JP3584957B2 - 光ピックアップ及びその調整方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ピックアップに関し、特にレーザビームの方向の調節に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ピックアップについて図3と図4を参照して説明する。
【0003】
図3は、光ピックアップの平面図である。光ディスク記録再生装置に用いられるこの光ピックアップ1は、光学ベース2と、対物レンズ3−1やトラッキングコイル及びフォーカシングコイルを備えたレンズホルダ3と、このレンズホルダ3とダンパベース4とを収容しているアクチュエータベース5等を備えている。
【0004】
光ピックアップ1は、レーザ光を発生するレーザ部11を備えている。レーザ部11から発したレーザ光は、ビームスプリッタから対物レンズ3−1を介して光記録媒体である光ディスクに照射される。光ディスクからの反射光は、対物レンズ3−1からビームスプリッタを介して受光装置に入射する。即ち、受光装置は、光ディスクからの反射光を受光する。
【0005】
レーザ部11及びビームスプリッタは、光学ベース2に保持されている。なお、光学ベース2は、さらに光ディスクドライブの筐体に保持固定される。その光学ベース2の側面には、回路基板15が固定されている。回路基板15は、それに接続されたフレキシブルケーブル16により光ディスクドライブの他の回路要素に電気的に接続される。
【0006】
図3に戻って、レンズホルダ3とダンパベース4との間は、複数のサスペンションワイヤ6で連結され、これらの組み立て体がアクチュエータベース5に収容されている。アクチュエータベース5の一部は、ヨーク7となっており、このヨーク7にはマグネットが組み合わされている。
【0007】
アクチュエータベース5は、金属材料で成形された略枠状体の一端側にダンパベース4の受入れ部を有する。この受入れ部には、ダンパベース4を固定するための支持ブロック5−1を有する。支持ブロック5−1は、アクチュエータベース5に一体に成形されている。更に、略枠状体の両側壁には、光学ベース2に設けられた支持部2−1で支持される略半円形状の突部5−2が設けられている。
【0008】
ダンパベース4には透明な樹脂材料で成形されたダンパベースカバー4−2が取付けられており、その後部にはサスペンションワイヤ6の一端を固定するための固定部4−1が設けられ、ダンパベース4とダンパベースカバー4−2との間の空間にサスペンションワイヤ6の振動を抑制するための制振材が注入されている。更に、ダンパベース4の後壁には、固定された更に先のサスペンションワイヤ6の端部と半田付け接続するためのフレキシブル配線基板8が設けられている。このダンパベース4は、アクチュエータベース5の両側壁と支持ブロック5−1との間のスペースに挿入された状態にて固定される。
【0009】
ダンパベース4は、ねじ9により支持ブロック5−1とダンパベース4とを挟み付けるようにして取り付けられ、ダンパベース4をねじ9を中心として回動可能としている。これは、スキュー調整を行うためである。
【0010】
ダンパベース4をアクチュエータベース5に固定する前に、ダンパベース4にはサスペンションワイヤ6が取り付けられている。すなわち、レンズホルダ3とダンパベース4とは、複数のサスペンションワイヤ6で連結された組み立て体の状態にてアクチュエータベース5に収容され固定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
レーザ部11のレーザダイオード(LD)から発したレーザビームの強度分布を図4に模式的に示す。
【0012】
チップのボンディング精度とチップの屈折力が大きいことに起因して、レーザビームの傾きは、基準方向より±2〜3度のばらつきでずれる。
【0013】
安価な低出力レーザダイオードを用い、最大限の出力を得て光学的性能を満足させるためには、レーザビームの大きい傾きが支障になる。
【0014】
そこで、本発明は、先願発明の欠点を改良し、光ディスク記録再生装置において、レーザビームの基準方向に対する傾きを減小させて、安定した書き込み及び読み取り性能を得ようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
【0016】
(1)光学ベースと、レーザ光源と、中央部に一対のシーソ支点及びレーザ光源収容穴を有し、一側部にねじ挿通穴を有し、かつ、前記一対のシーソ支点により前記光学ベースに回転可能に保持されたシーソ支持板と、前記シーソ支持板を前記光学ベースに対して移動可能に装着するばねと、前記シーソ支持板に設けられたねじ挿通穴を挿通し、前記光学ベースに設けられたねじ穴に嵌合して前記シーソ支持板を回転させ、前記レーザ光源のレーザビームの中心が対物レンズの中心に一致するように調節する調節ねじとから構成され、前記一対のシーソ支点の支点軸は前記レーザ光源の発光点を通る光ピックアップ。
