JP3554756B2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP3554756B2
JP3554756B2 JP34452898A JP34452898A JP3554756B2 JP 3554756 B2 JP3554756 B2 JP 3554756B2 JP 34452898 A JP34452898 A JP 34452898A JP 34452898 A JP34452898 A JP 34452898A JP 3554756 B2 JP3554756 B2 JP 3554756B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
actuator
rotor
pole teeth
yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34452898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000175421A (ja
Inventor
譲 鈴木
栄 藤谷
正樹 加川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP34452898A priority Critical patent/JP3554756B2/ja
Priority to DE69940419T priority patent/DE69940419D1/de
Priority to EP99124123A priority patent/EP1006646B1/en
Priority to US09/453,772 priority patent/US6756871B1/en
Publication of JP2000175421A publication Critical patent/JP2000175421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3554756B2 publication Critical patent/JP3554756B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/14Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
    • H02K21/145Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures having an annular armature coil
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2201/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
    • H02K2201/12Transversal flux machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単相構造のクローポール型のアクチュエータの構造に関する。詳しくは組立が容易で、ディテントトルクが大きく且つ、回転反復動作が安定した小型にして高効率のアクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回転反復動作をして、角度制御をするアクチュエータとしてリング状コアにトロイダル巻線を施した、所謂トロイダル型アクチュエータが知られている。このトロイダル型アクチュエータはコギングトルク(コイル無励磁時のトルクで以後「ディテントトルク」と呼ぶ)が殆ど無く制御および応答性の良い角度制御ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、トロイダル巻線は巻線作業を施工し難い欠点がある以外に、ディテントトルクが極めて小さいので、例えば、励磁をしない初期状態では必ずある決まった方向に作用させておく必要のある用途には、励磁電流を流しておいて維持するか、または、ばね等で常時強制的に付勢しておく等しなければならない等々、種々の問題があった。
【0004】
また、この目的のために、クロスコイル型アクチュエータで単相巻線品の外周部に磁気回路を形成するD型形状をした軟磁性材で全体を覆い、ディテントトルクを持たせた構成のアクチュエータがあるが、これでは、磁気回路効率が悪く大型になる欠点があると同時に、外形形状が円形に出来ない形状上の問題がある。
【0005】
この様に、クローズドループで正確な角度制御をする必要は無いが、初期状態では適切なディテントトルクにより、ロータを一定方向に保持し続け、コイル励磁の時間に対応した時間だけ、ある動作をし、コイルを逆励磁して強制的に初期状態に戻す様な動作を反復する機能および特性を持つ小型で安価なアクチュエータの開発が望まれている現状である。
【0006】
本発明は、上記の問題に鑑み、単相のクローポール構造のアクチュエータであって、組立(巻線)作業性が良く、無励磁においてもディテントトルクでロータを或る一定方向に作用させることができる安価で小型にして高効率のアクチュエータを提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するように、本発明は軟磁性材から成る一対のほぼ円形ドーナツ状の平板状ヨークと、各平板状ヨークの内周縁端から軸方向へ突出し円周方向に広がりを持って向き合うように配設された極歯と、該平板状ヨークの外周端に円筒状リングを設けて構成されているステータヨークと、該ステータヨークの前記平板状ヨーク、極歯及び円筒状リングで形成された環状凹状のコイル受け部内にマグネットワイヤを巻回して形成したコイルとを設置してアーマチュアを構成し、該アーマチュア両端面に軸受けを設けたフランジを有するステータアッセンブリに、永久磁石より成る界磁用磁石を配したロータを該ステータの前記極歯と微小間隔で対向させてなる単相構造のクローポール型アクチュエータにおいて、ロータの回転を制限するストッパー機構を設け、前記極歯数と前記ロータの磁極数N(N=2又は4)は等しく、前記コイルに正逆いずれかの電流が印加され、該電流印加に応答して前記ロータが、前記ストッパー機構により第1と第2の2つの位置の範囲内を往復動作し、前記コイルへの電流無印加時には前記ロータがディテントトルクによって前記第1又は第2のいずれかの位置に保持されてなり、前記ストッパー機構の配置角は中心角で120/N〜240/N(度)(N=2又は4)であって、ディテントトルクTd(Nm)と定格トルクTrate(Nm)の関係が、Trate/4≦Td≦3 Trate/4(ただし、定格トルクTrateは定格電流を流したときの最大トルク値を、ディテントトルクTdはコイル無励磁時の最大トルクを表わす)であることを特徴とする。
