JP3394922B2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JP3394922B2
JP3394922B2 JP02226899A JP2226899A JP3394922B2 JP 3394922 B2 JP3394922 B2 JP 3394922B2 JP 02226899 A JP02226899 A JP 02226899A JP 2226899 A JP2226899 A JP 2226899A JP 3394922 B2 JP3394922 B2 JP 3394922B2
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    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
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    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単相構造のアクチ
ュエータの構造、特に組立が容易で、ホールディングト
ルクとディテントトルクのバランスが良く、且つ、回転
反復動作が安定したアクチュエータのロータ構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば単相構成のクローポール型構造
のアクチュエータにおいては、内部にストッパ機構を設
け、コイルを励磁することにより、ロータを反復回転動
作させるアクチュエータの技術がすでに本発明者らによ
り提案されている。この種のアクチュエータにおいて
は、ディテントトルクを確保しながら且つ、回転動作角
度範囲を大きくすることが望まれている。
【0003】しかしながら、一般的に、ディテントトル
クを大きくすれば、回転動作角度範囲が狭くなり、逆
に、ディテントトルクを小さくしなければ、回転動作角
度範囲を広くすることができない。すなわち、ディテン
トトルクと回転動作角度範囲は相反する性格を持つもの
である。特に、アクチュエータの小型化のために、焼結
型の磁気異方性(例えば、極異方性)をもつ高性能希土
類磁石(例えば、Nd系磁石、Sm系磁石)使用の場合には
その傾向は著しい。
【0004】ディテントトルクを確保しながら且つ回転
動作角度範囲を大きくするロータ磁石側の技術として、
例えば、2極の場合、片極(例えばN極のみ)の磁極セ
ンタ部に軸方向に沿って溝またはカットを施し、N極と
S極との磁気的バランスを崩して拡大する方法がある
(図5参照)。しかし、溝またはカット部の形状(具体
的には溝またはカットの中心角α)の精度を確保するた
めには多くの工程を要し加工が煩雑となる欠点がある。
その理由は焼結磁石の場合、焼き上げた後に磁石外周を
研磨するためであり、磁石外周に溝またはカットがある
場合には、円筒度が確保できないばかりでなく、溝また
はカットの安定した形状維持が困難となるからである。
また、溝またはカットを機械加工すればコストが上がる
欠点がある。
【0005】従って、磁石の加工、精度維持および、コ
ストを考慮すると磁石外周形状は溝又はカットの全くな
い、円筒形状が好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑み、単相構造のアクチュエータにおいて、ディテン
トトルクが十分確保され、且つ回転動作角度範囲も広い
特性を有する、ロータ磁石構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、コイルを巻回したアーマチュアと、前
記コイルの内側に微小間隔に、正逆自在に回転可能に配
置した円筒形状ロータ磁石とからなり、前記コイルの励
磁によってロータを正逆に回転させるとともに、ストッ
パーによってその回転角度範囲を制限する単相構造のア
クチュエータであって、前記ロータの回転角度を制限す
るために第1及び第2のストッパーを設け、前記第1の
ストッパーは、ロータの電気角で0〜90度の間に、第
2のストッパーはロータの電気角で90〜180度の間
