JP3575188B2 - 内装部品の成形方法および同成形金型 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のインストルメントパネルなど、多層に形成される内装部品の成形方法および同成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車のインストルメントパネルやドアトリムなどの内装部品は、図17の断面図で示すように、表皮層1と芯材層3との間に、パッド層5を設けた三層構造となっている。表皮層1は、塩化ビニルなどで構成されて表面を絞形状とするなどで意匠性を持たせ、芯材層3は、ポリプロピレンなどで構成されて剛性感を備え、パッド層5は、ウレタンの発泡層で構成されて触れたときにソフト感を持たせて弾力性を有するものとしてある。
【0003】
図18は、上記三層構造からなる内装部品の製造工程を示している。表皮層1をパウダ材料を用いたスラッシュ成形工程で製造し、これと同時に芯材層3を射出成形工程で製造する。パッド層5は、さらに別の発泡工程で、上記製造した表皮層1と芯材層3とを相互に接合する際に形成する。図19は、上記発泡工程での成形動作を示す断面図で、表皮層1を発泡金型7に密着させてセットするとともに、芯材層3を、表皮層1の内側に入り込ませるよう発泡金型7にセットする。この状態で、表皮層1と芯材層3との間にウレタン5aを注入発泡させることで、これら両者をパッド層5となる発泡層を介して一体化させた後、成形品を冷却させて発泡金型7から取り出し、前記図17に示すような、内装部品が完成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような従来の内装部品の成形方法では、以下に示すような欠点がある。
【0005】
▲1▼ 芯材層3を射出成形で製造するため、金型が大型かつ複雑になりコスト高を招く。
【0006】
▲2▼ 射出成形工程(芯材層3)と、スラッシュ成形工程(表皮層1)と、発泡工程(パッド層5)との三つの異なる成形工程が存在するので、製造工程が分断され、製造効率が極めて悪い。
【0007】
▲3▼ 発泡工程で熱硬化性のウレタン樹脂材料を使用するため、成形作業性が悪い。
【0008】
そこで、この発明は、金型コストを低下させるとともに製造工程を簡素化し、また成形作業性を向上させることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明は、第1に、芯材層上に、パッド層を形成し、このパッド層上に、表皮層を形成してなる内装部品の成形方法において、前記芯材層を第1のスラッシュ成形金型を用いてスラッシュ成形して芯材成形品を得る一方、前記表皮層を第2のスラッシュ成形金型を用いてスラッシュ成形し、前記第2のスラッシュ成形金型内に成形された状態の表皮層上に、前記パッド層をスラッシュ成形して二層成形品を得、前記第1,第2の各スラッシュ成形金型を相互に合体させて、前記芯材成形品と二層成形品とを相互に溶着して一体化する成形方法としてある。
【0010】
上記成形方法によれば、射出成形工程が不要となって金型の大型化および複雑化が回避されるとともに、製造工程も、芯材層,パッド層および表皮層のすべてをスラッシュ成形で製造するので簡素化したものとなる。
【0011】
第2に、第1のスラッシュ成形金型は、凸状に形成されてこの凸部上に芯材成形品を成形するもので、第2のスラッシュ成形金型は、凹状に形成されてこの凹部内に二層成形品を成形するもので、芯材成形品が成形された状態の第1のスラッシュ成形金型の凸部を、二層成形品が成形された状態の第2のスラッシュ成形金型の凹部内に嵌め込んで両成形金型相互を合体させる。
【0012】
上記成形方法によれば、凸状の第1のスラッシュ成形金型と凹状の第2のスラッシュ成形金型とを相互に嵌め合せて芯材成形品と二層成形品とを溶着するので、これら両成形品の一体化作業が容易となる。
【0013】
第3に、芯材成形品および二層成形品は、第1,第2の各スラッシュ成形金型相互を合体させる際に、加熱溶融されている
上記成形方法によれば、両成形品相互の溶着が確実となる。
【0014】
第4に、芯材層,パッド層および表皮層は、それぞれ熱可塑性樹脂で形成される。
【0015】
上記成形方法によれば、熱硬化性のウレタン樹脂を使用しないため、成形作業が容易となる。
【0016】
第5に、内装部品は、自動車用のインストルメントパネルやドアトリムである。
【0017】
上記成形方法によれば、インストルメントパネルやドアトリムなどの内装部品のコスト低下が達成される。
【0018】
