JP2001091575A - テストボードの姿勢変更装置 - Google Patents
テストボードの姿勢変更装置Info
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Abstract
なく、安定した状態で円滑かつ確実にその姿勢を変更さ
せる。 【解決手段】 ボード反転ユニット20を構成する左右
の支持板体24,24の相対向する面には複数のガイド
ローラ25が回転自在に装着されて、テストボード1を
挿通させるボード通路26を構成しており、このボード
通路26の搬送ベルト22に対面する側が入口部26
a、反対側の端部が出口部26bである。支持板体24
にはガイドローラ25からほぼテストボード1の厚み分
だけ離れた位置に倒れ防止ローラ27が回転自在に設け
られ、入口部26aには駆動用シリンダ35により開閉
されるシャッタ板32が設けられ、さらに両支持板体2
4には張り出し部24bが連設されており、これら両張
り出し部24b,24bには反転軸29が連結して設け
られて、ボード反転ユニット20は水平状態と垂直状態
とに反転させる構成としている。
Description
積回路素子)の電気的特性についての試験・測定を行う
ためのICデバイスの試験装置等に設置されて、ICデ
バイスを多数載置したテストボードの姿勢を変換するた
めのテストボードの姿勢変更装置に関するものである。
を行う装置としては、ICテスタとICハンドラとから
構成されるものであり、ICハンドラはローダ部,試験
・測定部及びアンローダ部を備えている。ローダ部には
トレー等のデバイス収納治具に多数のICデバイスが設
置されており、適宜のハンドリング手段で試験・測定を
行うのに適したテストボードに所定数のICデバイスが
移載され、このテストボードは試験・測定部に搬送され
る。試験・測定部にはテストボードを位置決めすると共
に、このテストボードをICテスタのテストヘッドに接
離する接離手段が設けられている。従って、ICデバイ
スは、試験・測定部にまで搬送されたテストボードに載
置したままでテストヘッドのソケットに接続されて、そ
の間に通電することによって、電気的特性の試験・測定
が行われる。ICデバイスに対する試験が終了した後に
は、テストボードをアンローダ部に搬送して、試験結果
に基づいてICデバイスを分類分けしてトレー等に収納
させる。
は、テストボードに多数のICデバイスを載置したまま
で、各ICデバイスを同時にICテスタに接続するが、
このための装置構成としては、水平搬送路を設けて、こ
の水平搬送路にローダ部,試験・測定部及びアンローダ
部を配置するのが一般的である。つまり、ローダ部で試
験すべきICデバイスをテストボードに移載した後に、
このテストボードを水平搬送することによって、試験・
測定部に送り込んで、このテストボードを所定の位置に
位置決めして、ICテスタのテストヘッドに接続するよ
うになし、また試験が終了した後にはそのまま水平搬送
路に沿ってアンローダ部にまで移行して、アンロード作
業が行われる。従って、ICテスタは、テストボードを
搬送する水平搬送路の上部位置または下部位置に配置
し、テストボードを押し上げるか、引き下げるかによっ
て、このテストボードに載置した各ICデバイスをテス
トヘッドにおけるソケットに接続するようになってい
る。
ラにおける水平搬送路のテストボードの搬送面とを上下
に配置すると、装置全体の高さ寸法が大きくなってしま
う。近年においては、ICデバイスのパッケージ方式及
びサイズとしては様々なものが用いられるようになって
きており、ICデバイスの試験装置としては、いくつか
の種類乃至サイズのICデバイスを試験できるように構
成するのが一般的である。従って、異なるICデバイス
を試験する際には、装置を構成する一部の部材を段取り
替えしなければならない。ICテスタについては、テス
トヘッドにおけるインタフェースボード等一部の部材を
交換するが、ICテスタが高所に配置されていると、こ
のテストヘッドの段取り替えを行う作業が困難になる。
特に、交換部材はかなりの重量物であることから、IC