の位置にそれぞれ設け、前記アーマチュアのコイルの励
磁のないときにもディテントトルクによりロータがスト
ッパーの位置に保持されるようになっているアクチュエ
ータであって、 前記円筒形状ロータ磁石は複数の磁石
を、各磁石の磁極どうしが同じ周方向にずらして軸方向
に積層連結し、そのずらした角度は全体として電気角で
10〜60度の範囲であるように構成し、それによっ
て、前記ストッパーにかかるディテントトルクを調整す
るようにしたことを特徴とするアクチュエータである。
【0008】また本発明は、アクチュエータが、軟磁性
材から成る一対のほぼ円形ドーナツ状の平板状ヨーク
と、該平板状ヨークの内周縁端から軸方向へ突出し円周
方向に広がりを持って配置された極歯と、前記ヨークの
外周端に前記極歯と同方向へ伸びる円筒状リングとから
構成されているステータヨークと、該ステータヨークの
前記平板状ヨーク、極歯及び円筒リングで形成される環
状凹状のコイル受け内部に設置された絶縁線材を巻回し
て形成したコイルとでアーマチュアを構成し、該ステー
タ両端面に軸受を設けたフランジを有するステータアッ
センブリに、永久磁石ロータより成る界磁用磁石(以
後、「ロータ磁石」という)を設けたロータを該ステー
タの前記極歯と微小間隔で対向させて成る、ロータ磁極
数がH(Hは偶数)の単相構造のクローポール型アクチ
ュエータであることを特徴とするものである。
【0009】また、ロータ磁石外径は3mm以下で全て
の外径寸法が等しいことを特徴とした。
【0010】また、各磁石の軸方向の長さが均等である
ことを特徴とした。
【0011】また、各磁石は磁気異方性であり、2 個の
ロータ磁石で構成されていることを特徴とした。
【0012】また、各磁石どうしの周方向のずらし量は
電気角で10〜60(度)の範囲であることを特徴とした。
【0013】また、各磁石どうしの連結部にはロータ磁
石の最外径と等しいか又は、小さい径のスペーサが配さ
れていることを特徴とした。
【0014】また、各磁石とスペーサとが相対する面に
は、該磁石の周方向の位置決めのための1 対以上の突起
と窪みが配設されていることを特徴とした。
【0015】また、分割されたロータ磁石の端面には、
該ロータ磁石の周方向の位置決めのための位置出し用溝
または穴が配設されていることを特徴とした。
【0016】また、分割された複数個のロータ磁石をス
ペーサを介して接着固定する請求甲に記載のアクチュエ
ータにおいて、ロータ磁石の中心穴近傍、または前記ス
ペーサ、またはその両方に接着剤溜りを設けたことを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
用いて説明する。
【0018】先ず、本発明の第1の実施の形態を図1で
説明する。図1は本発明を適用した単相のクローポール
構造のアクチュエータの展開斜視図で、ロータ磁石が2
極で、軸方向に2個の磁石を連結させたものを示してい
る。図示した例は、ステータヨークが平板状ヨーク部と
極歯部が一体化された第1のステータヨークと、平板状
ヨーク部と極歯部と円筒状リング部が一体化された第2
のステータヨークとで構成された例である。
【0019】アクチュエータ10は、ロータ1と、アー
マチュア9と、前後のフランジ6、7と、軸受5の4つ
の部分から構成されている。さらにアーマチュア9は第
1のステータヨーク2と、コイルアッシ3と、第2のス
テータヨーク4の3つの部分で構成されている。
【0020】先ず、ロータ1は、各々周方向2極に着磁
された2個の磁石30aと30bを周方向に磁極をずら
した状態で軸方向に直接連結されており、スリーブ22
を介して回転軸21に同心を出して固定される。磁石3
0a、30bとスリーブ22と回転軸21の固定は本実
施の形態では接着により行われている。
【0021】アーマチュア9は、第1 のステータヨーク
2と、コイルアッシ3と、第2のステータヨーク4とで
構成されており、第1のステータヨーク2はほぼドーナ
ツ形状の平板状ヨーク23とこのヨーク23の内周端か
ら、本実施の形態では軸方向に突出し、周方向に広がり
を持った1個の極歯25とが一体的に構成されている。