第6に、芯材層上に、パッド層を形成し、このパッド層上に、表皮層を形成してなる内装部品の成形金型において、凸状に形成され、この凸部上に前記芯材層をスラッシュ成形して芯材成形品を得る第1のスラッシュ成形金型と、凹状に形成され、この凹部内に前記表皮層をスラッシュ成形するとともに、この凹部内に成形された状態の表皮層上に前記パッド層をスラッシュ成形して二層成形品を得る第2のスラッシュ成形金型とを備え、前記第1,第2の各スラッシュ成形金型は、芯材成形品が成形された状態の第1のスラッシュ成形金型の凸部を、二層成形品が成形された状態の第2のスラッシュ成形金型の凹部内に嵌め込み可能に構成されている。
【0019】
上記構成によれば、芯材層を第1のスラッシュ成形金型を用いてスラッシュ成形して芯材成形品を得、表皮層およびパッド層についても第2のスラッシュ成形金型を用いてスラッシュ成形して二層成形品を得、これら成形後の芯材成形品と二層成形品とを、第1,第2の各スラッシュ成形金型相互を合体させて溶着できるので、射出成形工程が不要となって金型の大型化および複雑化が回避されるとともに、製造工程も、芯材層,パッド層および表皮層のすべてをスラッシュ成形で製造するので簡素化ししたものとなる。
【0020】
【発明の効果】
第1の発明によれば、芯材層,パッド層および表皮層のすべての層をスラッシュ成形にて製造し、射出成形工程を廃止したので、金型の大型化および複雑化が回避できるとともに、製造工程も簡素でき、コスト低下を図ることができる。
【0021】
第2の発明によれば、凸状の第1のスラッシュ成形金型と凹状の第2のスラッシュ成形金型とを相互に嵌め合せて芯材成形品と二層成形品とを溶着するので、これら両成形品の溶着作業を容易なものとすることができる。
【0022】
第3の発明によれば、芯材成形品および二層成形品が、第1,第2の各スラッシュ成形金型相互を合体させる際に、加熱溶融されているので、両成形品相互の溶着が確実となる。
【0023】
第4の発明によれば、芯材層,パッド層および表皮層のすべて層を、熱可塑性樹脂で成形し、硬化性のウレタン樹脂を使用しないため、成形作業性を向上させることができる。
【0024】
第5の発明によれば、自動車のインストルメントパネルやドアトリムなどの内装部品のコスト低下を達成することができる。
【0025】
第6の発明によれば、芯材層を第1のスラッシュ成形金型を用いてスラッシュ成形して芯材成形品を得、表皮層およびパッド層についても第2のスラッシュ成形金型を用いてスラッシュ成形して二層成形品を得、これら成形後の芯材成形品と二層成形品とを、第1,第2の各スラッシュ成形金型を利用して溶着できるので、射出成形工程が不要となって金型の大型化および複雑化が回避されるとともに、製造工程も、芯材層,パッド層および表皮層のすべてをスラッシュ成形で製造するので簡素化され、コスト低下を図ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0027】
図1は、この発明の実施の一形態を示す内装部品の成形方法の工程図である。これによれば、芯材層11を凸状の第1のスラッシュ成形金型13でスラッシュ成形し、このスラッシュ成形作業と並行して表皮層15を凹状の第2のスラッシュ成形金型17でスラッシュ成形する。さらに、第2のスラッシュ成形金型17を用いて表皮層15上にパッド層19をスラッシュ成形し、これにより表皮層15とパッド層19とからなる二層成形品を製造する。
【0028】
次に、芯材成形品が成形された状態の第1のスラッシュ成形金型13と、二層成形品が成形された状態の第2のスラッシュ成形金型17とを、両成形品が充分に加熱溶融された状態で、凸部13aを凹部17aに嵌め込み合体させる。このとき、第1のスラッシュ成形金型13の凸部13aに成形されている芯材成形品が、第2のスラッシュ成形金型17の凹部17aに成形されている二層成形品内に入り込み、両成形品相互が熱溶着されて一体化する。一体化した三層の内装部品は、冷却後、金型内から取り出す。
【0029】
図2ないし図16は、上記した内装部品の成形方法の具体的な動作を示している。ここで、芯材層11,表皮層15およびパッド層19は、いずれも熱可塑性樹脂を用いることとし、芯材層11は例えばポリプロピレン製でよく、表皮層15およびパッド層19は例えば塩化ビニル製でよい。
【0030】
図2ないし図5は、表皮層15の成形工程で、図2は第2のスラッシュ成形金型17を加熱炉21に投入する状態を示している。第2のスラッシュ成形金型17は、凹部17aとフランジ部17bとを備え、加熱炉21内にて一定温度に予備加熱される。予備加熱された第2のスラッシュ成形金型17は、図3に示すように、図2の状態から凹部17aが下方を向くよう上下を逆にし、塩化ビニルのパウダからなる表皮用材料23が入れられたパウダボックス25に対し、周縁部にフランジ部17bを密着させて被せ、両者を一体化させる。
