JP2000175429A - モータ - Google Patents
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- JP2000175429A JP2000175429A JP10363826A JP36382698A JP2000175429A JP 2000175429 A JP2000175429 A JP 2000175429A JP 10363826 A JP10363826 A JP 10363826A JP 36382698 A JP36382698 A JP 36382698A JP 2000175429 A JP2000175429 A JP 2000175429A
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- JP
- Japan
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- magnet
- motor
- coil
- magnetic pole
- stator
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造が簡単で、出力が高く、小型で且つ取り
扱いが容易なページャ用モータを提供する。 【構成】 本発明のモータは、回転中心に関して不均衡
な質量となる形状で構成され回転中心を中心として回転
可能な分銅部材と、該分銅部材に固定され一体的回転可
能な少なくとも外周面が周方向に分割して異なる極に交
互に着磁された円筒形状のマグネットと、該マグネット
の軸方向に配置されたコイルと、前記コイルにより励磁
され前記マグネットの外周面に対向する外側磁極部と、
前記コイルにより励磁され前記マグネットの内周面に対
向する内側磁極部と、前記マグネットを、前記マグネッ
トの極の中央が前記外側磁極の中央とマグネットの回転
中心とを結ぶ直線上からずれた位置に位置するように保
持する保持手段と、を備える。
扱いが容易なページャ用モータを提供する。 【構成】 本発明のモータは、回転中心に関して不均衡
な質量となる形状で構成され回転中心を中心として回転
可能な分銅部材と、該分銅部材に固定され一体的回転可
能な少なくとも外周面が周方向に分割して異なる極に交
互に着磁された円筒形状のマグネットと、該マグネット
の軸方向に配置されたコイルと、前記コイルにより励磁
され前記マグネットの外周面に対向する外側磁極部と、
前記コイルにより励磁され前記マグネットの内周面に対
向する内側磁極部と、前記マグネットを、前記マグネッ
トの極の中央が前記外側磁極の中央とマグネットの回転
中心とを結ぶ直線上からずれた位置に位置するように保
持する保持手段と、を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超小型に構成した円筒
形状のモータに関する。
形状のモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ページャ用として、回転中心に関して不
均衡の質量をもった分銅をモータの出力軸に取り付けて
モータの回転を振動として変換するものがあり、携帯機
器の警告手段や信号発生手段として用いるための需要は
大きくなっている。また機器の小型化への要望によりペ
ージャ用モータの更なる小型化が望まれる。
均衡の質量をもった分銅をモータの出力軸に取り付けて
モータの回転を振動として変換するものがあり、携帯機
器の警告手段や信号発生手段として用いるための需要は
大きくなっている。また機器の小型化への要望によりペ
ージャ用モータの更なる小型化が望まれる。
【0003】従来、小型モータに適する形態としてブラ
シレスタイプのものが挙げられる。また、ブラシレスタ
イプのモータのうち駆動回路の単純なモータとしては以
下に記載する永久磁石を用いたステップモータがある。
シレスタイプのものが挙げられる。また、ブラシレスタ
イプのモータのうち駆動回路の単純なモータとしては以
下に記載する永久磁石を用いたステップモータがある。
【0004】小型円筒形状のステップモータとしてはま
ず図15に示すものがある。ボビン101にステータコ
イル105が同心状に巻回され、ボビン101は2個の
ステータヨーク106で軸方向等から挟持固定されてお
り、かつステータヨーク106にはボビン101の内径
面円周方向にステータは106aと106bが交互に配
置され、ケース103には、ステータ歯106aまたは
106bと一体のステータヨーク106が固定されてス
テータ102が構成されている。
ず図15に示すものがある。ボビン101にステータコ
イル105が同心状に巻回され、ボビン101は2個の
ステータヨーク106で軸方向等から挟持固定されてお
り、かつステータヨーク106にはボビン101の内径
面円周方向にステータは106aと106bが交互に配
置され、ケース103には、ステータ歯106aまたは
106bと一体のステータヨーク106が固定されてス
テータ102が構成されている。
【0005】2組のケース103の一方にはフランジ1
15と軸受け108が固定され、他方のケース103に
は他の軸受け108が固定されている。ロータ109は
ロータ軸110に固定されたロータ磁石111からな
り、ロータ磁石111はステータ102のステータヨー
ク106aと放射状の空隙部を形成している。そして、
ロータ軸110は2個の軸受け108の間に回転可能に
支持されている。
15と軸受け108が固定され、他方のケース103に
は他の軸受け108が固定されている。ロータ109は
ロータ軸110に固定されたロータ磁石111からな
り、ロータ磁石111はステータ102のステータヨー
ク106aと放射状の空隙部を形成している。そして、
ロータ軸110は2個の軸受け108の間に回転可能に
支持されている。
【0006】また1個のコイルで駆動するステップモー
タとしては時計で多く用いられている図17に示すもの
がある。201は永久磁石からなるロータ、202、2
03はステータ、204はコイルである。
タとしては時計で多く用いられている図17に示すもの
がある。201は永久磁石からなるロータ、202、2
03はステータ、204はコイルである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
に示す上記従来の小型のステップモータはロータの外周
にケース103、ボビン101、ステータコイル10
5、ステータヨーク106が同心状に配置されているた
めモータの外形寸法が大きくなってしまう欠点があっ
た。また、ステータコイル105への通電により発生す
る磁束は図16に示すように主としてステータ歯106
aの端面106a1とステータ歯106bの端面106
b1とを通過するためロータ磁石111に効果的に作用
しないでのモータの出力は高くならない欠点がある。
に示す上記従来の小型のステップモータはロータの外周
にケース103、ボビン101、ステータコイル10
5、ステータヨーク106が同心状に配置されているた
めモータの外形寸法が大きくなってしまう欠点があっ
た。また、ステータコイル105への通電により発生す
る磁束は図16に示すように主としてステータ歯106
aの端面106a1とステータ歯106bの端面106
b1とを通過するためロータ磁石111に効果的に作用
しないでのモータの出力は高くならない欠点がある。
【0008】図17に示すものに関してもステータ20
3とステータ204のギャップが小さいところにコイル
