JPS6137471B2 - - Google Patents

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JPS6137471B2
JPS6137471B2 JP56105424A JP10542481A JPS6137471B2 JP S6137471 B2 JPS6137471 B2 JP S6137471B2 JP 56105424 A JP56105424 A JP 56105424A JP 10542481 A JP10542481 A JP 10542481A JP S6137471 B2 JPS6137471 B2 JP S6137471B2
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JP
Japan
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pressure
pump
fluid
cheek plate
orifice
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Expired
Application number
JP56105424A
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English (en)
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JPS5773884A (en
Inventor
Henrii Doratsuchasu Girubaato
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Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
Original Assignee
TRW Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by TRW Inc filed Critical TRW Inc
Publication of JPS5773884A publication Critical patent/JPS5773884A/ja
Publication of JPS6137471B2 publication Critical patent/JPS6137471B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/24Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves
    • F04C14/26Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves using bypass channels
    • F04C14/265Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves using bypass channels being obtained by displacing a lateral sealing face

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般的にポンプに係り、特に、車輛か
じ取システムに用いる動力かじ取ポンプに係る。
車輛かじ取システムに用いる動力かじ取ポンプは
よく知られており、多くの異る構造を有する。通
常、そのようなポンプは、変化する圧力要求に反
応してかじ取システムへの流体の流量を制御する
ため組合わされた制御装置を有する。該ポンプ
は、さらに、それから過多の流量を以て流体がか
じ取システムへ供給されないことを保証する制御
装置をも有する。 本発明は、特に、“チーク・プレート・アンロ
ーデイング・ポンプ”として知られる型式の動力
かじ取ポンプに係る。米国特許第3822965号には
この型式のポンプであつて可動チーク・プレート
を組込まれたものが開示されている。該チーク・
プレートの片側はポンプ押除け機構に対面し、反
対側は流体圧力室に対面している。室内の圧力は
