JP2618323B2 - 複合合成紙 - Google Patents

複合合成紙

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JP2618323B2
JP2618323B2 JP21484293A JP21484293A JP2618323B2 JP 2618323 B2 JP2618323 B2 JP 2618323B2 JP 21484293 A JP21484293 A JP 21484293A JP 21484293 A JP21484293 A JP 21484293A JP 2618323 B2 JP2618323 B2 JP 2618323B2
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勝国 新田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷性、抗引裂性、印
字性、防水性、縫製性に優れた複合合成紙に関する。本
発明の複合合成紙は、封筒、エプロン、のれん、使い捨
て衣料、地図、壁紙、ポスタ−、立て看板、吊し広告、
旗、感熱記録紙の支持体、感熱転写紙の支持体等の用紙
として有用なものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムを基材
層とし、無機微細粉末を含有する熱可塑性樹脂の一軸延
伸フィルムを紙状層とする合成紙は知られている(特公
昭46−40794号公報、同50−29738号公
報、同50−28114号公報、同53−6676公報
号、同52−30390号公報、特開昭54−7484
2号公報、同56−21830号公報、同56−118
437号公報、同56−141339号公報、同57−
149363号公報、同57−181829号公報
等)。この合成紙の紙状層の表面には、オフセット印刷
性をより向上させるために、必要により更にポリエチレ
ンイミン、三級ないし四級窒素原子を含有するカチオン
性もしくは両性のアクリル系ポリマ−、ポリ(エチレン
・尿素)重合体、ポリアミドのエピクロルヒドリン付加
物等の水溶液よりなる表面改質剤が塗布、乾燥されるこ
ともある。
【0003】この複層構造の合成紙は、二軸延伸フィル
ムを基材層とするゆえに、機械的強度が高く、また紙状
層は延伸により無機微細粉末を中心に微細なポイドが多
数発生し、軽量であり、かつ、表面に亀裂が生じ、イン
クの吸収性、付着性に優れるものであり、耐久性の要求
されるポスタ−、地図、カレンダ−、トレ−シング用
紙、表装資材、カタログ、ラベル等の用紙として用いら
れている。また、商品としては王子油化合成紙(株)よ
り「ユポ FPG」、「ユポ KPG」、「ユポSC
G」、「ユポ FBD」等の商品名で販売されている。
また、無機微細粉末を含有する熱可塑性樹脂の二軸延伸
フィルムを紙状層とするパ−ル調の合成性(特公昭49
−1782号公報、同54−31032号公報)も東洋
紡績(株)よりパ−ル合成紙、英国BXL社よりポリア
−トの名前で販売されている。更に、熱可塑性樹脂の二
軸延伸フィルムを基材層(1a)とし、無機微細粉末を
8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィル
ムよりなる表面層(1b)と裏面層(1c)を有する複
層フィルム(1)を支持体とし、この支持体の表面層
(1b)側に無機微細粉末を含有しない熱可塑性樹脂の
透明フィルム層(2)を設け、更に帯電防止機能を有す
るプライマ−塗布層(3)が設けられた合成紙(特開昭
61−3748号公報)も王子油化合成紙(株)より
「ユポ GFG」、「ユポ SGE」の商品名で販売さ
れている。
【0004】これら延伸樹脂フィルムよりなる合成紙
は、フィルム内部に微細な空孔が空孔率10〜40%の
割合で存在しており、密度が0.60〜1.1g/cm
3 と軽量である。しかし、これら延伸樹脂フィルムより
なる合成紙は熱可塑性樹脂フィルムが高度に配向〔延伸
倍率:縦×横=(4〜8)×(5〜12)〕しており、
かつ、この配向も二方向に片寄っているため、のれん、
おむつなどの防水シ−ト等の縫製される分野に用いる場
合、針や糸により外部応力が合成紙にかかると配向方向
と応力方向が一致した場合は、合成紙が引き裂かれるの
で縫製が行われる分野には利用できないという欠点があ
る。かかる合成紙の欠点を改良し、縫製を可能とならし
