JP3560373B2 - 荷札 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、取り付けが容易で、筆記性、抗引裂性、防水性、に優れた荷札に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の荷札(1’)は、図2に示すように荷受人の住所、氏名の記入欄がグラビア印刷された紙またはプラスチックシート(7)の一端中央部に、3〜5mmφの孔(8)を穿孔し、これを引裂防止用の止め金または補強材(9)で補強し、これに紐(10)を通したものであった。かかる荷札は、紙またはプラスチックシート(7)、補強材(9)及び紐(10)の三つの部材が必要となり、製造が面倒である。又、小包や輸送荷物の梱包紐にこの荷札(1' )を取り付ける場合には、荷札(1’)を紐(10)の輪内を通過させる手間がかかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1は、小包や輸送荷物の梱包紐に取り付けが容易で、かつ、一つの部材からなる荷札を提供することを目的とする。
また、本発明の第2は、引裂防止性の優れた荷札の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、少なくとも一表面に、荷受人の住所、氏名の記入欄(2)が設けられた荷札(1)であって、該荷札(1)の素材が、織布(A)に合成紙(B)を接着剤(S)で貼着した複合合成紙であり、記入欄(2)が設けられた表面側から見て、その荷札(1)の一方の端部から紐部(5)を形成する幅(6)だけ内側の位置の上下より、2本の縦スリット(3)、(3’)を中間の結合部を残すように設け、荷札(1)端部に、荷札(1)と同一素材からなり、縦スリット(3)、(3’)で区分された紐部(5)を形成し、更に該紐部(5)の上下それぞれに、紐部幅(6)の半分以下の長さの、2本の横スリット(4)、(4’)を、それぞれ左右逆方向から設けた荷札を提供するものである。
【0005】
縦横のスリットは、切断線、ミシン目でもよく、また小幅の打ち抜き線でもよく、切断強度からみて、端部がU字の打ち抜き線がより好ましく、更に切断線の場合にも端部に円形の打ち抜き部分を設けることが好ましい。
【0006】
【作用】
荷札の縦スリットで分割された紐部(5)を丸くして小包や輸送荷物の梱包紐にくくり、次いで、左右逆方向に設けた横スリット同志(4)、(4’)を嵌合することにより、別素材の紐や接着剤なしでも荷札自身を梱包紐に取り付けることができる。
【0007】
(発明の具体的な説明)
荷札の素材
荷札の素材としては、無機微細粉末を8〜55重量%含有する熱可塑性樹脂の肉厚が80〜300μmの不透明な無延伸フィルム、合成紙と不織布との貼合品(特公平3−74180号公報)、合成紙を一軸延伸フィルムとの貼合品(特開平3−28608号公報)、以下に示す合成紙と織布との貼合品が使用できる。中でも合成紙と織布との貼合品が好ましい。
【0008】
織布(A)
複合合成紙に、抗引裂性と縫製性を付与するに用いられる織布として最も好ましいものは、40〜150デニール、好ましくは50〜100デニールの経糸と緯糸とを、それぞれ2.54cm当たり、50〜140本、好ましくは60〜100本の割合で1本おきに交差させる平織法で編んだ坪量が50〜200g/m2 、好ましくは、50〜100g/m2 の織布(ポンジー)である。
【0009】
平織りの織布の経糸、緯糸の素材としては、ナイロン6、ナイロン6、6、ポリエチレンテレフタレ−ト、木綿、レ−ヨン、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化エチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデン等が利用できる。
経糸、緯糸の径は、それぞれ20〜150デニ−ルで、同一径であっても、異なった径であっても良いが、同一径の方が平滑性の面から好ましい。また、補強のために2.54cm幅当たり、1〜2本の割合で経糸または/および緯糸に他より太めの糸を用いてもよい。
【0010】
平織りに用いる経糸、緯糸の径が40デニール未満では、織布のコストが高くなり、経済的でない。150デニールを越えては、圧着した際、織目の布目が合成紙表面にエンボス模様となって現れやすく、印刷の光沢が低下する。また、織り込み数が2.54cm当たり50本未満では、経糸、緯糸で囲まれた空隙の面積が大きく、合成紙と織布との接着強度は高いものとなるが、複合合成紙の合成紙面に織布のエンボス模様が現れて、高光沢の印刷性は得られないし、逆に織り込み数が2.54cm当たり140本を越えては合成紙と織布の間の接着強度が低い。
【0011】
織布の坪量は、経糸、緯糸の密度、径、織り込み数に依存するが、50〜200g/m2 、好ましくは50〜100g/m2 である。
