JP3692729B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク装置に関し、特にそのシャーシの構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
先ず、図1を参照して従来例を説明する。
図1において1は光ディスク装置のシャーシで、このシャーシ1は厚さ0.6〜0.8mm程度の硬い板金で出来ており、このシャーシ1に光ディスクDを回転駆動するためのスピンドルモーター2や光ディスクDに対する信号の記録または再生を行なう光ピックアップ4が支持されている。
【0003】
スピンドルモーター2の駆動軸にはターンテーブル3が取り付けられており、このターンテーブル3に光ディスクDがチャッキングされ、その状態でスピンドルモーター2が駆動することによってターンテーブル3と一体に光ディスクDが回転駆動される。
【0004】
光ピックアップ4は、シャーシ1の下面側に横架固定されるガイド軸5a,5bに沿って光ディスクDの径方向に移動するように支持されており、その一半部には光ディスクDの信号記録面と対向する対物レンズ6を収容する対物レンズ収容部7が設けられているとともに、他半部には上記対物レンズ6を通して光ディスクに対する信号の記録または再生を行なうための光学系が内蔵されている。
【0005】
対物レンズ収容部7において対物レンズ6は、二軸アクチュエーター8によって二軸方向(フォーカシング方向及びトラッキング方向)に動作されるレンズホルダー9に保持されている。
【0006】
光学系は、図2に示すようにレーザー光源としての半導体レーザー10、メニスカスレンズ11、グレーティング12、ビームスプリッタ板13、プリズムミラー14、ウォラストンプリズム15、シリンドリカルレンズ16及び光検出器17により構成されている。
【0007】
そしてこの光学系では、半導体レーザー10から出射されたレーザービームがメニスカスレンズ11及びグレーティング12を通過後、ビームスプリッタ13を通過してプリズムミラー14で垂直に立ち上げられる方向に屈折されて対物レンズ6によって光ディスクの信号記録面に微小スポットとして絞り込まれて入射される。この光ディスクの信号記録面からの反射光は、入射光と同じ光路を戻り、ビームスプリッタ13からウォラストンプリズム15及びシリンドリカルレンズ16を通過して光検出器17へ導かれ、この光検出器17によって反射光の強度変化を捕えて信号が再生される。
【0008】
またこの信号の再生時に、光ディスクに変動があってもレーザースポットが正確に光ディスクの信号記録トラックを捕える必要があるため、前述した二軸アクチュエーター8の駆動によって対物レンズ6を光ディスクの変動に追従させるようにしてある。
【0009】
以上の如く構成される光ピックアップ4はシャーシ1の下面側に配置されているため、シャーシ1には開口部18が設けられ、この開口部18から光ピックアップ4の対物レンズ収容部7側の半部がシャーシ1の上面側に表出されて対物レンズ6が光ディスクDの信号記録面と対向するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近光ディスク装置においては一層の薄型化が進んでいるが、上記の如く構成される従来の光ピックアップ装置では、対物レンズ収容部7側の半部のみが開口部18から表出される構造のため、光ディスク装置全体としての厚みを薄く形成するには限界があった。
【0011】
そこで図3に示す如くシャーシ1の開口部18を大きく形成し、この開口部18から光ピックアップ4がほぼ全面的に表出される構造とすれば、光ピックアップ装置の一層の薄型化が可能となる。
【0012】
しかしながら、このようにシャーシ1の開口部18から光ピックアップ4がほぼ全面的に表出される構造とした場合、開口部18が大きすぎるため、シャーシ1は光ディスク装置のシャーシとして必要な強度を確保できなくなってしまう不具合があった。
【0013】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、シャーシの必要強度を確保しつつ、薄型化を可能とした光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、光ピックアップが移動可能に支持されるシャーシに開口部が設けられ、この開口部から光ピックアップがほぼ全面的に表出される構造の光ディスク装置において、開口部に光ピックアップの移動方向に架け渡される橋渡し部を設けてなるものである。またこの構成において光ピックアップ側には、橋渡し部に対する逃げ凹部を設ける。
【0015】
上記のように開口部に橋渡し部を設けたことによりシャーシは必要な強度が充分に確保され、また光ピックアップは橋渡し部に対する逃げ凹部を設けたことにより橋渡し部が障害となることなくスムーズに移動できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図4を参照しながら本発明の実施の形態例について説明する。
【0017】
図4において1は光ディスク装置のシャーシで、このシャーシ1は厚さ0.6〜0.8mm程度の硬い板金で出来ており、このシャーシ1に光ディスクDを回転駆動するためのスピンドルモーター2や光ディスクDに対する信号の記録または再生を行なう光ピックアップ4が支持されている。
【0018】