への通電で発生する磁束が集中し、効果的にマグネット
に作用しない。
3とステータ204のギャップが小さいところにコイル
への通電で発生する磁束が集中し、効果的にマグネット
に作用しない。
【0009】回転中心に関して不均衡の質量をもった分
銅をモータの出力軸に取り付けてモータの回転を振動と
して変換するページャ用のモータにおいては分銅がモー
タ本体の外側に取り付けてあるため装置のリード線やフ
レキシブルプリント基板等が分銅の回転軌跡内に入らぬ
ように組み立てにおける細心の注意が必要で取り扱いが
難しいという欠点がある。
銅をモータの出力軸に取り付けてモータの回転を振動と
して変換するページャ用のモータにおいては分銅がモー
タ本体の外側に取り付けてあるため装置のリード線やフ
レキシブルプリント基板等が分銅の回転軌跡内に入らぬ
ように組み立てにおける細心の注意が必要で取り扱いが
難しいという欠点がある。
【0010】また、分銅の分だけモータが長くなってし
まい小型化した機器に搭載できなくなるという欠点があ
る。
まい小型化した機器に搭載できなくなるという欠点があ
る。
【0011】また、小型モータとしては通常のブラシタ
イプのコアード直流モータ及びコアレス直流モータがあ
るが、構成部品が多いためモータを超小型化にすると各
構成部品の製造及び組み立てが難しくコストアップを招
く欠点がある。
イプのコアード直流モータ及びコアレス直流モータがあ
るが、構成部品が多いためモータを超小型化にすると各
構成部品の製造及び組み立てが難しくコストアップを招
く欠点がある。
【0012】したがッて、本発明の目的は、製造が簡単
で、出力が高く、小型で且つ取り扱いが容易なページャ
用モータを提供することにある。
で、出力が高く、小型で且つ取り扱いが容易なページャ
用モータを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のモータは、回転中心に関して不均衡な質量
となる形状で構成され回転中心を中心として回転可能な
分銅部材と、該分銅部材に固定され一体的回転可能な少
なくとも外周面が周方向に分割して異なる極に交互に着
磁された円筒形状のマグネットと、該マグネットの軸方
向に配置されたコイルと、前記コイルにより励磁され前
記マグネットの外周面に対向する外側磁極部と、前記コ
イルにより励磁され前記マグネットの内周面に対向する
内側磁極部と、前記マグネットを、前記マグネットの極
の中央が前記外側磁極の中央とマグネットの回転中心と
を結ぶ直線上からずれた位置に位置するように保持する
保持手段と、を備えたことを特徴とするものである。
に、本発明のモータは、回転中心に関して不均衡な質量
となる形状で構成され回転中心を中心として回転可能な
分銅部材と、該分銅部材に固定され一体的回転可能な少
なくとも外周面が周方向に分割して異なる極に交互に着
磁された円筒形状のマグネットと、該マグネットの軸方
向に配置されたコイルと、前記コイルにより励磁され前
記マグネットの外周面に対向する外側磁極部と、前記コ
イルにより励磁され前記マグネットの内周面に対向する
内側磁極部と、前記マグネットを、前記マグネットの極
の中央が前記外側磁極の中央とマグネットの回転中心と
を結ぶ直線上からずれた位置に位置するように保持する
保持手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0014】上記構成において、モータの径はマグネッ
トの外周面に対向して外側磁極で決められ、モータの軸
方向の長さはコイル、マグネットを順に配置することで
決められ、モータを非常に小型化することができるもの
である。また、コイルにより発生する磁束は外側磁極と
内側磁極との間にあるマグネットを横切るので効果的に
作用する。更に保持手段はコイルへの非常通電磁時にマ
グネットを外側磁極の中央をマグネットの回転中心とを
結ぶ直線上からずれた位置に保持するのでモータの停止
時からコイルへの最初の通電時にはコイルから発生する
磁束がマグネットに作用する力はマグネットの回転中心
に向かわずに安定して回転の起動ができるようになる。
トの外周面に対向して外側磁極で決められ、モータの軸
方向の長さはコイル、マグネットを順に配置することで
決められ、モータを非常に小型化することができるもの
である。また、コイルにより発生する磁束は外側磁極と
内側磁極との間にあるマグネットを横切るので効果的に
作用する。更に保持手段はコイルへの非常通電磁時にマ
グネットを外側磁極の中央をマグネットの回転中心とを
結ぶ直線上からずれた位置に保持するのでモータの停止
時からコイルへの最初の通電時にはコイルから発生する
磁束がマグネットに作用する力はマグネットの回転中心
に向かわずに安定して回転の起動ができるようになる。
【0015】マグネットと一体的に回転し回転中心に関
して不均衡な質量となる形状で構成される分銅部材を備
えたことによりマグネットの回転運動を振動として出力
することができ、更に分銅部材の外周部にマグネットを
固定しこれによりマグネットを回転可能に構成したこと
からモータの軸方向の長さを短くすることができる。以
上の効果をあわせることで超小型で高出力なページャ用
モータとすることができる。
して不均衡な質量となる形状で構成される分銅部材を備
えたことによりマグネットの回転運動を振動として出力
することができ、更に分銅部材の外周部にマグネットを
固定しこれによりマグネットを回転可能に構成したこと
からモータの軸方向の長さを短くすることができる。以
上の効果をあわせることで超小型で高出力なページャ用
モータとすることができる。
【0016】
【実施例】図1、図2、図3〜図6は本発明の実施例1
のモータを示す図であり、そのうち、図1はモータの分
解斜視図であり、図2はモータの組み立て後の軸方向の
断面図であり、図3〜図6は、それぞれ、図2のA−A
線での断面図である。
のモータを示す図であり、そのうち、図1はモータの分
解斜視図であり、図2はモータの組み立て後の軸方向の
断面図であり、図3〜図6は、それぞれ、図2のA−A
線での断面図である。
【0017】図1から図6において、1はロータを構成
する円筒形状のマグネットであり、このロータであるマ
グネット1は、その外周面を円周方向にn分割して(本
実施例では4分割)S極、N極が交互に着磁されてい
る。着磁部を1a、1b、1c、1dとすると、この着
磁部1a、1cがS極に着磁され、着磁部1b、1dが
N極に着磁されている。着磁部を1a、1b、1c、1
dの各極の中央をK1、K2、K3、K4として図3に
示す。
する円筒形状のマグネットであり、このロータであるマ
グネット1は、その外周面を円周方向にn分割して(本
実施例では4分割)S極、N極が交互に着磁されてい
る。着磁部を1a、1b、1c、1dとすると、この着
磁部1a、1cがS極に着磁され、着磁部1b、1dが
N極に着磁されている。着磁部を1a、1b、1c、1
dの各極の中央をK1、K2、K3、K4として図3に
示す。
【0018】また、マグネット1は射出成形により形成
されるプラスチックマグネット材料により構成されてい
る。これにより円筒形状の半径方向に関しての厚さは非
常に薄く構成することができる。
されるプラスチックマグネット材料により構成されてい
る。これにより円筒形状の半径方向に関しての厚さは非
常に薄く構成することができる。
【0019】7はロータ軸となる出力軸で後述のステー
タとカバーに回転可能に支持されている。23は分銅部
材で出力軸7に固着されていて出力軸7と一体で回転す