この第1のステータヨーク2の極歯25は、具体的に
は、本実施例では円板状軟磁性鋼板(純鉄または亜鉛メ
ッキ鋼板)の中心部を軸方向に垂直に抜き起こして形成
している。なお、平板状ヨーク23には第2のステータ
ヨーク4に対する周方向の位置関係を決めるための位置
決め用突起24が設けられている。
【0022】コイルアッシ3は樹脂製ボビン29(樹脂
の材質は例えば、液晶ポリマ)にコイル28を巻回した
ものであり、本実施例ではボビン29の鍔部には端子2
7を挿入した端子台26が一体的に樹脂成形されてい
る。なお、この端子台26は第2のステータヨーク4の
リング31の上端縁に設けた切り欠き10に嵌まり込む
構造になっている。
【0023】第2のステータヨーク4も、ほぼ円板形状
の平板状ヨーク23とこのヨーク23の内周端から軸方
向に突出し周方向に広がりを有する極歯25とが一体的
に構成されている点では第1のステータヨーク2と同じ
であるが、第2のステータヨーク4はさらに平板状ヨー
ク23の外周端に軸方向に極歯25と平行にリング31
が深絞りにより一体的に付加されている点が異なる。な
お、先に述べたように第2のステータヨーク4には、リ
ング31に位置出し用切り欠き10が設けられ、第1 の
ステータヨーク2の極歯25と第2のステータヨーク4
の極歯25が電気角で180度の位相差を成すように周
方向の位置合せと、コイルアッシ3の端子台26の収納
ができるようになっている。
【0024】アーマチュア9の内部にロータ1を挿入
し、前後フランジ6、7の中心穴32に軸受5をそれぞ
れ取付け、軸受5で回転自在にロータ1を支持するよう
に組立てる。ワッシャ8はロータ1の磁石30a、30
bと極歯25の軸方向の位置合わせと軸方向遊びの調整
用である。
【0025】なお、前後フランジ6、7と軸受5との固
定並びに前後フランジ6、7と第1、第2ステータヨー
ク2、4への固定は本実施の形態では接着で行なわれる
が、機械的カシメ、溶接、樹脂一体モールド等で行って
もよい。
【0026】次に単相のクローポール構造のアクチュエ
ータの動作原理とそのトルク特性について説明する。
【0027】図2はその動作原理を示すための説明図で
あり、図3、4にそのトルク特性を示した。図2(a)
はユニファイラ巻きでバイポーラ駆動の例を示し、図2
(b)はバイファイラ巻きでユニポーラ駆動の例を示し
ているが、どちらも同様な原理であるので、以下図2
(a)を参照して説明する。
【0028】図2(a)はステータ部を代表するコイル
28とロータ部を代表するロータ磁石30を示してい
る。なお、ロータ磁石30のN、S極のニュートラル位
置は周方向にずらした磁石30a、30bの合成した位
置を表しているものとする。
【0029】コイル28にはA端子からI1電流を流す
場合とB端子からI2電流を流す場合の2モードがあ
る。先ず電流I1によりコイルを励磁すれば、ロータ磁
石に近いB端はN極に励磁される。このためロータ磁石
のS極側がコイルB端に吸引され、その結果としてCW
方向のトルクが働き、ロータ磁石のS極がコイルB端に
対向した状態(図2(a)のロータ磁石の状態から90
度CW方向に回転)で停止する。
【0030】一方、電流I2によりコイルを励磁すれ
ば、逆に、ロータ磁石に近いB端はS極に励磁される。
このためロータ磁石のN極がコイルB端に吸引され、結
果としてCCW方向のトルクが働き、ロータ磁石のN極
がコイルB端に対向した状態(図2(a)のロータ磁石
の状態から90度CCW 方向に回転)で停止する。このよ
うに、ロータ磁石の回転を規制するものがなければ、こ
のアクチュエータは原理的には励磁により180度(±
90度)の反復回転動作をする。
【0031】ところが、本発明ではクローポール構造の
ため無励磁時のディテントトルクが存在する。従って、
摩擦トルクを無視すれば、合成トルクはディテントトル
クと励磁トルク(本発明では定格電流でコイルを励磁し
た時発生するトルクを「定格トルク」と呼びその最大値
をTrateと表す)のベクトル和となる。これらのトルク
関係を表したのが図3および図4である。図3と図4は