テスタの位置が高ければ高いほど段取り替え作業が困難
になる。また、テストボードの搬送面をICテスタの上
部に配置すると、テストボードの下部側をICテスタの
テストヘッドに接続しなければならない。このために、
ICデバイスのリードに直接コンタクトすることができ
ず、従ってテストボードにテストヘッドのコンタクト部
に接続するための電極を設けなければならない等、テス
トボードの構成が複雑化する。また、テストボードを反
転させて、テストヘッドに接続することも考えられる
が、そうすると、ロード,アンロード作業、つまりロー
ダ部に試験すべきICデバイスを載置したトレーをセッ
トし、アンローダ部では試験済のICデバイスが収納さ
れたトレーを取り出す作業が面倒になる等といった問題
点がある。
66号公報にテストボードを垂直状態にして試験・測定
部に搬送し、また試験・測定部からのテストボードの搬
出も垂直状態にして行うように構成したものが示されて
いる。従って、ICテスタのテストヘッドへのテストボ
ードの接離は、このテストボードを垂直状態にしたまま
で行えることになる。このように構成すれば、ICテス
タとテストボードの搬送面とを実質的に同じ高さ位置に
配置できるようになる。ここで、この従来技術による試
験装置では、ICデバイスを所定の温度条件下で試験す
る関係から、試験・測定部の前段にはテストボードに載
置した各ICデバイスを設定温度となるように加熱また
は冷却するプリヒート部が、また試験・測定部の後段に
はICデバイス及びテストボードを外気温度に近い状態
にまで温度を戻すデフロスタ部が設けられる。
CテスタをICハンドラと実質的に同じ高さ位置に配置
することによって、異なる種類のICデバイスを試験す
る場合における段取り替え作業や、トレーのセット及び
取り出し作業、さらには装置全体のメンテナンス作業が
容易に行えることになる。
らテストボードに試験が行われるICデバイスを移載
し、またアンローダ部では試験済のICデバイスをテス
トボードからトレー等に移し替えなければならない。こ
の作業は、通常、ICデバイスのパッケージ部を真空吸
着するハンドリング手段により行われることから、テス
トボードは水平状態にする必要がある。このために、前
述した公知の試験装置においては、テストボードの垂直
搬送路の上方位置にローダ部及びアンローダ部を配置
し、ローダ部からプリヒート部にテストボードを搬入す
る前の段階でこのテストボードを水平状態から垂直状態
に回動させることにより姿勢を反転させ、またデフロス
タ部からテストボードを搬出した後に、垂直状態から水
平状態に戻すようにしている。このテストボードの姿勢
を変更する手段としては、テストボードの端部をチャッ
クするチャック手段を備え、このチャック手段に反転軸
を連結して設け、この反転軸をロータリシリンダにより
90°往復回転させる構成としている。
ドは、できるだけ多数のICデバイスを載置する関係か
ら、テストボードの大半の部分がICデバイスの載置部
として用いられ、周辺のマージンの幅はできるだけ小さ
くする。チャック手段は、当然、マージンの部分をチャ
ックし、ICデバイスの載置部にチャック手段が当接し
ないようにする必要があり、従ってチャック手段のテス
トボードに対する当接部の面積は極めて小さいものとな
る。その結果、チャック手段によるテストボードのチャ
ックが不安定になり、反転動作中にテストボードを取り
落とす可能性がある。特に、テストボードにおけるIC
デバイスの載置数を多くするために大型のテストボード
を用い、しかもこのテストボードに載置した状態でIC
デバイスを加熱状態や冷却状態で試験・測定を行うに当
って、熱損を抑制するために、テストボードをできるだ
け薄肉化した場合には、テストボードは変形し易いもの
となる。従って、チャック手段でテストボードを片持ち
状態にして反転させる場合には、そのバランスが極めて
悪くなり、さらに安定性が低下する。また、テストボー
ドを安定させるために、一対のチャック手段を用いて、
テストボードを左右から挟み込むようにすることも可能
であるが、このようにテストボードに外力を加えると、
薄肉のテストボードが変形する可能性がある。
