JP3584845B2 - Icデバイスの試験装置及び試験方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばフラッシュEEPROM(Electrically Ereasable Programmable ROM)等のICデバイスの電気的特性の試験を行うために好適に用いられるICデバイスの試験装置及び試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ICデバイスの電気的特性の試験を行うための装置は、大別してICテスタとICハンドラとから構成される。ICテスタは、予め設定した試験パターンに基づいてICデバイスに通電することによって、その電気的特性を測定して、欠陥の有無等を測定するためのものである。これに対して、ICハンドラは、試験を行うべきICデバイスをICテスタと接続し、また試験が終了したICデバイスを試験結果に基づいて分類分けするためのものである。
【0003】
従って、ICハンドラは、ICデバイスをICテスタに接続するために、ICデバイスが着脱可能に載置されるテストボードと、ICデバイスをテストボードに供給するためのローダ部と、試験が終了したICデバイスを分類毎に分けて収納するアンローダ部と、ICデバイスをローダ部からテストボードに、またテストボードからアンローダ部に移載するための移載手段とから大略構成される。
【0004】
ここで、ICデバイスの試験装置は、通常、所定数のICデバイスを同時に試験するように構成される。このために、テストボードには、例えば32箇所、64箇所、128箇所等というように、縦横に多数のコンタクト部を設けて、これら各コンタクト部にICデバイスを着脱可能に載置できるようになし、このようにしてテストボードに載置した多数のICデバイスを同時に試験するように構成される。
【0005】
また、試験すべきICデバイスは、収納治具として、例えばトレーに多数収納させるようにする。従って、ローダ部には、ICデバイスを収納させたトレーを段積みにし、このトレーから移載手段でICデバイスを取り出す。一方、試験終了後にアンローダ部に送り込まれたICデバイスは、試験結果に基づいて、例えば良品、不良品等に分類分けして、ローダ部に設置したトレーと同じ構造のものまたはそれとは異なる収納治具に収納させる。さらに、ICデバイスの移載を行う移載手段は、ICデバイスのパッケージ部を真空吸着する手段をロボットに装着することにより構成するのが一般的である。さらにまた、ローダ部及びアンローダ部は、測定機構部から離れた位置にあるのが一般的であり、このためにICデバイスは、ローダ部から測定機構部に、また測定機構部からアンローダ部に搬送しなければならない。従って、ローダ部と測定機構部との間、及び測定機構部とアンローダ部との間にICデバイスを搬送する手段も必要となる。搬送手段としては、前述したトレーや、それ以外の搬送部材等を用いるか、またはテストボードを搬送手段として機能させるようにすることもできる。
【0006】
特に、ICデバイスの試験は、常温状態だけでなく、高温状態及び低温状態での試験が行われる。この温度条件を与えた上での試験を行うために、恒温槽が用いられ、測定機構部はこの恒温槽の内部に設けられる。従って、ICデバイスは恒温槽内に搬入して、所定時間滞留させることによって、ICデバイスを設定温度にまで加熱乃至冷却して試験を行うようにする。このために、テストボードをローダ部から恒温槽内を経てアンローダ部に移行させ、さらにローダ部に戻すというように、テストボードを循環させるように構成するのが一般的である。そして、このテストボードを槽内で搬送する間に設定温度となるまで加熱乃至冷却し、これら各ICデバイスの試験を実行する際には、テストボードをICテスタに接続したインターフェースボードに着脱可能に接続するようにする。
【0007】
以上のように構成することによって、多数のICデバイスを同時に一斉に試験を実行することができ、試験の効率化が図られ、しかもこのICデバイスの試験と並行して、テストボードとローダ部及びアンローダ部との間におけるICデバイスの移載及びそのプリヒートとが行われる。従って、これら各工程をオーバーラップさせることができることからも、短時間で大量のICデバイスを効率的に試験することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、集積回路素子としてのICデバイスとしては、様々な機能を有する素子があり、各種のICデバイスに対して、その電気的特性の試験が行われる。ICデバイスのうち、例えばDRAM等にあっては、試験のパターンは比較的単純であり、しかも全てのICデバイスについて、電気的特性の試験に要する時間はほぼ一定である。従って、テストボードに多数載置されている全てのICデバイスに対して、同時に、しかも一斉に同じ試験プログラムを実行させるようにすることができる。