スピンドルモーター2の駆動軸にはターンテーブル3が取り付けられており、このターンテーブル3に光ディスクDがチャッキングされ、その状態でスピンドルモーター2が駆動することによってターンテーブル3と一体に光ディスクDが回転駆動される。
【0019】
光ピックアップ4は、シャーシ1の下面側に横架固定されるガイド軸5a,5bに沿って光ディスクDの径方向に移動するように支持されており、その一半部には光ディスクDの信号記録面と対向する対物レンズ6を収容する対物レンズ収容部7が設けられているとともに、他半部には上記対物レンズ6を通して光ディスクに対する信号の記録または再生を行なうための光学系が内蔵されている。
【0020】
対物レンズ収容部7において対物レンズ6は、二軸アクチュエーター8によって二軸方向(フォーカシング方向及びトラッキング方向)に動作されるレンズホルダー9に保持されている。
【0021】
光学系は、図2に示すようにレーザー光源としての半導体レーザー10、メニスカスレンズ11、グレーティング12、ビームスプリッタ板13、プリズムミラー14、ウォラストンプリズム15、シリンドリカルレンズ16及び光検出器17により構成されている。
【0022】
そしてこの光学系では、半導体レーザー10から出射されたレーザービームがメニスカスレンズ11及びグレーティング12を通過後、ビームスプリッタ13を通過してプリズムミラー14で垂直に立ち上げられる方向に屈折されて対物レンズ6によって光ディスクの信号記録面に微小スポットとして絞り込まれて入射される。この光ディスクの信号記録面からの反射光は、入射光と同じ光路を戻り、ビームスプリッタ13からウォラストンプリズム15及びシリンドリカルレンズ16を通過して光検出器17へ導かれ、この光検出器17によって反射光の強度変化を捕えて信号が再生される。
【0023】
またこの信号の再生時に、光ディスクに変動があってもレーザースポットが正確に光ディスクの信号記録トラックを捕える必要があるため、前述した二軸アクチュエーター8の駆動によって対物レンズ6を光ディスクの変動に追従させるようにしてある。
【0024】
以上の如く構成される光ピックアップ4はシャーシ1の下面側に配置されているため、シャーシ1には開口部18が設けられ、この開口部18から光ピックアップ4がシャーシ1の上面側に表出されて対物レンズ6が光ディスクDの信号記録面と対向するようになっている。
【0025】
ここで本例においては光ディスク装置の一層の薄型化を図るために、シャーシ1の開口部18を大きく形成し、この開口部18から光ピックアップ4がほぼ全面的に表出される構造としてある。
【0026】
そしてこのシャーシ1の構造では、開口部18のほぼ中央部に所要幅で光ピックアップ4の移動方向に架け渡される橋渡し部19が一体に設けられている。
この橋渡し19を設けたことにより、シャーシ1は、光ディスク装置のシャーシとして必要な強度が充分に確保されることになる。
【0027】
またこの構成において光ピックアップ4側には、橋渡し部19に対する逃げ凹部20が設けられ、即ち光ピックアップ4は橋渡し部19に対応する部分が逃げ凹部20による薄肉構造となっている。
このため光ピックアップ4は、橋渡し部19が障害となることなく、スムーズに移動することができる。
【0028】
尚、以上の構成において橋渡し部19はシャーシ1と一体に形成されているが、これに限ることなく別体の橋渡し部19をシャーシ1に固定する構造としてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明で明らかな如く本発明は、光ピックアップが移動可能に支持されるシャーシ1に開口部が設けられ、この開口部から光ピックアップがほぼ全面的に表出される構造の光ピックアップ装置において、開口部に光ピックアップの移動方向に架け渡される橋渡し部を設け、また光ピックアップ側にはこの橋渡し部に対する逃げ凹部を設けた構成としたことにより、シャーシの必要強度を維持しながら光ピックアップ装置の一層の薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す構造図で、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図2】光ピックアップの光学系の説明図である。
【図3】他の従来例を示す構造図で、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例を示す構造図で、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【符号の説明】
1‥‥シャーシ、4‥‥光ピックアップ、18‥‥開口部、19‥‥橋渡し部、20‥‥逃げ凹部

Claims (2)

  1. 光ピックアップが移動可能に支持されるシャーシに開口部が設けられ、この開口部から上記光ピックアップがほぼ全面的に表出される構造の光ディスク装置において、上記開口部に上記光ピックアップの移動方向に架け渡される橋渡し部を設けたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 上記光ピックアップに、上記橋渡し部に対する逃げ凹部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
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