JP2843154B2 - 光学ヘッド - Google Patents

光学ヘッド

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JP2843154B2
JP2843154B2 JP2417997A JP41799790A JP2843154B2 JP 2843154 B2 JP2843154 B2 JP 2843154B2 JP 2417997 A JP2417997 A JP 2417997A JP 41799790 A JP41799790 A JP 41799790A JP 2843154 B2 JP2843154 B2 JP 2843154B2
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light
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beam guide
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optical
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洋一 穂坂
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Olympus Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光記録媒体に対物レ
ンズを経て光スポットを投射して、光学的に情報の記録
および/または再生を行う光学式情報記録再生装置に用
いる光学ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光学ヘッドにおいては、一般に、
レーザダイオード等の光源からの光ビームをレンズ、ミ
ラー等の複数の光学素子を経て対物レンズに導いて光記
録媒体上に集束させるようにしている。また、光ビーム
を光記録媒体の情報トラックに合焦状態で追従させるた
めに、対物レンズをフォーカスおよびトラッキング方向
に変位可能に支持して、コイルおよびマグネットを有す
る電磁駆動手段によりフォーカスおよびトラッキング方
向に駆動するようにしていると共に、目的トラックをア
クセスするために、ピックアップ全体をボイスコイルモ
ータ等により情報トラックと交差する方向に駆動するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光学ヘッドにあっては、光源からの光ビームを
レンズやミラー等の複数の光学素子を経て対物レンズに
導くようにしているため、部品点数が多くなり、かつそ
れらの光学的位置調整が面倒となってコスト高になると
いう問題があると共に、重量も重くなって光学ヘッドの
駆動機構が大きくなり、装置全体が大型になるという問
題がある。
【0004】このような問題を解決し得るものとして、
例えば特開昭62−146444号公報において透明で
細長のビーム案内体を用いて光ビームを導くようにした
ものが、また特開平2−10527号公報において光導
波路を用いて光ビームを導くようにしたものが提案され
ている。しかし、特開昭62−146444号公報に開
示された光学ヘッドにあっては、ビーム案内体に対物レ
ンズ作用をも持たせて、光源からの光ビームを単にビー
ム案内体を経て光記録媒体に集束して投射するようにし
ているため、フォーカスおよびトラッキング制御を行う
場合には、光学ヘッド全体を2次元方向に駆動する必要
があり、これがため光学ヘッドの駆動機構が大きくなっ
て装置全体が大型になると共に、高速アクセスが困難に
なるという問題がある。また、特開平2−10527号
公報に開示された光学ヘッドにあっては、光導波路とは
別に対物レンズを設け、光源からの光ビームを光導波路
および対物レンズを経て光記録媒体に集束して投射する
ようにしているため、フォーカスおよびトラッキング制
御を行う場合には、対物レンズを2次元方向に駆動する
電磁駆動手段が必要となり、これがためその部品点数が
多くなってコスト高になると共に、構成も複雑になりか
つ大型になるという問題がある。
【0005】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、低コストにできると共に、小型
軽量化でき、したがって容易に高速アクセスできるよう
適切に構成した光学ヘッドを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため、この発明の光学ヘッドにおいては、光ビー
ムを案内するためのビーム案内板と、このビーム案内板
に設けた光源と、半導体基板に形成したガルバノミラー
とを設け、前記光源からの光ビームを前記ビーム案内板
を透過させて前記ガルバノミラーで反射させた後、再び
前記ビーム案内板に入射させて該ビーム案内板を経て光
記録媒体にその情報トラックと交差する方向に変位可能
に投射するよう構成する。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の第1実施例を示すものであ
る。この実施例では、透明な細長いビーム案内板1を用
い、その一端部にレーザダイオード等の発光素子2を設
けると共に、一方の表面1aにはガルバノミラー3を形
成した半導体基板4を設け、他方の表面1bにはコリメ
ータレンズとして作用するフレネルレンズ5を形成す
る。
【0008】ガルバノミラー3は、半導体基板4をエッ
チングすることにより、例えば図2に斜視図を、図3に
断面図を示すように形成する。すなわち、半導体基板4
の表面に回転軸3aを中心に回動自在に可動部3bを形
