JPH08166766A - 荷 札 - Google Patents

荷 札

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JPH08166766A
JPH08166766A JP33237794A JP33237794A JPH08166766A JP H08166766 A JPH08166766 A JP H08166766A JP 33237794 A JP33237794 A JP 33237794A JP 33237794 A JP33237794 A JP 33237794A JP H08166766 A JPH08166766 A JP H08166766A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小包、輸送荷物の梱包紐に取り付けが容易で
あり、且つ筆記性、防水性、に優れ、特に引裂抵抗性に
優れた荷札を提供する。 【構成】 少なくとも一表面に、荷受人の住所、氏名の
記入欄(2)が設けられた荷札であって、その荷札の一
方の端部で紐部幅位置に上下より縦スリット(3、
3’)を中間に結合部を残して設け、更に紐部(5)の
上下部に紐部幅の半分以下の横スリット(4、4’)を
上下逆方向に設けた荷札、及び荷札の素材が、織布
(A)の両面に、二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムを基材
層とし、無機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有す
る熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層とする複層
合成紙(B)を、(B)の合成紙の紙状層側が表面層を
形成するように貼着した複合合成紙である荷札。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取り付けが容易で、筆
記性、抗引裂性、防水性、に優れた荷札に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の荷札(1’)は、図2に示すよう
に荷受人の住所、氏名の記入欄がグラビア印刷された紙
またはプラスチックシート(7)の一端中央部に、3〜
5mmφの孔(8)を穿孔し、これを引裂防止用の止め
金または補強紙(4)で補強し、これに紐(9)を通し
たものであった。かかる荷札は、紙またはプラスチック
シート(7)、補強材(4)及び紐(9)の三つの部材
が必要となり、製造が面倒である。又、小包や輸送荷物
の梱包紐にこの荷札(1’)を取り付ける場合には、荷
札(1’)を紐(9)の輪内を通過させる手間がかかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1は、小包
や輸送荷物の梱包紐に取り付けが容易で、かつ、一つの
部材からなる荷札を提供することを目的とする。また、
本発明の第2は、引裂防止性の優れた荷札の提供を目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、少なく
とも一表面に、荷受人の住所、氏名の記入欄(2)が設
けられた荷札であって、その荷札の一方の端部で紐部幅
位置に上下より縦スリット(3、3’)を中間に結合部
を残して設け、更に紐部(5)の上下部に紐部幅の半分
以下の横スリット(4、4’)を上下逆方向に設けた荷
札を提供するものであり、その第2は、荷札の素材が、
織布(A)の両面に、二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムを
基材層とし、無機微細粉末を8〜65重量%の割合で含
有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層とする
複層合成紙(B)を、(B)の合成紙の紙状層側が表面
層を形成するように貼着した複合合成紙である第1の荷
札を提供するものである。
【0005】縦横のスリットは、切断線、ミシン目でも
よく、また小幅の打ち抜き線でもよく、切断強度からみ
て、端部がU字の打ち抜き線がより好ましく、更に切断