めた複合合成紙として、特公平3−74180号公報で
は、(A)短繊維を絡み合わせた不織布状物を加熱加圧
して得たシ−ト、または該不織布状物に熱可塑性樹脂粉
末を散布および/または熱可塑性樹脂シ−トを積層し、
次いでこれを加熱加圧一体化した繊維補強シ−トと、
(B)二軸延伸熱可塑性樹脂フィルムを基材層とし、無
機微細粉末を8〜50重量%の割合で含有する熱可塑性
樹脂の一軸延伸フィルムを紙状層とする複層合成紙と
を、(A)のシ−トの不織状物側と、(B)の合成紙の
紙状層がそれぞれ表面層を形成するように貼着した複合
合成紙を提案し、化粧紙、本の表紙、本のしおり等に実
用化されている
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この不織布と複層合成
紙よりなる複合合成紙は、両者を溶剤型接着剤またはホ
ットメルト接着剤で貼着する際、圧着ロ−ルを用いて貼
着されるため、不織布の模様が合成紙の表層側にエンボ
ス模様となって現れる。従って、印刷できる布として前
述の化粧紙、しおり、本の表紙用には適しているが、吊
り下げ、ポスタ−用紙、立て看板等の用途には不織布に
起因するエンボス模様により合成紙側の表面平滑性が低
下し、印刷の光沢が低下することがこれら用途における
需要の伸びを頭打ちにしていることが判明した。本発明
は、縫製ができ、かつ、合成紙側の表面の平滑性を減ず
ることなく、印刷の光沢の低下することのない複合合成
紙の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、40〜150
デニ−ルの経糸と、40〜150デニ−ルの経糸と緯糸
とを、それぞれ2.54cm(1インチ)当たり50〜
140本の割合で1本おきに交差させて平織りした坪量
が50〜200g/mの織布(A)と、不透明度が
85%以上、次式(1)で算出される空孔率が10〜6
0%、肉厚が30〜500μmの延伸樹脂フィルムより
なる合成紙(B)とが貼着された複合合成紙を提供する
ものである。
【式2】
【0007】
【作用】合成紙内のマイクロボイドの存在により、織布
と合成紙の貼着時の織布側からの応力伝播が緩和され、
かつ、織布として平滑性に優れた平織りの織布(ポンジ
−)を用いたので、得られる複合合成紙の表面側は織布
のエンボス模様が現れることがなく、合成紙の平滑性は
低下することがないので、印刷の光沢が低下することは
ない。 (発明の具体的な説明)平織りの織布(ポンジ−) 複合合成紙に、抗引裂性と縫製性を付与するに用いられ
る織布としては、40〜150デニ−ル、好ましくは5
0〜100デニ−ルの経糸と緯糸とを、それぞれ2.5
4cm当たり、50〜140本、好ましくは60〜10
0本の割合で1本おきに交差させる平織法で編んだ坪量
が50〜200g/m2 、好ましくは、50〜200g
/m2 の織布である。平織りの織布(図4参照)の経糸
(A1 )、緯糸(A2 )の素材としては、ナイロン6、
ナイロン6、6、ポリエチレンテレフタレ−ト、木綿、
レ−ヨン、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化エチレ
ン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデン等が利用で
きる。経糸、緯糸の径は、それぞれ20〜150デニ−
ルで、同一径であっても、異なった径であっても良い
が、同一径の方が平滑性の面から好ましい。また、補強
のために2.54cm幅当たり、1〜2本の割合で経糸
または/および緯糸に他より太めの糸を用いてもよい。
【0008】平織りに用いる経糸、緯糸の径が20デニ
−ル未満では、織布のコストが高くなり、経済的でな
い。150デニ−ルを越えては、圧着した際、織目の布
目が合成紙表面にエンボス模様となって現れやすく、印
刷の光沢が低下する。また、織り込み数が2.54cm
当たり 本未満では、経糸、緯糸で囲まれた空隙の面積
が大きく、合成紙と織布との接着強度は高いものとなる
が、複合合成紙の合成紙面に織布のエンボス模様が現
れ、好ましくない。逆に織り込み数が2.54cm当た
り140本を越えては合成紙と織布間の接着強度が低
く、図3に示す吊るし広告(6)や立て看板が強風であ
おられ、バタバタと旗めいたときは層間剥離を生じるこ
とがある。織布の坪量は、経糸、緯糸の密度、径、織り
込み数に依存するが、50〜200g/m2 、好ましく
は50〜100g/m2 である。織布の織り方法には、