あって、その目的とするところは、テストボードに格別
の外力を作用させることなく、安定した状態で円滑かつ
確実にその姿勢を変更させることができるようにするこ
とにある。
ために、本発明は、所定数のICデバイスが設置される
テストボードを水平状態と垂直状態との間に姿勢を変更
させるための装置であって、左右一対の支持部材の相対
向する面に複数のガイドローラを回転自在に装着するこ
とによって、一方側が前記テストボードが搬入される入
口部で、他方側がこのテストボードを搬出する出口部と
なり、前記テストボードの両側部をガイドして挿通させ
るボード通路を形成すると共に、前記ガイドローラに対
してほぼテストボードの厚み分だけ離間した位置に配置
され、前記テストボードの倒れ防止ローラを設けた反転
ユニットと、前記支持部材に連結されて、この反転ユニ
ットのボード通路を水平になる位置と、垂直になる位置
とに反転駆動する反転駆動部材と、前記ボード通路の前
記ボード通路の入口部及び出口部の少なくとも一方を開
閉するシャッタ部材とを備える構成としたことをその特
徴とする。
テストボードを水平状態から垂直状態に姿勢を変更させ
る場合と、垂直状態から水平状態に姿勢を変更させる場
合とがある。水平状態から垂直状態に姿勢を変更する場
合には、シャッタ部材をボード通路の入口部側に設け、
また倒れ防止ローラはボード通路の出口部近傍に配置す
る。シャッタ部材には、それがボード通路の入口部を閉
鎖した時に、テストボードのガイドローラへの当接部と
は反対側の面に対面するように曲折させる構成となし、
また反転ユニットが垂直状態となった時における下方位
置に、ボード通路内に位置するテストボードを押し上げ
るリフタを設ける。さらに、反転ユニットが水平状態に
ある時のボード通路の出口部の延長線位置にテストボー
ドを弾性的に当接させるストッパを設け、このテストボ
ードがボード通路内に送り込まれた時に、前記入口部を
通過した位置で、このストッパに当接するように構成す
るのが望ましく、さらにストッパはエアシリンダで構成
するのがより望ましい。
施の形態について説明する。以下に示す実施の形態にお
いては、図1に示したICデバイスの試験装置に設けら
れ、多数のICデバイスを載置したテストボードを水平
状態から垂直状態に、また垂直状態から水平状態に姿勢
を変更させるものを例示するが、本発明のテストボード
の姿勢変更装置はこれ以外の装置にも適用できることは
言うまでもない。
明する前に、ICデバイスを搬送するテストボードの一
例を図2及び図3に示す。而して、図2において、1は
テストボードを示し、このテストボード1には多数(図
2に示した例では4×16=64)のソケット2が装着
されるソケット設置用開口1aが4列にわたって形成さ
れている。また、このテストボード1の周囲には外周枠
部1bとして所定幅のマージンが形成される。この外周
枠部1bには上下2箇所の各位置に位置決め孔3,3が
板厚方向に貫通するように穿設されている。ソケット2
は、図3に示したように、テストボード1のソケット設
置用開口1aに設けた支軸4,4に支持されており、こ
の支軸4にはストッパ部4aが連設されており、ソケッ
ト2はテストボード1の表面に当接する位置とストッパ
部4aに当接する位置との間において、テストボード1
の板厚方向に僅かな距離だけ移動可能となっている。
デバイス5(以下、単にデバイス5という)を位置決め
する位置決め壁が設けられると共に、そのパッケージ部
をクランプするクランプ爪6が2箇所設けられており、
このクランプ爪6は軸7を中心として回動可能となって
いる。クランプ爪6にはデバイス5のパッケージ部を押
えるデバイス押え部6aと、このデバイス押え部6aを
デバイス5から離間する方向に押動する解除用押動部6
bとを備えており、このクランプ爪6において、これら
デバイス押え部6aと解除用押動部6bとの間の位置が
軸7に上下方向に揺動可能に支持されている。そして、
クランプ爪6にはばね8が作用しており、このばね8に
よってデバイス押え部6aはデバイス5をクランプする
方向に付勢される。従って、デバイス5はクランプ爪6
