JP3138286B2 - 半導体集積回路の試験方法及び試験装置 - Google Patents

半導体集積回路の試験方法及び試験装置

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JP3138286B2
JP3138286B2 JP03141101A JP14110191A JP3138286B2 JP 3138286 B2 JP3138286 B2 JP 3138286B2 JP 03141101 A JP03141101 A JP 03141101A JP 14110191 A JP14110191 A JP 14110191A JP 3138286 B2 JP3138286 B2 JP 3138286B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の試験
方法及び試験装置に関し、特に半導体集積回路に予め組
み込んだ複数のプローブ線及びこれらに略直交状の複数
のセンス線を介して試験する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路に組み込まれた多
数の論理素子(論理ゲート)が正常に作動するか否かを
試験する技術として、スキャンパス方式やクロスチェッ
ク方式の技術が一般に採用されている。前者のスキャン
パス方式は、複数の試験パターン信号を半導体集積回路
に順々に供給してその出力パターン信号を解析する技術
であるが、最近では半導体集積回路の集積度が高まり、
半導体集積回路に組み込まれた論理素子の数も膨大化し
たことから、このようなスキャンパス方式で半導体集積
回路を試験するには、多大の試験時間と労力を要しその
コストが多大になること、および多数のフリップフロッ
プ回路を設ける必要があるという欠点がある。
【0003】一方、特開平1−179338号公報に
は、前記クロスチェック方式による半導体集積回路の試
験技術が開示されている。この試験技術においては、図
8に示すように、半導体集積回路に、多数行に亙るNA
ND、NOR、INVERTER、D−F/Fなどの論
理素子のアレイの各行に夫々対応する多数のプローブ線
i 、Pi+1 、Pi+2 と、多数列に亙る論理素子のアレ
イの各列に夫々対応する多数のセンス線Sj 、Sj+1
j+2 であって多数のプローブ線Pi、Pi+1 、Pi+2
に直交状の多数のセンス線Sj 、Sj+1 、Sj+2 とを組
み込み、プローブ線Pi 、Pi+1 、Pi+2 とセンス線S
j 、Sj+1 、Sj+2 とが交差する複数の格子点の各々に
各論理素子が対応するように配置されている。各論理素
子の試験点TPはMOSFETからなる電子スイッチE
Qを介して対応するセンス線に接続され、各電子スイッ
チEQは対応するプローブ線の選択信号により導通状態
に切り換えられるように構成されている。ここで、半導
体集積回路に複数の試験パターン信号のうちの1つを供
給した状態において、例えばプローブ線Pi に「1」レ
ベルの選択信号を供給するとこのプローブ線Pi に接続
された複数の電子スイッチEQが導通状態になるので、
INVERTER、NAND、NORなどの試験点TP
の試験信号を夫々センス線Sj 、Sj+1 、Sj+2 に出力
させ、次にプローブ線Pi+1 に「1」レベルの選択信号
を供給してNOR、D−F/Fなどの試験点TPの試験
信号を前記同様に出力させ、順次これを繰り返すことに
より全部の論理素子について試験を行い、その後次の試
験パターン信号を供給した状態で前記同様の試験を繰り
返していって全部の試験パターン信号についての半導体
集積回路の全部の論理素子の作動状態を試験する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の半導体集積
回路の試験技術においては、各試験点にプローブ線とセ
ンス線とが交差する格子点が1対1で対応するように多
数のプローブ線と多数のセンス線とを設ける必要があ
る。即ち、論理素子の格子構造つまり試験点の格子構造
がX行,Y列の配列サイズを持つときX本のプローブ線
とY本のセンス線とを設けることが必要であり、このよ
うに多数のプローブ線とセンス線とを組み込む必要があ
ることから、半導体集積回路の集積度が著しく低下して
しまい経済的な試験装置にはなり得ないという問題があ
る。本発明の目的は、前記クロスチェック方式と同様に
確実に試験でき且つ経済性を向上できる半導体集積回路
の試験方法および試験装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体集
積回路の試験方法は、半導体集積回路に組み込まれた複
数のプローブ線及び複数のプローブ線と略直交するよう
に配設された複数のセンス線とを介して半導体集積回路
を試験する半導体集積回路の試験方法において、前記半
導体集積回路に、予め、複数のプローブ線と複数のセン
ス線とが交差する複数の格子点に夫々対応し且つ対応す
るプローブ線に供給される選択信号に応動して対応する
センス線に信号を出力可能となる複数の電子スイッチ装
置であって、その各々が半導体集積回路の複数の試験点
に夫々接続され且つ対応するセンス線に接続された複数
の電子スイッチからなる複数の電子スイッチ装置を組み
込み、(a)前記半導体集積回路に複数の試験パターン
信号のうちの選択された1つを供給する工程と、(b)
前記複数のプローブ線のうちの選択された1つのプロー
ブ線に選択信号を出力する工程と、(c)前記選択され
たプローブ線に対応する複数の電子スイッチ装置の各々
から対応する各センス線に、複数の試験点の2値化信号
の組合わせに対応する多値化信号を発生させる工程と、
(d)前記複数のセンス線に発生した多値化信号を前記
2値化信号の組合わせに対応する2値化信号に夫々変換
して出力する工程と、(e)前記複数のプローブ線のう
ちの1つを選択して前記(b)〜(d)を繰り返す工程
と、(f)前記複数の試験パターン信号のうちの1つを
選択して前記(a)〜(e)を繰り返す工程とを含むこ
とを特徴とするものである。
【0006】請求項2に係る半導体集積回路の試験装置
は、半導体集積回路に組み込まれた複数のプローブ線及
び複数のプローブ線と略直交するように配設された複数
のセンス線とを介して半導体集積回路を試験する半導体
集積回路の試験装置において、前記複数のプローブ線の