【0008】
また、ステータヨークは、平板状ヨークと極歯とが一体化された第1 のステータヨークと、平板状ヨークと極歯と円筒状リングとが一体化された第2のステータヨークとで構成され、お互いの極歯が電気角で略180度の間隔を成すよう配設されていることを特徴とする。
【0009】
また、ステータヨークが、該平板状ヨークと円筒状リングを一体化して、一対を向き合わせて用いたことを特徴とする。
【0011】
また、ストッパ機構をアクチュエータ内部に内蔵したことを特徴とする。
【0012】
また、界磁用磁石のS極またはN極の片極の中央部に、磁気バランスを崩す為の溝又はカット部を施したことを特徴とする。
【0013】
また、2つの極歯の周方向の広がりは全て等しく、中心角で220 /N〜260 /N(度)(Nは2 又は4)であることを特徴とする。
【0014】
また、前記極歯の厚さは均一で、該極歯と前記ロータ磁石とで成す径方向のエアギャップが不均一であり、該エアギャップは極歯端部方向にいくにしたがって極歯中央部よりも次第に広くなっていることを特徴とする。
【0015】
また、フランジは非磁性材で構成されていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による単相クローポール構造のアクチュエータの実施の形態について説明する。
【0018】
図1は本発明の第1の実施の形態によるアクチュエータの展開斜視図を示す。
【0019】
図1はステータヨークが、平板状ヨーク部と極歯部が一体化された第1のステータヨーク2と、平板状ヨーク部と極歯部と円筒状リング部が一体化された第2のステータヨーク4とで構成された例である。但し、ロータ磁極数が2の場合である。
【0020】
アクチュエータ10は、ロータ1と、アーマチュア9と、前後のフランジ6、7と、軸受5との4つの部分から成り立っている。更にアーマチュア9は、第1のステータヨーク2と、コイルアッシ3と、第2のステータヨーク4との3つで構成されている。前フランジ6に外部への連結用の取付穴20を設けている。
【0021】
先ず、ロータ1は2極に着磁された磁石30をスリーブ22を介して回転軸21に同心に固定される。磁石30とスリーブ22と回転軸21の固定は本実施の形態では接着により行われている。
【0022】
アーマチュア9は第1 のステータヨーク2、コイルアッシ3および第2のステータヨーク4で構成されており、第1のステータヨーク2はほぼドーナツ形状の平板状ヨーク23と、該ヨーク23の内周端から1個軸方向に突出し、周方向に広がりを持った極歯25とが一体的に構成されている。具体的には、本実施の形態では円板状軟磁性鋼板(純鉄又は亜鉛メッキ鋼板)の中心部を軸方向に垂直に抜き起こして極歯を形成している。なお、図1の平板状ヨーク23には第2 のステータヨーク4(後で説明)との周方向の位置関係を決める為の位置決め用突起24とが設けられている。
【0023】
コイルアッシ3は樹脂性ボビン29(樹脂の材質は例えば、液晶ポリマ)にコイル28を巻回したものであり、本実施例ではボビン29の鍔部には端子27を挿入した端子台26が一体的に樹脂成形されている。なお、この端子台27は第2 のステータヨークの切り欠き33(後で説明)に嵌まり込む構造になっている。
【0024】
第2のステータヨーク4もほぼ円板形状の平板状ヨーク23と、該ヨーク23の内周端から軸方向に突出し、周方向に広がりを持った極歯25とが一体的に構成されている点では第1のステータヨーク2と同じであるが、第2 のステータヨーク4は更に平板状ヨーク23の外周端に軸方向に極歯23と平行に円筒状リング31が深絞りにより一体的に付加されている点が異なる。なお、先に述べたように第2のステータヨーク4には、円筒状リング31に位置出し用切り欠き33が設けられ、第1 のステータヨーク2の極歯25と第2のステータヨーク4の極歯25が電気角でほぼ180度の位相差を成す様に周方向の位置合せと、コイルアッシ3の端子台26の収納が出来るようになっている。
【0025】
アーマチュア9の内部にロータ1を挿入し、前後フランジ6、7の中心穴32に軸受5を取付け、該軸受5で回転自在にロータ1を支持する様に組立てる。スペーサ8はロータ1の磁石30と極歯25の軸方向の位置合わせと軸方向遊びの調整用である。なお、前後フランジ6、7と軸受5との固定並びに前後フランジ6、7と第1、第2ステータヨーク2、4への固定は本実施の形態では接着であるが、機械的カシメ、溶接、樹脂一体モールド等で行ってもよい。また、樹脂モールドでフランジを構成してもよい。
【0026】
次に、本発明の単相のクローポール構造のアクチュエータの動作原理とそのトルク特性について説明する。
【0027】
図2は本発明のアクチュエータの動作原理を示す説明図で、(a)はユニファイラ巻き、バイポーラ駆動の動作原理を示し、図2(b)はバイファイラ巻き、ユニポーラ駆動の動作原理を示す。
【0028】
図2(a)のユニファイラ巻き、バイポーラ駆動と、図2(b)のバイファイラ巻き、ユニポーラ駆動とは、どちらも同様な原理であるので、以下図2(a)で説明する。
【0029】