によりクランプされると、テストボード1を垂直にして
も、また表裏を反転させても、デバイス5が位置ずれす
ることなく、所定の位置に安定的に保持される。
電気的特性の試験を行う際に、試験装置内において、多
数のデバイス5を所定の位置に位置決めした状態で搬送
し、またICテスタのテストヘッドにデバイス5を接離
するための機能を発揮するデバイスキャリア手段を構成
するものである。一方、この装置の外では、デバイス5
は所定の治具に整列した状態にして設置される。この治
具としては、通常平板状の部材に縦横に短いピッチ間隔
をもってデバイス5を収容する凹部を形成したトレーが
用いられる。ここで、トレーは単にデバイス5を整列状
態にしてできるだけ多数収容するものであり、その凹部
内ではデバイス5を格別位置決めしない点で、前述した
クランプ爪6によりデバイス5を正確に位置決めした状
態に保持するように構成したテストボード1とは異なる
部材である。
したデバイス5の電気的特性の試験・測定を行うICデ
バイスの試験装置を図1に基づいて説明する。同図にお
いて、10はローダ部,11はプリヒート部,12は試
験・測定部,13はデフロスタ部,14はアンローダ部
である。ローダ部10には試験すべきデバイス5を多数
設置したトレー15が複数列段積み状態にして設置され
ており、これらトレー15からデバイス5を取り出し
て、テストボード1における各ソケット2に載置され
る。また、アンローダ部14では試験が終了したデバイ
ス5がテストボード1から取り出されて、試験結果に基
づいて分類分けした状態にしてトレー16に移載され
る。ここで、ローダ部10に設置されるトレー15と、
アンローダ部14に設置されるトレー16とは、トレー
そのものの構造が異なるものであっても、また同じ構造
的のもので構成しても良い。要するに、ローダ部10で
はデバイス5が予め収容されたトレーが、またアンロー
ダ部14では空のトレーがセットされる。
はデバイス5を所定の温度状態にして、その電気的特性
の試験・測定を行うようにしている。このために、プリ
ヒート部11及び試験・測定部12はテストヘッド17
が臨んでおり、このテストヘッド17にはテストボード
1を2段で接離させるコンタクト機構18が配置されて
いる。また、試験・測定部12は恒温槽19内に設けら
れ、この恒温槽19は、デバイス5を例えば100℃乃
至それ以上にまで加熱したり、また−50℃乃至それ以
下にまで冷却した状態で試験することができるようにな
っている。なお、この範囲内における中温域であって
も、恒温槽により温度管理を行えば、全てのデバイス5
を実質的に同じ温度条件で試験される。また、デフロス
タ部13は、試験温度と外気温度との中間の温度状態に
保持したチャンバである。
て、デバイス5を搬送するための手段であって、テスト
ボード1は、図1に矢印で示したように、ローダ部10
からプリヒート部11,試験・測定部12及びデフロス
タ部13を経てアンローダ部14に移行し、さらにアン
ローダ部14でのアンロード作業が終了した後には、ロ
ーダ部10に帰還する。従って、テストボード1は装置
内を循環する。また、テストボード1の姿勢は、ローダ
部10及びアンローダ部14では水平状態となり、また
プリヒート部11から試験・測定部12を経てデフロス
タ部13に至るまでの間は垂直状態にして搬送される。
ロード作業、つまりデバイス5をトレー15からテスト
ボード1に移載する作業を行うローダ部10と、アンロ
ード作業、つまり試験終了後のデバイス5を分類分けし
てトレー16に収容させる作業を行うアンローダ部14
では、テストボード1がトレー15,16と概略同じ高
さ位置に配置される。
テストボード1が位置する水平面をHとした時に、プリ
ヒート部11はこの水平面Hより上部に位置し、またデ
フロスタ部13はこの水平面Hより下部に位置してい
る。また、試験・測定部12では、2枚のテストボード
1が同時にテストヘッド17のコンタクト機構18と接
離されるようになっており、この2枚のテストボード
1,1は水平面Hを挟んで上下に配置されることにな
る。
跡としては、ローダ部10では水平面Hの高さ位置で水