平織りの他に、斜文織、朱子織、メリヤス織、綾織、ポ
ロ織、レ−ス織等種々あるが、織布と合成紙の貼合時に
織布がしわになりにくく、かつ、合成紙表面側に織布の
エンボス模様が現れないようにするには平織りが最も好
ましい。
【0009】合成紙(B) 本発明で用いられる合成紙は、フィルム内部に微細なボ
イドを有する延伸樹脂フィルムよりなる合成紙であっ
て、その不透明度(JIS P−8138)が85%以
上、好ましくは90%以上で、空孔率が10〜60%、
好ましくは15〜45%、肉厚が30〜500μm、好
ましくは50〜300μmのものであり、かかる微多孔
の合成紙としては、例えば次の〜のものが挙げら
れ、これらは既述の特許公報にその製法が記載されてい
る。 無機又は有機充填剤を8〜65重量%の割合で含有
する微多孔を有する熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルム
(特公昭54−31032号公報、米国特許第3775
521号明細書、米国特許第4191719号明細書、
米国特許第4377616号明細書、米国特許第456
0614号明細書等)。 二軸延伸熱可塑性フィルムを基材層とし、無機微細
粉末を含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムを紙状
層とする合成紙(特公昭46−40794号公報、特開
昭57−149363号公報、同57−181829号
公報等)。
【0010】この合成紙は、2層構造であっても、基材
層の表裏面に一軸延伸フィルムの紙状層が存在する三層
構造(特公昭46−40794号公報)であっても、紙
状層と基材層間に他の樹脂フィルム層が存在する三層〜
七層の合成紙(特公昭50−29738号公報、特開昭
57−149363号公報、同56−126155号公
報、同57−181829号公報)であっても、裏面が
プロビレン・エチレン共重合体、エチレン・(メタ)ア
クリル酸共重合体の金属塩(Na、Li、Zn、K)、
塩素化ポリエチレン等の基材層樹脂よりも低融点の樹脂
よりなるヒ−トシ−ル層を有する三層以上の合成紙であ
ってもよい(特願昭58−154285号明細書)。図
2に、一例としてかかる複層合成紙の断面図を示す。こ
の例は合成紙の表面に更にオフセット印刷性を向上させ
るために塗布剤層が設けられた合成紙を示すものであ
り、図2に示すように熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルム
を基材層(1a)とし、表裏面に無機微細粉末を0.5
〜35重量%含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルム
よりなる表面層(1b)と裏面層(1c)とを有する複
層フィルム(1)を支持体とし、この支持体の表面層
(1b)側に無機微細粉末を8〜65重量%含有する熱
可塑性樹脂の一軸延伸フィルムよりなる紙状層(2)を
設け、更にこの紙状フィルム層(2)の表面に、ポリエ
チレンイミン、ポリ(エチレンイミン−尿素)、ポリア
ミンポリアミドのエチレンイミン付加物、ポリアミンポ
リアミドのエピクロルヒドリン付加物、三級ないし四級
窒素含有アクリル系ポリマ−からなる群より選ばれたプ
ライマ−3が設けられた構造の合成紙である。
【0011】三層構造の合成紙一例は、無機微細粉末を
0〜50重量%含有する熱可塑性樹脂フィルムを、該樹
脂の融点より低い温度で一方向に延伸して得られる一軸
方向に配向したフィルムの両面に、無機微細粉末を8〜
65重量%含有する熱可塑性樹脂の溶融フィルムを積層
し、次いで前記方向と直角の方向にこの積層フィルムを
延伸することにより得られる紙状層が一軸方向に配向
し、微細な空隙を多数有するフィルムであり、基材層は
二軸方向に配向した積層構造物である。勿論、この表面
に前記プライマ−(塗布剤)の層を設けてオフセット印
刷性をより向上させてもよく、二軸延伸フィルムの基材
層(1a)は合成紙の縦と横の強度バランスの付与に寄
与し、また、紙状層の一軸フィルム(2)は紙的風合を
呈する。 上記の合成紙の紙状層側に、更に、無機微細粉末
を含有しない肉厚0.1〜20μmの透明な熱可塑性樹
脂ラミネ−ト層が設けられた構造の高光沢印刷用合成紙
(特公平4−60437号公報、同1−60411号公
報、特開昭61−3748号公報)。
【0012】例えば、熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルム
を基材層(1a)とし、無機微細粉末を8〜65重量%
含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムよりなる表面
層(1b)と裏面層(1c)を有する複層フィルム
(1)を支持体とし、この支持体の表面層(1b)側に
無機微細粉末を含有しない熱可塑性樹脂の透明フィルム
層(2)を設け、更に帯電防止機能を有するプライマ−
塗布層3が設けられた合成紙(特開昭61−3748号
公報)、あるいは、熱可塑性樹脂フィルムの二軸延伸フ
ィルムを基材層(1a)とし、この基材層の少なくとも
片面に、無機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有す
る熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムよりなる紙状層(1
b)と、熱可塑性樹脂フィルムの一軸延伸フィルムより
なる表面層(1c)とのラミネ−ト物が備えられている
合成紙であって、前記表面層の肉厚(t)は、紙状層に
存在する無機微細粉末の平均粒径を(R)としたとき、
次式(2)を満足することを特徴とする複層樹脂フィル
ムよりなる合成紙(特公平1−60411号公報)。
【0013】
【数1】R≧t≧1/10×R ・・・ (2) この複層構造の合成紙も、の合成紙と同じくヒ−ト
シ−ル層が裏面側に設けられたり、ラミネ−ト層に印刷
を良好とするための前述のプライマ−が塗布されたもの
であっても良い。合成紙の素材の熱可塑性樹脂として
は、ポリオレフィン樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ(4
−メチルペンテン−1)、また、ポリスチレン、ポリア
ミド、ポリエチレンテレフタレ−ト、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体の部分加水分解物、エチレン−アクリル酸
共重合体およびその塩、塩化ビニリデン共重合体たとえ
ば塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、その他、およ
びこれらの混合物を例示することができる。これらの中
でも耐水性、耐薬品性の面からポリプロピレン、ポリエ
チレンが好ましい。また、基材層にポリプロピレンを用
いる場合は、延伸性を良好とするためポリエチレン、ポ
リスチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のポリプ
ロピレンよりも融点が低い樹脂を3〜25重量%配向す
るのがよい。
【0014】また、無機微細粉末としては炭酸カルシウ
ム、焼成クレイ、シリカ、けいそう土、タルク、酸化チ
タン、硫酸バリウム等、粒径が0.03〜16ミクロン
のものが使用される。延伸倍率は縦、横方向とも4〜1
0倍が好ましく、延伸温度は樹脂がホモポリプロピレン
(融点164〜167℃)のときは150〜162℃、
高密度ポリエチレン(融点121〜124℃)のときは
110〜120℃、ポリエチレンテレフタレ−ト(融点
246〜252℃)のときは104〜115℃である。
また、延伸速度は50〜350m/分である。
【0015】合成紙の不透明度が85%未満では、織布
の陰ぺい性に乏しく、かつ、印刷の見映えが悪く、ま
た、空孔率が10%未満では、合成紙を肉厚としないと
織布のエンボス模様が合成紙の表面側に浮き上がり、逆
に空孔率が60%を越えては、合成紙の強度(引張強
度、曲げ強度)が低く、実用的ではない。合成紙の肉厚
は、30〜500μmであり、30μm未満では織布の
エンボス模様が合成紙の表面層側に浮き上がり、500
μmを越えては複合合成紙の市場への供給がA3、菊判
サイズ等のシ−ト状に断裁し、これを紙で梱包しての輸
送に限られ、巻きロ−ルとしての供給が困難である。
【0016】(複合合成紙)本発明の複合合成紙は、前
述の平織りの織布(A)と、合成紙(B)の両長所を活
かすべく、両者を接着剤Sで貼合した構造となっている
(図1参照)。接着剤としては液状のアンカ−コ−ト
剤、例えばポリウレタン系アンカ−コ−ト剤としては東
洋モ−トン(株)のEL−150(商品名)またはBL
S−2080AとBLS−2080Bの混合物が、ポリ
エステル系アンカ−コ−ト剤としては、同社のAD−5
03(商品名)が挙げられる。アンカ−コ−ト剤は0.