【0009】
しかしながら、ICデバイスの種類によっては、必ずしも試験時間が一定しないものもある。例えばEEPROM等の試験を行うに当っては、少なくともデータの書き込み試験とデータの消去試験との2種類のパターンの試験を実行しなければならない。ここで、データの書き込み試験を行う際に、1回の書き込み動作でデータの書き込みが成功するとは限らず、通常は複数回の書き込み動作を要とする。しかも、各ICデバイスにおいて、また同じICデバイスであっても、複数のアドレスにおいて、メモリセルへのデータの書き込みが成功するまでの回数はまちまちである。そして、所定の規定回数が設定され、各々のアドレスにおいて、それぞれ規定回数内で書き込みが必要な全てのメモリセルにデータが書き込まれた時に、それを良品として判定する。また、データの消去試験についても同様であり、規定回数内で、全てのメモリセルに書き込まれたデータが消去された時に、それが良品として判定されることになる。
【0010】
以上のように、EEPROM等のICデバイスの試験を行う際には、各ICデバイス毎に試験時間が大きくばらつき、最短で試験が終了するものに対して、最長の試験時間は数倍乃至十数倍程度の開きがあるものもある。従って、前述した従来技術のように、複数のICデバイスを同時に一斉に試験するようにした場合には、1回の試験に要する時間は最も長い時間を要したものに合わせなければならない。その結果、試験時間が異常に長くなることがあり、試験の迅速化、効率がが図られなくなる。また、各テストボードの試験時間に大きなばらつきが生じるから、この試験と並行して行われる他の工程、つまりICデバイスのロード,アンロード工程、プリヒート工程にも大きな影響を与える等の不都合もある。
【0011】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、個々のICデバイスにより実行される試験時間に大きな差があるものについて、極めて迅速かつ効率的に、しかも円滑に試験を行えるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のICデバイスの試験装置の構成としては、ICテスタに接続して設けられ、ICデバイスが載置されるコンタクト部が複数箇所形成された試験ボードが装着され、これら各コンタクト部に載置されたICデバイスに対して各々個別的に独立して電気的特性の試験を実行する測定機構部と、前記試験ボードに試験すべきICデバイスを供給するローダ部と、前記測定機構部で試験されたICデバイスが排出されるアンローダ部と、前記ローダ部から測定機構部に、測定機構部からアンローダ部にICデバイスを移載するデバイス移載機構とを備えたICデバイスの試験装置であって、前記各コンタクト部で実行されている試験について、各々個別のコンタクト部での試験終了を検出して、試験が終了したICデバイスが載置されているコンタクト部のICデバイスの移載・交換命令を出力する手段と、このICデバイスの移載・交換命令に基づいて、試験が終了したICデバイスをコンタクト部から取り出して、当該のコンタクト部に新たに試験すべきICデバイスを移載するように前記デバイス移載機構を作動させるように制御する手段と、ICデバイスが取り出されたコンタクト部に新たに試験すべきICデバイスが載置されたことを検出して、前記ICテスタに対してそのICデバイスの試験開始を要求する手段とを備える構成としたことをその特徴とするものである。
【0013】
また、本発明によるICデバイスの試験方法は、デバイス移載機構によって、ローダ部からICデバイスを取り出して、複数のコンタクト部を有する試験ボードを設けた測定機構部に供給して、この測定機構部の試験ボードにおける各コンタクト部では、それぞれ個別的に独立してICデバイスの電気的特性の試験を実行し、また各々のコンタクト部でそれぞれ独立してICデバイスに対する試験が実行されて、いずれかのコンタクト部に載置したICデバイスの試験が終了したときには、当該のコンタクト部における試験の終了を個別的に検出し、いずれかの位置のコンタクト部で試験が終了したことを検出した時には、そのコンタクト部からデバイス移載機構により試験が終了したICデバイスを取り出し、次いで新たなICデバイスを交換的に載置するようになし、さらに当該のコンタクト部で新たなICデバイスが載置されたことの検出信号に基づいて、当該のコンタクト部に載置したICデバイスの試験を開始することをその特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下においては、ICデバイスを加熱乃至冷却した状態で試験を行うものとして構成した試験装置について説明するが、常温状態で行う場合にも適用できるのは言うまでもない。