織布の織り方法には、平織りの他に、斜文織、朱子織、メリヤス織、綾織、ポロ織、レ−ス織等種々あるが、耐引裂性を付与する目的ではこれらの織り方でもよいが、但し、合成紙表面側に織布の凹凸模様が現れないようにするには前述の平織りが最も好ましい。
【0012】
合成紙(B)
本発明で用いられる合成紙は、フィルム内部に微細なボイドを多数有する延伸樹脂フィルムよりなる微多孔性合成紙であって、その不透明度(JIS P−8138)が85%以上、好ましくは90〜100%で、空孔率が10〜60%、好ましくは15〜45%、肉厚が30〜500μm、好ましくは50〜300μmのものであり、かかる微多孔の合成紙としては、例えば次の(1) 、(2) のものが挙げられ、これらは既述の特許公報にその製法が記載されている。
【0013】
▲1▼ 無機又は有機充填剤を8〜65重量%の割合で含有する微多孔を有する熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルム(特公昭54−31032号公報、米国特許第3775521号明細書、米国特許第4191719号明細書、米国特許第4377616号明細書、米国特許第4560614号明細書等)。
▲2▼ 二軸延伸熱可塑性フィルムを基材層とし、無機微細粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層とする合成紙(特公昭46−40794号公報、特開昭57−149363号公報、同57−181829号公報等)。
【0014】
この合成紙は、2層構造であっても、基材層の表裏面に一軸延伸フィルムの紙状層が存在する3層構造(特公昭46−40794号公報)であっても、紙状層と基材層間に他の樹脂フィルム層が存在する3層〜7層の合成紙(特公昭50−29738号公報、特開昭57−149363号公報、同56−126155号公報、同57−181829号公報)であっても、裏面がプロピレン・エチレン共重合体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体の金属塩(Na、Li、Zn、K)、塩素化ポリエチレン等の基材層樹脂よりも低融点の樹脂よりなるヒートシール層を有する3層以上の合成紙であってもよい(特公平3−13973号明細書)。
【0015】
3層構造の合成紙の製造方法は、例えば、無機微細粉末を0〜50重量%含有する熱可塑性樹脂フィルムを、該樹脂の融点より低い温度で一方向に延伸して得られる一軸方向に配向したフィルムの両面に、無機微細粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂の溶融フィルムを積層し、次いで前記方向と直角の方向にこの積層フィルムを延伸することにより得られる紙状層が一軸方向に配向し、微細な空隙を多数有するフィルムであり、基材層は二軸方向に配向した積層構造物である。
【0016】
この紙状層の表面にポリエチレンイミン、ポリ(エチレンイミン−尿素)、ポリアミンポリアミドのエチレンイミン付加物、ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン付加物、三級ないし四級窒素含有アクリル系ポリマ−からなる群より選ばれた水溶性のプライマ−(塗布剤)の層を設けて帯電防止性を付与したり、オフセット印刷性をより向上させてもよい。
二軸延伸フィルムの基材層は合成紙の縦と横の強度バランスの付与に寄与し、また、紙状層の一軸フィルムは紙的風合を呈する。
【0017】
合成紙の素材の熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ(4−メチルペンテン−1)、また、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレ−ト、エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分加水分解物、エチレン−アクリル酸共重合体およびその塩、塩化ビニリデン共重合体たとえば塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、その他、およびこれらの混合物を例示することができる。これらの中でも耐水性、耐薬品性の面からポリプロピレン、ポリエチレンが好ましい。また、基材層にポリプロピレンを用いる場合は、延伸性を良好とするためポリエチレン、ポリスチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のポリプロピレンよりも融点が低い樹脂を3〜25重量%配向するのがよい。
【0018】
また、無機微細粉末としては炭酸カルシウム、焼成クレイ、シリカ、けいそう土、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム等、粒径が0.03〜16ミクロンのものが使用される。延伸倍率は縦、横方向とも4〜10倍が好ましく、延伸温度は樹脂がプロピレン単独重合体(融点164〜167℃)のときは150〜162℃、高密度ポリエチレン(融点121〜124℃)のときは110〜120℃、ポリエチレンテレフタレ−ト(融点246〜252℃)のときは104〜115℃である。また、延伸速度は50〜350m/分である。