第1の実施の形態の典型的なトルク特性であり、ディテ
ントトルク(但し、正弦波近似とし、最大値をTdとし
た)は定格トルク(正弦波近似とし、最大値をTrateと
した)の半分、すなわちTd=Trate/2のトルク特性
例を示している。
【0032】図3および図4では横軸がロータとステー
タの相対角度差θ(図では「角度」と表現)を、縦軸が
そのときのトルク値(図では「トルク」と表現)を示し
たグラフである。説明の都合上、正トルクをCW方向、
負トルクをCCW方向として図2(a)のロータ回転方
向と対応させている。なお、図3において、実線は合成
トルクカーブ(但し、電流は図2のI1方向)、破線は
定格トルクカーブ(電流方向は同じくI1方向)、一点
鎖線はディテントトルクカーブを示している。図4は図
3に電流の向きI2の場合も重ねて表現されている。図
3より、角度θが0〜180度(180〜360度)で
あれば、電流I1による合成トルクは正(負)となり、
CW(CCW)方向のトルクを発生し、ロータ磁石はC
W(CCW)方向に回転し、トルクが0となるθ=18
0(θ=180)度の位置で停止する。図4からI2
流による合成トルクは、角度θが0〜180度(180
〜360度)であれば、負(正)となり、CCW(C
W)方向のトルクを発生し、ロータ磁石はCCW(C
W)方向に回転しトルク0のθ=0(θ=360度=0
度)度の位置で停止する。このことは図2の説明と合致
する。
【0033】次に本発明の重要な特性であるディテント
トルクと反復回転動作範囲とストッパの関係について説
明する。
【0034】再度、図4を用いてディテントトルクと反
復回転動作範囲とストッパの関係について説明する。図
で仮に、θ1とθ2の位置にストッパ1、ストッパ2があ
り、ロータはこのθ1とθ2の範囲内でのみ反復動作可能
な状態にセットされていると仮定すれば、アクチュエー
タは以下の動作をする。
【0035】コイル無励磁時にはロータがθ3〜θ1(θ
2〜θ3)の間にあればディテントトルクは正(負)とな
るので、ロータはCW(CCW)方向のトルクによりス
トッパ1(2)のθ1(θ2)位置で止まって保持され
る。この状態で電流I2(I1)を流し続ければ、ロータ
は正のディテントトルクに打ち勝ってCCW(CW)方
向のトルクを発生して、ストッパ2(ストッパ1)のθ
2(θ1)の位置で止まる。もちろん、電流I2(I1)方
向の励磁時間が短く、ロータがθ3に到達する前に電流
が遮断されれば、ロータは正(負)のディテントトルク
によって、初期位置θ1(θ2)に戻ることになる。
【0036】電流I2(I1)を十分長い時間流し続け、
ロータをストッパ2(ストッパ1)のθ2(θ1)で停止
した後励磁を切れば、負のディテントトルクによりロー
タはこの位置に保持され続ける。この状態でさらに、電
流I1(I2)方向の電流に切替えれば、ロータは負のデ
ィテントトルクに打ち勝って逆に、CW(CCW)方向
のトルクを発生して、ストッパ1(ストッパ2)のθ1
(θ2)の位置に戻って止まる。
【0037】このように本発明はコイルの励磁を切替え
る毎にロータはθ2とθ1の範囲内を反復動作すると同時
に、ディテントトルクを利用し、コイル無励磁のときに
もある一定方向にロータを作用させておくことができる
特徴を有する。もちろん、先に述べたようにコイル励磁
時間を連続的に可変すれば、それに対応してロータの動
作時間は連続的に変わる。
【0038】この特徴を利用して、例えば、カメラのシ
ャッタ等の駆動に応用すればディテントトルクで常時シ
ャッタを閉じておき、写真を取る(露光をする)ある必
要な時間だけコイルを励磁して開きその後、逆励磁して
シャッタを閉じる。その後は励磁を切ってシャッタ閉状
態をディテントトルクで保持し続けば、省電力という点
で非常に好都合である。もちろん、フィルム露光時間は
アクチュエータの励磁および逆励磁時間に対応したシャ
ッタ開閉時間で任意に調整することができて好都合であ
る。
【0039】なお、アクチュエータの大きさはカメラの
レンズ鏡筒部に組込み可能なもので、その外形寸法は小
さい必要がある。第1の実施例では直径6mm、長さ5.