【0015】
まず、図1にICデバイスの試験装置の全体構成が示されており、また図2にICデバイスを載置した試験ボードの構成が示されている。これらの図において、1はローダ部、2はアンローダ部、3は恒温槽である。恒温槽3内には、ICデバイスDが載置されて、電気的特性の試験が行われる試験ボード4を設けた測定機構部と、供給用コンベア5及び排出用コンベア6とを備え、さらにICデバイスDを移載するための槽内ロボット7が設けられている。ローダ部1には、多数のトレー8が段積みにして設置されており、トレーからICデバイスDを取り出して、供給用コンベア5に移載するローダロボット9が設けられる。また、アンローダ部2にも、トレー8が設置されており、このアンローダ部2では、分類分けする種類に応じた数のトレー8が並べて設けられる。そして、試験ボード4から排出用コンベア6に排出されたICデバイスDを取り出して、このアンローダ部2に設置したトレー8に移載するためのアンローダロボット10が設けられている。ここで、ローダ部1に設置されているトレー8には、試験すべきICデバイスDが載置されており、またアンローダ部のトレー8は空の状態になっている。
【0016】
試験ボード4には、コンタクト部を構成するソケット11が縦横に、例えば32個,64個,128個等というように多数設けられており、ソケット11にはICデバイスDが着脱可能に載置されるようになっている。そして、各ソケットには、それぞれICデバイスDのリードに対応する位置に所定数の接点12が設けられており、これら各接点12は図示しないICテスタとワイヤリング13(又は接続基板等)により電気的に接続されている。従って、ICデバイスDをソケット11に載置することによって、ICテスタに予め設定されている試験パターンに基づいて、このICデバイスDに、所要のデータを書き込んだり、読み出したり、また書き込まれたデータを消去したりするようにして試験プログラムが実行される。従って。試験ボード4は、ソケット11を支持するテストボードとしての機能と、ICテスタのインターフェースボードとしての機能とを合わせ有するものである。
【0017】
而して、ICテスタでは、試験ボード4に設けた各ソケット11毎に試験プログラムを実行することができ、しかも全てのソケット11のICデバイスDに対して並列的に、かつそれぞれ独立して試験を行えるようになっている。そして、各ソケット11において、実行される試験プログラムの進行度合いが一致している必要もない。従って、あるソケットでは、データの書き込みが行われ、これと並行して他のソケットではデータの消去を行ったりすることができ、また異なるアドレスにおけるデータの書き込みや消去を実行できるようになっている。
【0018】
ここで、試験ボード4に設けた多数のソケット11には、ICデバイスDがそれぞれ個別的に供給されるようになっている。このために、ローダ部1のトレー8から槽内ロボット7で取り出せる位置までICデバイスDを搬送する必要がある。このために供給用コンベア5が設けられており、この供給用コンベア5は例えば図3に示したように構成される。同図において、20,20は所定の間隔離間させた左右一対からなる無端状のチェーンコンベアであり、これら両チェーンコンベア20,20間には、デバイス搬送手段を構成するデバイス搬送ブロック21が搬送方向に向けてほぼ隙間なく多数並べるように配置されている。
【0019】
デバイス搬送ブロック21は、チェーンコンベア20による搬送方向と直交する方向に複数箇所(図示したものにあっては4箇所)にデバイス位置決め用の凹部21aが形成されている。このチェーンコンベア20は、図1において、恒温槽3の外部から、同図にSで示した移載位置にまでICデバイスDを搬送するためのものである。従って、恒温槽3の外部で、ローダ部1に配置したトレー8からローダロボット9により試験すべきICデバイスDがこれら各凹部21aに移載されるようになっている。
【0020】
ローダロボット9には、図示は省略するが、ICデバイスDのパッケージ部を真空吸着する手段を備えている。そして、トレー8におけるICデバイスDの配置間隔と、デバイス搬送ブロック21に4箇所の凹部21aの間隔とを一致させておけば、ローダロボット9で4個のICデバイスDを同時に吸着してデバイス搬送ブロック21に移載することができる。
【0021】