【0019】
合成紙の肉厚は、30〜500μmであり、30μm未満では微多孔の合成紙を製造することが困難である。500μmを越えては合成紙の市場への供給がA3、菊判サイズ等のシ−ト状に断裁し、これを紙で梱包しての輸送に限られ、巻きロ−ルとしての供給が困難である。
【0020】
複合合成紙
複合合成紙は、前述の織布(A)と、合成紙(B)の両長所を活かすべく、両者を接着剤(S)で貼合した構造となっている。接着剤としては液状のアンカーコート剤、例えばポリウレタン系アンカーコート剤としては東洋モートン(株)のEL−150(商品名)またはBLS−2080AとBLS−2080Bの混合物が、ポリエステル系アンカーコート剤としては、同社のAD−503(商品名)が挙げられる。アンカーコート剤は0.5〜25g/m2 となるように塗布される。
【0021】
また、エチレン−酢酸ビニル共重合体、低密度ポリエチレン、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体の金属塩(いわゆるサ−リン)、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等のホツトメルト接着剤は、合成紙製造時の延伸温度より低い融点を有する熱可塑性樹脂を用いる必要があり、前記延伸温度より高い温度で該ホツトメルト接着剤を用いると合成紙が収縮してしまうことがある。
【0022】
前記アンカーコート剤で接着する場合は、織布または合成紙のいずれかの面または両面にアンカーコート剤を塗布し、ロ−ルで加圧接着すればよく、ホツトメルト接着剤を用いる場合は、織布または合成紙上にダイより溶融フィルム状に押し出し、ラミネ−トし、ついで他方の織布もしくは合成紙を圧着ロ−ルで接着させてよく、また、織布シ−ト製造時の加熱、加圧する短繊維を絡み合わせた不織布状物に溶融した接着剤フィルムをラミネ−トし、これに複層合成紙を積層し、ロ−ルで圧着して接着してもよい。この複合合成紙の肉厚は用途により異なるが、35〜620μm、好ましくは55〜320μmである。この複合合成紙の合成紙側、織布側には、オフセット印刷、グラビア印刷、スクリ−ン印刷、フレキソ印刷等が可能である。
【0023】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に詳細する。
合成紙の製造例
(1)メルトフローレート(MFR)0.8g/10分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物(イ)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させた後、シート状に押し出し、更に冷却装置により冷却して、無延伸シートを得た。そして、このシートを150℃の温度にまで再度加熱した後、縦方向5倍の延伸を行って5倍縦延伸フィルムを得た。
【0024】
(2)MFRが4g/10分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)54重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%とを混合した組成物(ロ)を別の押出機にて210℃で混練させた後、これをダイによりシート状に押し出し、これを上記(1)の工程で得られた5倍縦延伸フィルムの両面に積層し、三層構造の積層フィルムを得た。次いで、この三層構造の積層フィルムを60℃の温度にまで冷却した後、再び約155℃の温度にまで加熱してテンターを用いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温度でアニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットして三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の肉厚80μm(ロ/イ/ロ=20μm/40μm/20μm)の積層フィルムで、不透明度90%、空孔率33%、密度0.78g/cm3 、破壊強度7kg/cm2 よりなる層構造の合成紙を得た。
【0025】
この三層構造の合成紙の表面をコロナ放電処理した後、次の(a)と(b)との帯電防止剤を含有する塗布剤水溶液を両表面に固形分で片面0.05g/m2 (肉厚約0.1μm)となるよう塗布し、乾燥して、巻き取った。塗布剤水溶液の組成は、下記の通りである。
(a) 三菱化学(株)製「帯電防止剤」アクリル系樹脂水溶液「ST−1100」(商品名)〔下記基(1)を分子分子鎖に含む〕 :100重量部
【0026】
【化1】
【0027】
(b) 水溶性ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン付加物(ディック・ハ−キュレス社製「カイメン557H」 :25重量部