【0031】
一体化した第2のスラッシュ成形金型17およびパウダボックス25は、図4に示すように、図3の状態から第2のスラッシュ成形金型17が下部側となるよう上下を逆にし、これにより表皮用材料23が、第2のスラッシュ成形金型17の凹部17a内に入り込み、図5に示すように、凹部17a内にて溶融して凹部17aの形状に沿った表皮層15がスラッシュ成形される。
【0032】
図6ないし図9は、パッド層19の成形工程で、図6は、前記した加熱炉21内に、図5における表皮層15が成形された状態の第2のスラッシュ成形金型17を投入する状態を示している。加熱炉21内で後加熱された表皮層15を備えた第2のスラッシュ成形金型17は、図7に示すように、図6の状態から凹部17aが下方を向くよう上下を逆にし、発泡用の塩化ビニルのパウダからなるパッド用材料27が入れられたパウダボックス29に対し、周縁部にフランジ部17bを密着させて被せ、両者を一体化させる。
【0033】
一体化した第2のスラッシュ成形金型17およびパウダボックス29は、図8に示すように、図7の状態から第2のスラッシュ成形金型17が下部側となるよう上下を逆にし、これによりパッド用材料27が、第2のスラッシュ成形金型17の凹部17a内に入り込み、図9に示すように、凹部17a内にて上記後加熱により溶融している表皮層15上で溶融し、パッド層19がスラッシュ成形されて、表皮層15とパッド層19との二層成形品が得られる。
【0034】
図10ないし図13は、芯材層11の成形工程で、この成形工程は、前述した表皮層15およびパッド層19の成形工程と並行して行われる。図10は、加熱炉31内に、第1のスラッシュ成形金型13を投入する状態を示している。第1のスラッシュ成形金型13は、凸部13aとフランジ部13bとを備え、加熱炉31内にて一定温度に予備加熱される。予備加熱された第1のスラッシュ成形金型13は、図11に示すように、図10の状態から凸部13aが下方を向くよう上下を逆にし、ポリプロピレンなどのパウダからなる芯材用材料35が入れられたパウダボックス37に対し、周縁部にフランジ部113bを密着させて被せ、両者を一体化させる。
【0035】
一体化した第1のスラッシュ成形金型13およびパウダボックス37は、図12に示すように、図11の状態から第1のスラッシュ成形金型13が下部側となるよう上下を逆にし、これにより芯材用材料35が第1のスラッシュ成形金型13の凸部13aに接触して溶融し、図13に示すように、凸部13aの形状に沿った芯材層11がスラッシュ成形されて、芯材成形品が得られる。
【0036】
図14ないし図16は、図9の第2のスラッシュ成形金型17と、図13の第1のスラッシュ成形金型13とを用いて両成形品を一体化させる溶着工程である。図14および図15に示すように、第2のスラッシュ成形金型17の二層成形品が成形されている凹部17aに、第1のスラッシュ成形金型13の芯材成形品が成形されている凸部13aを入り込ませるよう、両金型17,13相互を合体させる。このとき両金型17,33は、予め加熱炉などで充分加熱し、成形されている二層成形品および芯材成形品を加熱溶融しておく。
【0037】
加熱溶融された二つの成形品は、両金型17,13相互を加圧することで溶着して一体化し、その後冷却して図16に示すような、芯材層11,パッド層19および表皮層15の三層の成形品かならる内装部品39が得られる。
【0038】
得られた内装部品39は、第2のスラッシュ成形金型17の凹部17aの表面を所定に加工することで、表皮層15の表面を絞形状として意匠性を持たせ、パッド層19は、発泡層で構成されて触れたときのソフト感を備え、さらに芯材層11については、剛性感を満足する板厚を確保させることが可能である。これにより、上記内装部品39を、自動車用内装部品としてインストルメントパネルやドアトリムに利用することで、商品価値を高めることが可能となる。
【0039】
上記した成形方法によれば、芯材層11,表皮層15およびパッド層19のすべての層を、凸状の第1のスラッシュ成形金型13と凹状の第2のスラッシュ成形金型17とを利用したスラッシュ成形にて製造し、従来利用していた射出成形工程を廃止したので、金型の大型化および複雑化が回避されるとともに、製造工程についても、スラッシュ成形工程と、溶着工程で済むので、工程が分断されることなく簡素化されたものとなり、金型としても第1,第2の各スラッシュ成形金型13,17の二つで済むので、製造コストを低下させることができる。また、芯材層11,表皮層15およびパッド層19のすべての層を、熱可塑性樹脂で成形し、熱硬化性のウレタン樹脂を使用しないため、成形作業性もを向上したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す内装部品の成形方法の工程図である。
