JPH06178527A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JPH06178527A
JPH06178527A JP32962392A JP32962392A JPH06178527A JP H06178527 A JPH06178527 A JP H06178527A JP 32962392 A JP32962392 A JP 32962392A JP 32962392 A JP32962392 A JP 32962392A JP H06178527 A JPH06178527 A JP H06178527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
motor
stepping motor
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32962392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Ito
嘉文 伊藤
Kosaku Shinoda
耕作 信田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP32962392A priority Critical patent/JPH06178527A/ja
Publication of JPH06178527A publication Critical patent/JPH06178527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】モータのディテントトルクを均一化させ、ロー
タをスムーズに回転することによりモータの振動を低減
し、ロータの脈動を抑制すること。 【構成】貫通2極に着磁されたロータと、電気角が90
度異なる位相をもつ2つのコイルとロータ軸と直交し、
かつマグネットと交差する平面に一体的に設けられた4
極歯のステータとからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータが正転及び逆転
することができる永久磁石を備えたステッピングモータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、例えば第1の公知例
として特公平2−2382に示される様に、モータのス
テータヨークとロータとのエアギャップを作意的に不均
一にし、ロータの回転を安定させるものが提案されてい
た。又、第2の公知例としては、特開昭58−8357
4に示される様に、モータのステータヨークをロータの
軸長さ方向に隙間を設け配置する構造が提案されてい
た。第1の公知例では、ステータヨークとロータとのエ
アギャップを作意的に不均一にしたエアギャップを安定
して得ることが必要であり、ステータヨーク及びロータ
の相対位置出しが重要な管理項目である。又、第2の公
知例においてもステータヨークが2体構造であり、ステ
ータヨークとロータのエアギャップを安定して得るため
にステータヨークとロータの相対位置出しをすることが
重要な管理項目である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の公知例において
上述した様に、第1の公知例ではステータヨークとロー
タのエアギャップを一定に確保するために、ステータヨ
ークとロータの相対位置を十分に管理する必要がある
が、第1の公知例ではステータヨークの内周が真円でな
くロータとのエアギャップを不均一にすることにより、
ロータが回転方向を誤ることなく正確に回転するような
構成を提案している。ここで、ステータヨークに形成さ
れたステータヨーク内周の形状は、ステッピングモータ
が本来備えているディテントトルクをある程度大きく
し、回転方向を決定できる様に構成したものと同じ意味
あいをもつ。又、第2の公知例においては、2体のステ
ータヨーク相互の位置関係が微妙にずれた場合や、ステ
ータヨークとロータ相互の位置関係が微妙にずれた場合
にはディテントトルクが安定して発生せず、ロータが1
回転する間のディテントトルクの大きさに大きな差を生
ずる要因となっていた。
【0004】ステッピングモータを駆動する場合、ステ
ッピングモータ特有の駆動による振動(ダンピング)が
大きい時にモータの出力軸が振動する場合があるが、モ
ータのディテントトルクが大きかったり、ディテントト
ルクの大きさに差がある場合にも、モータの出力軸が安
定して回転せず脈動する様な現象や、更には共振点にお
いて出力軸が回転方向に大きく振動する場合が発生する
ことさえある。特にモータをなめらかに駆動しようと、
例えばマイクロステップ駆動により駆動しても上述の様
に駆動や振動が発生するといった課題が発生していた。
【0005】そこで本発明の目的は、上述の様な不具合
を解決するためのもので、モータを駆動したときの振動
やロータの脈動を低減したモータを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明において
は、電気角が90度異なる位相をもつ2つのコイルと、
貫通2極に着磁されたマグネットを備えたロータとロー
タ軸を直交し、かつマグネットと交差する平面に一体的
に設けられた4極歯のステータを円筒形磁石の外周に微
小にエアギャップを介して配置したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すステッピング
モータの平面図である。
【0008】図2は、本発明の実施例(図1)のステッ
ピングモータのA−A’断面を示す断面図である。
【0009】4極歯を有するステータ1には、略十字状
に配された凸部1a・1b・1c・1dがあり、各々の
凸1部1a・1b・1c・1d間を機械的に連結する凹
部1e・1f・1g・1hによりステータ1は平面状に
一体的に構成される。ステータ1にコイル2及び3によ
り生ずる磁力を伝達する磁心4及び5は、各々ステータ
1の凸部1a・1c及び1b・1dとステータ1の両端
面1i及び1jにおいて磁気的に接続され、ステータの
内周部1kに複数の磁極を生ずることが可能に構成され
る。ステータ1の内周部1kと微小エアギャップを介し
て配されたロータ6は、ロータ6の直径方向に2極に貫
通して着磁されたマグネット7とマグネット7を軸受8
の回りに回転自在に支持するシャフト9とからなり、コ
イル2及び3の励磁の切り替えにより正転、或は反転を
繰り返すことが可能となる。
【0010】ステータ1の凹部1e・1f・1g・1h
は、機械的な連結がされるだけの強度を有すればよく、
ロータ6とステータの内周部1k間のエアギャップと比
