JP3494884B2 - 光ピックアップ装置の製造方法 - Google Patents

光ピックアップ装置の製造方法

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JP3494884B2 JP09050498A JP9050498A JP3494884B2 JP 3494884 B2 JP3494884 B2 JP 3494884B2 JP 09050498 A JP09050498 A JP 09050498A JP 9050498 A JP9050498 A JP 9050498A JP 3494884 B2 JP3494884 B2 JP 3494884B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)やDVD(ディジタルビデオディスク/ディ
ジタルバーサタイルディスク)等の光記録ディスクの記
録、再生に用いられる光ピックアップ装置に関するもの
である。さらに詳しくは、光ピックアップ装置のフレー
ムに対するホログラムレーザ素子の位置合わせ構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】CDやDVD等の光記録ディスクの記
録、再生に用いられる光ピックアップ装置には、レーザ
発光素子、およびこのレーザ発光素子から出射されたレ
ーザ光が通されるホログラム素子が一体化されたホログ
ラムレーザ素子が用いられることがある。
【0003】このホログラムレーザ素子を光ピックアッ
プ装置のフレームに搭載する際には、ホログラムレーザ
素子を光軸回りに回転させて角度調整(グレーティング
調整)を行う必要がある。従って、搭載時にホログラム
レーザ素子を光軸回りに回転させることができるよう
に、ホログラムレーザ素子のレーザ光を出射する側を向
いた前面だけがフレームに当接する構造になっている。
【0004】このような構造のフレームにホログラムレ
ーザ素子を搭載する際には、ホログラムレーザ素子を外
部の調整装置に保持させ、調整装置によってホログラム
レーザ素子の前面をフレームに形成された取付面に押し
付け、再生信号をモニターしながらホログラムレーザ素
子を光軸回りに回転させてグレーティング調整を行う。
ホログラムレーザ素子を最適な角度に設定したら、ホロ
グラムレーザ素子を取付面に仮接着し、調整装置をホロ
グラムレーザ素子から放す。最後に、ホログラムレーザ
素子を取付面に本接着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、仮接着するまでホログラムレーザ素子を保持
できないので、調整装置には、ホログラムレーザ素子を
保持する機能と、保持したままで回転させる機能を持た
せなければならない。従って、調整装置が複雑になり、
高価なものになってしまうという問題がある。
【0006】また、仮接着した後、調整装置をホログラ
ムレーザ素子から放す際に、調整装置がホログラムレー
ザ素子に引っかかるなどして、ホログラムレーザ素子の
位置がずれてしまうこともある。
【0007】そこで、本発明の課題は、ホログラムレー
ザ素子のグレーティング調整を簡単な調整装置で行うこ
とができ、ホログラムレーザ素子から調整装置を放す際
にも位置ずれが発生しない光ピックアップ装置の製造方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、レーザ発光素子および該レーザ発光素子
から出射されたレーザ光が通されるホログラム素子を備
えたホログラムレーザ素子と、該ホログラムレーザ素子
から出射されたレーザ光を光記録ディスクに集光する対
物レンズと、該対物レンズをトラッキング方向およびフ
ォーカシング方向に駆動する対物レンズ駆動装置と、前
記ホログラム素子および前記対物レンズ駆動装置が搭載
されたフレームとを有する光ピックアップ装置の製造方
法において、前記ホログラムレーザ素子には、前記レー
ザ光の光軸を挟んだ両側2箇所で円弧状に膨らんだ第1
および第2の側面を形成し、前記フレームには、前記ホ
ログラムレーザ素子の前記第1および第2の側面にそれ
ぞれ当接するように下方に向かうにつれて互いの間隔が
狭くなった第1および第2の斜面と、前記ホログラムレ
ーザ素子のレーザ光が出射される前面が当接する取付面
とを形成し、前記ホログラムレーザ素子を前記フレーム
に接着する前に、前記ホログラムレーザ素子の前記第1
および第2の側面を前記第1および第2の斜面の上に載
せるとともに、基部から前記レーザ光の光軸を挟んだ両
側に延びる一対の脚部を備えた板ばね状の固定片を前記
レーザ光の光軸方向と直交する方向から取付け、前記一
対の脚部で前記ホログラムレーザ素子を後面から弾性を
