JP3592952B2 - 多段式テレスコープ形シリンダを備える入れ子装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複式部分型入れ子構造物の入れ子部分を選択的に伸長及び後退させる入れ子装置に関し、更に詳しくは、多段式テレスコープ形シリンダを備える入れ子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多くの従来の入れ子装置は、複式部分型ブーム等の複式部分型入れ子構造物を伸長及び後退させる複数の1段式テレスコープ形シリンダ又は単一の多段式テレスコープ形シリンダを備える。多段式テレスコープ形シリンダは、一方が他方の内側にある入れ子式に配置された複数のシリンダとピストンを備える。夫々のピストンとシリンダの間のシールと内部通路が、シリンダを伸長又は後退させるように油圧油が流動することを許容する。各シリンダは、典型的に、複式部分型入れ子構造物内の一部分に接続されて、その部分を入れ子にする。又、最も内方の又は最小のピストンの一部を形成する最も内方の又は最小のロッドは、複式部分型入れ子構造物の基部に接続される。
【0003】
典型的に、これらの多段式テレスコープ形シリンダは、油圧接続を例えば最も外方の又は最大のシリンダに必要とする。その結果、これらの装置は、油圧接続において多段式テレスコープ形シリンダに止着された油圧油搬送ホースの伸長と後退を許容するホースリールを備える。ドゥ・フィリッピに対する米国特許第4,726,281号はこのような入れ子装置を開示する。このような装置は、又、油圧接続の近くまたは油圧接続において多段式入れ子構造物に装着制御弁を必要とする。
【0004】
米国特許第5,111,733号、第3,610,100号、第3,603,207号及び第3,128,674号は、テレスコープ形シリンダに沿う油圧接続を消去する入れ子装置を開示する。その代りに、油圧接続は、テレスコープ形シリンダの最も内方の又は最小のロッドに設けられている。しかしながら、これらの入れ子装置は、複雑な最も内方の構造を有し、及び/又は2個以上の制御弁を備える油圧制御装置を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、簡単な最も内方のロッド構造と低減された数の制御弁を有する、多段式テレスコープ形シリンダを備える入れ子装置を提供することである。本発明の別の目的は、テレスコープ形シリンダに対する油圧接続がその最も内方のロッドに設けられた多段式テレスコープ形シリンダを備える入れ子装置を提供することである。
本発明の他の目的は、多段式テレスコープ形シリンダを備え、更に、多段式テレスコープ形シリンダが少くとも第1テレスコープ形シリンダと第2テレスコープ形シリンダを備え、且つ、第2テレスコープ形シリンダが二重バレル円筒外壁を備える入れ子装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、2段式テレスコープ形シリンダと、単一の制御弁を含む単一の油圧制御装置とを備える入れ子装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
これら及び他の目的は、少くとも第1テレスコープ形シリンダと第2テレスコープ形シリンダを含む多段式テレスコープ形シリンダを備える入れ子装置において、第1テレスコープ形シリンダが、第1ロッドと第1ピストンヘッドを備える一方、第2テレスコープ形シリンダが、第2ロッド、第2ピストンヘッドと第1シリンダを備え、第1ピストンヘッドが、第2ロッド内に配置されると共に第1ロッドの第1端に接続される一方、第2ピストンヘッドが、第1シリンダ内に配置されると共に第2ロッドの第1端に接続され、第2ロッドが円筒内壁と円筒外壁を備え、又、円筒内壁は第1ピストンヘッドを貫通して第1ロッドに突入し、更に、円筒外壁は、第1通路を限定する内方バレルと外方バレルを有し、内方バレル、第1ロッドと第1ピストンヘッドが第1室を限定すると共に、内方バレルが、第1室と第1通路の間の第2通路を有し、外方バレル、第2ピストンヘッドと第1シリンダが第2室を限定すると共に、外方バレルが第1通路と第2室の間の第3通路を有し、第1ロッドと第1ピストンヘッドが、第1室と連通する第4通路を限定する入れ子装置を提供することによって達成される。
【0007】