1つに順々に選択信号を出力する選択手段と、前記複数
のプローブ線と複数のセンス線とが交差する複数の格子
点に夫々対応づけて半導体集積回路内に組み込まれ且つ
対応するプローブ線に供給される選択信号に応動して対
応するセンス線に信号を出力可能となる複数の電子スイ
ッチ装置であってその各々が半導体集積回路の複数の試
験点に夫々接続され且つ対応するセンス線に接続された
複数の電子スイッチを備えた複数の電子スイッチ装置
と、前記各電子スイッチ装置の複数の電子スイッチに接
続された複数の試験点の2値化信号の組合せに対応した
多値化信号を対応するセンス線に発生させる多値化手段
と、前記各センス線に発生した多値化信号を複数の試験
点の2値化信号の組合せに対応する再生2値化信号に変
換する2値化手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0007】請求項3に係る半導体集積回路の試験装置
は、請求項2の装置において、前記各電子スイッチ装置
は、複数の電子スイッチと対応するセンス線間に夫々介
設され且つ選択信号に応動して導通状態となる複数の選
択スイッチを備えたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に係る半導体集積回路の試験装置
は、請求項3の装置において、前記各電子スイッチ装置
において、複数の選択スイッチ及び複数の電子スイッチ
が夫々Nチャンネル型MOSトランジスタで構成され、
複数の選択スイッチのゲート電極がプローブ線に夫々接
続され且つこれら選択スイッチのドレイン電極がセンス
線に夫々接続され、複数の電子スイッチのゲート電極が
複数の試験点に夫々接続され且つこれら電子スイッチの
ドレイン電極が対応する選択スイッチのソース電極に夫
々接続され且つこれら電子スイッチのソース電極が半導
体集積回路の接地に接続されたことを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項5に係る半導体集積回路の試験装置
は、請求項4の装置において、前記多値化手段は、各セ
ンス線に抵抗を介して接続された半導体集積回路の定電
圧源と、各電子スイッチ装置の複数の電子スイッチのソ
ース電極に接続された半導体集積回路の接地と、各電子
スイッチ装置の複数の電子スイッチ及び/又はこれらの
電子スイッチに夫々接続された複数の選択スイッチのW
/L値を相互に異ならせた構成とを備えていることを特
徴とするものである。
【0010】請求項6に係る半導体集積回路の試験装置
は、請求項2の装置において、前記各電子スイッチ装置
は、複数の電子スイッチと対応するセンス線間に共通に
介設され且つ選択信号に応動して導通状態となる1つの
選択スイッチを備えたことを特徴とするものである。
【0011】請求項7に係る半導体集積回路の試験装置
は、請求項5の装置において、前記各センス線に接続さ
れた2値化手段がA/D変換器からなることを特徴とす
るものである。
【0012】請求項8に係る半導体集積回路の試験装置
は、請求項7の装置において、前記選択手段が複数のプ
ローブ線に択一的に選択信号を出力するシフトレジスタ
を含むことを特徴とするものである。
【0013】請求項9に係る半導体集積回路の試験装置
は、請求項8の装置において、前記複数のセンス線に夫
々接続された複数の2値化手段の出力を受ける観察手段
が設けられ、この観察手段が複数の2値化手段の出力を
受けて一時記憶するシフトレジスタを含むことを特徴と
するものである。
【0014】請求項10に係る半導体集積回路の試験装
置は、請求項3の装置において、前記複数の選択スイッ
チ及び複数の電子スイッチが夫々Pチャンネル型MOS
トランジスタで構成され、複数の選択スイッチのゲート
電極がプローブ線に夫々接続され且つこれら選択スイッ
チのドレイン電極がセンス線に夫々接続され、複数の電
子スイッチのゲート電極が複数の試験点に夫々接続され
且つこれら電子スイッチのドレイン電極が対応する選択
スイッチのソース電極に夫々接続され且つこれら電子ス
イッチのソース電極が半導体集積回路の定電圧源に接続
されたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1に係る半導体集積回路の試験方法にお
いては、複数のプローブ線と複数のセンス線とが交差す
る複数の格子点に夫々対応し且つ対応するプローブ線に
供給される選択信号に応動して対応するセンス線に信号
を出力可能となる複数の電子スイッチ装置であってその
各々が半導体集積回路の複数の試験点に夫々接続され且
つ対応するセンス線に接続された複数の電子スイッチを
備えた電子スイッチ装置を前記半導体集積回路に予め組
み込む。次に、半導体集積回路を試験する際には、先ず
半導体集積回路に複数の試験パターン信号のうちの選択
された1つを供給し、次に複数のプローブ線のうちの選
択された1つのプローブ線に選択信号を出力してそれに
対応する複数の電子スイッチ装置を対応するセンス線に
信号を出力可能とし、次に選択されたプローブ線に対応
する複数の電子スイッチ装置の各々から対応する各セン
ス線に、複数の試験点の2値化信号の組合わせに対応す
る多値化信号を発生させ、次に複数のセンス線に発生し
た多値化信号を前記2値化信号の組合わせに対応する2
値化信号に夫々変換して出力する。次に、つぎのプロー
ブ線の選択及びそのプローブ線への選択信号の出力と、
多値化信号の発生と、2値化信号への変換及び出力を繰
り返し、以下同様に順々に繰り返して全部のプローブ線
を選択するとその試験パターン信号による試験が完了す
る。次に、別の試験パターン信号を選択して、前記と同
様に順々に全部のプローブ線を介して試験を行い、以下
同様に繰り返して全部の試験パターン信号についての試
験を行うことになる。このようにして、複数の試験パタ
ーン信号の各々に対して全部の試験点について確実に試
験することが出来る。
【0016】この半導体集積回路の試験方法によれば、
プローブ線とセンス線との各格子点に複数の試験点を対
応させることが出来るので、プローブ線とセンス線の数
を著しく低減することが可能になる。即ち、半導体集積
回路の試験点がX行、Y列の配列構造であり、各格子点
に対応させる複数の試験点をα行、β列の配列構造とす
ると、プローブ線の数はX/α、センス線の数はY/β
になる。
【0017】請求項2に係る半導体集積回路の試験装置