平状態に保持され、プリヒート部11に移行する際に、
垂直状態に姿勢変更がなされた上で、水平面Hより高い
位置にまで上昇する。2枚のテストボード1,1を同時
に試験・測定を行うことから、試験・測定部12に移行
した後には、水平面Hの上部位置から下部位置に下降
し、さらに水平面Hより下部位置に保持してデフロスタ
部13に移行し、このデフロスタ部13からアンローダ
部14に移行する際に、垂直状態から水平状態に姿勢変
更がなされると共に、概略水平面Hの高さ位置に戻され
ることになる。
10からプリヒート部11への移行部と、デフロスタ部
13からアンローダ部14への移行部に設けられる。そ
こで、図4乃至図7にローダ部10からプリヒート部1
1への移行部に設けられるテストボードの姿勢変更装置
について説明する。
1を水平状態から垂直状態に90°反転させるためのボ
ード反転ユニットであり、また21はリフタである。さ
らに、22は水平搬送ベルト、23は押し込みシリンダ
である。水平搬送ベルト22はローダ部10からテスト
ボード1を搬出するための搬送手段であり、この水平搬
送ベルト22により搬送されたテストボード1は、さら
に押し込みシリンダ23によりボード反転ユニット20
に収納させるようにしている。
て、図5及び図6にも示したように、支持部材として、
左右の支持板体24,24を有し、これら両支持板2
4,24は、架橋部材24aによりその間隔が一定にな
るように保持されている。両支持板体24には相対向す
るようにして複数のガイドローラ25が回転自在に装着
されており、これら各ガイドローラ25は水平搬送ベル
ト22による搬送面と概略同じ平面に列設されており、
ガイドローラ25によりテストボード1が走行する図6
に矢印で示したボード通路26が形成される。このボー
ド通路26において、搬送ベルト22に対面する側がテ
ストボード1が搬入される入口部26aであり、その反
対側の端部がテストボード1を搬出する出口部26bで
ある。
1の厚み寸法より僅かに広い間隔だけ離れた上方位置に
は、倒れ防止ローラ27が回転自在に設けられている。
押し込みシリンダ23によりテストボード1がボード反
転ユニット20内に送り込まれると、このテストボード
1は、その外周枠部1bの左右の側面部がガイドローラ
25により受承される。また、ボード反転ユニット20
におけるテストボード1の送り方向の前方位置、つまり
出口部26bから所定の距離だけ離れた位置には、オー
バーランを防止するためのストッパ用シリンダ28が対
向配設されて、テストボード1がボード反転ユニット2
0から飛び出さないように保持される。ストッパ用シリ
ンダ28はエアシリンダからなり、テストボード1を弾
性的に当接させるストッパを構成するものであって、こ
のストッパ用シリンダ28のロッドにはストッパ本体2
8aが取り付けられている。このストッパ本体28a
は、好ましくは弾性部材からなり、最伸長位置ではボー
ド反転ユニット20におけるボード通路26の入口部2
6aからテストボード1の長さ寸法より所定の寸法だけ
離れた位置に配置される。
持板体24には張り出し部24bが連設されており、こ
れら両張り出し部24b,24bには反転軸29が連結
して設けられている。そして、反転軸29には作動板3
0が取り付けられており、この作動板30には長孔30
aが穿設されており、押動軸31の先端に設けた駆動ピ
ン31aが長孔30aに係合しており、この押動軸31
を図4の矢印方向に回動変位させると、ボード反転ユニ
ット20は、図7に示したように、鉛直状態となるよう
に反転する。この結果、ボード反転ユニット20内に受
け入れたテストボード1が水平状態から垂直状態に姿勢
変更がなされる。従って、反転軸29,作動板30,押
動軸31等で反転駆動部材が構成される。
トボード1を受け入れる際には、ボード通路26の入口
部26aが開放されていなければならない。一方、反転
時には入口部26aが下方に向くようになるので、開放
状態に保たれていると、反転時にテストボード1が脱落
してしまう。このために、ボード反転ユニット20のボ
ード通路26における入口部26aには開閉可能なシャ