もって押圧して当該ホログラムレーザ素子の前面を前記
フレームの前記取付面に弾性をもって押し付け固定する
ように、当該固定片により前記フレームと前記ホログラ
ムレーザ素子をレーザ光の光軸方向の両側から挟み込ん
で前記ホログラムレーザ素子を前記フレーム上に支持し
た状態とし、この状態で前記ホログラムレーザ素子を前
記光軸の回りに回転させて前記ホログラムレーザ素子の
グレーティング調整を行うことを特徴とする。
【0009】例えば、前記第1および第2の側面は、前
記レーザ光の光軸を中心とする円弧状に形成し、前記第
1および第2の斜面は、互いのなす角の二等分線が装置
光軸を通るように形成する。
【0010】本発明では、ホログラムレーザ素子をフレ
ームの第1および第2の斜面の上に載せると、ホログラ
ムレーザ素子の第1および第2の側面は第1および第2
の斜面に当接する。この状態では、ホログラムレーザ素
子を光軸回りに自由に回転させることができる。ここ
で、第1および第2の側面は光軸を中心とする円弧状に
形成され、かつ、第1および第2の斜面のなす角の二等
分線は装置光軸を通るように形成されているので、この
第1および第2の斜面のなす角およびホログラムレーザ
素子の外径寸法を合わせておけば、第1および第2の斜
面にホログラムレーザ素子を載せるだけでホログラムレ
ーザ素子の光軸と装置光軸が一致する。この状態では、
ホログラムレーザ素子を光軸回りに回転させても、ホロ
グラムレーザ素子の光軸と装置光軸とがずれることがな
いので、光軸をずらすことなくホログラムレーザ素子を
回転させることができる。従って、グレーティング調整
を行うための外部の調整装置には、ホログラムレーザ素
子を回転させる機能があれば十分で、ホログラムレーザ
素子を保持する機能が不要である。それ故、調整装置を
安価に製造できると共に、ホログラムレーザ素子から調
整装置を放すときにホログラムレーザ素子が位置ずれす
ることがない。
【0011】 本発明において、前記ホログラムレーザ
素子の前記第1および第2の側面を前記第1および第2
の斜面の上に載せた状態で、基部から前記レーザ光の光
軸を挟んだ両側に延びる一対の脚部を備えた板ばね状の
固定片を前記レーザ光の光軸方向と直交する方向から取
付け、前記一対の脚部で前記ホログラムレーザ素子を後
面から弾性をもって押圧して当該ホログラムレーザ素子
の前面を前記フレームの前記取付面に弾性をもって押し
付け固定するように、当該固定片により前記フレームと
前記ホログラムレーザ素子をレーザ光の光軸方向の両側
から挟み込んで前記ホログラムレーザ素子を前記フレー
ム上に支持し、この状態で前記ホログラムレーザ素子を
前記光軸の回りに回転させるようにしてある。このよう
にすると、ホログラムレーザ素子のグレーティング調整
を行う際に、ホログラムレーザ素子を単に第1および第
2の斜面の上に載せておくだけでなく、固定片でフレー
ム上に確実に保持しておくことができるので、グレーテ
ィング調整を行いやすい。また、固定片によってホログ
ラムレーザ素子の前面をフレームに押し付けることによ
り、ホログラムレーザ素子の光軸方向の位置決めを行う
ことができる。
【0012】本発明において、前記グレーティング調整
を行う際には、第1の押圧部材によって前記ホログラム
レーザ素子を押し下げると共に、第2の押圧部材によっ
て前記ホログラムレーザ素子を押し上げることにより、
前記ホログラムレーザ素子の前記第1および第2の側面
を前記第1および第2の斜面に当接させたまま、前記第
1の押圧部材の前記ホログラムレーザ素子への当接箇所
を支点として前記ホログラムレーザ素子を前記光軸の回
りに回転させることが好ましい。このようにすれば、ホ
ログラムレーザ素子を第1および第2の押圧部材で押す
だけでグレーティング調整を行うことができるので、第
1および第2の押圧部材をホログラムレーザ素子から放
す際に、第1および第2の押圧部材がホログラムレーザ
素子に引っかかることがない。従って、位置決めしたホ
ログラムレーザ素子が位置ずれしない。
【0013】この場合には、前記第1の押圧部材は、前
記ホログラムレーザ素子の上面のうち前記第1および第
2の側面の間の略中央部を押し下げ、前記第2の押圧部
材は、前記ホログラムレーザ素子の下面のうち前記第1
の側面寄りの端部、または前記第2の側面寄りの端部を
押し上げて前記第1の押圧部材の前記当接箇所を支点と
して前記ホログラムレーザ素子を回転させればよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の光ピックアップ装置を説明する。
【0015】(全体構成)図1は本発明の光ピックアッ
プ装置の外観を示す平面図である。図2は、光ピックア