チェーンコンベア20を駆動することにより、各凹部21aにICデバイスDを設置したデバイス搬送ブロック21は恒温槽3内に搬入される。そして、移載位置Sまで搬送された時に、槽内ロボット7でICデバイスDが取り出されて、試験ボード4のソケット11に移載されることになる。この移載時に、ICデバイスDが粗位置決めされている方がソケット11に移載した時に、正確に所定の位置に配置できる。このためには、凹部21aの上端部にはさそい込みテーパ面を設ける等により、ICデバイスDがローダ部1から移載される際に、このICデバイスDを粗位置決めするようになっているのが望ましい。なお、排出用コンベア6の構成も、この供給用コンベア5と実質的に同じ構成となっているので、その図示及び説明は省略する。
【0022】
ここで、供給用コンベア5は、恒温槽3内でICデバイスDを所定の搬送距離を有するようになっている。従って、供給用コンベア5のデバイス搬送ブロック21によりICデバイスDを搬送する間に、このICデバイスDは試験温度として設定した温度状態にまで加熱乃至冷却されることになる。つまり、この供給用コンベア5はICデバイスDのプリヒート機能をも発揮する。そして、供給用コンベア5において、移載位置Sにまでデバイス搬送ブロック21が搬送されると、槽内ロボット5によりこのデバイス搬送ブロック21の凹部21aからICデバイスDが取り出されて、試験ボード4に設けたソケット11に移載される。この移載位置Sには、図4に示したように、デバイス搬送ブロック21を位置決めする機構が設けられている。この位置決め機構は、シリンダ等の駆動手段22により昇降駆動される位置決め板23の左右の両側位置に位置決めピン24が垂設されている。一方、デバイス搬送ブロック21には、この位置決めピン24に対応する位置に嵌入孔21bが形成されている。従って、駆動手段22を作動させて、位置決め板23が下降すると、位置決めピン24がデバイス搬送ブロック21の嵌入孔21b内に嵌入することになる結果、このデバイス搬送ブロック21は所定の位置に安定した状態に保持され、その凹部21aから円滑かつ確実にICデバイスDを取り出すことができるようになる。
【0023】
また、移載位置Sには、デバイス搬送ブロック21における各凹部21a内にICデバイスDが収容されているか否かを、例えば光学センサ等で検出できるようにしている。このために、各凹部21aの底面に検出用開口25が設けられており、これら各検出用開口25の上下には、発光素子と受光素子とからなる透過型の光センサ26が設けられている。
【0024】
光センサ26はデバイス搬送ブロック21におけるどの位置の凹部21aにICデバイスDが収容されているかを検出するためのものであるが、さらに供給用コンベア5のピッチ送りのタイミングを設定する機能も有する。つまり、供給用コンベア5は間欠送りされるものであり、移載位置Sに配置されているデバイス搬送ブロック21において、4箇所設けられている凹部21aの全てからICデバイスDが取り出されるまでは、その位置に静止状態に保持され、光センサ26により全ての凹部21aが空になったことが検出された時に、1ピッチ分だけ送られるようになる。
【0025】
次に、供給用コンベア5から試験ボード4のソケット11にICデバイスDを供給し、またソケット11で試験が終了したICデバイスDを排出用コンベア6に移載するために設けられる槽内ロボット7は、水平方向において、左右及び前後に可動なX軸アーム7aと、Y軸アーム7bとを備えており、Y軸アーム7bには、図2及び図5に示したように、それぞれ個別的に昇降できるデバイス移載手段30が設けられている。デバイス移載手段30は、Y軸アーム7bに取り付けたアクチュエータ31により水平方向に180ー往復回動可能となった回動軸32の下端部に連結して設けた支持板33に、ガイドロッド34により昇降可能な昇降板35に吸着ノズル36を設けることにより構成される。そして、昇降板35はガイドロッド34の先端に設けた駆動板37により昇降駆動されるものであり、この駆動板37を作動させるために、シリンダ等の駆動手段38が支持板33に取り付けられている。なお、デバイス移載手段30はY軸アーム7bに対して回転可能に連結せず、Y軸アーム7bに対してスライド可能に連結するように構成することもできる。
【0026】
