JPH1092005A - 光学ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents

光学ピックアップ及び光ディスク装置

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JPH1092005A
JPH1092005A JP8266731A JP26673196A JPH1092005A JP H1092005 A JPH1092005 A JP H1092005A JP 8266731 A JP8266731 A JP 8266731A JP 26673196 A JP26673196 A JP 26673196A JP H1092005 A JPH1092005 A JP H1092005A
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JP
Japan
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optical
flexible printed
base portion
optical disk
circuit board
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JP8266731A
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English (en)
Inventor
Genichi Iizuka
源一 飯塚
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベース部の駆動方向端面にフレキシブルプリ
ント基板が接続されることにより、小型化及びコスト低
減が可能であるようにした、光学ピックアップ及び光デ
ィスク装置を提供すること。 【解決手段】 光ディスクに対して情報の再生及び/又
は記録を行うのに必要な光学系を支持すると共に、光デ
ィスクの半径方向に沿って駆動されるベース部22と、
このベース部が支持する部品と外部とを電気的に接続す
るために、ベース部の駆動方向の端面から引き出される
可撓性プリント基板26とを備えており、前記可撓性プ
リント基板の一端が前記ベース部の駆動方向端面22a
に固定され、他端側がこのベース部の上面に導かれ、こ
の上面にて係止されて、さらに外側に折り返されて、当
該端面を巻回されて下方に導かれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク,光磁
気ディスク,相変化型ディスク等の光学式ディスク(以
下、「光ディスク」という)の信号記録及び/又は再生
用の光学ピックアップ及び光ディスク装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばコンパクトディスク用の光
学ピックアップでは、図6に概略的に示すベース部3
に、光学ピックアップを構成する光学部品等の部品が収
容されている。この光学ピックアップを構成する部品に
は、例えば光源と光検出器等を含む図示しない受発光装
置等を含んでいる。このような光学ピックアップ1にお
いては、上記ベース部3は、図示しない光ディスクの半
径方向に沿って移動可能に支持されていると共に、図示
しない駆動手段によって、この半径方向に移動されるよ
うになっている。これにより、光学ピックアップ1によ
り光ディスクに照射される光ビームが光ディスクの半径
方向に移動し、光ディスクの所望のトラックに対してア
クセス可能に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光学ピック
アップ1においては、ベース部3に収容された、上述の
受発光装置や、対物レンズを微動させる二軸アクチュエ
ータ等の部品と外部との電気的接続は、図6に示すよう
に、光学ピックアップ1から外部に引き出された可撓性
プリント基板(以下、「フレキシブルプリント基板」と
いう)9を介して行なわれるようになっている。この場
合、フレキシブルプリント基板9は、光源としての半導
体レーザ素子への駆動電流の供給,光検出器からの出力
信号の取出し及び二軸アクチュエータへの駆動電流の供
給を行なうために、長手方向に沿って互いに平行な複数
本の導電部を備えていると共に、一端にベース部3(図
示の場合、ベース部3の上面)に設けられたコネクタ部