【0017】
(2)前記シーソ支点は、一対であって、前記レーザ光源収容穴の両側に設置されている前記(1)記載の光ピックアップ。
(3)前記レーザ光源は回路基板に半田付けされ、前記ばねは、板状ばねであって、前記シーソ支持板及び前記シーソ支持板に固定された前記回路基板を前記光学ベースに対して挟持するように装着する前記(1)記載の光ピックアップ。
【0018】
(4)光学ベースと、レーザ光源と、中央部に一対のシーソ支点及びレーザ光源収容穴を有し、一側部にねじ挿通穴を有し、かつ、前記一対のシーソ支点により前記光学ベースに回転可能に保持されたシーソ支持板と、前記シーソ支持板を前記光学ベースに対して移動可能に装着するばねと、前記シーソ支持板に設けられたねじ挿通穴を挿通し、前記光学ベースに設けられたねじ穴に嵌合して前記シーソ支持板を回転させる調節ねじとから構成され、前記一対のシーソ支点の支点軸は前記レーザ光源の発光点を通り、前記調節ねじにより前記レーザ光源のレーザビームの中心が対物レンズの中心に一致するように調節する光ピックアップの調整方法。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態例について図1と図2を参照して説明する。
【0020】
図1は、本実施の形態例の要部を分解して示す模式的斜視図である。光学ベース2(その一部を図1に示す。)には、シーソ支持板18が、中央部の上下位置に設けられた一対のシーソ支点18−1により回転可能に保持されている。シーソ支持板18には、中央部にレーザダイオード収容穴18−2が開けられ、また、一側部にねじ挿通穴18−3が開けられている。シーソ支持板18には、フレキシブル回路基板15が両面テープにより固定され、回路基板15には、レーザダイオード11−1が半田付けされ、レーザダイオード11−1は、シーソ支持板18のレーザダイオード収容穴18−2に収容されている。一対のシーソ支点18−1の支点軸は、レーザダイオード発光点11−2(図2参照)を通る。回路基板15とシーソ支持板18は、板状ばね19により光学ベース2に対してわずかに移動可能に挟持されるように装着されている。調節ねじ20の先端は、シーソ支持板18のねじ挿通穴18−3を挿通し、光学ベースに設けられたねじ穴2−2にねじ込まれている。
【0021】
レーザビームが基準方向に対して傾いている場合、図1において、調節ねじ20を左又は右方向に回転すると、シーソ支持板18と回路基板15は、一対のシーソ支点18−1を中心として板状ばね19の挟持力に抵抗する方向に又は挟持力を緩和する方向に回転する。
【0022】
すると、図2において、レーザダイオード11−1は、レーザダイオード発光点11−2を中心に調節ねじ20の回転方向に応じて左又は右の矢印方向に回転する。レーザビームの中心が、対物レンズの中心に一致したとき、調節ねじ20の回転を停止する。この結果、対物レンズの両端には、同一強度のレーザ光が入射する。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、レーザビームの中心と対物レンズの中心とを一致させることにより、対物レンズの両端には同一強度のレーザ光が入射するから、対物レンズで集光された光スポットの強度分布及び光スポット径が対称になるので、次の効果を奏することができる。
【0024】
(1)光ディスクに対する安定した書き込み及び読み取り性能を得ることができる。
【0025】
(2)低出力レーザダイオード等を用いることができるため、コストが安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の光ピックアップにおける要部の模式的斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態例の光ピックアップにおけるレーザビームの方向の調節を説明するための平面図である。
【図3】従来の光ピックアップの平面図である。
【図4】従来の光ピックアップにおけるレーザダイオードから発したレーザビームの強度分布を示す模式図である。
【符号の説明】
2 光学ベース
11−1 レーザダイオード(LD)
11−2 レーザダイオード発光点
15 回路基板
18 シーソ支持板
18−1 シーソ支点
18−2 レーザダイオード収容穴
18−3 ねじ挿通穴
19 板状ばね
20 調節ねじ