ップ装置の内部構造および対物レンズ駆動装置の構造を
説明するための分解斜視図である。
【0016】図1および図2に示すように、光ピックア
ップ装置1は光記録ディスク5の記録、再生を行うもの
であり、CDやDVDなどの光記録ディスク5の記録面
に対峙した状態に配置されるフレーム2と、フレーム2
に取り付けられたホログラムレーザ素子3と、ホログラ
ムレーザ素子3が出射したレーザ光を光記録ディスク5
に集光する対物レンズ41と、この対物レンズ41をそ
のフォーカシング方向およびトラッキング方向に駆動す
る対物レンズ駆動装置4を有している。
【0017】ホログラムレーザ素子3は、後述するよう
に、レーザ発光素子70を構成するレーザチップ71、
ホログラム素子84、および受光素子81を一体化した
レーザ発光受光一体化素子としての構成を有している。
【0018】フレーム2は対物レンズ駆動装置4とほぼ
同じ厚さで水平方向に延びるアルミダイキャスト製品で
ある。その内側は概ね、ホログラムレーザ素子取付部2
3と、対物レンズ駆動装置取付部24に分けられ、ホロ
グラムレーザ素子取付部23には、駆動装置取付部24
の側に向けてレーザ光を出射できる向きに前記のホログ
ラムレーザ素子3が取り付けられている。
【0019】駆動装置取付部24のホログラムレーザ素
子3と対峙した部分には、ホログラムレーザ素子3に対
して略45°の傾きをもつ斜面を向ける台座25が構成
され、この台座25には全反射ミラー11が取り付けら
れている。ホログラムレーザ素子3のレーザチップ71
から出射したレーザ光(図2では装置光軸Lおよびホロ
グラムレーザ素子3の光軸3Lで示す。)は全反射ミラ
ー11によって立ち上げられ、駆動装置取付部24に取
り付けられた対物レンズ駆動装置4の対物レンズ41に
入射し、光記録ディスク5の記録面に集光する。光記録
ディスク5からの戻り光は再び同じ経路をたどり、ホロ
グラムレーザ素子3の受光素子81に照射され、その戻
り光に基づいて光記録ディスク5の再生を行う。また、
受光素子81では戻り光に含まれたトラッキングエラー
信号およびフォーカシングエラー信号も検出し、対物レ
ンズ駆動装置4はその信号に基づいて、後述するよう
に、対物レンズ41をトラッキングエラー補正方向およ
びフォーカシングエラー補正方向に駆動する。
【0020】フレーム2には、ホログラムレーザ素子3
および対物レンズ駆動装置4に給電するためのフレキシ
ブルプリント基板6と、ホログラムレーザ素子3をフレ
ーム2に固定するための固定片9と、対物レンズ駆動装
置4を保護するためにその上側を覆う板状のカバー19
が取り付けられている。さらに、フレーム2の外周部に
はガイド孔21と、コの字型に突出したガイド部22と
が形成され、これらには光記録ディスク5の記録または
再生に伴って光ピックアップ装置1を光記録ディスク5
のラジアル方向に移動させるためのガイド軸20が通さ
れている。
【0021】(対物レンズ駆動装置4)図2に示すよう
に、対物レンズ駆動装置4は、対物レンズ41を保持し
たレンズホルダ42と、このレンズホルダ42を支持し
たホルダ支持部材57を有している。
【0022】レンズホルダ42は、円筒状の胴部43
と、この胴部43の内側に形成された円筒状の軸受け部
44を備えている。胴部43の外周面には一対のトラッ
キング駆動用コイル45が取り付けられ、軸受け部44
の外周面にはフォーカシング駆動用コイル47が構成さ
れている。胴部43の上端に形成された天板48には対
物レンズ41が取り付けられている。
【0023】ホルダ支持部材57は長方形の底壁49を
備え、底壁49の中央には支軸50が直立している。支
軸50はレンズホルダ42の軸受け部44の内側に差し
込まれている。底壁49の外周縁ではレンズホルダ42
の外周面を覆う4つの側壁51〜54が直立している。
底壁49の内側では、軸受け部44を挟んで対峙する2
つの内壁56が切り起こされている。
【0024】側壁51、53にはトラッキング用駆動コ
イル45と対峙してトラッキング磁気回路を構成するト
ラッキング用駆動マグネット59が取り付けられてい
る。従って、レンズホルダ42を支軸50の回りに回転
させ、トラッキングエラー補正を行うことができる。
【0025】また、内壁56にはフォーカシング用駆動
コイル47に対峙してフォーカシング磁気回路を構成す
るフォーカシング用駆動マグネット46が取り付けられ
ている。従って、レンズホルダ42を支軸50の軸線方
向に移動させ、フォーカシングエラー補正を行うことが
できる。
【0026】ホルダ支持部材57の側壁51〜54のう
ち、対物レンズ41の近傍に形成されている側壁52に
は、その下半部分から底壁49にかけて窓開け部分60
が形成されている。この側壁52の下縁部分には、対物