る。分銅部材23は回転中心に対して不均衡な質量とな
る形状をしており、自らの回転によって振動を発生す
る。出力軸7と分銅部材は同一の部材から構成されてい
ても良い。分銅部材23の外周部23aに前記マグネッ
ト1の内径部1eが固着されており分銅部材23とマグ
ネット1は一体的に回転する。本実施例ではマグネット
1の内径部1eと分銅部材とは圧入によって固着されて
いる。
タとカバーに回転可能に支持されている。23は分銅部
材で出力軸7に固着されていて出力軸7と一体で回転す
る。分銅部材23は回転中心に対して不均衡な質量とな
る形状をしており、自らの回転によって振動を発生す
る。出力軸7と分銅部材は同一の部材から構成されてい
ても良い。分銅部材23の外周部23aに前記マグネッ
ト1の内径部1eが固着されており分銅部材23とマグ
ネット1は一体的に回転する。本実施例ではマグネット
1の内径部1eと分銅部材とは圧入によって固着されて
いる。
【0020】マグネット1は射出成形により成形される
プラスチックマグネットからなるため圧入による組み立
てでも割れが発生することはない。また分銅部材23と
マグネット1は圧入で組み立ておよび固着されるので組
み立てが容易で安価で製造可能となる。これらの出力軸
7、分銅部材23とマグネットとでロータを構成してい
る。
プラスチックマグネットからなるため圧入による組み立
てでも割れが発生することはない。また分銅部材23と
マグネット1は圧入で組み立ておよび固着されるので組
み立てが容易で安価で製造可能となる。これらの出力軸
7、分銅部材23とマグネットとでロータを構成してい
る。
【0021】また、分銅部材23の外周面23aに前記
マグネット1の内径部1eを固着させたことにより分銅
部材23の厚さそのものによりモータが長くなることが
なくなる。つまり、図2においてマグネット1を回転可
能に保持するためにはいずれにせよ出力軸7に固着させ
るために長さL1の部分が必要であるが、本発明ではそ
れを分銅部材で兼ねているため分銅部材23を備えてい
るにもかかわらずモータの全長L2はコンパクトなもの
になる。
マグネット1の内径部1eを固着させたことにより分銅
部材23の厚さそのものによりモータが長くなることが
なくなる。つまり、図2においてマグネット1を回転可
能に保持するためにはいずれにせよ出力軸7に固着させ
るために長さL1の部分が必要であるが、本発明ではそ
れを分銅部材で兼ねているため分銅部材23を備えてい
るにもかかわらずモータの全長L2はコンパクトなもの
になる。
【0022】特にマグネット1の材料として、Ne−F
e−B系希土類磁性粉とポリアミドなどの熱可塑性樹脂
バインダー材との混合物を射出成形することにより形成
されたプラスチックマグネットを用いている。これによ
りコンプレッション成形されたマグネットの場合の曲げ
強度が500Kgf/cm2 程度なのに対して、例えば
ポリアミド樹脂をバインダー材として使用した場合80
0Kgf/cm2 以上の曲げ強度が得られコンプレッシ
ョン成形ではできない、薄肉円筒形状を形成することが
できる。薄肉円筒状に構成したことは後述するようにモ
ータの性能を高める。本材質は強度的に優れているため
分銅部材23を圧入などの方法を用いても割れることは
ない。
e−B系希土類磁性粉とポリアミドなどの熱可塑性樹脂
バインダー材との混合物を射出成形することにより形成
されたプラスチックマグネットを用いている。これによ
りコンプレッション成形されたマグネットの場合の曲げ
強度が500Kgf/cm2 程度なのに対して、例えば
ポリアミド樹脂をバインダー材として使用した場合80
0Kgf/cm2 以上の曲げ強度が得られコンプレッシ
ョン成形ではできない、薄肉円筒形状を形成することが
できる。薄肉円筒状に構成したことは後述するようにモ
ータの性能を高める。本材質は強度的に優れているため
分銅部材23を圧入などの方法を用いても割れることは
ない。
【0023】2は円筒状のコイルであり、コイル2はマ
グネット1と同心でかつ、マグネット1の軸方向に並ん
で配置され、コイル2はその外形がマグネット1の外形
とほぼ同じ寸法である。
グネット1と同心でかつ、マグネット1の軸方向に並ん
で配置され、コイル2はその外形がマグネット1の外形
とほぼ同じ寸法である。
【0024】18は軟磁性材料からなるステータで、外
筒および内筒からなっている。ステータ18の外筒およ
び内筒の間にコイル2が設けられ、このコイル2に通電
されることによりステータ18が励磁される。ステータ
18の外筒および内筒はその先端部が外側磁極18a、
18bおよび内側磁極18c、18dを形成しており、
この内側磁極18cと内側磁極18dの位相はお互い同
位相となるように360/(n/2)度、即ち180度
ずれて形成され、内側磁極18cに対して外側磁極18
aが対向配置しており、また内側磁極18dに対して外
側磁極18bが対向配置している。ステータ18の外側
磁極18a、18bは切欠き穴と軸と平行方向に延出す
る歯により構成されている。この構成によりモータの直
径を最小限にしつつ磁極の形成が可能となる。
筒および内筒からなっている。ステータ18の外筒およ
び内筒の間にコイル2が設けられ、このコイル2に通電
されることによりステータ18が励磁される。ステータ
18の外筒および内筒はその先端部が外側磁極18a、
18bおよび内側磁極18c、18dを形成しており、
この内側磁極18cと内側磁極18dの位相はお互い同
位相となるように360/(n/2)度、即ち180度
ずれて形成され、内側磁極18cに対して外側磁極18
aが対向配置しており、また内側磁極18dに対して外
側磁極18bが対向配置している。ステータ18の外側
磁極18a、18bは切欠き穴と軸と平行方向に延出す
る歯により構成されている。この構成によりモータの直
径を最小限にしつつ磁極の形成が可能となる。
【0025】つまり、もし、外側磁極を半径方向に延び
る凸凹で形成するとその分モータの直径は大きくなって
しまうのであるが、本実施例では切欠き穴と軸と平行方
向に延出する歯により外側磁極を構成しているのでモー
タの直径を最小限に抑えることができる。
る凸凹で形成するとその分モータの直径は大きくなって
しまうのであるが、本実施例では切欠き穴と軸と平行方
向に延出する歯により外側磁極を構成しているのでモー
タの直径を最小限に抑えることができる。
【0026】ステータ18の外側磁極18a、18bお
よび内側磁極18c、18dはマグネット1の一端側の
外周面および内周面に対向してマグネット1の一端側を
挟み込むように設けられる。またステータ18の穴18
eには出力軸7の一端部が回転可能に嵌合している。
よび内側磁極18c、18dはマグネット1の一端側の
外周面および内周面に対向してマグネット1の一端側を
挟み込むように設けられる。またステータ18の穴18
eには出力軸7の一端部が回転可能に嵌合している。
【0027】したがって、コイル2により発生する磁束
は外側磁極18a、18bおよび内側磁極18c、18
dとの間のロータであるマグネット1を横切るので、効
果的にロータであるマグネットに作用しモータの出力を
高める。
は外側磁極18a、18bおよび内側磁極18c、18
dとの間のロータであるマグネット1を横切るので、効
果的にロータであるマグネットに作用しモータの出力を
高める。
【0028】また、マグネット1は前記したように射出
成形により形成されるプラスチックマグネット材料によ
り構成されており、これにより円筒形状の半径方向に関
しての厚さは非常に薄く構成することができる。そのた