これら及び他の目的は、又、少くとも第1テレスコープ形シリンダと第2テレスコープ形シリンダを含む多段式テレスコープ形シリンダを備える入れ子装置において、第1テレスコープ形シリンダが、第1ロッドと第1ピストンヘッドを備える一方、第2テレスコープ形シリンダが、第2ロッド、第2ピストンヘッドと第1シリンダを備え、第1ロッドが、第1端と第2端を有すると共に第1通路、第2通路と第3通路を限定し、又、第1端が、第1通路と連通する第1ポートと、第2通路と連通する第2ポートと、第3通路と連通する第3ポートとを有し、第1ピストンヘッドが第1ロッドの第2端に接続され、更に、第1ピストンヘッドが、第1通路と連通する第4通路と、第2通路と連通する第5通路と、第3通路と連通する第6通路とを有し、第2ロッドが円筒内壁と円筒外壁を有し、又、円筒内壁が第2通路に突入する一方、円筒外壁が、第7通路を限定する内方バレルと外方バレルを有し、更に、第1ロッドと内方バレルが、第6通路と連通する第1室を限定するように、第1ピストンヘッドが内方バレル内に摺動自在に配置され、又、内方バレルが、第1室及び第7通路と連通する第8通路を有する一方、外方バレルが、第7通路と連通する第9通路を有し、第2ピストンヘッドが、第2ロッドの一端に配置されると共に、円筒内壁を介して第2通路と連通する第10通路を限定し、又、第1ピストンヘッド、第2ピストンヘッド、円筒内壁と内方バレルが、第4通路と連通する第2室を限定し、更に、第1シリンダと外方バレルが第3室を限定すると共に第2ピストンヘッドと第1シリンダが第4室を限定するように、第2ピストンヘッドが第1シリンダ内に配置され、且つ、第3室が第9通路と連通する一方、第4室が第10通路と連通する入れ子装置を提供することによって達成される。
【0008】
これら及び他の目的は、更に、少くとも第1テレスコープ形シリンダと第2テレスコープ形シリンダを含む多段式テレスコープ形シリンダと、第1保持弁と、第2保持弁と、油圧油を選択的に第1保持弁に供給する第1電磁弁と、油圧油を選択的に第2保持弁に供給する第2電磁弁と、第1ラインと、油圧油を選択的に第1ライン、第1電磁弁と第2電磁弁に供給すると共に第1ライン、第1電磁弁と第2電磁弁から排出する制御弁とを備える入れ子装置において、第1テレスコープ形シリンダが、第1ロッドと第1ピストンヘッドを備える一方、第2テレスコープ形シリンダが、第2ロッド、第2ピストンヘッドと第1シリンダを備え、第1ピストンヘッドが、第2ロッド内に配置されると共に第1ロッドの第1端に接続される一方、第2ピストンヘッドが、第1シリンダ内に配置されると共に第2ロッドの第1端に接続され、第2ロッドが円筒内壁と円筒外壁を備え、又、円筒内壁は第1ピストンヘッドを貫通して第1ロッドに突入し、第1ロッド、第1ピストンヘッドと第2ロッドが第1室を限定し、第1ピストンヘッド、第2ロッドと第2ピストンヘッドが第2室を限定し、第2ロッド、第2ピストンヘッドと第1シリンダが第3室を限定し、第2ピストンヘッドと第1シリンダが第4室を限定し、第1ロッドの第1端と反対の第2端は、第2室と連通する第1ポートと、第4室と連通する第2ポートと、第1室及び第3室と連通する第3ポートとを有し、第1保持弁は、第1ポートに接続されると共に第1バイアス入力を有し、更に、第1保持弁は、油圧油が第1ポートに自由に流入することを許容すると共に、油圧油が第1バイアス入力に印加される時に油圧油が第1ポートから流出することを許容し、第2保持弁は、第2ポートに接続されると共に第2バイアス入力を有し、更に、第2保持弁は、油圧油が第2ポートに自由に流入することを許容すると共に、油圧油が第2バイアス入力に印加される時に油圧油が第2ポートから流出することを許容し、第1ラインは、第3ポートと第1バイアス入力及び2バイアス入力に接続される入れ子装置を提供することによって達成される。
【0009】
これら及び他の目的は、まだ更に、第1シリンダと第1シリンダに収容された第2シリンダを含む第1流体モータと、第2シリンダと第2シリンダ内に配置されたピストンを含む第2流体モータとを備え、更に、第2シリンダは、第1流体モータの油圧油通路を形成する二重バレル外壁を有する入れ子装置を提供することによって達成される。
【0010】
