JPS603421Y2 - 方向切換弁 - Google Patents
方向切換弁Info
- Publication number
- JPS603421Y2 JPS603421Y2 JP1976169703U JP16970376U JPS603421Y2 JP S603421 Y2 JPS603421 Y2 JP S603421Y2 JP 1976169703 U JP1976169703 U JP 1976169703U JP 16970376 U JP16970376 U JP 16970376U JP S603421 Y2 JPS603421 Y2 JP S603421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- spool
- oil passage
- oil
- ports
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
弁本体１のスプール穴に、スプール穴の長手方向に互に
離間して開口する第１および第２のＰポート３，４、第
１および第２のＰポート３，４を挾んだ外側位置に開口
するＡポートおよびＢボート５，６、第１および第２の
Ｐポート３，４の間の位置に開口する中央タンクポート
１２におよび、ＡポートおよびＢポート５，６を挾んだ
外側位置に開口する外側タンクポート１３，１４を設け
ると共に、前記スプール穴に嵌挿したスプール２の外周
に設けられスプール２の中立位置から左方向の移動時に
前記第１のＰポート３とＡポート５を接続し右方向への
移動時に前記外側タンクポート１３とＡポート５を接続
する第１の油路７、スプール２の外周に設けられスプー
ル２の中立位置から左方向への移動時に前記外側タンク
ポート１４とＢポート６を接続し右方向への移動時に前
記第２のＰポート４とＢポート６を、接続する第２の油
路８を設けており、スプール２を左右へ移動させること
により第１のＰポート３とＡポート５あるいは第２のＰ
ポート４とＢポート６を接続して、ポンプからの油圧を
アクチュエータへ送ると共にＢポート６と外側タンクポ
ート１４あるいはＡポート５と外側タンクポート１３を
接続しアクチュエータから油を排出するものである。
離間して開口する第１および第２のＰポート３，４、第
１および第２のＰポート３，４を挾んだ外側位置に開口
するＡポートおよびＢボート５，６、第１および第２の
Ｐポート３，４の間の位置に開口する中央タンクポート
１２におよび、ＡポートおよびＢポート５，６を挾んだ
外側位置に開口する外側タンクポート１３，１４を設け
ると共に、前記スプール穴に嵌挿したスプール２の外周
に設けられスプール２の中立位置から左方向の移動時に
前記第１のＰポート３とＡポート５を接続し右方向への
移動時に前記外側タンクポート１３とＡポート５を接続
する第１の油路７、スプール２の外周に設けられスプー
ル２の中立位置から左方向への移動時に前記外側タンク
ポート１４とＢポート６を接続し右方向への移動時に前
記第２のＰポート４とＢポート６を、接続する第２の油
路８を設けており、スプール２を左右へ移動させること
により第１のＰポート３とＡポート５あるいは第２のＰ
ポート４とＢポート６を接続して、ポンプからの油圧を
アクチュエータへ送ると共にＢポート６と外側タンクポ
ート１４あるいはＡポート５と外側タンクポート１３を
接続しアクチュエータから油を排出するものである。
従来のものにあっては、第１のＰポート３とＡポート５
が接続しているときには第２のＰポート４が、又第２の
Ｐポート４とＢポート６が接続しているときには第１の
Ｐポート３が、夫々閉じている。
が接続しているときには第２のＰポート４が、又第２の
Ｐポート４とＢポート６が接続しているときには第１の
Ｐポート３が、夫々閉じている。
この考案は、上記の場合に閉じられたままになっている
第２のＰポート４あるいは第１のＰポート３を夫々Ａポ
ート５、Ｂポート６へ接続するようにして流路面積を増
して、従来の方向切換弁がもつ圧油の方向切換弁通過時
の圧力損失を可及的に減少せしめることを目的としてい
る。
第２のＰポート４あるいは第１のＰポート３を夫々Ａポ
ート５、Ｂポート６へ接続するようにして流路面積を増
して、従来の方向切換弁がもつ圧油の方向切換弁通過時
の圧力損失を可及的に減少せしめることを目的としてい
る。
次に本考案の１実施例を図面をもとに説明する。
１は方向切換弁Ａの本体であり、２はこの本体１に内装
されて左右へ摺動自在なスプールである。
されて左右へ摺動自在なスプールである。
３，４はポンプ（図示せず）からの圧油の供給を受ける
第１のＰポートおよび第２のＰポートである。
第１のＰポートおよび第２のＰポートである。
５は伸縮シリンダ（油圧アクチュエータ）Ｂの非ピスト