レンズ駆動装置4をフレーム2に固定する際に支持部と
なる切欠き65が形成されている。また、側壁53、5
4の上縁には、水平方向外側に延びる鍔部67、69が
形成され、これらの鍔部67、69には、対物レンズ駆
動装置4をフレーム2に固定するためのねじ孔68、7
0が形成されている。
【0027】一方、フレーム2に形成された駆動装置取
付部24は、対物レンズ駆動装置4の側壁51〜54の
周りとわずかな隙間をあけて直立する枠部分で囲まれた
形状となっている。この枠部分の内側に突出した台座2
5からは、板状突部26が上方に向けて突出している。
この板状突部26の上縁には、対物レンズ駆動装置4に
形成された切欠き65と嵌まり合う切欠き28が形成さ
れている。このホルダ支持部材57とフレーム2の切欠
き28、65が嵌まり合った部分には、ホルダ支持部材
57とフレーム2とを挟むように止め具12が取り付け
られる。
【0028】また、対物レンズ駆動装置4の側壁51〜
54の周りを囲む枠部分には、貫通孔31、32が対物
レンズ駆動装置4のねじ孔68、70と対応する位置に
形成されている。この貫通孔31、32にフレーム2の
裏面側からねじ15、16を取り付け、コイルばね1
3、14を介してねじ15、16を対物レンズ駆動装置
4に形成されたねじ孔68、70に取り付けることによ
り、対物レンズ駆動装置4がフレーム2に固定される。
【0029】(ホログラムレーザ素子3の構造)図3
は、ホログラムレーザ素子3およびその取付部23を拡
大して示す斜視図である。また、図4(A)は、ホログ
ラムレーザ素子3をレーザ光の出射側からみた正面図、
図4(B)は、図3のI−I′線におけるフレーム2の
断面図である。なお、図3は、ホログラムレーザ素子取
付部23に固定片9を取り付ける前の様子を示し、図4
(B)は、フレーム2に取り付けようとするホログラム
レーザ素子3を背面側からみた様子も示している。
【0030】図3および図4(A)、(B)に示すよう
に、ホログラムレーザ素子3は、金属製のベース基板7
5と、このベース基板75の前面756(図4(A)に
示す側の面)に取り付けられたカップ状のキャップ76
とから構成されたハウジングケース74を備えている。
【0031】ベース基板75は、一定の厚さの板であ
り、前面756と後面759、および上面753と下面
754は互いに平行な平坦面になっている。ホログラム
レーザ素子3の光軸3Lを挟んだ両側の第1および第2
の側面751、752は、それぞれ中央部分が外側に向
けて円弧状に膨らんでいる。この第1の側面751と第
2の側面752を構成する円弧は、ホログラムレーザ素
子3の光軸3Lを中心とした同一円上に形成されてい
る。
【0032】キャップ76は、直方体の外形形状をして
おり、ベース基板75の前面753に被さるように構成
されている。キャップ76の前面にはホログラム素子8
4が取り付けられ、このキャップ76の内部には、ホロ
グラム素子84に向けてレーザ光を出射するレーザチッ
プ71と、レーザ光の光記録ディスク5からの戻り光を
受光する受光素子81が配置されている。このようにし
て、ホログラムレーザ素子3は、レーザ発光素子70を
構成するレーザチップ71、ホログラム素子84、およ
び受光素子81を一体化したレーザ発光受光一体化素子
として構成されている。
【0033】なお、図4(B)に示すように、ベース基
板75の後面759には、レーザチップ71から延びた
リード端子72、73、および受光素子81から延びた
8本のリード端子82が突出している。これらのリード
端子72、73、82には、レーザチップ71に対する
給電配線や受光素子81の信号配線が形成されたFPC
基板6(図1参照。)が接続されている。
【0034】(ホログラムレーザ素子3の取付構造)図
3および図4(B)に示すように、フレーム2に形成さ
れたホログラムレーザ素子取付部23は、ホログラムレ
ーザ素子3を内側に収納する枠部分からなり、この枠部
分の内周面のうち、装置光軸Lの方向に延びた面の互い
に対峙する2箇所からは、それぞれホログラムレーザ素
子3を保持する第1および第2の保持部341、342
が突出している。
【0035】第1および第2の保持部341、342に
はそれぞれ、ホログラムレーザ素子3のベース基板75
の前面756が当接する第1および第2の取付面34
3、344が形成されている。ここで、図4(A)、
(B)には、ベース基板75の前面756と第1および
第2の取付面343,344とが突き当たる部分につい
ては斜線を付してある。
【0036】第1および第2の取付面343、344
は、ホログラムレーザ素子3の光軸3Lの方向の位置決
めを行う基準面となっている。すなわち、ホログラムレ