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ピックアップに関し、特にレーザビームの方向の調節に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ピックアップについて図3と図4を参照して説明する。
【0003】
図3は、光ピックアップの平面図である。光ディスク記録再生装置に用いられるこの光ピックアップ1は、光学ベース2と、対物レンズ3−1やトラッキングコイル及びフォーカシングコイルを備えたレンズホルダ3と、このレンズホルダ3とダンパベース4とを収容しているアクチュエータベース5等を備えている。
【0004】
光ピックアップ1は、レーザ光を発生するレーザ部11を備えている。レーザ部11から発したレーザ光は、ビームスプリッタから対物レンズ3−1を介して光記録媒体である光ディスクに照射される。光ディスクからの反射光は、対物レンズ3−1からビームスプリッタを介して受光装置に入射する。即ち、受光装置は、光ディスクからの反射光を受光する。
【0005】
レーザ部11及びビームスプリッタは、光学ベース2に保持されている。なお、光学ベース2は、さらに光ディスクドライブの筐体に保持固定される。その光学ベース2の側面には、回路基板15が固定されている。回路基板15は、それに接続されたフレキシブルケーブル16により光ディスクドライブの他の回路要素に電気的に接続される。
【0006】
図3に戻って、レンズホルダ3とダンパベース4との間は、複数のサスペンションワイヤ6で連結され、これらの組み立て体がアクチュエータベース5に収容されている。アクチュエータベース5の一部は、ヨーク7となっており、このヨーク7にはマグネットが組み合わされている。
【0007】
アクチュエータベース5は、金属材料で成形された略枠状体の一端側にダンパベース4の受入れ部を有する。この受入れ部には、ダンパベース4を固定するための支持ブロック5−1を有する。支持ブロック5−1は、アクチュエータベース5に一体に成形されている。更に、略枠状体の両側壁には、光学ベース2に設けられた支持部2−1で支持される略半円形状の突部5−2が設けられている。
【0008】
ダンパベース4には透明な樹脂材料で成形されたダンパベースカバー4−2が取付けられており、その後部にはサスペンションワイヤ6の一端を固定するための固定部4−1が設けられ、ダンパベース4とダンパベースカバー4−2との間の空間にサスペンションワイヤ6の振動を抑制するための制振材が注入されている。更に、ダンパベース4の後壁には、固定された更に先のサスペンションワイヤ6の端部と半田付け接続するためのフレキシブル配線基板8が設けられている。このダンパベース4は、アクチュエータベース5の両側壁と支持ブロック5−1との間のスペースに挿入された状態にて固定される。
【0009】
ダンパベース4は、ねじ9により支持ブロック5−1とダンパベース4とを挟み付けるようにして取り付けられ、ダンパベース4をねじ9を中心として回動可能としている。これは、スキュー調整を行うためである。
【0010】
ダンパベース4をアクチュエータベース5に固定する前に、ダンパベース4にはサスペンションワイヤ6が取り付けられている。すなわち、レンズホルダ3とダンパベース4とは、複数のサスペンションワイヤ6で連結された組み立て体の状態にてアクチュエータベース5に収容され固定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
レーザ部11のレーザダイオード(LD)から発したレーザビームの強度分布を図4に模式的に示す。
【0012】
チップのボンディング精度とチップの屈折力が大きいことに起因して、レーザビームの傾きは、基準方向より±2〜3度のばらつきでずれる。
【0013】
安価な低出力レーザダイオードを用い、最大限の出力を得て光学的性能を満足させるためには、レーザビームの大きい傾きが支障になる。
【0014】
そこで、本発明は、先願発明の欠点を改良し、光ディスク記録再生装置において、レーザビームの基準方向に対する傾きを減小させて、安定した書き込み及び読み取り性能を得ようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
【0016】
(1)光学ベースと、レーザ光源と、中央部に一対のシーソ支点及びレーザ光源収容穴を有し、一側部にねじ挿通穴を有し、かつ、前記一対のシーソ支点により前記光学ベースに回転可能に保持されたシーソ支持板と、前記シーソ支持板を前記光学ベースに対して移動可能に装着するばねと、前記シーソ支持板に設けられたねじ挿通穴を挿通し、前記光学ベースに設けられたねじ穴に嵌合して前記シーソ支持板を回転させ、前記レーザ光源のレーザビームの中心が対物レンズの中心に一致するように調節する調節ねじとから構成され、前記一対のシーソ支点の支点軸は前記レーザ光源の発光点を通る光ピックアップ。