弁によつて制御される。該弁は関連油圧システム
における圧力低下に応動するサーボ弁である。室
内の圧力を制御することによつて、サーボ弁はチ
ーク・プレートに作用する力が大きさを制御し、
それによつてチーク・プレートの運動に影響を及
ぼし得る。チーク・プレートが運動するとき、流
体はポンプの出口からその入口へ直接にバイパス
され、従つて、ポンプから関連油圧システムへの
流れの量が変更される。チーク・プレート・アン
ローデイング・ポンプによつて所望の規定流量が
得られたとき、ポンプはポンプ速度と関連油圧シ
ステム内の圧力の変化にもかかわらず、所望流量
を維持する。 前記の如く、米国特許第3822965号記載のポン
プは、ポンプから関連油圧システムへの流体の流
量を制御するためサーボ弁を用いる。サーボ弁の
使用はポンプの制御を複雑にする。サーボ弁は多
数の部品を要し、高価である。さらに、サーボ弁
の安定化が要求される。米国特許第4014630号に
はそのようなサーボ弁を安定化するためのシステ
ムが開示されている。 本発明のポンプは、チーク・プレートに作用す
る流体圧力を制御するためのサーボ弁を必要とし
ないチーク・プレート・アンローデイング・ポン
プである。本ポンプは流体圧力を制御するため複
数個のオリフイスを設けられている。ポンプのチ
ーク・プレートに作用する力は、第1と第2の流
体圧力による力を以て構成される。第1の流体圧
力による力は、チーク・プレートの、ポンプ押除
け機構に隣接する側面に対して作用する。第2の
流体圧力による力は、チーク・プレートの反対側
面に対して作用する。第2の流体圧力は、チー
ク・プレートに隣接して配置されたチーク・プレ
ート制御室内の圧力下の流体によつて供給され
る。ばねの力が第2の流体圧による力と共に働ら
く。 ポンプによつて流体を供給されるシステムとチ
ーク・プレート制御室との間及びチーク・プレー
ト制御室とポンプ入口との間には連続する流体連
通が存在する。チーク・プレート制御室と、シス
テム及びポンプ入口との間にそれぞれ設けられた
オリフイスは、制御室内の圧力を制御する。これ
らオリフイスは、ポンプがシステムに所望の流量
を供給する規定速度に達したとき、制御室内の圧
力が、第1の流体圧力の力によつて、ばねの力と
一緒に、釣合わされる力を生じるように構成され
ている。規定速度を超えた速度においては、前記
力は不釣合いになり、チーク・プレートは、釣合
いを回復してシステムへの流体の所望流量を維持
するように動かされる。 前記したごとく、第1の流体圧力による力は、
ばねの力と第2の流体圧力による力とに抗らつて
チーク・プレートに作用する。第1の流体圧力に
よる力は二つの成分を以て構成される。第1の成
分はシステム圧力によつて決定される。第2の成
分は、それを通じて流体がポンプ出口からシステ
ムに流れる吐出オリフイスにおける圧力低下によ
つて決定される。該オリフイスはポンプ出口圧力
とシステム圧力との間の差を保証する。 チーク・プレートに作用する各流体圧力による
力は、それぞれの圧力に該圧力によつて作用され
る表面の面積を乗じたものに等しい。第1と第2
の流体圧力によつてそれぞれ作用されるチーク・
プレート側面は、同等でない総面積を有する。従
つて、チーク・プレートに作用する力の釣合いを
得るため、ポンプのオリフイスは、第1と第2の
流体圧力の間に、これら圧力によつてそれぞれ作
用される面積aおよびばねの力に対し逆に働らく
必要性bによつて定まる関係を維持するような大
きさにされる。さらに明細に説明すると、前記オ
リフイスは、チーク・プレート制御室内の流体圧
力(即ち、第2の流体圧力)の、システム流体圧
力(即ち、第1の流体圧力から吐出オリフイスに
おける圧力低下を減じた圧力)に対する比を、ポ
ンプ出口圧力即ち第1の流体圧力によつて作用さ
れるチーク・プレート側面積の、チーク・プレー
ト制御室内の流体圧力によつて作用されるチー
ク・プレート側面積に対する比に等しく保つよう
に寸法を決定される。このようにして、ポンプが
その規定速度と所望吐出流量とに達したとき、第
1の流体圧力による力は、第2の流体圧力による
力に比べ充分に大きく、それによつて、チーク・
プレートに作用するばねの力と第2の流体圧力に