に接続可能なコネクタ部9aを備えている。
【0004】このフレキシブルプリント基板9の他端
は、図6に示すように、光学ピックアップ1のベース部
3の上面から、光学ピックアップ1の駆動方向(即ち、
光ディスクの半径方向)に関して例えば外周側に延び、
ベース部3の駆動方向端面を迂回するように引き回され
た後、ベース部3の下方にて、光ディスク装置のメカシ
ャーシ1aの底面に沿って、反対方向例えば内周側に向
かって引き回されている。これにより、光学ピックアッ
プ1が光ディスクの半径方向に移動する際に、フレキシ
ブルプリント基板9の可撓性に基づいて、光学ピックア
ップ1の移動が妨げられず、且つ電気的な接続が確実に
行われるようになっている。
【0005】しかしながら、このような光学ピックアッ
プ1において、図7に示すように、フレキシブルプリン
ト基板9接続用のコネクタが、ベース部3の駆動方向端
面に配設される場合がある。すなわち、記録及び/又は
再生されるべき光ディスクの種類や、装置の形状等に応
じて、あるいはベース部3に収容される部品等の種類等
によって、フレキシブル基板9の接続用のコネクタを、
図7のように、ベース部3の駆動方向端面に設ける必要
がある場合がある。また、このような構造をとると、フ
レキシブル基板9の自由端の大きさも小さくなることか
ら、装置を小型化できる利点もある。
【0006】しかしながら、図7において、光学ピック
アップ1が最外周側に移動すると、このフレキシブルプ
リント基板9は、そのベース部3への接続部分の領域に
て、光ディスク装置のメカシャーシ1の内壁とフレキシ
ブルプリント基板9のコネクタ9aとが接近することに
なるため、フレキシブルプリント基板9の曲率半径が比
較的小さくなってしまうことになる。
【0007】ここで、フレキシブルプリント基板9は、
コネクタ9aとの接続部分にて、補強のためにガラスエ
ポキシ基板が貼着されているので、この接続部分におい
ては、比較的大きな曲率に保持されなければならない。
このため、上述のようにフレキシブルプリント基板9の
接続部分における曲率半径が小さくなると、光学ピック
アップ1が光ディスクの最外周側にアクセスする都度、
繰返しこのような小さな曲率半径となることから、フレ
キシブルプリント基板9の耐久性が損なわれてしまうと
共に、ガラスエポキシ基板による高い剛性のために、光
学ピックアップ1の光ディスク半径方向への駆動手段
に、反力が作用することになり、駆動手段の負荷が大き
くなってしまうという問題があった。
【0008】従って、このようなフレキシブルプリント
基板9のベース部3の駆動方向端面への接続は、実質的
に困難であり、コネクタ部の配設に制約が生ずることに
なるので、光学ピックアップの設計の自由度が小さくな
り、コストダウンの妨げになってしまうという問題があ
った。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、ベース部の駆
動方向端面にフレキシブルプリント基板が接続されるこ
とにより、小型化及びコスト低減が可能であるようにし
た、光学ピックアップ及びこれを利用した光ディスク装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、光ディスクに対して情報の再生及び/又は記録を
行うのに必要な光学系を支持すると共に、光ディスクの
半径方向に沿って駆動されるベース部と、このベース部
が支持する部品と外部とを電気的に接続するために、ベ
ース部の駆動方向の端面から引き出される可撓性プリン
ト基板とを備えており、前記可撓性プリント基板の一端
が前記ベース部の駆動方向端面に固定され、他端側がこ
のベース部の上面に導かれ、この上面にて係止されて、
さらに外側に折り返されて、当該端面を巻回されて下方
に導かれている、光学ピックアップにより、達成され
る。
【0011】上記構成によれば、光学ピックアップのベ
ース部の駆動方向端面から引き出された可撓性プリント
基板が、上記ベース部の上面にて一旦係止された後、前
記端面を迂回するように巻回されてベース部の下方に導
かれているので、光学ピックアップが光ディスクの半径
方向に関して最外周側または最内周側に移動したとき、
可撓性プリント基板は、ベース部の駆動方向端面に関し
て、その上縁から下縁に向かって比較的大きな曲率半径
で湾曲することになる。従って、フレキシブルプリント
基板には、大きな応力が加えられないので、繰返しの湾