線の場合にも端部に円形の打ち抜き部分を設けることが
好ましい。
【0006】
【作用】荷札の縦スリットで分割された紐部(5)を丸
くして小包や輸送荷物の梱包紐にくくり、次いで、上下
逆方向に設けた横スリット同志(4、4’)を嵌合する
ことにより、別素材の紐や接着剤なしでも荷札自身を梱
包紐に取り付けることができる。
【0007】(発明の具体的な説明)荷札の素材 荷札の素材としては、無機微細粉末を8〜55重量%含
有する熱可塑性樹脂の肉厚が80〜300μmの不透明
な無延伸フィルム、合成紙と不織布との貼合品(特公平
3−74180号公報)、合成紙を一軸延伸フィルムと
の貼合品(特開平3−28608号公報)、以下に示す
合成紙と織布との貼合品が使用できる。中でも合成紙と
織布との貼合品が好ましい。
【0008】織布 複合合成紙に、抗引裂性と縫製性を付与するに用いられ
る織布として最も好ましいものは、40〜150デニ−
ル、好ましくは50〜100デニ−ルの経糸と緯糸と
を、それぞれ2.54cm当たり、50〜140本、好
ましくは60〜100本の割合で1本おきに交差させる
平織法で編んだ坪量が50〜200g/m2 、好ましく
は、50〜200g/m2 の織布(ポンジー)である。
【0009】平織りの織布の経糸、緯糸の素材として
は、ナイロン6、ナイロン6、6、ポリエチレンテレフ
タレ−ト、木綿、レ−ヨン、ポリアクリロニトリル、ポ
リフッ化エチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリ
デン等が利用できる。経糸、緯糸の径は、それぞれ20
〜150デニ−ルで、同一径であっても、異なった径で
あっても良いが、同一径の方が平滑性の面から好まし
い。また、補強のために2.54cm幅当たり、1〜2
本の割合で経糸または/および緯糸に他より太めの糸を
用いてもよい。
【0010】平織りに用いる経糸、緯糸の径が20デニ
−ル未満では、織布のコストが高くなり、経済的でな
い。150デニ−ルを越えては、圧着した際、織目の布
目が合成紙表面にエンボス模様となって現れやすく、印
刷の光沢が低下する。また、織り込み数が2.54cm
当たり 本未満では、経糸、緯糸で囲まれた空隙の面積
が大きく、合成紙と織布との接着強度は高いものとなる
が、複合合成紙の合成紙面に織布のエンボス模様が現れ
て、高光沢の印刷性は得られないし、逆に織り込み数が
2.54cm当たり140本を越えては合成紙と織布の
間の接着強度が低い。
【0011】織布の坪量は、経糸、緯糸の密度、径、織
り込み数に依存するが、50〜200g/m2 、好まし
くは50〜100g/m2 である。織布の織り方法に
は、平織りの他に、斜文織、朱子織、メリヤス織、綾
織、ポロ織、レ−ス織等種々あるが、耐引裂性を付与す
る目的ではこれらの織り方でもよいが、但し、合成紙表
面側に織布の凹凸模様が現れないようにするには前述の
平織りが最も好ましい。
【0012】合成紙(B) 本発明で用いられる合成紙は、フィルム内部に微細なボ
イドを多数有する延伸樹脂フィルムよりなる微多孔性合
成紙であって、その不透明度(JIS P−8138)
が85%以上、好ましくは90〜100%で、空孔率が
10〜60%、好ましくは15〜45%、肉厚が30〜
500μm、好ましくは50〜300μmのものであ
り、かかる微多孔の合成紙としては、例えば次の、
のものが挙げられ、これらは既述の特許公報にその製法
が記載されている。
【0013】 無機又は有機充填剤を8〜65重量%
の割合で含有する微多孔を有する熱可塑性樹脂の二軸延
伸フィルム(特公昭54−31032号公報、米国特許
第3775521号明細書、米国特許第4191719
号明細書、米国特許第4377616号明細書、米国特
許第4560614号明細書等)。 二軸延伸熱可塑性フィルムを基材層とし、無機微細
粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸
フィルムを紙状層とする合成紙(特公昭46−4079
4号公報、特開昭57−149363号公報、同57−
181829号公報等)。
【0014】この合成紙は、2層構造であっても、基材