1mmの小型サイズであり、そのロータ磁石寸法はわずか
直径2.5mm、長さ3.4mm(2個分で)と小さいもの
である。このような小さいものを軸方向に精度良く複数
個積層するには以下に述べるスペーサや位置出し用突起
および窪み、さらには接着溜りが有効である。
【0040】さて、本発明の特徴は円筒状ロータ磁石を
複数個軸方向に積み上げて構成した点である。図6にそ
のことがわかるロータを第2の実施の形態として示し
た。この実施の形態では3個の磁石30a、30b、3
0cを軸方向に密着して連結し、各磁極を周方向に少し
づつずらした例を示している。こうすることによって、
極異方性を有する円筒状磁石でディテントトルクと励磁
トルクのバランスを取り、その結果として、図5と同じ
効果を持たせることができた。
【0041】図7に本発明の第3の実施の形態を示す。
この図実施の形態は極異方性を有する2極の同一長さ且
つ同一外径の円筒型磁石2個を軸方向に連結した例を示
したものである。図6の3個の磁石を連結した場合に比
べて使用磁石数が少ないだけ構成が簡単になる特徴があ
る。2個の磁石30a、30bの磁極は周方向に電気角
でε(度)だけずらしてある。なお、図示のではロータ
磁極数が2極であるので、電気角と機械角は等しくな
る。図中の矢印M1、M2はそれぞれ、磁石30aおよび
30bの磁化容易軸方向を示している。
【0042】図8は本発明の第4の実施の形態を示し
た。この実施の形態も2個の磁石を軸方向に連結するタ
イプであるが、磁石30aと30bの連結部にスペーサ
100がある点で図7の実施の形態とは異なる。スペー
サ100の外径は磁石外径より小さくすることが好まし
い。
【0043】図9は本発明の第5の実施の形態を示して
おり、この実施の形態も2個の磁石2個を軸方向に連結
した第4の実施の形態に類似しているが、スペーサ10
0に磁石30a、30bの周方向の位置出し用突起10
2、103と、スリーブ101a、101bが一体的に
付加されている点で第4の実施の形態とは異なる。磁石
30a、30bには前述の突起102、103に対応す
る穴104a、104bが設けられており、これらを組
合わせることにより、磁石30a、30bの周方向のず
れが電気角でε(度)になるように設定されている。つ
まり、磁石30a、30bのニュートラルと位置出し穴
104aまたは104bと成す角が機械角換算でε/H
(度)と成るように設定しておけばよい。ここで、Hは
磁石30の磁極数を示す。従って、磁極数Hが2の本実
施例では、ε/2(度)となる。また、スリーブ101
a、101bの長さL4は磁石30a、30bの長さL
3より短い方が好ましい。その理由はL3>L4であれ
ば、はみ出した接着材がロータ磁石30a、30bの中
心穴に留まり、接着溜りの役目をさせることができるか
らである。もちろん、接着作業は回転軸21(図9では
省略)を通してから行うことが好ましいことは当然であ
る。さもないと、はみ出した接着剤で磁石の穴が塞がっ
てしまう不具合をおこすからである。
【0044】図10に本実施の第6の実施の形態を示
す。図6(a)は磁石を示し、図(b)はスリーブを示
している。図6(a)の特徴は磁石30aの端面(図に
おいて左端面)に接着溜り40aが設けられている例
を、また、図6(b)もスリーブ先端(図において左
端)に接着溜り40bが設けられている例を示してい
る。これらの接着溜りにより、磁石30aの周方向の位
置決め(位置決めはスペーサ100の突起102、10
3で行う)後、ロータ磁石の端面に接着材を充填して接
着強度を十分出すことができると同時に、接着材のはみ
出しもなくすことができる。この接着溜りの形状は図の
ように円筒状ではなくて、やや大きな面取り(C0.5
〜C1.5)でも代用できる。また、磁石の中心穴近傍
に接着溜り用の溝を設けてもよい。
【0045】図11はスペーサを用いずに磁石の周方向
の位置出しを行っている本発明の実施の形態を示してい
る。
【0046】各磁石30a、30bの端面に位置出し用