曲によって、耐久性が損なわれてしまうようなことはな
い。
【0012】さらに、フレキシブルプリント基板のベー
ス部への接続部分は、フレキシブルプリント基板が一旦
ベース部の上面に係止されているので、光学ピックアッ
プの光ディスク半径方向の移動の際に、この接続部分に
応力が作用することがない。従って、比較的高い剛性を
有する接続部分によって、光学ピックアップの光ディス
ク半径方向への駆動手段に反力が作用することがなく、
この駆動手段に対する負荷が大きくなるようなことはな
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図5を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0014】図1は、本発明による光学ピックアップを
組み込んだ光ディスク装置の一実施形態を示している。
図1において、光ディスク装置10は、光ディスク11
を回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモータ12
と、回転する光ディスク11の信号記録面に対して光ビ
ームを照射して信号を記録し、この信号記録面からの戻
り光ビームにより記録信号を再生する光学ピックアップ
20及びこれらを制御する制御部13を備えている。こ
こで、制御部13は、光ディスクコントローラ14,信
号復調器15,誤り訂正回路16,インターフェイス1
7,ヘッドアクセス制御部18及びサーボ回路19を備
えている。
【0015】光ディスクコントローラ14は、スピンド
ルモータ12を所定の回転数で駆動制御する。信号復調
器15は、光学ピックアップ20からの記録信号を復調
して誤り訂正し、インターフェイス17を介して外部コ
ンピュータ等に送出する。これにより、外部コンピュー
タ等は、光ディスク11に記録された信号を再生信号と
して受け取ることができるようになっている。
【0016】ヘッドアクセス制御部18は、光学ピック
アップ20を例えば光ディスク11上の所定の記録トラ
ックまでトラックジャンプ等により移動させる。サーボ
回路19は、この移動された所定位置において、光学ピ
ックアップ20の二軸アクチュエータに保持されている
対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向
に移動させる。
【0017】図2は、上記光ディスク装置10に組み込
まれた光学ピックアップを示している。図2において、
光学ピックアップ20は、光集束手段としての対物レン
ズ21や、ベース部22、ベース部22上に配設された
光路折曲げミラー23,24及び受発光装置25等の光
学系を構成する光学部品と、フレキシブルプリント基板
26(図4及び図5参照)とを含んでいる。
【0018】光学ピックアップ20は、対物レンズ21
が図示しない対物レンズ駆動手段としての二軸アクチュ
エータによって、フォーカシング方向及びトラッキング
方向に移動されることにより、受発光装置25から出射
されたレーザ光を光路折曲げミラー23,24及び対物
レンズ21を介して、対物レンズ21の上方で回転駆動
される光ディスク11の信号記録面上のある一点に収束
合焦させ、光ディスク11の信号記録面から反射された
レーザ光(戻り光)を対物レンズ21及び光路折曲げミ
ラー24,23を介して受発光装置25内に入射させ
る。
【0019】ここで、上記ベース部22は、そのガイド
孔22a(図4参照)が光ディスク装置10のメカシャ
ーシ28内に配設された光ディスク11の半径方向に沿
って延びるガイドに沿って、光ディスク11の半径方向
に移動可能に支持されていると共に、図示しない駆動手
段によって、この半径方向に移動されるようになってい
る。これにより、光学ピックアップ20により光ディス
ク11に照射される光ビームが、光ディスクの半径方向
に移動し、光ディスク11の所望のトラックに対してア
クセス可能に構成されている。
【0020】また、光路折曲げミラー23,24は、そ
れぞれベース部22上に固定配置された立ち上げミラー
であって、受発光装置25から出射されたレーザ光を対
物レンズ21に導き、また、光ディスク11からの戻り
光を対物レンズ21から受発光装置25に導くようにな
っている。また、図示しない二軸アクチュエータによ
り、対物レンズ21がフォーカシング方向及びトラッキ
ング方向に移動調整されることにより、受発光装置25