層の表裏面に一軸延伸フィルムの紙状層が存在する3層
構造(特公昭46−40794号公報)であっても、紙
状層と基材層間に他の樹脂フィルム層が存在する3層〜
7層の合成紙(特公昭50−29738号公報、特開昭
57−149363号公報、同56−126155号公
報、同57−181829号公報)であっても、裏面が
プロビレン・エチレン共重合体、エチレン・(メタ)ア
クリル酸共重合体の金属塩(Na、Li、Zn、K)、
塩素化ポリエチレン等の基材層樹脂よりも低融点の樹脂
よりなるヒ−トシ−ル層を有する3層以上の合成紙であ
ってもよい(特公平3−13973号明細書)。
【0015】3層構造の合成紙の製造方法は、例えば、
無機微細粉末を0〜50重量%含有する熱可塑性樹脂フ
ィルムを、該樹脂の融点より低い温度で一方向に延伸し
て得られる一軸方向に配向したフィルムの両面に、無機
微細粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂の溶融
フィルムを積層し、次いで前記方向と直角の方向にこの
積層フィルムを延伸することにより得られる紙状層が一
軸方向に配向し、微細な空隙を多数有するフィルムであ
り、基材層は二軸方向に配向した積層構造物である。
【0016】この紙状層の表面にポリエチレンイミン、
ポリ(エチレンイミン−尿素)、ポリアミンポリアミド
のエチレンイミン付加物、ポリアミンポリアミドのエピ
クロルヒドリン付加物、三級ないし四級窒素含有アクリ
ル系ポリマ−からなる群より選ばれた水溶性のプライマ
−(塗布剤)の層を設けて帯電防止性を付与したり、オ
フセット印刷性をより向上させてもよい。二軸延伸フィ
ルムの基材層は合成紙の縦と横の強度バランスの付与に
寄与し、また、紙状層の一軸フィルムは紙的風合を呈す
る。
【0017】合成紙の素材の熱可塑性樹脂としては、ポ
リオレフィン樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ(4−メチ
ルペンテン−1)、また、ポリスチレン、ポリアミド、
ポリエチレンテレフタレ−ト、エチレン−酢酸ビニル共
重合体の部分加水分解物、エチレン−アクリル酸共重合
体およびその塩、塩化ビニリデン共重合体たとえば塩化
ビニル−塩化ビニリデン共重合体、その他、およびこれ
らの混合物を例示することができる。これらの中でも耐
水性、耐薬品性の面からポリプロピレン、ポリエチレン
が好ましい。また、基材層にポリプロピレンを用いる場
合は、延伸性を良好とするためポリエチレン、ポリスチ
レン、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のポリプロピレ
ンよりも融点が低い樹脂を3〜25重量%配向するのが
よい。
【0018】また、無機微細粉末としては炭酸カルシウ
ム、焼成クレイ、シリカ、けいそう土、タルク、酸化チ
タン、硫酸バリウム等、粒径が0.03〜16ミクロン
のものが使用される。延伸倍率は縦、横方向とも4〜1
0倍が好ましく、延伸温度は樹脂がプロピレン単独重合
体(融点164〜167℃)のときは150〜162
℃、高密度ポリエチレン(融点121〜124℃)のと
きは110〜120℃、ポリエチレンテレフタレ−ト
(融点246〜252℃)のときは104〜115℃で
ある。また、延伸速度は50〜350m/分である。
【0019】合成紙の肉厚は、30〜500μmであ
り、30μm未満では微多孔の合成紙を製造することが
困難である。500μmを越えては合成紙の市場への供
給がA3、菊判サイズ等のシ−ト状に断裁し、これを紙
で梱包しての輸送に限られ、巻きロ−ルとしての供給が
困難である。
【0020】複合合成紙 複合合成紙は、前述の織布(A)と、合成紙(B)の両
長所を活かすべく、両者を接着剤Sで貼合した構造とな
っている。接着剤としては液状のアンカ−コ−ト剤、例
えばポリウレタン系アンカ−コ−ト剤としては東洋モ−
トン(株)のEL−150(商品名)またはBLS−2
080AとBLS−2080Bの混合物が、ポリエステ
ル系アンカ−コ−ト剤としては、同社のAD−503
(商品名)が挙げられる。アンカ−コ−ト剤は0.5〜
25g/m2 となるように塗布される。
【0021】また、エチレン−酢酸ビニル共重合体、低