図2(a)はステータ部を代表するコイル28とロータ部を代表する界磁用磁石30を示しており、コイル28にはA端子から電流を流す矢印(I1 )場合とB端子から電流を流す矢印(I2 )場合の2モードがある。先ずI1 の向きにコイルを励磁すれば、界磁用磁石30に近いB端はN極に励磁される。このため界磁用磁石30のS極側がコイルB端に吸引され、結果として、矢印CW方向のトルクが働き、磁石のS極がコイルB端に対向した状態(図2の磁石の状態から90度CW方向に回転)で停止する。
【0030】
一方、I2 の向きにコイルを励磁すれば、逆に、界磁用磁石30に近いB端はS極に励磁される。このため界磁用磁石30のN極がコイルB端に吸引され結果として、矢印CCW方向のトルクが働き、磁石30のN極がコイルB端に対向した状態(図2の磁石30の状態から90度CCW 方向に回転)で停止する。このように、界磁用磁石30の回転を規制するものがなければ、このアクチュエータは原理的には励磁により180 度(±90度)の反復回転動作をする。
【0031】
図3、図4および図5はそれぞれ本発明のアクチュエータのトルク特性を示す図である。
【0032】
本発明のアクチュエータはクローポール構造のため、無励磁時のディテントトルクがある。従って、摩擦トルクを無視すれば、合成トルクはディテントトルクと励磁トルク(本発明では定格電流でコイルを励磁した時発生するトルクを「定格トルク」と呼びその最大値をTrateと表す)とのベクトル和となる。これらのトルク関係を表したのが図3、4、5である。図3と図4は第1の実施の形態の典型的なトルク特性であり、ディテントトルク(但し、正弦波近似とし、最大値をTdとした)は定格トルク(正弦波近似とし、最大値をTrateとした)の半分、即ちTd=Trate/2のトルク特性例を示している。
【0033】
図3、4、5では横軸がロータとステータの相対角度差θ(図では「角度(度)」と表現している)を、縦軸がその時のトルク値(図では「トルク」と表現している)を示したグラフである。説明の都合上、正トルクを矢印CW方向、負トルクを矢印CCW方向として図2のロータ回転方向と対応させている。なお、図中の実線Aは合成トルクカーブ(但し電流は図2の矢印I1 方向)、破線Bは定格トルクカーブ(電流方向は同じく矢印I1 方向)、一点鎖線Cはディテントトルクカーブを示している。図4は図3に電流の向きI2 の場合も重ねて表現されている。図3より、角度θが0 〜180 度(180 〜360 度)であれば、I1 電流による合成トルクは正(負)となり、CW(CCW)方向のトルクを発生し、界磁用磁石はCW(CCW)方向に回転しトルク0 のθ=180 (θ=180 )度の位置で停止する。図4からI2 電流による合成トルクは、角度θが0 〜180 度(180 〜360 度)であれば、負(正)となり、CCW(CW)方向のトルクを発生し、界磁用磁石はCCW(CW)方向に回転しトルク0 のθ=0 (θ=360 =0 )度の位置で停止する。このことは図2の説明と合致する。
【0034】
次に本発明の重要な特性であるディテントトルクと反復回転動作範囲とストッパの関係について説明する。
【0035】
このタイプのアクチュエータは定格トルクTrate に対してディテントトルクTdが大きいアクチュエータであるのでディテントトルクを利用して特異の動作を行うことができる(詳細後述)反面、ディテントトルクによりその合成トルクカーブは定格トルクのみの波形から歪む。
【0036】
図5はディテントトルクTdが定格トルクTrateと比較して割合大きい場合のトルクカーブであり、図5ではTd=0.8 Trateの場合である。図5より明らかなように図3、4と異なる点は合成トルクカーブの歪み量が大きいこともさることながら、角度が0 〜180 度(180 〜360 度)の範囲であるにも係らず、合成トルクが0 〜θ (180 〜θ )度及びθ 〜180 (θ 〜360 )度の範囲で負(正)になる事である。この事は角度がθ 〜θ より狭い範囲でないと反復回転動作しないことを意味する。理由は0 〜θ (180 〜θ )及びθ 〜180 (θ 〜360 )の範囲ではディテントトルクと合成トルク(I 方向)、合成トルク(I 方向)全てのトルクの符号が一致するので、どちらの向きに電流を流してもディテントトルクに逆らってロータを回転させることが出来ないからである。このように本発明では、ディテントトルクTdが比較的大きいと反復回転動作範囲は狭くなる傾向にある。
【0037】
さかのぼって図4でのディテントトルクと反復回転動作範囲とストッパの関係について説明する。
【0038】
図4で仮に、θ とθ の位置にストッパ1、ストッパ2があり、ロータはこのθ とθ の範囲内でのみ反復動作可能な状態にセットされていると仮定すれば、以下の動作をするアクチュエータとなる。
【0039】
コイル無励磁時ロータがθ 〜θ (θ 〜θ )の間にあればディテントトルクは正(負)となるので、ロータはCW(CCW)方向のトルクによりストッパ1(ストッパ2)のθ (θ )位置で止まって保持される。この状態でI (I )方向に電流を流し続ければ、ロータは正のディテントトルクに打ち勝ってCCW(CW)方向のトルクを発生して、ストッパ2(ストッパ1)のθ (θ )の位置で止まる。もちろん、I (I )方向励磁時間が短く、ロータがθ に到達する前に電流が遮断されれば、ロータは正(負)のディテントトルクによって、初期位置θ (θ )に戻ることになる。
【0040】
(I )方向電流を十分長い時間流し続け、ロータをストッパ2(ストッパ1)のθ (θ )で停止した後、励磁を切れば負のディテントトルクによりロータはこの位置に保持され続ける。この状態で更に、I (I )方向の電流に切替えれば、ロータは負のディテントトルクに打ち勝って逆に、CW(CCW)方向のトルクを発生して、ストッパ1(ストッパ2)のθ (θ )の位置に戻って止まる。
【0041】
このように本発明はコイルの励磁を切替える毎にロータはθ とθ の範囲内を反復動作すると同時に、ディテントトルクを利用し、コイル無励磁の時にもある一定方向にロータを作用させておくことができる特徴を持っている。もちろん、先に述べたようにコイル励磁時間を連続的に可変すれば、それに対応してロータの動作時間を連続的に可変することが出来る。
【0042】
