JP4515555B2 - 光ピックアップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば光磁気ディスクや光ディスク等の記録媒体に記録された情報を光学的に読み取る際に使用する光ピックアップに係り、特に3ビーム法を採用する光ピックアップの光学モジュールの回転機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光磁気ディスク用の光ピックアップを図6及び図7を用いて説明する。
【0003】
図6は従来の光ピックアップの要部を示す概略構成図である。図7は従来の光ピックアップのD−D断面拡大図である。
【0004】
100は光ピックアップの要部で、光学モジュール110、フレキシブル基板120、シャーシ130および対物レンズ140を含む可動部等により構成されている。
【0005】
光学モジュール110は、光源となるレーザダイオードと、これより出射されたレーザビームをメインビームと2つのサブビームとに分割する回折格子と、受光素子と、記録媒体(例えば光磁気ディスク等)により反射された戻りビームを、レーザダイオードと記録媒体間の光路から分離して、前記受光素子に導くもう一つの回折格子等により構成されている。光学モジュール110のステム部111より、光学モジュール110に構成された電子部品の端子112が延設されており、また、ステム部111より延在して円柱形状をしたシャーシ130への取付部113、および光学モジュール110の正面には光学モジュール110の回転角度を調整するための工具掛け溝114等が形成されている。尚、光学モジュール110は各端子112がフレキシブル基板120のランドにはんだ付けされ、フレキシブル基板120を介して機器の制御部等に電気的に接続される。
【0006】
フレキシブル基板120は、光ピックアップ100の側面(光学モジュール110取付面)に設けられた正面フレキシブル基板121と、光ピックアップ100の上面(光磁気ディスク側)方向に直角に折り曲げた状態に延在して形成されている上面フレキシブル基板122により構成されている。フレキシブル基板120には、光学モジュール110の端子112と接続するランドをはじめレーザビームの出力調整用のボリュウム等の電子部品を取り付けるためのランドが形成されている。正面フレキシブル基板121と上面フレキシブル基板122とは、2箇所の接続部(コーナー部)123、124により接続されている。正面フレキシブル基板121には光学モジュール110のステム部111が挿通する挿通孔125が形成され、挿通孔125の両側面には光学モジュール110の端子112とはんだ接続するランド等が形成されている。
【0007】
シャーシ130は、上面開口の箱形状をしており、側壁の正面には光学モジュール110を取り付ける円孔131が形成されている。シャーシ130の内部には、立ち上げミラーをはじめ対物レンズ140を含む可動部等が取り付けられており、送り機構のガイド軸に係合するガイド孔132等が形成されている。
【0008】
次に、光学モジュール110の組付けおよび動作について説明する。
【0009】
フレキシブル基板120にはんだ付けされた光学モジュール110をシャーシ130に組付けるには、図7に示すようにシャーシ130に形成された円孔131に光学モジュール110の取付部113を挿入した状態で、ステンレスの薄鋼板等で形成された板ばね150を装着する。そして、その板ばね150の弾性力により光学モジュール110をシャーシ130に押し付けて光学モジュール110を光軸周りに回転可能に保持する。
【0010】
組付けられた光学モジュール110の調整は、光磁気ディスクの記録面上に形成される各スポットのメインスポットがちょうどトラック上にあるときに、この前後に位置する2つのサブビームがそのトラックを挟んで両側にずれて位置し、当該トラックの影響を互いに逆方向から受けるような関係に調整する必要がある。その調整には光学モジュール110を光軸周りに回転させて回折格子の角度を調整することにより行い、その調整後に光学モジュール110を接着剤によりシャーシ130に接着固定していた。
【0011】