から出射されたレーザ光は、光路折曲げミラー23,2
4,対物レンズ21を介して、光ディスク11の信号記
録面に収束合焦するようになっている。光ディスク11
の信号記録面で反射されたレーザ光(戻り光)は、対物
レンズ21及び光路折曲げミラー24,23を介して、
受発光装置25に入射される。
【0021】上記受発光装置25は、図3に示すよう
に、第一の半導体基板25a上に光出力用の第二の半導
体基板25bが載置され、この第二の半導体基板25b
上に光源としての半導体レーザ素子25cが搭載されて
いる。半導体レーザ素子25cの前方の第一の半導体基
板25a上には、台形形状の半透過反射部品としてのマ
イクロプリズム25dが、その光分離手段として作用す
る半透過面としての傾斜面を半導体レーザ素子25c側
にして、設置されている。
【0022】さらに、受発光装置25は、その全体がカ
バー27により覆われている。これにより、半導体レー
ザ素子25cから第二の半導体基板25bの表面に沿っ
て出射した光ビームは、マイクロプリズム25dの傾斜
面にて反射されて、図2にて上方に向かって進み、光路
折曲げミラー23に向かって進むことになる。そして、
光路折曲げミラー23,24により反射された光ビーム
は、対物レンズ21を介して、光ディスク11の信号記
録面に収束される。光ディスク11の信号記録面からの
戻り光は、再び、対物レンズ21,光路折曲げミラー2
4,23を介して、マイクロプリズム25dの傾斜面か
ら、マイクロプリズム25d内に入射し、マイクロプリ
ズム25dの底面に達する。このマイクロプリズム25
dの底面に達した戻り光は、一部がこの底面を透過する
と共に、一部がこの底面で反射され、マイクロプリズム
25dの上面に向かって進む。
【0023】ここで、マイクロプリズム25dの戻り光
入射位置の下部の第一の半導体基板25a上には、第一
の光検出器25eが形成されている。また、上記底面で
反射された戻り光は、マイクロプリズム25dの上面に
て反射されて、再びマイクロプリズム25dの底面に入
射される。そして、マイクロプリズム25dの上面で反
射された戻り光の入射されるマイクロプリズム25dの
底面部分の下部の第一の半導体基板25aには、第二の
光検出器25fが形成されている。上記第一の光検出器
25e,第二の光検出器25fは、それぞれ複数のセン
サブロックに分割されており、各センサブロックの検出
信号がそれぞれ独立して出力されるようになっている。
尚、第二の半導体基板25b上には、半導体レーザ素子
25cの出射側とは反対側に、第三の光検出器25gが
備えられている。この第三の光検出器25gは、半導体
レーザ素子25cの発光強度をモニタするためのもので
ある。
【0024】ところで、上述した受発光装置25の半導
体レーザ素子25c,光検出器25e,25f,25g
そして図示しない二軸アクチュエータと外部との電気的
接続は、図4及び図5に示すように、光学ピックアップ
20から外部に引き出されたフレキシブルプリント基板
26を介して行なわれる。このフレキシブルプリント基
板26は、上記半導体レーザ素子25cへの駆動電流の
供給,光検出器25e,25f,25gからの出力信号
の取出し及び二軸アクチュエータへの駆動電流の供給を
行なうための長手方向に沿って互いに平行な複数本の導
電部を備えていると共に、一端にベース部22に設けら
れたコネクタ部に接続可能なコネクタ26aを備えてい
る。
【0025】このフレキシブルプリント基板26の他端
は、図示のように、ベース部22の駆動方向端面を迂回
するように引き回された後、ベース部22の下方にて、
光ディスク装置10のメカシャーシ28の底面に沿っ
て、駆動方向例えば内周側に向かって引き回されてい
る。これにより、光学ピックアップ20が光ディスクの
半径方向に移動する際に、フレキシブルプリント基板2
6の可撓性に基づいて、光学ピックアップ20の移動が
妨げられず、且つ電気的な接続が確実に行われるように
なっている。
【0026】上記フレキシブルプリント基板26は、そ
の一端のコネクタ26aが、光学ピックアップ20のベ
ース部22の駆動方向端面22aに設けられたコネクタ
部22bに対して、接続されていると共に、ベース部2
2の上面にて係止され且つ折り返された後、再びベース
部22の駆動方向端面22aを迂回するように引き回さ
れて、ベース部22の下方に導かれている。
【0027】上述したフレキシブルプリント基板26の