よる力の両方と釣合い得る。 ポンプからのアウトプツトが、ポンプ速度の増
加によつて、所望のアウトプツトを超えて増すに
したがつて、第1と第2の流体圧力による力の差
はばねの力を超え、従つて、チーク・プレート
は、ポンプの押除け機構から遠ざかるように運動
する。そのような運動によつて出口からの流体は
入口へバイパスされ、それによつて、システムへ
の一定流量の流体の流れが維持される。同様に、
規定システム圧力より高い圧力において、システ
ム圧力の増加または減少は、それぞれ、より少な
いまたはより多い流体をバイパスさせるようにチ
ーク・プレートを運動させる。したがつて、シス
テムへの流体の実質的に一定の流量が維持され
る。 本発明のその他の特色と利点は、以下、添付図
面を参照して為される本発明の一推奨実施例の説
明を検討するとき、当業者に明らかになるであろ
う。 本発明は好ましくは動力かじ取ポンプ10に係
る。該動力かじ取ポンプ10は部材11と外殻1
3とからなるハウジングを有する。部材11はポ
ンプ入口及びポンプ出口(図示せれていない)を
有する。外殻13は部材11に対して14におい
てばね係合されている。部材11と外殼13はポ
ンプ室15を部分的に画成し、該ポンプ室15内
には流体を吸排するための押除け機構16が配置
されている。 前記押除け機構16は任意の在来の構造にされ
得、合釘またはピン(図示されていない)によつ
て部材11に相対して半径方向に配置されるカ
ム・リング20を有するものとして示されてい
る。カム・リング20は内孔を形成され、該内孔
は僅かに長円形であり、環状のロータ23を受入
れる。ロータ23は入力軸24によつて回転また
は駆動される。入力軸24はロータ23の内周面
に対し駆動スプライン結合する。 ロータ23の外周面に形成された複数個のスロ
ツト内にはそれぞれスリツパ22が配置されてい
る。各スリツパ22は、カム・リング20の内縁
と係合するようにばね26によつて半径方向外方
に偏倚されている。相隣するスリツパ22はポン
プ作用ポケツトを画成する。ロータ23が回転す
るに従つて、ポンプ作用ポケツトは、カム・リン
グ20の内孔の形状の故に膨縮する。口板29
(第1図)に形成された入口と出口は、前記ポン
プ作用ポケツトに流体を供給し、そして該ポケツ
トから流体を受取る。口板29とカム・リング2
0との相対効向きは、ポンプ作用ポケツトが入口
に対して整合されるとき、該ポケツトは膨脹し、
流体が該ポケツト内に吸込まれるように決定され
ている。ポンプ作用ポケツトが出口に対して整合
されるときは、該ポケツトは収縮し、流体は該ポ
ケツトから押出される。 以上説明された動力かじ取ポンプ10はスリツ
パ・ポンプと呼ばれ得る。そのようなポンプの構
造はよく知られているから、構造細部は本明細書
においては説明されないであろう。カム・リング
20は二重ローブ(doublu―lobe)構造にされ、
口板29は2個の吸込口と2個の吐出口を有す
る。これら吸込口と吐出口は、特別に本発明の一
部分を構成するものではなく、従つて、図面には
示されない。さらに、前記吸込口をポンプ入口及
び流体給源と連通する吸込通路も、前記吐出口を
ポンプ出口と連通する完全な吐出通路も、それら
が在来的であり、本発明の一部分を構成しないか
ら、ここには図示されない。 前記動力かじ取ポンプ10は、また、米国特許
第3822965号及び第4014630号記載のポンプの如
く、チーク・プレート・アンローデイング・ポン
プとして説明され得る。特定的に、前記ポンプ1
0は、ポンプ作用が生じるポンプ室15を部分的
に画成するチーク・プレート30を有し、該チー
ク・プレート30は好ましくは、複数個の型打ち
された金属部材から作られる。これら部材の細部
は説明されないであろう。Oリング71がチー
ク・プレート30を包囲し、そして外殻13の内
周面と係合する。該Oリング71はチーク・プレ
ート30と外殻13との間に密閉関係を維持し、
それによつて、チーク・プレートと外殻との間の
流体の漏れを防ぐ。 チーク・プレート30は、ポンプ押除け機構1
6と係合するように、ばね31によつて常時偏倚
されている。したがつて、チーク・プレート30
の半径方向へ延びた側面32は前記カム・リング
20とロータ23の半径方向に延びた表面と係合