密度ポリエチレン、エチレン・(メタ)アクリル酸共重
合体の金属塩(いわゆるサ−リン)、塩素化ポリエチレ
ン、塩素化ポリプロピレン等のホツトメルト接着剤は、
合成紙製造時の延伸温度より低い融点を有する熱可塑性
樹脂を用いる必要があり、前記延伸温度より高い温度で
該ホツトメルト接着剤を用いると合成紙が収縮してしま
うことがある。
【0022】前記アンカーコート剤で接着する場合は、
織布または合成紙のいずれかの面または両面にアンカー
コート剤を塗布し、ロ−ルで加圧接着すればよく、ホツ
トメルト接着剤を用いる場合は、織布または合成紙上に
ダイより溶融フィルム状に押し出し、ラミネ−トし、つ
いで他方の織布もしくは合成紙を圧着ロ−ルで接着させ
てよく、また、織布シ−ト製造時の加熱、加圧する短繊
維を絡み合わせた不織布状物に溶融した接着剤フィルム
をラミネ−トし、これに複層合成紙を積層し、ロ−ルで
圧着して接着してもよい。この複合合成紙の肉厚は用途
により異なるが、35〜620μm、好ましくは55〜
320μmである。この複合合成紙の合成紙側、織布側
には、オフセット印刷、グラビア印刷、スクリ−ン印
刷、フレキソ印刷等が可能である。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細する。合成紙の製造例 (1)メルトフロ−レ−ト(MFR)0.8g/10分
のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重量
%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5
μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物
(A)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させ
た後、シ−ト状に押し出し、更に冷却装置により冷却し
て、無延伸シ−トを得た。そして、このシ−トを150
℃の温度にまで再度加熱した後、縦方向5倍の延伸を行
って5倍縦延伸フィルムを得た。
【0024】(2) MFRが4g/10分のポリプロ
ピレン(融点約164〜167℃)54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%とを混合し
た組成物(B)を別の押出機にて210℃で混練させた
後、これをダイによりシ−ト状に押し出し、これを上記
(1)の工程で得られた5倍縦延伸フィルムの両面に積
層し、三層構造の積層フィルムを得た。次いで、この三
層構造の積層フィルムを60℃の温度にまで冷却した
後、再び約155℃の温度にまで加熱してテンタ−を用
いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温度でアニ−
リング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部をス
リットして三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)
の肉厚80μm(B/A/B=20μm/40μm/2
0μm)の積層フィルムで、不透明度90%、空孔率3
3%、密度0.78g/cm3 、破壊強度7kg/cm
2 よりなる層構造の合成紙を得た。
【0025】この三層構造の合成紙の表面をコロナ放電
処理した後、次の(a)と(b)との帯電防止剤を含有
する塗布剤水溶液を両表面に固形分で片面0.05g/
2(肉厚約0.1μm)となるよう塗布し、乾燥し
て、巻き取った。塗布剤水溶液の組成は、下記の通りで
ある。 (a) 三菱化学(株)製「帯電防止剤」アクリル系樹脂水溶液「ST−11 00」(商品名)〔下記基(1)を分子分子鎖に含む〕 :100重量部
【0026】
【化1】
【0027】 (b) 水溶性ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン付加物(ディック ・ハ−キュレス社製「カイメン557H」 :25重量部 得られた合成紙の塗布剤層の光沢度は15%、ベック平
滑度は680秒であった。
