JP2900825B2 - 光ピックアップ装置及びその製造方法 - Google Patents

光ピックアップ装置及びその製造方法

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JP2900825B2
JP2900825B2 JP9639695A JP9639695A JP2900825B2 JP 2900825 B2 JP2900825 B2 JP 2900825B2 JP 9639695 A JP9639695 A JP 9639695A JP 9639695 A JP9639695 A JP 9639695A JP 2900825 B2 JP2900825 B2 JP 2900825B2
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hologram laser
objective lens
optical path
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浩一 境
正之 松崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクプ
レーヤ等の光学的記録再生装置に用いられる光ピックア
ップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の光ピックアップ装置のベー
ス部を示している。図4において、1は基台であり、こ
の基台1は軸によって案内され、コンパクトディスクの
半径方向に移動するものである。2はホログラムレーザ
素子であり、ホログラムレーザ素子2にはレーザー光を
発生する発光素子と受光素子とが収納されている。3は
ホログラムレーザ素子2の前面に設けられたホログラム
である。4は上記基台1の側部に形成された孔であり、
この孔4に上記ホログラムレーザ素子2が挿入される。
5は上記ホログラムレーザ素子2を基台1に固定するた
めの取付金具であり、ビス6を取付金具5の孔7挿入し
基台1のネジ穴8に螺合することにより、上記ホログラ
ムレーザ素子2が基台1に固定される。9は基台1の中
央付近に傾斜して取付けられるミラーであり、上記ホロ
グラムレーザ素子2から出力されるレーザー光はミラー
9で上方に反射され、またコンパクトディスクで反射さ
れた反射光はミラー9で反射されホログラムレーザ素子
2に入る。
【0003】上記ホログラムレーザ素子2を基台1の孔
4に挿入した際に、このホログラムレーザ素子2を光軸
に対して回動させてグレーテイング調整行い、調整が終
了した段階で取付金具5を使用してホログラムレーザ素
子2を基台1に固定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ホログラムレーザ素子2を基台1の孔4に挿
入して光軸に対して回動させてグレーテイング調整
った後に取付金具5でホログラムレーザ素子2を基台1
に固定する際に調整がずれてしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、グレーテイング調整を行った後に調整がずれる
ことなく、容易に、かつ確実に行うことができる優れた
光ピックアップ装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、対物レンズアクチュエータを保持する基
台に形成された光路孔と、この光路孔に挿入されるホロ
グラムレーザ素子と、このホログラムレーザ素子の底面
両端部をそれぞれ上記基台に押圧するコ字状の押えピ
ンとを具備したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は上記のような構成であり、基台の光路
孔に挿入されたホログラムレーザ素子をコ字状の押えピ
ンで基台に押圧した状態でグレーテイング調整を行うも
のであり、グレーテイング調整を行った後に調整がずれ
ることなく、容易に、かつ確実に行うことができるもの
である。
【0008】
【実施例】図1〜図3は、本発明の一実施例における光
ピックアップ装置を示している。なお図1〜図3におい
て、従来例と同一箇所には同一番号を付している。図1
において、1は基台であり、この基台1にはホログラム
レーザ素子2、対物レンズアクチュエータ10、ミラー
9などが取付けられる。11はホログラムレーザ素子2
の端子が接続されるランドが形成されたフレキシブルプ
リント基板である。
【0009】図2は基台1の分解斜視図を示しており、
基台1の孔4にホログラムレーザ素子2を挿入した後
に、コ字状の押えピン12a,12bの一端を基台1の
押圧用孔13a,13bに挿入し、他端をホログラムレ
ーザ素子2の底面に当接させる。この際ホログラムレー
ザ素子2は押えピン12a,12bの弾性力により基台
に押圧される。この状態でホログラムレーザ素子2を
その光軸に対して回転させることによりグレーテイング
調整を行い、調整が終了した段階で接着剤によりホログ
ラムレーザ素子2を基台1に固定する。ホログラムレー
ザ素子2を基台1に固定した後に、ホログラムレーザ素
子2の端子とフレキシブルプリント基板11のランドと
を半田付けするものである。
【0010】図3は対物レンズアクチュエータを10を
示している。図3において、20は磁性金属板よりなる
ベースであり、このベース20の両端部には直方体状に
突き出したマグネット保持片21a,21bが相対向す
るように設けられている。22a,22bはそれぞれ上
記マグネット保持片21a,21bの内側に取付けられ
た直方体状のマグネット、23a,23bはベース20
の一部を折り曲げて形成された直方体状の磁路片であ
り、この磁路片23a,23bは上記マグネット22
a,22bに対して一定の間隔を隔ててマグネット22
a,22bに対向するように設けられている。24は上