めステータ18の外側磁極18a、18bと内側磁極1
8c、18dとの距離を非常に小さくでき、コイル2と
第1のステータにより形成される磁気回路の磁気抵抗は
小さく構成できる。これにより少ない電流で多くの磁束
を発生させることができ、モータの出力アップ、低消費
電力化、コイルの小型化が達成されることになる。
成形により形成されるプラスチックマグネット材料によ
り構成されており、これにより円筒形状の半径方向に関
しての厚さは非常に薄く構成することができる。そのた
めステータ18の外側磁極18a、18bと内側磁極1
8c、18dとの距離を非常に小さくでき、コイル2と
第1のステータにより形成される磁気回路の磁気抵抗は
小さく構成できる。これにより少ない電流で多くの磁束
を発生させることができ、モータの出力アップ、低消費
電力化、コイルの小型化が達成されることになる。
【0029】20は非磁性材料からなる円筒形状部材と
してのカバーであり、このカバー20の内径部20aに
はステータ18の外側磁極18a、18bが嵌合し接着
剤等で固定される。
してのカバーであり、このカバー20の内径部20aに
はステータ18の外側磁極18a、18bが嵌合し接着
剤等で固定される。
【0030】出力軸7は嵌合部7aがカバー20の嵌合
穴20aと、嵌合部7bがステータ18の嵌合穴18b
と回転可能に嵌合している。
穴20aと、嵌合部7bがステータ18の嵌合穴18b
と回転可能に嵌合している。
【0031】図2はステップモータの断面図であり、図
3、図4、図5、図6は、それぞれ、図2のA−A線で
の断面図を示している。図3中のQ1はステータ18の
外側磁極18aの中央を表し、Q2はステータ18の外
側磁極18bの中央を表し、Q3はマグネット1の回転
中心を表す。
3、図4、図5、図6は、それぞれ、図2のA−A線で
の断面図を示している。図3中のQ1はステータ18の
外側磁極18aの中央を表し、Q2はステータ18の外
側磁極18bの中央を表し、Q3はマグネット1の回転
中心を表す。
【0032】21、22は位置出しステータで軟磁性材
料からなりカバー20の内径部20aに固着されてい
る。位置出しステータ21はマグネット1の外周面に対
向しておりステータ18の外側磁極18a、18bの間
に位置している。図3〜図6に示すように位置出しステ
ータ21は外側磁極18a、18bの間で且つ外側磁極
18a寄りに位置し位置出しステータ22は外側磁極1
8a、18bの間で且つ外側磁極18b寄りに位置して
いる。
料からなりカバー20の内径部20aに固着されてい
る。位置出しステータ21はマグネット1の外周面に対
向しておりステータ18の外側磁極18a、18bの間
に位置している。図3〜図6に示すように位置出しステ
ータ21は外側磁極18a、18bの間で且つ外側磁極
18a寄りに位置し位置出しステータ22は外側磁極1
8a、18bの間で且つ外側磁極18b寄りに位置して
いる。
【0033】位置出しステータ21、22がステータ1
8と接触していないことと、内側磁極18c、18dと
対向していない或いは十分離れていることにより、コイ
ル2に通電しても外側磁極18a、18bに比べほとん
ど磁化させず、マグネット1の駆動させるのには寄与し
ない。
8と接触していないことと、内側磁極18c、18dと
対向していない或いは十分離れていることにより、コイ
ル2に通電しても外側磁極18a、18bに比べほとん
ど磁化させず、マグネット1の駆動させるのには寄与し
ない。
【0034】この位置出しステータ21、22によりコ
イル2に非通電時のマグネット1の停止位置は図3に示
す位置に設定される。即ち、マグネット1の着磁部の各
極の中央K1、K2、K3、K4がステータ18の中央
とマグネット1の回転中心とを結ぶ直線L1上からずれ
た位置(図3に示す位置)に停止するように設定され
る。K2に関して言えば、角度θだけずれた位置に停止
している。
イル2に非通電時のマグネット1の停止位置は図3に示
す位置に設定される。即ち、マグネット1の着磁部の各
極の中央K1、K2、K3、K4がステータ18の中央
とマグネット1の回転中心とを結ぶ直線L1上からずれ
た位置(図3に示す位置)に停止するように設定され
る。K2に関して言えば、角度θだけずれた位置に停止
している。
【0035】この位置からコイル2に通電すると上記し
たように位置出しステータ21、22は励磁されず外側
磁極18a、18bと内側磁極18c、18dが励磁さ
れ、外側磁極18a、18bがマグネット1の着磁部に
作用する力は必ずマグネットの回転方向に向く。このた
めマグネットはスムーズに起動される。
たように位置出しステータ21、22は励磁されず外側
磁極18a、18bと内側磁極18c、18dが励磁さ
れ、外側磁極18a、18bがマグネット1の着磁部に
作用する力は必ずマグネットの回転方向に向く。このた
めマグネットはスムーズに起動される。
【0036】もしも位置出しステータ21、22を備え
ない場合はコイル2へ非通電時のマグネット1の安定的
に停止する位置は図13、図14どちらかになる。図1
3の位置では、マグネット1の着磁部の極の中央K1、
K2、K3、K4が外側磁極の中央Q1、Q2とマグネ
ット1の回転中心Q3を結ぶ直線上にあるためコイル2
へ通電しても電磁力はマグネットを回転させる方向には
作用しない。
ない場合はコイル2へ非通電時のマグネット1の安定的
に停止する位置は図13、図14どちらかになる。図1
3の位置では、マグネット1の着磁部の極の中央K1、
K2、K3、K4が外側磁極の中央Q1、Q2とマグネ
ット1の回転中心Q3を結ぶ直線上にあるためコイル2
へ通電しても電磁力はマグネットを回転させる方向には
作用しない。
【0037】図14の場合はコイル2への通電によって
起動は可能であるが、タイミングで通電を変えていかな
い限り安定して回転はしない。即ち、図14の状態から
外側磁極18a、18bをたとえばN極に励磁した場
合、マグネット1が図13と同じ位置に停止してからコ
イル2への通電を逆方向に切り換え外側磁極18a、1
8bをS極に励磁しても図13で説明したとおり電磁力
はマグネットを回転させる方向には作用しない。
起動は可能であるが、タイミングで通電を変えていかな
い限り安定して回転はしない。即ち、図14の状態から
外側磁極18a、18bをたとえばN極に励磁した場
合、マグネット1が図13と同じ位置に停止してからコ
イル2への通電を逆方向に切り換え外側磁極18a、1
8bをS極に励磁しても図13で説明したとおり電磁力
はマグネットを回転させる方向には作用しない。
【0038】位置出しステータ21、22とマグネット
とで保持手段を構成している。また、位置出しステータ
21、22はステータ18の外側磁極18a、18bの
間に位置しているのでモータのサイズを大きくすること
なく構成できる。
とで保持手段を構成している。また、位置出しステータ
21、22はステータ18の外側磁極18a、18bの
間に位置しているのでモータのサイズを大きくすること
なく構成できる。
【0039】次に、このモータの動作を説明する。図3
の状態からコイル2に通電して、ステータ18の外側磁
極18a、18bをN極とし、内側磁極18c、18d
をS極に励磁すると、ロータであるマグネット1は反時
計方向に回転し、図4に示す状態になる。
の状態からコイル2に通電して、ステータ18の外側磁
極18a、18bをN極とし、内側磁極18c、18d
をS極に励磁すると、ロータであるマグネット1は反時
計方向に回転し、図4に示す状態になる。