而して、吸着ノズル36を装着した昇降板35及びそれをガイドするガイドロッド34、並びにこの吸着ノズル36を昇降させるための駆動板37及び駆動手段38によりICデバイスDの移載ユニット39が構成され、この移載ユニット39は、支持板33に回動軸32を中心として対称となる位置に2組設けられている。このように2組設けられている移載ユニット39のうち、一方はソケット11から試験が終了したICデバイスDを取り出すためのものであり、他方は新たなICデバイスDをソケット11に装着するためのものである。従って、槽内ロボット7によりデバイス移載手段30がデバイス搬送用ブロック21の上部位置に配置された時には、一方の移載ユニット39を構成する吸着ノズル36で1個のICデバイスDを取り出し、試験ボード4と対面する位置にデバイス移載手段30が変位した時には、まずICデバイスDを吸着していない吸着ノズル36を作動して、ソケット11から試験が終了したICデバイスDを取り出し、次いでICデバイスDを吸着している吸着ノズルにより新たなICデバイスDがソケット11に載置されることになる。なお、槽内ロボット7には、2組の移載ユニット39を含むデバイス移載手段30は複数設けるようにしても良い。
【0027】
以上のことから、デバイス移載機構は、少なくとも槽内ロボット7と一対の移載ユニット39で構成されるデバイス移載手段30とを含むものである。また、ローダ部1からは、ローダロボット9から供給用コンベア5におけるデバイス搬送ブロック21を介してICデバイスDを供給するようになっているが、例えばトレー8等を搬送用治具として恒温槽3内に送り込むようにすることもできる。また、恒温槽を設けない場合には、ローダロボットに直接デバイス移載手段を設けることができる。要するに、デバイス移載機構は吸着ノズルを備え、ICデバイスDをソケット11に供給する機構である。
【0028】
ところで、ソケット11にICデバイスDを載置した時に、このICデバイスDの各リードはソケット11の各接点12と確実にコンタクトさせなければならない。このために、図2に示したように、各接点12は弾性部材から構成され、またソケット11に形成した左右の側壁11aに、ICデバイスDのリードを接点12に圧接させる方向に押圧するクランプ部材14を設ける。そして、ICデバイスDを移載する際には、クランプ部材14を開放する必要がある。このために、クランプ部材14は、揺動板14aの先端にリードに当接するクランプ爪14bを設けると共に、揺動板14aの中間位置を側壁11aに設けた支軸15に揺動可能に支持させて設けるように構成される。さらに、揺動板14aの他側の端部には、作動アーム16を上方に突出するようにして設け、この作動アーム16の先端にローラ17が取り付けられている。また、揺動板14aには、図示は省略するが、常時クランプ爪14bを接点12に押圧する方向に付勢するようにばねが作用している。従って、ICデバイスDがソケット11に載置されると、クランプ部材14はリードを接点12に圧接させるようになり、もってリードを接点12に確実にコンタクトさせることができる。
【0029】
ソケット11にICデバイスDを載置したり、取り出したりする際には、クランプ部材14によるクランプを解除しなければならない。デバイス移載手段30を構成する移載ユニット39には昇降板35に吸着ノズル36が装着されている。駆動手段38により昇降板35を下降させると、まずこの昇降板35の下面がローラ17に当接することになる。その結果、クランプ部材14は支軸15を中心として、クランプ爪14bがソケット11の上部を開放する方向に回動変位することになる。
【0030】
これによって、移載ユニット39の昇降板35を下降させる動作により、ソケット11の上部を開放して、吸着ノズル36により吸着したICデバイスDをソケット11に配置することができ、また昇降板35の上昇動作によりソケット11に移載されたICデバイスDのリードがクランプされて、接点12を撓める方向の押圧力を作用させ、確実に電気的に接続した状態にすることができる。一方、ソケット11からICデバイスDを取り出すために、昇降板35を下降させると、クランプ部材14によるICデバイスDのクランプを解除した後に、吸着ノズル36がこのICデバイスDに当接する。そこで、このICデバイスDのパッケージ部を吸着して取り出すことができる。
【0031】
このようにしてソケット11にICデバイスDの移載が行われるが、図6に示したように、ソケット11の側壁11b,11b間に透過型の光センサ18が設けられており、この光センサ18によってソケット11にICデバイスDが載置されたことを検出できるようになっている。なお、ICデバイスDが載置されたことを検出する手段としては、これに代えて、例えば吸着ノズル36の圧力を検出する、所謂吸着センサで構成することもできる。つまり、吸着ノズル36でICデバイスDが吸着されると、吸着ノズル36の内部が負圧状態になり、ICデバイスDを脱着すると、大気圧乃至それに近い圧力状態になるので、この圧力変化を検出することによっても、吸着ノズル36からソケット11にICデバイスDの移載が完了したことを検出することができる。
【0032】