【0017】
(2)前記シーソ支点は、一対であって、前記レーザ光源収容穴の両側に設置されている前記(1)記載の光ピックアップ。
(3)前記レーザ光源は回路基板に半田付けされ、前記ばねは、板状ばねであって、前記シーソ支持板及び前記シーソ支持板に固定された前記回路基板を前記光学ベースに対して挟持するように装着する前記(1)記載の光ピックアップ。
【0018】
(4)光学ベースと、レーザ光源と、中央部に一対のシーソ支点及びレーザ光源収容穴を有し、一側部にねじ挿通穴を有し、かつ、前記一対のシーソ支点により前記光学ベースに回転可能に保持されたシーソ支持板と、前記シーソ支持板を前記光学ベースに対して移動可能に装着するばねと、前記シーソ支持板に設けられたねじ挿通穴を挿通し、前記光学ベースに設けられたねじ穴に嵌合して前記シーソ支持板を回転させる調節ねじとから構成され、前記一対のシーソ支点の支点軸は前記レーザ光源の発光点を通り、前記調節ねじにより前記レーザ光源のレーザビームの中心が対物レンズの中心に一致するように調節する光ピックアップの調整方法。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態例について図1と図2を参照して説明する。
【0020】
図1は、本実施の形態例の要部を分解して示す模式的斜視図である。光学ベース2(その一部を図1に示す。)には、シーソ支持板18が、中央部の上下位置に設けられた一対のシーソ支点18−1により回転可能に保持されている。シーソ支持板18には、中央部にレーザダイオード収容穴18−2が開けられ、また、一側部にねじ挿通穴18−3が開けられている。シーソ支持板18には、フレキシブル回路基板15が両面テープにより固定され、回路基板15には、レーザダイオード11−1が半田付けされ、レーザダイオード11−1は、シーソ支持板18のレーザダイオード収容穴18−2に収容されている。一対のシーソ支点18−1の支点軸は、レーザダイオード発光点11−2(図2参照)を通る。回路基板15とシーソ支持板18は、板状ばね19により光学ベース2に対してわずかに移動可能に挟持されるように装着されている。調節ねじ20の先端は、シーソ支持板18のねじ挿通穴18−3を挿通し、光学ベースに設けられたねじ穴2−2にねじ込まれている。
【0021】
レーザビームが基準方向に対して傾いている場合、図1において、調節ねじ20を左又は右方向に回転すると、シーソ支持板18と回路基板15は、一対のシーソ支点18−1を中心として板状ばね19の挟持力に抵抗する方向に又は挟持力を緩和する方向に回転する。
【0022】
すると、図2において、レーザダイオード11−1は、レーザダイオード発光点11−2を中心に調節ねじ20の回転方向に応じて左又は右の矢印方向に回転する。レーザビームの中心が、対物レンズの中心に一致したとき、調節ねじ20の回転を停止する。この結果、対物レンズの両端には、同一強度のレーザ光が入射する。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、レーザビームの中心と対物レンズの中心とを一致させることにより、対物レンズの両端には同一強度のレーザ光が入射するから、対物レンズで集光された光スポットの強度分布及び光スポット径が対称になるので、次の効果を奏することができる。
【0024】
(1)光ディスクに対する安定した書き込み及び読み取り性能を得ることができる。
【0025】
(2)低出力レーザダイオード等を用いることができるため、コストが安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の光ピックアップにおける要部の模式的斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態例の光ピックアップにおけるレーザビームの方向の調節を説明するための平面図である。
【図3】従来の光ピックアップの平面図である。
【図4】従来の光ピックアップにおけるレーザダイオードから発したレーザビームの強度分布を示す模式図である。
【符号の説明】
2 光学ベース
11−1 レーザダイオード(LD)
11−2 レーザダイオード発光点
15 回路基板
18 シーソ支持板
18−1 シーソ支点
18−2 レーザダイオード収容穴
18−3 ねじ挿通穴
19 板状ばね
20 調節ねじ
Claims (4)