ーザ素子3は、第1および第2の取付面343、344
に対してベース基板75の前面756のうちのキャップ
76よりも左右に突出している部分を当接させるように
取り付けると、ホログラムレーザ素子3から出射するレ
ーザ光を全反射ミラーに照射することができ、かつ、ホ
ログラムレーザ素子3の光軸3L方向の位置が適切に定
められる。従って、ベース基板75の前面756を第1
および第2の当接面343、344に当接させるだけ
で、ホログラムレーザ素子3の光軸3Lの方向の位置決
めを容易に行うことができる。
【0037】また、第1および第2の保持部341、3
42には、ベース基板75の第1および第2の側面75
1、752がそれぞれ当接する第1および第2の当接面
345、346が形成されている。第1および第2の当
接面345、346は、第1および第2の取付面34
3、344に対して直交した状態で互いに対峙するよう
にフレーム2の厚さ方向に延びている。第1および第2
の当接面345、346の上側の部分は互いに平行に形
成されている。この上側の部分の互いの間隔は、ホログ
ラムレーザ素子3のベース基板75を上方から差し込む
ことができるように、ベース基板75の第1の側面75
1と第2の側面752の間うちの最も幅広な部分よりも
広く形成されている。
【0038】第1および第2の当接面345、346の
下側の部分は、下方に向かうにつれて互いの間隔が狭く
なった第1および第2の斜面347、348となってい
る。この第1の斜面347と第2の斜面348がなす角
の二等分線は、装置光軸Lを通るように設定されてい
る。
【0039】第1および第2の当接面345、346の
間には、上方からベース基板75が差し込まれる。この
ようにすると、第1および第2の側面751、752が
第1および第2の斜面347、348に当たる。従っ
て、第1および第2の斜面347、348の下方が開口
しているにも拘わらず、ベース基板75はそれ以上、下
方に移動できなくなる。その結果、ホログラムレーザ素
子3の光軸3Lと装置光軸Lが一致した状態で、ホログ
ラムレーザ素子3は第1および第2の斜面347、34
8の上に載せられる。
【0040】図5(A)は、第1および第2の斜面34
7、348の上にホログラムレーザ素子3のベース基板
75が載せられた状態を示す模式図である。この図に示
すように、ベース基板75の第1および第2の側面75
1、752は、光軸3Lを挟んで外側に膨らんだ円弧状
の曲面に形成され、第1および第2の斜面347、34
8は平面状に形成されているので、ホログラムレーザ素
子3の第1および第2の側面751,752が第1およ
び第2の斜面347,348に外接した状態となってい
る。従って、後述するように、第1および第2の側面7
51、752が第1および第2の斜面347、348に
当たる位置をずらしながら、ベース基板75を光軸Lの
回りに回転させることができる。
【0041】このようにしてホログラムレーザ素子3が
フレーム2に搭載された後は、第1および第2の斜面3
47、348の上にホログラムレーザ素子3を載せた状
態に保持するために、フレーム2には、図3に示す固定
片9が取り付けられる。
【0042】固定片9は、全体が板ばねとして機能する
ような金属製の薄板から構成され、平板状の基部91
と、基部91から同一方向に延びた一対の第1の脚部9
2、93および一対の第2の脚部94、95と、フレー
ム2に沿って取り付けられたFPC基板6をフレーム2
の外周側面29に押し付ける基板押さえ部961を備え
ている。
【0043】基部91は略長方形に形成され、フレーム
2の上面に沿って延びている。この基部91がホログラ
ムレーザ素子3を下側に向けて押し付けることにより、
ホログラムレーザ素子3が上方に抜けることを防止して
いる。
【0044】第1の脚部92、93は、基部91よりも
細い一定の幅に形成されており、それぞれ、基部91の
外周縁を構成する四辺のうちの一辺の両端から下側に向
けて、基部91に対して略90°に折れ曲がっている。
フレーム2には、第1の脚部92、93が差し込まれる
貫通孔35が形成されている。貫通孔35は、全反射ミ
ラー11が搭載された台座25の根元部分の両側に、略
長方形の断面形状をもってフレーム2を厚さ方向に貫通
するように形成されている。
【0045】第2の脚部94、95は、基部91よりも
細い幅に形成されており、それぞれ、基部91の外周縁
を構成する四辺のうち、第1の脚部92、93が延びて
いる辺とは対峙する辺の両端から下側に向けて、基部9
1に対して垂直な方向から内側に傾きながら延びてい
る。このため、第2の脚部94、95の先端は、基端よ
りも第1の脚部92、93に近付いている。
【0046】固定片9をフレーム2に取り付ける際に