そして、調整された光学モジュール110から出射されたレーザビームは、図示しないコリメートレンズにより平行光線となり、立ち上げミラーにより直角に曲折されて対物レンズ140より光磁気ディスクの記録面上にメインスポットと、2つのサブスポットとを形成する。そして、光磁気ディスクより反射されたメインビームと、2つのサブビームは往路と同じ光路を通って戻り、光学モジュール110内でもう一つの回折格子により各受光素子上に導かれ、そのメインビームにより記録情報およびフォーカス制御情報を、また、2つのサブビームによりトラッキング制御情報をそれぞれ得ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の光ピックアップ100では、フレキシブル基板120の接続部123、124を上方向(光ディスク方向)または下方向に設けた場合には、回折格子の角度調整をするために光学モジュール110を光軸周りに回転させ調整した際に、フレキシブル基板120も回転するので接続部123、124に外力が加わり、光ピックアップ100の厚み方向に撓み変形する。そして、上方向に接続部123、124を設けた場合には、接続部123、124が光ディスク方向へ盛り上がり最悪の場合には光ディスクと接触するおそれがある。さらに、角度調整終了から接着剤による接着固定までの間に接続部123、124に加わった捩じりモーメントの反発力によって、光学モジュール110が不用意に回転し調整前の状態に戻りそのまま接着固定されてしまうおそれがあり、その結果、回折格子の角度調整ずれが発生し、ビームスポットの位置ずれによる読取り品質の低下につながるおそれがある。
【0013】
本発明は上述の問題を解決するもので、光学モジュールの調整終了後においてフレキシブル基板の反発力による不用意な回転を防止できる光ピックアップを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の目的を達成するもので、ーザ光を発光するレーザ発光部と、前記光ディスクにより反射されたレーザ光を受光し電気信号を出力する受光部が搭載された光学モジュールと、学部品が搭載され、前記光学モジュールを光軸周りに回転可能に設けられた突起が挿入される孔を有する正面側壁と、該正面側壁に隣接する隣接側壁に設けられた係止突起とを有するシャーシと、前記シャーシの側面に設けられるフレキシブル基板であって、前記光学モジュールの端子が接続されるランドが形成され、前記シャーシにおける前記孔が設けられた正面側壁に沿うように延在する前記光学モジュールと接続される正面基板部と、該シャーシにおける該正面側壁の隣接する前記隣接側壁に沿うように延在し、前記係止突起に回転可能に係合する側面基板部とからなるフレキシブル基板と、前記シャーシに前記光学モジュールを押し付けて保持する板ばねとを有することを特徴とするものである。
【0015】
また、前記正面基板部と前記側面基板部との接続部は、幅が狭くなっていると共に撓みが設けられていることを特徴とするものである。
【0016】
また、前記係止突起は円柱状に形成され、前記フレキシブル基板と長孔によって係合されることを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1、図2及び図3を用いて説明する。
【0019】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る光ピックアップの要部を示す概略構成図である。図2は第1の実施の形態に係る光ピックアップのA−A断面図で、(a)はA−A断面拡大図、(b)はF矢視図である。図3は第1の実施の形態に係る光ピックアップのB−B断面拡大図である。
【0020】
10は光ピックアップの要部で、光学モジュール20、フレキシブル基板30、シャーシ40および対物レンズ15を含む可動部等により構成されている。
【0021】
光学モジュール20は、光源となるレーザダイオードと、これより出射されたレーザビームをメインビームと2つのサブビームとに分割する回折格子と、受光素子と、記録媒体(例えば光磁気ディスク等)により反射された戻りビームを、レーザダイオードと記録媒体間の光路から分離して、前記受光素子に導くもう一つの回折格子等により構成されている。光学モジュール20のステム部21より、光学モジュール20に構成された電子部品の端子22が延設されており、また、ステム部21より延在して円柱形状をしたシャーシ40への取付部23(突起に相当)、および光学モジュール20の正面には光学モジュール20の回転角度を調整するための工具掛けの溝24等が形成されている。尚、光学モジュール20は各端子22が正面フレキシブル基板31のランドにはんだ付けされ、フレキシブル基板30を介して機器の制御部等に電気的に接続される。
【0022】