これら及び他の目的は、その上、第1シリンダと第1シリンダに収容された第2シリンダを含む第1流体モータと、第2シリンダと第2シリンダ内に配置されたピストンを含む第2流体モータと、第1保持弁と、第2保持弁と、油圧油を選択的に第1保持弁に供給する第1電磁弁と、油圧油を選択的に第2保持弁に供給する第2電磁弁と、第1ラインと、油圧油を選択的に第1ライン、第1電磁弁と第2電磁弁に供給すると共に第1ライン、第1電磁弁と第2電磁弁から排出する制御弁とを備える入れ子装置において、第1流体モータが第1伸長室と第1後退室を備え、又、第1シリンダは、第1伸長室の体積が増加する時に第2シリンダに対して伸長し、更に、第1シリンダは、第1後退室の体積が増加する時に第2シリンダに対して後退し、第2流体モータが第2伸長室と第2後退室を備え、又、第2シリンダは、第2伸長室の体積が増加する時にピストンに対して伸長し、更に、第2シリンダは、第2後退室の体積が増加する時にピストンに対して後退し、第1保持弁は、第2伸長室と連通すると共に第1バイアス入力を有し、更に、第1保持弁は、油圧油が第2伸長室に自由に流入することを許容すると共に、油圧油が第1バイアス入力に印加される時に油圧油が第2伸長室から流出することを許容し、第2保持弁は、第1伸長室と連通すると共に第2バイアス入力を有し、更に、第2保持弁は、油圧油が第1伸長室に自由に流入することを許容すると共に、油圧油が第2バイアス入力に印加される時に油圧油が第1伸長室から流出することを許容し、第1ラインは、第1後退室及び第2後退室と第1バイアス入力及び第2バイアス入力と連通する入れ子装置を提供することによって達成される。
【0011】
本発明の他の目的、特徴及び特性と、その構造物の関連要素の方法、操作及び機能と、部品の組合せと、製造の経済性は、全てが本明細書の一部を成すと共に同様の参照番号が対応する部品を指す好ましい実施形態の以下の詳細な説明と添付の図面から明らかとなるであろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、2段式テレスコープ形シリンダを備える本発明にかかる入れ子装置の縦断面を図示する。図示のように、2段式テレスコープ形シリンダは、第1テレスコープ形シリンダ1と第2テレスコープ形シリンダ2を備える。第1テレスコープ形シリンダ1は、環状第1ピストンヘッド6に接続された円筒状第1ロッド4を備える。第1ピストンヘッド6は、第2テレスコープ形シリンダ2の円筒状第2ロッド8内に配置される。第2ロッド8は第1テレスコープ形シリンダ1のためのシリンダとして働く。環状第2ピストンヘッド10が、第2ロッド8に接続されると共に、シリンダ16内に配置される。
【0013】
好ましくは、第1ロッド4の一端が複式部分型入れ子構造物の基部に装着される。複式部分型入れ子ブームが、説明目的のために複式部分型入れ子構造物として記載される。複式部分型入れ子ブームは、3部分型、4部分型又は5部分型ブームであり得る。図1は、本発明のテレスコープ形シリンダと5部分型ブームの間の接続を図示する。詳しくは、第1ロッド4は基部に接続され、第2ロッド8は内方中間部分に接続され、又、シリンダ16は中心中間部分に接続される。
【0014】
第1ロッド4は、その一端に形成された第1ポート18、第2ポート20と共通ポート22を有する。第1ロッド4は、第1ポート18と連通する第1通路12と、第2ポート20と連通する第2通路14と、共通ポート22と連通する第3通路15とを含む。第1ポート18から第1ロッド4に流入して第1通路12を貫流する油圧油が第1室28と連通するように、第4通路24が第1ピストンヘッド6に形成される。図1に示すように、第1室28は、第2ロッド8、第1ピストンヘッド6と第2ピストンヘッド10によって限定される。
【0015】
第1ピストンヘッド6は、又、第3通路15と第2室30の間の流体連通を許容する第5通路26を有する。第2室30は、第1ロッド4、第1ピストンヘッド6と第2ロッド8によって限定される。
【0016】
図1に示すように、第2ロッド8は円筒内壁51と円筒外壁52を備える。円筒外壁52は、第6通路58を形成する内方バレル54と外方バレル56を有する。第2室30と第6通路58の流体連通を許容する第7通路32が内方バレル54に形成される。第6通路58と第3室36の間の流体連通を許容する第8通路34が外方バレル56に形成される。図示のように、第3室36は、外方バレル56、第2ピストンヘッド10とシリンダ16によって限定される。
【0017】