【0028】織 布 東レ(株)のポリエステル糸を平織りした織布「ポンジ
−#6575」(商品名;経糸の径75デニ−ル、緯糸
の径75デニ−ル、織り込み数2.54cm当たり、経
糸90本、緯糸85本。坪量71g/m2 )を用いた。
【0029】複合合成紙 上記で得た光沢度15%、ベック平滑度680秒の複層
合成紙の裏面(塗布剤が塗工されていない側)に東洋モ
−トン(株)のポリウレタン系アンカ−コ−ト剤「BL
S−2080A」と「BLS−2080B」の混合物:
85重量部に、酸化チタン:15重量部を混合した接着
剤を4g/m2 (固型分の割合)で塗布し、ついで東レ
(株)の平織りの織布「ポンジ−#6575」を圧着ロ
−ルを用いて貼着し、合成紙/接着層/平織織布、の複
合合成紙を得た。この複合合成紙の合成紙側の塗布剤層
側の光沢度は22%、ベック平滑度は820秒で、合成
紙側の表面層側には織布の凹凸模様は現れていなかっ
た。この複合合成紙の物性を表1に示す。
【0030】この複合合成紙の表面に、荷受人の住所、
氏名の記入欄と運輸会社名を、裏面に荷送人の住所、氏
名の記入欄を印刷した。製品物性の評価は、以下に示す
方法によって行った。
【0031】(1) 合成紙の空孔率:
【式1】
【0032】(2) 表面光沢:スガ試験機(株)製光
沢計UGV−5DPを用いてJIS−P8142に準じ
て複合合成紙の合成紙側の表面層の光沢(75度)を測
定した。 (3) 合成紙のベック平滑度:JIS P−8119
により測定。 (4) エルメンドルフ引裂強度:JIS P−811
6により測定。
【0033】(5) 引裂強度、引張伸度:JIS P
8113と、JIS P−8132とのより測定。 (6) 層間接着強度:合成紙と、織布または不織布の
層間剥離強度をT−型剥離試験機を用いて測定した。
【0034】
【表1】
【0035】荷札 この印刷された複合合成紙を縦80mm、横180mm
の大きさに断才すると同時に、左端より10mm(紐部
を形成)の距離の位置に、30mmの長さの縦スリット
を上下方向に設けると共に、この縦スリットと直角方向
に上下端より10mmの位置に各々逆向きとなるように
5mm長さの横スリットを設ける断才を行い、荷札を得
た。
【0036】荷札の取り付け 小包(縦40cm、横30cm、高さ30cm)のダン
ボール箱を太さ5mmφの麻紐で梱包し、上記荷札の紐
部を麻紐を包む様にして丸め、該部の横スリット同志
(4、4’)を嵌み合わせて荷札を取り付けた。荷札の
一端を10kgの力で引っ張ったが、荷札は破損しなか
ったし、又、茨城県鹿島より名古屋へ小包をトラック輸
送しても麻紐より荷札は離脱することはなかった。
【0037】
【発明の効果】小包、輸送荷物の梱包紐に取り付けが容
易であり、且つ筆記性、防水性、に優れ、特に引裂抵抗
性に優れた荷札が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷札の正面図である。
【図2】従来の荷札の正面図である。
【符号の説明】
1 荷札 2 住所、氏名の記入欄 3 縦スリット 3’ 縦スリット 4 横スリット 4’ 横スリット 5 紐部 6 紐部幅 7 紙又はプラスチックシート 8 孔 9 補強材 10 紐

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一表面に、荷受人の住所、氏
    名の記入欄(2)が設けられた荷札であって、その荷札
    の一方の端部で紐部幅位置に上下より縦スリット(3、
    3’)を中間に結合部を残して設け、更に紐部(5)の
    上下部に紐部幅の半分以下の横スリット(4、4’)を
    上下逆方向に設けた荷札。
  2. 【請求項2】 荷札の素材が、織布(A)の両面に、二
    軸延伸熱可塑性樹脂フィルムを基材層とし、無機微細粉
    末を8〜65重量%の割合で含有する熱可塑性樹脂の一
    軸延伸フィルムを紙状層とする複層合成紙(B)を、
    (B)の合成紙の紙状層側が表面層を形成するように貼
    着した複合合成紙である請求項1記載の荷札。
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