得られた合成紙の塗布剤層の光沢度は15%、ベック平滑度は680秒であった。
【0028】
織 布
東レ(株)のポリエステル糸を平織りした織布「ポンジ−#6575」(商品名;経糸の径75デニ−ル、緯糸の径75デニ−ル、織り込み数2.54cm当たり、経糸90本、緯糸85本。坪量71g/m2 )を用いた。
【0029】
複合合成紙上記で得た光沢度15%、ベック平滑度680秒の複層合成紙の裏面に東洋モートン(株)のポリウレタン系アンカーコート剤「BLS−2080A」と「BLS−2080B」の混合物:85重量部に、酸化チタン:15重量部を混合した接着剤を4g/m2 (固型分の割合)で塗布し、ついで東レ(株)の平織りの織布「ポンジー#6575」を圧着ロールを用いて貼着し、合成紙/接着層/平織織布、の複合合成紙を得た。この複合合成紙の合成紙側の表面における光沢度は22%、ベック平滑度は820秒で、合成紙側の表面には織布の凹凸模様は現れていなかった。この複合合成紙の物性を表1に示す。
【0030】
この複合合成紙の表面に、荷受人の住所、氏名の記入欄と運輸会社名を、裏面に荷送人の住所、氏名の記入欄を印刷した。
製品物性の評価は、以下に示す方法によって行った。
【0031】
(1) 合成紙の空孔率:
【式1】
【0032】
(2) 表面光沢:スガ試験機(株)製光沢計UGV−5DPを用いてJIS−P8142に準じて複合合成紙の合成紙側の表面層の光沢(75度)を測定した。
(3) 合成紙のベック平滑度:JIS P−8119により測定。
(4) エルメンドルフ引裂強度:JIS P−8116により測定。
【0033】
(5) 引裂強度、引張伸度:
JIS P−8113と、JIS P−8132とにより測定。
(6) 層間接着強度:
合成紙と、織布との層間剥離強度を、T−型剥離試験機を用いて測定した。
【0034】
【表1】
【0035】
荷札
この印刷された複合合成紙を縦80mm、横180mmの大きさに断才すると同時に、左端より10mm(紐部を形成)の距離の位置に、30mmの長さの縦スリットを上下方向に設けると共に、この縦スリットと直角方向に上下端より10mmの位置に各々逆向きとなるように5mm長さの横スリットを設ける断才を行い、荷札を得た。
【0036】
荷札の取り付け
小包(縦40cm、横30cm、高さ30cm)のダンボール箱を太さ5mmφの麻紐で梱包し、上記荷札の紐部を麻紐を包む様にして丸め、該部の横スリット同志(4、4’)を嵌み合わせて荷札を取り付けた。
荷札の一端を10kgの力で引っ張ったが、荷札は破損しなかったし、又、茨城県鹿島より名古屋へ小包をトラック輸送しても麻紐より荷札は離脱することはなかった。
【0037】
【発明の効果】
小包、輸送荷物の梱包紐に取り付けが容易であり、且つ筆記性、防水性、に優れ、特に引裂抵抗性に優れた荷札が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷札の正面図である。
【図2】従来の荷札の正面図である。
【符号の説明】
1 荷札
2 住所、氏名の記入欄
3 縦スリット
3’ 縦スリット
4 横スリット
4’ 横スリット
5 紐部
6 紐部幅
7 紙又はプラスチックシート
8 孔
9 補強材
10 紐
Claims (3)
- 少なくとも一表面に、荷受人の住所、氏名の記入欄(2)が設けられた荷札(1)であって、該荷札(1)の素材が、織布(A)に合成紙(B)を接着剤(S)で貼着した複合合成紙であり、記入欄(2)が設けられた表面側から見て、その荷札(1)の一方の端部から紐部(5)を形成する幅(6)だけ内側の位置の上下より、2本の縦スリット(3)、(3’)を中間の結合部を残すように設け、荷札(1)端部に、荷札(1)と同一素材からなり、縦スリット(3)、(3’)で区分された紐部(5)を形成し、更に該紐部(5)の上下それぞれに、紐部幅(6)の半分以下の長さの、2本の横スリット(4)、(4’)を、それぞれ左右逆方向から設けた荷札。
- 荷札(1)の素材が、織布(A)の両面に、二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムを基材層とし、無機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層とする複層合成紙(B)を、複層合成紙(B)の紙状層側が表面層を形成するように貼着した複合合成紙である請求項1記載の荷札。
- 荷札(1)の素材が、織布(A)の片面に、二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムを基材層とし、無機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層とする複層合成紙(B)を、複層合成紙(B)の紙状層側が表面層を形成するように貼着した複合合成紙である請求項1記載の荷札。
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