する。そのような係合位置に在るとき、チーク・
プレート30は、ポンプの吐出口と連通するポン
プ作用ポケツトからポンプの吸込口と連通するポ
ンプ作用ポケツトへの流体のいかなる流れをも密
閉阻止する。従つて、チーク・プレート30が第
1図と第4図とに示される位置に在るときは、吐
出口から吸込口への流体のバイパス流れは生ぜ
ず、ポンプの事実上すべての出口は、ポンプによ
つて流体を供給されるオープン・センター・シス
テムへ指向される。 もしチーク・プレート30は第1図と第4図と
に示される位置の右方に位置されるならば、流体
はチーク・プレートとロータ23との間の空間に
沿つて流れ得る。そのような流体は、したがつ
て、ポンプの吐出口からポンプの吸込口へチー
ク・プレートの側面32を横切つて直接に連通さ
れ、そしてポンプによつて流体を供給されるオー
プン・センター・システムをバイパスする。ロー
タ23とチーク・プレート30との間の空間が大
きいほど、バイパスされる流体の量は大きい。し
たがつて、チーク・プレート30の位置を精密に
制御することによつて前記システムへの流体の流
れもまた制御され得る。 チーク・プレートを精密に位置決めすることを
補助するため、ポンプ10はチーク・プレート制
御室35を有する。該チーク・プレート制御室3
5は、第1図に見られるように、チーク・プレー
トの右側に位置される。チーク・プレート制御室
35内の流体は、チーク・プレート30の側面3
2とは反対側の、半径方向に延在する側面36に
対して圧力を及ぼす。制御室35内の流体圧力か
ら生じる力と、ばね31によつて発生される力と
に対して、ポンプ吐出口に隣接する押除け機構1
6における流体圧力から生じる力が対抗する。出
口流体圧力は、側面32の第3図に示される側面
32の、破線によつて囲まれた2個の部分37
a,37bに対して作用する。チーク・プレート
の側面32の残部は零または零に近い入口流体圧
力によつて作用される。側面部分37aの面積
と、側面部分37bの面積との和は、その全てに
対してチーク・プレート制御室35内の圧力が作
用する前記側面36の面積の概ね1/4である。側
面部分37aと37bとの総合面積に対する側面
36の面積の関係即ち比は、後に説明されるごと
く、その他のポンプ特性に従つて、ポンプによつ
て異なり得るが、側面36の面積は常に側面部分
37a,37bの総合面積よりも実質的に大きい
であろう。 チーク・プレート30が、第4図の密閉すなわ
ち非バイパス位置から第5図のバイパス位置へ運
動するとき、側面部分37a,37bの端縁にお
ける圧力は減少し、これと同時に、側面部分37
a,37bの面積は、外方へ拡張されることによ
つて増大する。側面部分37a,37bの端縁に
沿つて圧力勾配を確立することと、入口圧力より
も高い圧力に対して露出される側面区域を拡張す
ることとの正味効果は、側面部分37a,37b
の有効面積を、チーク・プレート30がその密閉
位置(第4図)からバイパス位置(第5図)へ運
動する間、実質的に不変に維持することである。
チーク・プレート30の移動距離は、第5図にお
いては、図示の明瞭性を得るために誇張されてい
ることが注意されるべきである。 流体圧力はポンプ出口からチーク・プレート制
御室35へ供給される。明確に言えば、ポンプ吐
出流れは、第4図に60を以て略示される導管を
通り、次いで、流量制御オリフイス61を通る。
該オリフイス61を通つた流れは、導管62によ
つて関連油圧システムへ導かれる。導管62内の
圧力はシステム圧力である。導管60内の圧力は
ポンプ出口圧力である。流量制御オリフイス61
は、ポンプ出口圧力とシステム圧力との間に圧力
低下を生じさせる。 導管63はシステム圧力(導管62内の圧力)
を制御室35に伝達する。明細に言えば、中空の
ドエル・ピン65が流体圧力をチーク・プレート
30を通じて制御室35内へ伝達する。オリフイ
ス70は導管62と制御室35との間の流路に位
置される。オリフイス70はシステム圧力と制御
室35内の圧力との間に圧力低下を生じさせる。
また、制御室35内への唯一の流体流入はオリフ
イス70を通じて行われる。 チーク・プレート30のオリフイス72は、制
御室35からポンプ入口へ流体の流れを導く。オ
リフイス72はオリフイス70よりは大きいが、