フレキシブル基板30は、光学モジュール20の端子22と接続するランドをはじめレーザビームの出力調整用のボリュウム等の電子部品を取り付けるためのランド等が形成されている。フレキシブル基板30は、光ピックアップ10の側面(光学モジュール20取付面)に設けられた正面フレキシブル基板31(正面基板部に相当)と、正面フレキシブル基板31の図示右側面方向(隣接面)に直角に折り曲げた状態に延在して右側フレキシブル基板33(側面基板部に相当)が形成されている。正面フレキシブル基板31と右側フレキシブル基板33の接続部35(角部)は、正面、右側フレキシブル基板31、33の幅より狭くなっており、正面、右側フレキシブル基板31、33の位置移動に追従して変形し易くなっている。正面フレキシブル基板31には光学モジュール20のステム部21が挿通する挿通孔32が形成され、挿通孔32の両側面には光学モジュール20の端子22とはんだ接続するランド等が形成されている。また、右側フレキシブル基板33には、光学モジュール20を回転させて調整する際に、右側フレキシブル基板33が追従して移動(回転)し易いように、シャーシ40に形成された凸部42に緩挿(凸部42よりもやや大きめ)する角孔34(係止孔に相当)が形成されている。
【0023】
シャーシ40は、上面開口の箱形状をしており、側壁の正面には光学モジュール20の取付部23が挿入する円孔41(孔に相当)が形成されており、図示右側面には右側フレキシブル基板33に形成された角孔34に係合する凸部42(係止突起に相当)が形成されている。尚、凸部42は角柱形状をしており角柱の突出面からフレキシブル基板30の厚みに略近い高さの位置までが角柱で、その先端部は後述する基板ホルダ45(押え板に相当)の係止孔46が凸部42に挿入し易くするために、シャーシ40の図示下面方向から上面方向へ高さが増大するように勾配43が設けられている。シャーシ40の内部には、立ち上げミラーをはじめ対物レンズ15を含む可動部等を取り付ける取付部および送り機構のガイド軸に係合するガイド孔47等が形成されている。
【0024】
基板ホルダ45は、シャーシ40に形成された凸部42に右側フレキシブル基板33の角孔34を挿入した後に、角孔34が凸部42から外れないように、基板ホルダ45によりシャーシ40の側壁に挟み付け、ばね圧により弾性的に固定するものである。基板ホルダ45には、凸部42に係止する係止孔46とシャーシ40の内側面に形成された図示せぬ凸部に係止する係止孔等が形成されており、双方の凸部に双方の係止孔を係止させてシャーシ40に固定される。基板ホルダ45の材料にはステンレスの薄鋼板等が用いられるプレス加工により形成される。
【0025】
板ばね48は、シャーシ40に形成された円孔41に挿入された光学モジュール20を光軸周りに回転可能に保持するものである。板ばね48は断面がU字形状をしており、光学モジュール20をシャーシ40に弾性的に圧着する保持部と、シャーシ40の内側面に形成された図示せぬ凸部に係止する係止孔等が形成されている。板ばね48は、光学モジュール20の図示下方から図示上方へ挿入して前記係止孔を前記凸部に係止して固定する。板ばね48の材料にはステンレスの薄鋼板等が用いられるプレス加工により形成される。
【0026】
次に、光学モジュール20の組付け、調整および動作について説明する。
【0027】
フレキシブル基板30の正面フレキシブル基板31にはんだ付けされた光学モジュール20をシャーシ40に組付けるには、図2に示すようにシャーシ40に形成された円孔41に光学モジュール20の取付部23を挿入した状態で板ばね48を装着する。そして、その板ばね48の弾性力により光学モジュール20をシャーシ40に押し付けて光学モジュール20を光軸周りに回転可能に保持する。また、右側フレキシブル基板33に形成された角孔34をシャーシ40に形成された凸部42に挿入する。そして、角孔34が凸部42から外れないように、基板ホルダ45に形成された係止孔46を凸部42に係止させて固定する。
【0028】
シャーシ40に組付けられた光学モジュール20の調整は、光磁気ディスクの記録面上に形成される各スポットのメインスポットがちょうどトラック上にあるときに、この前後に位置する2つのサブビームがそのトラックを挟んで両側にずれて位置し、当該トラックの影響を互いに逆方向から受けるような関係に調整する必要がある。その調整には光学モジュール20を光軸周りに回転させて回折格子の角度を調整することにより行い、その調整後に光学モジュール20を接着剤によりシャーシ40に接着固定する。
【0029】