ンロッド側へ接続されるべく本体１に配設したＡポート
である。
ンロッド側へ接続されるべく本体１に配設したＡポート
である。
６は、伸縮シリンダＢのピストンロッド側へ接続される
べく本体１に配設したＢポートである。
べく本体１に配設したＢポートである。
７は、スプール２を第１図の中立位置から第２図に示す
左方へ移動させたときに第１のＰポート３とＡポート５
を接続するためにスプール２の外周に配設した第１の油
路である。
左方へ移動させたときに第１のＰポート３とＡポート５
を接続するためにスプール２の外周に配設した第１の油
路である。
８は、スプール２を第１図の中立位置から第３図に示す
右方へ移動させたときに第２のＰポート４とＢボート６
を接続するためにスプール２の外周に配設した第２の油
路である。
右方へ移動させたときに第２のＰポート４とＢボート６
を接続するためにスプール２の外周に配設した第２の油
路である。
９゜１０は、スプール２が中立位置（第１図図示）に位
置するときにポンプからの圧油をタンク１１ヘアンロー
ドするためにスプール２の外周に刻設した第１の溝およ
び第２の溝である。
置するときにポンプからの圧油をタンク１１ヘアンロー
ドするためにスプール２の外周に刻設した第１の溝およ
び第２の溝である。
１２はスプール穴に設けられた中央タンクポートであっ
て、前記第１、第の溝９，１０を経た圧油をタンク１１
へ導出するようになっている。
て、前記第１、第の溝９，１０を経た圧油をタンク１１
へ導出するようになっている。
１３は、伸縮シリンダ゛Ｂの非ピストンロッド側からの
排出油をＡポート５、第１の油路７を経てタンク１１へ
導出するために本体１１に配設した外側タンクポートで
ある。
排出油をＡポート５、第１の油路７を経てタンク１１へ
導出するために本体１１に配設した外側タンクポートで
ある。
１４は、伸縮シリンダＢのピストンロッド側からの排出
油をＢポート６、第２の油路８を経てタンク１１へ導出
するために本体１に配設した外側タンクポートである。
油をＢポート６、第２の油路８を経てタンク１１へ導出
するために本体１に配設した外側タンクポートである。
１５は、スプール２を中立位置から左方向（第２図図示
）へ移動させて第１のＰポート３、第１の油路７、Ａポ
ート５を接続した際に、前記油路に並設して第２のＰポ
ート４をＡポート５へ接続すべくスプール２に穿設した
油路であり、該油路１５は第２の溝１０と第１の油路７
を接続している。
）へ移動させて第１のＰポート３、第１の油路７、Ａポ
ート５を接続した際に、前記油路に並設して第２のＰポ
ート４をＡポート５へ接続すべくスプール２に穿設した
油路であり、該油路１５は第２の溝１０と第１の油路７
を接続している。
次に作用を説明する。
伸縮シリンダＢを負荷に抗して伸長させる場合は、第２
図図示のように、スプール２を中立位置（第１図図示）
から左方向へと移動させる。
図図示のように、スプール２を中立位置（第１図図示）
から左方向へと移動させる。
このとき、ポンプからの圧油は、第１のＰポート３から
第１の油路７を通りさらにＡポート５を経て非ピストン
ロッド側の室へと送られると共に、第２のＰポート４か
ら第２の溝１０、スプール２に穿設した油路１５を経て
第１の油路７さらにＡポート５を経て非ピストンロッド
側の室へと送られる。
第１の油路７を通りさらにＡポート５を経て非ピストン
ロッド側の室へと送られると共に、第２のＰポート４か
ら第２の溝１０、スプール２に穿設した油路１５を経て
第１の油路７さらにＡポート５を経て非ピストンロッド
側の室へと送られる。
したがって、伸縮シリンダＢを伸長駆動させる圧油は第
１の油路７と油路１５から供給されるため圧油が方向切
換弁Ａを通過するときの圧力損失は低く押えられるよう
になっている。
１の油路７と油路１５から供給されるため圧油が方向切
換弁Ａを通過するときの圧力損失は低く押えられるよう
になっている。
他方、ピストンロッド側の油はＢポート６、第２の油路
８、外側タンクポート１４を経てタンク１１へと排出さ
れる。
８、外側タンクポート１４を経てタンク１１へと排出さ
れる。
次に、伸縮シリンダＢを縮小させる場合は、第３図図示
のように、スプール２を中立位置（第１図図示）から右
方向へと移動させる。
のように、スプール２を中立位置（第１図図示）から右
方向へと移動させる。
このとき、ポンプからの圧油は、第２のＰポート４から
第２の油路８さらにＢポート６を経て伸縮シリンダＢの
ピストンロッド側の室へと送られる。
第２の油路８さらにＢポート６を経て伸縮シリンダＢの
ピストンロッド側の室へと送られる。
他方、非ピストンロッド側の油はＡポート５、第１の油
路７、外側タンクポート１３を経てタンク１１へと排出