5〜25g/m2 となるように塗布される。また、エチ
レン・酢酸ビニル共重合体、低密度ポリエチレン、エチ
レン・(メタ)アクリル酸共重合体の金属塩いわゆるサ
−リン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等
のホツトメルト接着剤は、合成紙製造時の延伸温度より
低い融点を有する熱可塑性樹脂を用いる必要があり、前
記延伸温度より高い温度で該ホツトメルト接着剤を用い
ると合成紙が収縮してしまうことがある。
【0017】前記プライマ−で接着する場合は、織布ま
たは合成紙のいずれかの面または両面にプライマ−を塗
布し、ロ−ルで加圧接着すればよく、ホツトメルト接着
剤を用いる場合は、織布または合成紙上にダイより溶融
フィルム状に押し出し、ラミネ−トし、ついで他方の織
布もしくは合成紙を圧着ロ−ルで接着させてよく、ま
た、織布シ−ト製造時の加熱、加圧する短繊維を絡み合
わせた不織布状物に溶融した接着剤フィルムをラミネ−
トし、これに複層合成紙を積層し、ロ−ルで圧着して接
着してもよい。この複合合成紙の肉厚は用途により異な
るが、35〜520μm、好ましくは55〜320μm
である。この複合合成紙の合成紙側、織布側ニハ、オフ
セット印刷、グラビア印刷、スクリ−ン印刷、フレキソ
印刷等が可能である。また、この複合合成紙(1)は、
縫製、穿孔が可能であり、例えば図3に示すように棒状
物(4)にその端を巻きつけ、巻きつけた部分を縫う
(5)ことにより、吊り広告(6)とすることができ
る。(7)は吊るし紐、(8)は孔、(9)は印刷であ
る。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本願発明を更に詳細す
る。合成紙の製造例 (例 1) (1)メルトフロ−レ−ト(MFR)0.8g/10分
のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重量
%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5
μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物
(A)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させ
た後、シ−ト状に押し出し、更に冷却装置により冷却し
て、無延伸シ−トを得た。そして、このシ−トを150
℃の温度にまで再度加熱した後、縦方向5倍の延伸を行
って5倍縦延伸フィルムを得た。 (2) MFRが4g/10分のポリプロピレン(融点
約164〜167℃)54重量%と、平均粒径1.5μ
mの炭酸カルシウム46重量%とを混合した組成物
(B)を別の押出機にて210℃で混練させた後、これ
をダイによりシ−ト状に押し出し、これを上記(1)の
工程で得られた5倍縦延伸フィルムの両面に積層し、三
層構造の積層フィルムを得た。次いで、この三層構造の
積層フィルムを60℃の温度にまで冷却した後、再び約
155℃の温度にまで加熱してテンタ−を用いて横方向
に7.5倍延伸し、165℃の温度でアニ−リング処理
して、60℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットして
三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の肉厚80
μm(B/A/B=20μm/40μm/20μm)の
積層フィルムで、空孔率33%、密度0.78g/cm
3 、破壊強度7kg/cm2 よりなる複層合成紙を得
た。
【0019】この三層積層フィルムの表面をコロナ放電
処理した後、次の(a)と(b)との帯電防止剤を含有
する塗布剤水溶液を両表面に固形分で片面0.05g/
2(肉厚約0.1μm)となるよう塗布し、乾燥し
て、巻き取った。塗布剤水溶液の組成は、下記の通りで
ある。 (a) 三菱油化(株)製「帯電防止剤」ポリアクリル系重合体水溶液「ST −1100」(商品名)(
【0020】
【化1】 を分子鎖に含む) :100重量部 (b) 水溶性ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン付加物(ディック ・ハ−キュレス社製「カイメン557H」 :25重量部。 得られた合成紙の塗布剤層の光沢度は15%、ベック平
滑度は680秒であった。 (例 2) (1)メルトフロ−レ−ト(MFR)0.8g/10分
のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重量
%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5
μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物