ッタ板32を備えている。シャッタ板32の先端は概略
90°曲折した曲折部32aとなっており、このシャッ
タ板32は板状のレバー33に連結されている。レバー
33の中間位置は一方の支持板体24に軸支部34にお
り揺動可能に支持されており、他端には駆動用シリンダ
35が連結されている。従って、駆動用シリンダ35を
作動させることによって、シャッタ板32は、ボード反
転ユニット20の受入側を開放して、テストボード1を
受け入れる状態(図4に示した状態)と、この受入側を
閉鎖して、反転時に受け入れたテストボード1が脱落し
ないように保持する作動状態(図7の状態)とに変位で
きるようになっている。これによって、ボード反転ユニ
ット20内のテストボード1は、その一側側面がガイド
ローラ25により、また他側側面はこのガイドローラ2
5に対してテストボード1の厚み寸法より僅かに広い間
隔だけ離れた位置に設けた倒れ防止ローラ27と、シャ
ッタ板32及びこのシャッタ板32の曲折部32aが倒
れ防止ローラ27への当接面側に回り込むことから、テ
ストボード1は確実に垂直状態に保持される。
に、シャッタ板32を作動状態に変位させる際に、受け
入れたテストボード1と干渉しないようにするために、
ストッパ用シリンダ28に当接して、テストボード1が
停止する位置は、シャッタ板32の移動軌跡より前方位
置とする。また、ボード反転ユニット20が反転する際
には、ストッパ用シリンダ28が縮小することによっ
て、この反転動作を支障なく行うことができる。
ド1が反転して垂直状態になった時には、水平面Hの下
方に位置するようになる。一方、恒温槽19内における
プリヒート部11は水平面Hより上方に位置している。
そこで、テストボード1をこのプリヒート部11の位置
まで押し上げることになる。この作業はリフタ21によ
り行われる。リフタ21は押し上げシリンダ36のロッ
ド36aに連結されており、この押し上げシリンダ36
のロッド36aを伸長させると、テストボード1がボー
ド反転ユニット20から取り出されて、プリヒート部1
1に移行する。なお、リフタ21はテストボード1に対
して、シャッタ板32が当接している位置とは異なる位
置に当接することになる。プリヒート部11は恒温槽1
9に設けられており、リフタ21により押し上げられた
テストボード1をプリヒート部11に送り込むために、
例えばピッチ送り手段等が設けられる。
説明する。まず、ボード反転ユニット20におけるボー
ド通路26を水平状態とする。また、ストッパ用シリン
ダ28におけるストッパ本体28aを突出させる。さら
に、シャッタ板32はボード通路26の入口部26aを
開放する状態に保持しておく。テストボード1が水平搬
送ベルト22によって所定の位置まで搬送されると、ボ
ード反転ユニット20におけるボード通路26は水平搬
送ベルト22の搬送経路の延長線上に位置する。そこ
で、押し込みシリンダ23を作動させて、テストボード
1を水平搬送ベルト22からボード反転ユニット20に
移行させる。このボード反転ユニット20にはガイドロ
ーラ25が設けられており、テストボード1がボード通
路26を走行する際には、テストボード1の外周枠部1
bがガイドローラ25にガイドされ、テストボード1の
進行に応じてガイドローラ25が転動するから、テスト
ボード1はボード通路26内に円滑に移行することにな
る。しかも、ガイドローラ25のテストボード1への接
触位置は、その外周枠部1bであり、ソケット2が設置
される部位とは非接触状態に保持される。
進行したテストボード1は、その先端部が出口部26b
を通過して、ストッパ本体28aに当接する位置にまで
移動する。これによって、テストボード1の基端部は入
口部26aより奥の位置に配置される。ストッパ本体2
8aはエアシリンダからなるストッパ用シリンダ28に
連結されているので、テストボード1がストッパ本体2
8aに押し付けられたとしても、エアのクッション作用
によりテストボード1に荷重が作用するのを防止でき
る。また、ストッパ本体28aをゴム等の弾性体から構
成すれば、さらにテストボード1の保護が図られる。