それでも非常に小さいのでポンプ入口へきわめて
小さい漏れ流れを提供する。前記オリフイス6
1,70,72の相対寸法は、チーク・プレート
30に及ぼされる力を釣合わせるために重要であ
り、以下詳細に説明される。オリフイス61,7
0,72は図面において概略的に示されており、
任意の所望の方法で形成されてよい。 以上の説明から、ポンプ作動間、流体の連続す
る流れがチーク・プレート制御室35を通じてポ
ンプ入口へ供給され、従つて流体はオリフイス7
0,72を通つて連続的に流れることは明らかで
ある。オリフイス70を通る流れの量はオリフイ
ス72を通る流れの量と同じである。これらオリ
フイスを通る流れを取扱うため2式が書かれ得
る。 これら方程式はベルヌーイの微分方程式に基い
ており、該ベルヌーイの方程式の一般式は: Q=(C)(A)√ ただし、 C=定数 Q=流量(ガロン毎分) A=オリフイス面積(平方インチ) ΔP=オリフイスにおける圧力低下 従つて、オリフイス70,72を通る流れのため
の方程式は: Q70=(C)(A70)√70 Q72=(C)(A72)√72 前記方程式を除すと、 オリフイス70を通る流量Q70は、オリフイス7
2を通る流量Q72と同等であるから: さらに、オリフイス70における圧力低下(Δ
P70)はシステム圧力から制御室圧力を減じた圧力
に等しく、そしてオリフイス72における圧力低
下(ΔP72)は室圧力から吸込圧力を減じた圧力に
等しい。吸込圧力は通常はわずかながら負圧であ
るが、零に等しいと仮定され得る。従つて、方程
式(2)は次ぎのごとく書かれ得る: または、
【式】 方程式(4)を簡単にすると: (6) A 72/A 70=P(システム)/P(室
)−1 (7) P(システム)/P(室)=A 72/A
+1 従つて、方程式(7)は室圧に対するシステム圧力の
比がオリフイス72と70の面積の二乗の比プラ
ス1に等しいことを示している。 オリフイス70,72の面積が決定されるなら
ば、これら面積の二乗の比は固定比率になる。そ
の後は、システム圧力、P(システム)、の室圧
力、P(室)、に対する比は固定比率になり、た
といシステム圧力が変化しても不変である。 前記のごとく、チーク・プレートに作用してそ
れをポンプ押除け機構16から遠ざかるように運
動させる流体圧力の力は、第5図に示されるごと
く、2成分AとBを以て成ると見なされ得る。第
1の力成分Aはシステム圧力によるものであり、
第2の力成分Bはオリフイス61における圧力低
下によるものである。換言すれば、チーク・プレ
ート30の側面部分37a,37bに対して作用
する圧力は、システム圧力(即ち、導管62内の
圧力)プラス前記オリフイス61における圧力低
下を以て成る。従つて、力成分Aはシステム圧力
に側面部分37a,37bの総面積を乗じたもの
である。力成分Bは、オリフイス61における圧
力低下に側面部分37a,37bの総面積を乗じ
たものである。(第5図において、力成分A,B
を表わす矢印は、これら力成分の厳密な作用線ま
たは大きさ線を示すものではない)。 システム圧力の室圧力に対する比はオリフイス
70,72の相対寸法によつて決定されるから、
この関係はチーク・プレートに作用する力を釣合
わせるのに使用され得る。例えば、側面部分37
a,37bの総面積が側面36の面積の1/4であ
る場合、オリフイス70,72はシステム圧力を
室圧力の4倍にするように寸法を選ばれ得る。そ
のような場合、チーク・プレート30に作用する
システム圧力に基く力成分Aはチーク・プレート
制御室35内の圧力に基く力と釣合う。しかし、
力成分Aはばねの力とは釣合わない。 力成分Bはばねの力に対抗するようにチーク・
プレートに作用する。流量制御オリフイス61
は、既に述べたごとく、ポンプ出口圧力とシステ
ム圧力との間に圧力低下を生じさせる。該オリフ
イスは、システムへの所望の一定の流量が得られ
るとき、オリフイス61における圧力低下が、ば
ねの力に等しいチーク・プレートに作用する力成
分Bを提供する大きさであるように寸法を選ばれ
る。 システムへの流量が所望流量を超えて増すと
き、オリフイス61における圧力低下は増し、そ
れに伴なう力成分Bの増加はチーク・プレート3
0を運動させる。チーク・プレートが運動するに