ベース部22の上面での係止は、例えば図4及び図5に
示すようにして行なわれる。即ち、図4及び図5におい
て、フレキシブルプリント基板26の折り返し部分26
b付近において、光学ピックアップ20のベース部22
は、その上面に張り出した押さえ部22bを備えてい
る。この押さえ部22bは、例えばベース部22と一体
にプラスチック等の弾性材料から形成されており、ベー
ス部22の上面との間に、フレキシブルプリント基板2
6の折り返し部分26bを挟持するようになっている。
さらに、フレキシブルプリント基板26は、その折り返
し部分26bに、係止孔26cを備えており、この係止
孔26cが、ベース部22の上面に植設されたダボ22
cに係合し得るようになっている。かくして、フレキシ
ブルプリント基板26は、その係止孔26cが上記ダボ
22cに係合すると共に、押さえ部22bとベース部2
2の上面との間に挟持されることにより、その折り返し
部分26bの領域が、ベース部22の上面に係止される
ことになる。
【0028】本実施形態による光学ピックアップを組み
込んだ光ディスク装置10は、以上のように構成されて
おり、次のように動作する。先づ光ディスク装置10の
スピンドルモータ12が回転することにより、光ディス
ク11が回転駆動される。そして、光学ピックアップ2
0が、ガイド28に沿って、光ディスク11の半径方向
に移動されることにより、対物レンズ26aの光軸が、
光ディスク11の所望のトラック位置まで移動されるこ
とにより、アクセスが行なわれる。
【0029】この状態にて、光学ピックアップ20の受
発光装置25からの光ビームは、光路折曲げミラー2
3,24で光ディスク11に向かって反射され、対物レ
ンズ21を介して、光ディスク11の信号記録面に結像
される。光ディスク11からの戻り光は、再び対物レン
ズ21及び光路折曲げミラー24,23を介して、受発
光装置25の光検出器25e,25eに結像する。これ
により、光検出器25e,25fの検出信号に基づい
て、光ディスク11の記録信号が再生される。
【0030】その際、光検出器25e,25fの検出信
号から、信号復調器15により、例えば位相比較法によ
ってトラッキングエラー信号が検出されると共に、例え
ば非点収差法によりフォーカシングエラー信号が検出さ
れる。そして、光ディスクドライブコントローラ14を
介して、サーボ回路19が、フォーカス用コイル34及
びトラッキング用コイル35への駆動電流をサーボ制御
する。これにより、対物レンズ21が光軸方向であるフ
ォーカス方向に移動調整され、フォーカシングが行なわ
れる。また、対物レンズ21が実質的に接線方向である
トラッキング方向に移動調整されて、トラッキングサー
ボが行なわれる。
【0031】この場合、フレキシブルプリント基板26
は、ベース部22の駆動方向端面22aから引き出され
ているが、一端ベース部22の上面に係止された後、上
記端面22aの上縁から下縁まで迂回するように引き回
されているので、光学ピックアップ20が光ディスク1
1の最外周側に移動したとしても、その湾曲による曲率
半径は比較的大きく、繰返しの湾曲によって耐久性が損
なわれるようなことはない。また、フレキシブルプリン
ト基板26のガラスエポキシ基板(図示せず)により補
強されたコネクタ26a付近は、折り返し部分26bが
ベース部22の上面に係止されていることから、光学ピ
ックアップ20の光ディスク11の半径方向への移動の
際に、フレキシブルプリント基板26のコネクタ26a
付近には、応力が作用しない。従って、このコネクタ2
6a付近の剛性による反力が光学ピックアップ20の光
ディスク11の半径方向の駆動手段に対して作用するよ
うなことはなく、当該駆動手段の負荷が大きくなるよう
なことはない。
【0032】尚、上記実施形態による光ディスク装置1
0及び光学ピックアップ20においては、例えばコンパ
クトディスク用の光学ピックアップ20の場合について
説明したが、これに限らず、他の光ディスク、例えばC
D−ROMや光磁気ディスク等の信号記録及び/又は再
生用の光学ピックアップ及び光ディスク装置に本発明を
適用し得ることは明らかである。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ベ
ース部の駆動方向端面にフレキシブルプリント基板が接
続されることにより、小型化及びコスト低減が可能であ