(A)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させ
た後、シ−ト状に押し出し、更に冷却装置により冷却し
て、無延伸シ−トを得た。そして、このシ−トを140
℃の温度にまで再度加熱した後、縦方向5倍の延伸を行
って5倍縦延伸フィルムを得た。 (2) MFRが4.0g/10分のポリプロピレン
(融点約164〜167℃)54重量%と、平均粒径
1.5μmの炭酸カルシウム46重量%とを混合した組
成物(B)を別の押出機にて混練させた後、これをダイ
によりシ−ト状に押し出し、これを上記(1)の工程で
得られた5倍縦延伸フィルムの両面に積層し、三層構造
の積層フィルムを得た。
【0021】次いで、この三層構造の積層フィルムを6
0℃の温度にまで冷却した後、再び約160℃の温度に
まで加熱して、テンタ−を用いて横方向に7.5倍延伸
し、165℃の温度でアニ−リング処理して、60℃の
温度にまで冷却し、耳部をスリットして、密度が0.7
7g/cm3 、不透明度93%、破裂強さ8kg/cm
2 の三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の肉厚
95μm(B/A/B=24μm/48μm/23μ
m)の合成紙を得た。また、各層の空孔率は(B/A/
B=30%/33.7%/30%)であった。
【0022】この三層積層フィルムの表面をコロナ放電
処理した後、塗布剤水溶液を両表面に固型分で片面0.
05g/m2 となるよう塗布および乾燥して、巻き取っ
た。塗布剤水溶液の組成は、下記の通りであった。 (a)三菱油化(株)製「帯電防止剤」ポリアクリル系重合体水溶液「ST− 1100」 :100重量部 (b) 水溶性ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン付加物(ディック ・ハ−キュレス社製「カイメン557H」) :25重量部。 得られた合成紙の塗布剤層の光沢度は16%、ベック平
滑度は710秒であった。 (例 3) (1)メルトフロ−レ−ト(MFR)0.8g/10分
のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重量
%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5
μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物
(A)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させ
た後、シ−ト状に押し出し、更に冷却装置により冷却し
て、無延伸シ−トを得た。
【0023】そして、このシ−トを145℃の温度にま
で再度加熱させた後、縦方向5倍の延伸を行って5倍縦
延伸フィルムを得た。 (2) MFRが4.0g/10分のポリプロピレン
(融点約164〜167℃)54重量%と、平均粒径
1.5μmの炭酸カルシウム46重量%とを混合した組
成物(B)、MFRが4.0g/10分のポリプロピレ
ン97重量%と酸化チタン3重量%とを混合した組成物
(C)とをそれぞれ別の押出機にて混練させた後、これ
をダイによりシ−ト状に押し出し、これを上記(1)の
工程で得られた5倍縦延伸フィルムの両面に組成物
(B)を積層し、一方の面に(C)のみ積層し、四層構
造の積層フィルムを得た。次いで、この四層構造の積層
フィルムを60℃の温度にまで冷却した後、再び約15
0℃の温度にまで加熱して、テンタ−を用いて横方向に
7.5倍延伸し、163℃の温度でアニ−リング処理し
て、60℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットして密
度が0.79g/cm3 、不透明度90%、破裂強さ9
kg/cm2 の四層構造(一軸延伸/一軸延伸/二軸延
伸/一軸延伸)の肉厚95μm(C/B/A/B=1μ
m/24μm/45μm/25μm)の複層合成紙を得
た。また、各層の空孔率は(C/B/A/B=0%/4
7%/16%/47%)であった。
【0024】この複層合成紙の(C)面をコロナ放電処
理した後、塗布剤を塗布し、乾燥して、巻き取った。塗
布剤水溶液の組成は、下記の通りであった。 (a)三菱油化(株)製「帯電防止剤」ポリアクリル系重合体水溶液「ST− 1100」 :100重量部 (b) 水溶性ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン付加物(ディック ・ハ−キュレス社製「カイメン557H」) :25重量部。 得られた合成紙の塗布剤層の光沢度は90%、ベック平
滑度は2800秒であった。 (例 4) (1)メルトフロ−レ−ト(MFR)4.0g/10分
のポリプロピレン(融点約164〜167℃)55重量
%に、高密度ポリエチレン25重量%及び平均粒径1.