したがつて、ばね31はますます圧縮される。チ
ーク・プレートの運動量は比較的小さいが、ばね
の力は少し増す。その結果として、ばねの力との
釣合いを達成するには、オリフイス61における
一そう大きい圧力低下が必要になる。第6図のグ
ラフは、ポンプ速度の増加に伴う出力流量の僅か
な増加を誇張的態様で図示している。この増加
は、ばねが圧縮されるにしたがつてばね力の釣合
いを達成するためオリフイス61における一そう
大きい圧力低下の必要性を反映する。 ポンプの作動間、流れアウト・プツトは第6図
に示される線に従つて提供される。線はポンプ速
度が零であるとき、ポンプからのアウト・プツト
が零であることを示している。ポンプ速度が零か
ら増すに従つて、ポンプのアウト・プツトは線上
を点Xまで直線的に増加する。この区間におい
て: 1 側面部分37a,37bに作用する圧力は漸
増する; 2 側面部分37a,37bに作用する圧力に抗
らつて側面36に作用する圧力も、オリフイス
70,72によつてシステム圧力に対し一定関
係を保つて漸増する; 3 ばね31がチーク・プレートに作用する; 4 オリフイス61における圧力低下は増加して
いるが、ばね31の予荷重に等しいチーク・プ
レートに作用する力成分Bを提供するほど充分
大きくない。 したがつて、ポンプの作動速度が第6図の線上
において零から点Xに相当する作動速度に達する
まで増加する間、チーク・プレート30は第4図
の密閉位置に止どまつている。ポンプ作動速度が
第6図の線上において点Xに相当する速度に達し
たとき、力成分Bはばね31の予荷重と釣合うよ
うに働らく。さらに、側面36の面積を乗じたチ
ーク・プレート制御室35内の圧力は、側面部分
37a,37bの総面積を乗じたシステム圧力
(力成分A)に丁度等しい。従つて、ポンプが第
6図の線上の点Xに相当する速度に達するとき、
チーク・プレート30はカム・リング20に対し
て当接し(第1図及び第4図)、チーク・プレー
ト上の流体圧力とばね力は釣合う。 ポンプ速度が第6図の線上の点Xに相当する速
度を超えて増すとき、オリフイス61を通る流量
は即座に増加され、それによつてオリフイス61
における圧力低下の有限増加が生じる。従つて、
側面部分37a,37bに働らく圧力は即座に増
加し、それによつてチーク・プレートに働らく力
は即座に釣合いを失う。明細には、力成分Bはオ
リフイス61における圧力低下の増加によつて増
加する。チーク・プレートは右方へ運動してカ
ム・リング20から遠ざかり、第1図及び第4図
に示される位置から移転するとともに流体のバイ
パス流れを許す。流体のバイパス流れの結果とし
てポンプ10からの流体の流量は、第6図の線上
の点Xにおける流量に実質的に等しい流量まで減
じる。過渡圧力及び流れ状態が安定した後、チー
ク・プレート30は無数のバイパス位置の一つに
おいて釣合わされる。この時点において、ポンプ
速度及び出口圧力は第6図の線上の点Xにおける
ポンプ速度及び出口圧力よりも大きい。それにも
かかわらず、チーク・プレートはポンプ吐出口か
らポンプ吸込口へ流体をバイパスさせるようにカ
ム・リング20から僅かの距離を以て離されたバ
イパス位置に在るから、流体は第6図の線上の点
Xにおける流量と実質的に同じ流量を以てポンプ
10からシステムへ排出される。 ポンプ速度の変化に応動することに加えて、チ
ーク・プレート制御装置はシステム圧力の変化に
対しても応動する。もしシステム圧力が増加する
ならば、システムへの流量は増加し、オリフイス
61における圧力低下の有限減少が生じる。これ
によつて力成分Bは減じられ、チーク・プレート
30に対して作用する力の不釣合いが即座に生じ
る。チーク・プレート30は左方へ運動して流体
のバイパスする量を少なくし、これによつて、シ
ステムへの所望流量を一定に保つ。もしシステム
圧力が減じるならば、システムへの流量は減じ、
オリフイス61における圧力低下が増す。チー
ク・プレートに作用する力成分Bも増加する。そ
の結果として、チーク・プレートは右方へ運動し
て流体のバイパスする量を多くし、これによつ
て、システムへの流量を実質的に一定に保つ。 以上から、チーク・プレートに作用する力は、
ポンプの吐出量が第6図の線上の点Xにおいて所