図1に示すように、円筒内壁51は、第9通路38を形成するように、第1ピストンヘッド6を貫通して第1ロッド4に突入する。第9通路38は、第2通路14と第2ピストンヘッド10に形成された第10通路42の間の流体連通を許容する。従って、第2通路14、第9通路38と第10通路42は、第2ポート20と第4室40の間の流体連通を許容する。図示のように、第4室40は第2ピストンヘッド10とシリンダ16によって限定される。
【0018】
図1に示すように、入れ子装置は、更に、夫々、第1ポート18と第2ポート20に配置された第1保持弁48と第2保持弁50を備える。第1保持弁48は、油圧油が第1ポート18に自由に流入すること許容すると共に、油圧油がそのバイアス入力に印加される時に油圧油が第1ポート18から流出することを許容する。同様に、第2保持弁50は、油圧油が第2ポート20に自由に流入すること許容すると共に、油圧油がそのバイアス入力に印加される時に油圧油が第2ポート20から流出することを許容する。第1電磁弁44が、第1保持弁48に対する油圧油の供給を規制すると共に、非通電状態で開いている。第2電磁弁46が、第2保持弁50に対する油圧油の供給を制御すると共に、非通電状態で閉じている。第1電磁弁44と第2電磁弁46は、共に、制御弁60の第1制御ポートに接続される。制御弁60の第2制御ポートは、共通ポート22と第1保持弁48及び第2保持弁50のバイアス入力に接続される。
【0019】
制御弁60は3状態制御弁である。第1状態では、ポンプ63によって制御弁60に供給された油圧油は第1制御ポートから(即ち、第1電磁弁44と第2電磁弁46に)出力される一方、第2制御ポートにおける油圧油は溜め64に排出される。第2状態では、油圧油は第1制御ポート又は第2制御ポートに供給されたり第1制御ポート又は第2制御ポートから排出されることが全くない。第3状態では、ポンプ63からの油圧油は第2制御ポート(即ち、共通ポートと第1保持弁48及び第2保持弁50のバイアス入力)に供給される一方、第1制御ポートにおける油圧油は溜め64に排出される。
【0020】
更に図1に示すように、リリーフ弁62が、第2電磁弁46から第2保持弁50に至るラインを制御弁60から共通ポート22に至るラインと接続する。
【0021】
図1に示す入れ子装置の操作を以下に説明する。本発明にかかる入れ子装置は、逐次と同期の2個の操作モードを有する。逐次操作を最初に説明する。図1に示すテレスコープ形シリンダが充分に後退していると仮定すると、第1電磁弁44と第2電磁弁46は非通電される一方、制御弁60は第1状態に設定される。非通電状態では、第1電磁弁44は開いている一方、第2電磁弁46は閉じている。従って、油圧油は、第1電磁弁44から第1保持弁48を介して第1ポート18に流入する。第1ポート18に供給された油圧油は、第1通路12と第4通路24を介して第1室28に流入して、第2ピストンヘッド10に力を作用する。その結果、第2ロッド8とシリンダ16が伸長する。
【0022】
一旦全ストローク移動すると、第1電磁弁44と第2電磁弁46は通電される。全ストローク移動位置は、例えば、近接スイッチ(不図示)によって検出できる。第1電磁弁44と第2電磁弁46を通電することにより、第1電磁弁44が閉じられると共に第2電磁弁46が開かれる。油圧油は、次に、第2電磁弁46と第2保持弁50を貫流して、第2ポート20に入る。第2ポート20に入った油圧油は、第2通路14、第9通路38と第10通路42を介して第4室40に入る。この油圧油は、シリンダ16に圧力を作用して、シリンダ16を伸長させる。一旦全ストローク移動すると、第2電磁弁46は非通電される。再び、全ストローク移動位置は近接スイッチ(不図示)を使用して検出できる。
【0023】
図1に示すテレスコープ形シリンダを後退させるためには、第2電磁弁46が開かれると共に制御弁60が第3状態に設定される。従って、油圧は、共通ポート22と第1保持弁48及び第2保持弁50のバイアス入力に供給される。油圧油のこの供給は、第1保持弁48と第2保持弁50を開にパイロット操作して、油圧油が第1ポート18と第2ポート20から流出することを許容する。共通ポート22に供給された油圧油は、第3通路15と第5通路26を介して第2室30に流入する。しかしながら、第1電磁弁44は閉状態に維持されているので、油圧油が第2ロッド8に作用する力は第2ロッド8を後退させない。その代りに、油圧油は、第7通路32、第6通路58と第8通路34を介して第3室36に流入する。第2電磁弁46は開いているので、油圧は、次に、シリンダ16に力を作用して、シリンダ16を後退させる。