調整された光学モジュール20から出射されたレーザビームは、図示しないコリメートレンズにより平行光線となり、立ち上げミラーにより直角に曲折されて対物レンズ15より光磁気ディスクの記録面上にメインスポットと、2つのサブスポットとを形成する。そして、光磁気ディスクにより反射されたメインビームと、2つのサブビームは往路と同じ光路を通って戻り、光学モジュール20内でもう一つの回折格子により各受光素子上に導かれ、そのメインビームにより記録情報およびフォーカス制御情報を、また、2つのサブビームによりトラッキング制御情報をそれぞれ得ることができる。
【0030】
以上説明したように第1の実施の形態に係る光ピックアップ10によれば、光学モジュール20の調整時に正面フレキシブル基板31が回転するが、右側フレキシブル基板33が角孔34を中心にして光学モジュール20の回動方向と逆方向に回転するので、正面フレキシブル基板31と右側フレキシブル基板33との接続部35(角部)に無理な応力が加わらなくなる。その結果、光学モジュール20の調整後に光学モジュール20を元の位置へ戻す回転力が加わらないので、正確な位置調整が容易にできるようになる。従って、ビームスポットの位置ずれを防止し読取り品質の向上が図れる。その他に、フレキシブル基板30が光ピックアップ10の側面方向に構成されているので、光学モジュール20の調整に、光ピックアップ10の厚み方向への影響が少なくなり、光ピックアップ10の薄型化に対応することができる。また、正面フレキシブル基板31と右側フレキシブル基板33との接続部35(角部)に撓みを設けることにより、またその幅を狭く(細く)することにより、光学モジュール20を回転させて調整する際に接続部35に加わる応力をより小さくすることができる。
【0031】
尚、本実施の形態に係る光ピックアップ10は光磁気ディスクを例に説明したがその他にCD等の光ディスクにも適用することができる。
【0032】
次に、本発明の第2の実施の形態を図4及び図5を用いて説明する。
【0033】
図4は本発明の第2の実施の形態に係る光ピックアップの要部を示す概略構成図である。図5は第2の実施の形態に係る光ピックアップのC−C断面拡大図である。尚、第2の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他については第1の実施の形態と略同じであるので同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0034】
フレキシブル基板50は、光学モジュール20の端子22と接続するランドをはじめレーザビームの出力調整用のボリュウム等の電子部品を取り付けるためのランド等が形成されている。尚、光学モジュール20の端子22が正面フレキシブル基板51のランドにはんだ付けされ、フレキシブル基板50を介して機器の制御部等に電気的に接続される。フレキシブル基板50は、光ピックアップ10の側面(光学モジュール20取付面)に設けられた正面フレキシブル基板31と、正面フレキシブル基板51の図示右側面方向(隣接面)に直角に折り曲げた状態に延在して右側フレキシブル基板53が形成されている。正面フレキシブル基板51と右側フレキシブル基板53の接続部55(角部)は、正面、右側フレキシブル基板51、53の幅より狭くなっており、正面、右側フレキシブル基板51、53の位置移動に追従して変形し易くなっている。右側フレキシブル基板53には、光学モジュール20を回転させて調整する際に、右側フレキシブル基板53が追従して移動し易いように、シャーシ60に形成された凸部62に緩挿する長孔54が水平方向に形成されている。
【0035】
シャーシ60は、上面開口の箱形状をしており、側面の正面には光学モジュール20を取り付ける円孔(図示省略)が形成されており、図示右側面には右側フレキシブル基板53に形成された長孔54に係合する凸部62が形成されている。尚、凸部62は円柱形状をしており円柱の突出面からフレキシブル基板50の厚みに略近い高さの位置までが円柱で、その先端部は後述する基板ホルダ45の係止孔46が凸部62に挿入し易くするために、シャーシ60の下面方向から上面方向へ高さが増大するように勾配63が設けられている。そして、凸部62には右側フレキシブル基板53の角孔54を挿入した後に、右側フレキシブル基板53が凸部62から外れないように、ステンレスの薄鋼板等で形成された基板ホルダ45のばね圧によりシャーシ60の側面に挟み付けて固定する。基板ホルダ45には、凸部62に係止する係止孔46と、シャーシ60の内側面に形成された図示せぬ凸部に係止する係止孔等が形成されており、基板ホルダ45は双方の凸部に係止することによりシャーシ60に固定されている。尚、シャーシ60の内部には、立ち上げミラーをはじめ対物レンズ15を含む可動部等が取り付けられており、送り機構のガイド軸に係合するガイド孔67等が形成されている。