【図2】表皮層を成形する際に第2のスラッシュ成形金型を加熱炉に投入する状態を示す動作説明図である。
【図3】加熱した第2のスラッシュ成形金型をパウダボックスに被せる動作を示す動作説明図である。
【図4】第2のスラッシュ成形金型およびパウダボックスの上下を反転させた状態を示す動作説明図である。
【図5】第2のスラッシュ成形金型に表皮層が成形された状態を示す斜視図である。
【図6】パッド層を成形する際に第2のスラッシュ成形金型を加熱炉に投入する状態を示す動作説明図である。
【図7】加熱した第2のスラッシュ成形金型をパウダボックスに被せる動作を示す動作説明図である。
【図8】第2のスラッシュ成形金型およびパウダボックスの上下を反転させた状態を示す動作説明図である。
【図9】第2のスラッシュ成形金型の表皮層上にパッド層が成形された状態を示す斜視図である。
【図10】芯材層を成形する際に第1のスラッシュ成形金型を加熱炉に投入する状態を示す動作説明図である。
【図11】加熱した第1のスラッシュ成形金型をパウダボックスに被せる動作を示す動作説明図である。
【図12】第1のスラッシュ成形金型およびパウダボックスの上下を反転させた状態を示す動作説明図である。
【図13】第1のスラッシュ成形金型に芯材層が成形された状態を示す斜視図である。
【図14】第1,第2の各スラッシュ成形金型を合体させる状態を示す動作説明図である。
【図15】第1,第2の各スラッシュ成形金型の合体後の斜視図である。
【図16】成形作業終了後の三層の成形品の斜視図である。
【図17】従来の成形品の断面図である。
【図18】従来例を示す内装部品の成形方法の工程図である。
【図19】従来の成形品に対する成形動作を示す動作説明図である。
【符号の説明】
11 芯材層
13 第1のスラッシュ成形金型
13a 凸部
15 表皮層
19 パッド層
17 第2のスラッシュ成形金型
17a 凹部
Claims (6)
- 芯材層上に、パッド層を形成し、このパッド層上に、表皮層を形成してなる内装部品の成形方法において、前記芯材層を第1のスラッシュ成形金型を用いてスラッシュ成形して芯材成形品を得る一方、前記表皮層を第2のスラッシュ成形金型を用いてスラッシュ成形し、前記第2のスラッシュ成形金型内に成形された状態の表皮層上に、前記パッド層をスラッシュ成形して二層成形品を得、前記第1,第2の各スラッシュ成形金型を相互に合体させて、前記芯材成形品と二層成形品とを相互に溶着して一体化することを特徴とする内装部品の成形方法。
- 第1のスラッシュ成形金型は、凸状に形成されてこの凸部上に芯材成形品を成形するもので、第2のスラッシュ成形金型は、凹状に形成されてこの凹部内に二層成形品を成形するもので、芯材成形品が成形された状態の第1のスラッシュ成形金型の凸部を、二層成形品が成形された状態の第2のスラッシュ成形金型の凹部内に嵌め込んで両成形金型相互を合体させることを特徴とする請求項1記載の内装部品の成形方法。
- 芯材成形品および二層成形品は、第1,第2の各スラッシュ成形金型相互を合体させる際に、加熱溶融されていることを特徴とする請求項1または2項記載の内装部品の成形方法。
- 芯材層,パッド層および表皮層は、それぞれ熱可塑性樹脂で形成されることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の内装部品の成形方法。
- 内装部品は、自動車用のインストルメントパネルやドアトリムであることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載の内装部品の成形方法。
- 芯材層上に、パッド層を形成し、このパッド層上に、表皮層を形成してなる内装部品の成形金型において、凸状に形成され、この凸部上に前記芯材層をスラッシュ成形して芯材成形品を得る第1のスラッシュ成形金型と、凹状に形成され、この凹部内に前記表皮層をスラッシュ成形するとともに、この凹部内に成形された状態の表皮層上に前記パッド層をスラッシュ成形して二層成形品を得る第2のスラッシュ成形金型とを備え、前記第1,第2の各スラッシュ成形金型は、芯材成形品が成形された状態の第1のスラッシュ成形金型の凸部を、二層成形品が成形された状態の第2のスラッシュ成形金型の凹部内に嵌め込み可能に構成されていることを特徴とする内装部品の成形金型。
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