【0024】
一旦シリンダ16が充分に後退させられると、第2電磁弁46が閉じられると共に第1電磁弁44が開かれる。この状態において、油圧油が第2ロッド8に作用する力が第2ロッド8を後退させるように、油圧油が、第1電磁弁44を貫流することを許容される。
【0025】
同期操作モードでは、第1電磁弁44と第2電磁弁46が、第2ピストンヘッド10とシリンダ16を同期状態で伸張させるように、所定の位置設定で開状態と閉状態の間で切換えられる。同様に、一旦油圧油が共通ポート22に供給されると、第1電磁弁44と第2電磁弁46が、又、第2ロッド8とシリンダ16を同期状態で後退させるために、開状態と閉状態の間で切換えられる。
【0026】
【発明の効果】
本発明にかかる入れ子装置において、テレスコープ形シリンダに対する全ての油圧接続は、複式部分型ブームの基部に装着された第1ロッド4の端部に設けられている。従って、テレスコープ形シリンダに対する全ての油圧接続はブームの基部に設けられている。
【0027】
従って、本発明にかかる入れ子装置は、ホースリール及び関連ホースの必要性を消去する。
油圧接続がテレスコープ形シリンダの長さに沿って設けられていないので、本発明にかかる入れ子装置は、それらの接続の近く又は接続においてブームに弁を装着することを必要しない。その代りに、電磁弁44と46を、複式部分型ブームを支持するターンテーブルに装着し得る。
【0028】
更に、第2ロッドに二重バレル外壁を使用することによって、最も内方のロッドの構造が大いに簡略化される。保持弁と電磁弁を使用する油圧制御装置を構成することによって、本発明にかかるテレスコープ形シリンダの操作を制御するために制御弁を1個だけしか必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】2段式テレスコープ形シリンダを備える本発明にかかる入れ子装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1テレスコープ形シリンダ
2 第2テレスコープ形シリンダ
4 第1ロッド
6 第1ピストンヘッド
8 第2ロッド
10 第2ピストンヘッド
16 シリンダ
44 第1電磁弁
46 第2電磁弁
48 第1保持弁
50 第2保持弁
60 制御弁
62 リリーフ弁
63 ポンプ
Claims (9)
- 少くとも第1テレスコープ形シリンダ(1)と第2テレスコープ形シリンダ(2)を含む多段式テレスコープ形シリンダを備える入れ子装置において、
第1テレスコープ形シリンダ(1)が、第1ロッド(4)と第1ピストンヘッド(6)を備える一方、第2テレスコープ形シリンダ(2)が、第2ロッド(8)、第2ピストンヘッド(10)と第1シリンダ(16)を備え、
第1ピストンヘッド(6)が、第2ロッド(8)内に配置されると共に第1ロッド(4)の第1端に接続される一方、第2ピストンヘッド(10)が、第1シリンダ(16)内に配置されると共に第2ロッド(8)の第1端に接続され、
第2ロッド(8)が円筒内壁(51)と円筒外壁(52)を備え、又、円筒内壁(51)は第1ピストンヘッド(6)を貫通して第1ロッド(4)に突入し、更に、円筒外壁(52)は、第1通路(58)を限定する内方バレル(54)と外方バレル(56)を有し、
内方バレル(54)、第1ロッド(4)と第1ピストンヘッド(6)が第1室(30)を限定すると共に、内方バレル(54)が、第1室(30)と第1通路(58)の間の第2通路(32)を有し、
外方バレル(56)、第2ピストンヘッド(10)と第1シリンダ(16)が第2室(36)を限定すると共に、外方バレル(56)が第1通路(58)と第2室(36)の間の第3通路(34)を有し、
第1ロッド(4)と第1ピストンヘッド(6)が、第1室(30)と連通する第4通路(26)を限定する入れ子装置。 - 第1ロッド(4)が、第1端と反対の第2端において第1ポート(22)を有し、更に、第1ポート(22)が第4通路(26)と連通する請求項1に記載の入れ子装置。
- 第2ロッド(8)と第1シリンダ(16)の少くとも一方を選択的に後退させるように、油圧油を第1ポート(22)に供給する供給手段(60、63、64)を更に備える請求項2に記載の入れ子装置。