望の定流量になつたとき釣合うことが明らかに理
解されるであろう。前記力の釣合いはオリフイス
61,70,72を通じて達成される。オリフイ
ス70,72は、システムから制御室35を経由
してポンプ入口へ、ポンプ吐出流体の連続する流
れを提供する。チーク・プレート位置を制御する
ため制御室35内の圧力を抜くのにサーボ弁は必
要でない。 安全目的のため、チーク・プレート30に逃が
し弁80が設けられる。該逃がし弁80は単にば
ねで弾圧された玉弁であるに過ぎず、制御室35
内の圧力が規定のそれに達したとき開くようにさ
れている。規定圧力に達して前記逃がし弁80が
開くと同時に、制御室35内の圧力はポンプ出口
へ逃がされる。言うまでもなく、これら条件下に
おいて、最大流体流れは、チーク・プレートが右
方へ移動してポンプ構成要素から遠ざかつて極端
位置へ達するから、システムから直ちにバイパス
される。逃がし弁80は、システム圧力の概ね1/
4である制御室35内の圧力下に在ることが理解
されるべきである。したがつて、該弁80の漏れ
は、それがより高い圧力を受ける場合に較べ少な
い。 以上において本発明は詳細に説明されたが、本
発明の範囲から逸脱することなしに、多くの変更
及び修正がそれに加えられ得ることは明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施されたポンプの断面図;
第2図は第1図の2−2線に概ね沿つて切られた
断面図;第3図は第1図の3−3線に概ね沿つて
切つた断面図;第4図は第1図のポンプに用いら
れる流量制御装置の、チーク・プレートがその密
閉即ち非バイパス位置に在るときの概略図;第5
図は、第4図のポンプのチーク・プレートがその
流体バイパス位置に在るときの概略図であつて、
チーク・プレートが第4図の密閉位置と第5図の
バイパス位置との間を運動する距離が、図示の明
瞭性を得るため、誇張されている図面;第6図は
本発明のポンプの作動特性を示したグラフであ
る。 図面上、10は〓動力かじ取ポンプ〓;11は
〓部材〓;13は〓外殼〓;15は〓ポンプ
室〓;16は〓ポンプ押除け機構〓;20は〓カ
ム・リング〓;23は〓ロータ〓;24は〓入力
軸〓;30は〓チーク・プレート〓;31は〓ば
ね〓;32は〓側面〓;35は〓チーク・プレー
ト制御室〓;36は〓側面〓;37a,37bは
〓側面部分〓;60,62,62は〓導管〓;6
1,70,72は〓オリフイス〓;80は〓逃が
し弁〓を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入口と出口とを有し部分的にポンプ室15を
    画成するハウジング11,13と、前記入口から
    前記出口へ流体を吸排するように作動する前記ポ
    ンプ室15内のポンプ押除け機構16と、規定速
    度以上のポンプ速度でシステムへの流体の実質的
    に一定の流れを維持するための制御装置とを有
    し;前記制御装置が、前記出口から前記入口へ戻
    る流体の流れを制御するように運動しそれによつ
    てシステムへの流体の流れを変更し得るチーク・
    プレート30を有し、該チーク・プレートがそれ
    に作用する力の不釣合いが生じるとき運動され、
    前記チーク・プレートに作動する前記力が、前記
    チーク・プレート30の第1の表面領域37a,
    37bに作用する前記ポンプ室15内のポンプ出
    口圧力によつて供給される第1の流体圧力による
    力と、前記チーク・プレートの対向する第2の表
    面領域36に作用する制御室35内の流体圧力に
    よつて供給される第2流体圧力による力と、前記
    第2流体圧力による力と共に作用して前記チー
    ク・プレート30を前記出口から前記入口へ戻る
    前記流体の流れを阻止する位置へ偏倚させるよう
    にするばね31によつて供給されるばね偏圧力と
    を含み、前記第1流体圧力による力は前記ばね偏
    圧力および前記第2流体圧力による力に抗して前
    記チーク・プレート上に作用し、前記制御装置は
    更に、前記ポンプ出口を前記システムに連結しか
    つポンプ出口圧力とシステム圧力間の差圧を確保