【0036】
以上説明したように第2の実施の形態に係る光ピックアップ10によれば、第1の実施の形態と同じように、光学モジュール20の調整時に正面フレキシブル基板51が回転するが、右側フレキシブル基板53に形成された長孔54がシャーシ60に形成された凸部62に係合し、長孔54方向にスライドしながら凸部62を中心にして光学モジュール20の回動方向と逆方向に回転するので、正面フレキシブル基板51と右側フレキシブル基板53との接続部55(角部)に無理な応力が加わらなくなる。その結果、光学モジュール20の調整後に光学モジュール20を元の位置へ戻す回転力が加わらないので、正確な位置調整が容易にできるようになる。従って、ビームスポットの位置ずれを防止し読取り品質の向上が図れる。その他に、フレキシブル基板50が光ピックアップ10の側面方向に構成されているので、光学モジュール20の調整に、光ピックアップ10の厚み方向への影響が少なくなり、光ピックアップ10の薄型化に対応することができる。また、右側フレキシブル基板53に形成された孔が長孔54になっているので、正面フレキシブル基板51と右側フレキシブル基板53との接続部55(角部)に撓みを設ける必要がなくなり、さらに光ピックアップ10の小型化に対応することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、光学モジュールの調整終了後において、フレキシブル基板の反発力による不用意な回転を防止できる光ピックアップを安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光ピックアップの要部を示す概略構成図である。
【図2】第1の実施の形態に係る光ピックアップのA−A断面拡大図である。
【図3】第1の実施の形態に係る光ピックアップのB−B断面拡大図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る光ピックアップの要部を示す概略構成図である。
【図5】第2の実施の形態に係る光ピックアップのC−C断面拡大図である。
【図6】従来の光ピックアップの要部を示す概略構成図である。
【図7】従来の光ピックアップのD−D断面拡大図である。
【符号の説明】
10・・・・・光ピックアップ
15・・・・・対物レンズ
20・・・・・光学モジュール
21・・・・・ステム部
22・・・・・端子
23・・・・・取付部
24・・・・・溝
30,50・・フレキシブル基板
31,51・・正面フレキシブル基板
32・・・・・挿通孔
33,53・・右側フレキシブル基板
34・・・・・角孔
35,55・・接続部
40,60・・シャーシ
41・・・・・円孔
42,62・・凸部
43,63・・勾配
45・・・・・基板ホルダ
46・・・・・係止角孔
47,67・・ガイド孔
48・・・・・板ばね
54・・・・・長孔

Claims (3)

  1. ーザ光を発光するレーザ発光部と、前記光ディスクにより反射されたレーザ光を受光し電気信号を出力する受光部が搭載された光学モジュールと、
    学部品が搭載され、前記光学モジュールを光軸周りに回転可能に設けられた突起が挿入される孔を有する正面側壁と、該正面側壁に隣接する隣接側壁に設けられた係止突起とを有するシャーシと、
    前記シャーシの側面に設けられるフレキシブル基板であって、前記光学モジュールの端子が接続されるランドが形成され、前記シャーシにおける前記孔が設けられた正面側壁に沿うように延在する前記光学モジュールと接続される正面基板部と、該シャーシにおける該正面側壁の隣接する前記隣接側壁に沿うように延在し、前記係止突起に回転可能に係合する側面基板部とからなるフレキシブル基板と、
    前記シャーシに前記光学モジュールを押し付けて保持する板ばねとを有することを特徴とする光ピックアップ。
  2. 前記正面基板部と前記側面基板部との接続部は、幅が狭くなっていると共に撓みが設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 前記係止突起は円柱状に形成され、前記フレキシブル基板と長孔によって係合されることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
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