溝を付加したもので、図ではロータ磁石の片端面のニュ
ートラル位置上にV溝を施したロータ磁石を用いた例を
示している。ロータ磁石の接着治具(図示せず)で2つ
の磁石の同心を取りつつ、治具片端面からV溝1000
aを拾ってロータ磁石30aの周方向の絶対位置を決
め、さらに、もう一方の端面から他端面のV溝1000
bを拾って磁石30bの周方向の絶対位置決めを行い、
着磁治具にセットした時、磁石30a、30bのなす角
度が電気角でε(度)になるように設定して、両V溝1
000a、1000bに接着剤を注入して、磁石30
a、30bと回転軸21とを接着固定する。この際、V
溝1000a、1000bは接着溜りも兼用している。
このように、磁石30a、30bにV溝を施しておけ
ば、スペーサを用いることなく精度良く確実にロータ磁
石を構成できる。
【0047】図12は本発明の更に別の実施の形態を示
し、図11の実施の形態の変形である。
【0048】図11の実施の形態ではV溝1000a、
1000bはロータの反対面にあり、且つV溝は磁石の
ニュートラル軸上にある。しかし、、図12の実施の形
態では2つの磁石30a、30bのV溝は対向する同一
面上にあり、且つV溝はニュトラル軸から電気角でε/
2(度)ずれており、これらを図のように同一軸で合わ
せるとロータ磁石の周方向のずれは電気角でεだけずれ
るように設定されている。なお、ピン2000a、20
00bはV溝の合わせ面に挿入する位置出し用のピンで
あり、挿入したまま接着等により固定してしまってもよ
いし、位置出しした後ピンを抜いて、この溝に接着材を
入れて固定してもよい。図12はピンと共に接着固定す
る場合の図を示している。
【0049】図13は本発明の更に別の実施の形態を示
す。
【0050】図13(a)はロータ磁石(完成体)を、
図13(b)はロータ磁石を構成する磁石単体(ワンピ
ース分)を示している。本実施の形態では2個の同一形
状の磁石の接合部がθ度傾斜して加工されており、これ
らを付き合わせて一直線に成るように組み立てると2つ
の磁化容易軸の周方向のずれ量がεになるように設定さ
れている。磁石単体では図13(b)に示すように、円
筒部3000aと傾斜部3000bを組合わせた形状に
加工されている。つまり傾斜部3000bのX点(最低
部)とY点(最高部)とを結ぶ線と磁石の配向方向Mと
の成す角をε/2(図b参照)に設定しておけばよいこ
とになる。このようにすれば、特別な溝や切り欠きをロ
ータ磁石に設けることなく、安定して2つのロータ磁石
の周方向のズレを出すことができる。
【0051】次に、ロータ1の着磁についてであるが、
各々のロータ磁石を着磁した後、図9、10、11、1
2に示すように固定(例えば接着材等で)してもよい
が、着磁後では接着する際、各々の磁石は磁石端面の極
性から互いに反発するので作業がしにくいという欠点が
ある。その場合、図9〜12で示した方法で、磁石着磁
前に固定しておき、その状態で着磁してもよい。特に極
異方性磁石どうしの場合には、平均的磁化容易軸(着磁
時の磁界を電気角でε/2の方向に合わせることで実
現)方向で磁石を着磁治具にセットして、同時に着磁す
ることが好ましい。この場合、着磁後の周方向のずれ量
がねらいの角度εより小さくなる傾向があるので、着磁
前の周方向のずれ量をねらいのずれ量εよりやや大き目
(電気角で20〜30%)に設定しておくことが好まし
い。
【0052】最後に磁石を軸方向に連結したときの各磁
石の周方向のずれ量について説明する。
【0053】磁石の周方向のずらし量を電気角ε(度)
(図7、8参照)を磁極数Hが2(個)である場合で種
々実験した結果、磁石のずらし量εは10〜60(度)
が適切であることが解った。ずらし量εがあまり小さい
と(10度以下)ずらした効果がなく、ディテントトル
クが十分低下しないからである。一方、ずらし量εが大
き過ぎると(60度以上)、磁石突き合わせ端部での
N、S極の磁束のキャンセル量が大きく成りすぎる欠点
があると同時に、磁極数が2H個(H=2では4極)の