ICデバイスの試験装置は、概略以上のように構成されるものであり、次にこの試験装置を用いてICデバイスDの電気的特性の試験を行う方法について説明する。
【0033】
まず、試験を開始するに当っては、ICデバイスDを試験温度として設定されている温度に加熱乃至冷却する。このように、ICデバイスDに温度条件を与えるために、恒温槽3が設けられている。従って、恒温槽3の内部を設定温度に維持しておき、各デバイス搬送ブロック21を構成する凹部21aに順次ICデバイスDを設置する。この操作はローダロボット9を作動させることにより行う。そして、チェーンコンベア20を作動させて、ICデバイスDが収容されているデバイス搬送ブロック21のうち、先頭のものが移載位置Sに至るまでローダロボット9を作動させて、ICデバイスDの移載を継続する。
【0034】
移載位置Sに配置されているデバイス搬送ブロック21の凹部21aに載置したICデバイスDが設定温度となるまで待機した後に、槽内ロボット7を作動させて、ICデバイスDを順次試験ボード4のソケット11に移載することによりICデバイスDの試験が開始される。なお、当該のデバイス搬送ブロック21からICデバイスDが払い出されると、チェーンコンベア20を1ピッチ分送ることにより次のデバイス搬送ブロック21を移載位置Sに移行させて、試験ボード4に設けた全てのソケット11にICデバイスDが移載されるまでICデバイスDの移載を継続する。
【0035】
ここで、試験ボード4に設けた全てのソケット11にICデバイスDが移載されるまでこの操作を継続するが、ソケット11にICデバイスDが移載されると、各ソケット11に設けた光センサ18によりそれが検出されるので、この光センサ18からの信号をトリガとして、ICテスタに当該のソケット11に対する試験の開始を要求することによって、ソケット11にICデバイスDが載置される毎に、順次試験を行うことができる。なお、一度全てのソケット11にICデバイスDの移載が完了するまで試験の開始を待つようにしても良いが、試験の効率化、高速化のためには、ソケット11にICデバイスDが載置される毎に試験を行うように設定するのが望ましい。
【0036】
従って、遅くとも、試験ボード4における全てのソケット11にICデバイスDが載置された後には、それぞれソケット11におけるICデバイスDの試験が開始する。
【0037】
つまり、図7に示したように、試験ボード4におけるソケット11に空きがあるか、つまりICデバイスDがまだ載置されていないソケットがあるか否かの検出を行い(ステップ1)、空きがあれば、デバイス移載手段30を作動させて、ICデバイスDをデバイス搬送ブロック21から取り出して、空いているソケットに移載する(ステップ2)。全てのソケットにICデバイスDが載置された後には、デバイス移載手段30を供給用コンベア5の移載位置Sに移行させて、当該の位置におけるデバイス搬送ブロック21からICデバイスDを1個吸着して保持する(ステップ3)。この状態で、試験ボード4のいずれかのソケットでICデバイスDの試験が終了するまでは待機状態とし、いずれかのソケットでICデバイスDの試験が終了すると(ステップ4)、当該のソケットにおけるICデバイスDの移載・交換命令が出されて、ICデバイスDが交換される(ステップ5)。
【0038】
而して、ICデバイスDの交換は次のようにして行う。まず、デバイス移載手段30が、試験を終えたICデバイスDの上部位置に移動し、2組設けた移載ユニット39,39のうち、吸着ノズル36にICデバイスが吸着されていないノズルをソケット11上に配置して、昇降板35を下降させる。そして、吸着ノズル36でソケット11に載置されているICデバイスDを吸着して取り出す。この状態で、支持板33を180°回動(またはスライド変位)させることによって、次に試験を行うICデバイスDを吸着した吸着ノズル36をソケット11の上部に位置させる。そして、この吸着ノズル36が取り付けられている昇降板35を下降させることによって、このICデバイスDをソケット11に移載することができる。
【0039】
当該のソケット11に新たなICデバイスDが載置されたことは、光センサ18で検出される。そこで、この光センサ18からの信号に基づいて、このソケット11にICデバイスDが載置されたことが確認されると(ステップ6)、ICテスタにはこのソケット11に対する試験の開始要求が出され、これに基づいて試験が実行される(ステップ7)。また、デバイス移載手段30における一方の移載ユニット39の吸着ノズル36には試験が終了したICデバイスDが吸着保持されているので、このデバイス移載手段30を作動させて、排出用コンベア6の位置にまで移動して、このICデバイスDを排出用コンベア6に移載する(ステップ8)。その後に、ステップ3に戻り、デバイス移載手段30により1個のICデバイスDを吸着して、次のソケット11でICデバイスDの試験が終了するまで待機する。以下、順次この動作を繰り返すことによって、ICデバイスDの試験を継続する。