においては、複数のプローブ線と、複数のプローブ線と
略直交する複数のセンス線とが半導体集積回路に組み込
まれ、また複数のプローブ線と複数のセンス線との複数
の格子点に夫々対応し且つ対応するプローブ線に供給さ
れる選択信号に応動して対応するセンス線に信号を出力
可能となる複数の電子スイッチ装置が半導体集積回路内
に組み込まれる。前記各電子スイッチ装置は、半導体集
積回路の複数の試験点に夫々接続され且つ対応するセン
ス線に接続された複数の電子スイッチを備えている。
【0018】ここで、半導体集積回路に所定の試験パタ
ーン信号を供給している状態において、選択手段によっ
て複数のプローブ線の1つに択一的に選択信号が出力さ
れると、そのプローブ線に対応する複数の電子スイッチ
装置が対応するセンス線に信号を出力可能となる。する
と、多値化手段は、選択されたプローブ線に対応する複
数の電子スイッチ装置の各々において複数の電子スイッ
チに接続された複数の試験点の2値化信号の組合せに対
応した多値化信号を対応するセンス線に発生させる。次
に、2値化手段は、各センス線に発生した多値化信号を
複数の試験点の2値化信号の組合せに対応する再生2値
化信号に変換する。次に、つぎのプローブ線に選択信号
を供給して前記同様に繰り返し、順々にこれを繰り返し
て全部のプローブ線を選択すると、前記試験パターン信
号に関する試験が完了し、これにより1群の再生2値化
信号が得られる。次に順々に異なる試験パターン信号を
供給して前記同様に繰り返して複数群の再生2値化信号
が得られるので、それらの再生2値化信号を解析するこ
とにより半導体集積回路の多数の論理素子の作動の良否
を試験することが出来る。この半導体集積回路の試験装
置においては、プローブ線とセンス線との各格子点に各
電子スイッチ装置を対応させ、各電子スイッチ装置には
複数の試験点に夫々接続された複数の電子スイッチを設
けたので、請求項1と同様に、プローブ線とセンス線の
数を著しく低減出来る。即ち、半導体集積回路の試験点
がX行、Y列の格子状配列構造であり、各格子点に対応
させる複数の試験点をα行、β列の配列構造とすると、
プローブ線の数はX/α、センス線の数はY/βにな
る。
【0019】請求項3に係る半導体集積回路の試験装置
においては、基本的に請求項2と同様の作用が得られ
る。更に、各電子スイッチ装置は、複数の電子スイッチ
と対応するセンス線間に夫々介設され且つ選択信号に応
動して導通状態となる複数の選択スイッチを備えている
ので、安定した性能が得られ、また多値化手段を構成す
る上でも有利になる。
【0020】請求項4に係る半導体集積回路の試験装置
においては、基本的に請求項3と同様の作用が得られ
る。更に、複数の選択スイッチ及び複数の電子スイッチ
が夫々Nチャンネル型MOSトランジスタで構成され、
複数の選択スイッチのゲート電極がプローブ線に夫々接
続され且つこれら選択スイッチのドレイン電極がセンス
線に夫々接続され、複数の電子スイッチのゲート電極が
複数の試験点に夫々接続され且つこれら電子スイッチの
ドレイン電極が対応する選択スイッチのソース電極に夫
々接続され且つこれら電子スイッチのソース電極が半導
体集積回路の接地に接続されている。従って、選択信号
に応動して複数の選択スイッチが導通状態となって、複
数の電子スイッチが対応するセンス線に導通状に接続さ
れ、試験点から電子スイッチのゲート電極に「1」レベ
ル信号が供給されると電子スイッチが導通状態になりま
た「0」レベル信号が供給されると非導通状態を保持す
る。このように、選択スイッチ及び電子スイッチを夫々
小型で且つ高速作動するNチャンネル型MOSトランジ
スタで構成するので、これらスイッチによる集積度の低
下を極力防止することが出来、また高速作動が可能とな
る。
【0021】請求項5に係る半導体集積回路の試験装置
においては、基本的に請求項4と同様の作用が得られ
る。更に、多値化手段は、各センス線に抵抗を介して接
続された半導体集積回路の定電圧源と、各電子スイッチ
装置の複数の電子スイッチのソース電極に接続された半
導体集積回路の接地と、各電子スイッチ装置の複数の電
子スイッチ及び/又はこれらの電子スイッチに夫々接続
された複数の選択スイッチのW/L値を相互に異ならせ
た構成とを備えている。即ち、選択信号により選択スイ
ッチが導通状態となり、且つ試験点の「1」レベル信号
により電子スイッチが導通状態になると、定電圧源から
接地に至る電流径路が形成されるが、各電子スイッチ装
置の複数の電子スイッチ及び/又はこれらの電子スイッ
チに夫々接続された複数の選択スイッチのW/L値を相
互に異ならせてあるので、電流径路に応じた電圧信号が
前記抵抗の下流側のセンス線部分に現れるため複数の試
験点の2値化信号の組合せに対応する多値化信号をセン
ス線に発生させることが出来る。
【0022】請求項6に係る半導体集積回路の試験装置
においては、基本的に請求項2と同様の作用が得られ
る。更に、各電子スイッチ装置は、複数の電子スイッチ
と対応するセンス線間に共通に介設され且つ選択信号に
応動して導通状態となる1つの選択スイッチをそなえて
いるので、選択スイッチの数を最小限に少なくすること
が出来る。
【0023】請求項7に係る半導体集積回路の試験装置
においては、基本的に請求項5と同様の作用が得られ
る。更に、各センス線に接続された2値化手段がA/D
変換器で構成されているので、センス線に発生した電圧
信号からなる多値化信号を簡単に2値化信号に変換でき
る。
【0024】請求項8に係る半導体集積回路の試験装置
においては、基本的に請求項7と同様の作用が得られ
る。更に、選択手段が複数のプローブ線に択一的に選択
信号を出力するシフトレジスタを含むので、選択手段を
簡単化でき、またこのシフトレジスタとしては半導体集
積回路のものを有効活用することも可能である。
【0025】請求項9に係る半導体集積回路の試験装置
においては、基本的に請求項8と同様の作用が得られ
る。更に、複数のセンス線に夫々接続された複数の2値
化手段の出力を受ける観察手段が設けられ、この観察手
段が複数の2値化手段の出力を受けて一時記憶するシフ
トレジスタを含むので、観察手段を簡単化でき、またこ
のシフトレジスタとしては半導体集積回路のものを有効
活用することも可能である。
【0026】請求項10に係る半導体集積回路の試験装
置においては、基本的に請求項3と同様の作用が得られ