この特徴を利用して例えば、カメラのシャッタ等の駆動に応用すればディテントトルクで常時シャッタを閉めておき、写真を取る(露光をする)のに必要な時間だけコイルを励磁して開き、その後逆励磁してシャッタを閉める。その後は、励磁を切って、シャッタ閉状態をディテントトルクで保持し続けば、省電力と言う点で非常に好都合である。
【0043】
次に、反復動作範囲であるが、本発明では、外部機構により強制的にロータの回転を規制する機構(本発明ではこの機構を「ストッパ」と呼ぶ)を持つ方が好ましい。図4の説明ではストッパの設定位置をθ 、θ としているが、摩擦トルクがなければストッパ位置はθ =180 (度)、θ =0 (度)まで180 (度)に拡大可能であるが、実際には摩擦トルク等があるので合成トルクが小さい範囲では確実に摩擦トルクを乗り越えることができず、当然不安定な動作となる。安定した動作を確保するには界磁用磁石数Nの場合、実験では240 /N(度)が限界である。また、図5で示したように、ディテントトルクが大きい場合には理論的に負の合成トルク範囲が出来て(説明済み)結果として狭く設定せざるを得ない。反復動作範囲は広いことが望まれるが、必要なディテントトルクとの兼合い(無励磁時の初期トルクを大きく必要とする場合にはどうしても反復動作範囲は狭くなる)から、本発明では反復動作させるためのストッパの配置角は中心角で120 /N〜240 /N(度)が適切である。
【0044】
図6は界磁用磁石30に特徴を持つ第2の実施の形態の斜視図である。
【0045】
次に反復動作範囲を広く確保する方法の一例として図6を用いて説明する。図6はN=2の場合であるが、図示のごとく円筒状磁石30はN極の磁極中央部を軸方向にカットしたもので、N,S極の磁気的バランスを強制的に崩したものである。実験では、カットがない場合には反復動作範囲が60度であったものが、カット品では110度とほぼ倍に拡大した。なお、実験の結果からカット量αは45〜80度が好ましいことが分かった。その理由は、あまり小さすぎるとアンバランス効果が小さく、大きすぎると磁束の低下が著しく特性ダウンを伴うからである。また、カットの位置は図6ではN極でニュートラルに平行なカットであるが、S極側をカットしてもよいし、また、ディテントトルクを上げるために、ニュートラルに対してやや傾きを持たせたカットにしてもよい。図6では矢印D−D方向に磁気的配向を持った磁石で示してあるが、等方性磁石にカットを施しても同様な効果が得られる。また、カットの代りに、軸方向に、幅の狭い(例えば、エアギャップ長の1 倍〜3倍で、深さはエアギャップ長程度の)均一の溝を設けてもよい。更にまた、界磁用磁石端面に一体的に設けるストッパ(図8(b)で詳述)に同様の効果を持たせた溝またはカットを設けてもよい。
【0046】
図7はステータヨークに特徴を持つ本発明の第3の実施の形態の斜視図である。
【0047】
更に、反復動作範囲を広く確保する別の方法として図7を用いて説明する。この実施例は界磁用磁石磁極数N=2の場合であり、第1の実施例中の第1のステータヨーク2の拡大図である。図7では極歯25は肉厚一定で中心角βを持ち、軸方向に同一中心角を持つ所謂、ストレート形状の極歯である。極歯25の中心角βは界磁用磁石30の磁束を十分に補足するため適切な角度が必要である。実験の結果、第1、第2のステータヨークの極歯25は共に同一形状で、その中心角βは220 /N〜260 /N(度)が反復動作範囲が広く確保できるので好ましかった。極歯25の形状は図1、7のストレート歯だけに限るものではなく、三角歯、台形歯でもよい。その際中心角βは根元(平板状ヨークとの結合)部の角度を指すものとする。なお、三角歯、台形歯等の先端先細形状の極歯はディテントトルクが増大する傾向があり、大きなディテントトルクが必要な場合に適している。
【0048】
図10は磁気回路に特徴を持つ第4の実施の形態の断面図である。
【0049】
更に、反復動作範囲を安定して、広く確保する別の方法を図10により説明する。図10は極歯25と界磁用磁石30との径方向のエアギャップが分かるように、回転軸21に垂直な断面図で示している。説明に必要のない、コイル、軸受、リング、平板状ヨーク等は省略してある。図示のように、磁石30は円形であり且つ極歯25は均一板厚で構成されている。周方向のエアギャップは極歯25の中央部ギャップ(gap 1 )が狭く、端部ギャップ(gap 2 )に行くに従って、エアギャップは順次広くなっている様子が分かる。このことにより、ディテントトルクの安定点と励磁トルクの安定点の位相が合い安定して且つ動作範囲の広い反復動作が確保できた。なお、もちろん、図6の界磁用磁石30の溝またはカットや図7の極歯の角度βの技術と合わせて適用してもよいことは当然である。
【0050】
次に、アクチュエータ内部にストッパ機構を内蔵したものについて説明する。前述した通り本発明のアクチュエータは、回転を規制するための機構をどこかに精度よく取付ることが好ましい。その際、アクチュエータ内部にストッパを内蔵すれば、省スペース化ができ、また使い勝手が著しく向上する。
【0051】
図8はアクチェータ内蔵のストッパの構成の一例を示す第5の実施の形態の斜視図であり、(a)は軸受を示し(b)はロータを示す。
【0052】
図8の実施の形態は軸受端面に付加された突起部と磁石端面に付加された突起部がお互いに規制し合ってストッパ機能を果している。先ず、図(a)では軸受5の端面に第1のストッパ用突起100が一体的に付加されている。図(b)では界磁用磁石30の端面に第2のストッパ用突起101が一体的に付加されている。これらを組合わせれば、ロータが矢印CW( 図b参照)方向に回転すれば軸受5の突起100の100B面と界磁用磁石30の突起101の101B面が接触した所で止まる。逆に、ロータが矢印CCW方向に回転すれば軸受5の突起100の100A面と界磁用磁石30の突起101の101A面が接触した所で止まる。この際、反復動作範囲の調整は各突起部100、101の中心角により任意に設定可能である。なお、この実施例ではストッパ用の突起は軸受5、界磁用磁石30に一体的に付加されているが、第3のパーツを付加して突起を構成してもよい。もちろん、ストッパは軸受5と界磁用磁石30との構成だけに限るわけではなく、アクチュエータのステータ部例えば、極歯25、フランジ6またはフランジ7、ボビン29、平板状ヨーク23の一部とロータ部、例えば、スリーブ22、回転軸21の一部との組合わせでも構成可能である。