距離だけオーバーランした位置にまで移動した状態で、
押し込みシリンダ23を戻し、かつストッパ用シリンダ
28を縮小させる。この状態で、駆動用シリンダ35を
作動させることによって、シャッタ板32をボード通路
26の入口部26aを閉鎖する位置に変位させる。この
時に、テストボード1はボード通路26内でオーバーラ
ン状態となっているので、シャッタ板32が変位した時
に、テストボード1と衝突することはない。従って、ボ
ード通路26内でのテストボード1の停止位置は、シャ
ッタ板32の作動時に、その基端部と干渉しない位置と
するが、このオーバーラン量をあまり大きくしないよう
にする。
26aが閉鎖されると、押動軸31を押動することによ
って、作動板30を回動させる。これによって、反転軸
29が反転するから、水平状態となっていたボード反転
ユニット20は90°下方に回動することになる結果、
テストボード1が垂直状態に姿勢が変換される。この時
には、ボード通路26内でオーバーラン状態にあるテス
トボード1はシャッタ板32と当接する位置まで下降す
ることになる。テストボード1は、複数のガイドローラ
25と倒れ防止ローラ27との間に位置し、またシャッ
タ板32の曲折部32aが倒れ防止ローラ27側に回り
込むようになるので、その間の間隔をテストボード1の
厚みより僅かに大きい寸法としておくことによって、テ
ストボード1はほぼ鉛直状態で安定的に保持される。
て、リフタ21を上昇させることによって、図7に仮想
線で示したように、テストボード1をボード反転ユニッ
ト20から離脱させて、ピッチ送り手段等を備えたプリ
ヒート部11への搬送経路に移行させることができる。
これによって、ローダ部10側の水平搬送経路からプリ
ヒート部11側における垂直搬送経路への移行を、テス
トボード1に格別の荷重等の外力を作用させる必要がな
く、安定した状態で円滑かつ確実に行わせることができ
る。
0は、テストボード1を垂直状態から水平状態に姿勢を
変更するためにも用いることができる。この場合には、
図7に示したように、ボード反転ユニット20が鉛直状
態になった時に、テストボード1を受け入れ、図4に示
されている状態でテストボード1が90°反転した状態
で送り出される。ここで、テストボード1を水平状態か
ら垂直状態にする場合の出口部26bがこの場合の入口
部となる。また、テストボード1の出口部は、入口部2
6aとすることもでき、この場合にはシャッタ板32を
装着する。そして、垂直状態でのテストボード1の入口
側から取り出すようにすることもできる。この場合に
は、シャッタ板は必ずしも開閉可能とする必要はない。
また、垂直状態での入口側には、テストボード1を正確
にボード反転ユニット20のボード通路26内に入り込
ませるための呼び込み部を設けるのが望ましい。また、
リフタ21に相当する部材がボード反転ユニット20へ
のテストボード1の搬入手段となり、また押し込みシリ
ンダ23に相当する部材がテストボード1の搬出手段と
して機能することになる。
ストボードに格別の外力を作用させることなく、安定し
た状態で円滑かつ確実にその姿勢を変更させることがで
きる等の効果を奏する。
れるICデバイスの試験装置を示す全体構成図である。
る。
る。
姿勢変更装置の作動説明図である。
ット設置用開口 1b 外周枠部 2 ソケッ
ト 5 ICデバイス 20 ボー
ド反転ユニット 21 リフタ 22 水平
搬送ベルト 23 押し込みシリンダ 24 支持
板体 25 ガイドローラ 26 ボー
ド通路 26a 入口部 26b 出
口部 27 倒れ防止ローラ 28 スト
ッパ用シリンダ 28a ストッパ本体 29 反転
軸 30 作動板 31 押動
軸 32 シャッタ板 32a 曲
折部 33 レバー 34 軸支
部 35 駆動用シリンダ
Claims (5)
- 【請求項1】 所定数のICデバイスが設置されるテス
トボードを水平状態と垂直状態との間に姿勢を変更させ
るための装置であって、左右一対の支持部材の相対向す
る面に複数のガイドローラを回転自在に装着することに
よって、一方側が前記テストボードが搬入される入口部
で、他方側がこのテストボードを搬出する出口部とな
り、前記テストボードの両側部をガイドして挿通させる
ボード通路を形成すると共に、前記ガイドローラに対し
てほぼテストボードの厚み分だけ離間した位置に配置さ
れ、前記テストボードの倒れ防止ローラを設けた反転ユ
ニットと、前記支持部材に連結されて、この反転ユニッ
トのボード通路を水平になる位置と、垂直になる位置と
に反転駆動する反転駆動部材と、前記ボード通路の前記
ボード通路の入口部及び出口部の少なくとも一方を開閉
するシャッタ部材とを備える構成としたことを特徴とす
るテストボードの姿勢変更装置。 - 【請求項2】 前記反転ユニットは、前記テストボード
を水平状態で搬送する水平搬送路から、垂直状態に姿勢
を変更させるためのものであって、前記シャッタ部材は
前記ボード通路の入口部側に設けられ、また前記倒れ防
止ローラは前記ボード通路の出口部近傍に配置され、か
つ前記シャッタ部材には、それが前記ボード通路の入口
部を閉鎖した時に、前記テストボードの前記ガイドロー
ラへの当接部とは反対側の面に対面するように曲折させ
る構成となし、また前記反転ユニットが垂直状態となっ
た時における下方位置に、前記ボード通路内に位置する
テストボードを押し上げるリフタを設ける構成としたこ
とを特徴とする請求項1記載のテストボードの姿勢変更
装置。 - 【請求項3】 前記反転ユニットが水平状態にある時の
前記ボード通路の出口部の延長線位置に前記テストボー
ドを弾性的に当接させるストッパを設け、このテストボ
ードがボード通路内に送り込まれた時に、前記入口部を
通過した位置で、このストッパに当接するように構成し
たことを特徴とする請求項2記載のテストボードの姿勢
変更装置。 - 【請求項4】 前記ストッパはエアシリンダで構成した
ことを特徴とする請求項3記載のテストボードの姿勢変
更装置。 - 【請求項5】 前記反転ユニットは、前記テストボード
を垂直状態から水平状態に姿勢を変更させるものである
ことを特徴とする請求項1記載のテストボードの姿勢変
更装置。
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---|---|---|---|
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JP27028799A JP3636000B2 (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | テストボードの姿勢変更装置 |
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---|---|
JP2001091575A true JP2001091575A (ja) | 2001-04-06 |
JP3636000B2 JP3636000B2 (ja) | 2005-04-06 |
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JP27028799A Expired - Fee Related JP3636000B2 (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | テストボードの姿勢変更装置 |
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JP (1) | JP3636000B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN114131642A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-03-04 | 莱芜钢铁双山陶土福利加工有限公司 | 一种机械手用挡渣锥专用夹具 |
-
1999
- 1999-09-24 JP JP27028799A patent/JP3636000B2/ja not_active Expired - Fee Related
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