る。更に、複数の選択スイッチ及び複数の電子スイッチ
が夫々Pチャンネル型MOSトランジスタで構成され、
複数の選択スイッチのゲート電極がプローブ線に夫々接
続され且つこれら選択スイッチのドレイン電極がセンス
線に夫々接続され、複数の電子スイッチのゲート電極が
複数の試験点に夫々接続され且つこれら電子スイッチの
ドレイン電極が対応する選択スイッチのソース電極に夫
々接続され且つこれら電子スイッチのソース電極が半導
体集積回路の定電圧源に接続されている。従って、請求
項5と同様に、選択信号により選択スイッチが導通状態
となり、また試験点の「0」レベル信号により対応する
電子スイッチが導通状態となって、定電圧源から電子ス
イッチと選択スイッチを経由してセンス線に至る電流径
路が形成されることになる。
【0027】
【発明の効果】前記作用の項で説明したように、次のよ
うな効果が得られる。請求項1に係る半導体集積回路の
試験方法によれば、複数の試験パターン信号でもって全
部の試験点について確実に試験することが出来るうえ、
プローブ線とセンス線との各格子点に複数の試験点を対
応させるため、プローブ線とセンス線の数を著しく低減
することが可能になり、多数のプローブ線と多数のセン
ス線によって半導体集積回路の集積度が低下するのを防
止して試験装置の実用性と経済性とを飛躍的に高めるこ
とができる。
【0028】請求項2に係る半導体集積回路の試験装置
によれば、複数のプローブ線と、複数のセンス線と、選
択手段と、各格子点に対応する電子スイッチ装置であっ
て複数の試験点に夫々接続された複数の電子スイッチを
備えた電子スイッチ装置と、多値化手段と、2値化手段
とを設けたことにより、請求項1と同様に、プローブ線
とセンス線の数を著しく低減することが可能になり、多
数のプローブ線と多数のセンス線によって半導体集積回
路の集積度が低下するのを防止して試験装置の実用性と
経済性とを飛躍的に高めることができる。
【0029】請求項3に係る半導体集積回路の試験装置
によれば、基本的に請求項2と同様の効果が得られる。
更に、前記複数の電子スイッチと1対1で対応する複数
の選択スイッチを設けたことにより、安定した性能が得
られ、また多値化手段を構成する上でも有利になる。
【0030】請求項4に係る半導体集積回路の試験装置
によれば、基本的に請求項3と同様の効果が得られる。
更に、複数の選択スイッチ及び複数の電子スイッチを夫
々小型で高速作動するNチャンネル型MOSトランジス
タで構成するので、これらスイッチ類による集積度の低
下及び作動速度の低下を極力防止することが出来る。
【0031】請求項5に係る半導体集積回路の試験装置
によれば、基本的に請求項4と同様の効果が得られる。
更に、多値化手段は、半導体集積回路の定電圧源と半導
体集積回路の接地とを有効活用しているので、その構成
を簡単化でき、また多値化手段の主要部は、各電子スイ
ッチ装置の複数の電子スイッチ及び/又はこれらの電子
スイッチに夫々接続された複数の選択スイッチのW/L
値を相互に異ならせた構成でもって構成されているの
で、その構成が簡単化する。
【0032】請求項6に係る半導体集積回路の試験装置
によれば、基本的に請求項2と同様の効果が得られる。
更に、各電子スイッチ装置は、複数の電子スイッチと対
応するセンス線間に共通に介設され且つ選択信号に応動
して導通状態となる1つの選択スイッチを備えているの
で、選択スイッチの数を最小限まで少なくすることが出
来る。
【0033】請求項7に係る半導体集積回路の試験装置
によれば、基本的に請求項5と同様の効果が得られる。
更に、各センス線に接続された2値化手段がA/D変換
器で構成されているので、センス線に発生した電圧信号
からなる多値化信号を簡単な構成により再生2値化信号
に変換できる。
【0034】請求項8に係る半導体集積回路の試験装置
によれば、基本的に請求項7と同様の効果が得られる。
更に、選択手段が複数のプローブ線に択一的に選択信号
を出力するシフトレジスタを含むので、選択手段を簡単
化でき、またこのシフトレジスタとしては半導体集積回
路のものを有効活用することも可能である。
【0035】請求項9に係る半導体集積回路の試験装置
によれば、基本的に請求項8と同様の効果が得られる。
更に、観察手段が複数の2値化手段の出力を受けて一時
記憶するシフトレジスタを含むので、観察手段を簡単化
でき、またこのシフトレジスタとしては半導体集積回路
のものを有効活用することも可能である。
【0036】請求項10に係る半導体集積回路の試験装
置によれば、基本的に請求項3と同様の効果が得られ
る。更に、複数の選択スイッチ及び複数の電子スイッチ
を夫々小型のPチャンネル型MOSトランジスタで構成
するので、これらスイッチ類で集積度が低下するのを極
力抑制でき、またPチャンネル型MOSトランジスタは
導通抵抗が高いため、これらスイッチ類を多値化手段の
一部として電流径路の抵抗として活用するうえで有利で
ある。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、汎用の半導体集積回路の試験方
法及び試験装置に本発明を適用したものである。先ず、
試験装置の基本構成について説明する。図1に示すよう
に、試験装置は、種々の機能の論理素子LE1 〜LEi
(以下、LEと総称する)を相互配線した半導体集積回
路ICに2次元的に組み込まれたm本のプローブ線P1
〜Pm (以下、Pと総称する)及びm本のプローブ線P
と略直交するように配設されたn本のセンス線S1 〜S
n (以下、Sと総称する)と、半導体集積回路ICの周
縁部に配置され各プローブ線Pに接続された選択装置S
Dと、プローブ線Pとセンス線Sとが交差する格子点の
各々に対応づけて半導体集積回路ICに組み込まれたm
×n組の電子スイッチ装置DA11〜DAmn(以下、DA
と総称する)と、半導体集積回路ICの周縁部に配置さ
れ各センス線Sに夫々入力端子において接続された2値
化装置AD1 〜ADn (以下、ADと総称する)と、半
導体集積回路ICの周縁部に配置され2値化装置ADに
接続された観察装置ODと、半導体集積回路ICの外部
に配置され半導体集積回路ICの周縁部に設けられた複
数のパッドPDにプローブを介して接続される試験用電
子装置TEなどを備えている。
【0038】各電子スイッチ装置DAは、その近傍のi
個の論理素子LEの出力ライン上の試験点TP1 〜TP