【0053】
先に、摩擦トルクがあると反復動作範囲が狭くなる等の不具合が発生する旨の説明をしたが、摩擦トルクを下げて、反復動作範囲が広く且つ、安定した動作を得る有効な方法として、磁気回路を構成しない、アクチュエータ10の両端部の前、後フランジ6、7を非磁性材にすることが効果的である。理由はフランジが磁性の場合界磁用磁石30の端面に生じる漏洩磁束によって界磁用磁石30は、ギャップが近い方のフランジ面に絶えず吸引される力が発生する。結果として界磁用磁石30の端面は軸受5の端面に磁気的に吸引され、接触して回転動作時の摩擦負荷となるからである。フランジが非磁性であれば、この吸引力は発生しない。また、発生したとしても非常に小さく無視出来るものとなる。特に、希土類系磁石(例えば、Nd焼結)の場合にはその効果は著しい。もちろん、同様の理由から、軸受5も非磁性(非鉄系)の含油メタルを用いることが好ましい。
【0054】
次に、本発明において適切なディテントトルクTdと定格トルクTrateとの関係について説明する。
【0055】
図3、4、5で説明した通り、ディテントトルクTdが定格トルクTrateに近づくと反復動作範囲は狭くなる傾向にあることは説明ずみである。特に、Td>3Trate/4では狭くなる。一方、Td≪Trateではディテントトルクが小さすぎて無励磁時にある一定方向に作動させることが出来なくなる欠点がある。どうしても作動させるにはコイル電流を流し続ける、いわゆる励磁ホールド状態にしなければならず、省エネルギーと言う観点から好ましくない。また、ばねを用いて強制的にロータの位置をある位置に留めればコストアップとなる。以上のことから、本発明では種々検討した結果、ディテントトルクTdと定格トルクTrateの関係として、
Trate/4≦Td≦3Trate/4
が本アクチュエータとしては好ましいことが分かった。
【0056】
最後に、図1の第1の実施の形態では第1のステータヨーク2は、極歯25と平板状ヨーク23とが一体的に構成され、また第2のステータヨーク4も極歯25、平板状ヨーク23と更に円筒状リング31が一体的に構成されているが、本発明ではこの様に、ステータヨークの主要パーツが一体化されていない構成にしも良い。
【0057】
図9はステータヨーク別体型の構造を示した第6の実施の形態の斜視図である。
【0058】
この第6の実施の形態において、第1のステータヨーク2が平板状ヨーク23(図示せず)と極歯25に、更には第2のステータヨーク4(図示せず、図1参照)は平板状ヨーク23(図示せず)、極歯25とリング31(図示せず)が別体で構成されている。ボビン29には極歯(図ではストレート形状)25を保持するための2個の案内溝200(図の手前はカットで明瞭ではない)が円周方向に均等に配置されている。案内溝200には、極歯25の先端に当たる部分にバネ性を持たせた梁201を配している。このため案内溝200の深さを極歯25の軸方向の長さより若干短く設定することにより、各々のの長さが若干ばらついても極歯25と平板状ヨーク23(図示せず)が安定した接触状態になり、極歯25と平板状ヨーク23を分割しても磁気効率がさほど悪化しないステータヨーク構造となる。また、ボビンの上下両端面にはガイド202が配されているため、ガイド202は各平板状ヨーク23と嵌合して極歯25の位置を決めることが出来る。なお、極歯25が挿入された巻線後のボビンを、円筒状リング31(図示せず)内部に挿入した後、その両端面に平板状ヨーク23の外周部がリング31の内周部と嵌合する様にして、これらを固定してアーマチュアを完成させるのである。特に、極歯25の軸方向寸法を長く、または極歯25の板厚を厚くしたい等の場合には、極歯25が別体で構成できる本構成では特に有利と言える。
【0059】
図11は本発明の第7の実施の形態の断面図である。
【0060】
図11は平板状ヨーク23と円筒状リング31を一体化したステータヨーク一対を用いたもので、フランジを樹脂モールドにてステータヨークと一体化させた構成を示す。この構成により、部品点数の削減と同時にステータヨークと軸受の同芯を高精度化することができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、構造が簡単で且つ安価な単相のクローポール構造を持つアーマチュア構造とすることにより、ディテントトルクが大きい独特な特性を持つアクチュエータを構成することができた。もちろん、クローポール構造のアマチュアであるのでその外形形状は円形となり組込み性もよいし、更に磁気効率もよい。
【0062】
また、本アクチュエータは、ディテントトルクにより、ロータを或る一定の方向に常時無励磁で付勢しておくことが可能となり省電力化が図られる。また、ストッパ機構をアクチュエータ内部に内蔵することで、省スペース化が図れる効果がある。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるアクチュエータの展開斜視図を示す。
【図2】本発明のアクチュエータの動作原理を示す説明図で、(a)はユニファイラ巻き、バイポーラ駆動の動作原理を示し、図2(b)はバイファイララ巻き、ユニポーラ駆動の動作原理を示す。
【図3】本発明のアクチュエータのトルク特性を示す図である。
【図4】本発明のアクチュエータのトルク特性を示す図である。
【図5】本発明のアクチュエータのトルク特性を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の斜視図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態の斜視図であり、(a)は軸受を示し(b)はロータを示す。