【0040】位置出しステータ21、22はコイル2に
よりほとんど励磁されないので実質的にはマグネット1
の着磁部とステータ18の外側磁極18a、18b、内
側磁極18c、18dのコイル2による励磁状態により
マグネットの位置は決められ図4に示す状態になる。
よりほとんど励磁されないので実質的にはマグネット1
の着磁部とステータ18の外側磁極18a、18b、内
側磁極18c、18dのコイル2による励磁状態により
マグネットの位置は決められ図4に示す状態になる。
【0041】この状態からコイル2への通電を断つとマ
グネット1の磁力により安定する図5に示す状態にな
る。
グネット1の磁力により安定する図5に示す状態にな
る。
【0042】次に、コイル2への通電を反転させ、ステ
ータ18の外側磁極18a、18bをS極とし、内側磁
極18c、18dをN極に励磁すると、ロータであるマ
グネット1は更に反時計方向に回転し、図6に示す状態
になる。以後このようにコイル2への通電方向を順次切
り換えていくことによりロータであるマグネット1は通
電位相に応じた位置へと回転していくものである。
ータ18の外側磁極18a、18bをS極とし、内側磁
極18c、18dをN極に励磁すると、ロータであるマ
グネット1は更に反時計方向に回転し、図6に示す状態
になる。以後このようにコイル2への通電方向を順次切
り換えていくことによりロータであるマグネット1は通
電位相に応じた位置へと回転していくものである。
【0043】ここで、このような構成のモータがモータ
を超小型化する上で最適な構成であることについて述べ
る。このモータの基本構成について述べると、第1に、
マグネットを中空の円筒形状に形成していること、第2
に、マグネットの外周面を周方向にn分割して異なる極
に交互に着磁していること、第3に、マグネットの軸方
向にコイルをならべて配置していること、第4に、コイ
ルにより励磁されるステータの外側磁極および内側磁極
をマグネットの外周面および内周面に対向させているこ
と、第5に、外側磁極を切欠き穴と軸と平行方向に延出
する歯により構成していること、第6に、コイルが非通
電時にはマグネットの極の中央K1、K2、K3、K4
が外側磁極の中央Q1、Q2とマグネットの回転中心Q
3とを結ぶ直線上からずれた位置に保持する保持手段を
備えていることである。
を超小型化する上で最適な構成であることについて述べ
る。このモータの基本構成について述べると、第1に、
マグネットを中空の円筒形状に形成していること、第2
に、マグネットの外周面を周方向にn分割して異なる極
に交互に着磁していること、第3に、マグネットの軸方
向にコイルをならべて配置していること、第4に、コイ
ルにより励磁されるステータの外側磁極および内側磁極
をマグネットの外周面および内周面に対向させているこ
と、第5に、外側磁極を切欠き穴と軸と平行方向に延出
する歯により構成していること、第6に、コイルが非通
電時にはマグネットの極の中央K1、K2、K3、K4
が外側磁極の中央Q1、Q2とマグネットの回転中心Q
3とを結ぶ直線上からずれた位置に保持する保持手段を
備えていることである。
【0044】このモータの径はマグネットの径にステー
タの磁極を対向させるだけの大きさがあればよく、ま
た、モータの長さマグネットの長さにコイルの長さを加
えただけの長さがあれば良いことになる。このためモー
タの大きさは、マグネットおよびコイルの径と長さによ
って決まるもので、マグネットおよびコイルの径と長さ
をそれぞれ非常に小さくすればモータを超小型にするこ
とができるものである。
タの磁極を対向させるだけの大きさがあればよく、ま
た、モータの長さマグネットの長さにコイルの長さを加
えただけの長さがあれば良いことになる。このためモー
タの大きさは、マグネットおよびコイルの径と長さによ
って決まるもので、マグネットおよびコイルの径と長さ
をそれぞれ非常に小さくすればモータを超小型にするこ
とができるものである。
【0045】この時、マグネットおよびコイルの径と長
さをそれぞれ非常に小さくすると、モータとしての精度
を維持することが難しくなるが、これはマグネットを中
空の円筒形状に形成し、この中空の円筒形状に形成され
たマグネットの外周面および内周面にステータの外側磁
極および内側磁極を対向させる単純な構造によりモータ
の精度の問題を解決し安価に製造を可能にしている。こ
の時、マグネットの外周面だけでなく、マグネットの内
周面も円周方向に分割して着磁すれば、モータの出力を
更に高めることができる。
さをそれぞれ非常に小さくすると、モータとしての精度
を維持することが難しくなるが、これはマグネットを中
空の円筒形状に形成し、この中空の円筒形状に形成され
たマグネットの外周面および内周面にステータの外側磁
極および内側磁極を対向させる単純な構造によりモータ
の精度の問題を解決し安価に製造を可能にしている。こ
の時、マグネットの外周面だけでなく、マグネットの内
周面も円周方向に分割して着磁すれば、モータの出力を
更に高めることができる。
【0046】保持手段によりモータの停止時からコイル
への最初の通電時にはコイルから発生する磁束がマグネ
ットに作用する力はマグネットの回転中心に向かわずに
安定して回転の起動ができるようになる。
への最初の通電時にはコイルから発生する磁束がマグネ
ットに作用する力はマグネットの回転中心に向かわずに
安定して回転の起動ができるようになる。
【0047】分銅部材23を出力軸7及びマグネット1
と一体的に回転するように構成したので、回転運動を振
動として出力できとても小型のページャ用モータとする
ことができる。更に分銅部材23の外周面にマグネット
1の内径部一eを固着して分銅部材23を介してマグネ
ット1を回転可能に保持するように構成したので分銅部
材の存在が直接モータの全長の増加につながらない構成
とすることができ非常にコンパクトなページャ用モータ
とすることができる。
と一体的に回転するように構成したので、回転運動を振
動として出力できとても小型のページャ用モータとする
ことができる。更に分銅部材23の外周面にマグネット
1の内径部一eを固着して分銅部材23を介してマグネ
ット1を回転可能に保持するように構成したので分銅部
材の存在が直接モータの全長の増加につながらない構成
とすることができ非常にコンパクトなページャ用モータ
とすることができる。
【0048】更にカバーによって分銅部材の外周部を覆
ったので不用意に分銅部材を触らぬ様防御でき、製品に
組み込んだ場合リード線やフレキシブルプリント基板等
が分銅部材の回転軌跡内に入り込んで動作不良を発生す
ることを容易に防ぐことができる。
ったので不用意に分銅部材を触らぬ様防御でき、製品に
組み込んだ場合リード線やフレキシブルプリント基板等
が分銅部材の回転軌跡内に入り込んで動作不良を発生す
ることを容易に防ぐことができる。
【0049】(実施例2)図7、図8、図9〜図12は
実施例2を示す図である。図7はステーステップモータ
の分解斜視図であり、図8はステップモータの組み立て
後の軸方向の断面図であり、図9〜図12は、それぞ
れ、図8のA−A線での断面図である。
実施例2を示す図である。図7はステーステップモータ
の分解斜視図であり、図8はステップモータの組み立て
後の軸方向の断面図であり、図9〜図12は、それぞ
れ、図8のA−A線での断面図である。
【0050】本実施例ではステータ18の外側磁極18
a、18bを更に延ばして保持手段を構成している。外
側磁極18a、18bは、内側磁極18c、18dと対