成し、この可動部3bの表面に反射膜3cを設けてミラ
ーとして作用させる。また、可動部3bの裏面には電極
3dを設けると共に、この電極3dと対向する半導体基
板4上には、可動部3bの回転軸3aを中心に分離して
二個の対向電極3eおよび3fを設ける。このようにし
て、電源3gおよび3hにより電極3dと3eとの間お
よび3dと3fとの間に選択的に所要の電圧を印加する
ことにより、可動部3bを回転軸3aを中心に揺動させ
るようにする。なお、このようなガルバノミラー3の構
成は、例えばIBM J.RES.DEVELOP.Vol24 No.5 SEPTEMBER
1980,Silicon Torsional Scanning Mirror に記載され
ている。
【0009】この実施例では、発光素子2からの光をビ
ーム案内板1に入射させてその一方の表面1aから屈折
透過させ、その屈折透過した光を半導体基板4に形成し
たガルバノミラー3で反射させて再び一方の表面1aを
経てビーム案内板1に入射させ、その光をビーム案内板
1の他方の表面1bおよび一方の表面1aで順次反射さ
せた後、他方の表面1bに形成したフレネルレンズ5に
より平行光束にして対物レンズ6を経て記録媒体7の記
録層8に集光させて、情報の記録再生を行うようにす
る。なお、ビーム案内板1の他方の表面1b上で、少な
くとも光を反射させる部分には、好適には金属の反射膜
をコートしておく。
【0010】このように構成すれば、ガルバノミラー3
でトラッキング制御を行うことができ、しかもこのガル
バノミラー3は図面では誇張して書いてあるが、極めて
小型、軽量にできる。したがって、フォーカス制御を行
う場合には、対物レンズ6を弾性支持手段によりフォー
カス方向にのみ変位可能に支持して駆動すれば良いの
で、ビーム案内板1を用いることと相俟って、全体を低
コストにできると共に、小型かつ軽量にでき、したがっ
て容易に高速アクセスすることができる。また、対物レ
ンズ6は弾性支持手段によりトラッキング方向に変位可
能に支持する必要がないので、全体を記録媒体7のトラ
ックを横切る方向に移動させて高速アクセスを行って
も、対物レンズ6がトラッキング方向に振れることはな
い。したがって、対物レンズを弾性支持手段によりトラ
ッキング方向に変位可能に支持する場合に必要な高速ア
クセス時の対物レンズ6の振れを検出する機構やその振
れを防止する機構が不要となるので、より低コストにで
きると共に、小型にできる。なお、この実施例におい
て、記録媒体7に記録されている情報の再生において
は、発光素子2の後方ビームをモニタすることにより、
いわゆるスクープ方式により記録情報を読み取ることが
できる。
【0011】図4はこの発明の第2実施例を示すもので
ある。この実施例は、第1実施例においてフレネルレン
ズ5に対物レンズの作用を持たせて、対物レンズ6を省
略したもので、その他の構成は第1実施例と同様であ
る。したがって、この実施例では、フォーカス制御を行
う場合、ビーム案内板1およびガルバノミラー3を含む
全体をフォーカス方向に駆動する必要があるが、ビーム
案内板1やガルバノミラー3は小型かつ軽量にできるの
で、第1実施例と同様の効果を得ることができる。な
お、この実施例においても、記録媒体7に記録されてい
る情報の再生においては、発光素子2の後方ビームをモ
ニタすることにより、いわゆるスクープ方式により情報
を読み取ることができる。
【0012】図5はこの発明の第3実施例を示すもので
ある。この実施例では、透明で細長いビーム案内板11
を用い、その一端部にレーザダイオード等の発光素子1
2を設けると共に、一方の表面11aには枠状の支持体
13を介してガルバノミラー14、APC用の光検出器
15および情報検出用の光検出器16を形成した半導体
基板17を設け、他方の表面11bには対物レンズとし
て作用するフレネルレンズ18を形成する。発光素子1
2からの光は、ビーム案内板11に入射させて一方の表
面11aで二分割し、その透過光は光検出器15で受光
し、反射光は他方の表面11bで反射させた後、一方の
表面11aを屈折透過させてガルバノミラー14で反射
させ、その後再び一方の表面11aに入射させてフレネ
ルレンズ18を経て記録媒体19の記録層20に集光さ
せる。また、記録媒体19の記録層20での反射光は、
フレネルレンズ18、ビーム案内板11、ガルバノミラ
ー14およびビーム案内板11を経て情報検出用の光検
出器16に入射させる。
【0013】情報検出用の光検出器16は、図6に平面
図をも示すように、同心円状の二つの受光領域をトラッ
キング方向と直交する方向に二分割した四つの受光領域
16a〜16dをもって構成し、内側の二つの受光領域
16a,16bの出力の和と、外側の二つの受光領域1
6c,16dの出力の和との差を差動増幅器21aで検
出することによりフォーカスエラー信号(FE)を得、
トラッキング方向と直交する方向の分割線を境とする一
方の側の二つの受光領域16a,16cの出力の和と、
他方の側の二つの受光領域16b,16dの出力の和と
の差を差動増幅器21bで検出することによりトラッキ
ングエラー信号(TE)を得、また四つの受光領域16
a〜16dの出力の和を加算器22で検出することによ
り情報信号(RF)を得るようにする。なお、ビーム案
内板11の一方の表面11aで、発光素子12からの出
射光がAPC用の光検出器15に入射する部分および記
録媒体19からの戻り光が情報検出用の光検出器16に
入射する部分はハーフミラーとして構成し、またビーム
案内板11の他方の表面11b上で、少なくとも光を反
射させる部分には、好適には金属の反射膜をコートして