磁石として振る舞い、図2で述べた動作をしなくなるか
らである。
【0054】また、磁石の連結数が2個以上の場合に
も、各々の磁石間での最大のずらし量ε(度)が電気角
で10から60(度)を超えない範囲でずらすことが好
ましい。
【0055】実施の形態では磁石の磁極数Hが2に限っ
て説明してきたが、本発明はロータ磁極数Hが2に限る
ものではない。なお、磁極数がH(個)の場合の電気角
θe(度)と機械角θm(度)との関係は、θm=2θ
e/H(度)であることは周知の事実である。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、安価な単相構造を持つ
アーマチュア構造で、加工が安価な円筒型磁石を軸方向
に複数個連結して用いることにより、ディテントトルク
と励磁トルクのバランスが取れた回転動作範囲の広いア
クチュエータを構成することができた。
【0057】また、複数の磁石を軸方向に連結する際ス
ペーサを設け、これにロータ位置決め用突起やスリー
ブ、接着溜りを付加することにより、精度よく、確実に
ロータを組立てることができる効果がある。特に、磁石
連結数が2個の場合には、ロータ磁石端面に溝を設け、
これを用いて周方向の位置出しを行えば、スペーサを用
いずに精度よく簡単にできる。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した単相のクローポール構造のア
クチュエータの展開斜視図である。
【図2】単相のクローポール構造のアクチュエータの動
作原理を示すための説明図であり、(a)はユニファイ
ラ巻きでバイポーラ駆動の例、(b)はバイファイラ巻
きでユニポーラ駆動の例を示す。
【図3】本発明の単相のクローポール構造のアクチュエ
ータのトルク特性を示す図である。
【図4】本発明の単相のクローポール構造のアクチュエ
ータのトルク特性を示す図である。
【図5】従来の磁極部を軸方向にカットしたロータ磁石
の例を示す図である。
【図6】本発明の円筒状ロータ磁石の第2の実施の形態
を示す図である。
【図7】本発明の円筒状ロータ磁石の第3の実施の形態
を示す図である。
【図8】本発明の円筒状ロータ磁石の第4の実施の形態
を示す図である。
【図9】本発明の円筒状ロータ磁石の第5の実施の形態
を示す図である。
【図10】本発明の円筒状ロータ磁石の第6の実施の形
態を示す図である。
【図11】スペーサを用いずにロータ磁石の周方向の位
置出しを行っている実施の形態を示す図である。
【図12】本発明の更に別の実施の形態で図11の実施
例の変形を示す図である。
【図13】本発明の更に別の実施の形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ロータ 2 ステータヨーク 3 コイルアッシ 4 ステータヨーク 5 軸受 6 フランジ 7 フランジ 9 アーマチュア 10 アクチュエータ 21 回転軸 22 スリーブ 23 平板状ヨーク 25 極歯 26 端子台 27 端子 29 ボビン 30 ロータ磁石 30a 磁石 30b 磁石 31 リング 100 スペーサ 101a スリーブ 101b スリーブ 102 突起 103 突起 104a 穴 104b 穴 1000aV溝 1000bV溝 2000aピン 2000bピン 3000a円筒部分 3000b傾斜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−8963(JP,A) 特開 昭52−25206(JP,A) 特開 平9−140107(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 33/16

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻回したアーマチュアと、前記
    コイル巻回部の内部に微小間隔を介して、正逆自在に回
    転可能に配置した円筒形状ロータ磁石とからなり、前記