【図9】本発明の第6の実施の形態の斜視図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の断面図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態の断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ
2 第1のステータヨーク
3 コイルアッシ
4 第2のステータヨーク
5 軸受
6 前フランジ
7 後フランジ
8 スペーサ
9 アーマチュア
10 アクチュエータ
20 取付穴
21 回転軸
22 スリーブ
23 平板状ヨーク
24 位置決め用突起
25 極歯
26 端子台
27 端子
28 コイル
29 ボビン
30 磁石
31 円筒状リング
32 中心穴
33 切り欠き
100 突起
100A 面
100B 面
101 突起
101A 面
101B 面
200 案内溝
202 ガイド

Claims (8)

  1. 軟磁性材から成る一対のほぼ円形ドーナツ状の平板状ヨークと、各平板状ヨークの内周縁端から軸方向へ突出し円周方向に広がりを持って向き合うように配設された極歯と、該平板状ヨークの外周端に円筒状リングを設けて構成されているステータヨークと、該ステータヨークの前記平板状ヨーク、極歯及び円筒状リングで形成された環状凹状のコイル受け部内にマグネットワイヤを巻回して形成したコイルとを設置してアーマチュアを構成し、該アーマチュア両端面に軸受けを設けたフランジを有するステータアッセンブリに、永久磁石より成る界磁用磁石を配したロータを該ステータの前記極歯と微小間隔で対向させてなる単相構造のクローポール型アクチュエータにおいて、
    ロータの回転を制限するストッパー機構を設け、
    前記極歯数と前記ロータの磁極数N(N=2又は4)は等しく、
    前記コイルに正逆いずれかの電流が印加され、該電流印加に応答して前記ロータが、前記ストッパー機構により第1と第2の2つの位置の範囲内を往復動作し、
    前記コイルへの電流無印加時には前記ロータがディテントトルクによって前記第1又は第2のいずれかの位置に保持されてなり、
    前記ストッパー機構の配置角は中心角で120/N〜240/N(度)(N=2又は4)であって、
    ディテントトルクTd(Nm)と定格トルクTrate(Nm)の関係が、
    Trate/4≦Td≦3 Trate/4(ただし、定格トルクTrateは定格電流を流したときの最大トルク値を、ディテントトルクTdはコイル無励磁時の最大トルクを表わす)である
    ことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記ステータヨークが、平板状ヨークと極歯とが一体化された第1のステータヨークと、平板状ヨークと極歯と円筒状リングとが一体化された第2のステータヨークとで構成され、お互いの極歯が電気角で略180度の間隔を成すよう配設されていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記ステータヨークが、該平板状ヨークと円筒状リングを一体化して、一対を向き合わせて用いたことを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  4. アクチュエータ内部に前記ストッパー機構を内蔵したことを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  5. 前記界磁用磁石のS極またはN極の片極の中央部に、磁気バランスを崩すための溝又はカット部を軸方向に施したことを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  6. 極歯の周方向の広がりが全て等しく、中心角で220/N〜260/N(度)(N=2又は4)であることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  7. 前記極歯の厚さは均一で、該極歯と前記ロータ磁石とで成す径方向のエアギャップが不均一であり、該エアギャップは極歯端部方向にいくにしたがって極歯中央部よりも次第に広くなっていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  8. 前記フランジが非磁性材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
JP34452898A 1998-03-12 1998-12-03 アクチュエータ Expired - Fee Related JP3554756B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34452898A JP3554756B2 (ja) 1998-12-03 1998-12-03 アクチュエータ
DE69940419T DE69940419D1 (de) 1998-12-03 1999-12-02 Betätiger
EP99124123A EP1006646B1 (en) 1998-12-03 1999-12-02 Actuator
US09/453,772 US6756871B1 (en) 1998-03-12 1999-12-03 Actuator with number of stator teeth equal to number of rotor poles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34452898A JP3554756B2 (ja) 1998-12-03 1998-12-03 アクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000175421A JP2000175421A (ja) 2000-06-23
JP3554756B2 true JP3554756B2 (ja) 2004-08-18

Family