向する18a1、18b1と延ばした部分の18a2、
18b2からなる。延出部18a2、18b2は内側磁
極18c、18dと対向してはいないのでコイル2に通
電しても18a1、18b1に比べほとんど磁化されず
駆動力は発生しない。
a、18bを更に延ばして保持手段を構成している。外
側磁極18a、18bは、内側磁極18c、18dと対
向する18a1、18b1と延ばした部分の18a2、
18b2からなる。延出部18a2、18b2は内側磁
極18c、18dと対向してはいないのでコイル2に通
電しても18a1、18b1に比べほとんど磁化されず
駆動力は発生しない。
【0051】マグネット1は図7に示すように外側磁極
18a、18bの18a1、18b1に対向する部分E
と延出部18a2、18b2に対向する部分Dとで着磁
位相を変えてある。これにより図9に示すようにコイル
2への非通電時にはマグネット1のE部分は前記外側磁
極18a、18bのコイル2により磁化される磁化部1
8a1、18b1の中央とマグネットの回転中心とを結
ぶ直線上からずれた位置に保持される。
18a、18bの18a1、18b1に対向する部分E
と延出部18a2、18b2に対向する部分Dとで着磁
位相を変えてある。これにより図9に示すようにコイル
2への非通電時にはマグネット1のE部分は前記外側磁
極18a、18bのコイル2により磁化される磁化部1
8a1、18b1の中央とマグネットの回転中心とを結
ぶ直線上からずれた位置に保持される。
【0052】延出部18a2、18b2は内側磁極18
c、18dと対向してはいないのでコイル2に通電して
も18a1、18b1に比べほとんど磁化されず駆動力
は発生しないのでコイル2への通電によってコイルから
発生する磁束は実質的には18a1、18b1と内側磁
極18c、18dの間を通過するのでマグネットに作用
する力はマグネットの回転中心に向かわずに安定して回
転の起動ができるようになる。
c、18dと対向してはいないのでコイル2に通電して
も18a1、18b1に比べほとんど磁化されず駆動力
は発生しないのでコイル2への通電によってコイルから
発生する磁束は実質的には18a1、18b1と内側磁
極18c、18dの間を通過するのでマグネットに作用
する力はマグネットの回転中心に向かわずに安定して回
転の起動ができるようになる。
【0053】延出部18a2、18b2はコイル2に通
電しても18a1、18b1に比べほとんど磁化されず
コイル2への通電による発生する駆動力にはほとんど影
響を及ぼさず安定した出力を取り出すことができる。
電しても18a1、18b1に比べほとんど磁化されず
コイル2への通電による発生する駆動力にはほとんど影
響を及ぼさず安定した出力を取り出すことができる。
【0054】次に、ステップモータの動作を説明する。
図9の状態からコイル2に通電して、ステータ18の外
側磁極18a、18bをN極とし、内側磁極18c、1
8dをS極に励磁すると、ロータであるマグネット1は
反時計方向に回転し、図10に示す状態になる。
図9の状態からコイル2に通電して、ステータ18の外
側磁極18a、18bをN極とし、内側磁極18c、1
8dをS極に励磁すると、ロータであるマグネット1は
反時計方向に回転し、図10に示す状態になる。
【0055】位置出しステータに相当する延出部18a
2、18b2はコイル2によりほとんど励磁されないの
で実質的にはマグネット1の着磁部とステータ18の外
側磁極18a、18b、内側磁極18c、18dのコイ
ル2による励磁状態によりマグネットの位置は決められ
図11に示す状態になる。
2、18b2はコイル2によりほとんど励磁されないの
で実質的にはマグネット1の着磁部とステータ18の外
側磁極18a、18b、内側磁極18c、18dのコイ
ル2による励磁状態によりマグネットの位置は決められ
図11に示す状態になる。
【0056】この状態からコイル2への通電を断つとマ
グネット1の磁力により安定する図12に示す状態にな
る。
グネット1の磁力により安定する図12に示す状態にな
る。
【0057】次に、コイル2への通電を反転させ、ステ
ータ18の外側磁極18a、18bをS極とし、内側磁
極18c、18dをN極に励磁すると、ロータであるマ
グネット1は更に反時計方向に回転し、図13に示す状
態になる。以後このようにコイル2への通電方向を順次
切り換えていくことによりロータであるマグネット1は
通電位相に応じた位置へと回転していくものである。
ータ18の外側磁極18a、18bをS極とし、内側磁
極18c、18dをN極に励磁すると、ロータであるマ
グネット1は更に反時計方向に回転し、図13に示す状
態になる。以後このようにコイル2への通電方向を順次
切り換えていくことによりロータであるマグネット1は
通電位相に応じた位置へと回転していくものである。
【0058】本実施例では保持手段をステータ18の外
側磁極と一体的に構成された延出部18a2、18b2
とマグネットにより構成している。これにより部品点数
が少なくなり組み立てが容易になることとコストを低く
できる利点がある。
側磁極と一体的に構成された延出部18a2、18b2
とマグネットにより構成している。これにより部品点数
が少なくなり組み立てが容易になることとコストを低く
できる利点がある。
【0059】さらに実施例1と同様にこのステップモー
タの径はマグネットの径にステータの磁極を対向させる
だけの大きさがあればよく、ステップモータの長さはマ
グネットの長さにコイルの長さを加えただけの長さがあ
れば良いことになる。このためステップモータの大きさ
は、マグネットおよびコイルの径と長さをそれぞれ非常
に小さくすればステップモータを超小型にすることがで
きるものである。
タの径はマグネットの径にステータの磁極を対向させる
だけの大きさがあればよく、ステップモータの長さはマ
グネットの長さにコイルの長さを加えただけの長さがあ
れば良いことになる。このためステップモータの大きさ
は、マグネットおよびコイルの径と長さをそれぞれ非常
に小さくすればステップモータを超小型にすることがで
きるものである。
【0060】この時、マグネットおよびコイルの径と長
さをそれぞれ非常に小さくすると、ステップモータとし
ての精度を維持することが難しくなるが、これはマグネ
ットを中空の円筒形状に形成し、この中空の円筒形状に
形成されたマグネットの外周面および内周面にステータ
の外側磁極および内側磁極を対向させる単純な構造によ
りステップモータの精度の問題を解決している。
さをそれぞれ非常に小さくすると、ステップモータとし
ての精度を維持することが難しくなるが、これはマグネ
ットを中空の円筒形状に形成し、この中空の円筒形状に
形成されたマグネットの外周面および内周面にステータ
の外側磁極および内側磁極を対向させる単純な構造によ
りステップモータの精度の問題を解決している。
【0061】この時、マグネットの外周面だけでなく、
マグネットの内周面も円周方向に分割して着磁すれば、
モータの出力を更に高めることができる。20は非磁性
材料からなる円筒形状部材としてのカバーであり、この
カバー20の内径部20aにはステータ18の外側磁極
18a、18bが嵌合し接着剤等で固定される。
マグネットの内周面も円周方向に分割して着磁すれば、
モータの出力を更に高めることができる。20は非磁性
材料からなる円筒形状部材としてのカバーであり、この
カバー20の内径部20aにはステータ18の外側磁極
18a、18bが嵌合し接着剤等で固定される。
【0062】出力軸7は嵌合部7aがカバー20の嵌合