【0040】
以上の手順を実行するためには、例えば概略図8に示したような回路を設けるようにする。同図において、TはICテスタ、Cはコントローラであり、ICテスタTからは、試験ボード4における各ソケット11に試験を行うべく、信号の授受が行われることになる。なお、信号の授受は各ソケット11に対してそれぞれ独立して行われる。例えば、図8においては、ソケット11が8個設けられている場合を示し、この場合にはICテスタTと各ソケット11との間にはそれぞれ独立の信号ラインの束が8本設けられる。なお、ソケット11が64個設けられている場合には、64本の信号ラインの束が接続される。コントローラCはデバイス移載手段30の作動を制御するためのものであり、かつICテスタTに試験開始要求を出力するためのものである。
【0041】
従って、各ソケット11に載置されているICデバイスDの試験が終了する毎に、ICテスタTからコントローラCにデバイス移載手段30を駆動すべき旨の信号が出力される。従って、ICテスタTは各々のソケット11に載置されたICデバイスDに対して試験が終了したことを検出する手段を構成する。また、このICテスタTからの信号に基づいてデバイス移載手段30を作動させる手段はコントローラCで構成される。従って、このコントローラCからの駆動信号により、デバイス移載手段30と、このデバイス移載手段30を装着した槽内ロボット7が所定の手順に従って作動する。また、試験ボード4における各々のソケット11には光センサ18が設けられており、これら各光センサ18は、ソケット11内にICデバイスDが載置されている時には光の透過が遮断され、ICデバイスDが取り出されると光が透過する。従って、コントローラCでは、受光素子の受光レベルがLからHになった時、つまり受信信号の立ち上がりがあった時に、ソケット11にICデバイスDが載置されたと判断して、ICテスタTに試験開始要求を出力する。つまり、光センサ18が、当該のソケット11に新たに試験すべきICデバイスDが載置されたことを検出する手段を構成する。なお、ICテスタTでは、この試験開始要求を受けた後に、所定の時間遅れをもって当該のソケット11に載置したICデバイスDの試験を開始する。
【0042】
而して、以上の手順に従って次々にICデバイスDの試験が行われるが、例えば、試験ボード4に8個のソケット11が装着されているとした時に、図9に示したようなタイミングでICデバイスDの試験が実行されることになる。同図において、No.1〜No.8は、試験ボード4に設けられているそれぞれのソケットであり、レベルHは試験が実行されている状態を示し、レベルLはICデバイスDの移載が行われている状態を示している。これらのうち、同図に示したNo.5のソケットでは、ICデバイスDの試験時間が最も長いT となっており、またNo.7のソケットでは試験時間がT と最も短くなっている。このように、最長から最短まで、試験時間には大きなばらつきが存在するものの、各ソケットではそれぞれ実質的に待ち時間なく、試験が終了する毎に直ちにICデバイスDが取り出されて、新たなICデバイスDの試験が行われる。従って、大量のICデバイスDを短い時間で、極めて効率的に試験することができ、装置の稼動効率が著しく高くなる。
【0043】
なお、図中において、同時に複数のソケットでICデバイスDの試験が終了することもある。この場合には、コントローラCでは、各ソケットに優先順位をつけて、ICデバイスDの移載を順次行うようにする。例えば、図示したものでは、No.1の2番目のICデバイスDの試験終了とNo.8の1番目のICデバイスDの試験終了とが同時となっているが、この場合にはNo.1のソケットから先にICデバイスDの交換を行い、次いでNo.8のソケットのICデバイスDの交換を行う。このために、No.8のソケットでは多少待ち時間が長くなるが、このICデバイスDの交換時間は短時間で終えるので、あまり時間的なロスが生じない。ただし、この交換の待ち時間を短縮するには、槽内ロボット7に複数組のデバイス移載手段30を設けるようにすれば良い。
【0044】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、個々のICデバイスにより実行される試験時間に大きな差があるものについて、極めて迅速かつ効率的に、しかも円滑に試験を行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すICデバイスの試験装置の全体構成図である。