    コイルの励磁によってロータを正逆に回転させるととも
    に、ストッパーによってその回転角度範囲を制限する単
    相構造のアクチュエータにおいて、 記ロータの回転角度を制限するために第1及び第2の
    ストッパーを設け、前記第1のストッパーはロータの電
    気角で0〜90度の間に、前記第2のストッパーはロー
    タの電気角で90〜180度の間の位置にそれぞれ設
    け、前記アーマチュアのコイルの励磁のないときに、前
    記角度の範囲内のいずれの角度においても十分なディテ
    ントトルクによりロータがストッパーの位置に保持され
    るようにしたアクチュエータであって、 前記円筒形状ロータ磁石は複数の磁石を、各磁石の磁極
    どうしを同じ周方向にずらして軸方向に積層連結し、そ
    のずらした角度は全体として電気角で10〜60度の範
    囲であるように構成し、それによって、前記ストッパー
    にかかるディテントトルクを調整するようにしたことを
    特徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 アクチュエータが、軟磁性材から成る一
    対のほぼ円形ドーナツ状の平板状ヨークと、該平板状ヨ
    ークの内周縁端から軸方向へ突出し円周方向に広がりを
    持って配置された極歯と、前記ヨークの外周端に前記極
    歯と同方向へ伸びる円筒状リングとから構成されている
    ステータヨークと、該ステータヨークの前記平板状ヨー
    ク、極歯及び円筒リングで形成される環状凹状のコイル
    受け内部に設置された絶縁線材を巻回して形成したコイ
    ルとでアーマチュアを構成し、該ステータ両端面に軸受
    を設けたフランジを有するステータアッセンブリに、永
    久磁石ロータより成る界磁用磁石(以後、「ロータ磁
    石」という)を設けたロータを該ステータの前記極歯と
    微小間隔で対向させて成る、ロータ磁極数がH(Hは偶
    数)の単相構造のクローポール型アクチュエータである
    請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記ロータ磁石の外径は3mm以下で全
    ての磁石の外径寸法が等しいことを特徴とした請求項2
    に記載のアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 各磁石の軸方向の長さが均等であること
    を特徴とした請求項2に記載のアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 各磁石は磁気異方性であり、前記ロータ
    磁石が2個の磁石で構成されていることを特徴とした請
    求項2に記載のアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 各磁石どうしの連結部にはロータ磁石の
    最外径と等しいか又は小さい径のスペーサが配されてい
    ることを特徴とした請求項2に記載のアクチュエータ。
  7. 【請求項7】 各磁石とスペーサとが相対する面には、
    該磁石の周方向の位置決めのために1対以上の突起と窪
    みが配設されていることを特徴とした請求項6に記載の
    アクチュエータ。
  8. 【請求項8】 前記磁石の端面には周方向の位置決めの
    ための位置出し用溝または穴が配設されていることを特
    徴とした請求項5に記載のアクチュエータ。
  9. 【請求項9】 複数個の磁石をスペーサを介して接着固
    定する請求項1に記載のアクチュエータにおいて、前記
    磁石の中心穴近傍、または前記スペーサ、またはその両
    方に接着剤溜まりを設けたことを特徴とするアクチュエ
    ータ。
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