穴20bと、嵌合穴7bがステータ18の嵌合穴18b
と回転可能に嵌合している。マグネット1は分銅部材2
3の必ずしも最外周に取り付ける必要はなく図8に示す
ように最外周よりも小径な部分23bに取り付けても良
い。
穴20bと、嵌合穴7bがステータ18の嵌合穴18b
と回転可能に嵌合している。マグネット1は分銅部材2
3の必ずしも最外周に取り付ける必要はなく図8に示す
ように最外周よりも小径な部分23bに取り付けても良
い。
【0063】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
少なくとも外周面が周方向に分割して異なる極に交互に
着磁され回転中心として回転可能なマグネットを備え、
該マグネットの方向にコイルにより励磁される外側磁極
部と内側磁極部を前記マグネットの外周面及び内周面に
対向させるとともに、前記マグネットを、前記マグネッ
トの極の中央が前記外側磁極の中央とマグネットの回転
中心とを結ぶ直線上からずれた位置に位置するように保
持する保持手段を備えるように構成したものであるか
ら、従来とは異なる全く新規な構成のモータとすること
ができ、モータを超小型化する上で最適な構成にでき
る。
少なくとも外周面が周方向に分割して異なる極に交互に
着磁され回転中心として回転可能なマグネットを備え、
該マグネットの方向にコイルにより励磁される外側磁極
部と内側磁極部を前記マグネットの外周面及び内周面に
対向させるとともに、前記マグネットを、前記マグネッ
トの極の中央が前記外側磁極の中央とマグネットの回転
中心とを結ぶ直線上からずれた位置に位置するように保
持する保持手段を備えるように構成したものであるか
ら、従来とは異なる全く新規な構成のモータとすること
ができ、モータを超小型化する上で最適な構成にでき
る。
【0064】モータの径はマグネットの径にステータの
磁極を対向させるだけの大きさがあればよく、また、ス
テップモータの長さはマグネットの長さにコイルの長さ
を加えただけの長さがあれば良い事になる。このためス
テップモータの大きさは、マグネットおよびコイルの径
と長さによって決まるもので、マグネットおよびコイル
の径と長さをそれぞれ非常に小さくすればモータを超小
型にすることができるのである。
磁極を対向させるだけの大きさがあればよく、また、ス
テップモータの長さはマグネットの長さにコイルの長さ
を加えただけの長さがあれば良い事になる。このためス
テップモータの大きさは、マグネットおよびコイルの径
と長さによって決まるもので、マグネットおよびコイル
の径と長さをそれぞれ非常に小さくすればモータを超小
型にすることができるのである。
【0065】保持手段によってモータの停止時からコイ
ルへの最初の通電時にはコイルから発生する磁束がマグ
ネットに作用する力はマグネットの回転中心に向かわず
安定して回転の起動ができるようになる。これにより部
品の数もマグネット、コイル、ステータ、出力軸といっ
た非常に少なくモータを構成でき、コストを低く抑える
ことができる。
ルへの最初の通電時にはコイルから発生する磁束がマグ
ネットに作用する力はマグネットの回転中心に向かわず
安定して回転の起動ができるようになる。これにより部
品の数もマグネット、コイル、ステータ、出力軸といっ
た非常に少なくモータを構成でき、コストを低く抑える
ことができる。
【0066】また、マグネットを中空の円筒形状に形成
し、この中空の円筒形状に形成されたマグネットの外周
面および内周面に外側磁極および内側磁極を対向させる
ことによりモータとして効果的な出力を得ることができ
るものである。
し、この中空の円筒形状に形成されたマグネットの外周
面および内周面に外側磁極および内側磁極を対向させる
ことによりモータとして効果的な出力を得ることができ
るものである。
【0067】分銅部材を出力軸7及びマグネット1と一
体的に回転するように構成したので、回転運動を振動と
して出力でき上記効果をあわせることでとても小型で高
出力なページャ用モータとすることができる。
体的に回転するように構成したので、回転運動を振動と
して出力でき上記効果をあわせることでとても小型で高
出力なページャ用モータとすることができる。
【0068】更に分銅部材23の外周面にマグネット1
の11内径部1eを固着して分銅部材23を介してマグ
ネット1を回転可能に保持する方に構成したので分銅部
材の存在が直接モータの全長の増加につながらない構成
とすることができ非常にコンパクトなページャ用モータ
とすることができる。
の11内径部1eを固着して分銅部材23を介してマグ
ネット1を回転可能に保持する方に構成したので分銅部
材の存在が直接モータの全長の増加につながらない構成
とすることができ非常にコンパクトなページャ用モータ
とすることができる。
【0069】更にカバーによって分銅部材の外周部を覆
ったので不用意に分銅部材を触らぬ様防御でき、製品に
組み込んだ場合リード線やフレキシブルプリント基板等
が分銅部材の回転軌跡内に入り込んで動作不良を発生す
ることを容易に防ぐことができる。
ったので不用意に分銅部材を触らぬ様防御でき、製品に
組み込んだ場合リード線やフレキシブルプリント基板等
が分銅部材の回転軌跡内に入り込んで動作不良を発生す
ることを容易に防ぐことができる。
【0070】また、マグネット1は前記したように射出
成形により形成されるプラスチックマグネット材料によ
り構成されており、これにより円筒形状の半径方向に関
しての厚さは非常に薄く構成することができる。そのた
めステータ18の外側磁極18a、18bと内側磁極1
8c、18dとの距離を非常に小さくできコイル2とス
テータにより形成される磁気回路の磁気抵抗は小さく構
成できる。これにより少ない電流で多くの磁束を発生さ
せることができモータの出力アップ、低消費電力化、コ
イルの小型化が達成されることになる。
成形により形成されるプラスチックマグネット材料によ
り構成されており、これにより円筒形状の半径方向に関
しての厚さは非常に薄く構成することができる。そのた
めステータ18の外側磁極18a、18bと内側磁極1
8c、18dとの距離を非常に小さくできコイル2とス
テータにより形成される磁気回路の磁気抵抗は小さく構
成できる。これにより少ない電流で多くの磁束を発生さ
せることができモータの出力アップ、低消費電力化、コ
イルの小型化が達成されることになる。
【0071】この出力軸7はロータであるマグネット1
の嵌合部1eに圧力にて固着されている。マグネット1
は射出成形により成形されるプラスチックマグネットか
らなるため圧力による組み立てでも割れが発生すること
はなくまた軸方向中心部に内径が小なる嵌合部1eを備
えるという複雑な形状でも製造が容易となる。また出力
軸7とマグネット1は圧入で組み立ておよび固着される
ので組み立てが容易で安価で製造可能となる。
の嵌合部1eに圧力にて固着されている。マグネット1
は射出成形により成形されるプラスチックマグネットか
らなるため圧力による組み立てでも割れが発生すること
はなくまた軸方向中心部に内径が小なる嵌合部1eを備
えるという複雑な形状でも製造が容易となる。また出力
軸7とマグネット1は圧入で組み立ておよび固着される
ので組み立てが容易で安価で製造可能となる。
【0072】特にマグネット1の材料として、Ne−F
e−B系希土類磁性粉とポリアミドなどの熱可塑性樹脂
バインダー材との混合物を射出成形することにより形成
されたプラスチックマグネットを用いている。これによ
りコンプレッション成形されたマグネットの場合の曲げ