ID=18369984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34452898A Expired - Fee Related JP3554756B2 (ja) 1998-03-12 1998-12-03 アクチュエータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6756871B1 (ja)
EP (1) EP1006646B1 (ja)
JP (1) JP3554756B2 (ja)
DE (1) DE69940419D1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004204872A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 流量制御装置のモータ制御装置
JP4497884B2 (ja) * 2003-10-15 2010-07-07 キヤノン株式会社 駆動装置
JP3963900B2 (ja) * 2004-03-05 2007-08-22 ニスカ株式会社 電磁駆動装置及びこれを用いた光量調節装置
JP2006074884A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Keihin Corp トルクモータ
WO2006035946A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-06 Thk Co., Ltd. ロッドタイプリニアモータ
DE102007047308B4 (de) * 2007-10-02 2018-05-24 Kendrion (Donaueschingen/Engelswies) GmbH Sendungssortiermaschinen-Antriebsvorrichtung bzw. Verfahren zum Zusammenbauen einer Sendungssortiermaschinen-Antriebsvorrichtung
US10871242B2 (en) 2016-06-23 2020-12-22 Rain Bird Corporation Solenoid and method of manufacture
US10218232B2 (en) * 2016-11-17 2019-02-26 General Electric Company High speed electric machine
US10980120B2 (en) 2017-06-15 2021-04-13 Rain Bird Corporation Compact printed circuit board
CN108173404B (zh) * 2018-02-10 2023-08-11 安徽万至达电机科技有限公司 超声振动电机
US11503782B2 (en) 2018-04-11 2022-11-22 Rain Bird Corporation Smart drip irrigation emitter
US11721465B2 (en) 2020-04-24 2023-08-08 Rain Bird Corporation Solenoid apparatus and methods of assembly

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3495113A (en) * 1967-02-21 1970-02-10 Tri Tech Electric rotating machinery having one stator pole on each pole piece
AT280409B (de) * 1968-05-31 1970-04-10 Vdo Schindling Einphasenmotor mit proportional der Frequenz der Speisespannung veränderlicher Drehzahl
DE7702926U1 (de) * 1977-02-02 1977-06-23 Camille Bauer Messinstrumente Ag, Wohlen, Aargau (Schweiz) Drehmomentbildendes antriebssystem
US4127802A (en) * 1977-04-06 1978-11-28 Johnson Milton H High torque stepping motor
US4274026A (en) * 1977-12-27 1981-06-16 Tri-Tech, Inc. Electric rotating machine
US4656381A (en) * 1984-04-25 1987-04-07 Fumito Komatsu Magnetic pole structure having aternate poles extending from a point of bases, for a rotary electric machine
JPS6176057A (ja) * 1984-09-21 1986-04-18 Nippon Soken Inc 回転駆動装置
JPH043585Y2 (ja) * 1985-10-23 1992-02-04
CH668672A5 (en) * 1985-11-05 1989-01-13 Saia Ag Single-phase stepping motor with permanent magnet rotor - has even number of pole arms extending from opposite halves of stator into space around rotor
JPH0729738Y2 (ja) * 1987-05-21 1995-07-05 ジェコ−株式会社 ストッパを有するモ−タ
US4891567A (en) * 1987-07-16 1990-01-02 Minebea Co., Ltd. Brushless DC motor having an outer rotor