おく。このようにして、この実施例では、光検出器15
の出力に基づいて発光素子12のパワーを制御すると共
に、光検出器16の出力に基づいてフォーカスエラー信
号およびトラッキングエラー信号を検出し、フォーカス
エラー信号に基づいて全体をフォーカス方向に変位さ
せ、トラッキングエラー信号に基づいてガルバノミラー
14の駆動を制御しながら、情報の記録再生を行う。し
たがって、この実施例においても、第2実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0014】図7はこの発明の第4実施例を示すもので
ある。この実施例は、光磁気記録媒体に対して情報の記
録再生を行うものである。このため、この実施例では、
第3実施例において半導体基板17にさらに二個の光検
出器25a,25bを形成すると共に、半導体基板17
上に光導波路26a、偏光回折格子27a、光導波路2
6bおよび偏光回折格子27bを順次に積層して設け
る。なお、光導波路26aはその一端を光検出器25a
に、光導波路26bはその一端を光検出器25bにそれ
ぞれ連結して設け、偏光回折格子27aおよび27bは
それらの格子方向を直交して設けると共に、偏光回折格
子27bは好適にはその表面をビーム案内板11の一方
の表面11aに接触させるようにする。
【0015】このようにして、この実施例では、発光素
子12からの光を、ビーム案内板11に入射させて一方
の表面11aで二分割し、その透過光を光検出器15で
受光し、反射光は他方の表面11bで反射させた後、一
方の表面11aを屈折透過させてガルバノミラー14で
反射させ、その後再び一方の表面11aに入射させて他
方の表面11bおよび一方の表面11aで順次反射させ
てフレネルレンズ18を経て光磁気記録媒体28の記録
層29に集光させる。また、光磁気記録媒体28の記録
層29での反射光は、フレネルレンズ18を経てビーム
案内板11の一方の表面11aで一部反射させると共
に、偏光回折格子27bによって磁気光学効果により生
じた偏光成分の一方向を屈折させ、他の方向を透過させ
る。
【0016】ビーム案内板11の一方の表面11aで一
部反射された光磁気記録媒体28からの戻り光は、他方
の表面11b、ガルバノミラー14および他方の表面1
1bで順次反射させた後、一方の表面11aを透過させ
て光検出器16で受光し、その四つの受光領域16a〜
16dの出力に基づいて第3実施例と同様にしてフォー
カスエラー信号およびトラッキングエラー信号を検出す
るようにする。また、偏光回折格子27bで屈折される
光磁気記録媒体28からの戻り光の一方向の偏光成分
は、光導波路26bを経て光検出器25bで受光し、偏
光回折格子27bを透過する他方向の偏光成分は偏光回
折格子27aで屈折させて、光導波路26aを経て光検
出器25aで受光し、これら光検出器25aおよび25
bの出力の差を差動検出器30で検出することにより情
報信号(RF)を得るようにする。したがって、この実
施例においても、第2実施例と同様の効果を得ることが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、光
源からの光ビームをビーム案内板を透過させて半導体基
板に形成したガルバノミラーで反射させた後、再びビー
ム案内板に入射させて該ビーム案内板を経て光記録媒体
にその情報トラックと交差する方向に変位可能に投射す
るようにしたので、部品点数を少なくでき、低コストに
できると共に、小型軽量にでき、高速アクセスも容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す図である。
【図2】図1に示すガルバノミラーの構成を示す斜視図
である。
【図3】同じく図1に示すガルバノミラーの構成を示す
断面図である。
【図4】この発明の第2実施例を示す図である。
【図5】この発明の第3実施例を示す図である。
【図6】図5に示す光検出器の構成を示す平面図であ
る。
【図7】この発明の第4実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 ビーム案内板 2 発光素子 3 ガルバノミラー 4 半導体基板 5 フレネルレンズ 6 対物レンズ 7 記録媒体 8 記録層

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを案内するためのビーム案内板
    と、このビーム案内板に設けた光源と、半導体基板に形
    成したガルバノミラーとを具え、前記光源からの光ビー
    ムを前記ビーム案内板を透過させて前記ガルバノミラー
    で反射させた後、再び前記ビーム案内板に入射させて該
    ビーム案内板を経て光記録媒体にその情報トラックと交
    差する方向に変位可能に投射するよう構成したことを特
    徴とする光学ヘッド。
JP2417997A 1990-12-14 1990-12-14 光学ヘッド Expired - Lifetime JP2843154B2 (ja)

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JP2417997A JP2843154B2 (ja) 1990-12-14 1990-12-14 光学ヘッド

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JPH04216332A JPH04216332A (ja) 1992-08-06
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Effective date: 19980922