は、第2の脚部94、95を第1の脚部92、93と離
れる方向に弾性変形させ、第1の脚部92、93を貫通
孔35に差し込むと共に第2の脚部93、94を保持部
34の背面343(図4(B)に示す側)に当接する状
態に取り付ける。このようすると、第1の脚部92、9
3と第2の脚部94、95が略平行な状態となるので、
第1の脚部92、93と第2の脚部93、94が互いに
近付く方向に弾性復帰力を発揮する板ばねになり、第1
の脚部92、93と第2の脚部94、95によってフレ
ーム2を挟む。
【0047】また、第2の脚部94、95には、内側に
向けて矩形に張り出した張り出し部942、952が形
成されている。この張り出し部942、952は、ホロ
グラムレーザ素子3のベース基板75の背面に接触し、
ベース基板75の前面756を第1および第2の取付面
343,344に向けて押し付ける。
【0048】なお、固定片9の天板91のうち一対の第
1の脚部94、95の間には矩形の切欠き911が形成
されているので、固定片9をフレーム2に取り付けて
も、ベース基板75の上面753は天板91に覆われな
い。
【0049】(ホログラムレーザ素子3のグレーティン
グ調整)このようにしてフレーム2にホログラムレーザ
素子3を保持させた後は、図5(A)に示すように、調
整装置36を用いて、第1および第2の斜面347、3
48に載せたまま、ベース基板75を光軸Lの回りに回
転させ、ホログラムレーザ素子3のグレーティング調整
を行う。
【0050】調整装置36は、ベース基板75を上方か
ら押し付ける第1の押圧部材37と、ベース基板75を
下方から押し上げる一対の第2の押圧部材38、39を
備えている。
【0051】第1の押圧部材37は、ディスク5とベー
ス基板75の上面753の間に水平に差し込まれる棒状
に形成されている。第1の押圧部材37の先端には、下
方に向けて円錐状に突出した突起371が形成されてい
る。第1の押圧部材37は、突起371の先端をベース
基板75の上面753のうち第1の側面751と第2の
側面752の間の略中央部に当てた状態で、ベース基板
75を下方に向けて押し付ける。このようにすると、第
1および第2の側面751、752が第1および第2の
斜面347、348に当たった状態が保持される。
【0052】一対の第2の押圧部材38、39はそれぞ
れ、先端381、391が尖った棒状に形成されてお
り、その先端381、391が第1および第2の斜面3
47、348の間の下方の開口から垂直に差し込まれ
る。一方の第2の押圧部材38の先端381は、ベース
基板75の下面754のうち第1の側面751よりの端
部に当たるように配置されている。他方の第2の押圧部
材39の先端391は、ベース基板75の下面754の
うち第2の側面752よりの端部に当たるように配置さ
れている。一対の第2の押圧部材38、39はそれぞれ
独立して上下動させることができ、先端381、391
をベース基板75の下面754に当てた状態、および下
面754から離れた状態に切り換えることができる。
【0053】他方の第2の押圧部材39をベース基板7
5の下面754から離した状態で、矢印Aで示すよう
に、一方の第2の押圧部材38を上昇させると、一方の
第2の押圧部材38がベース基板75の第1の側面75
1よりの部分を押し上げる。このようにすると、ベース
基板75の上面753のうちの第1の押圧部材37の突
起371が当接した箇所を支点として、矢印A1で示す
ように、ベース基板75の第1の側面751が第1の斜
面347に沿って上側にずれ、矢印A2で示すように、
ベース基板75の第2の側面752が第2の斜面348
に沿って下側にずれる。従って、ホログラムレーザ素子
3は、光軸3Lを中心として反時計回りに回転する。ま
た、上記と反対に、一方の第2の押圧部材38をベース
基板75の下面754から離した状態で、矢印Bで示す
ように、他方の第2の押圧部材39を上昇させると、他
方の第2の押圧部材39がベース基板75の第2の側面
752よりの部分を押し上げる。このようにすると、ベ
ース基板75の上面753のうちの第1の押圧部材37
の突起371が当接した箇所を支点として、矢印B1で
示すように、ベース基板75の第2の側面752が第2
の斜面348に沿って上側にずれ、矢印B2で示すよう
に、ベース基板75の第1の側面751が第1の斜面3
47に沿って下側にずれる。従って、ホログラムレーザ
素子3は、光軸3Lを中心として時計回りに回転する。
【0054】ここで、図5(B)に模式的に示すよう
に、ベース基板75の第1の側面751と第2の側面7
52を構成する円弧は、ホログラムレーザ素子3の光軸
3Lを中心とした同一円Cに沿って形成されている。ま