i (以下、TPと総称する)に夫々接続され電子スイッ
チ群Gを構成するi個の電子スイッチEQと、各電子ス
イッチEQに1対1に対応して接続されたi個の選択ス
イッチSQであって各々が対応するプローブ線P及びセ
ンス線Sに接続された選択スイッチSQとを備えてい
る。選択装置SDは、プローブ線Pの1つに順々に選択
信号を出力し、選択信号が供給されたプローブ線Pに接
続された各電子スイッチ装置DAの選択スイッチSQを
導通させるものであり、後述のように、プローブ線Pに
選択信号が出力されると、各電子スイッチ装置DAを介
してそのプローブ線Pに接続された各論理素子LEの試
験点TPの2値化信号の組合せに対応した多値化信号が
各センス線Sに夫々発生するようになっている。2値化
装置ADは、それが接続されたセンス線Sに発生した多
値化信号を各群のi個の試験点TPにおける元の2値化
信号に再生するもので、各電子スイッチ群Gのi個の電
子スイッチEQに夫々接続されたi個の試験点TPに対
応するi本の出力ラインL1 〜Li (以下、Lと総称す
る)を介して観察装置ODに接続されている。各2値化
装置ADで再生されたi個の再生2値化信号は、夫々試
験点TPに対応する出力ラインLを介して観察装置OD
に出力されるようになっている。観察装置ODは、2値
化装置ADから出力された再生2値化信号を一時記憶し
て所定のタイミングで試験用電子装置TEに出力するも
のである。試験用電子装置TEは、そのプローブにより
半導体集積回路ICに形成されたパッドPDを介して入
力側の複数の各論理素子LEの入力端子、選択装置SD
及び観察装置ODに電気的に接続され、半導体集積回路
ICへの既知の種々の試験パターン信号の入力及び選択
装置SDと観察装置ODへのデータやクロック信号の入
力を行うとともに、観察装置ODから出力された再生2
値化信号及び出力用のパッドPDから出力された出力信
号を分析し、半導体集積回路ICの良否の判定、不良論
理素子の特定及び性能評価等を行うものである。試験用
電子装置TEは、パターン発生部、タイミング発生部、
制御部、フェイルメモリ及びフォーマッタ等を備え、半
導体集積回路の試験用としては周知の装置と略同様のも
のなので、以下の説明においては詳細な説明は省略す
る。選択装置SDと観察装置ODは、半導体集積回路I
Cの論理素子LEを用いて構成されている。
【0039】次に、前記試験装置の詳細な構成の1例に
ついて図2に基いて説明する。尚、各電子スイッチ群G
に接続される試験点TPの数は2個とする。半導体集積
回路ICに組み込まれたm本のプローブ線Pとn本のセ
ンスSとが交差する格子点の各々に対応して夫々配置さ
れたスイッチ装置DAは、論理素子LE1 ・LE2 の出
力ライン上の試験点TP1 ・TP2 に夫々接続され電子
スイッチ群Gを構成するNチャンネル型MOSトランジ
スタからなる電子スイッチEQ1 ・EQ2 と、各電子ス
イッチEQ1 ・EQ2 に夫々接続されたNチャンネル型
MOSトランジスタからなる選択スイッチSQ1 ・SQ
2 とで構成され、プローブ線Pに選択信号を出力する選
択装置SDは、m個のD型フリップフロップFF1 〜F
m を縦続接続したシフトレジスタを備え、各センス線
Sに夫々接続された2値化装置ADは2ビットのA/D
変換器を備えている。また、各センス線Sは、各電子ス
イッチ群Gの電子スイッチEQ1 ・EQ2 に夫々接続さ
れた試験点TP1 ・TP2 における2値化信号の組合せ
に対応した多値化信号を電子スイッチEQ1 ・EQ2
び選択スイッチSQ1 ・SQ2 と協働してセンス線Sに
発生させるために抵抗Rを介して半導体集積回路ICの
定電圧源Vcに接続されている。観察装置ODは、n個
の2ビットの直列/並列型シフトレジスタSR1 〜SR
n (以下、SRと総称する)を縦続接続して構成され、
各2値化装置ADとこれに対応するシフトレジスタSR
とは2本の出力ラインK1 ・K2 を介して接続され、こ
れらラインK1 ・K2 は夫々試験点TP1 ・TP2 に対
応づけられている。選択装置SDは、試験用電子装置T
Eからの制御データ及びクロック信号が夫々入力される
パッドPD1 ・PD2 に接続されるとともに、試験用電
子装置TEに制御データを出力するためのパッドPD3
に接続され、観察装置ODは、試験用電子装置TEから
のクロック信号、各シフトレジスタSRを直列モード又
は並列モードに設定するためのモード設定信号及び試験
用の観察データが夫々入力されるパッドPD4 〜PD7
に接続されるとともに、試験用電子装置TEに再生2値
化信号を出力するためのパッドPD8 ・PD9 に接続さ
れている。
【0040】プローブ線Pを選択する選択信号を「1」
レベル、選択しない非選択信号を「0」レベルとする
と、半導体集積回路ICを試験する場合には、先ず全て
のプローブ線Pに非選択信号を供給して初期化し、次に
試験用電子装置TEから入力用のパッドPi を介して複
数の試験パターン信号のうちの選択された1つを半導体
集積回路ICに供給する。次にパッドPD1 から入力さ
れるクロック信号の第1回目の立ち上がり時に「1」レ
ベルの制御データを入力することによりプローブ線P1
に選択信号を出力してプローブ線Pi に接続された選択
スイッチEQ1 ・EQ2 を導通させる。このとき、プロ
ーブ線Pi に対応するn組の電子スイッチ群Gの各々か
ら対応するセンス線Sに、試験点TP1 ・TP2 の2値
化信号の組合せに対応する多値化信号が発生する。セン
ス線Sに発生した多値化信号は夫々対応する2値化装置
ADにより元の試験点TP1 ・TP2 における2値化信
号に再生され、再生された2値化信号は試験点TP1
TP2 に対応する出力ラインK1 ・K2 を介して観察装
置ODの対応するシフトレジスタSRに出力される。各
2値化装置ADから出力された再生2値化信号は、観察
装置ODにより一時記憶され、その後、所定のタイミン
グで順々に観察装置ODから試験用電子装置TEに出力
される。次にクロック信号の第2回目以降の立ち上がり
時毎に「0」レベルの制御データを入力することによ
り、プローブ線P1から順次隣接するプローブ線Pに選
択信号が出力され、第m回目のクロック信号の立ち上が
り時にはプローブ線Pm に選択信号が出力される。この
ようにその他のプローブ線Pに順々に選択信号を供給
し、前記同様に、各センス線Sへの多値化信号の発生