記マグネット保持片21bの外側に取付けられたダンピ
ング部材保持基板であり、このダンピング部材保持基板
24の片面には凹部25が形成され、この凹部25には
ゲル状のダンピング部材が収容されている。26はダン
ピング部材保持基板24の外側に配置された基台であ
り、この基台26はフレキシブルプリント基板26a
と、このフレキシブルプリント基板26aを補強するた
めの補強板26bとで構成されている。27は線材であ
り、この線材27の一端は、上記ダンピング部材保持基
板24に形成された貫通孔、上記補強板26bに形成さ
れた孔、上記フレキシブルプリント基板26aに形成さ
れた孔に挿入され、上記フレキシブルプリント基板26
aのランドに半田付けされて固定される。線材27の他
端には対物レンズ保持体28が固定され、この対物レン
ズ保持体28は線材27によって可動可能に支持されて
いるものである。29は上記対物レンズ保持体28の上
面に保持された対物レンズである。上記対物レンズ保持
体28の外周面にはフォーカシング制御用コイル30が
巻回され、また対物レンズ保持体28の外周面のマグネ
ット22a,22bに対向する面には、リング状のトラ
ッキング制御用コイル31が固定されている。上記マグ
ネット22a,22b、マグネット保持片21a,21
b、ベース20、磁路片23a,23bによりそれぞれ
磁気回路が構成され、上記フォーカシング制御用コイル
30と上記トラッキング制御用コイル31は、上記磁気
回路の磁気ギャップに配置されている。上記線材27
は、上記フォーカシング制御用コイル30、上記トラッ
キング制御用コイル31に接続されており、線材を介し
て上記フォーカシング制御用コイル30にフォーカスエ
ラー信号が印加されると、対物レンズ保持体28は対物
レンズ29の光軸方向に駆動され、また上記トラッキン
グ制御用コイル31にトラッキングエラー信号が印加さ
れると、対物レンズ保持体28は対物レンズ29の光軸
方向に対して直交するトラッキング方向に駆動され、対
物レンズ29の位置が制御されるものである。32は対
物レンズ保持体28に取付けられるカバーである。
【0011】図3に示す対物レンズアクチュエータ10
が図1に示すようにビス33で基台1に取付けされるも
のである。ホログラムレーザ素子2から出たレーザー光
はミラー9で反射され、対物レンズアクチュエータ10
の下面から対物レンズ29に入り、コンパクトディスク
に集光される。コンパクトディスクで反射された反射光
は、上記光路の逆方向に進みホログラムレーザ素子2に
入るものである。
【0012】前記の通り、上記実施例では、ホログラム
レーザ素子2を基台1の光路孔4に挿入した後にコ字状
の押えピン12a,12bで押圧した状態でグレーテイ
ング調整を行うものであり、コ字状の押えピン12a,
12bで押圧するため、グレーテイング調整後に調整が
ずれることがないものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
に、グレーテイング調整が容易に、かつ確実に行える利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光ピックアップ装置
の分解斜視図
【図2】同実施例の基台部の分解斜視図
【図3】同実施例の対物レンズアクチュエータの分解斜
視図
【図4】従来の光ピックアップ装置の要部の分解斜視図
【符号の説明】
1 基台 2 ホログラムレーザ素子 3 ホログラム 4 光路孔 10 対物レンズアクチュエータ 12a,12b コ字状の押えピン 13a,13b 押圧用孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/08 G11B 7/09 - 7/095 G11B 7/12 - 7/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズアクチュエータを保持する基
    台に形成された光路孔と、前面部がこの光路孔に挿入さ
    光軸に対し回動可能に支持されるホログラムレーザ素
    子と、このホログラムレーザ素子の底面の両端部を前記
    基台に押圧するコ字状の押えピンとを具備してなる光ピ
    ックアップ装置。
  2. 【請求項2】 対物レンズアクチュエータを保持する基
    台に形成された光路孔と、前面部がこの光路孔に挿入さ
    光軸に対し回動可能に支持されるホログラムレーザ素
    子と、このホログラムレーザ素子の底面の両端部と前記
    基台に形成された押圧用孔の側面とを挟んで前記ホログ
    ラムレーザ素子を前記基台に押圧する分離した2個の
    字状の押えピンとを具備してなる光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 対物レンズアクチュエータを基台に取付
    ける工程と、ホログラムレーザ素子の前面部を前記基台
    に形成された光路孔に挿入する工程と、コ字状の押えピ
    ンで前記ホログラムレーザ素子の底面の両端部と前記基
    台とを挟んで前記ホログラムレーザ素子を光軸に対し回
    動可能に支持する工程と、前記ホログラムレーザ素子を
    光軸に対し回動させてグレーティング調整を行う工程
    と、を具備する光ピックアップ装置の製造方法。
JP9639695A 1995-04-21 1995-04-21 光ピックアップ装置及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2900825B2 (ja)

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JPH08293125A JPH08293125A (ja) 1996-11-05
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