5μmの炭酸カルシウム20重量%を混合した組成物
(A)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させ
た後、シ−ト状に押し出し、更に冷却装置により冷却し
て、無延伸シ−トを得た。 (2) そして、このシ−トを150℃の温度にまで再
度加熱させた後、縦方向5倍の延伸を行って5倍縦延伸
フィルムを得た。
【0025】次いで、このフィルムを再び155℃の温
度にまで加熱して、テンタ−を用いて横方向に7.5倍
延伸し、165℃の温度でアニ−リング処理して、60
℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットして密度が0.
88g/cm3 、不透明度86%、破裂強さ3kg/c
2 の肉厚45μm、空孔率37%の二軸延伸フィルム
よりなる微多孔フィルムを得た。この二軸延伸フィルム
の表面をコロナ放電処理した後、塗布剤水溶液を両表面
に固型分で片面0.05g/m2 (肉厚約0.1μm)
となるよう塗布および乾燥して、巻き取った。
【0026】上記塗布剤水溶液の組成は、下記の通りで
あった。 (a)三菱油化(株)製「帯電防止剤」ポリアクリル系重合体水溶液「ST− 1100」 :100重量部 (b) 水溶性ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン付加物(ディック ・ハ−キュレス社製「カイメン557H」) :25重量部。 得られた合成紙の塗布剤層の光沢度は33%、ベック平
滑度は3800秒であった。
【0027】織 布 東レ(株)のポリエステル糸を平織りした織布「ポンジ
−#6575」(商品名;経糸の径75デニ−ル、緯糸
の径75デニ−ル、織り込み数2.54cm当たり、経
糸90本、緯糸85本。坪量71g/m2 )を用いた。不織布 帝人(株)のポリエステル不織布シ−ト「スパンボンド
#ユニセル RT−0109W」(商品名;坪量40g
/m2 、厚さ90μm)を用いた。これら合成紙、織
布、不織布の物性を表1に示す。
【0028】(実施例1)例1で得た光沢度15%、ベ
ック平滑度680秒の複層合成紙の裏面(塗布剤が塗工
されていない側)に東洋モ−トン(株)のポリウレタン
系アンカ−コ−ト剤「BLS−2080A」と「BLS
−2080B」の混合物を4g/m2 (固型分の割合)
で塗布し、ついで東レ(株)の平織りの織布「ポンジ−
#6575」を圧着ロ−ルを用いて貼着し、合成紙/平
織織布の複合合成紙を得た。この複合合成紙の合成紙側
の塗布剤層側の光沢度は22%、ベック平滑度は820
秒で、合成紙側の表面層側には織布のエンボス模様は現
れていなかった。この複合合成紙の物性を表1に示す。
【0029】(比較例1)例1で得た合成紙の裏面に、
東洋モ−トン(株)のポリウレタン系アンカ−コ−ト剤
「BLS−2080A」と「BLS−2080B」の混
合物を4g/m2の固型分となるように塗布し、ついで
帝人(株)の不織布シ−ト「スパンボンド#ユニセル
RT−0109W」を圧着ロ−ルを用いて貼合して複合
合成紙を得た。この複合合成紙の合成紙側の光沢度は1
0%、ベック平滑度は210秒で、合成紙の表面側には
不織布の繊維のエンボス模様が浮き上がっていた。この
複合合成紙の物性を表1に示す。製品物性の評価は、以
下に示す方法によって行った。 (1) 合成紙のベック平滑度 JIS P−8119により測定。 (2) 表面光沢 スガ試験機(株)製光沢計UGV−5DPを用いて、J
IS−P8142に準じて複合合成紙の合成紙側の表面
層の光沢(75度)を測定した。 (3) 表面外観 複合合成紙の合成紙表面側に織布、または不織布のエン
ボス模様を目視で判断し、現れていないが(○)、現れ
ているが(×)、とした。
【0030】(4) オフセット印刷性 東洋インキ製造(株)のオフセット印刷インキ「TSP