るようにした、光学ピックアップ及び光ディスク装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学ピックアップを組み込んだ光
ディスク装置の一実施形態の全体構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の光ディスク装置における光学ピックアッ
プを示す要部断面図である。
【図3】図2の光学ピックアップにおける受発光装置を
示す概略斜視図である。
【図4】図2の光学ピックアップの駆動方向に沿う概略
斜視図である。
【図5】図2の光学ピックアップの駆動方向に沿う概略
断面図である。
【図6】従来の光学ピックアップの駆動方向に沿う概略
断面図である。
【図7】従来の光学ピックアップの他の例における駆動
方向に沿う概略断面図である。
【符号の簡単な説明】
10・・・光ディスク装置、11・・・光ディスク、1
2・・・スピンドルモータ、13・・・光学ピックアッ
プ、14・・・光ディスクトライブコントローラ、15
・・・信号復調器、16・・・エラーコレクション回
路、17・・・インターフェイス、18・・・ヘッドア
クセス制御部、20・・・光学ピックアップ、21・・
・対物レンズ、22・・・ベース部、22a・・・端
面、22b・・・押さえ部、22c・・・ダボ、23,
24・・・光路折曲げミラー、25・・・受発光装置、
26・・・フレキシブルプリント基板、26a・・・コ
ネクタ、26b・・・折り返し部、26c・・・係止
孔、27・・・カバー、28・・・メカシャーシ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに対して情報の再生及び/又
    は記録を行うのに必要な光学系を支持すると共に、光デ
    ィスクの半径方向に沿って駆動されるベース部と、 このベース部が支持する部品と外部とを電気的に接続す
    るために、ベース部の駆動方向の端面から引き出される
    可撓性プリント基板とを備えており、 前記可撓性プリント基板の一端が前記ベース部の駆動方
    向端面に固定され、他端側がこのベース部の上面に導か
    れ、この上面にて係止されて、さらに外側に折り返され
    て、当該端面を巻回されて下方に導かれていることを特
    徴とする光学ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記可撓性プリント基板が、前記折り返
    し部分にて、ベース部の上面に延びている押さえ板によ
    り係止されていることを特徴とする請求項1に記載の光
    学ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性プリント基板が、前記折り返
    し部分にて、前記ベース部上に設けられた突起に係合す
    る係止孔を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の光学ピックアップ。
  4. 【請求項4】 光ディスクに対して光集束手段を介して
    光を照射し光ディスクの信号記録面からの戻り光を前記
    光集束手段を介して光検出器により検出する光学ピック
    アップと、 前記光集束手段を二軸方向に移動可能に支持する駆動手
    段と、 前記光検出器からの検出信号に基づいて、サーボ信号を
    得る演算部と、 このサーボ信号に基づいて、前記光集束手段の駆動手段
    に対して駆動電流を供給するサーボ手段とを含んでお
    り、 前記光学ピックアップが、 前記光集束手段を含む光学系を支持すると共に、光ディ
    スクの半径方向に沿って駆動されるベース部と、 このベース部が支持する部品と外部とを電気的に接続す
    るために、ベース部の駆動方向の端面から引き出される
    可撓性プリント基板とを備えており、 前記可撓性プリント基板の一端が前記ベース部の駆動方
    向端面に固定され、他端側がこのベース部の上面に導か
    れ、この上面にて係止されて、さらに外側に折り返され
    て、当該端面を巻回されて下方に導かれていることを特
    徴とする光ディスク装置。
JP8266731A 1996-09-17 1996-09-17 光学ピックアップ及び光ディスク装置 Pending JPH1092005A (ja)

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