強度が500Kgf/cm2 程度なのに対して、例えば
ポリアミド樹脂をバインダー材として使用した場合80
0Kgf/cm2 以上の曲げ強度が得られコンプレッシ
ョン成形ではできない、薄肉円筒形状を形成することが
できる。薄肉円筒状に構成した事は後術するようにモー
タの性能を高める。
e−B系希土類磁性粉とポリアミドなどの熱可塑性樹脂
バインダー材との混合物を射出成形することにより形成
されたプラスチックマグネットを用いている。これによ
りコンプレッション成形されたマグネットの場合の曲げ
強度が500Kgf/cm2 程度なのに対して、例えば
ポリアミド樹脂をバインダー材として使用した場合80
0Kgf/cm2 以上の曲げ強度が得られコンプレッシ
ョン成形ではできない、薄肉円筒形状を形成することが
できる。薄肉円筒状に構成した事は後術するようにモー
タの性能を高める。
【0073】また、形状を自由にすることができ、コン
プレッション成形ではできない、ロータ軸を固着するた
めの形状を一体化でき、かつ充分なロータ軸固着強度を
得ることができる。また、強度的に優れているためロー
タ軸を圧入などの方法を用いても割れることはない。
プレッション成形ではできない、ロータ軸を固着するた
めの形状を一体化でき、かつ充分なロータ軸固着強度を
得ることができる。また、強度的に優れているためロー
タ軸を圧入などの方法を用いても割れることはない。
【0074】同時に、ロータ軸固着部が一体成形された
ことによりロータ軸部に対してマグネット部の同軸精度
が向上し、振れを少なくすることが可能になりマグネッ
トとステータ部との空隙距離を少なくすることが可能に
なり、コンプレッションマグネットの磁気特性8MGO
e以上に対して射出形成マグネットの磁気特性は5から
7MGOe程度であるがモータの充分な出力カトルクを
得ることができる。
ことによりロータ軸部に対してマグネット部の同軸精度
が向上し、振れを少なくすることが可能になりマグネッ
トとステータ部との空隙距離を少なくすることが可能に
なり、コンプレッションマグネットの磁気特性8MGO
e以上に対して射出形成マグネットの磁気特性は5から
7MGOe程度であるがモータの充分な出力カトルクを
得ることができる。
【0075】また、射出成形マグネットは、表面に薄い
樹脂皮膜が形成されるため錆の発生がコンプレッション
マグネットに比較して大幅にすくないため塗装などの防
錆処理を廃止できる。
樹脂皮膜が形成されるため錆の発生がコンプレッション
マグネットに比較して大幅にすくないため塗装などの防
錆処理を廃止できる。
【0076】また、コンプレッションマグネットで問題
になる、磁性粉の付着もなく、防錆塗装時に発生しやす
い表面のふくらみもなく品質の向上が達成できる。
になる、磁性粉の付着もなく、防錆塗装時に発生しやす
い表面のふくらみもなく品質の向上が達成できる。
【図1】図1は本発明の実施例1に係るモータの分解斜
視図である。
視図である。
【図2】図2は図1に示すモータの組み立て完成状態の
断面図である。
断面図である。
【図3】図3は図2に示すモータのロータの回転動作説
明図である。
明図である。
【図4】図4は図2に示すモータのロータの回転動作説
明図である。
明図である。
【図5】図5は図2に示すモータのロータの回転動作説
明図である。
明図である。
【図6】図6は図2に示すモータのロータの回転動作説
明図である。
明図である。
【図7】図7は本発明の実施例2に係るモータの分解斜
視図である。
視図である。
【図8】図8は図7に示すモータの組み立て完成状態の
断面図である。
断面図である。
【図9】図9は図8に示すモータのロータの回転動作説
明図である。
明図である。
【図10】図10は図8に示すモータのロータの回転動
作説明図である。
作説明図である。
【図11】図11は図8に示すモータのロータの回転動
作説明図である。
作説明図である。
【図12】図12は図8に示すモータのロータの回転動
作説明図である。
作説明図である。
【図13】図13はロータの回転動作説明図である。
【図14】図14はロータの回転動作説明図である。
【図15】図15は従来のモータの断面図である。
【図16】図16は従来のモータのステータの様子を示
す断面図である。
す断面図である。
【図17】図17は別の従来のモータの平面図である。
1 ロータマグネット(マグネット) 2 コイル 7 出力軸(ロータ軸) 18 ステータ 18a 外側磁極 18b 外側磁極 18a1 磁化部(外側磁極18a) 18b1 磁化部(外側磁極18b) 18a2 延出部(外側磁極18a) 18b2 延出部(外側磁極18b) 18c 内側磁極 18d 内側磁極 20 カバー 21 位置出しステータ 22 位置出しステータ 23 分銅部材 23a 分銅部材の外周面
Claims (4)
- 【請求項1】回転中心に関して不均衡な質量となる形状
で構成され回転中心を中心として回転可能な分銅部材
と、 該分銅部材に固定され一体的回転可能な少なくとも外周
面が周方向に分割して異なる極に交互に着磁された円筒
形状のマグネットと、 該マグネットの軸方向に配置されたコイル、 前記コイルにより励磁され前記マグネットの外周面に対
向する外側磁極部と、 前記コイルにより励磁され前記マグネット内周面に対向
する内側磁極部と、 前記マグネットを、前記マグネットの極の中央が前記外
側磁極の中央とマグネットの回転中心とを結ぶ直線上か
らずれた位置に位置するように保持する保持手段と、を
備えたことを特徴とするモータ。 - 【請求項2】請求項1記載のモータにおいて、 前記円筒形状のマグネットの内径部と分銅部材の外周部
とで前記マグネットと前記分銅部材とが一体的に固定さ
れていることを特徴とするモータ。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のモータにおい
て、前記保持手段は、前記外側磁極部の間にあって、前
記内側磁極部に対向しない位置に配置された位置出しス
テータを含むことを特徴とするモータ。 - 【請求項4】請求項1または2に記載のモータにおい
て、前記保持手段は、前記外側磁極部の延出部であっ
て、前記内側磁極部に対向しない位置にある部分を含む
ことを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10363826A JP2000175429A (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10363826A JP2000175429A (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000175429A true JP2000175429A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18480294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10363826A Pending JP2000175429A (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000175429A (ja) |
-
1998
- 1998-12-07 JP JP10363826A patent/JP2000175429A/ja active Pending
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