た、フレーム2に形成された第1の斜面347と第2の
斜面348のなす角θの二等分線Dは、装置光軸Lの上
を通るように設定されている。さらに、第1および第2
の斜面347、348の上に載せられたホログラムレー
ザ素子3の光軸3Lは、装置光軸Lと一致している。従
って、第1および第2の側面751,752と第1およ
び第2の斜面347,348が接触していれば、図5
(B)に点線で示すホログラムレーザ素子3のように、
ホログラムレーザ素子3を光軸3Lの回りに回転させて
も、ホログラムレーザ素子3の光軸3Lが装置光軸Lか
らずれない。
【0055】このようにしてホログラムレーザ素子3の
最適な角度が設定できたら、ホログラムレーザ素子3を
フレーム2に仮接着し、調整部材36をベース基板75
から放す。最後に、ホログラムレーザ素子3の本接着を
行い、ホログラムレーザ素子3の取り付けが終了する。
【0056】このように、本形態の光ピックアップ装置
1では、ホログラムレーザ素子3をフレーム2に載せた
状態でグレーティング調整可能を行うことができるの
で、グレーティング調整を行うための調整装置36に
は、ホログラムレーザ素子3を回転させる機能があれば
十分で、ホログラムレーザ素子3を保持する機能が不要
である。従って、調整装置36は、ベース基板75を押
すだけの機能を有する第1の押圧部材37および第2の
押圧部材38、39を備えた単純な構成にできるので、
調整装置36を安価に製造できる。
【0057】また、調整部材36の第1の押圧部材37
および第2の押圧部材38、39は、ベース基板75を
第1の押圧部材37および第2の押圧部材38、39を
押すだけなので、ベース基板75から放れる際にベース
基板75に引っかかることがない。従って、第1の押圧
部材37および第2の押圧部材38、39によって位置
決めしたホログラムレーザ素子3が位置ずれしない。
【0058】さらに、固定片9によってホログラムレー
ザ素子3をフレーム2に保持してあるので、ホログラム
レーザ素子3のベース基板75を単に第1および第2の
斜面347、348の上に載せておくだけでなく、固定
片9でフレーム上2に確実に保持しておくことができ
る。従って、グレーティング調整を容易に行うことがで
きる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ピック
アップ装置では、ホログラムレーザ素子の第1および第
2の側面を第1および第2の斜面の上に載せた状態で、
基部から前記レーザ光の光軸を挟んだ両側に延びる一対
の脚部を備えた板ばね状の固定片を前記レーザ光の光軸
方向と直交する方向から取付け、前記一対の脚部で前記
ホログラムレーザ素子を後面から弾性をもって押圧して
当該ホログラムレーザ素子の前面を前記フレームの前記
取付面に弾性をもって押し付け固定するように、当該固
定片により前記フレームと前記ホログラムレーザ素子を
レーザ光の光軸方向の両側から挟み込んで前記ホログラ
ムレーザ素子を前記フレーム上に支持した状態とし、こ
の状態で前記ホログラムレーザ素子を前記光軸の回りに
回転させるようにしてある。ここで、第1および第2の
側面は光軸を中心とする円弧状に形成され、かつ、第1
および第2の斜面のなす角の二等分線は装置光軸を通る
ように形成されていれば、ホログラムレーザ素子の光軸
を装置光軸からずらさずにホログラムレーザ素子を光軸
回りに回転させることができる。従って、グレーティン
グ調整を行うための外部の調整装置には、ホログラムレ
ーザ素子を回転させる機能があれば十分で、ホログラム
レーザ素子を保持する機能が不要である。それ故、調整
装置を安価に製造できると共に、調整装置からホログラ
ムレーザ素子を放す際にホログラムレーザ素子が位置ず
れすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ装置を示す平面図であ
る。
【図2】図1に示す光ピックアップ装置の分解斜視図で
ある。
【図3】図1に示す装置のホログラムレーザ素子および
その取付部を拡大して示す斜視図である。
【図4】(A)は、ホログラムレーザ素子のレーザ光出
射側を示す正面図、(B)は、図3のI−I’線におけ
るフレームの断面図である。
【図5】(A)は、図1に示す装置のホログラムレーザ
素子をグレーティング調整する様子を説明するための模
式図、(B)は、ホログラムレーザ素子の第1および第
2の側面とフレームの第1および第2の斜面の関係を説
