しているので、第1圧力室36a内の流体圧の方が高くなる。また、ピストン37には小径部38側からもパイロット室8内の圧力が作用するが、第1圧力室36a側の受圧面積の方が大きいので、可変絞り3の下流側の圧力が大きくなると、結局はピストン37がスプリング9を縮める方向に移動する。そして、スプリング9に必要なイニシャル荷重を保持させることができる。

この第3実施例では、室45をポンプ吐出口に接続する通路xを形成する必要がなくなる。
なお、以上述べた実施例では、流路2に設ける絞りとして可変絞り3を用い、車速に応じて供給流量を変化させているが、もちろん絞りとしては固定絞りであってもかまわない。
【0027】
【発明の効果】
この発明のパワーステアリング装置では、操舵アシスト力が不要のとき、パワーステアリング回路側へ供給する流量を抑えることができる。したがって、絞りやパワーシリンダ回路で発生する圧力損失を抑えることができ、その分ポンプを駆動させるためのトルクも小さくすることができる。
そして、操舵アシスト力が必要な時には、必要な流量をパワーステアリング回路側に供給することができる。
このように、操舵アシスト力が不要のときには、圧力損失を抑えることができるので、無駄なエネルギーを消費することがなく、また油温の上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のパワーステアリング装置の回路図である。
【図2】第1実施例のパワーステアリング装置で、ベーンポンプの断面図である。
【図3】第1実施例のパワーステアリング装置で、フローコントロールバルブと圧力感応バルブの断面図である。
【図4】第1実施例のパワーステアリング装置のノーマル状態で、図(a)がフローコントロールバルブ、図(b)が圧力感応バルブを示す。
【図5】第1実施例のパワーステアリング装置で、ハンドルをきったときの状態で、図(a)がフローコントロールバルブ、図(b)が圧力感応バルブを示す。
【図6】第2実施例のパワーステアリング装置の回路図である。
【図7】第2実施例のパワーステアリング装置で、フローコントロールバルブと圧力感応バルブの断面図である。
【図8】第3実施例のパワーステアリング装置の回路図である。
【図9】第3実施例のパワーステアリング装置で、フローコントロールバルブと圧力感応バルブの断面図である。
【図10】従来例のパワーステアリング装置の回路図である。
【図11】従来例のパワーステアリング装置で、ベーンポンプを示す図である。
【図12】従来例のパワーステアリング装置で、図11のベーンポンプのXII−XII線断面図である。
【図13】従来例のパワーステアリング装置で、フローコントロールバルブの断面図である。
【図14】従来例のパワーステアリング装置と、この発明の実施例のパワーステアリング装置における、エンジン回転数Nと供給流量Qの特性を示す図である。
【符号の説明】
1 ポンプ
2 流路
3 可変絞り
4 ポンプポート
5 バイパスポート
7 スプール
8 パイロット室
9、42 スプリング
36 筒部
36a 第1圧力室
36b 第2圧力室
37 ピストン
38 小径部
40 切換スプール
41 スプリング室
54 絞り通路
H ハウジング
VP ベーンポンプ
FV フローコントロールバルブ
V 圧力感応バルブ

Claims (5)

  1. エンジンの回転数に応じて吐出量が変化するポンプと、ポンプをパワーステアリング回路に接続する流路と、この流路途中に設けた絞りと、パワーステアリング回路への供給流量を制御するフローコントロールバルブとを備え、フローコントロールバルブは、ボディと、ポンプ吐出口に接続するたポンプポートと、タンクに連通するバイパスポートと、ボディに摺動自在に組み込んだスプールと、このスプールの一端に設けたパイロット室と、このパイロット室に設けるとともに、スプールの一端に作用させたスプリングとからなり、絞りの下流の圧力をパイロット室に導き、かつ、絞りの上流の圧力をスプール他端に作用させ、これら絞り前後の差圧が所定圧になると、スプールがスプリングに抗して移動するとともに、スプールの位置に応じた開度でポンプポートとバイパスポートとを連通する構成にしたパワーステアリング装置において、フローコントロールバルブのスプリングの背面側にピストンを組み込むとともに、その小径部をスプリングに当接させ、しかも、このピストンを境にして、スプリングとは反対側に第1圧力室を設け、ハンドルをきったとき、第1圧力室の圧力を上昇させる圧力感応バルブを設けたことを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 第1圧力室を、圧力感応バルブを介してポンプの吐出口及びタンクに接続する一方、フローコントロールバルブのスプリング側に設けた第2圧力室をタンクに連通させ、上記圧力感応バルブは、ボディと、このボディに摺動自在に組み込むとともに、一端にポンプ吐出圧を作用させた切換スプールと、切換スプールの他端に設けるとともに、タンクに連通するスプリング室と、このスプリング室に設けるとともに、切換スプールの他端に作用させたスプリングとからなり、ノーマル状態で、第1圧力室をタンクに連通する一方、ハンドルをきったときには、負荷圧分だけ高くなったポンプ吐出圧が切換スプールの一端に作用して、切換スプールがスプリングに抗して移動するとともに、第1圧力室をポンプ吐出口に連通する構成にしたことを特徴とする請求項1記載のパワーステアリング装置。
  3. 第1圧力室を、圧力感応バルブを介してポンプの吐出口及びタンクに接続する一方、フローコントロールバルブのスプリング側に設けた第2圧力室をパイロット室に連通させ、上記圧力感応バルブは、ボディと、このボディに摺動自在に組み込むとともに、一端にポンプ吐出圧を作用させた切換スプールと、切換スプールの他端に設けるとともに、タンクに連通するスプリング室と、このスプリング室に設けるとともに、切換スプールの他端に作用させたスプリングとからなり、ノーマル状態で、第1圧力室をタンクに連通する一方、ハンドルをきったときには、負荷圧分だけ高くなったポンプ吐出圧が切換スプールの一端に作用して、切換スプールがスプリングに抗して移動するとともに、第1圧力室をポンプ吐出口に連通する構成にしたことを特徴とする請求項1記載のパワーステアリング装置。
  4. 第1圧力室をフローコントロールバルブのパイロット室に連通させ、かつ、圧力感応バルブを介してタンクに接続する一方、フローコントロールバルブのスプリング側に設けた第2圧力室をタンクに連通させ、しかも、上記圧力感応バルブは、ボディと、このボディに摺動自在に組み込むとともに、一端に第1圧力室内の圧力を作用させた切換スプールと、切換スプールの他端に設けるとともに、タンクに連通するスプリング室と、このスプリング室に設けるとともに、切換スプールの他端に作用させたスプリングとからなり、ノーマル状態で、第1圧力室を絞り通路を介してタンクに連通する一方、ハンドルをきったときには、負荷圧分だけ高くなった第1圧力室の圧力が切換スプールの一端に作用して、切換スプールがスプリングに抗して移動するとともに、第1圧力室とタンクを遮断する構成にしたことを特徴とする請求項1記載のパワーステアリング装置。
  5. ポンプとしてベーンポンプを用いるとともに、ベーンポンプは、ハウジングと、ハウジング内に形成した吐出口と、同じくハウジング内に形成するとともに、タンクに接続する吸入口と、ハウジング内に設けたロータと、ロータに出入自在に組み込んだベーンと、ロータの周囲に設けたカムリングと、エンジンに連結するとともに、上記ロータの回転軸となっているシャフトとからなり、しかも、フローコントロールバルブのボディと、圧力感応バルブのボディを、それぞれ上記ハウジングと共有させたことを特徴とする請求項1〜4の一に記載のパワーステアリング装置。
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