と、2値化信号への再生と、再生2値化信号の観察装置
ODへの出力及び再生2値化信号の試験用電子装置TE
への出力が繰り返される。このようにして1つの試験パ
ターン信号について試験が完了すると、次に別の試験パ
ターン信号を選択して、前記同様に、全部のプローブ線
Pを介して試験試験を行い、以下同様に繰り返して全部
の試験パターン信号についての試験を行う。
【0041】前記プローブ線Pのうちの例えばプローブ
線P5 に選択信号が出力されると、定電圧源Vc、抵抗
R、選択スイッチSQ1 ・SQ2 及び電子スイッチEQ
1 ・EQ2 により、試験点TP1 ・TP2 における
「1」又は「0」レベルの2値化信号の4通りの組合わ
せのうちの1つの1つの組合わせに対応した多値化信号
がセンス線S2 に発生して2値化装置AD2 に入力され
る。この多値化信号は、2値化装置AD2 により試験点
TP1 ・TP2 における元の2値化信号に再生され、再
生2値化信号は、試験点TP1 ・TP2 に対応する出力
ラインK1 ・K2 を介して観察装置ODの対応するシフ
トレジスタSR2 に出力される。同様に、その他の電子
スイッチ装置DAを介してプローブ線P5 に接続された
その他の群の試験点TP1 ・TP2 の2値化信号は夫々
多値化され、対応する2値化装置ADにより再生されて
観察装置ODに出力される。各2値化装置ADから観察
装置ODに出力された再生2値化信号は、観察装置OD
の各シフトレジスタSRがモード設定信号により並列モ
ードに設定されていて且つパッドPD4 から入力される
クロック信号が第1回目に立ち上がる時に観察装置OD
に記憶され、次に各シフトレジスタSRがモード設定信
号により直列モードに設定された後、第2回目以降のク
ロック信号が入力される毎にセンス線Sn に出力された
多値化信号の再生2値化信号から順次隣接するセンス線
Sに出力された多値化信号の再生2値化信号がパッドP
8 ・PD9 を介して観察装置ODに出力される。
【0042】次に、試験点TPにおける2値化信号の組
合わせとそれに対応してセンス線Sに発生する多値化信
号の1例について図3・図4に基いて詳細に説明する。
尚、プローブ線P5 に選択信号が出力されてセンス線S
2に発生する多値化信号を例に説明する。図3に示すよ
うに、プローブ線P5 とセンス線S2 とが交差する格子
点に対応して配置された電子スイッチ装置DA52は、N
チャンネル型MOSトランジスタからなり且つ試験点T
1 ・TP2 に夫々接続された電子スイッチEQ1 ・E
2 と、Nチャンネル型MOSトランジスタからなり且
つ電子スイッチEQ1 ・EQ2 に夫々接続された選択ス
イッチSQ1 ・SQ2 とで構成され、各電子スイッチE
1 ・EQ2 のゲート電極、ソース電極及びドレイン電
極は、夫々対応する試験点TP1 ・TP2 、半導体集積
回路ICの接地GND及び対応する選択スイッチSQ1
・SQ2 のソース電極に接続され、各選択スイッチSQ
1 ・SQ2 のゲート電極とドレイン電極は夫々プローブ
線P5 とセンス線S2 とに接続されている。このように
電子スイッチEQ1 ・EQ2 と選択スイッチSQ1 ・S
2 を接続することにより、プローブ線P5 に「1」レ
ベルの選択信号が供給されていない時には、選択スイッ
チSQ1 ・SQ2 が導通せず、センス線S2 と接地GN
Dとは電気的に切り離され、プローブ線P5 に選択信号
が供給されている時には、選択スイッチSQ1 ・SQ2
が導通するので、試験点TP1 ・TP2 における2値化
信号の「1」又は「0」に応じてセンス線S2 と接地G
NDは電気的に接続又は切り離された状態となる。
【0043】センス線S2 を所定のインピーダンスで定
電圧源Vcに接続した状態において、プローブ線P5
選択信号が供給されると、各試験点TP1 ・TP2 にお
ける2値化信号の組合わせに対応して定電圧源Vcから
抵抗Rを介してセンス線S2 を流れる電流について4通
りの電流経路が形成でき且つこれら電流経路毎に異なる
電流値の電流がセンス線S2 に流れるように、各電子ス
イッチEQ1 ・EQ2 のW/L値は同一に設定され、選
択スイッチSQ1 ・SQ2 のW/L値は相互に異なるよ
うに設定されている。即ち、プローブ線P5 に選択信号
が出力された状態において、試験点TP1 ・TP2 の2
値化信号が両方とも「0」レベル、試験点TP1 の2値
化信号が「1」レベルで試験点TP2 の2値化信号が
「0」レベル、試験点TP1 の2値化信号が「0」レベ
ルで試験点TP2 の2値化信号が「1」レベル、試験点
TP1 ・TP2 の2値化信号が両方とも「1」レベルの
夫々の場合に応じて形成される定電圧源Vcから接地G
NDにいたる4通りの電流経路を流れる電流によりセン
ス線S2 と2値化装置AD2 の入力端子との交点Ipに
発生する多値化信号の電圧レベルを夫々V00、V10、V
01及びV11とすると、図4に示すように、V00>V10
01>V11なる関係で多値化されるように選択スイッチ
SQ1 ・SQ2 のW/L値は相互に異なるように設定さ
れている。このように、試験点TP1 ・TP2 における
2値化信号の組合せに対応する電圧信号は2値化装置A
2 に入力され、その多値化信号は、2値化装置AD2
により試験点TP1 ・TP2 の元の2値化信号に再生さ
れ、試験点TP1 ・TP2 に対応した出力ラインK1
2 を介して観察装置ODに出力される。
【0044】次に、半導体集積回路ICの論理素子LE
と電子スイッチ装置DAと試験点TPを具体的に示した
1例について図5に基いて詳細に説明する。尚、各電子
スイッチ群Gに接続される試験点TPの数は4個とす
る。センス線Si とプローブ線Pi とが交差する格子点
の近傍には、この格子点に対応する1群の論理素子LE
として、インバータLE1 、ナンドLE2 、ノアLE3
及びD型フリップフロップLE4などの論理素子LEが
配置され、これら論理素子LE1 〜LE3 の出力ライン
上と論理素子LE4 の正論理出力ライン上に試験点TP
1 〜TP4 が夫々設けられ、これら試験点TP1 〜TP
4 には夫々電子スイッチ群Gを構成する電子スイッチE
1 〜EQ4 が接続されている。電子スイッチEQ1
EQ4 は夫々Nチャンネル型MOSトランジスタで構成
され、電子スイッチEQ1 〜EQ4 のゲート電極、ソー
ス電極及びドレイン電極は、対応する試験点TP1 〜T