明するための模式図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ装置 2 フレーム 3 ホログラムレーザ素子 4 対物レンズ駆動装置 5 光記録ディスク 6 フレキシブルプリント基板 9 固定片 23 ホログラムレーザ素子取付部 24 対物レンズ駆動装置取付部 36 調整装置 37 第1の押圧部材 38、39 第2の押圧部材 41 対物レンズ 71 レーザチップ 75 ベース基板 343 第1の取付面 344 第2の取付面 347 第1の斜面 348 第2の斜面 751 第1の側面 752 第2の側面 756 前面 L 装置光軸 3L ホログラムレーザ素子の光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−334850(JP,A) 特開 昭63−266646(JP,A) 特開 平8−221763(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 G11B 7/135

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ発光素子および該レーザ発光素子か
    ら出射されたレーザ光が通されるホログラム素子を備え
    たホログラムレーザ素子と、該ホログラムレーザ素子か
    ら出射されたレーザ光を光記録ディスクに集光する対物
    レンズと、該対物レンズをトラッキング方向およびフォ
    ーカシング方向に駆動する対物レンズ駆動装置と、前記
    ホログラム素子および前記対物レンズ駆動装置が搭載さ
    れたフレームとを有する光ピックアップ装置の製造方法
    において、 前記ホログラムレーザ素子には、前記レーザ光の光軸を
    挟んだ両側2箇所で円弧状に膨らんだ第1および第2の
    側面を形成し、 前記フレームには、前記ホログラムレーザ素子の前記第
    1および第2の側面にそれぞれ当接するように下方に向
    かうにつれて互いの間隔が狭くなった第1および第2の
    斜面と、前記ホログラムレーザ素子のレーザ光が出射さ
    れる前面が当接する取付面とを形成し、 前記ホログラムレーザ素子を前記フレームに接着する前
    に、前記ホログラムレーザ素子の前記第1および第2の
    側面を前記第1および第2の斜面の上に載せるととも
    に、基部から前記レーザ光の光軸を挟んだ両側に延びる一対
    の脚部を備えた板ばね状の固定片を前記レーザ光の光軸
    方向と直交する方向から取付け、前記一対の脚部で前記
    ホログラムレーザ素子を後面から弾性をもって押圧して
    当該ホログラムレーザ素子の前面を前記フレームの前記
    取付面に弾性をもって押し付け固定するように、当該固
    定片により前記フレームと前記ホログラムレーザ素子を
    レーザ光の光軸方向の両側から挟み込んで前記ホログラ
    ムレーザ素子を前記フレーム上に支持した状態とし、 この状態で 前記ホログラムレーザ素子を前記光軸の回り
    に回転させて前記ホログラムレーザ素子のグレーティン
    グ調整を行うことを特徴とする光ピックアップ装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1および第2
    の側面は、前記レーザ光の光軸を中心とする円弧状に形
    成し、前記第1および第2の斜面は、互いのなす角の二
    等分線が装置光軸を通るように形成することを特徴とす
    る光ピックアップ装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記グレー
    ティング調整を行う際には、第1の押圧部材によって前
    記ホログラムレーザ素子を押し下げると共に、第2の押
    圧部材によって前記ホログラムレーザ素子を押し上げる
    ことにより、前記ホログラムレーザ素子の前記第1およ
    び第2の側面を前記第1および第2の斜面に当接させた
    まま、前記第1の押圧部材の前記ホログラムレーザ素子
    への当接箇所を支点として前記ホログラムレーザ素子を
    前記光軸の回りに回転させることを特徴とする光ピック
    アップ装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記第1の押圧部材
    は、前記ホログラムレーザ素子の上面のうち前記第1お
    よび第2の側面の間の略中央部を押し下げ、前記第2の
    押圧部材は、前記ホログラムレーザ素子の下面のうち前
    記第1の側面寄りの端部、または前記第2の側面寄りの
    端部を押し上げて前記第1の押圧部材の前記当接箇所を
    支点として前記ホログラムレーザ素子を回転させること
    を特徴とする光ピックアップ装置の製造方法。
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