- 第2通路(32)を第3通路(34)よりも第2ピストンヘッド(10)から離隔して配置した請求項1に記載の入れ子装置。
- 少くとも第1テレスコープ形シリンダ(1)と第2テレスコープ形シリンダ(2)を含む多段式テレスコープ形シリンダを備える入れ子装置において、
第1テレスコープ形シリンダ(1)が、第1ロッド(4)と第1ピストンヘッド(6)を備える一方、第2テレスコープ形シリンダ(2)が、第2ロッド(8)、第2ピストンヘッド(10)と第1シリンダ(16)を備え、
第1ロッド(4)が、第1端と第2端を有すると共に第1通路(12)、第2通路(14)と第3通路(15)を限定し、又、第1端が、第1通路(12)と連通する第1ポート(18)と、第2通路(14)と連通する第2ポート(20)と、第3通路(15)と連通する第3ポート(22)とを有し、
第1ピストンヘッド(6)が第1ロッド(4)の第2端に接続され、更に、第1ピストンヘッド(6)が、第1通路(12)と連通する第4通路(24)と、第2通路(14)と連通する第5通路(38)と、第3通路(15)と連通する第6通路(26)とを有し、
第2ロッド(8)が円筒内壁(51)と円筒外壁(52)を有し、又、円筒内壁(51)が第2通路(14)に突入する一方、円筒外壁(52)が、第7通路(58)を限定する内方バレル(54)と外方バレル(56)を有し、更に、第1ロッド(4)と内方バレル(54)が、第6通路(26)と連通する第1室(30)を限定するように、第1ピストンヘッド(6)が内方バレル(54)内に摺動自在に配置され、又、内方バレル(54)が、第1室(30)及び第7通路(58)と連通する第8通路(32)を有する一方、外方バレル(56)が、第7通路(58)と連通する第9通路(34)を有し、
第2ピストンヘッド(10)が、第2ロッド(8)の一端に配置されると共に、円筒内壁(51)を介して第2通路(14)と連通する第10通路(42)を限定し、又、第1ピストンヘッド(6)、第2ピストンヘッド(10)、円筒内壁(51)と内方バレル(54)が、第4通路(24)と連通する第2室(28)を限定し、更に、第1シリンダ(16)と外方バレル(56)が第3室(36)を限定すると共に第2ピストンヘッド(10)と第1シリンダ(16)が第4室(40)を限定するように、第2ピストンヘッド(10)が第1シリンダ(16)内に配置され、且つ、第3室(36)が第9通路(34)と連通する一方、第4室(40)が第10通路(42)と連通する入れ子装置。 - 第8通路(32)を第9通路(34)よりも第2ピストンヘッド(10)から離隔して配置した請求項5に記載の入れ子装置。
- 油圧油を第1ポート(18)、第2ポート(20)と第3ポート(22)に選択的に供給する供給手段(48、50、46、44、62、60、63、64)を更に備える請求項5に記載の入れ子装置。
- 供給手段が、第1ポート(18)に接続されると共に第1バイアス入力を有する第1保持弁(48)と、第2ポート(20)に接続されると共に第2バイアス入力を有する第2保持弁(50)と、油圧油を選択的に第1保持弁(48)に供給する第1電磁弁(44)と、油圧油を選択的に第2保持弁(50)に供給する第2電磁弁(46)と、第3ポート(22)と第1バイアス入力及び第2バイアス入力に接続された第1ラインと、油圧油を選択的に第1ライン、第1電磁弁(44)と第2電磁弁(46)に供給すると共に第1ライン、第1電磁弁(44)と第2電磁弁(46)から排出する制御弁(60)とを備え、又、第1保持弁(48)は、油圧油が第1ポート(18)に自由に流入することを許容すると共に、油圧油が第1バイアス入力に印加される時に油圧油が第1ポート(18)から流出することを許容する一方、第2保持弁(50)は、油圧油が第2ポート(20)に自由に流入することを許容すると共に、油圧油が第2バイアス入力に印加される時に油圧油が第2ポート(20)から流出することを許容する請求項7に記載の入れ子装置。
- 制御弁(60)が第1制御ポートと第2制御ポートを有し、又、第1制御ポートは第1ラインに接続される一方、第2制御ポートは第1電磁弁(44)と第2電磁弁(46)に接続され、更に、制御弁は、油圧油を選択的に第1制御ポートと第2制御ポートに供給すると共に第1制御ポートと第2制御ポートから排出する請求項8に記載の入れ子装置。
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