4 、半導体集積回路ICの接地GND及びNチャンネ
ル型MOSトランジスタで構成された対応する選択スイ
ッチSQ1 〜SQ4 のソース電極に夫々接続され、選択
スイッチSQ1 〜SQ4 のゲート電極とドレイン電極は
夫々プローブ線Pi とセンス線Si とに接続されてい
る。
【0045】このように電子スイッチEQ1 〜EQ4
選択スイッチSQ1 〜SQ4 を接続することにより、試
験点TP1 〜TP4 における2値化信号の16通りの組
合わせに対応して定電圧源Vcから抵抗Rを介してセン
ス線Si を流れる電流について16通りの電流経路が形
成されるが、これら電流経路毎に異なる電流値の電流が
センス線Si に流れるように、電子スイッチEQ1 〜E
4 のW/L値は同一に設定され、選択スイッチSQ1
〜SQ4 のW/L値は相互に異なるように設定されてい
る。このように電子スイッチEQ1 〜EQ4 及び選択ス
イッチSQ1 〜SQ4 のW/L値を設定することによ
り、試験点TP1 〜TP4 における2値化信号の組合わ
せに対応する電圧レベルの異なる多値化信号をセンス線
i に発生させることが出来る。
【0046】このように前記半導体集積回路ICの試験
装置によれば、半導体集積回路ICの試験点TPがX
行、Y列の配列構造の場合に、各格子点に対応させる複
数の試験点TPをα行、β列の配列構造にすると、プロ
ーブ線Pの数をX/α本に、センス線Sの数をY/β本
に著しく低減することが可能になり、多数のプローブ線
Pと多数のセンス線Sによって半導体集積回路ICの集
積度が低下するのを防止して試験装置の実用性と経済性
とを飛躍的に高めることが出来る。
【0047】ここで、図6に示すように、本変形例の試
験装置は、電子スイッチ装置DAの各電子スイッチEQ
に接続される選択スイッチSQを1つの選択スイッチS
Qで共通化することも出来る。電子スイッチ装置DAii
は、試験点TP1 に接続された電子スイッチEQ1 と試
験点TP2 に接続された電子スイッチEQ2 と電子スイ
ッチEQ1 ・EQ2 に接続された1つの選択スイッチS
1 とで構成され、電子スイッチEQ1 ・EQ2 のW/
L値を相互に異なるように設定してある。このように電
子スイッチ装置DAiiを構成することにより、前記実施
例と同様に試験点TP1 ・TP2 における2値化信号の
組合せに対応した多値化信号をセンス線Si に発生させ
ることが出来、且つ電子スイッチ装置DAiiを構成する
選択スイッチSQの数を低減することが出来る。
【0048】〔別実施例〕本実施例の試験装置は、複数
のセンス線Sに出力される多値化信号を1つの共通の2
値化装置ADで2値化するように構成したものである。
図7に示すように、半導体集積回路ICに組み込まれた
各センス線Sにアナログスイッチで構成された選択装置
SDAが接続され、選択装置SDAにはラインHを介し
て1つの2値化装置ADが接続され、2値化装置ADは
電子スイッチ装置DAに接続された試験点TPの数と同
数の出力ラインL1 〜Li を介して観察装置ODAに接
続されている。選択装置SDからプローブ線Pに順次択
一的に選択信号を出力することによりセンス線Sに出力
される多値化信号は、選択装置SDAにより各センス線
Sに出力された多値化信号毎に所定のタイミングで順次
2値化装置ADに出力され、2値化装置ADで元の2値
化信号が再生されて試験点TP1 〜TPi に対応する出
力ラインL1 〜Li から観察装置ODAに出力されるよ
うになっている。このように試験装置を構成することに
より、2値化装置AD及び観察装置ODを小規模化出来
且つそれらを接続するライン数を大幅に削減出来る。ま
た、選択装置SDAに複数のセンス線Sの多値化合成機
能を持たせて試験の高速化を実現することも可能であ
る。
【0049】尚、電子スイッチEQ及び選択スイッチS
QをPチャンネル型MOSトランジスタで構成すること
も可能であるし、MOSトランジスタに限らずバイポー
ラトランジスタ、ジョセフソン素子、或いはGaAs素
子で構成することも有り得る。また、前記変形例を除く
実施例においては、電子スイッチ装置DAにおいて複数
の電子スイッチEQのW/L値を同一に設定し、選択ス
イッチSQのW/L値を相互に異なるように設定した
が、選択スイッチSQのW/L値を同一に設定し、電子
スイッチEQのW/L値を相互に異なるように設定して
もよいし、電子スイッチEQと選択スイッチSQの組合
せにおけるW/L値を相互に異なるように設定してもよ
い。更に、レーザビームや電子ビームを用いてセンス線
Sに発生した信号を観察したり、プローブ線Pに選択信
号を出力することも可能である。加えて、前記試験装置
は汎用の半導体集積回路に限らず、種々のカスタムの半
導体集積回路の試験装置に適用出来ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体集積回路の試験装置の基本構成図であ
る。
【図2】同試験装置の詳細回路図である。
【図3】スイッチ装置と2値化装置の接続を示す回路図
である。
【図4】センス線に出力された多値化信号の1例を示す
線図である。
【図5】スイッチ装置の1例を示す回路図である。
【図6】変形例に係る半導体集積回路の試験装置の図3
相当図である。
【図7】別実施例に係る半導体集積回路の試験装置の図
1相当図である。
【図8】従来技術に係る半導体集積回路の試験装置の図
5相当図である。
【符号の説明】
AD 2値化装置 DA 電子スイッチ装置 EQ 電子スイッチ G 電子スイッチ群 GND 接地 IC 半導体集積回路 OD・ODA 観察装置 P プローブ線 R 抵抗 S センス線 SD 選択装置 SQ 選択スイッチ TE 試験用電子装置 Vc 定電圧源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 H03K 19/098 - 19/23 G01R 31/28

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路に組み込まれた複数のプ
    ローブ線及び複数のプローブ線と略直交するように配設
    された複数のセンス線とを介して半導体集積回路を試験
    する半導体集積回路の試験方法において、前記半導体集
    積回路に、予め、複数のプローブ線と複数のセンス線と