- 光学ベースと、レーザ光源と、中央部に一対のシーソ支点及びレーザ光源収容穴を有し、一側部にねじ挿通穴を有し、かつ、前記一対のシーソ支点により前記光学ベースに回転可能に保持されたシーソ支持板と、前記シーソ支持板を前記光学ベースに対して移動可能に装着するばねと、前記シーソ支持板に設けられたねじ挿通穴を挿通し、前記光学ベースに設けられたねじ穴に嵌合して前記シーソ支持板を回転させ、前記レーザ光源のレーザビームの中心が対物レンズの中心に一致するように調節する調節ねじとから構成され、前記一対のシーソ支点の支点軸は前記レーザ光源の発光点を通ることを特徴とする光ピックアップ。
- 前記シーソ支点は、一対であって、前記レーザ光源収容穴の両側に設置されていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
- 前記レーザ光源は回路基板に半田付けされ、前記ばねは、板状ばねであって、前記シーソ支持板及び前記シーソ支持板に固定された前記回路基板を前記光学ベースに対して挟持するように装着することを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
- 光学ベースと、レーザ光源と、中央部に一対のシーソ支点及びレーザ光源収容穴を有し、一側部にねじ挿通穴を有し、かつ、前記一対のシーソ支点により前記光学ベースに回転可能に保持されたシーソ支持板と、前記シーソ支持板を前記光学ベースに対して移動可能に装着するばねと、前記シーソ支持板に設けられたねじ挿通穴を挿通し、前記光学ベースに設けられたねじ穴に嵌合して前記シーソ支持板を回転させる調節ねじとから構成され、前記一対のシーソ支点の支点軸は前記レーザ光源の発光点を通り、前記調節ねじにより前記レーザ光源のレーザビームの中心が対物レンズの中心に一致するように調節することを特徴とする光ピックアップの調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19133397A JP3584957B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 光ピックアップ及びその調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19133397A JP3584957B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 光ピックアップ及びその調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1139662A JPH1139662A (ja) | 1999-02-12 |
JP3584957B2 true JP3584957B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=16272821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19133397A Expired - Fee Related JP3584957B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 光ピックアップ及びその調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3584957B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4515555B2 (ja) * | 1999-05-18 | 2010-08-04 | 富士通テン株式会社 | 光ピックアップ |
JP3480426B2 (ja) * | 2000-06-13 | 2003-12-22 | 船井電機株式会社 | 光ピックアップの傾角調整装置 |
JP4706162B2 (ja) * | 2002-07-01 | 2011-06-22 | ソニー株式会社 | 光学装置、光ディスク装置、及びこれらの光ビーム位置調整方法 |
JP4552620B2 (ja) * | 2004-11-26 | 2010-09-29 | 日本ビクター株式会社 | 半導体レーザー装置及び半導体レーザー装置の光軸調整方法 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP19133397A patent/JP3584957B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1139662A (ja) | 1999-02-12 |
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A521 | Written amendment |
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