【図2】図1の試験装置に用いられるデバイス移載手段及びICデバイスと共に示す試験ボードの断面図である。
【図3】供給用コンベアの構成説明図である。
【図4】供給用コンベアによるICデバイスの搬送経路における移載位置の構成説明図である。
【図5】図2のデバイス移載手段の左側面図である。
【図6】ソケットに設けた光センサの構成説明図である。
【図7】本発明によるICデバイスの試験装置を用いてICデバイスの試験を行う手順を示すフローチャート図である。
【図8】試験装置の動作を制御する機構の構成を示すブロック図である。
【図9】試験手順を示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 ローダ部 2 アンローダ部
3 恒温槽 4 試験ボード
5 供給用コンベア 6 排出用コンベア
7 槽内ロボット 11 ソケット
12 接点 18 光センサ
20 チェーンコンベア 21 デバイス搬送ブロック
30 デバイス移載手段 36 吸着ノズル
D ICデバイス C コントローラ
T ICテスタ

Claims (5)

  1. ICテスタに接続して設けられ、ICデバイスが載置されるコンタクト部が複数箇所形成された試験ボードが装着され、これら各コンタクト部に載置されたICデバイスに対して各々個別的に独立して電気的特性の試験を実行する測定機構部と、前記試験ボードに試験すべきICデバイスを供給するローダ部と、前記測定機構部で試験されたICデバイスが排出されるアンローダ部と、前記ローダ部から測定機構部に、測定機構部からアンローダ部にICデバイスを移載するデバイス移載機構とを備えたICデバイスの試験装置において、
    前記各コンタクト部で実行されている試験について、各々個別のコンタクト部での試験終了を検出して、試験が終了したICデバイスが載置されているコンタクト部のICデバイスの移載・交換命令を出力する手段と
    このICデバイスの移載・交換命令に基づいて、試験が終了したICデバイスをコンタクト部から取り出して、当該のコンタクト部に新たに試験すべきICデバイスを移載するように前記デバイス移載機構を作動させるように制御する手段と、
    ICデバイスが取り出されたコンタクト部に新たに試験すべきICデバイスが載置されたことを検出して、前記ICテスタに対してそのICデバイスの試験開始を要求する手段と
    を備える構成としたことを特徴とするICデバイスの試験装置。
  2. 前記測定機構部は、前記ICデバイスを所定の設定温度で試験を行うために、恒温槽内に設ける構成としたことを特徴とする請求項1記載のICデバイスの試験装置。
  3. 前記ローダ部には、搬送コンベアを接続して設け、この搬送コンベアには複数個のICデバイスを水平搬送するデバイス搬送手段を装着し、このデバイス搬送手段によって、前記恒温槽内で所定の距離だけ搬送するようになし、この間にICデバイスをプリヒートする構成としたことを特徴とする請求項2記載のICデバイスの試験装置。
  4. 前記デバイス移載機構は、前記ICデバイスのパッケージ部を真空吸着する吸着ヘッドを備えたデバイス移載手段を有し、この吸着ヘッドは前記コンタクト部から試験が終了したICデバイスを吸着して取り出す第1の吸着ヘッドと、新たなICデバイスを当該のコンタクト部に載置する第2の吸着ヘッドとを組として、1乃至複数組備える構成としたことを特徴とする請求項1記載のICデバイスの試験装置。
  5. デバイス移載機構によって、ローダ部からICデバイスを取り出して、複数のコンタクト部を有する試験ボードを設けた測定機構部に供給して、
    この測定機構部の試験ボードにおける各コンタクト部では、それぞれ個別的に独立してICデバイスの電気的特性の試験を実行し、
    また各々のコンタクト部でそれぞれ独立してICデバイスに対する試験が実行されて、いずれかのコンタクト部に載置したICデバイスの試験が終了したときには、当該のコンタクト部における試験の終了を個別的に検出し、
    いずれかの位置のコンタクト部で試験が終了したことを検出した時には、そのコンタクト部から前記デバイス移載機構により試験が終了したICデバイスを取り出し、次いで新たなICデバイスを交換的に載置するようになし、
    さらに当該のコンタクト部で新たなICデバイスが載置されたことの検出信号に基づいて、当該のコンタクト部に載置したICデバイスに対する試験を開始する
    ことを特徴とするICデバイスの試験方法。
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