較して可能な限り小さな形状であることがモータのトル
ク性能の向上、及びロータ6の回転のスムーズ性を良く
することに寄与する。
【0011】図3は、本発明の実施例のステッピングモ
ータのロータの回転する様子を示す模式図である。ここ
で、直線の矢印はステータにより発生する磁力線を模式
的に表現したものである。
【0012】コイル2及び3を1−2相励磁で励磁する
場合を例にとりロータ6の回転する様子を説明する。コ
イル2に通電し、磁心4を介してステータ1の凸部1a
及び1cのステータ1の内周部1kに生ずる極性は、凸
部1a側がS極,凸部1c側がN極とするとロータ6の
磁極N極は凸部1a側のN極に対向し、又、ロータ6の
磁極S極は凸部1c側のS極と対向しようとし、図1
(ア)の状態で安定して静止する。この状態のままコイ
ル3に通電し、磁心5を介してステータ1の凸部1b及
び1cのステータ1の内周部1kに生ずる極性は、凸部
1b側がS極凸部1d側がN極とするとロータ6は時計
方向に回転しようとし、図1(イ)の状態で安定して静
止する。この状態でコイル2の通電を切ると、コイル3
のみの通電状態となりロータ6は更に時計方向に回転し
ようとし、図1(ウ)の状態で静止する。更に、コイル
2及び3に通電する電流の向きもかえながら通電を断続
的に繰り返すと、図1(エ)→(オ)→(カ)→(キ)
→(ク)→(ア)・・・・の如く、ロータ6は時計方向
に回転を続ける。又、ロータ6を反時計方向に回転させ
る場合は、コイル2及び3に通電する電流の切り替えを
変更すれば可能となることは説明するまでもない。
【0013】ここで、ロータ6を45度づつ回転せず、
更に微小角度づつ回転することが必要な場合には、例え
ばマイクロステップ駆動をする等の駆動方法をとればよ
く、又、ロータ6を90度づつ回転したいときには2相
励磁、又は1相励磁にて駆動すればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1及び2の構成
としたので、次の様な大きな効果を有する。
【0015】(1)2つのコイルにより発生する磁束が
ロータ部においてバランスよくロータに作用するので、
ロータを駆動したときに発生するトルクが安定して得ら
れ、ロータの振動や騒音が抑えられ、本モータが使用さ
れた機器における共振等の不具合が発生することがなく
なる。
【0016】(2)ステータの内周の磁極歯形状をディ
テントトルクの小さな形状に設定したので、ディテント
トルクによるロータの回転時の振動や微動が抑えられ、
ロータシャフトのスムーズな連続回転が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すステッピングモータの平
面図。
【図2】本発明の実施例を示すステッピングモータの図
1のA−A’断面を示す断面図。
【図3】本発明のステッピングモータのロータの回転す
る様子を示す模式図。
【符号の説明】
1 ステータ 1a,1b,1c,1d 凸部 1e,1f,1g,1h 凹部 1i,1j 端面 1k 内周部 2,3 コイル 4,5 磁心 6 ロータ 7 マグネット 8 軸受 9 シャフト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気角が90度異なる位相をもつ2つの
    コイルと、貫通2極に着磁されたマグネットを備えたロ
    ータと、ロータ軸と直交しかつマグネットと交差する平
    面に一体的に設けられた4極歯のステータをマグネット
    の外周に微小エアギャップを介して配置したことを特徴
    とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 4極歯を有するステータの各々隣接しな
    い2極間を磁気的に連結する2個の磁心が、一体的に構
    成されたステータの両端2面に接続されたことを特徴と
    する請求項1記載のステッピングモータ。
JP32962392A 1992-12-09 1992-12-09 ステッピングモータ Pending JPH06178527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32962392A JPH06178527A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32962392A JPH06178527A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 ステッピングモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06178527A true JPH06178527A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18223428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32962392A Pending JPH06178527A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 ステッピングモータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH06178527A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0769841A2 (de) * 1995-10-20 1997-04-23 VDO Adolf Schindling AG Elektromotor und Messwerk, insbesondere für Anzeigeinstrumente in Kraftfahrzeugen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0769841A2 (de) * 1995-10-20 1997-04-23 VDO Adolf Schindling AG Elektromotor und Messwerk, insbesondere für Anzeigeinstrumente in Kraftfahrzeugen
EP0769841A3 (de) * 1995-10-20 1997-09-03 Vdo Schindling Elektromotor und Messwerk, insbesondere für Anzeigeinstrumente in Kraftfahrzeugen

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