されると共に、Ａポート５、第１の油路７、油路１５、
中央タンクポート１２を経てタンク１１へと排出される
ようになっている。
路７、外側タンクポート１３を経てタンク１１へと排出
されると共に、Ａポート５、第１の油路７、油路１５、
中央タンクポート１２を経てタンク１１へと排出される
ようになっている。
このことは本考案の如く単ロッド複動型の油圧シリンダ
に実施した場合は、シリンダの非ピストンロッド側に供
給する給排油量がピストンロッド側に給排する給排油量
より多いという欠点を、非ピストンロッド側の油室に給
排する油量を２個の油路（第１の油路７と油路１５）に
分流させることによって流量を減小させ背圧が立つのを
防ぐようになっている。
に実施した場合は、シリンダの非ピストンロッド側に供
給する給排油量がピストンロッド側に給排する給排油量
より多いという欠点を、非ピストンロッド側の油室に給
排する油量を２個の油路（第１の油路７と油路１５）に
分流させることによって流量を減小させ背圧が立つのを
防ぐようになっている。
なお、上記実施例では、第２のＰポート４と第１の油路
７を接続するための油路１５をスプール２に穿設した場
合の例だけを述べたが、アクチュエータによっては、第
１のＰポート３と第２の油路８を接続するための油路を
スプール２に穿設してもよいこと勿論である。
７を接続するための油路１５をスプール２に穿設した場
合の例だけを述べたが、アクチュエータによっては、第
１のＰポート３と第２の油路８を接続するための油路を
スプール２に穿設してもよいこと勿論である。
本考案の方向切換弁は以上の如く構威し作用するので小
型軽量であるにもかかわらず方向切換弁内の流路面積を
多くとれ、多量の圧油を供給しても切換弁内の圧力損失
が少なく経済的である他、単ロッド複動型の油圧シリン
ダの如く供給油量と排出油量の違いの多いアクチュエー
タにおいても、切換弁内での圧力損失を可及的に押える
ことができるものである。
型軽量であるにもかかわらず方向切換弁内の流路面積を
多くとれ、多量の圧油を供給しても切換弁内の圧力損失
が少なく経済的である他、単ロッド複動型の油圧シリン
ダの如く供給油量と排出油量の違いの多いアクチュエー
タにおいても、切換弁内での圧力損失を可及的に押える
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第１図〜第３図は本考案の１実施例を示すもものであり
、第１壁はスプール中立位置を、第２図はスプールが左
方へ移動した位置を、第３図はスプールが右方へ移動し
た位置を示すものである。 第４図は従来の方向切換弁を示すものである。 １・・・・・・弁本体、２・・・・・・スプール、３・
・・・・・第１のＰポート、４・・・・・・第２のＰポ
ート、５・・・・・・Ａポート、６・・・・・・Ｂポー
ト、１２・・・・・・中央タンクポート、１３，１４・
・・・・・外側タンクポート、７・・間第１の油路、８
・・・・・・第２の油路、１０・・曲溝、１５・・・・
・・油路。
、第１壁はスプール中立位置を、第２図はスプールが左
方へ移動した位置を、第３図はスプールが右方へ移動し
た位置を示すものである。 第４図は従来の方向切換弁を示すものである。 １・・・・・・弁本体、２・・・・・・スプール、３・
・・・・・第１のＰポート、４・・・・・・第２のＰポ
ート、５・・・・・・Ａポート、６・・・・・・Ｂポー
ト、１２・・・・・・中央タンクポート、１３，１４・
・・・・・外側タンクポート、７・・間第１の油路、８
・・・・・・第２の油路、１０・・曲溝、１５・・・・
・・油路。
Claims (1)
- 弁本体１のスプール穴に、スプール穴の長手方向に互に
離間して開口する第１および第２のＰポート３，４、第
１および第２のＰポート３，４を挾んだ外側位置に開口
するＡポートおよびＢポート５，６、第１および第２の
Ｐポート３，４の間の位置に開口する中央タンクポート
１２および、ＡポートおよびＢポート５，６を挾んだ外
側位置に開口する外側タンクポート１３，１４を設ける
と共に、前記スプール穴に嵌挿したスプール２の外周に
設けられスプール２の中立位置から左方向の移動時に前
記第１のＰポート３とＡポート５を接続し右方向への移
動時に前記外側タンクポート１３とＡポート５を接続す
る第１の油路７、スプール２の外周に設けられスプール
２の中立位置から左方向への移動時に前記外側タンクポ
ート１４とＢポート６を接続し右方向への移動時に前記
第２のＰポート４とＢポート６を、接続する第２の油路
８を設けてなる方向切換弁において、前記スプール２に
当該スプール２の左（又は右）方向への移動時には第２
のＰポート４（又は第１のＰポート３）に接続し、スプ
ールの右（又は左）方向への移動時には前記中央タンク
ポート１２に接続する溝１０を設けると共に、この溝１