    する第1のオリフイス61と、前記制御室35を
    前記ポンプ入口に連結する第2のオリフイス72
    とを含む、システムへ流体の流れを供給するポン
    プにおいて、第3のオリフイス70が前記システ
    ムを前記制御室35と連結し、前記第2および第
    3のオリフイス70,72が前記システムから前
    記制御室35への及び前記制御室35からポンプ
    入口への連続的な流体の流れを維持すると共にシ
    ステム圧力と制御室圧力間の差圧を確保し、前記
    第1、第2および第3のオリフイス61,72,
    70は前記からかじめ決められたポンプ速度にお
    けるシステム圧力に対する前記制御室35内の前
    記流体圧力との比が前記第2表面領域36に対す
    る前記第1表面領域37a,37bの面積比とほ
    ぼ等しくなり、かつ前記第1のオリフイス61を
    横切る圧力低下によつて決定される圧力成分であ
    つて前記チーク・プレート30上の前記各力が釣
    合つたときに前記ばね偏圧力と釣合う圧力成分を
    供給するような大きさにされていることを特徴と
    する、システムへ流体の流れを供給するポンプ。 2 特許請求の範囲第1項記載のポンプにおい
    て:さらに、圧力逃がし弁80を有し、該弁が前
    記制御室35内の圧力に応動する弁部材を有する
    ことを特徴とする、システムへ流体の流れを供給
    するポンプ。
JP56105424A 1980-07-07 1981-07-06 Pump Granted JPS5773884A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/166,407 US4408963A (en) 1980-07-07 1980-07-07 Power steering pump

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5773884A JPS5773884A (en) 1982-05-08
JPS6137471B2 true JPS6137471B2 (ja) 1986-08-23

Family

ID=22603184

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JP56105424A Granted JPS5773884A (en) 1980-07-07 1981-07-06 Pump

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4408963A (ja)
EP (1) EP0043947B1 (ja)
JP (1) JPS5773884A (ja)
AR (1) AR227432A1 (ja)
AU (1) AU541890B2 (ja)
BR (1) BR8104301A (ja)
CA (1) CA1164728A (ja)
DE (1) DE3165046D1 (ja)
ES (1) ES503710A0 (ja)
MX (1) MX154583A (ja)
SU (1) SU1074415A3 (ja)

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US4408963A (en) 1983-10-11
DE3165046D1 (en) 1984-08-30
AU7238681A (en) 1982-01-14
ES8204081A1 (es) 1982-04-16
BR8104301A (pt) 1982-03-23
ES503710A0 (es) 1982-04-16
CA1164728A (en) 1984-04-03
AR227432A1 (es) 1982-10-29
EP0043947B1 (en) 1984-07-25
AU541890B2 (en) 1985-01-24
JPS5773884A (en) 1982-05-08
EP0043947A1 (en) 1982-01-20
SU1074415A3 (ru) 1984-02-15
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