−400」(商品名)及び小森印刷機(株)製オフセッ
ト4色印刷機を用い、表面側に4色(黒、青、赤、黄)
平板オフセット印刷を行い、インキの転移性、インキの
密着性を次の方法で評価した。インキの転移性 各々の色の網点部分を拡大鏡(30倍)で拡大し、網点
再現性を目視にて判定した。 網点再現性:100〜75% 良好 (○) 75〜50% やや不良 (△) 50〜 0% 不良 (×)インキの密着性 ニチバン(株)製粘着テ−プ「セロテ−プ」(商品名)
を印刷面上に強く接着させ、次いで印刷面に沿って素早
く粘着テ−プを剥離し、紙面上のインキの残留程度を目
視判定した。 インキ残留率:100〜95% 良好 (○) 95〜80% やや不良 (△) 80〜 0% 不良 (×)
【0031】(5) 層間接着強度 合成紙と、織布または不織布の層間剥離強度をT−型剥
離試験機を用いて測定した。 (6) エルメンドルフ引裂強度 JIS P−8116により測定。 (7) 摩擦係数 ASTM D−1894により測定。 (8) 引裂強度、引張伸度 JIS P8113と、JIS P−8132とのより
測定。 (9) 縫製性 ミシン機を用い糸縫いが可能なものを良好(○)とし、
糸の張力がかかり、合成紙が裂けてしまうものを不良
(×)とした。 (10)エンボス模様の有無 複合合成紙の合成紙面に貼合された織布または不織布の
繊維の模様が現れないものを良好(○)とし、現れたも
のを不良(×)とした。
【0032】
【表1】 (実施例2〜4)実施例1において、用いる合成紙とし
て、例1で得た合成紙の代わりに、例2〜例4で得た合
成紙を用いる以外は、同様にして表2に示す物性の複合
合成紙を得た。
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】本発明の複合合成紙は縫製が可能であ
り、層間接着強度、抗引裂力が高い利点があり、特に引
裂に対する抗力は両者の平均以上に向上し、相乗効果を
奏す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合合成紙の断面図である。
【図2】従来の複層配向フィルムよりなる合成紙の断面
図である。
【図3】吊り広告の斜視図である。
【図4】平織りの織布の斜視図である。
【符号の説明】
1:複合合成紙 A:平織り織布 A:経糸 A:緯糸 B:合成紙 1a:二軸延伸フィルム基材層 2 :一軸延伸フィルムよりなる紙状層 3 :塗布剤層 S :接着層 4 :吊り広告 5 :棒状物 6 :縫糸7 :ひも 8 :孔 9 :印刷

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 40〜150デニ−ルの経糸と、40〜
    150デニ−ルの緯糸とを、それぞれ2.54cm(1
    インチ)当たり50〜140本の割合で1本おきに交差
    させて平織りした坪量が50〜200g/mの織布
    (A)と、不透明度が85%以上、次式(1)で算出さ
    れる空孔率が10〜60%、肉厚が30〜500μm、
    の延伸樹脂フィルムよりなる合成紙(B)とが貼着され
    た複合合成紙。 【式1】
  2. 【請求項2】 合成紙(B)が、二軸延伸熱可塑性樹脂
    フィルムを基材層とし、無機微細粉末を8〜50重量%
    の割合で含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムを紙
    状層とする複層合成紙であって、(A)の織物側と、
    (B)の合成紙の紙状層側がそれぞれ表面層を形成する
    ように貼着した請求項1記載の複合合成紙。
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