US4899073A (en) * 1987-07-24 1990-02-06 Nippondenso Co., Ltd. 3-position rotational actuator
DE3742502A1 (de) * 1987-12-15 1989-06-29 Erwin Sander Elektroapparateba Synchronmaschine mit dauermagnetischem laeufer
JP2515765Y2 (ja) * 1988-04-18 1996-10-30 愛三工業株式会社 電動機
JPH01283049A (ja) * 1988-05-10 1989-11-14 Oki Electric Ind Co Ltd パルスモータ
JPH0255563A (ja) * 1988-08-22 1990-02-23 Shicoh Eng Co Ltd 単相ブラシレス振動モータ
JPH044743A (ja) * 1990-04-20 1992-01-09 Asmo Co Ltd ロータリアクチュエータ
US5122697A (en) * 1990-04-30 1992-06-16 Emerson Electric Co. Hybrid single-phase variable reluctance motor
US5126605A (en) * 1991-04-25 1992-06-30 Tri-Tech, Inc. Oscillating stepper motor
FR2688105B1 (fr) * 1992-02-28 1994-05-06 Moving Magnet Technologies Sa Actionneur rotatif electromagnetique monophase de course entre 60 et 120 degres.
US5260620A (en) * 1992-03-09 1993-11-09 Morrill Giles W Asynchronous induction motor
JPH06113515A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Canon Electron Inc 永久磁石回転子型一相励磁モータ
US5373207A (en) * 1993-09-17 1994-12-13 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Brushless vibrator motor for a wireless silent alerting device
JPH08308202A (ja) * 1995-04-27 1996-11-22 Nippondenso Co Ltd ステップモータ
JP3418494B2 (ja) * 1995-12-20 2003-06-23 株式会社ゼクセルヴァレオクライメートコントロール モータアクチュエータの原点復帰機構
JPH1023690A (ja) * 1996-06-28 1998-01-23 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 電動機
JP3805848B2 (ja) * 1996-12-20 2006-08-09 並木精密宝石株式会社 シャッター用アクチュエータ
JPH10288054A (ja) * 1997-02-13 1998-10-27 Denso Corp スロットル弁制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69940419D1 (de) 2009-04-02
US6756871B1 (en) 2004-06-29
EP1006646A2 (en) 2000-06-07
EP1006646B1 (en) 2009-02-18
EP1006646A3 (en) 2003-03-05
JP2000175421A (ja) 2000-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3394922B2 (ja) アクチュエータ
JP3554756B2 (ja) アクチュエータ
KR100927484B1 (ko) 스텝핑 모터
JPH0612948B2 (ja) 回転駆動装置
KR100550140B1 (ko) 모터
JPH1023690A (ja) 電動機
US6897579B2 (en) Motor
JP2007037269A (ja) 駆動装置及び光量調節装置
US20020135260A1 (en) D.C. PM motor and generator with a stator core assembly formed of pressure shaped processed ferromagnetic particles
US6316851B1 (en) Motor
US5777415A (en) Two-phase unipolar drive type brushless DC motor
JP2004048873A (ja) レンズ駆動装置
US6765320B1 (en) Actuator
JP4065531B2 (ja) 駆動装置
JP3684165B2 (ja) 駆動装置及び光量制御装置
JP2009207298A (ja) ステッピングモータ
JPH06303750A (ja) ブラシレスdcモータおよびその回転駆動方法
JP2005057903A (ja) モータおよび光学装置
JPH08214524A (ja) ブラシレスモータ及びそのドライブ方式
JP2003219623A (ja) ステッピングモータ
JPH0398449A (ja) 回転電機
JPH11308844A (ja) モータ
JP2005328633A (ja) 駆動装置及び光量調節装置
JP3950673B2 (ja) 駆動装置及び光量制御装置
JP2002272082A (ja) 駆動装置及び光量制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees