JP3554213B2 - 衛星信号切換装置及び衛星信号切換システム - Google Patents

衛星信号切換装置及び衛星信号切換システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば通信衛星から送信される複数の衛星通信信号を受信アンテナに付属するコンバータで周波数変換した複数の中間周波信号を屋内に伝送するための衛星信号切換装置及びこの衛星信号切換装置を使用した衛星信号切換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、従来から行われていた1基の放送衛星からの衛星放送のほかに、衛星ディジタル放送も3基の通信衛星から送信され、盛んになってきた。合計4基の衛星からの信号を受信するためには、アンテナも複数本必要である。しかし、デュアルビームアンテナやBS/CS共用アンテナ等の使用により、アンテナ本数を削減することができる。ところが、同軸ケーブルで接続された衛星放送受信用のアンテナと屋内の衛星放送受信用チューナからなる既存の受信装置に加えて、新たに衛星通信受信装置を設置する場合、屋外のアンテナと屋内の衛星通信受信用チューナとの間に同軸ケーブルを新たに敷設しなければならず、増設のたびに配線工事が必要となる。
【0003】
衛星通信放送では、同一の周波数帯において水平偏波と垂直偏波とを利用して異なる放送を行っている。受信する衛星通信放送の偏波面の切換のために、衛星通信受信用アンテナのコンバータに異なる値の電圧を送ることが行われている。この電圧を利用して、切換スイッチを切り換えて、屋内のチューナに1本の同軸ケーブルを介して2つの衛星通信中間周波信号を伝送することも考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、異なる衛星通信にそれぞれ対応する衛星通信受信用コンバータでも、偏波面の切換には、同一の電圧が使用されている。例えば通信衛星Aの垂直偏波への切換と、通信衛星Bの垂直偏波への切換とには、同一の電圧aが使用され、通信衛星Aの水平偏波への切換と、通信衛星Bの水平偏波への切換とには、同一の電圧bが使用されている。そのため、同一の通信衛星からの垂直偏波の中間周波信号と水平偏波の中間周波信号とを切換えて、1本の同軸ケーブルを介して屋内のチューナに伝送することは可能であるが、異なる通信衛星からの垂直偏波及び水平偏波の各中間周波信号を切換えることはできなかった。
【0005】
本発明は、異なる通信衛星からの信号でも1本の同軸ケーブルによって屋内に伝送することができる切換装置及びこの切換装置を使用した切換システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の衛星信号切換装置は、第1及び第2の端子を有している。第1及び第2の端子は、第1及び第2の衛星用コンバータにそれぞれ接続可能である。第1及び第2の衛星用コンバータは、第1の直流電圧が供給されたとき一方の偏波の衛星中間周波信号を出力し、第2の直流電圧が供給されたとき他方の偏波の衛星中間周波信号を出力する。第1及び第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号のうち選択信号に基づいて選択されたものを選択手段が出力する。第3の端子には、第1、第2または第3の直流電圧のうち選択されたものが供給される。第3の直流電圧は、第1及び第2の直流電圧とは異なる値であり、非直流制御信号が重畳または非重畳されている。第3の端子から、前記選択手段の出力信号を外部に出力する制御部も設けられている。制御部は、第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、該直流電圧を第1の端子に供給し、かつ第1の衛星用コンバータの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する。制御部は、前記非直流制御信号が重畳された第3の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2の端子に第3の直流電圧を変換した第1の直流電圧を供給すると共に、第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する。制御部は、前記非直流制御信号が非重畳の第3の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2の端子に第3の直流電圧を変換した第2の直流電圧を供給すると共に、第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する。
【0007】
第3の端子に第1または第2の直流電圧が供給されると、この直流電圧が第1の端子を介して第1の衛星用コンバータに供給され、第1のコンバータから一方または他方の偏波の中間周波信号が第1の端子に供給される。このとき、選択手段は、第1の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択して、第3の端子に供給する。第3の端子に非直流制御信号が重畳された第3の直流電圧が供給されると、第2の端子に第1の直流電圧が供給され、第2の衛星用コンバータは、一方の偏波の衛星中間周波信号を第3の端子に供給する。選択手段は、この一方の偏波の衛星中間周波信号を選択して、第2の端子に供給する。同様に第3の端子に非直流制御信号が非重畳の第3の直流電圧が供給されると、第2の端子に第2の直流電圧が供給され、第2の衛星用コンバータは他方の偏波の衛星中間周波信号を第3の端子に供給する。選択手段は、この他方の偏波の衛星中間周波信号を選択して、第2の端子に供給する。従って、同じ第1及び第2の直流電圧によって偏波面を切換える2つの衛星用コンバータを使用している場合でも、出力端子に接続される伝送線路によって、これらコンバータからの衛星中間周波信号を伝送することができる。
【0008】
本発明による衛星信号切換システムは、上述した衛星信号切換装置の他に、別の衛星信号切換装置を有している。この衛星信号切換装置は、第3の端子から第1または第2の衛星用コンバータの衛星中間周波信号を受ける第4の端子を有している。さらに、第4の端子からの衛星中間周波信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が供給される第5の端子も設けられている。第4の端子からの衛星中間周波信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が供給される第6の端子も設けられている。第2の制御部は、第5の端子から第1または第2の直流電圧が供給されたとき、これを第4の端子に供給する。第2の制御部は、第6の端子から第1の直流電圧が供給されたとき、これを第3の直流電圧に変換して、第4の端子に供給する。第2の制御部は、第6の端子から第2の直流電圧が供給されたとき、これを前記非直流制御信号が重畳された第3の直流電圧に変換して、第4の端子に供給する。
【0009】
このシステムでは、第5の端子から第1または第2の直流電圧が供給されたとき、この電圧がそのまま第4の端子に供給され、衛星信号切換装置の第3の端子に供給され、衛星信号切換装置は、上述した動作をする。また、第6の端子から第1の直流電圧が供給されると、非直流制御信号が非重畳の第3の直流電圧に変換され、第4の端子を介して衛星信号切換装置の第3の端子に供給され、上述したように衛星信号切換装置を動作させる。第6の端子から第2の直流電圧が供給されると、非直流制御信号が重畳された第3の直流電圧に変換され、第4の端子を介して衛星信号切換装置の第3の端子に供給され、上述したように衛星信号切換装置が動作する。
【0010】
本発明による他の衛星信号切換システムは、衛星信号切換装置を有している。この衛星信号切換装置は、上記の衛星信号切換装置と同様に、第1及び第2の端子と、選択手段と、第3の端子とを有している。制御部は、前記非直流制御信号が非重畳の第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第1の端子に第1または第2の直流電圧を供給し、かつ第1の衛星用コンバータの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する。制御部は、前記非直流制御信号が重畳された第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2の端子に第1または第2の直流電圧の一方を供給すると共に、第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する。制御部は、前記非直流制御信号が非重畳の第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2の端子に第1または第2の直流電圧を供給するとともに、第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する。
【0011】
この衛星信号切換装置によれば、非直流制御信号の重畳の有無によって第1または第2の直流電圧を第2の端子に供給している。
【0012】
本発明による他の衛星信号切換システムは、上述した衛星信号切換装置の他に、上述した衛星信号切換システムと同様に、第4の端子と、第5の端子と、第6の端子を有している。制御部は、第5の端子からのみ第1または第2の直流電圧が供給されたとき、これを第4の端子に供給し、第6の端子から第1または第2の直流電圧の一方が供給されたとき、これに非直流制御信号を重畳して第4の端子に供給する。
【0013】
この衛星信号切換システムによれば、第5の端子に第1または第2の直流電圧が供給されたとき、これをそのまま第4の端子に供給し、第6の端子に第1または第2の電圧が供給されると、これに非直流制御信号を重畳して第4の端子に供給する。従って、衛星信号切換装置は、上述したものと同様に動作する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本実施の形態の衛星信号切換システムは、図1に示すように、放送衛星からの衛星放送信号を受信するための衛星放送受信用アンテナ2を有している。この衛星放送受信用アンテナ2には、衛星放送用コンバータ4が付属している。この衛星放送用コンバータ4から衛星放送中間周波信号が同軸ケーブル6を介して屋外用衛星信号切換装置8の衛星放送用入力端子10に供給される。
【0015】
衛星信号切換システムは、第1及び第2の通信衛星からの衛星通信信号を受信するための衛星通信受信用デュアルビームアンテナ12も有している。このアンテナ12には、第1の衛星用コンバータ、例えばデュアルビーム用コンバータ14が付属している。このコンバータ14は、第1の通信衛星からの垂直及び水平偏波の衛星通信中間周波信号と、第2の通信衛星からの垂直及び水平偏波の衛星通信中間周波信号とのうちいずれかを出力する。これらは、同軸ケーブル16を介して屋外用衛星信号切換装置8の第1の端子、例えばデュアルビーム用入力端子18に供給されている。
【0016】
デュアルビーム用コンバータ14は、同軸ケーブル16を介して第1の電圧、例えば+11Vの直流電圧のみが供給されたとき、第1の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信信号を周波数変換した垂直偏波中間周波信号を出力し、同軸ケーブル16を介して第2の電圧、例えば+15Vの直流電圧のみが供給されたとき、第1の通信衛星からの水平偏波の衛星通信信号を周波数変換した水平偏波中間周波信号を出力する。同様に、デュアルビーム用コンバータ14は、同軸ケーブル16を介して非直流制御信号、たとえばパルス信号が重畳された+11Vの直流電圧が供給されたとき、第2の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信信号を周波数変換した垂直偏波中間周波信号を出力し、同軸ケーブルを介して上記パルス信号が重畳された+15Vの直流電圧が供給されたとき、第2の通信衛星からの水平偏波の衛星通信信号を周波数変換した水平偏波中間周波信号を出力する。
【0017】
この衛星信号切換システムは、第3の通信衛星からの衛星通信信号を受信するための衛星通信受信用アンテナ20を有している。このアンテナ20には、第2の衛星用コンバータ、例えば衛星通信用コンバータ22が付属している。このコンバータ22から垂直偏波の衛星通信中間周波信号と水平偏波の衛星通信中間周波信号とが選択的に出力され、これらは同軸ケーブル24を介して屋外用衛星信号切換装置8の第2の端子、例えば衛星通信用入力端子26に供給されている。衛星通信用コンバータ22は、+11Vの直流電圧が同軸ケーブル24を介して入力されたとき、垂直偏波の中間周波信号を出力し、+15Vの直流電圧が同軸ケーブル24を介して入力されたとき、水平偏波の中間周波信号を出力する。
【0018】
屋外用衛星信号切換装置8は、第3の端子、例えば出力端子28を有し、この出力端子28は、同軸ケーブル30を介して屋内に設けられている屋内用切換装置32の第4の端子、例えば入力端子34に接続されている。屋内用切換装置32は、この他に衛星放送用出力端子36を有している。この衛星放送用出力端子36は、衛星放送受信用チューナ38に同軸ケーブル40を介して接続されている。さらに、屋内用切換装置32は、第5の端子、例えばデュアルビーム衛星通信用出力端子42を有し、このデュアルビーム衛星通信用出力端子42はデュアルビーム衛星通信受信用チューナ44に同軸ケーブル46を介して接続されている。同様に屋内用切換装置32は、第6の端子、例えば衛星通信用出力端子48を有し、この衛星通信用出力端子48は、衛星通信受信用チューナ50に同軸ケーブル52を介して接続されている。
【0019】
屋外用衛星信号切換装置8は、上述した各アンテナ2、12、20の近傍に配置されており、図2に示すように構成されている。即ち、デュアルビーム用入力端子18及び衛星通信用入力端子26は、直流阻止コンデンサ50、52を介して選択手段、たとえば切換スイッチ54の2つの接点54a、54bに接続されている。この切換スイッチ54の接触子54cは、混合回路56の一方の入力端子に接続されている。また、衛星放送用入力端子10は直流阻止コンデンサ58を介して混合回路56の他方の入力に接続されている。この混合回路56の出力側は直流阻止コンデンサ60を介して出力端子28に接続されている。
【0020】
出力端子28には、後述するように屋内用切換装置32から+15V、+11Vのみの直流電圧、これら電圧にそれぞれパルス信号を重畳した直流電圧、第3の電圧、例えば+8Vのみの電圧またはこれにパルス信号を重畳した直流電圧のいずれかが供給される。
【0021】
出力端子28は、高周波阻止コイル62を介して電圧変換回路64に接続されている。この電圧変換回路64は、上述したいずれの直流電圧が供給されても、これを+15Vの直流電圧に変換し、高周波阻止コイル66を介して衛星放送用入力端子10に供給している。従って、衛星放送用コンバータ4には、常時、+15Vの直流電圧が供給され、衛星放送用コンバータ4は、衛星放送中間周波信号を衛星放送用入力端子10に常に供給している。
【0022】
出力端子28は、高周波阻止コイル62を介して比較回路68にも接続されている。比較回路68は、出力端子28の直流電圧が+8Vであるか、或いは+11Vもしくは+15Vであるかを判断するものである。出力端子28の直流電圧が、+11Vまたは+15Vであると、比較回路68は、それを高周波阻止コイル70を介してデュアルビーム衛星通信用入力端子18に供給する。
【0023】
比較回路68は、出力端子28の直流電圧が、+8Vよりも大きいとき、切換スイッチ54の接触子54cを接点54a側に切換える選択信号を切換スイッチ54に供給する。これによって、デュアルビーム用コンバータ14が動作し、+15Vのみが供給されているとき、第1の通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間周波信号を出力し、+11Vのみが供給されているときには、第1の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号を出力し、+15Vにパルス信号が重畳されているとき、第2の通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間周波信号を出力し、+11Vにパルス信号が重畳されているとき、第2の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号を出力する。これら衛星通信中間周波信号は、デュアルビーム用入力端子18に供給される。
【0024】
また、比較回路68は、出力端子28の直流電圧が、+8Vであると、切換スイッチ54の接触子54cを接点54b側に切換える選択信号を切換スイッチ54に供給する。これによって、衛星通信用入力端子26に供給された衛星通信中間周波信号が切換スイッチ54を介して混合回路56に供給される。
【0025】
同じく、比較回路68は、出力端子28の直流電圧が+8Vであると、パルス検波回路71を駆動する。パルス検波回路71は、出力端子28に高周波阻止コイル62及び直流阻止コンデンサ72を介して接続され、出力端子28に供給された直流電圧にパルス信号が重畳されているか否かを判断する。このパルス検波回路71は、+8Vの直流電圧が出力端子28に供給されている場合のみ動作するので、+8Vの直流電圧にパルス信号が重畳されているか否かを判断する。従って、パルス信号は、+15Vまたは+11Vに重畳されているものと同一のものを使用できる。
【0026】
パルス検波回路71は、パルス信号が重畳されている場合、電圧変換回路74によって+8Vの直流電圧を+15Vの直流電圧に変換し、逆流防止ダイオード76、高周波阻止コイル78を介して衛星通信用入力端子26に供給する。これによって、衛星通信用コンバータ22が動作し、第3の通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間周波信号が衛星通信用入力端子26、直流阻止コンデンサ52を介して切換スイッチ54に供給される。
【0027】
パルス検波回路71は、パルス信号が重畳されていない場合、電圧変換回路80によって+8Vの直流電圧を+11Vの直流電圧に変換し、逆流阻止ダイオード82、高周波阻止コイル78を介して衛星通信用入力端子26に供給する。これによって、衛星通信用コンバータ22が動作し、第3の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号が衛星通信用入力端子26、直流阻止コンデンサ52を介して切換スイッチ54に供給される。
【0028】
切換スイッチ54、比較回路68、パルス検波回路71、電圧変換回路74、80が、第1の制御部を構成している。
【0029】
屋内用衛星信号切換装置32では、図3に示すように、入力端子34は直流阻止コンデンサ84を介して分波回路86に接続されている。この分波回路86は、衛星放送中間周波信号と、各衛星通信中間周波信号とを分波する。分波された衛星放送中間周波信号は、衛星放送用出力端子36に供給されている。
【0030】
分波された各衛星通信中間周波信号は、選択手段、例えば切換スイッチ88の接触子88aに供給されている。切換スイッチ88は、接点88b、88cを有し、接点88bは直流阻止コンデンサ90を介してデュアルビーム衛星通信用出力端子42に接続されている。接点88cは直流阻止コンデンサ93を介して衛星通信用出力端子48に接続されている。
【0031】
デュアルビーム衛星通信用出力端子42は、高周波阻止コイル92を介して選択手段、例えば切換スイッチ94の接点94aに接続されている。衛星通信用出力端子48は、高周波阻止コイル96を介して電圧変換回路98に接続されている。この電圧変換回路98は、+15Vまたは+11Vの直流電圧が、衛星通信用出力端子48を介して衛星通信受信用チューナ50から供給されたとき、これらの電圧を+8Vの直流電圧に変換して、切換スイッチ94の接点94bに供給する。
【0032】
+8Vの直流電圧は、切換スイッチ88に選択信号としても供給され、この信号が供給されたとき、切換スイッチ88は、接触子88aを接点88c側に切換える。この信号が供給されていないとき、切換スイッチ88は接触子88aを接点88b側に切換える。同様に、+8Vの直流電圧は、切換スイッチ94に選択信号として供給され、この信号が供給されたとき、切換スイッチ94は接触子94cを接点94b側に切換える。この信号が供給されていないとき、切換スイッチ94は接触子94cを接点94a側に切換える。接触子94cは高周波阻止コイル100を介して入力端子34に接続されている。
【0033】
衛星通信用出力端子48に供給された電圧が+15Vであるか+11Vであるかを比較回路102が判断しており、+15Vの直流電圧のとき、パルス発生回路104が駆動され、パルス信号をコンデンサ106を介して切換スイッチ94の接点94bに供給する。従って、衛星通信用出力端子48に+15Vの直流電圧が供給されているとき、パルス信号を重畳した+8Vの直流電圧が切換スイッチ94を介して入力端子34から出力され、衛星通信用出力端子48に+11Vの直流電圧が供給されているとき、+8Vの直流電圧が切換スイッチ94を介して入力端子34から出力される。
【0034】
このように構成された衛星信号切換システムでは、図4(a)に示すように、デュアルビーム衛星通信受信用チューナ44から+11Vの直流電圧のみが屋内用衛星信号切換装置32の出力端子42に供給されると、切換スイッチ94を介して+11Vの直流電圧が入力端子34に供給され、屋外用衛星信号切換装置8の出力端子28に供給される。
【0035】
この電圧は、電圧変換回路64によって+15Vの直流電圧に変換され、衛星放送用入力端子10に供給され、衛星放送用コンバータ4が動作し、衛星放送中間周波信号が入力端子10から混合回路56に供給される。+11Vの直流電圧は比較回路68からデュアルビーム用入力端子18に供給され、デュアルビーム用コンバータ14を作動させる。このコンバータ14は、第1の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号をデュアルビーム用入力端子18に供給し、この信号は切換スイッチ54を介して混合回路56に供給される。従って、第1の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号と衛星放送中間周波信号との混合信号が出力端子28から屋内用衛星信号切換装置32の入力端子34に供給される。
【0036】
この混合信号は、分波回路86において衛星放送中間周波信号と第1の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号とに分波され、衛星放送中間周波信号は衛星放送用出力端子36から衛星放送受信用チューナ38に供給される。また、第1の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号は、切換スイッチ88、直流阻止コンデンサ90を介してデュアルビーム衛星通信用出力端子42からデュアルビーム衛星通信受信用チューナ44に供給される。切換スイッチ88、94、電圧変換回路98、比較回路102、パルス発生回路104が第2の制御部を構成している。
【0037】
図4(b)に示すように、デュアルビーム衛星通信用チューナ44から+15Vの直流電圧のみが屋内用衛星信号切換装置32のデュアルビーム衛星通信受信用出力端子42に供給されると、上記と同様にして、第1の通信衛星の水平偏波の衛星通信中間周波信号がデュアルビーム衛星通信受信用チューナ44に供給される。
【0038】
図4(c)に示すように、デュアルビーム衛星通信用チューナ44からパルス信号を重畳した+11Vの直流電圧が屋内用衛星信号切換装置32のデュアルビーム用出力端子42に供給されると、上記と同様にして、第2の通信衛星の垂直偏波の衛星通信中間周波信号が、デュアルビーム衛星通信受信用チューナ44に供給される。
【0039】
図4(d)に示すように、デュアルビーム衛星通信用チューナ44からパルス信号を重畳した+15Vの直流電圧が屋内用衛星信号切換装置32のデュアルビーム衛星通信用出力端子42に供給されると、上記と同様にして、第2の通信衛星の水平偏波の衛星通信中間周波信号がデュアルビーム衛星通信受信用チューナ44に供給される。
【0040】
図4(e)に示すように、衛星通信受信用チューナ50から+11Vの直流電圧が屋内用衛星信号切換装置32の衛星通信用出力端子48に供給されると、この電圧は+8Vの直流電圧に電圧変換回路98によって変換される。この電圧によって切換スイッチ94の接触子94cが接点94b側に切換えられ、+8Vの直流電圧が入力端子34を介して屋外用衛星信号切換装置8の出力端子28に供給される。
【0041】
この+8Vの直流電圧が供給されたとき、比較回路68は、パルス検波回路71を作動させるが、パルス信号が検出されないので、電圧変換回路80が+8Vの直流電圧を+11Vの直流電圧に変換し、これを衛星通信用入力端子26に供給する。これによって、衛星通信用コンバータ22が動作し、第3の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号が衛星通信用入力端子26から切換スイッチ54に供給される。このとき、切換スイッチ54の接触子54cは比較回路68の比較結果に従って接点54b側に切換えられているので、第3の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号が混合回路56に供給される。
【0042】
+8Vの直流電圧は、電圧変換回路64によって+15Vの直流電圧に変換されているので、衛星放送用コンバータが動作し、衛星放送中間周波信号が衛星放送入力端子10から混合回路56に供給される。この混合回路56の出力が、出力端子28から屋内用衛星信号切換装置32の入力端子34に供給される。
【0043】
衛星放送中間周波信号は、分波回路86によって混合信号から分波されて、衛星放送用出力端子36に供給される。第3の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号は分波回路86によって分波され、切換スイッチ88に供給される。このとき、電圧変換回路98の+8Vの直流電圧によって接触子88aが接点88c側に切換えられているので、第3の通信衛星からの垂直偏波の衛星通信中間周波信号は衛星通信用出力端子48に供給される。
【0044】
図4(f)に示すように、衛星通信受信用チューナ50から+15Vの直流電圧が衛星通信用入力端子48に供給されると、この電圧は+8Vの直流電圧に電圧変換回路98によって変換される。この電圧によって切換スイッチ94の接触子94cが接点94b側に切換えられ、+8Vの直流電圧が入力端子34を介して屋外用衛星信号切換装置8の出力端子28に供給される。このとき、比較回路102が+15Vの直流電圧が供給されていることに応動して、パルス発生回路104を作動させるので、パルス信号も切換スイッチ94を介して入力端子34を介して屋外用衛星信号切換装置8の出力端子28に供給される。
【0045】
この+8Vの直流電圧が供給されたとき、比較回路68は、パルス検波回路71を作動させる。パルス信号が検出されるので、電圧変換回路74が+8Vの直流電圧を+15Vの直流電圧に変換し、これを衛星通信用入力端子26に供給する。これによって、衛星通信用コンバータ22が動作し、第3の通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間周波信号が衛星通信用入力端子26から切換スイッチ54に供給される。このとき、切換スイッチ54の接触子54cは比較回路68の比較結果に従って接点54b側に切換えられているので、第3の通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間周波信号が混合回路56に供給される。
【0046】
+8Vの直流電圧は、電圧変換回路64によって+15Vの直流電圧に変換されているので、衛星放送用コンバータ4が動作し、衛星放送中間周波信号が衛星放送入力端子10から混合回路56に供給される。この混合回路56の出力が、出力端子28から屋内用衛星信号切換装置32の入力端子34に供給される。
【0047】
衛星放送中間周波信号は、分波回路86によって混合信号から分波されて、衛星放送用出力端子36に供給される。第3の通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間周波信号は分波回路86によって分波され、切換スイッチ88に供給される。このとき、電圧変換回路98の+8Vの直流電圧によって接触子88aが接点88c側に切換えられているので、第3の通信衛星からの水平偏波の衛星通信中間周波信号は衛星通信用出力端子48に供給される。
【0048】
このように、デュアルビーム衛星通信受信用チューナ44、衛星通信受信用チューナ50が、共に+15Vまたは+11Vの直流電圧を発生しても、一方のチューナからの+15Vまたは+11Vの直流電圧を+8Vでパルス信号が重畳されているものと重畳されていないものとに変換している。
【0049】
第2の実施の形態の衛星信号切換システムを図5及び図6に示す。このシステムでは、+8Vの電圧を使用する代わりに第2のパルス信号を使用している。
【0050】
即ち、図6に示すように、屋内用衛星信号切換装置32aでは、図3の屋内用衛星信号切換装置32に使用されていた電圧変換回路98、比較回路102、パルス発生回路104が除去され、これに代えて、第2パルス発生回路110が使用されている。他の構成は、屋内用衛星信号切換装置32と同一であるので、詳細な説明は省略する。第2のパルス信号は、デュアルビーム衛星通信受信用チューナ44が発生するパルス信号とは周波数または振幅または両者が異なるものが、使用されている。
【0051】
第2パルス発生回路110は、衛星通信用出力端子48に+15Vまたは+11Vの直流電圧が衛星通信受信用チューナ50から供給されたとき、第2のパルス信号を発生する。+15Vまたは+11Vの直流電圧に応動して切換スイッチ94の接触子94cが接点94bに切換えられる。従って、衛星通信用出力端子48に+15Vまたは+11Vの直流電圧が供給されたとき、第2のパルス信号を重畳した+15Vまたは+11Vの直流電圧が、入力端子34から出力される。
【0052】
屋外用衛星信号切換装置8aでは、図5に示すように、比較回路68、パルス検波回路71及び電圧変換回路74、80、逆流阻止ダイオード76、82が除去され、代わりに第2パルス検波回路112と切換スイッチ114とが、設けられている。他の構成は、図2に示した屋外用衛星信号切換装置と同一であるので、詳細な説明は省略する。
【0053】
第2パルス検波回路112は、出力端子28から第2のパルス信号を重畳した+15Vまたは+11Vの直流電圧が供給されたとき、第2のパルス信号を検出し、切換スイッチ54の接触子54cを接点54b側に切換えると共に、切換スイッチ114の接触子114cを接点114b側に切換える。切換スイッチ114は接点114bと接点114aを有し、接点114aは高周波阻止コイル70を介してデュアルビーム用入力端子18に接続され、接点114bは高周波阻止コイル78を介して衛星通信用入力端子26に接続されている。そして、接触子114cは、通常、接点114aに接触しているが、第2のパルス信号が検出されたとき、接点114bに接触する。
【0054】
従って、第2のパルス信号が検出されたとき、+15Vまたは+11Vの直流電圧が衛星通信用入力端子26に供給される。第2のパルス信号が検出されないときには、切換スイッチ114の接触子114cが接点114a側に切換えられ、デュアルビーム衛星通信受信用チューナ44が発生するパルス信号が重畳された或いは重畳されていない+15Vまたは+11Vの直流電圧が、デュアルビーム用入力端子18に供給される。
【0055】
この実施の形態では、+15Vまたは+11Vの直流電圧をパルス信号が重畳または非重畳された+8Vの直流電圧に変換する必要がなく、屋外用及び屋内用衛星信号切換装置の構成を簡略化することができる。
【0056】
上記の両実施の形態では、デュアルビーム用コンバータ14を使用したので、デュアルビーム衛星通信受信用チューナ44は、パルス信号を重畳した+15Vまたは+11Vの直流電圧を発生したが、衛星通信用コンバータ22と同様なコンバータを使用することができ、この場合には、パルス信号を+15Vまたは+11Vの直流電圧に重畳する必要は無い。
【0057】
上記の両実施の形態では、屋外用衛星信号切換装置8、8aは、1つの出力端子28を有するものとしたが、複数の出力端子を有するものとすることもできる。この場合、デュアルビーム用入力端子18と衛星通信用入力端子26とにそれぞれ分配数が等しい分配器を設け、両分配器の分配出力を切換える上記分配数と等しい数の切換スイッチ54を設け、衛星放送入力端子10にも上記の両分配器と分配数が等しい分配器を設け、この分配器の各分配出力と各切換スイッチの出力とをそれぞれ混合する、分配数に等しい数の混合回路を設け、この混合回路の出力を各出力端子に供給してもよい。この場合、第1の実施の形態では、比較回路68、パルス検波回路71、電圧変換回路74、80を、各切換スイッチ54に対応させて設け、第2の実施の形態では、第2パルス検波回路112、切換スイッチ114を、各切換スイッチ54に対応させて設ける。
【0058】
両実施の形態では、切換スイッチ88を使用したが、これに代えて分配器を使用することもできる。 両実施の形態では、衛星放送中間周波信号を出力するようにしたが、場合によっては、衛星通信放送の中間周波信号のみを出力するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、衛星信号切換装置に1本の伝送線路を介して供給される電圧の値を変更することによって、或いは1本の伝送線路を介して供給されるパルス信号を異なったものとすることによって、異なるコンバータに供給する電圧を選択して、所望の衛星中間周波信号を出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の衛星信号切換システムのブロック図である。
【図2】図1の衛星信号切換システムに使用する屋外用衛星信号切換装置のブロック図である。
【図3】図1の衛星信号切換システムに使用する屋内用衛星信号切換装置のブロック図である。
【図4】図1の衛星信号切換システムにおける衛星中間周波信号と重畳電圧の流れを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の衛星信号切換システムに使用する屋外用衛星信号切換装置のブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の衛星信号切換システムに使用する屋内用衛星信号切換装置のブロック図である。
【符号の説明】
8 屋外用衛星信号切換装置
14 デュアルビーム用コンバータ(第1の衛星用コンバータ)
18 デュアルビーム用入力端子(第1の端子)
22 衛星通信用コンバータ(第2の衛星用コンバータ)
26 衛星通信用入力端子(第2の端子)
28 出力端子(第3の端子)
32 屋内用衛星信号切換装置
34 入力端子(第4の端子)
42 デュアルビーム衛星通信用出力端子(第5の端子)
48 衛星通信用出力端子(第6の端子)
54 切換スイッチ(第1の制御部)
68 比較回路(第1の制御部)
71 パルス検波回路(第1の制御部)
74 電圧変換回路(第1の制御部)
80 電圧変換回路(第1の制御部)
88 切換スイッチ(第2の制御部)
94 切換スイッチ(第2の制御部)
98 電圧変換回路(第2の制御部)
102 比較回路(第2の制御部)
104 パルス発生回路(第2の制御部)

Claims (3)

  1. 第1の直流電圧が供給されたとき一方の偏波の衛星中間周波信号を出力し、第2の直流電圧が供給されたとき他方の偏波の衛星中間周波信号を出力する第1及び第2の衛星用コンバータにそれぞれ接続可能な第1及び第2の端子と、
    第1及び第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号のうち選択信号に基づいて選択されたものを出力する選択手段と、
    第1及び第2の直流電圧とは異なる値であり、非直流制御信号が重畳または非重畳された第3の直流電圧と、第1の直流電圧と、第2の直流電圧とのうち選択されたものが外部から供給され、前記選択手段の出力信号を外部に出力する第3の端子と、
    第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき該直流電圧を第1の端子に供給し、かつ第1の衛星用コンバータの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給し、前記非直流制御信号が重畳された第3の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2の端子に第3の直流電圧を変換した第1の直流電圧を供給すると共に、第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給し、前記非直流制御信号が非重畳の第3の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2の端子に第3の直流電圧を変換した第2の直流電圧を供給すると共に、第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する制御部とを、
    具備する衛星信号切換装置。
  2. 第1の直流電圧が供給されたとき一方の偏波の衛星中間周波信号を出力し、第2の直流電圧が供給されたとき他方の偏波の衛星中間周波信号を出力する第1及び第2の衛星用コンバータにそれぞれ接続可能な第1及び第2の端子と、
    第1及び第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号のうち選択信号に基づいて選択されたものを出力する選択手段と、
    第1及び第2の直流電圧とは異なる値であり、非直流制御信号が重畳または非重畳された第3の直流電圧と、第1の直流電圧と、第2の直流電圧とのうち選択されたものが外部から供給され、前記選択手段の出力信号を外部に出力する第3の端子と、
    第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき該直流電圧を第1の端子に供給しかつ第1の衛星用コンバータの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給し、前記非直流制御信号が重畳された第3の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2の端子に第3の直流電圧を変換した第1の直流電圧を供給すると共に第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給し、前記非直流制御信号が非重畳の第3の直流電圧が第3の端子に供給されたとき、第2の端子に第3の直流電圧を変換した第2の直流電圧を供給すると共に第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する第1の制御部と、
    第3の端子から第1または第2の衛星用コンバータの衛星中間周波信号を供給される第4の端子と、
    第4の端子からの衛星中間周波信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が供給される第5の端子と、
    第4の端子からの衛星中間周波信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が供給される第6の端子と、
    第5の端子から第1または第2の直流電圧が供給されたとき、これを第4の端子に供給し、第6の端子から第1の直流電圧が供給されたとき、これを第3の直流電圧に変換して第4の端子に供給し、第6の端子から第2の直流電圧が供給されたとき、これを前記非直流制御信号が重畳された第3の直流電圧に変換して第4の端子に供給する第2の制御部とを、
    具備する衛星信号切換システム。
  3. 第1の直流電圧が供給されたとき一方の偏波の衛星中間周波信号を出力し、第2の直流電圧が供給されたとき他方の偏波の衛星中間周波信号を出力する第1及び第2の衛星用コンバータにそれぞれ接続可能な第1及び第2の端子と、
    第1及び第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号のうち選択信号に基づいて選択されたものを出力する選択手段と、
    非直流制御信号が重畳または非重畳された第1及び第2の直流電圧のうち選択されたものが外部から供給され、前記選択手段の出力信号が外部に出力される第3の端子と、
    前記非直流制御信号が非重畳の第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき第1の端子に第1または第2の直流電圧を供給し、かつ第1の衛星用コンバータの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給し、前記非直流制御信号が重畳された第1または第2の直流電圧が第3の端子に供給されたとき第2の端子に第1または第2の直流電圧を供給すると共に、第2の衛星用コンバータからの衛星中間周波信号を選択させる選択信号を前記選択手段に供給する第1の制御部と、
    第3の端子から第1または第2の衛星用コンバータの衛星中間周波信号を受ける第4の端子と、
    第4の端子からの衛星中間周波信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が供給される第5の端子と、
    第4の端子からの衛星中間周波信号が供給され、外部から第1または第2の直流電圧が供給される第6の端子と、
    第5の端子からのみ第1または第2の直流電圧が供給されたとき、これを第4の端子に供給し、第6の端子から第1及び第2の直流電圧の一方が供給されたとき、これに非直流制御信号を重畳して第4の端子に供給する第2の制御部とを、
    具備する衛星信号切換システム。
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