０と前記第１の油路７（又は第２の油路８）をスプール
２に穿設した油路１５で接続したことを特徴とする方向
切換弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976169703U JPS603421Y2 (ja) | 1976-12-17 | 1976-12-17 | 方向切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976169703U JPS603421Y2 (ja) | 1976-12-17 | 1976-12-17 | 方向切換弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5385726U JPS5385726U (ja) | 1978-07-14 |
| JPS603421Y2 true JPS603421Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=28777286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976169703U Expired JPS603421Y2 (ja) | 1976-12-17 | 1976-12-17 | 方向切換弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603421Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4419504Y1 (ja) * | 1968-11-12 | 1969-08-20 |
-
1976
- 1976-12-17 JP JP1976169703U patent/JPS603421Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4419504Y1 (ja) * | 1968-11-12 | 1969-08-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5385726U (ja) | 1978-07-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20040226292A1 (en) | Method of controlling a swinging boom and apparatus for controlling the same | |
| JPS603421Y2 (ja) | 方向切換弁 | |
| CA2224214A1 (en) | Hydraulic valve to maintain control in fluid-loss condition | |
| JP2892778B2 (ja) | アクチュエータ制御装置 | |
| JPH0235162B2 (ja) | Saiseioyobyusenkenyoyuatsuseigyosochi | |
| JPS6143835Y2 (ja) | ||
| JPH023024Y2 (ja) | ||
| JP2630775B2 (ja) | 高負荷アクチュエータの優先作動制御装置 | |
| JP2545176Y2 (ja) | 複合制御弁 | |
| JPH02484Y2 (ja) | ||
| JPH0658444A (ja) | 方向制御弁 | |
| JPS6182105U (ja) | ||
| JPH02248701A (ja) | 圧力補償付液圧弁 | |
| JPS6136845Y2 (ja) | ||
| JPS6222033B2 (ja) | ||
| JPH0331841Y2 (ja) | ||
| JPH0219901U (ja) | ||
| JPH0616166Y2 (ja) | センタバイパス回路付きセレクタバルブ | |
| JPS59226288A (ja) | 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置 | |
| JPH0241363Y2 (ja) | ||
| JPH0113885Y2 (ja) | ||
| JP2514159Y2 (ja) | 流量調整弁 | |
| SU1023150A1 (ru) | Электрогидравлический распределитель дл управлени исполнительным гидродвигателем двустороннего действи | |
| JPS5815709Y2 (ja) | 切換弁 | |
| JPS605122Y2 (ja) | 油圧制御装置 |