    が交差する複数の格子点に夫々対応し且つ対応するプロ
    ーブ線に供給される選択信号に応動して対応するセンス
    線に信号を出力可能となる複数の電子スイッチ装置であ
    って、その各々が半導体集積回路の複数の試験点に夫々
    接続され且つ対応するセンス線に接続された複数の電子
    スイッチを備えた複数の電子スイッチ装置を組み込み、
    (a)前記半導体集積回路に複数の試験パターン信号の
    うちの選択された1つを供給する工程と、(b)前記複
    数のプローブ線のうちの選択された1つのプローブ線に
    選択信号を出力する工程と、(c)前記選択されたプロ
    ーブ線に対応する複数の電子スイッチ装置の各々から対
    応する各センス線に、複数の試験点の2値化信号の組合
    わせに対応する多値化信号を発生させる工程と、(d)
    前記複数のセンス線に発生した多値化信号を前記2値化
    信号の組合わせに対応する2値化信号に夫々変換して出
    力する工程と、(e)前記複数のプローブ線のうちの1
    つを選択して前記(b)〜(d)を繰り返す工程と、
    (f)前記複数の試験パターン信号のうちの1つを選択
    して前記(a)〜(e)を繰り返す工程とを含むことを
    特徴とする半導体集積回路の試験方法。
  2. 【請求項2】 半導体集積回路に組み込まれた複数のプ
    ローブ線及び複数のプローブ線と略直交するように配設
    された複数のセンス線とを介して半導体集積回路を試験
    する半導体集積回路の試験装置において、前記複数のプ
    ローブ線の1つに順々に選択信号を出力する選択手段
    と、前記複数のプローブ線と複数のセンス線とが交差す
    る複数の格子点に夫々対応づけて半導体集積回路内に組
    み込まれ且つ対応するプローブ線に供給される選択信号
    に応動して対応するセンス線に信号を出力可能となる複
    数の電子スイッチ装置であって、その各々が半導体集積
    回路の複数の試験点に夫々接続され且つ対応するセンス
    線に接続された複数の電子スイッチを備えた複数の電子
    スイッチ装置と、前記各電子スイッチ装置の複数の電子
    スイッチに接続された複数の試験点の2値化信号の組合
    せに対応した多値化信号を対応するセンス線に発生させ
    る多値化手段と、前記各センス線に発生した多値化信号
    を複数の試験点の2値化信号の組合せに対応する再生2
    値化信号に変換する2値化手段と、を備えたことを特徴
    とする半導体集積回路の試験装置。
  3. 【請求項3】 前記各電子スイッチ装置は、複数の電子
    スイッチと対応するセンス線間に夫々介設され且つ選択
    信号に応動して導通状態となる複数の選択スイッチを備
    えたことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路
    の試験装置。
  4. 【請求項4】 前記各電子スイッチ装置において、複数
    の選択スイッチ及び複数の電子スイッチが夫々Nチャン
    ネル型MOSトランジスタで構成され、複数の選択スイ
    ッチのゲート電極がプローブ線に夫々接続され且つこれ
    ら選択スイッチのドレイン電極がセンス線に夫々接続さ
    れ、複数の電子スイッチのゲート電極が複数の試験点に
    夫々接続され且つこれら電子スイッチのドレイン電極が
    対応する選択スイッチのソース電極に夫々接続され且つ
    これら電子スイッチのソース電極が半導体集積回路の接
    地に接続されたことを特徴とする請求項3に記載の半導
    体集積回路の試験装置。
  5. 【請求項5】 前記多値化手段は、各センス線に抵抗を
    介して接続された半導体集積回路の定電圧源と、各電子
    スイッチ装置の複数の電子スイッチのソース電極に接続
    された半導体集積回路の接地と、各電子スイッチ装置の
    複数の電子スイッチ及び/又はこれらの電子スイッチに
    夫々接続された複数の選択スイッチのW/L値を相互に
    異ならせた構成とを備えていることを特徴とする請求項
    4に記載の半導体集積回路の試験装置。
  6. 【請求項6】 前記各電子スイッチ装置は、複数の電子
    スイッチと対応するセンス線間に共通に介設され且つ選
    択信号に応動して導通状態となる1つの選択スイッチを
    備えたことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回
    路の試験装置。
  7. 【請求項7】 前記各センス線に接続された2値化手段
    がA/D変換器からなることを特徴とする請求項5に記
    載の半導体集積回路の試験装置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段が複数のプローブ線に択一
    的に選択信号を出力するシフトレジスタを含むことを特
    徴とする請求項7に記載の半導体集積回路の試験装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のセンス線に夫々接続された複
    数の2値化手段の出力を受ける観察手段が設けられ、こ
    の観察手段が複数の2値化手段の出力を受けて一時記憶
    するシフトレジスタを含むことを特徴とする請求項8に
    記載の半導体集積回路の試験装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の選択スイッチ及び複数の電
    子スイッチが夫々Pチャンネル型MOSトランジスタで
    構成され、複数の選択スイッチのゲート電極がプローブ
    線に夫々接続され且つこれら選択スイッチのドレイン電
    極がセンス線に夫々接続され、複数の電子スイッチのゲ
    ート電極が複数の試験点に夫々接続され且つこれら電子
    スイッチのドレイン電極が対応する選択スイッチのソー
    ス電極に夫々接続され且つこれら電子スイッチのソース
    電極が半導体集積回路の定電圧源に接続されたことを特
    徴とする請求項3に記載の半導体集積回路の試験装置。
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